2019年03月07日公開
2019年03月07日更新
ミッション・トゥ・マーズのあらすじと結末は?映画の感想もネタバレ紹介
映画ミッション・トゥ・マーズは2000年にアメリカで公開・制作されたSF映画作品です。ミッション・トゥ・マーズは火星を舞台に、火星にいた生命体の痕跡に人類が遭遇するといったあらすじの物語となっており、あらすじの序盤から結末まで見ごたえたっぷりの映画作品となっています。本記事ではそんな火星にいる生命体と人類の遭遇を描いた映画ミッション・トゥ・マーズについて結末までのあらすじネタバレやキャストのネタバレなどをまとめました。またあらすじのネタバレなどと併せて映画に関する感想もネタバレ紹介していきます。
目次
ミッション・トゥ・マーズの映画とは?
ミッション・トゥ・マーズの映画作品情報
映画ミッション・トゥ・マーズは2000年にアメリカで制作・公開された映画です。映画ミッション・トゥ・マーズは火星にいたと思われる知的生命体の痕跡と人類の遭遇を描いたSF映画となっており、2000年の5月27日に日本でも上映されました。そんな映画ミッション・トゥ・マーズは高度なVFXを使用した表現を多々使用されており、今でも十分見ごたえのある非常に素晴らしいCG技術が用いられています。
そのため日本でも公開前から大々的に宣伝が行われており、公開一週目では人気ランキング1位を記録するほどの人気を博しました。そんな映画ミッション・トゥ・マーズはNASAの全面協力の元、リアルな宇宙船や火星人が描かれており、SF映画ファンにはぴったりな映画作品となっています。本記事ではそんな映画ミッション・トゥ・マーズについて結末までのあらすじや映画に関する感想などをまとめてネタバレ紹介していきます。
ミッション・トゥ・マーズの予告編動画
映画ミッション・トゥ・マーズのあらすじにおいて舞台となるのが火星であり、2020年の未来で火星を調査する探索チームが知的生命体によって作られたであろう遺跡を発見するシーンから物語は始まります。今まで見たことが無い遺跡に火星探索チームは調査を行うのですが、その途中で悲惨な事故が発生し、火星探索チームのメンバー一人を残して全滅してしまう事態に陥ってしまいます。
そして第1次火星探索チームが悲惨な事故に遭った報告を聞いた主人公は、生き残った仲間を助けるために自ら火星の大地に降り立ちます。すると火星に足を踏み入れた主人公はそこでこれまで経験したことがない、驚くべき体験をすることになっていきます。では次は主人公がどのような体験をしたのか物語の結末までのあらすじと共にネタバレ紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
ミッション・トゥ・マーズのあらすじネタバレ
あらすじネタバレ:火星探索ミッション
映画ミッション・トゥ・マーズの主人公であるジムは12年もの間火星を探索することを夢に見ており、夢を叶えるために訓練を積み重ねてきました。そしてついに夢である火星探索チームのメンバー選出が行われることになるのですが、突然妻が倒れてしまい、ジムは妻のために火星探索チーム選出から辞退します。しかしメンバーを辞退して妻を看病するも、妻は重病から若くして命を落としてしまいます。
その後2020年にテキサス州にあるディキンソンで第1次火星探索チームの送別会が行われることになります。ジムは送別会に参加し、メンバーに選出されたルークやウッディから励まされながらも探索チームの無事を祈願するのでした。そしてついに第1次火星探索チームは火星の調査を始めることになり、13か月後に探索カメラが謎の知的生命体が作ったであろう遺跡を発見します。
あらすじネタバレ:クルーの消滅
火星探索チームのカメラが謎の遺跡を発見した映像を宇宙ステーション火星ミッション指令室でも見ていました。そしてジムも同席し、火星探索チームのバックアップを行うことにします。そして遺跡が発見されて20分後チームであるルークたちは遺跡の調査を開始します。すると突然探知機などの精密機械が使用できなくなり、まるで意思を持っているかのような巨大な竜巻がルークたちを襲います。
火星探索チームは竜巻の記録をするものの、その激しい暴風に飲み込まれることになってしまい、次々と命を落としてしまいます。これにより火星ステーションではこの異変を解決するために緊急招集がかけられることになります。すると火星を周回している物資補給モジュールに火星にある基地から乱れた映像が送られてきます。この映像にはルークが映しだされており、ルークは自分以外のメンバーは全滅したことを明かします。
この報せを受けたバックアップチームはルークを救出するために様々な手段を講じるものの、一行に話がまとまることはありませんでした。するとジムが燃料の計算を即座に行い、ルークを助ける船を出しても問題ないと報告します。そしてこの報告を採用されたことにより、救出船を出すことが決定します。この救出船にはジムも搭乗しており、ジムは思わぬかたちで夢を叶えることになるのでした。
