ジョー・ブラックをよろしくのあらすじをネタバレ!死神との恋の結末・ラストは?

「ジョー・ブラックをよろしく」は1998年のアメリカ映画です。ブラッド・ピット主演。「ジョー・ブラックをよろしく」は1934年の映画「明日なき抱擁」を基にしているリメイク作品です。一部映画ファンには心の残る恋愛映画と評価を受けている名作映画です。そんな「ジョー・ブラックをよろしく」のあらすじ、をネタバレ解説します。死神であるジョー・ブラックの恋の結末、そして物語のラストは?恋愛に関する名言も多いとされているこの作品の感想も踏まえて解説します。

ジョー・ブラックをよろしくのあらすじをネタバレ!死神との恋の結末・ラストは?のイメージ

目次

  1. ジョー・ブラックをよろしくとは?
  2. ジョー・ブラックをよろしくのあらすじネタバレ
  3. ジョー・ブラックをよろしくの結末・ラストをネタバレ
  4. ジョー・ブラックをよろしくの名言集
  5. ジョー・ブラックをよろしくに関する感想や評価は?
  6. ジョー・ブラックをよろしくのネタバレまとめ

ジョー・ブラックをよろしくとは?

「ジョー・ブラックをよろしく」は泣ける恋愛映画としてファンの間では非常に人気のある作品となっています。若かりしブラッド・ピットのセクシーな表情、主に悪役を演じる事が多いアンソニー・ホプキンスが愛のある素晴らしい父親を演じており、さらにはヒロインのクレア・フォーラニも可愛らしく公開から20年ほど経った今でも人気のある名作映画です。

ジョー・ブラックをよろしくの映画作品情報

「ジョー・ブラックをよろしく」は1998年のアメリカ映画になります。1934年に公開された映画「明日なき抱擁」のリメイク作品となっています。その年の最低映画を決める第19回ゴールデンラズベリー賞最低リメイク及び続編賞に「ジョー・ブラックをよろしく」がノミネートされたと言う不名誉な記録もあります。しかしながら一部ファンの間では泣ける恋愛映画として、評価を受けている作品でもあります。

ジョー・ブラックをよろしくの予告編動画

「ジョー・ブラックをよろしく」は20年前の映画になるので、日本版の予告編はなく海外版で英語しかありません、しかしあらすじを理解するには十分なものとなっていますので、ご覧になってみてください。

ジョー・ブラックをよろしくの監督・キャスト

「ジョー・ブラックをよろしく」の監督、出演者は以下の通りです。

  • 監督:マーティン・ブレスト
  • 以下出演者(役名):ブラッド・ピット(ジョーブラック/コーヒーショップの青年)
  • アンソニー・ホプキンス(ウィリアム・”ビル”・パリッシュ)
  • クレア・フォーラニ(スーザン・パリッシュ)
  • ジェイク・ウェバー(ドリュー)
  • マーシャ・ゲイ・ハーデン(アリソン・パリッシュ)
  • ジェフリー・タンバー(クインス)

ジョー・ブラックをよろしくのあらすじネタバレ

それではここからは、「ジョー・ブラックをよろしく」のあらすじの解説となります。死神との恋の結末は?物語のラストはどうなるのでしょう。各登場人物の選択は正しかったのでしょうか。結末までのネタバレが多分に含まれますので、ご了承ください。

あらすじネタバレ:響く声

とある屋敷の寝室でうなされている、1人の男性。顔を洗い汗を流していると、謎の声が「イエス」と、聞こえます。翌朝、その屋敷の主人であるウィリアム・パリッシュことビル(アンソニー・ホプキンス)の65歳の誕生日パーティーの準備を長女であるアリソン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)が進めているなか、次女のスーザン(クレア・フォーラニ)とその恋人ドリュー(ジェイク・ウェバー)と共にヘリで出勤をします。

NYのメディア会社の社長であるビルは、娘のスーザンに恋人のドリューがいても、それは真実の愛ではない事を見抜き、スーザンに愛とは何かを諭します。「心をオープンに。いつか稲妻に打たれる」と。そして会社に着いた後も、ビルには謎の声が聞こえるのでした。

あらすじネタバレ:出会い

一方スーザンは通勤途中のコーヒーショップでとある青年に出会い意気投合しお互いに好意を抱きます。コーヒーをお代わりし他愛も無い会話をしていました。真実の愛について、その青年は稲妻に打たれるのを待とうと、ビルと同じ事を言いました。スーザンは言われた事に動揺し戸惑います。そして後ろ髪を引かれつつ別れた2人は別々の道を歩きます。しかし、その直後に、青年は車に轢かれてしまうのでした。

あらすじネタバレ:死神

会社に着き自室である社長室にいるビルに、心臓発作が襲います。そして、謎の声が再び響くのでした。その声はあいも変わらずイエスと言っています。しかしその声は、会いにいくと言います。そしてその晩の夕食の最中に謎の声の正体が判明します。

