マーダー・ライド・ショーのあらすじ結末ネタバレ!映画の感想や評価も紹介

ホラー映画「マーダー・ライド・ショー」は、アメリカの田舎町を舞台に、若者4人の殺人鬼一家からの逃避行を描いた作品で、ボブ・ゾンビ監督のデビュー作品です。本文では、「マーダー・ライド・ショー」で巻き起こったデニーズ達の逃避行や、謎の登場人物ドクター・サタンの正体を描いたあらすじとネタバレ、出演キャストや、作中に登場した殺人鬼や、気になる感想や評価を紹介します。

マーダー・ライド・ショーのあらすじ結末ネタバレ!映画の感想や評価も紹介のイメージ

目次

  1. マーダー・ライド・ショーとは
  2. マ―ダ―・ライド・ショーのあらすじネタバレ
  3. マーダー・ライド・ショーの結末ネタバレ
  4. マーダー・ライド・ショーのキャスト
  5. マーダー・ライド・ショーの作中で紹介される殺人鬼
  6. マーダー・ライド・ショーの感想や評価
  7. マーダー・ライド・ショーのあらすじや殺人鬼まとめ

マーダー・ライド・ショーとは

ピエロマスクの男との出会いによって、殺人鬼一家に捕まってしまった若者4人の逃避行とその結末を描いた「マーダー・ライド・ショー」は、細部にまでこだわった映像演出に、観る者の期待を裏切る衝撃的なストーリー展開が特徴のホラー映画です。以下では、映画「マーダー・ライド・ショー」のネタバレを交えたあらすじや出演キャスト、作中の殺人鬼ドクター・サタンのモデルとなった殺人鬼について紹介します。

マーダー・ライド・ショーの映画情報

映画「マーダー・ライズ・ショー」の作品情報を紹介・イメージ画像

あまりにも過激な描写から怖すぎる映画の1つの数えられる「マーダー・ライド・ショー」は、2005年にアメリカで公開されたホラー映画であり、監督ボブ・ゾンビのデビュー作にあたります。「マーダー・ライド・ショー」は、2017年に続編「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」が公開されており、ホラー映画ファンの間でも人気のある映画作品です。

マーダー・ライド・ショーの監督情報

映画「マーダー・ライド・ショー」で監督デビューを果たしたロブ・ゾンビ監督は、アメリカ・マサチューセッツ州出身のシンガーソングライターです。1985年にへヴィメタルバンド「ホワイトゾンビ」を結成し、1998年にグループを解散後は、映画監督やマルチタレントとして活動しています。

マ―ダ―・ライド・ショーのあらすじネタバレ

映画「マーダー・ライド・ショー」のあらすじ・イメージ画像

記事のネタ探しに、ユニークな場所を取材し旅する若者4人は、ある田舎町でアメリカの殺人鬼について紹介する奇妙な博物館を訪れます。そこには、ピエロメイクのキャプテン・スポールディングと名乗る男がおり、彼との出会いで、若者達に悲劇が訪れます。以下では、映画「マーダー・ライド・ショー」のあらすじをネタバレを交えて紹介します。

あらすじネタバレ:旅する若者達

車で旅をするデニーズ達・イメージ画像

1977年、ユニークな場所を取材し旅をする4人の若者・デニーズ・ジェリー・メリー・ビルは、ガソリンスタンドに併設された「スポールディングの化け物博物館」、そして、奇抜なピエロメイクが特徴のキャプテン・スポールディングと名乗る男を発見します。スポールディングの目を引く外見や彼が管理人を務める風変りな博物館に興味をそそられた4人は、スポールディングに導かれるまま博物館へ足を運びます。

あらすじネタバレ:殺人鬼博物館

「スポールディングの化け物博物館」の実態は、悪名高い殺人鬼アルバート・フィッシュやエド・ゲインを始め、アメリカ犯罪史に名を残す殺人鬼博物館でした。アメリカ全土を探してもここにしかないユニークな館内には、殺人鬼を模した人形が展示されており、それぞれの殺人鬼についてスポールディングが解説を施していました。

