インターセクションの映画のあらすじや感想ネタバレ!砂漠地帯に取り残された運命は?

砂漠に取り残された男女の運命を描くサバイバル・アクション映画「インターセクション」のあらすじ、結末、感想ネタバレ記事です。「インターセクション」は2013年リュック・ベッソン製作のフランス映画で、砂漠に取り残された男女の運命を描きます。事故によって砂漠に残された6人の男女は一体どんな運命を辿るのか?あらすじ、結末、感想の中で映画全容のネタバレを含んでいますので閲覧時にはご注意ください。

インターセクションの映画のあらすじや感想ネタバレ!砂漠地帯に取り残された運命は?のイメージ

目次

  1. インターセクションとは?
  2. インターセクションの映画あらすじをネタバレ
  3. インターセクションの映画結末をネタバレ
  4. インターセクションの登場人物・キャスト
  5. インターセクションに関する感想や評価は?
  6. インターセクションの映画ネタバレまとめ

インターセクションとは?

インターセクションの映画作品情報

「インターセクション」は2013年に製作されたフランスのサスペンスアクション映画です。製作は「TAXi」の制作や「トランスポーター」の監督で知られるリュック・ベッソンで、監督はエネミー・オブ・アメリカで脚本を担当したデビッド・マルコーニが担当しています。

砂漠のど真ん中に取り残された男女6人の運命を描いた「インターセクション」。最初に登場するのは妻と愛人が夫殺害を企むというワケアリ夫婦。そのほかに登場する4人も何やらワケアリな様子です。6人がそれぞれどんな運命を辿るのかなどは二転三転する物語が「インターセクション」の魅力です。

インターセクションの予告編動画

こちらは「インターセクション」の予告動画です。ワケありの夫婦に物語のキーを握る人物などが登場、「インターセクション」の緊迫の様子やアクションシーンなどが収められています。

製作はリュック・ベッソン

「インターセクション」の制作を担当したのは、フランスの映画監督リュック・ベッソンです。映画監督以外にも脚本家やプロデューサーなど幅広く活躍する人物です。監督して有名な作品としてアクション映画の「レオン」や「トランスポーター」、製作では「TAXi」が非常に有名です。

幼少期から独特な感性を持ち周囲を驚かせていたというリュック・ベッソン。映画に携わり始めたのは1980年頃からで、映画の雑用をこなしたりショートフィルムを作ったりしながら映画のノウハウを勉強。「レオン」や「フィフス・エレメント」「ジャンヌダルク」など数多くの作品を手がけました。

アクション映画の実績があることから今回の「インターセクション」もリュック・ベッソン製作に期待を持ったユーザーも多かったようです。期待が大きすぎたのか「インターセクション」はリュック・ベッソンの本気ではないと語る視聴者の声もありましたが、ストーリー展開などの魅力的な要素に満足した人も多かったようです。

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インターセクションの映画あらすじをネタバレ

ここからは「インターセクション」の物語のあらすじネタバレをご紹介です。あらすじをいくつかに区切り、順を追って解説します。結末手前までですが、ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじネタバレ:砂漠

「インターセクション」の冒頭はヘッジファンドのマネージャーをしている夫スコットと妻のテイラーのハネムーンから始まります。モロッコでハネムーンを楽しむ2人でしたが夫に仕事の電話が入って来て妻はげんなり。部屋を出て行ってしまうのですが、その先には彼女の浮気相手のトラヴィスが。2人はスコットの殺害計画を立てていました。

人気のない砂漠に車を停め、事故を装ってスコットを殺害するはずでした。しかし、スコットが道から外れてどんどん走って行ってしまったため、追いかけて来たトラヴィスとカーチェイスをすることに。激しくぶつかり合う2人の車は高台を越え、スコットは人を撥ねてバスへ突っ込みトラヴィスの車は横転してしまいます。

バスには運転手と手錠をかけられた男がいたのですが、手錠の男・オマールは運転手を殺害し銃とダイヤを強奪。もう1つの乗用車には運転手と赤ん坊を抱く女・オードリーがおり、軽傷だったスコットが2人を助けようとします。しかし、運転手がオマールの犯行を目撃していたため、オマールは事故を装って運転手を殺害。オードリーだけが救出されました。

あらすじネタバレ:サレイという名の男

こうして軽傷で済んだスコットとテイラー、赤ん坊を抱く女、手錠の男、気を失ったままのトラヴィスの5人が砂漠に取り残されることに。そして、そんな5人を岩陰から双眼鏡で覗く謎の男がいました。手錠の男は銃を持っているし携帯は繋がらないしでスコットたちが途方に暮れていると、岩陰に隠れていた男が5人の元へとやってきます。

