サウンド・オブ・サンダーのあらすじと結末ネタバレ!タイムトラベル映画の感想・評価

映画サウンド・オブ・サンダーは、2005年のアメリカの映画です。タイムトラベルが可能となった未来の世界を舞台に、タイムトラベル中に起きた些細な事故で、人類が滅亡の危機に陥ってしまうというサスペンス映画となっています。ここでは、映画サウンド・オブ・サンダーのストーリーのあらすじを結末までネタバレ解説していきます。また、映画サウンド・オブ・サンダーを見た人の感想や評価もご紹介していきます。

サウンド・オブ・サンダーのあらすじと結末ネタバレ!タイムトラベル映画の感想・評価のイメージ

目次

  1. サウンド・オブ・サンダーとは?
  2. サウンド・オブ・サンダーのあらすじネタバレ
  3. サウンド・オブ・サンダーの結末ネタバレ
  4. サウンド・オブ・サンダーの主要キャスト
  5. サウンド・オブ・サンダーの感想や評価
  6. サウンド・オブ・サンダー結末や評価まとめ

サウンド・オブ・サンダーとは?

サウンド・オブ・サンダーの映画情報

映画サウンド・オブ・サンダーは、2005年のアメリカ映画です。原作は小説でレイ・ブラッドベリの「雷のような音」という作品です。タイムトラベルが可能となった未来の世界で、タイムトラベル中の事故が原因で起こる事件を描いたサスペンス映画です。日本では2006年に公開されています。

サウンド・オブ・サンダーの監督情報

映画サウンド・オブ・サンダーの監督は、ピーター・ハイアムズです。ピーター・ハイアムズはアメリカの映画監督で、ニューヨーク出身です。1974年の映画「破壊」でデビューした、サスペンス描写に定評のある映画監督です。「アウトランド」「2010年」「カナディアン・エクスプレス」などの作品が有名です。

ここではタイムトラベルを題材としたサスペンス映画、サウンド・オブ・サンダーのあらすじを結末までネタバレ紹介していきます。また、映画サウンド・オブ・サンダーを見た人の評価と感想もご紹介します。

サウンド・オブ・サンダーのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:タイムトラベルの3つのルール

サウンド・オブ・サンダーのあらすじを結末まで詳しくネタバレ紹介していきます。サウンド・オブ・サンダーはタイムトラベルを題材とした映画です。タイムトラベルには3つの規則があります。まず、「過去にどんな些細な変化でも起こしてはいけない」です。タイムトラベル中、過去に何か変化を起こしてしまうと、少しの変化でも現代に影響をお呼びしてしまいます。そして2つ目に「過去には何も残さない」というものもあります。

過去に何も残さないようにするため、狩りし使用する銃弾は凍った液体窒素を使用しています。そして3つ目の規則は、「過去から何も持ち帰ってはいけない」でした。過去に生息していた生物を1匹持ち帰ってくるだけで、全ての生態系が狂ってしまうのです。

あらすじネタバレ:タイムトラベルで過去へ

2055年の地球。タイムサファリ社は人類がタイムトラベル出来るシステムを作り上げていました。タイムサファリ社はビジネスとして、タイムトラベルのシステムで金持ちを過去に送り、恐竜退治のアクティビティを提供していたのです。その恐竜退治のアクティビティは、決まった時間の過去に行き、決まった場所を通ってくる恐竜を撃ち殺すというもの。恐竜は元々その時間に死ぬことが決まっていた個体です。

ライアン博士には、過去に行って絶滅した動物のDNAを採取し、絶滅動物を復元するという夢があります。2055年にはライオンのようにメジャーな動物も絶滅しており、最後の野生動物はワニでした。その後ウイルスの流行などでワニも絶滅し、DNAは失われクローンを作ることも出来なくなります。しかし、「TAMI」のおかげでライアン博士の夢は現実味を帯びてきました。

あらすじネタバレ:TAMIの製作者・ソニア

タイムトラベルメインシステムは「TAMI」と言います。タイムサファリ社が開発した事となっていましたが、本当はソニアという女性が開発者です。ソニアは科学者としての夢で不可能と言われていた「タイムトラベル」を可能にするため、「TAMI」に技術のすべてを注ぎ込みます。研究に協力してくれたCJNという会社に騙されてしまい、ソニアは「TAMI」の特許を取られてしまいます。

タイムサファリ社はCJNのオーナーオルズ・ハットンが創始者です。ライアンはタイムトラベルを安全に行っていると言いますが、ソニアは「TAMI」を過信しすぎないよう忠告します。些細なことでも生態系を狂わせてしまうので、心配しての事でした。ソニアはライアンの夢は応援していますが、金の亡者ハットンの事を危険に感じていました。

