2019年03月07日公開
2019年03月07日更新
ナイト・ウォッチのあらすじと結末をネタバレ!続編デイ・ウォッチの内容も紹介
映画ナイト・ウォッチは2004年にロシアで制作・公開されたダークファンタジー物語であり、ロシアではハリーポッターなどの有名作品を越えるほどの人気を集めている大ヒット作品です。また超能力者同士が光と闇の戦いを描いたナイト・ウォッチはその人気から続編であるデイ・ウォッチが2008年に公開されることになりました。今回はロシアで不動の人気を誇るナイト・ウォッチの結末までのあらすじのネタバレや続編であるデイ・ウォッチの内容のネタバレをまとめました。記事の後半では映画に関する感想なども一挙ご紹介致します。
目次
ナイト・ウォッチの映画とは?
ナイト・ウォッチの映画作品情報
映画ナイト・ウォッチは2004年にロシアで公開された映画です。映画ナイト・ウォッチはセルゲイ・ルキヤネンコが手掛けたファンタジー小説を原作にした映画であり、原作小説はロシアで300万部を突破する大ヒット作品です。2004年にロシアで大人気となっている小説を原作にして映画化したことから「ハリーポッター」などの世界的人気作品を越える大ブレイクをロシアで記録することになりました。
そしてロシアでの大人気からブリュッセル国際ファンタジー賞で銀鴉賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞でロシアの代表作品としてノミネートされることになります。その後2006年にはアメリカで公開されることになり、興行成績29位を記録。日本においても2006年に全国で上映されることになり、世界中で知名度の高い人気作品となっています。
そんな大人気ロシア映画ナイト・ウォッチはモスクワを舞台にした映画であり、超能力を持ったアザーズといわれる存在が光と闇の戦いを繰り広げるといったあらすじとなっています。またナイト・ウォッチの原作は三部作に渡って物語が展開されており、映画ナイト・ウォッチは第1作目にあたる作品です。そして2008年には続編となる二作目「デイ・ウォッチ」が公開されることになり、注目を浴びることになりました。
本記事ではそんなロシアで大人気を博した映画ナイト・ウォッチについて結末までの物語のあらすじのネタバレや続編であるデイ・ウォッチの内容のネタバレをご紹介します。また物語の結末までのあらすじのネタバレ以外にも映画ナイト・ウォッチに寄せられた感想も併せてネタバレ紹介させて頂きます。
ナイト・ウォッチの監督・キャスト
出典: https://eiga.com
- 監督:ティムール・ベクマンベトフ
- アントン:コンスタンチン・ハベンスキー
- ゲッサー:ウラジミール・メニショフ
- スヴェトラーナ:マリア・ポロシナ
- イゴール:ディマ・マルティノフ
- オリガ:ガリーナ・チューニナ
- ザヴロン・ヴィクトル・ヴェルズビツキー
- コースチャの父親:ワレーリー・ゾロツキン
ナイト・ウォッチのあらすじをネタバレ
映画ナイト・ウォッチについてどのような作品であるかなどの基本情報や、監督や出演しているキャストについてネタバレ紹介させて頂きました。ロシアを代表する映画作品であるナイト・ウォッチはロシア以外でも注目を集め、世界的賞を獲得する功績を残しました。次は本記事の本題である映画ナイト・ウォッチについて結末にいたるまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。
あらすじネタバレ:アザーズの戦い
世界には特殊な能力を持ったアザーズと呼ばれる存在が暗躍しており、そのアザーズという存在は何世紀にもわたって光と闇の戦いを繰り広げていました。そんなアザーズたちの戦いは1000年前のある日、光の軍団のリーダーであるゲッサーと闇の軍団のリーダーであるザヴロンが休戦協定を結ぶことになり、長きにわたって続いた光のアザーズと闇のアザーズの戦いは終結することになります。
その後舞台は現代のモスクワに移り、一般人のアントンという男性がある時ダリアという魔女の元を訪れます。魔女ダリアの元を訪れたアントンはそこで自分の妻を呪いにかけてもらいます。アントンの願いにダリアは妊娠した子供を殺害すれば同意するという条件を提示し、アントンは同意します。そしてアントンとの契約が成立した魔女ダリアはアントンの妻にある呪いをかけ始めるのでした。
すると魔女ダリアがアントンの妻に呪いをかけ始めた時、アザーズが現れて魔女ダリアを取り押さえます。なぜかアントンは魔女ダリアを取り押さえるアザーズの姿が見えています。そうこのアントンという人物も超能力を使用できるアザーズと呼ばれる存在だったのです。
あらすじネタバレ:ナイト・ウォッチ
