寝ずの番のあらすじを解説!大人のコメディ映画の結末をネタバレ

映画『寝ずの番』は中島らもさんの原作小説に基づき、津川雅彦さんの監督名義・マキノ雅彦による記念すべきデビュー作品です。落語家の笑満亭橋鶴が亡くなり次々に行われるお通夜(=寝ずの番)に様々な人が訪れ笑いに変えていきます。文部科学省指定作品でありながら下ネタも多くR15+指定を受けた『寝ずの番』のあらすじを結末までネタバレ紹介いたします。また中井貴一さん、木村佳乃さんなどの豪華キャスト陣も併せてお伝えいたします!あらすじをネタバレしていますので閲覧の際はご注意ください。

寝ずの番のあらすじを解説!大人のコメディ映画の結末をネタバレのイメージ

目次

  1. 寝ずの番の映画とは?
  2. 寝ずの番の映画あらすじをネタバレ
  3. 寝ずの番の結末をネタバレ
  4. 寝ずの番の登場人物・キャスト
  5. 寝ずの番の原作は中島らもの小説
  6. 寝ずの番の映画に関する感想や評価は?
  7. 寝ずの番の映画ネタバレまとめ

寝ずの番の映画とは?

寝ずの番とはどういう意味?

中島らもさん小説の『寝ずの番』ですが、あらすじやキャストを紹介する前に言葉の意味を知っていきましょう。寝ずの番とはお通夜の後に遺族がろうそくの火や線香を絶やさないように寝ずの番をして夜通し個人を偲ぶという意味があるようです。元々、お通夜も「夜通し」が転じたものとされています。ろうそくの「火」を夜通し灯すことで故人があの世に行く道しるべの光としての役割になっていたようです。

寝ずの番は文部科学省認定作品

中島らもさんの短編小説を元に制作された『寝ずの番』は、中井貴一さんや木村佳乃さんなどの豪華キャスト陣が織りなす下ネタが多い大人のコメディ映画です。『寝ずの番』は文部科学省認定作品ですが下ネタ等の猥語が70回以上頻出することからR15+指定されました。映画は2006年4月8日よりシネスイッチ銀座を皮切りに全国で公開されました。また『寝ずの番』の題字は緒形拳さんが担当しています。

寝ずの番の監督はマキノ雅彦

通夜を題材にした中島らもさんの小説『寝ずの番』を原作として制作した映画の監督はマキノ雅彦監督です。マキノ雅彦監督は別名義であり、その正体は俳優の津川雅彦さんです。『寝ずの番』以外の監督作品には2008年の『次郎長三国志』、2009年『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』があります。『寝ずの番』で日本映画批評家大賞特別監督賞受賞、新藤兼人賞2006では金賞を受賞しています。

津川雅彦さんが亡くなったとき、木村佳乃さんは感謝を述べています。当時、女優として伸び悩んでいたそうで、その時に手を差し伸べ『寝ずの番』に出演することとなりました。放送禁止用語などの下ネタが連発する撮影ではあったものの女優として飛躍するきっかけになったそうです。津川雅彦さんが亡くなってからは木村佳乃さん以外にも数多くの著名人がコメントを寄せています。

寝ずの番の映画あらすじをネタバレ

中島らもさんの原作小説『寝ずの番』ですが、映画ではどのようなストーリーになっているのでしょうか。ここからは映画のあらすじをネタバレしていきますので「結末を知りたくない!」という方はキャスト紹介まで飛ばしてください。

寝ずの番の映画あらすじ1、ソソが見たい

落語家の笑満亭橋鶴(演-長門裕之)の妻・志津子(演-富司純子)は医者から夫の死期が近づいていることを医者から告げられます。それを知った志津子は息子で弟子の橋弥(演-岸部一徳)に伝えると、弟子入りの早い順に師匠の容態が伝えられ一同途方にくれます。1番弟子の橋次(演-笹野高史)が師匠に「やり残したことはないか」と尋ねると師匠は「ソソ(関西の隠語で女性器のこと)が見たい」と答え、弟子たちはどうするか悩み始めます。

