天使の恋のあらすじを解説!佐々木希主演映画の結末をネタバレ

2009年に佐々木希主演で公開された映画「天使の恋」のあらすじを解説し、結末までネタバレしていきます。佐々木希の初主演作であり、注目を浴び続けるカリスマ女子高生を演じた事で話題となった映画「天使の恋」ですが、大学教師でありとある事情を抱える相手役を谷原章介が熱演しているなど、豪華キャストが出演している事も魅力の1つです。そんな年の差ラブロマンス「天使の恋」を詳しくご紹介します。

天使の恋のあらすじを解説!佐々木希主演映画の結末をネタバレのイメージ

目次

  1. 天使の恋の映画とは?
  2. 天使の恋の映画あらすじネタバレ
  3. 天使の恋の結末ネタバレ
  4. 天使の恋の登場人物・キャスト
  5. 天使の恋の映画に関する感想や評価は?
  6. 天使の恋の映画ネタバレまとめ

天使の恋の映画とは?

佐々木希の初主演作という事で話題となった映画「天使の恋」ですが、あらすじを結末までネタバレしていく前に作品情報を解説します。また、映画公開前からファンの心を掴んだ予告編動画や、映画の主題歌を紹介し、映画「天使の恋」とはどんな作品なのかという事について触れていきます。

天使の恋の映画作品情報

映画「天使の恋」は、ケータイ小説サイト「おりおん」で公開された携帯小説が元になっており、アクセス数が1300万を超える大ヒットとなった事で2009年に映画化されました。当時人気ファッションモデルとして有名であった佐々木希が女子高生役で初主演だという事で話題となり、公開されると10代から20代を中心に人気となった事で、翌年には「純愛編」「運命編」に分けて地上波初放送もされました。

天使の恋の予告編動画

こちらが映画「天使の恋」の予告編動画になります。主演キャストである佐々木希が全面に出ていて、彼女によって物語の簡単なあらすじが語られながら、学校の友達と遊んでいる姿や、相手役である谷原章介との恋愛の一部を見る事が出来ます。

天使の恋の主題歌

映画「天使の恋」の主題歌となっているのは伊藤由奈の14枚目のシングル曲である「Let it Go」です。伊藤由奈は主題歌を担当する以前からケータイ小説「天使の恋」の大ファンであったため、今までに「天使の恋」をイメージした曲を2曲制作しています。「Let it Go」も「天使の恋」のために制作した曲で、伊藤由奈が監督を務めた寒竹ゆりとどんな曲にするのかを話し合って一緒に制作したという事です。

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天使の恋の映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ:援助交際

14歳の少女・小澤理央は、強姦の被害に遭い妊娠してしまったため母親と一緒に病院を訪れます。そして同じく病院を訪れていた小澤光輝は、脳腫瘍が見つかった事を告げられた事で愕然としていました。それから3年後、17歳の女子高生となった理央は、類いまれな美しい容姿を駆使して援助交際を繰り返して荒稼ぎをするようになっていました。理央は3年前の事件があった事で人を信頼できず金だけに執着するようになっていたのです。

理央は一緒に援助交際をしている友達である田沼真樹と松方未歩と共に今日も学校で仲良く話していると、同級生の芝田奈緒子が地味で暗い女子・鮎川友子をいじめているところを目撃して助けます。理央は友子を自分のグループに入れてあげる事にし、メイクやファッションを教えて今どきのおしゃれな女子高生に変身させました。友達が出来た事で嬉しそうな友子でしたが、理央に勧められた事で援助交際をするようになってしまいます。

友子は戸惑いながらも援助交際に慣れてきた事で、理央達と楽しい日々を送っていくようになりました。しかし実は奈緒子は理央のパートナーであり、理央の命令で友子をいじめていたのでした。理央はこのような事をしたり、友達に高額なプレゼントをする事で他人を自分に引きつける事でみんなのカリスマとなっていました。友子はこの事実をまだ知らないため、今日も楽しそうに理央と笑い合っています。

あらすじネタバレ:フィルム

そんなある日、理央は現像した写真を取りに写真屋に向かいますが、店員は間違えて苗字が同じである小澤光輝の写真を渡してしまいます。理央はその写真を見た事で間違いに気付きましたが、写真に写る光輝の姿を見て気になってしまったため電話をして直接会う事にします。花屋で光輝と待ち合わせをした理央でしたが、その日はあいにくの雨であったため傘をさして会いに行き、光輝の姿を見ると一瞬で一目惚れしてしまいます。