そんな中、仲間の1人・シェリーが殺人鬼「ドクター・サタン」について興味を示し始めます。ドクター・サタンとは、文字通り医者の肩書を持つ殺人鬼で、患者の脳を改造して超人を生み出す人体実験により、首絞刑を言い渡されます。しかし、刑執行の翌朝、彼の死体は刑場から跡形もなく消えており、真相はいまだ謎と言われています。

あらすじネタバレ:美女との遭遇

また、スポールディングは、ドクター・サタンに関する情報について、彼の刑執行に使用された木が博物館近くに存在することと、その場所へ向かうための地図をデニーズ達に教えました。好奇心旺盛な若者4人は、早速車に乗り込み現場に向かいます。途中でヒッチハイクを行なう美女ベイビー・ファイヤフライと遭遇・共に車で移動します。

デニーズ達の車に同乗したベイビーは、ドクター・サタンの木を知っており案内を買って出ましたが、途中でタイヤがパンクし、立ち往生してしまいます。すると、ベイビーは、近くに自宅があるからと、4人を自宅へ招待します。

あらすじネタバレ:自宅への正体

ハロウィンが間近に迫っていることもあり、ベイビーの自宅は、お世辞にもセンスが良いとは言い難い奇抜な装飾で彩られていました。そして、独特のインテリアにベイビーの家族の奇天烈な言動に耐えきれなくなったメリーは、ベイビーと言い争いを起こしてしまい、4人はベイビーの自宅を出ていきます。

しかし、自宅の門前で、ファイアフライ家の同居人オーティス・ドリフトウッドに襲撃されたことで、デニーズ達はベイビーの自宅に連れ戻されてしまいます。

あらすじネタバレ:一家の正体

ヒッチハイクの美女・ベイビー・ファイアフライとその家族の正体は、殺人鬼一家でした。彼らは自宅に誘い込んだ人間を拷問・虐殺する殺人嗜好者であり、捕まった4人も拷問にかけられ、仲間の1人・ビルが殺害されてしまいます。殺害されたビルの遺体は、奇妙なオブジェに加工されてしまいます。

あらすじネタバレ:心配するデニースの父親

デニ―スの父親の死

一方、娘の帰宅を心配するデニースの父親は、警察に捜査を依頼し、激しい損傷を受けたデニ―ズ達の車が発見されます。そして、車のトランクからは、殺人鬼一家・ファイアフライ家の仕業と思われる女性の惨殺死体が発見され、警察とデニ―ズの父親は、聞き取り調査のためファイアフライ家を訪れます。内部にも虐殺された女性の死体があり、隙を付いたオーティスによって彼らも殺害されてしまいます。

あらすじネタバレ:囚われの若者達

ファイアフライ家から移動中・イメージ画像

頼みの綱だった警察やデニ―ズの父親も殺害されてしまった若者3人に、恐怖のハロウィンが訪れます。ベイビ―に連れて来られて以降、監禁を強いられた3人は、突然ウサギの着ぐるみを着せられます。一方、オーティスは、彼が殺害したデニーズの父親の顔の皮をかぶり、父親の死を知ったデニーズは泣き叫びます。しかし、彼らの反応を面白ろおかしく見ていた彼らは、3人を外へ連れ出します。

マーダー・ライド・ショーの結末ネタバレ

ヒッチハイクの美女・ベイビーの仕業で、殺人鬼一家に捕まってしまった若者4人のうち、惨殺されたビルを除くメリー、シェリー、デニーズに、さらなる恐怖が襲いかかります。映画「マーダー・ライド・ショー」の結末ネタバレでは、遺体が消えたとされるドクター・サタンの行方や、ピエロメイクの男・キャプテン・スポ―ルディングの正体も明かします。

結末ネタバレ:棺桶の中へ

殺人一家の惨殺・イメージ画像

殺人鬼一家に連れられた3人は、用意された棺桶の中へ放り込まれ、そのままロープでぶら下がりながら地下の奥深くへ移動させられます。シェリーとデニーズが棺桶に閉じ込められ地下へ送られる中、メリーは、隙を見て脱出を図ります。しかし、すぐにベイビーに追いつかれ、ナイフで惨殺されています。