しかし火星到着を間際にジム達が乗る救出船のエンジンがトラブルを起こしてしまいます。実はエンジンの燃料管に破損があり、そこから漏れ出した燃料が爆発を起こしたものでした。このことにより救出船の船長であるウッディは船を廃棄することを決断し、火星を周回する物資補給モジュールに乗り移ることにします。そしてジムたち救出船のクルー4人はトラブルを起こす救出船から脱出することを余儀なくされます。
しかしこの脱出でウッディが物資補給モジュールにワイヤーを設置した際に宇宙に投げ飛ばされてしまう事態が発生します。ジムたちはウッディが繋いだワイヤーで物資補給モジュールに移るものの、ウッディの妻テリーは夫を助けるために宇宙の海に飛び出します。しかしウッディは妻を巻き込む訳にはいかないと判断し、テリーを説得しながら宇宙服を脱ぎ、自殺してしまうのでした。
あらすじネタバレ:火星で生存
ジム達はウッディの死を嘆きながら、ついにルークが待つ火星に到着します。そこで火星から地球に帰還する基地を確認するとルークの生存を確認します。実はルークは地球帰還船の中の温室を管理することで生き延びていたのでした。そして生存確認が取れたルークはジムたちと再会したことにより、歓喜するのですが、ウッディの殉職を聞くとクルーと同じく深い悲しみに覆われた表情を見せます。
その後ジムたちがルークに事故のことを聞くと、ルークは自分だけ生き残ったのは火星の秘密を解くためだと答え、ジムたち救出船のクルーはルークが正常ではない精神状態であることを考えます。そして事故当初のことを証言するルークはジムたちに巨大な竜巻が止んだ時の映像を見せます。するとその映像には人のような滑らかな顔をした物体が天に向いている様子が映し出されていました。
さらにルークは人類以外の知的生命体が造ったものだと考え、巨大な顔の物体の近くで聞こえた音を分析していました。するとこの音は3つのグループから発音された音であり、三次元構造式に組みなおすとDNA羅列が出来上がったのです。ルークはこの分析を行った音を知的生命体のサインであると断定し、この火星にいる謎の知的生命体を解読するという執念で死ぬことなく生き延びていました。
その後ジムはフィルが好物であったチョコを床にこぼしてしまい、ジムは拾おうとします。するとこれを見たジムはフィルが色とりどりのチョコでDNA羅列を船で作っていたことを思い出します。これにより音の分析で出たDNA羅列がサインではなく、欠けた染色体を埋めるテストだということに気付きます。ルークたちはこの答えを間違ってしまったことで、巨大な竜巻に襲われていたのです。
ミッション・トゥ・マーズの結末ネタバレ
映画ミッション・トゥ・マーズについて結末に至るまでのあらすじについてネタバレ紹介させて頂きました。ついに火星探索チームが襲われた竜巻の正体や、火星に潜む知的生命体について明らかになり、物語は結末へと繋がります。では次は映画ミッション・トゥ・マーズの物語で火星の真実が明らかになる結末についてあらすじをネタバレ紹介していきます。
結末ネタバレ:砂嵐の正体
フィルの好物であるチョコからDNA羅列の真実を突き止めたジムは、早速DNA羅列を完成させて音に変換してみることにします。そして顔の近くで完成した音を流すと、巨大な顔に隙間が出来上がります。そう実は火星探索チームを襲った竜巻の正体は音が原因で生じたものだったのです。そしてフィルを待機させ、3人が顔に潜入すると、真っ白な世界が目の前に広がり、ジムたちはそこに閉じ込められてしまいます。
閉じ込められたジムはそこで気圧があることを確認し、酸素があるということでヘルメットを脱ぐことにします。すると背後にあった壁が作動し、ジムたちはそこに誘われるかのように歩みを進みます。するとジムたちの前に太陽系の映像が映し出され、赤い肌をした火星人と遭遇します。実は火星は昔緑が生い茂る自然豊かな場所であり、生命体が住める星でした。
しかしある日火星に隕石が衝突し、火星は死の星と化してしまったのです。そして火星に住めなくなった生命体は銀河系の星々の中で住む場所を求めて旅立ったのです。最後に火星に残った一基は豊かな自然がある火星にDNAを送ることにし、これにより我々人類は生まれたのです。ジムは自分たちのルーツが火星にあり、火星人が進化した存在が人間であったことを知ったことで驚愕します。
結末ネタバレ:脱出成功
火星人と人類の起源について聞いたジムたちはそこでフィルから砂嵐が来る連絡を受け、ルークとテリーはジムに戻るよう声をかけます。するとジムは自分たちの本当の母国は火星であり、そのルーツである顔の遺跡が一つしかないことから火星に残ることを決断します。ルークとテリーはジムと別れを告げ、フィルの待つ宇宙帰還船に乗って地球へ脱出します。
一方火星に残ったジムは宇宙船を起動し、遺跡の額が赤く光って浮かび上がります。そしてジムは浮かび上がる宇宙船の中でこれまでの人生を振り返り、まだ見ぬ宇宙の新天地を求めて旅立っていくのでした。こうして映画ミッション・トゥ・マーズは結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。