アザーズであったアントンは実は密かに現代社会に暗躍し、アザーズの闇の勢力を監視するナイト・ウォッチという任務に就いていました。無事魔女ダリアを取り押さえることが出来たナイト・ウォッチのアントンは次にイゴールというヴァンパイアに狙われている少年を探す任務に就きます。そしてアントンはイゴールを狙っていたヴァンパイアの一人を殺害し、無事イゴールを救出することに成功します。
さらにアントンはイゴールを捜索している途中でスヴェトラーナという人物が邪悪な恐ろしい呪いにかけられていることが判明します。一方かつて闇の軍団のリーダーを務めていたザヴロンと休戦協定を結んだ光の軍団のリーダーゲッサーは、アントンがヴァンパイアを殺害したことを知り、オルガにアントンを援護するよう命令するのでした。
あらすじネタバレ:呪い
光の軍団のリーダーであるゲッサーからアントンの援護を頼まれたオルガはアントンと共に救出したイゴールの元を訪れます。そこでアントンはイゴールの妻が自分の元妻であることを知り、イゴールは実は自分の子供であった真実を知ります。そしてイゴールが自分の子供であることを知ったアントンは同じ光の勢力のメンバーにいったんイゴールの見張りを命じ、アントンとオルガの二人はスヴェトラーナの元に向かいます。
スヴェトラーナは邪悪な呪いにかかっていたのですが、アントンとオルガがスヴェトラーナの元を訪れると、そのかけられた呪いはさらに悪化していました。邪悪さが増しているスヴェトラーナの呪いをなんとか解決するためにアントンは、スヴェトラーナに呪いをかけた人物を捜索します。するとアントンはスヴェトラーナの家の隣人からある驚くべき事実を聞かされることになります。
実はスヴェトラーナにかかっている邪悪な呪いをかけたのは、スヴェトラーナ自身であり、自分がかけた呪いで体が蝕まわれていました。そしてアントンはスヴェトラーナ自身が呪いをかけたことを知り、スヴェトラーナが自分にかけた呪いを自分自身で解かせます。こうしてスヴェトラーナにかけられた邪悪な呪いは解決し、アントンは安堵します。
ナイト・ウォッチの結末をネタバレ
映画ナイト・ウォッチについて結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。アントンは闇の勢力を監視するナイト・ウォッチとしてスヴェトラーナにかかった邪悪な呪いを解き、問題は解決したものだと思われました。しかしアントンの前に恐るべき敵が姿を現すことになります。次は映画ナイト・ウォッチについて物語の結末のあらすじを一挙ネタバレ紹介させて頂きます。
結末ネタバレ:ザブロン
一方アントンの仲間である光の勢力に見張られていたイゴールは、隙を突いて見張りから脱走してしまいます。しかし脱走したイゴールは目の前に現れた闇の勢力のリーダーであるザヴロンに捕らえられてしまうことになります。自らの子供が捕縛されたという情報を聞いたアントンはすぐさまザヴロンと対峙することになり、アントンはザヴロンを刺殺しようとします。
しかしアントンの攻撃からザヴロンが逃げてしまったため、ザヴロンを倒すことに失敗し、息子であるイゴールを刺してしまいそうになります。その時ザヴロンがモーメンタムを停止させたことでアントンがイゴールを刺すことは免れ、実質的にイゴールは闇の勢力のリーダーであるザヴロンに助けてもらいます。するとザヴロンの部下で闇の勢力の部下がアントンの過去が記載されたファイルを読み上げます。
結末ネタバレ:アントンの過去
そして闇の勢力が読み上げる内容にはアントンがかつて魔女ダリアに頼み、まだ生まれる前のイゴールを殺害しようとしたことが記載されており、イゴールは父親に殺されそうになった事実を知ることになります。実はこのイゴールという人物は闇と光二つの勢力の均等を崩してしまうアザーズであり、アントンがかつて犯した過ちのせいでイゴールは闇の勢力を選択します。そして映画ナイト・ウォッチは結末を迎えます。
ナイト・ウォッチの続編デイ・ウォッチ
続編デイ・ウォッチは予算アップ
映画ナイト・ウォッチは原作小説の第1作目を描いた作品であるため、上述の結末までのあらすじでご紹介しましたがイゴールが闇の勢力に降ることになった場面で物語は終了します。シリーズ第1作目である映画ナイト・ウォッチは「マトリックス」には及ばないものの、優れたCGなどで物語を表現しており、さらに細かく描かれた設定などで観る人を飽きさせない名作映画となっています。
このシリーズ第1作目であるナイト・ウォッチが公開された後制作された続編であるデイ・ウォッチでは、第1作目をはるかに超える名作へと進化を遂げました。まずナイト・ウォッチの続編であるデイ・ウォッチは制作予算をはるかにアップさせ、CGや特撮などが格段にレベルアップしています。また激しいアクションが繰り広げられるバトルシーンもより迫力のあるシーンへと進化しています。
出典: https://eiga.com
原作がロシアを代表する小説であるため、かなり力を入れて制作されたものであることが少し観ただけで窺えるものになっています。そして原作が合計三部作ということから、デイ・ウォッチの続編として2004年にダスク・ウォッチが制作・公開されることになり、その後最後の戦いを描いた四作品目であるファイナル・ウォッチが制作されました。原作では3部作で結末となるものの、映画版では4作品という長編物語となっています。