一方、地下室に送られたデニ―スは、気絶したシェリーを起こそうとするも、突然、水の中から半分腐りかけの人間が現れ、シェリーを水の中へ引きずりこんでしまいます。間一髪で逃れたデニ―ズは、地下道に捨てれた残骸や死体を避けながら進み、突き当りでドアを発見します。内部では、ドクター・サタンによるシェリーの人体実験が行われ、衝撃的な光景を目の当たりにしたデニーズへ斧を持った男が突然襲いかかります。

結末ネタバレ:逃げるデニーズ

デニーズは来た道を戻りながら必死に逃げます。すると、男が振り回した斧で柱が壊れてしまい、天井が崩れ落ちてきます。男は天井の下敷きになり、デニーズも気を失います。しかし、目覚めたデニーズは、傷だらけの体に力を入れて、地上へ脱出します。ふらつきながら歩き続ける彼女の元へ一台の車・スポールディングが通ります。

恐怖のあまり興奮状態で助けを求めてきたデニ―スを、スポールディングは車に乗せ落ち着くようになだめます。そして、「名医を紹介する」というスポールディングの言葉に安心したデニーズは、そのまま眠りにつきます。車にオースティンが同乗していたことやスポールディングも殺人鬼一家の1人であること、そして、彼が話していた名医の正体を、デニ―スは知ることがありませんでした。

結末ネタバレ:再び殺人一家の元へ

ドクター・サタンの実験室・イメージ画像

目覚めたデニ―ズは、自分が手術台の上に寝かせられていたことに気が付きます。そして、「スポールディング博物館」で処刑の翌日、遺体が消えたと説明された殺人鬼ドクター・サタンその人が、デニーズの目の前に現れます。その後、デニーズがどのような結末を迎えたのか、誰も知るものはいませんでした。

マーダー・ライド・ショーのキャスト

映画「マーダー・ライド・ショー」は、最後まで予測のつかないストーリー展開に、殺人鬼一家・ファイアフライ家の異常な雰囲気が、作品に恐怖を与えています。以下では、映画「マーダー・ライド・ショー」にて、殺人鬼ドクター・サタンの正体を知るファイアフライ一家を演じたキャストを紹介します。

キャスト:シド・ヘイク

映画「マーダー・ライド・ショー」にて、奇抜なピエロメイクを施したキャプテン・スポールディング役を、アメリカ人俳優シド・ヘイクが演じました。シド・ヘイクは、1939年生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身、スキンヘッドが特徴のベテラン俳優です。ホラーやサスペンス作品の映画に数多く出演する俳優として知られており、映画「マーダー・ライド・ショー」シリーズは、彼の近年の代表作に数えられます。

キャスト:ビル・モーズリイ

殺人鬼一家の同居人で、デニ―ズの父の遺体からはぎ取った顔の皮をかぶるなど、異常な行動が見られたオースティンを演じたビル・モーズリイは、1951年生まれ、アメリカ・イリノイ州出身の俳優で、映画によって、ビル・モーズリーとも表記されます。数多くのホラー映画に出演しており、近年は、映画「マーダー・ライド・ショー」の監督ロブ・ゾンビの作品にも多数出演しています。

キャスト:シェリ・ムーン

デニーズ達をヒッチハイクで殺人鬼一家に招き寄せた美女ベイビー・ファイアフライを演じたシェリ・ムーンは、1970年生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身の女優です。映画「マーダー・ライド・ショー」の監督の妻としても知られており、本作品は、シェリ・ムーンの映画デビュー作品となりました。

キャスト:カレン・ブラック

デニーズ達を待ちかまえていたファイアフライ一家の女主・マザー・ファイアフライを演じたカレン・ブラックは、1939年生まれ、アメリカ・イリノイ州出身の女優です。オフブロードウェイでデビュー後、「イージー・ライダー」や「ファイブ・イージー・ピーセス」などの映画に出演しました。

