俺たちは天使じゃないのあらすじ・結末をネタバレ!デ・ニーロとショーン・ペンが共演

刑務所からの脱獄犯が、天使に?!そんなコンセプトの「俺たちは天使じゃない」は、デ・ニーロとショーン・ペンが共演したことで話題になった映画です。映画「俺たちは天使じゃない」のあらすじ・ネタバレ・結末までをまとめます。死刑囚がでてきたり銃撃戦があったりする映画でしたが、心が温かくなる結末が笑いの中に組み込まれている映画です。主な出演者デ・ニーロとショーン・ペン、デミ・ムーアの事も合わせてまとめました。

俺たちは天使じゃないのあらすじ・結末をネタバレ!デ・ニーロとショーン・ペンが共演のイメージ

目次

  1. 俺たちは天使じゃないとは?
  2. 俺たちは天使じゃないのあらすじネタバレ
  3. 俺たちは天使じゃないの結末ネタバレ
  4. 俺たちは天使じゃないのキャスト紹介
  5. 俺たちは天使じゃないのミュージカル
  6. 俺たちは天使じゃないに関する感想や評価
  7. 俺たちは天使じゃないのあらすじ・結末まとめ

俺たちは天使じゃないとは?

俺たちは天使じゃないの映画情報

映画「俺たちは天使じゃない」は、1955年に航海された映画のリメイク版で、ロバート・デ・ニーロが主演ですが、製作総指揮も担当して、は1989年に制作されたUSAのコメディ映画です。この作品を撮影していた時点では、ショーン・ペンもデミ・ムーアもまだそれほど人気がある時期ではなく、デミ・ムーアは、「俺たちは天使じゃない」の後の「ゴースト」で多くの人に認知されました。

ショーン・ペンも「俺たちは天使じゃない」以降にアカデミー賞・ゴールデングローブ賞にノミネートされるような俳優に成長しています。

俺たちは天使じゃないのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①刑務所から脱走

「俺たちは天使じゃない」の映画の時代・舞台背景は、1935年のカナダとの国境近くのアメリカ州立刑務所です。ある日窃盗で服役していたネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)は、殺人犯で死刑囚のボビーの死刑執行に立ち会うことになります。しかしこのボビーが刑務官から銃を奪い取り、刑務官を射殺し、ボビーは、脱走します。

この脱走に巻き込まれて、ネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)も一緒に塀の外に出てしまいました。脱獄したものの外は、吹雪の中です。ネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)は、真夜中の雪の中をともかく走ります。走っているうちに死刑囚のボビーとははぐれます。走ってある街につき、そのつもりもなかったのに脱獄に成功した二人です。

脱獄して出た格好では、どうしようもないネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)。街をさまよいながら街の張り紙に目をやると「旅人には親切にしなければいけない」と言う聖書の言葉がネッド(デ・ニーロ)の目にはいります。そこへ車で通りかかった老女がネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)に「何をしているのか」と尋ねます。

あらすじネタバレ②神父だと思われる

ともかく寒いし、助けてほしくてネッド(デ・ニーロ)は「旅人の俺たちを助けてよ」という気持ちで老婦人に張り紙にあった聖書の言葉で、声をかけると老婦人は、彼ら二人を神父だと思い込み、家に連れて行きます。人心地着いた二人は、老婦人が次の日にカナダの国境付近に買い物に行くというので、その荷物持ちとしてついていくことなりました。国境を超えてカナダに脱走すれば捕まらないと思ったのです。

あらすじネタバレ③神学者だと思われる

そしていよいよカナダへの国境の税関に近付くネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)でしたが、その場に居合わせたレヴェスク神父 (ホイト・アクストン)は、二人がレヴェスク神父 の教会に来訪予定だった高名な神学者だと間違われて、国境を目の前にして、今度はレヴェスク神父 の教会に連れていかれ、国境越えは出来ませんでした。

レヴェスク神父の教会の礼拝堂に行くと、礼拝堂の中には涙を流すといわれる奇跡の聖母像があり、神父からその聖母像の季節の説明をうけます。仕方なくここでカナダへと逃げる機会を探るネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)です。

あらすじネタバレ④モリーと出会う

二人が教会にいると、一人の迷える子羊がやってきます。話を聞くとその男性は「自分は浮気をしてしまったから、相手の女性の所に行って何とかしてほしい」と頼んできます。あまりにしつこいので、仕方なくその女性の所に行くと、その女性は、耳も聞こえず、口もきけない娘を育てているモリー (デミ・ムーア)がいました。

モリーは、女手一つで、口もきけない、耳も聞こえない娘のために必死でした。自分の体を使ってまでして、娘を育てていたのです。ネッドは、そんな健気なモリーの姿に興味を惹かれ、次第に恋していきます。