若いほうがいいという理由で橋太(演-中井貴一)の妻である茂子(演-木村佳乃)に頼むことになり、師匠の願いを伝えると怒り出すが、橋太に説得された茂子は覚悟を決めパンツを履かずに病院へと急ぎます。志津子からも感謝された茂子は橋鶴のベッドに上がりスカートをめくりあげます。その後、橋次が「どうだったか」と尋ねると師匠は「外が見たいと言ったんだ」と叱り、盛大なオチと付けたあと3分後に息を引き取ります。

寝ずの番の映画あらすじ2、師匠の通夜

師匠からの遺言でお通夜は、師匠の自宅で行われることとなりました。茂子(演-木村佳乃)と橋弥の妻・多香子(演-土屋久美子)、橋七の妻・美紀(演-真由子)が志津子(演-富司純子)を手伝い、通夜の準備を始めます。無事に通夜が終わると身内と落語作家の小田先生(演-石田太郎)で酒盛りが始まります。そして師匠のために寝ずの番をすることになります。最初に師匠の淡路島でのエピソードが披露されます。

淡路島で師匠は女の子に「お茶子(芝居の見物客の案内係のこと)」を頼みましたが、淡路島では男女の営みを「オチャコ」と言うようで女の子は悲鳴を上げて逃げて行ってしまいます。のちにその子が橋七(演-田中章)の嫁になっていました。その後も師匠の失敗談や下ネタを酒の肴にして盛り上がっていきます。みんな酔いが回ったところで橋太(演-中井貴一)が師匠が死んでしまったことを嘆きます。

橋太に触発され、橋弥(演-岸部一徳)は落語の『らくだ』に出てくる「死人のかんかん踊り」をやろうと提案します。『らくだ』は師匠の十八番であり、橋鶴最期の落語をやろうと言うのです。弟子たちは死体を担ぎ、茂子(演-木村佳乃)と橋七(演-田中章)の三味線と歌に合わせて師匠の死体を動かします。今夜は無礼講、妻の志津子(演-富司純子)も涙を流して、笑いながらそして泣きながら寝ずの番の夜は明けていきます。

寝ずの番の映画あらすじ3、橋次の通夜

師匠の死の後、橋次(演-笹野高史)が急死します。テレビでも活躍しており、彼の死に笑福亭鶴瓶を始めとする多くの著名人が訪れました。通夜の後、またしても橋太(演-中井貴一)たちは寝ずの番をし、酒とともに思い出話に花を咲かせます。橋次はついていない男だという話が始まります。寺で独演会しようとするとその寺が火事になり、6日連続で独演会の時にはホテル火災、飛行機墜落などとんでもない事件ばかりが続きました。

そんな橋次ですが、落語が上達しない橋弥(演-岸部一徳)を励ましていました。また師匠とは度々衝突しており、「どうか弟子を辞めてください」と嫌味で言った言葉を橋次は真に受け、「すんません」と泣きながら謝ったというのです。また生涯独身であり、色恋沙汰には無頓着だった橋次は亡くなる前日に泥酔したセクシーな女性に誘惑され甘い一夜を過ごしていたのだと橋太は語り、橋次らしい最期だと言い通夜は続きます。

寝ずの番の結末をネタバレ

結末のあらすじをネタバレ1、師匠の墓参り

ここからは結末に向けてのあらすじをネタバレしていきます。師匠が亡くなり、橋次が亡くなりしばらくしてから橋太(演-中井貴一)は志津子(演-富司純子)と共に師匠の墓参りに行きます。心臓の悪い志津子はなかなか墓参りに足を運べずにいましたが橋太は毎月来ていました。姐さんのことは任せてくださいと墓に手を合わせてから墓参りを終えると、師匠の家に立ち寄り丁寧に掃除を始めます。

若かりし頃の志津子は売れっ子芸人で、三味線を弾きながら座敷歌を歌ってみせます。この座敷歌は志津子の思い出の歌であるというのです。その後、志津子は橋太に色仕掛けをしてからかいます。窓を掃除している橋太に「寂しい」と言って近寄ると、驚いた橋太はトイレに逃げ込みます。志津子が何度かトイレの戸を叩き、橋太がおそるおそるトイレから出ると、志津子は心臓発作を起こして倒れてしまい、そのまま亡くなってしまいます。