ミッション・トゥ・マーズの登場人物・キャスト
ジム・マッコーネル/ゲイリー・シニーズ
映画ミッション・トゥ・マーズで主人公ジムを演じたキャストはアメリカの俳優であるゲイリー・シニーズです。ゲイリー・シニーズは映画以外も舞台で活動していた俳優であり、「マインズ・フロム・アローン」はきっかけで映画監督も務めています。またアベンジャーズシリーズの「キャプテンアメリカ」でも声優として出演を果たすなど今現在も活動を続けている俳優です。
映画ミッション・トゥ・マーズにおいてジムは物語の主人公にあたる人物です。ジムは昔から火星探索任務に就くことを夢に見ていた中、妻の病気のために夢を諦めることになってしまいます。しかし火星探索チームが事故を起こしたことで、生存者であるルークを助けるために火星へ旅立ちます。そしてジムは夢であった火星の大地で人類の歴史の真実を知ることになります。
ウッディ・ブレイク/ティム・ロビンス
映画ミッション・トゥ・マーズでウッディを演じたキャストはアメリカの俳優であるティム・ロビンスです。ティム・ロビンスは今現在映画監督として活動をしている人物であり、監督を務めた「デッドマン・ウォーキング」でオスカー賞を受賞しました。また俳優としての演技力も非常に評価されており、「ミスティック・リバー」に出演した際はアカデミー賞やゴールデングローブ賞など世界でも有数の賞を総なめにしました。
ティム・ロビンスが演じたウッディは映画ミッション・トゥ・マーズにおいてルークを助ける救出船の船長を務める人物です。ウッディはジムの親友にあたる人物であり、適切な判断や卓越した指示能力などリーダーにふさわしい才能を秘めています。しかし妻のテリーの命を救うために宇宙で服を脱ぎ、宇宙の海で命を散らしてしまいます。
テリー・フィッシャー/コニー・ニールセン
映画ミッション・トゥ・マーズでテリーを演じたキャストはアメリカの女優であるコニー・ニールセンです。コニー・ニールセンは1996年に「ディアボロス/悪魔の扉」で正式に映画デビューを果たし、「グラディエーター」で注目を集めました。今現在も二人の子供を育てながら活動を続けており、「ある愛の風景」ではデンマーク映画賞やサン・セバスティアン賞、ヨーロッパ映画賞を総なめにしました。
テリーは映画ミッション・トゥ・マーズにおいてルークを助ける救出船の船長であるウッディの妻にあたる人物です。テリーは電気工学のプロとして空気製造装置を修理するなど後方でジムたちのサポートを行います。夫であるウッディのことを深く愛しており、ウッディが自殺した際は誰よりも深く悲しみました。
ミッション・トゥ・マーズに関する感想や評価は?
NHKプレミアでミッショントゥマーズやってた
— ガイスP (@shitake_reverse) August 22, 2016
いやー何度見ても面白いね
ゲイリー・シニーズは、宇宙に行けなかったと思ったら火星代表になっちゃったよ
映画ミッション・トゥ・マーズに関する感想で多く集めたのが面白い内容で何回観ても飽きることのない映画だという感想でした。映画ミッション・トゥ・マーズはNASA全面協力の元制作された映画であり、大規模な予算が投入されました。これにより物語のボリュームが非常に詰め込まれたものになっており、感想の通り何回観ても飽きることが無い作品となっています。
☆ミッショントゥマーズ☆
— bianco (@15_very) August 23, 2016
淡々と進むw
途中までは、わりと面白い。
NASA全面協力ってだけあって、内部とか格好いいんだけど。
なんか、全てにおいて、盛り上がりが中途半端というか何というか。
お、おぉ。そうなんだ。あ、そうなんだ。みたいな。
モヤモヤしない終わりなのは良いかな
映画ミッション・トゥ・マーズの感想で面白いといった感想の他に見受けられた感想は、物語の後半で物語が難しくてもやもやするといった感想が寄せられました。映画ミッション・トゥ・マーズは後半からDNA羅列など難しい言葉が多く用いられており、感想の通り困惑する方も多いようです。もし映画ミッション・トゥ・マーズで難しくて分からない箇所があれば、是非本記事をご参考にしてみてください。
ミッション・トゥ・マーズの映画ネタバレまとめ
本記事では映画ミッション・トゥ・マーズについて物語の結末までのあらすじやキャスト、映画に関する感想などをまとめてご紹介しました。火星を舞台にした映画ミッション・トゥ・マーズは卓越したCG技術と細かい設定が組み込まれた物語の展開で観た人を飽きさせることが無い作品となっており、今現在でも人気が絶えない作品となっていました。
また物語の最後で予想外の結末を迎えた映画であり、SF映画好きの方は最後まで楽しめる映画です。本記事を読んで、映画ミッション・トゥ・マーズご興味頂けましたら、是非一度映画ミッション・トゥ・マーズをチェックしてみてください。