あらすじネタバレ⑤涙を流す聖母像

神父として暮らしているネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)でしたが、刑務所の人たちも彼らを放置してはおけません。二人とははぐれてしまいましたが、ボビーは死刑囚で、さらに脱獄の際に一人殺しているのです。街の中では、刑務所の職員が必死に、ボビーはもちろんネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)を探しています。

ネッド(デ・ニーロ)は、奇跡を起こすという聖母像に「捕まりませんように」と祈ります。すると奇跡と言われる涙を流したのです。奇跡に驚くネッドですが、レヴェスク神父は、実は雨漏りなんだと、ネタバレをします。けれどレヴェスク神父は、「願いはかなう」と励まし、明日カナダで行われるイベントにネッドに一緒に行かないかと誘います。

しかし、このイベントに参加するには、「奇跡を待ち望んでいる障害のある人を連れてこなければならない」とネッド(デ・ニーロ)にレヴェスク神父はいいます。ネッドは、その時にモリー(デミ・ムーア)の娘を思い浮かべ彼女を誘います。モリーは「そのイベントは単なるマジックイベントだ」信じていない気持ちを言って、とネッドの申し出を断ります。

あらすじネタバレ⑥オリジナルの演説

アメリカ側でもこのイベントで街はにぎやかです。その中で銃声が響きます。その銃声を浴びたのはボビーでした。ネッド(デ・ニーロ)に向き合ったボビーは、「俺を助けろ、助けなかったら、お前も巻き添えにする」と言います。警察によって一時的に捕らえられたボビーの元から離れ、ネッドは、ジム(ショーン・ペン)と合流します。広場にはたくさんの神父や町の人たちが集まっています。

祝祭記念のイベントの場で、演説する神父がくじ引きで選ばれ、選ばれたのは、ジム(ショーン・ペン)でした。困ったジムは、街で見た銃のチラシを思い出します。そしてそれに書いてあった内容を喋り始めます。「1人の時に命の危険にさらされたらどうするか、ポケットの中には」銃の広告ですから、そこには銃とありました。しかしジム(ショーン・ペン)は「何もありません、あるのは希望です」と言い換えて話しました。

ここから先は、ジム(ショーン・ペン)は、オリジナルな説教を始めます。「災難や不幸に対して、誰も誰も十分な力を持っていない、人間は弱い、信仰が慰めになるのなら、神を信じなさい」というジムの説教ははその場にいる人たちの心を打ちました。感動の歓声にジムは包まれます。関心がジムに向いている間にネッド(デ・ニーロ)はボビーが閉じ込められているところから助け出します。

俺たちは天使じゃないの結末ネタバレ

結末ネタバレ①モリーの娘を助けるネッド

ネッドは助け出したボビーを、カナダに向かう奇跡の聖母の像が乗せられた荷台に隠してカナダに向かいます。しかし危険を察したボビーが、いきなり銃を発砲します。それによって今度は警察官に急所を狙われ、ボビーは絶命します。この銃撃により、モリー (デミ・ムーア)は娘を守ろうとしますが、娘はバランスを崩し、川に落ちてしまいます。

モリー (デミ・ムーア)の娘を助けようと、川へ飛び込むネッド(デ・ニーロ)です。娘は何とか捕まえたネッドです。しかし川の流れに負けそうになった時、あの聖母像が流れて来て、二人は聖母像に捕まり助かります。川から上がってきた二人の元にモリーは、駆け寄り娘を抱きしめます。

結末ネタバレ②話せるようになった娘

ネッドにお礼を言うモリーの娘はその時に言葉を発しました。モリー の娘は、ネッド(デ・ニーロ)の顔を見て「この人、ダツゴクハン」と手配書を見て覚えていたことを、言いだしてしまいます。「もうだめだ!」ネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)の二人は、また牢獄に戻る覚悟をします。

結末ネタバレ③それぞれの別れ

けれど、この言葉を聞いたレヴェスク神父は、モリーの娘の言った意味を、ネッドが、今までの宗教の会派から、離脱する事だと宗教問題ととらえました。レヴェスク神父は、ネッド(デ・ニーロ)とジム(ショーン・ペン)の改宗を許します。そして二人は、アメリカから、カナダに向かうことになりました。ネッドは、モリーの親娘を連れてカナダに向かうと言います。モリーの娘を交えて家族になることを決めたようです。

ジム(ショーン・ペン)は、ネッド(デ・ニーロ)とカナダに行くことも考えたのですが、あのみんなの前での説教の感動を胸に、レヴェスク神父のいる修道院に戻ることを選びました。二人は、アメリカ・カナダの川を挟んで向かい合い、お互いの新しい道に歩んで、この映画「俺たちは天使じゃない」の結末となります。

