2019年02月28日公開
2022年06月21日更新
映画光る眼のあらすじと出演者まとめ!子ども達の正体や衝撃の結末もネタバレ
ホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターの映画「光る眼」のネタバレあらすじを紹介します。「光る眼」は出演者に「スーパーマン」でおなじみあの人を迎え、制作されたホラー映画です。子どもたちの光る眼によって操られる大人たち。街は一体どうなってしまうのか?衝撃の結末もネタバレするのでぜひご覧ください。監督はAKBが好き?映画「光る眼」の出演者は誰?ネタバレや子どもたちの正体は何?子ども達の目的は?子供達の正体をあらすじや結末を元に考察してみました!ぜひご覧ください!
光る眼とは?
ホラー映画の重鎮が手がけた「光る眼」はホラー映画好きから高い評価を得ている映画です。宇宙人との接触により、街の様子が豹変してしまう、小さな村のものがたり。謎が解明されないまま進んでいくサスペンスでもあり、助けを呼ぶことができない密室劇でもあります。そんな映画「光る眼」についてまとめてみました。
光る眼の映画情報
1995年に公開されたアメリカのSF映画「光る眼」。監督は「遊星からの物質X」でおなじみのジョン・カーペンター。とあるちいさな街を襲った恐怖を生々しく描いています
原作を手がけたのは英文学の作家、ジョン・ウィンダム。現在ハヤカワSF文庫から出版されている「呪われた村」という本が「光る眼」の原作に当たります。宇宙の生命体にふれてしまったことにより、奇妙な子供達が街の娘から生まれる斬新な話はこれまでになく、SFファンのあいだから高い評価を得ています。
光る眼の監督情報
ホラー映画の重鎮ジョン・カーペンター監督。AKB好きが発覚したのは2011年のこと。「ザ・ウォード/監禁病棟」の公開を記念して行われたイベントにおいて、日本のファンに向けてビデオメッセージが上映された。このビデオメッセージは監督自らが撮影、出演、編集を手がけているため、ファンからは歓声があがりました。
「日本は美しい国。何と言ってもゴジラ、ラドン、キングギドラ、そしてAKB48をうみだしました」なぜ、ゴジラなどの一級怪獣のラインラップに、アイドルグループのAKB48が並んだのかわかりません。
しかし、ジョン・カンペーター監督はAKB48を知っていることは確かです。短いメッセージでありながら、カメラのカットはなんども切り替わります。日本語を交えた監督のメッセージは貴重なものでした。
光る眼の出演者を紹介
主役のアランには「スーパーマン」でおなじみのクリストファー・リーヴを招いてます。「光る眼」はクリストファー・リーヴの貴重な姿を撮影している映画として有名です。「光る眼」での役柄と役者本人のプロフィールを紹介します。
映画 光る眼の出演者①クリストファー・リーヴ
今日は #クリストファーリーヴ の誕生日💐
— まゆー (@degu_mayu) September 24, 2019
落馬事故で、首から下が麻痺してからは「リーヴ麻痺資源センター」を設立し、同じ障がいに苦しむ人々に尽力。
全編車椅子の役・ヒッチコック「裏窓」のリメイクなど俳優活動を続け、「彼は本当のスーパーマンになった」と言われました。 pic.twitter.com/9O9IwAVpXO
1952年生まれで、2004年に亡くなった俳優。1978年にリチャード・ドナーの映画「スーパーマン」で主役を演じ、一躍人気になります。ほかにはロマンスSF映画の「あの日どこかで」などに出演しています。1995年に乗馬中に落馬してしまい、首から下を麻痺してしまう。そのため、フィルムの世界からはなれることになってしまう。
今回紹介する「光る眼」はクリストファー・リーヴが怪我をする前、最後の映画。クリストファー・リーヴはその後車椅子での生活を余儀なくされるが、アカデミー賞や監督として映画界で活躍します。
映画 光る眼の出演者②リンダ・コズラウスキー
「クロコダイル・ダンディー」に出演。その映画で共演していたポール・ホーガンと結婚するも24年連れ添った後に離婚してしまいます。ポール・ホーガンとはオーストラリアの俳優。リンダ・コズラウスキーは「光る眼」ではジル・マクゴーワン役を演じています。
映画 光る眼の出演者③カースティ・アレイ
カースティ・アレイは「スタートレックII カーンの逆襲」でデビューした後、ドラマや映画などで活躍しています。日本でも話題になった「ベイビー・トーク」にも出演されている女優さんですが、薬物で苦しんでいたことも。現在は克服していらっしゃいます。「光る眼」では科学博士のスーザン・ヴァーナーを演じています。