結末のあらすじをネタバレ2、志津子の通夜

まだ66歳の志津子が息を引き取り、一連の行動に責任を感じていた橋太(演-中井貴一)は通夜の後の酒の席で早々に酔いつぶれてしまいます。橋弥(演-岸部一徳)は心臓が悪かったからと慰め、弟子から「あーちゃん」と呼ばれ慕われていた志津子の過去を橋太語り始めます。これは橋七(演-田中章)も知らない話です。話は40年前、師匠が売れっ子の志津子に惚れ込み通い詰めたところから話は始まります。

売れっ子だったので師匠のほかにもライバルはたくさんおり、その中でも尼崎の鉄工所社長が1番のライバルだったと言うのです。2人にアプローチされ志津子は悩みました。そんな昔の話をしていると隣の座敷にいた男が、その話に出てくる鉄工所の社長(演-堺正章)だと橋太に声をかけます。当事者を含めて更に詳しい話を聞かせてもらうことにします。志津子に惚れ込んだ社長は通ううちにそのツケで鉄工所を潰してしまいます。

社長はその後タクシー運転手として働き、師匠と志津子との思い出はいつまでも心に残り今も感謝していると語りました。社長は志津子の通夜に歌をうたいお返ししようとと三味線を弾きはじめます。志津子に教わった座敷歌を披露しますが、それはとんでもなく卑猥な下ネタの座敷歌でした。橋太は歌好きの志津子のために下ネタ座敷歌を唄い始めます。

結末のあらすじをネタバレ3、通夜の後の下ネタ座敷歌

下ネタ座敷歌は盛り上がり歌合戦が始まります。社長(演-堺正章)は素人と思えぬほどの上手い言い回しで健闘し、次の歌に困るとすかさず茂子(演-木村佳乃)たちが下ネタ歌合戦に参加し社長を助けます。社長と橋太(演-中井貴一)による下ネタ歌合戦は社長が倒れるまで続きました。社長は志津子の亡き顔を見て弟子たちとの下ネタ歌合戦に負けたことを報告しました。そして再び酒盛りが始まります。

酒に酔った彼らの目に、美しい芸者姿の志津子が鮮やかに舞う幻想を見ます。橋太は志津子がなぜ社長ではなく師匠を選んだのか理由を尋ねます。すると社長は、師匠が志津子に心を奪われる美しい歌を贈ったからだと説明され、それが志津子が言う思い出の曲で橋太が最期に聞いた曲でした。改めて、師匠と志津子の2人深い夫婦愛を感じ思わず涙を流します。そして、みんなが倒れるまで通夜は続きました。

寝ずの番の登場人物・キャスト

寝ずの番のキャスト①橋太/中井貴一

橋太は笑満亭橋鶴の3番弟子で、茂子(演-木村佳乃)という妻がいます。橋太を演じているのは中井貴一さんです。1981年の『連合艦隊』でデビュー、この作品で日本アカデミー賞新人賞を受賞します。翌年にはテレビドラマ初主演、1983年には『ふぞろいの林檎たち』で主役を演じ知名度を上げます。その後、大河ドラマなど時代劇にも出演、シリアスからコミカルな役柄まで幅広くこなし、現在も第一線で活躍しています。

【中井貴一さんの主な主演作品】

  • 1983年『ふぞろいの林檎たち』仲手川良雄役
  • 1998年『ラブ・レター』高野吾郎役
  • 2003年『壬生義士伝』吉村貫一郎役
  • 2012年『最後から二番目の恋』長倉和平役
  • 2016年『グッドモーニングショー』澄田真吾役
  • 2019年『記憶にございません!』黒田啓介役

寝ずの番のキャスト②茂子/木村佳乃

茂子は橋太の妻で男気溢れる女性ですが、底抜けに明るいです。茂子を演じているのは木村佳乃さんです。木村佳乃さんは読者モデルとして活動後、1996年にドラマデビュー、翌年には映画デビューを果たし『失楽園』で日本アカデミー賞新人賞、2006年には『蝉しぐれ』で主演女優賞を受賞します。2007年にはハリウッドデビューをしています。2010年5月に東山紀之さんと結婚したことは当時大きな話題となりました。