俺たちは天使じゃないのキャスト紹介

キャスト①ロバート・デ・ニーロ

俺たちは天使じゃないの映画にとって、ロバート・デ・ニーロは、W主演の一人です。あらすじ・ネタバレの中では、ひょんなことから、脱獄して運命のいたずらで、神父として暮らし人を助けるようなことをします。「俺たちは天使じゃない」と言っても偶然がかさなり、天使にも見えるあらすじになりました。

ロバート・デ・ニーロは1943年8月17日アメリカ合衆国ニューヨークに生まれました。アメリカ生まれですが、両親はイタリア・ドイツ・アイルランド・オランダなどの血を引いています。そのイタリアの血もあるのか、数多くの彼のヒット映画の中でもゴッドファーザーは、今も愛される彼の代表作の映画となっています。

キャスト②ショーン・ペン

「俺たちは天使じゃない」の映画のなかでは、デニーロが、モリーとの恋愛要素があるのに対して、ショーン・ペンは、神父としての演説など、自分の中の考え方に衝撃を受ける人生観に出会います。ジムもまた運命のいたずらによって、人生が大きく変わります。

映画「俺たちは天使じゃない」のW主演のもう1人を演じたショーン・ペンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州で1960年8月17日に生まれました。家族も映画関係の人物が多く自然と映画への道を歩んでいったと言います。ミーティングスティックリバー、ミルク、アイアムサムなどの数々の映画で、映画賞もたくさん受賞しています

私生活では、数々の美しい女性たちとの離婚結婚で話題になっています。最初の結婚相手はあの歌手のマドンナでした。結婚生活もまるで映画のあらすじや結末を見ているような華やかさのある俳優です。

キャスト③デミ・ムーア

映画「俺たちは天使じゃない」の中ではヒロイン的な扱いのモリーの役柄は、神父としてやってきたネッドと出会い,話ができない娘を育てるために自分の体で稼いでいる女性を演じましたが、結末には、デ・ニーロ演じるネッドと一つの家族と言う暖かい結末を予感させるものでした。

モリーを演じたデミムーアは、1962年11月11日アメリカ合衆国メキシコ州で生まれました。多少問題のある過程に生まれたという記述もあり、結婚も18歳でして4年後に離婚しています。1990年の『ゴースト/ニューヨークの幻』によって、世界的に認知される女優となり、その後チャーリーズエンジェルなどとスターダムに上っていったのですが、健康問題などで心配されたこともあります。

俺たちは天使じゃないのミュージカル

日本の舞台版「俺たちは天使じゃない」

日本では「俺たちは天使じゃない」を仲代達矢さんが主宰する「無名塾」の公演として上演されました。ハートフルな中身はそのままに、多少設定を変え、海辺の町で脱獄犯たちが、つぶれそうな雑貨屋をこの脱獄犯たちが、奇跡的な偶然もありながら、助ける様子が舞台の上で繰り広げられます。

この舞台は、無名塾を応援するファン限定の公演で、東京だけでなく地方でも発表され、主演を演じた仲代達矢さんを絶賛する声もたくさん上がっていました。

俺たちは天使じゃないに関する感想や評価

毎日映画を見るのなら、というコンセプトのツイートに「俺たちは天使じゃない」があげられています。毎日映画を見ると、感動作や、問題作も夜良いけれど、「俺たちは天使じゃない」のような気持ちよく笑えて感動できる肩の凝らない映画としても評判なこの映画をあげています。

映画を見ていると細かなキャラクターづくりも話題になります。「俺たちは天使じゃない」の中でショーン・ペンが神父のふりをするのに十字がうまく切れない、不器用さを演じている点を楽しんでいるツイートです。

教会が舞台になっている映画はたくさんありますが、その中で、シスターたちの友情を描いているのは、「天使にラブソングを」男性の友情を描いているのは、「俺たちは天使じゃない」という意見もあります。

日本の舞台版の無名塾が上演した「俺たちは天使じゃない」も主宰の仲代達矢さんはじめキャストの演技に感動したというツイートは多かったです。重厚な役の多い中代達也さんの新境地のコメディとほめています。

俺たちは天使じゃないのあらすじ・結末まとめ

1989年版の映画「俺たちは天使じゃない」を中心にあらすじ・ネタバレ・結末をまとめました。コメディなので、うまくいきすぎる点を批判するのは野暮という意見もありました。神さまが起こした奇跡かもしれない場面もありましたが、ひょんなことから神父のふりをするネッドとジムの二人が出会った人たちに、幸せを振りまく姿を多くの人が楽しんでいます。

ミラクルな出来事の中で、恋もあり、ハラハラする場面、人生を考える感動的なシーンもあって、それなのに肩の凝らない「俺たちは天使じゃない」は、肩の力を抜いて楽しめる映画です!

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