あらすじネタバレ:タイムトラベルで事故発生

ある時、タイムトラベル中にライアンの銃が故障してしまいます。過去で無駄に生物を殺せないように、ライアンが銃を撃たないと他の銃は動きません。恐竜はいつもの通りの場所に時間通りにやってきますが、ライアンの銃は作動せず現場はパニックに陥ります。ライアンは恐竜をライトでおびき寄せ、客を茂みに隠れさせます。なんとか銃を作動させ、ライアンは恐竜を沼に沈めることが出来ました。

あらすじネタバレ:地球の異変

タイムトラベル中の事故があった翌日、地球にちょっとした異変が起きました。真冬なのに真夏並みの気温になるという異常気象で、湿度は90%もあります。魚が大量に岸に打ち上げられるなどの事件が相次いでいました。いつも通りにタイムトラベルを行うライアンたちでしたが、過去でも異変を感じていました。いつもターゲットの恐竜はすでに死んでおり、5分後に噴火する火山が爆発します。

慌てて現代に戻るライアンたち。技術者のルーカスが現れ、到着時間が5分遅れたことをつたえます。「TAMI」のミスだと話すルーカス。ライアンが「TAMI」に何故遅れたのか問うと、「TAMI」は「正確な座標と時間に送りました」と答えます。

あらすじネタバレ:閉鎖されたタイムサファリ社

タイムトラベルに問題が発生し、タイムサファリ社は閉鎖されます。「TAMI」もシャットダウンされます。ライアンは前回のタイムトラベルで何かが起こったのだと考えハットンに伝えますが、ハットンは大昔に少しくらい何かが起こっても大した影響は出ないと甘く見ています。会社の倒産ばかりを気にするハットン。ライアンは異変がわかるソニアの元へ行きます。そして白亜紀で事故が起こったことを伝えます。

ソニアはライアンに「戻ってきてから24時間経った?」と聞きます。「その通りだ」とライアンが答えると、ソニアは窓の外を見せます。タイムウェイブ波が押し寄せて二人を吹き飛ばします。外で女性が悲鳴を上げます。大量の虫に襲われています。ソニアとライアンも襲われますが、何とか逃げ延びます。

あらすじネタバレ:大きくなるタイムウェイブ

外へ出たライアンとソニアは、大量の植物に覆われる街を目にします。ソニアは先ほどのタイムウェイブ波が次々押し寄せると言います。水面に小石を投げたときのように、最初の波は小さく次第に大きくなって押し寄せると言うのです。気候の変化、原始的な植物の変化から始まり、どんどん大きな生物へ影響を及ぼすのです。ライアンが最後の波で何が起きるか聞くと、ソニアは「人類が変わる、それでおしまい」と答えました。

あらすじネタバレ:時間の修復を検討

次のタイムウェイブ波が来る前に、なんとか修正する必要があります。ライアンとソニアはタイムサファリ社へとやってきます。タイムトラベルで問題のあった時点へ戻り、事態を修復するのです。タイムサファリ社はうまくいく保証があるのか尋ねますが、ソニアは何とかしなければ破滅は免れないと言います。二人はタイムトラベルを試みますが、タイムウェイブのせいで失敗します。次のタイムウェイブ波が押し寄せます。

あらすじネタバレ:突き止められた原因

いったい何が過去を変えたのか映像で確かめますが、レコーダーでは遠すぎで分かりません。しかし、タイムトラベルへ行った前と後で、重さが1.3g増えていることが判明します。ソニアはバイオフィルターで有機物を一切通さないはずと驚きます。ライアンは用心すれば大丈夫だろうと、電力を消費するバイオフィルターを切っていたことを白状しました。

過去の世界から1.3gの重さの何かを持ち帰ってしまったことが、タイムウェイブ波が発生してしまった原因でした。事件の原因は判明しましたが、問題は誰が持ち帰ったのかという事でした。

あらすじネタバレ:世界を元に戻す方法

タイムウェイブ波が起きているリングは通過することが出来ません。しかし、変化が起きる前の過去になら戻ることが出来ます。変化が起きる過去の1年前に戻り、そこからスリングショットで飛ばせば、問題の過去に戻ることが出来るとソニアは話します。しかし、とてもエネルギーを消費するため、向こうで説明する時間がないと言います。どのくらい向こうでいられるかライアンが聞くと、「15秒から20秒」と答えます。

サウンド・オブ・サンダーの結末ネタバレ

結末ネタバレ:エックルズを捜索

まずは最初の探検者エックルズを探しに行きました。エックルズはやたらと怖がっていました。外へ出ると6千万年も進化を続けて強くなった植物がいます。ソニアは気を付けるように言います。外へ出てみると大きな足跡があり、けたたましい鳴き声が聞こえます。ライアンたちは植物に襲われます。またマントヒヒが凶暴で大きく進化したような動物にも襲われます。