映画 光る眼の出演者⑤トーマス・デッカー
現在では有名な役者トーマス・デッカー。子供の頃から映画に出演しており、「光る眼」では唯一心を持った子供を演じています。トーマス・デッカーはネヴァダ州生まれの2019年現在31才の若手俳優です。
映画 光る眼の出演者⑤トーマス・デッカー
トーマス・デッカーは「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」ではジョン・コナー役で出演。一躍有名になりました。また、2017年にツイッターを通じでゲイであることを告白しています。
光る眼のあらすじをネタバレ
ホラー映画として名高い光る眼ですが、どんなストーリーなのでしょうか?小さな村で起こった、不可解な事件を封切りに様々な災難が街の人々を襲います。敵はなんと子供達?と言われています。
光る眼あらすじネタバレ①意識を失う住人達
舞台はカルフォルニア州の小さな村。海沿いのその街の住人が全員午前10時に気を失ってしまうという怪事件を発端にさまざまな不安に掻き立てられていきます。気を失った6時間後に、住人たちの目は突然冷めました。
光る眼あらすじネタバレ②フランクの葬儀
街の鳥や犬さえも気絶してしまったその時、フランクは車を運転していました。運転中に気をうしなってしまったため、フランクは他の車に激突し、死んでしまいました。フランクはジョージ牧師によって埋葬されました。しかし、それは悲劇のはじまりだったのでした。
光る眼あらすじネタバレ③町の女性達が妊娠 生まれた子どもたちの結末は?
しかし、そこで発覚したのは、村の娘たちが全員妊娠しているという事実。そのなかには処女も含まれていたが妊娠していたのでした。異常事態に恐怖に怯える女たちでしたが、国の科学者によって「うまれた子供達に定期検診を受けさせることと補助金を与えること」を約束します。反対を押し切り、強引に妊娠させるのです。
光る眼あらすじネタバレ④同じ日に産まれる子ども達 子どもたちの正体とは?
一斉に妊娠した女たちの子供たち。これ以上、不可思議なことが怒らないように、キリストの洗礼を全員受けて成長していきます。バーバラの娘がやっと歩けるようになった頃でした。娘がキッチンに立って料理をしているのです。普通は料理をできるはずがないのですが、「気絶したあの日」にうまれた子供達には並外れた能力があることがわかってきたのでした。
光る眼あらすじネタバレ⑤恐ろしい子ども達の叛逆
料理をする娘に近づいたバーバラ。気がつくとバーバラは娘が沸騰させた鍋に手を入れていることに、ふと我に返って気が付いたのでした。バーバラは娘の目から出る光に導かれて、崖から落ちて死んでしまったのです。「あの日」に妊娠した子供達は不気味で光る眼を持っていたことに大人たちは気がつきます。国の科学者であるスーザンは子供達の目の能力に困り果てていました。
光る眼あらすじネタバレ⑥異例な存在のデビッド
「あの日」を境にうまれた子供達は皆、奇妙な特徴がありました。それは、白髪であること、そして男女のカップルであること。二人ひと組になって、大人を死へ追いやるのです。しかし、ひとりだけ仲間はずれの男の子がいました。それがデビットです。
デビットに「どうしてペアの女子がいないのか」と聞くと、「自分の相手の子供は死んでしまったから」と答えました。デビットとペアになるはずだったメラニーの子供は出産の途中に死産していたのです。
光る眼の結末をネタバレ
子供達が宇宙人だとわかった街の人々。子供達の手によって大人達は自殺に追い込まれてしまいます。街は子供達のものになってしまうのでしょうか?ラストには衝撃の結末が待っています。
光る眼の結末ネタバレ①子ども達と戦う住人達
子供達は用務員を自殺に追い込んだ後、自分たちで生活をすると言い出します。ペアの子供は納屋を占拠して、街全体を支配する存在になる計画を立て始めます。準備が整ったので本格的に戦略を始めようとするのです。
宇宙人が乗り移った子供達の企みを知った、街の人々は宇宙人の支配から逃れるために戦うことを決意します。しかし、子供達に立ち向かう多くの大人達は「光る目」によって洗脳され、自死を選んでしまいます。そのため、とても太刀打ちできません。牧師のジョージも自殺を選んでしまいます。街の人々の力ではどうにもならない。街に警察と軍隊がやってきましたが、歯がたちません。そんななか、アランが捨て身の行動に出ます。