彼の名はサレイ、バイクが壊れたため彼もまた砂漠に取り残されたのだと言います。サレイが加わり6人になったメンバー。周囲を探索していたサレイはバスから1つの死体を見つけます。その死体は警官のもので、サレイは死体からイサム・ベナムという男の逮捕状とダイヤを入手。サレイはオマールがイサム・ベナムという凶悪犯であることを知ります。

あらすじネタバレ:対立

意識を失ったままのトラヴィスを近くにあった廃墟へ運び、スコット、ベナム、サレイの3人は脱出の方法について相談し始めますが、タイヤを燃やして助けを呼ぼうとするスコットとトラヴィスの車を修理しようとするサレイで意見が対立。

スコットは渋々2人の意見に合せ、車を修理することに。一方でテイラーは廃墟で眠るトラヴィスを起こそうとするも起きる気配がありません。そこで口封じのために彼の鼻と口を塞いで殺害を試みますがオマールが来たことで中断。

その後トラヴィスが意識を取り戻し、スコットは皆の前でトラヴィスが自分と妻のテイラーを殺害しようとしていたと告げますが、すっとぼけるテイラー。しかし、スコットは全てを知っていました。彼はレコーダーを取り出し、ハネムーンの日のテイラーとトラヴィスの殺害計画の会話を暴露。実はトラヴィスはスコットが雇ったスパイだったのです。

あらすじネタバレ:野宿

憤慨するテイラーですが、彼女はそこでスコットの秘密口座を知っているという情報を暴露。夫婦は益々険悪なムードに。車の修理も無事終わり、後はここから脱出するだけとなったその日の夜。皆がそれぞれ野宿をする中、オマールがテイラーに話しかけてきます。

彼はテイラーに自分と似ていることを告げて一緒に逃げようと声を掛けます。最初は「あなたは私には釣り合わない」と突っぱねるテイラーでしたが、オマールがダイヤの原石を見せたことで彼の誘いに乗ることに。夜の内に逃走を試みたようですが、サレイが車の部品を抜いていたため逃走することは叶いませんでした。

インターセクションの映画結末をネタバレ

ここからは「インターセクション」の結末のあらすじネタバレです。彼らが砂漠を脱出するところから、最後の結末部分までをネタバレ有で順を追って記載しています。最後の部分までネタバレになりますので閲覧はご注意ください。

結末ネタバレ:脱出

翌朝、車が動かなかったことについてサレイに詰め寄るオマール。憤慨するオマールに対し、トラヴィスが鉄パイプを持って威圧しようとするのですが、オマールがトラヴィスを銃で殺害。オマールはテイラーを連れて逃げようとしますが、今度はサレイが足元に隠していた銃でオマールを殺害。

こうして6人いた内の2人が亡くなり、サレイは残ったメンバーにオマールの素性を明かしダイヤを見せます。残った4人は修理したボロボロの車でその場を脱出。その途中でスコットはサレイから元軍人であったことなどを聞き、一見和やかなムードで車は走り出します。

結末ネタバレ:テイラーの計画

途中、サレイの村でボロボロの車を乗り捨て新しい車に乗り換えることに。しかし、テイラーはスコットの態度に腹を立て1人どこかへ行ってしまいます。残った3人はテイラーを置いて車を出したのですが、その頃、彼らが取り残された砂漠にはツーリングに来ていた観光客が訪れており、彼らは惨状を目にして警察へと通報していました。

ホテルへ戻ったスコットが「妻が来たら連絡してくれ」とホテルのスタッフに告げると「5分前に戻られましたよ」との答え。慌てて部屋に行くと、部屋は荒らされた後で金庫の中身も空っぽでした。スコットはホテルのスタッフに頼んで追跡アプリでテイラーを追跡。

結末ネタバレ:尾行

彼女がエッサウィラという場所へ向かっていることを知り、追いかけることに。一方で、オードリーを送っていたサレイもエッサウィラへと向かっていました。

サレイに送ってもらっている最中、オードリーはサレイに内緒でシリルという男に電話をかけ、赤ん坊を取り戻したことやサレイがダイヤの原石を持っていることを告げます。この報告を受けたシリルとオードリーは彼からダイヤを奪うことを計画。

そうとは知らずオードリーを家へと届けるサレイですが、そこで待ち構えていたシリルに殴られダイヤを奪われます。シリルはサレイにとどめを刺そうとするも、通行人が現れたため一時中断。サレイはその隙に逃げ出し、逆に2人を尾行することに。

結末ネタバレ:真実

サレイが後をつけている最中、全身黒い布に身を包んだテイラーが突如シリルを撃ち殺します。突然の出来事にざわつく中、サレイは赤ん坊を抱いたオードリーを確保し、彼女から赤ん坊を取り上げます。実は赤ん坊はオードリーの子供ではなく、彼女が面倒を見てもらっていた男から「妻が子供に危険を及ぼすから」と奪い返すよう命じられていたのでした。