【木村佳乃さんの主な出演作品】

  • 1997年『スチュワーデス刑事シリーズ』佐藤瑠璃役
  • 2004年『相棒』片山雛子役
  • 2005年『蝉しぐれ』ふく役
  • 2016年『僕のヤバイ妻』望月真理亜役
  • 2017年『ひよっこ』矢田部美代子役
  • 2019年『後妻業』武内小夜子役

寝ずの番のキャスト③もと鉄工所社長/堺正章

志津子(演-富司純子)を橋鶴(演-長門裕之)と取り合った鉄工所の社長であり、橋太と下ネタ歌合戦を興じた役を演じたのは堺正章さんです。コメディアン、司会者、俳優と幅広く活躍しています。1962年から1970年まで「ザ・スパイダース」として活躍後、俳優業をスタートさせ、『新春かくし芸大会』には毎年出演していました。2011年には長年交際していた22歳年下の女性と結婚しました。

【堺正章さんの主な出演作品】

  • 1970年『時間ですよ』宮崎健役
  • 1978年『西遊記』孫悟空役
  • 1994年『チューボーですよ!』
  • 1995年『パパ・サヴァイバル』佐伯吾郎役
  • 2001年『ちゅらさん』古波蔵恵文役
  • 2004年『世界一受けたい授業』司会

寝ずの番のキャスト④橋次/笹野高史

橋次は橋鶴の1番弟子でやや天然気味で一生独身を貫いています。橋次を演じているのは笹野高史さんです。1972年に舞台から俳優デビュー、1983年に映画デビューを果たします。受賞歴は数多く、『寝ずの番』ではヨコハマ映画祭などで助演男優賞を受賞しています。どんな役柄でもこなし、ドラマ、時代劇、映画だけでなくバラエティにも出演し視聴者に深い印象を残しています。

【笹野高史さんの主な出演作品】

  • 1985年『男はつらいよシリーズ』釣り人など数々の役
  • 1988年『釣りバカ日誌シリーズ』前原運転手役
  • 1997年『毛利元就』福原広俊役
  • 2006年『武士の一分』徳平役
  • 2008年『おくりびと』平田正吉役
  • 2015年『痛快TV スカッとジャパン』スカッとばあちゃんシリーズ

寝ずの番のキャスト⑤橋弥/岸部一徳

橋弥は橋鶴の息子で、なかなか落語がうまくできない弟子でもあります。橋弥を演じているのは岸部一徳さんです。1967年「ザ・タイガース」として歌手デビュー、解散後もバンド活動を続けた後、1975年にプロデューサーに押され俳優業を開始します。この時から現在の芸名である岸部一徳へ改名します。1990年に日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞、その後さまざまなドラマ・映画に出演している名脇役です。

【岸部一徳さんの主な出演作品】

  • 1990年『死の棘』トシオ役
  • 2002年『相棒シリーズ』小野田公顕役
  • 2006年『医龍-Team Medical Dragon-シリーズ』野口賢雄役
  • 2008年『ハッピーフライト』高橋昌治役
  • 2012年『ドクターX~外科医・大門未知子~シリーズ』神原晶役
  • 2016年『99.9-刑事専門弁護士-シリーズ』斑目春彦役

寝ずの番のキャスト⑥橋鶴/長門裕之

橋鶴は橋太(演-中井貴一)等の師匠で皆から愛されています。橋鶴を演じているのは長門裕之さんです。津川雅彦さんの兄であり、妻は南田洋子さんと芸能一家の1人です。1940年『続清水港』で映画デビューしてから、2011年5月に死去するまで認知症になった妻を介護したりと最後まで精力的に活動していました。津川雅彦さんとは長年確執があったとされましたが、徐々に共演や監督作品に出演していました。

【長門裕之さんの主な出演作品】

  • 1956年『太陽の季節』津川竜哉役
  • 2002年『相棒』北条晴臣役
  • 2011年『土曜時代劇 隠密八百八町』沢島伝右衛門役(遺作)