昼間のコーヒーショップの青年だったのです。彼は死神だと、そしてビルの死期が近い事、ビルが言っていた生きる意味について興味が湧き、ビルの死期に至るまでの短い時間に人間の世界を案内してほしいと、頼んできたのでした。

あらすじネタバレ:2度目の出会い

中座から夕食にその死神を連れて戻ります。家族達には、その死神の正体を隠し、ジョー・ブラックという青年だと紹介します。遅れてやってきたスーザンは、コーヒーショップの青年と再開をします。しかし、ジョー・ブラックにとっては初対面、戸惑いながらも2度目の出会いを果たすのでした。

あらすじネタバレ:稲妻

翌朝、ジョー・ブラックはビルと共に会社に行き取締役会に参加します。さらにはスーザンが務める病院にも出向き人間の世界を探索します。そしてジョーとスーザンの距離は日に日に縮まっていくのでした。スーザンはコーヒーショップで出会った青年に稲妻を打たれたと魅力に惹かれていきます。ジョー・ブラックも次第にスーザンの事が気になり惹かれていきます。

あらすじネタバレ:解任

ジョーの距離が次第に縮まる事で、スーザンとドリューとの関係が終わりを告げます。そしてドリューはビル抜きで取締役会のメンバーと会合を持ちジョーの存在により無くなった合併話など対立が露わになっていきます。ジョーの存在を隠すビルを65歳の誕生日で解任に追い込みます。

あらすじネタバレ:結ばれる2人

そして、ジョーとスーザンはついに気持ちを通わせ始めます。その事実を知ったビルは反対をします。何故ならば、唯一ジョーの正体を知るビルは、その恋は絶対に成就しないものだと知っているからです。しかし2人は愛に生きる事を決めます。ジョーもスーザンと共にいたいと思うようになっていきます。しかし、現実はそうはいきません。ジョーは死神なのです。その現実と向き合い、誕生日パーティーの日に連れて行くと伝えます。

ジョー・ブラックをよろしくの結末・ラストをネタバレ

結末ネタバレ:パーティー当日

すっかり、人間の世界に溶け込んだ死神であるジョーは、パーティーの朝、クインス(ジェフリー・タンバー)に相談を持ちかけられます。ビルを解任に追いやった事を後悔していたのです。その気持ちをビルに行った方がいいと、ジョーはクインスに諭します。そしてビルは、全てを清算するかのように長女アリソンとのわだかまりを解きました。

夜になり、パーティーが始まります。ビルの所にジョーが向かうと、クインスがビルと話しています。会社乗っ取りの真実を告白しています。そして、ドリューがこの場へ来ると言い、決着をつけるべく時間をジョーに貰います。そしてドリューが到着し、ジョーの正体を知るのでした。

しかし、ビルは言ってはならんと口を挟もうとしますが、ジョーは構わず話します。自分は国税調査員なのだと。ビルの会社と合併が進んでいた所は脱税の容疑があり、その調査としてビルと協力していたとジョーは言うのです。このままだとドリューにもその容疑が行くぞと脅し、解任の話が白紙に戻りました。

結末ネタバレ:正体

ジョーは、スーザンも連れて行くとビルに告げます。ビルは当然反対します。しかし、頭ごなしに反対するのではなく、本物の愛とは何かをジョーに説きます。もう一度スーザンにちゃんと向き合いなさい、しっかり自分のことを話すのだ、とジョーに話すのでした。そして、ジョーはスーザンに自分の事を告げるのでした。

ジョーと話すうちに、ジョーの正体がコーヒーショップで出会った彼とは全くの別人だという事を悟るスーザン。そして、ジョーは知るのでした。スーザンが見ているのは死神の自分ではなく、コーヒーショップで出会った男なのだと。涙を流すスーザンにジョーは言います。あのコーヒーショップで見出したものは君のものだ、と。そしてジョーは、スーザンのもとを去り、再びビルのところへ行くのでした。

ビルは時間までパーティーに参加します。家族に別れを告げるかのように笑顔で最後の時を共に過ごします。そして、スーザンと最後の時を過ごします。スーザンもお別れだという事を感じています。

結末ネタバレ:旅立ち

2人を遠くから眺めるジョーもこれまでのことを考えていたのか、最後の花火を見て涙を流しています。スーザンと踊りを終え、別れを伝えたビルはその場を立ち去ろうします。もう、会えないと悟るスーザンは父親であるビルと強く抱擁をし別れを覚悟しました。そして、その花火を背にビルはジョーの元へ歩き出します。

そして、ジョーはビルに感謝を述べます。ビルはジョーに「去りがたいだろう。それが人生だ」と諭し2人肩を並べて旅立つのでした。それを見つけたスーザンは2人を追います。そして、そこに再びジョーが現れたのでした。しかし、そのジョーは全くの別人、というより、コーヒーショップで出会った青年でした。

そして、父親のビル、ジョーとはもう会えないと悟ったスーザンはその青年との稲妻を信じ、手を繋ぎ旅立ちを選ぶのでした。コーヒーショップで別れ際に言った言葉、医者だから診てもらおうと思ったけど辞めた。なぜなら好きになったから、という言葉をあえて訂正します。とても好きだから、と。スーザンは愛と出会い結末を迎えるのでした。