植物の毒で動けなくなった仲間はヒヒの餌食になってしまいます。なんとかエックルズの元を訪れたライアンたちでしたが、荷物に変わった物はありませんでした。

結末ネタバレ:ミドルトンを発見

次に二人目の探検者ミドルトンを探しに行きます。ミドルトンの会社では毒性の植物でたくさんの人がなくなっていました。既に毒に侵されたミドルトンを発見しますが、精神的におかしくなったミドルトンは銃を撃ってきます。トラベルに使用した道具を見つけて調べると、靴の裏に一匹の蝶がつぶれて張り付いていました。原因が判明し急いでタイムサファリ社へと戻るライアンたちでしたが、第3のタイムウェイブ波が訪れます。

結末ネタバレ:のしかかる大きな課題

過去を正すことで失った仲間も戻るというライアンに、ソニアはその後はどうするのか尋ねます。時の流れを戻して元の状態に変えると、記憶も失ってしまいます。すると、また一から変化を繰り返すだけとなってしまいます。元の状態に戻し、タイムトラベルの危険性を伝え、タイムサファリ社のビジネスを辞めさせなければいけません。ライアンは記憶を残すために何とかすると話します。

タイムサファリ社に戻ると浸水しており、ハットンも亡くなっています。「TAMI」に必要な機材を持ち出し、ポータブルを求めて3キロ先の大学へと向かいます。道中で巨大なヒヒや巨大魚に襲われ、また仲間を失います。大学にたどり着いたライアンとソニアは、「TAMI」を起動させます。過去にライアンを送り込んだソニアは、半魚人のような生き物へと変化してしまいます。

結末ネタバレ:元通りになった世界

過去に戻ったライアンは、事故が起きた瞬間に居ました。ライアンは探検隊の一人に、「僕をホロビズで撮れ」と言います。ライアンはハットン達がバイオフィルターを切っていた事、未来で起きたことを伝え、戻ったら誰にも言わずディスクを渡すように指示します。その時、逃げてきたミドルトンが蝶を踏みつぶす所を阻止し、ライアンは消えてしまいます。元の世界に戻ると、何事もなかったような日常が続いていました。

探検隊の一人は何も覚えていないライアンにディスクを渡します。ディスクを確認したライアンは、ソニアの元へ向かいます。「サファリ社はやめた」と言ったライアンは、ソニアが恐れていたことが起こったと告げます。よく理解できないソニアがディスクを誰に貰ったのか聞くと「僕に」と答えるライアン。ソニアは何かを悟ってライアンの言葉に耳を傾けるのでした。

サウンド・オブ・サンダーの主要キャスト

エドワード・バーンズ

エドワード・バーンズはアメリカ合衆国の俳優で、映画監督としても活動しています。サウンド・オブ・サンダーでは、主人公ライアン博士を演じています。サウンド・オブ・サンダーの他にも様々な映画に出演しており、代表作に「プライベート・ライアン」があります。

キャサリン・マコーマック

サウンド・オブ・サンダーでソニアを演じているのが、キャサリン・マコーマックです。キャサリン・マコーマックはイギリスの女優で「ブレイブハート」にのヒロイン役で映画に初出演しています。

ベン・キングズレー

サウンド・オブ・サンダーでタイムサファリ社のハットンを演じているのが、ベン・キングズレーです。イギリスの俳優であるベン・キングズレーは、映画「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞しています。

サウンド・オブ・サンダーの感想や評価

映画サウンド・オブ・サンダーを見た人の評価では、徐々に現代の状況が変化していく設定が面白かったという評価が多いです。タイムウェイブと呼ばれる時間の津波が押し寄せるたび、段階的に地上の生物が変化していくのが、サウンド・オブ・サンダーの見どころの一つと言えます。

映画サウンド・オブ・サンダーの感想と評価で、CGで作られたクリーチャーが面白かったという評価も多いです。CG技術の仕上がり自体は荒めになっているので、B級映画とも呼ばれるサウンド・オブ・サンダー。しかし、過去に影響を及ぼした結果進化した架空の生物たちが、造形が奇抜で面白いとの評価を得ています。

サウンド・オブ・サンダー結末や評価まとめ

ここでは、映画サウンド・オブ・サンダーのあらすじを結末までネタバレしました。サウンド・オブ・サンダーは、過去の世界で起きた小さな事件で現代に大きな影響を及ぼすという、タイムウェーブをめぐる主人公達の戦いを描いています。映画サウンド・オブ・サンダーは緊迫の展開の連続で、サスペンス映画好きからも評価されています。

映画サウンド・オブ・サンダーのあらすじや、サウンド・オブ・サンダーを見た人の感想と評価などを見て、作品が気になるという人は、是非サウンド・オブ・サンダーをチェックしてみてください。

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