キャスト:マシュー・マッグローリー

マシュー・マッグローリー・イメージ画像

映画「マーダー・ライド・ショー」にてひときわ存在感あるタイニー・ファイアフライを演じたマシュー・マッグローリーは、アメリカ・ペンシルバニア州で、2005年に32歳の若さで亡くなった俳優です。先天性の巨人症を患っており、高身長と低い声を活かして、映画やドラマで活躍をみせていました。

マーダー・ライド・ショーの作中で紹介される殺人鬼

作中に登場した殺人鬼の紹介・イメージ画像

映画「マーダー・ライド・ショー」にて、デニーズ達が訪れた「スポールディング化け物博物館」にて紹介された殺人鬼は、アメリカに実在した人物であり、彼らが行った犯罪の数々は、作中に登場したドクター・サタンを彷彿させます。以下では、映画「マーダー・ライド・ショー」に登場した殺人鬼について紹介します。

殺人鬼:アルバート・フィッシュ

殺人鬼・アルバート・フィッシュは、アメリカ犯罪史で史上最悪に位置づけられる殺人嗜好者であり、食人者でもありました。肉を食べる目的も含め、成人を含めた多数の児童が暴行・殺害されました。また、犯行が満月の夜に行われることが多かったことから「満月の狂人」「ブルックリンの吸血鬼」と呼ばれ、1936年にニューヨーク・シンシン刑務所にて、死刑執行がなされました。

アルバート・フィッシュの家系は、代々精神疾患患者が多く、またアルバート自身が幼少期に虐待を受けていた過去を持っていました。そして、裁判では、アルバートの家系や虐待を考慮して、アルバートの一連の殺人事件や彼の自傷行為は精神異常であるとの意見も交わされ、殺人鬼・アルバート・フィッシュの無罪が主張されるも、判決では有罪が言い渡されます。

殺人鬼:エド・ゲイン

映画「マーダー・ライズ・ショー」に登場したもう1人の殺人鬼エド・ゲインは、アルバート・フィッシュのような殺人嗜好者ではなく、人間の遺体を使ったランプシェイドやブレスレットを作るなど、猟奇性・異常性が特徴の殺人鬼です。彼の嗜好には、墓場から掘り起こした遺体を解体・加工するなど、既に亡くなった人間を用いた異常行動が見られ、後に映画「エド・ゲイン」が制作・公開されました。

エド・ゲインの母親は、狂信的なルター派信者として知られ、彼女の倒錯的な思想や教育がやがて、殺人鬼エド・ゲインを作り上げる要因とされています。逮捕後、殺人罪で有罪判決を下されるも、最終的には精神障害が認められたことで無罪が確定します。その後、重度の精神病患者として生涯入院生活を送ったと言われています。

マーダー・ライド・ショーの感想や評価

感想1:フィギュアを集めたくなる個性的な登場人物

ピエロマスクのキャプテン・スポールディングを始め、ファイアフライ一家の奇抜過ぎるファッションやメイクは映画「マーダー・ライド・ショー」の見どころの1つに数えられます。ホラー作品が苦手な視聴者には、登場しただけで恐怖を感じてしまう存在ですが、怖いだけでなく、個性的な見た目が一部のファンに支持されています。

感想2:より恐怖感をあおる撮影場所

映画「マーダー・ライド・ショー」では、殺人鬼一家の異常な言動だけでなく、撮影に使用された舞台にも高い評価を得ています。このように、演技だけでなく、舞台や使用された道具類にもこだわった演出で、一層恐怖感を引き立たせているでしょう。

マーダー・ライド・ショーのあらすじや殺人鬼まとめ

ホラー映画「マーダー・ライド・ショー」のあらすじや出演キャスト、作中に登場した実在の殺人鬼についてネタバレを交えて紹介しました。映画冒頭で登場した殺人鬼ドクター・サタンやキャプテン・スポールディングの知られざる正体など、視聴者の期待を裏切る予測不能なストーリー展開が、観る者を引き付ける映画です。

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