光る眼の結末ネタバレ②自爆するアラン
子供達にいる納屋に勇気をもって立ち入り、時限爆弾を仕掛けたアラン。子供達はアランを洗脳して、止めさせようとしますがなんとか持ちこたえます。子供達の中で唯一目を光らせなかったのがデビット。デビットだけはペアの子供がいなかったため、人間の心を持つことができたのでした。
子供達は人間を洗脳しようと目を光らせます。一方で子供達も狭い閉じられたコミュニティーでバディとなって生活することで、自分自身を洗脳していたのでした。アランはデビットだけは逃がしてやります。しかし、自分は子供達と戦っている間に時限爆弾の時間がきてしまい、自爆してしまうのです。
納屋の外では、村に住んでいた住民が「もうアランは助からない」と見切りをつけて街から車で逃げたところでした。アランを犠牲に、宇宙人の子供達の「光る目」の恐怖から人々は逃れることができたのでした。
光る眼の子ども達の正体とは?
アランの自爆によって、子供達の力は食い止めることができました。大人達を操って自殺に追い込み、街を支配しようとしていた子供達。その正体は一体なに?宇宙人?そして、こどもになって侵略してきた意味は何なのでしょうか?
光る眼の子ども達の正体は宇宙人
子供達は、宇宙から来た侵略者。女の体に住み着き、生まれて複数の人数で部隊を組んで人間を滅亡させる計画だったのでした。大人たちを光る目で操り、それに抵抗する大人は無慈悲に死へとみちびくのです。この事態は世界各国で同時多発的に起こっていたのでした。
光る眼の子ども達の目的を考察
「光る眼」に登場する子供達の特徴として挙げられるが、まず感情がないこと、そして個々に特徴がなく子供達という共同体で動くこと。このことから考察できるのが、子供達の意識が個々になく一つの司令塔を元に行動しているということです。子供達の意識はつながっており、言葉がなくてもテレパシーで会話ができるのではないか?ということ。
あらすじで、「子供達のメンバーのうちデビットだけが人間のこころを持っていた。」と紹介しました。子供達は男女のバディを組んで、大人達を自殺に追い込みますが、デビットだけ共同体から離れて、大人と触れ合っていたため痛みや苦しみを共感する能力があったのです。
大人は子供を守るもの。なぜなら、子供の痛みがわかるから。といった人間の共感に関する能力を利用して、宇宙人は地球を支配する計画を立てました。それは「子供になって人間につけこみ、あたかも人々を自殺したかのように見せかけ、ゆっくり侵略していくこと」だったのではないでしょうか?
光る眼に関する感想や評価
光る眼の評価や感想をまとめてみました。鬼才ジョン・カーペンターによる作品なので、ホラー映画好きの人のコメントが多く、マニアックな意見などが多い傾向にありました。「スーパーマン」シリーズでおなじみのクリストファー・リーヴが落馬事故前の姿で登場していることに言及する感想が目立ちました。
光る眼の黒幕の正体&結末&映画の感想1
「光る眼」鑑賞。ジョン・カーペンター監督作。SFと生物進化と。リーヴが出ててハミルもちょっと出る。生存本能的な理由付けは良いとして政府関与がこじんまりしてるなぁ。「遊星~」では舞台が活かされてるから、この田舎町を活かせれば良かった。 pic.twitter.com/idCPvhioDn
— Ryusuke (@Ryusuke_Red5) July 10, 2014
「光る眼」の魅力は、ちいさな村が子供達に襲われていく過程を描いた部分にあります。この閉鎖的なパニックが魅力だという意見が多数ありました。また、ジョン・カーペンターの他の映画と比較するコメントもあり、「光る眼」の作品のみならず興味の幅が広がるようなコメントが多かったです。
光る眼の黒幕の正体&結末&映画の感想2
「目は心の窓」、プラトンが大元
— ぐだトマト (@pteras14) February 23, 2019
なのか……
シェイクスピアの詩の方かと思ってた
のだけど。
カーペンター作品で「光る眼」という
ホラー映画でも悪役の少女のセリフで
使ってたのを思い出した。
↑の映画だとシェイクスピアの詩の
方の方がより感動させられるかも。
人間の子供の姿をした宇宙人の子供達。賢い彼ら達は、地球に住んでいる人間達の文化や知識もリーク済みです。子供達の何気ないセリフから、なぜ侵略してきたのか?どうして子供の姿なのか?ということを考察する余地はまだまだあります!