寝ずの番のキャスト⑦志津子/富司純子

志津子は橋鶴の妻で弟子からも慕われていました。志津子を演じているのは富司純子さんです。2007年に紫綬褒章受章、2016年に旭日小綬章を受賞しています。1963年映画デビュー、1968年には主題歌も歌いヒットします。1974年にはワイドショーで司会を務めています。20世紀の映画スターとしてTOP10以内にランクインしています。長女は寺島しのぶさん、長男は五代目尾上菊之助さんです。

【富司純子さんの主な出演作品】

  • 1963年『八州遊挟伝 男の盃』お千代役
  • 1999年『おもちゃ』里江役
  • 2006年『フラガール』谷川千代役

寝ずの番のキャスト⑧橋枝/木下ほうか

橋枝は4番弟子で毒舌です。橋枝を演じているのは木下ほうかさんです。1980年に俳優デビュー、2011年にはVシネマで活動して以降、数多くのバラエティ番組に出演し、名脇役としてドラマ・映画には欠かせない人物になっています。役柄は幅広いものの、『痛快TV スカッとジャパン』のイヤミ課長のように主人公をネチネチといじめたりといけずな役を演じることが多いようです。

【木下ほうかさんの主な出演作品】

  • 2001年『陰陽師』桓武天皇役
  • 2015年『下町ロケット』水原重治役
  • 2018年『チア☆ダン』桜沢伸介役

寝ずの番のキャスト~その他

  • 橋七役/田中章さん
  • バーの女役/高岡早紀さん
  • 多香子役/土屋久美子さん
  • 美紀役/真由子さん
  • 小田先生役/石田太郎さん
  • 田所役/蛭子能収さん

寝ずの番の原作は中島らもの小説

中島らもはどんな人物?

『寝ずの番』の原作者である中島らもさんはどのような人物なのでしょうか?活動時期は1982年から2004年、ライブ終演後に酒を飲み交わした後、階段から転落し意識が戻らないまま52歳で死去しました。学生時代から破天荒な生活であり世間の批判等も多い人物ではあったものの、コピーライターとしても活躍し、小説では中島らもさんの体験も含まれた内容と登場人物は人間味溢れており今でもファンが多いです。

【中島らもさんの主な代表作品】

  • 1986年『頭の中がカユいんだ』
  • 1991年『今夜、すべてのバーで』
  • 1993年『ガダラの豚』
  • 2000年『バンド・オブ・ザ・ナイト』

寝ずの番にはモデルがいた!

中島らもさんの小説『寝ずの番』にはモデルがいることをご存知でしょうか。モデルは落語家の六代目笑福亭松鶴夫婦と言われています。活動時期は1944年から1986年で、上方落語の会長も務めていました。『寝ずの番』にもあったように得意なネタに「らくだ」があります。モデルとされていることから映画には松鶴の弟子であった笑福亭鶴瓶さんがゲスト出演していました。

寝ずの番の映画に関する感想や評価は?

あらすじでも紹介しました下ネタ満載の『寝ずの番』ですが、映画を見た視聴者の感想はどのようなものでしょうか?中井貴一さんのコミカルな演技、また木村佳乃さんのスカートを上げる仕草がかわいらしいという声がありました。映画の内容から下ネタ連発のコメディ作品で笑ってばかりかと思いきやホロリと涙するシーンもあり見ごたえのある映画のようです。木村佳乃さんと長門裕之さんのエピソードに思わずほっこりしてしまいます。

中島らもさんの『寝ずの番』を読んだという方も多く、映画以上に下ネタが過激だったようです。中島らもさんの言い回しに好き嫌いはあるものの多くの方が爆笑したようです。原作を読んだ方も映画を見て納得の出来で、「くだらない」が誉め言葉になってしまう作品です。ただし原作小説は外で読むのは注意とのことです。あらすじでは面白さを表現できませんので、ぜひ映画をご覧ください。

寝ずの番の映画ネタバレまとめ

中島らもさんの短編小説『寝ずの番』の映画のあらすじをネタバレで紹介しました。中井貴一さんや木村佳乃さんたち豪華キャスト陣や、中島らもさんについても情報満載でお届けいたしました。頭を空っぽにして笑いたいときに大人のコメディ映画『寝ずの番』を観てはいかがでしょうか?中島らもさんの原作小説も映画と共に読んで違いを知り、『寝ずの番』の魅力に知っていきましょう!

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