そして、オードリーが赤ん坊を奪い返しに行った時、赤ん坊を抱いていた女性はオデットといい、サレイにとって大切な女性でした。彼女を半殺しにされ、サレイはずっと復讐のためにオードリーたちの後を付けていたのでした。サレイはオードリーを刑務所へと送り、無事に赤ん坊を取り戻してオデットに電話で報告をします。

結末ネタバレ:スコットとテイラー

一方、スコットはエッサウィラへ逃れたテイラーと合流。観光客に変装し紙袋の中に隠したナイフを突きつけて彼女を脅します。結局最後までスコットを拒み続けるテイラー。スコットは彼女の腹にナイフを刺し、観光客に紛れてそっとその場から姿を消しました。そして最後にバスに乗り、街にいたサレイと目線で最後の挨拶を交わすのでした。

そして、物語の最後には砂漠の事故現場で壊れたカメラのSDカードを拾う人物が。どうやら事故現場を発見したツーリングしていた観光客の1人のようですが、詳細は不明。謎を残したまま「インターセクション」の物語は幕を閉じました。

インターセクションの登場人物・キャスト

スコット/フランク・グリロ

「インターセクション」の主要人物の1人です。妻と二人でハネムーンに訪れたモロッコで事故を起こしました。スコット・ドーランを演じたのはアメリカの俳優フランク・グリロ。1965年6月8日生まれでアメリカ合衆国ニューヨーク州出身です。

CMへの出演などを経てキャリアを積み、映画デビューしたのは1992年の「マンボ・キングス/わが心のマリア」です。その後、数多くの映画に出演。2011年のスポーツドラマ映画「ウォーリアー」で広く知られることとなりました。

2014年には「パージ:アナーキー」という映画で主演を務め、2017年の映画「デス・ショット」でブルース・ウィリスと共演したことで話題となりました。

テイラー/ジェイミー・アレクサンダー

「インターセクション」で夫殺害を企む悪女テイラー。テイラーを演じたのは女優のジェイミー・アレクサンダー。1984年3月1日生まれ、アメリカのサウスカロライナ州出身です。アメリカのテレビドラマ「カイルXY」のジェシー役、アメコミの実写化映画「マイティ・ソー」のシフなどで広く知られています。

また、アメリカで3シーズン放送されているクライムサスペンスドラマ「ブラインドスポット」の全身タトゥーの美女ジェーン役も有名で、タフなアクション女優として知られています。スタイル抜群の美女としても有名で、自身のSNSで「ブラインドスポット」の全身タトゥーの入った体などを公開しています。

サレイ/ロシュディ・ゼム

「インターセクション」で最初に事故現場を見張っていた謎の男サレイ。サレイを演じたのは俳優のロシュディ・ゼム。1965年9月27日生まれ、フランス・ジュヌヴィリエの出身です。俳優以外に監督としても活躍しており「ショコラ 君がいて、僕がいる」という映画で監督を務めています。

俳優ではパリの空港に集う人々を主人公にした「バードピープル」や喜劇王チャップリンの遺体が盗まれた事件を映画化した「チャップリンからの贈りもの」などの出演で知られています。

インターセクションに関する感想や評価は?

こちらでは実際に「インターセクション」を視聴したユーザーの感想のご紹介です。感想の内容によってはネタバレにもなっていますので、こちらも閲覧はご注意ください。

普段映画を視聴する人からの感想です。映画は好みがありますのでどうしても賛否両論分かれますが、日頃映画を見る人から良い映画と評価されていました。

独自に映画を評価している人の感想です。修理屋は「インターセクション」に登場するサレイのことですが、彼以外は悪だった、という感想です。非常に端的ですが結末を見てそう思う視聴者もいたようです。

映画のレビュー評価のサイトで好ましくない意見を多く見た人の感想です。わかりやすさやハラハラ加減などが評価されたようです。

インターセクションの映画ネタバレまとめ

サバイバルアクション映画「インターセクション」の映画のあらすじ、結末ネタバレと感想まとめ、いかがだったでしょうか?フランス映画の監督で有名なリュック・ベッソン作品ということもあり、展開を期待する視聴者も多かった様です。

感想の通り賛否両論分かれますが、展開のテンポの良さや適度なハラハラ感に好感を抱く人も多かった様子。サバイバルアクションというジャンルではありますが、ミステリーやサスペンス要素も含まれており、予想外な展開が続くのが魅力の作品です。サバイバル、サスペンス要素のあるアクション映画がお好きな人に「インターセクション」、オススメです。

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