続編デイ・ウォッチの内容をネタバレ
シリーズ第1作目である本作のナイト・ウォッチの物語のあらすじでは光と闇の二つの勢力が休戦協定を結んだことで平和な時代が訪れた世界となっていました。しかしナイト・ウォッチの物語の途中で「偉大なる亜種」の登場によって平和が訪れた世界に危機が迫ることになり、主人公で光の勢力であるアントンの息子イゴールは物語の結末で敵となる闇の勢力の味方となってしまいます。
また自分自身に呪いをかけていたスヴェトラーナは光の勢力の仲間となり、まるでスターウォーズのような物語が展開されました。シリーズ第2作目であるデイ・ウォッチでは「偉大なる亜種」であるイゴールが闇の勢力の仲間になったことで光と闇の休戦協定は破棄されることになってしまい、かつて何世紀もの間続けていたアザーズ同士の戦いが再び始まることになってしまいます。
このナイト・ウォッチの続編であるデイ・ウォッチでは闇の勢力が休戦協定を破棄するために仕掛ける罠などの頭脳戦が展開されるシーンが見どころとなっており、前作よりも面白い内容となっています。また続編の第2作目であるデイ・ウォッチで大事なキーワードとなるのが「運命をやりなおせる」という運命のチョークという存在です。
最初ナイト・ウォッチのファンは続編であるデイ・ウォッチではこの運命のチョークを奪い合う戦いが描かれるのではないかと予想していたのですが、続編のデイ・ウォッチは丁寧に描かれたバトルシーンが繰り広げられ、多くの映画デイ・ウォッチを観た人々は以外な結末で驚きの感想を漏らしました。もしナイト・ウォッチの続編が気になる方は是非一度続編となるデイ・ウォッチもチェックしてみてください。
ナイト・ウォッチに関する感想や評価は?
今日からは海外ドラマいったんお休みして映画「ナイトウォッチ」、まだ冒頭だが続きが気になる
— まゆこ (@mayuexo5555) March 3, 2019
映画ナイト・ウォッチに関する感想で序盤から続きが気になるといった感想が寄せられました。映画ナイト・ウォッチは原作もロシアを代表する人気小説となっており、その原作を忠実に再現したことからストーリー構成は非常に素晴らしい作品となっています。このことから一度映画ナイト・ウォッチを観ると、感想の通り続きが気になって仕方が無くなってしまう作品といえるでしょう。
ナイトウォッチ(2004)
— typhon🐈低身長俳優らぶ (@tinymartinfree) April 30, 2018
ロシア映画祭!ヴァンパイア物ってなんていうかもっとロマンチックで色っぽいと思ってたけど泥臭い…!こいつは泥臭い!
闇の勢力を監視するナイトウォッチと光の勢力を監視するデイウォッチの危うい均衡…ってきいただけでぞくぞくするよね。厨二心が。#typhon映画記録 pic.twitter.com/HodbSFvvCy
映画ナイト・ウォッチに関する感想では中二心をくすぐられるといった感想も見受けられました。映画ナイト・ウォッチは光の勢力と闇の勢力の戦いを描いた映画となっており、そのダークファンタジーな物語は中二病を彷彿とさせる世界観となっています。また二つの勢力同士の血なまぐさい戦いは、感想の通りロマンチックな甘い物語というよりかは泥臭い男性が好きな物語となっています。
ナイトウォッチ三部作はマーージで読んどけ
— くるりん (@boku_matsumoto) February 25, 2019
映画ナイト・ウォッチに関する感想の中では、原作小説に対して寄せられた感想もありました。映画の原作となったナイト・ウォッチは上述でご紹介した通り、ロシアを代表する小説となっています。また感想の通り原作小説は合計三部作にも及ぶ長編小説作品となっており、読み応えも非常にある作品です。映画ナイト・ウォッチをご覧になった方は是非一度原作小説のナイト・ウォッチをチェックしてみてください。
ナイト・ウォッチの映画ネタバレまとめ
本記事では映画ナイト・ウォッチについて結末までのあらすじや続編であるデイ・ウォッチの内容、映画に関する感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。ロシア映画であるナイト・ウォッチは原作の人気から大ヒットを記録した映画であり、アカデミー賞など世界でも有名な賞にノミネートされている作品です。
このことから日本でも注目を集め、日本においても映画ナイト・ウォッチの物語が面白いといった感想を集めるなど大人気を博しました。ロシアでは「ハリーポッター」を越える人気を得ており、ファンタジー映画が好きな方にお勧めできる一本となっています。本記事を読んで映画ナイト・ウォッチにご興味頂けましたら、是非一度映画ナイト・ウォッチをご覧ください。