ジョー・ブラックをよろしくの名言集

ここからは、「ジョー・ブラックをよろしく」の劇中でビル役のアンソニー・ホプキンスが言ったセリフに注目します。アンソニー・ホプキンスのセリフが名言過ぎると、ファンの間では有名なのです。ただの恋愛に関する名言だけではなくその言葉は、人生、生きる事の真理をついていると評判になり、まさに名言だと言われています。そんな、アンソニー・ホプキンスの名言をピックアップしてみましたので、ご覧下さい。

ジョー・ブラックをよろしくの名言①「去りがたい...」

「去りがたいだろう。それが人生だ。それが生だ。」と、ラストシーンにジョー・ブラックへ説いた名言になります。人間の世界を十分に体験をし、愛を知った死神であるジョー・ブラック。彼に、生きる事の素晴らしさを伝えたラストのシーンです。物語のラストになるシーンで深みのある言葉にしみじみと結末を迎える心に響く名言です。

ジョー・ブラックをよろしくの名言②「愛の本質とは...」

「愛の本質とは奪うことではない。生涯をかけて相手への信頼と責任を全うすること。そして愛する相手を傷つけぬこと。それに、無限と永遠をかければ愛に近づく。」この名言は、ラストのクライマックスへと近づくパーティーのシーンでジョーが言われた言葉になります。スーザンも一緒に連れて行くとジョーが言った時に、ビルが言った名言です。クライマックスへ向けて、結末に近づいてきた最中に起きたシーンです。

愛とは思いやること。その真意をついた、素晴らしい名言です。特にこの言葉は父親としての顔、更にはこの作品では一切語られないビルの亡き奥さんとの日々をも想像してしまうほどに、しみじみと心に伝わります。そして、ラストはその言葉通りにジョーはスーザンへの愛の責任を全うし、幸せを願いコーヒーショップの青年に自身の思いを託すという結末でした。

ジョー・ブラックをよろしくの名言③「恋は情熱だ...」

「恋は情熱だ。”相手なしでは生きられない”という想い、無我夢中で互いにのめり込んでいく。頭じゃないハートの声を聞くんだ。その経験がない人生など、恋を知らない人生は、意味がない。その努力をするって事が”生きる”という事だ」この言葉は、冒頭のシーンになります。彼氏はいるものの本当の愛を知らないスーザンは、この言葉がひっかりります。

しかし、経験したことの無い愛と言うものに、いまいちピンと来ないスーザンは茶化します。そして要約すると?と、ビルに尋ねるとこう返します。「心をオープンに。いつか稲妻に打たれる」と。そして、その直後、スーザンは本当に稲妻に打たれる男性と出会うのでした。

ジョー・ブラックをよろしくに関する感想や評価は?

ここでは「ジョー・ブラックをよろしく」の感想を見ていく事にします。「ジョー・ブラックをよろしく」を見た方は、どんな感想を抱いたのでしょうか。最低映画賞にノミネートしているだけあって賛否両論様々な感想があってもおかしくありません。ジョー・ブラックが選んだ結末に納得のいかない人などは、いるのでしょうか?Twitterを中心に感想を集めてみたので、どうぞご覧下さい。

名言についての感想です。やはり、ラストのシーンでのこの言葉は、多くの人の心に残っている様です。「ジョー・ブラックをよろしく」の名言を飛び越えシネマの名言として、愛されている様です。

この方の感想は、レビューになります。恋愛や生きるをテーマにすると殆どの映画は大きな動きがあるのに対し非常に静かに展開する「ジョー・ブラックをよろしく」を見事に表している感想です。

この方の感想はブラッド・ピットに関するもの。どうやらファンの様です。20年前の映画である「ジョー・ブラックをよろしく」という事で非常に若く美しいブラッド・ピットに感銘を受けた模様です。

ラストシーンにあるブラッド・ピットが花火を見て涙するシーンについての感想です。更には、強面の顔ゆえ悪役をする事が多いアンソニー・ホプキンスについても感想を述べています。死神の映画という事で、アンソニー・ホプキンスの強面の顔をかけている辺りとても巧みな感想となっています。

ラストシーンにおける恋の結末であった、愛を見つける事が人生という事に言及しています。恋愛体質なのでしょうか?ガチ恋ヲタクと名乗っています。でも、映画同様に恋に生き、真剣なんだと説いています。

ジョー・ブラックをよろしくのネタバレまとめ

「ジョー・ブラックをよろしく」のあらすじネタバレ解説をしてきました。20年前の映画ですが今の作品ではここまでの世界観は作れない、当時の良さが詰まっています。ブラッド・ピットの若く美しい姿を見られる貴重な作品でもあります。「ジョー・ブラックをよろしく」は静の映画です。派手な展開もなく、丁寧に描かれた名作です。映画好きならずとも見た事がない人は是非、ご覧になってはいかがでしょうか?

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