光る眼の黒幕の正体&結末&映画の感想3
ジョン・カーペンター監督、クリストファー・リーヴ主演の「光る眼」観了。ウィンダムの原作は読んだけど、映画になると全然違うね。異世界から侵略される方法が女性の妊娠と生まれた子にあるという根源的な恐怖を、多少柔らかくしてる演出。ま、だからこそ余り受けなかったのかもね。20年前の良作。
— 伊藤 文夫 (@bunta221) December 7, 2017
こちらは原作との比較をしたコメントです。コメントにもあるように、人間の根源的な要素を利用して戦略するという面が強いのが原作の小説です。映画では「子供達に襲われる街」に焦点を当てて、恐怖や不安を引き立てる描写になっています。ぜひ、原作と映画を比較してみてください!
光る眼の出演者に対する感想1
わが師、Jカーペンターの「光る眼」見終った。なかなかの出来。20年前の映画とは思えないセンスは流石。Cリーヴが若々しくて健康的な姿を見せてくれていて思わず涙目。しかし、何でこれ観そこなってたんだろう…
— 三鷹 (@n_anwamane) July 20, 2014
「スーパーマン」として活躍していたクリストファー・リーブですが、不慮の事故によって車椅子生活を余儀なくされています。「光る眼」はクリストファー・リーブの最後の映画として有名です。ちなみに、クリストファー・リーヴはまだ現役で「スーパーマン」として活躍していた頃、「ヒーローとはどんな存在か」と聞かれたときに「先のことを考えず、勇気ある行動をとる人」と答えていました。
クリストファー・リーヴ自身が演じるアランというキャラクターも、自分の安全を顧みず、危険に身を投じ人々を救った存在です。アランは役者本人の性格がが反映されている作品なのではないでしょうか?
スーパーマンの呪い 出演者の悲惨な結末とは?
新生だからって頭では分かっているんだけど、どうしても、どうあがいても、クリストファー・リーヴ演ずる美しいスーパーマンが確固たるものとしてぼくに根付いてしまったの……そう考えるとラウスおにいちゃんは本当に、本当に有り難い限り…また意味の違う「呪い」を背負ってくれたんだね…
— ふうりん (@awkward0116) March 2, 2016
「光る眼」では自分を犠牲に死んでいってしまったアランを演じているクリストファー・リーヴ。スーパーマンも演じている彼は不慮の事故にあってしまいました。「スーパーマンの呪い」とは、スーパーマンを演じた役者さんに身に不幸が降り注いでしまうという都市伝説です。この方は自分を犠牲にしてスーパーマンが呪いをかぶってくれたのでは?と考察しています。
光る眼の出演者に対する感想2
光る眼、私達に感情はないと言いながら煽られると必死になる子供たちとか、子供たちのテレパシーに必死で耐えるクリストファー・リーヴの顔とかとても他の地域では子供たちに勝ったとは思えない大惨事になる州警察の皆さんとか妙ちきりんで面白かったです
— ジョナナサンジジョーンズ (@jonasanjorns) June 23, 2014
こちらもクリストファー・リーヴについて言及されています。そして映画全体のことについての感想です。危険な「子供たち」を中絶せずに生んでしまったのは、国の科学者の意向。街の人間のことを考えず取ってしまった行動が、仇となり宇宙人の侵略を許してしまったのでした。
光る眼の出演者やあらすじまとめ
光る眼の出演者やあらすじまとめいかがだったでしょうか?役者さんの演技や村が徐々に子供達のものになっていく姿は必見です。ぜひ、「光る眼」をご覧ください!