ゆっくり話したいと考える理央でしたが、光輝は写真を受け取るとすぐに帰ろうとしたため、傘を持っていないから送ってほしいと嘘をついて駅まで一緒に歩く事になりました。光輝は人付き合いが苦手であったため言葉数も少なく歩いていましたが、理央はそれでも楽しそうに一緒にいる事を嬉しく思っていました。

あらすじネタバレ:病気

駅まで向かっている理央と光輝でしたが、突然光輝が道に倒れてしまって病院に運ばれる事になり、理央は一緒に病院へと付き添う事にします。理央は付き添った後にその日はとりあえず帰り、次の日に光輝にお礼の電話をもらった事でまた病院に向かい、そこで会話をした事で本気で光輝の事が好きになります。それからというもの光輝の事が頭から離れないため、大学教授である光輝の授業を聞きに行き、勉強を教えてほしいと頼みました。

光輝は戸惑いながらも勉強を教える事を了承した事で理央は今までにないほどの喜びを感じていました。そんな理央の様子を見ていた真樹や未歩、友子の3人は理央が恋をするというまさかの出来事に驚いていましたが、友達として喜んでいる様子でした。そして理央と光輝の勉強会がスタートし、さらに一緒に食事もした事で2人の距離はどんどん縮んで行きます。そして理央は、もしテストで100点をとったらデートしてほしいと頼みます。

光輝はもし本当に100点をとったらデートをする事を約束した事で、その日から理央の猛勉強が始まりました。そして理央は友達3人とパートナーである奈緒子に援助交際をやめる事を告げ、彼女達も理央を応援します。しかし結局、テストの結果は99点であったため理央は愕然とします。理央はショックを受けながらも答案用紙を光輝に見せると、光輝は「僕が先生ならこの問題はまる」と言い、デートをしてくれる事になりました。

デートをした事で理央と光輝の仲は急接近し、ついに2人は付き合う事になりました。しかし光輝の身体は脳腫瘍によって蝕まれていき、ついに手が震えてしまうという症状まで現れてしまった事で、光輝は理央を不幸にしたくないという思いから彼女を遠ざけるようになります。そんなある日、奈緒子が学校でナイフを持って暴れた後に屋上から飛び降り自殺をしました。奈緒子は母親の再婚相手から性的虐待を受けていたのです。

理央は奈緒子の死によって自分の考えを改め、自分が奈緒子に友子をいじめるように頼んでいた事を友子に告白します。友子は激怒し、理央の元から去って行ってしまいました。その日の夜、理央は光輝の家を訪れますが誰もおらず、もぬけの殻になっていました。理央は次の日の朝、友子に謝りますが怒りが収まっておらず話を聞いてくれません。そして理央はストレスによる貧血で倒れてしまいます。

友子は今までの罰が当たったと言いますが、友達を見捨てる事が出来ず、理央を助けて病院まで搬送させる事にします。友子は真樹と未歩と一緒に理央の病室の前に待機していると、その病院で偶然にも光輝の従妹である香里を見つけた事で理央の元まで連れて行きます。理央は光輝への想いを必死に語った事で香里を納得させ、光輝の居場所を教えてもらいます。そして光輝に再会した理央は自分が援助交際をしていた事を告白します。

天使の恋の結末ネタバレ

結末ネタバレ:記憶を失う

今まで荒れた生活を送っていたが光輝に出会った事で変わる事が出来た事を告げた理央は、なぜ突然いなくなってしまったのかを尋ねますが、光輝は本当の事を話してくれず、別れを告げられてしまいます。理央も光輝の思いを汲んで別れる事を了承し、帰る事にします。しかし理央がバスに乗り込むときに振り返ると、また光輝が倒れていたため、理央はすぐに病院に連れて行きました。

光輝が治療を受けている最中に、理央は光輝と同じ苗字であった事から医者に妹だと勘違いされ、光輝には脳腫瘍があり、余命もあとわずかだという事を告げられます。しかし可能性は少ないながらも手術をすれば治る可能性は残っているという事も知った事で希望を感じる理央でしたが、治る代わりに記憶を失う可能性があるという事でした。光輝はずっと前から自分の死を受け入れており、静かに死のうと思っていたようでした。

しかし光輝は理央に出会って恋をしてしまったため、死にたくないという思いが出来始めていたのでした。理央は手術を受けるように光輝を説得しますが、光輝は記憶を失って理央の事を忘れる事が恐いと言い拒否します。

しかし理央が、自分がすべて覚えているから心配ないと言って手術を強く勧めた事で、光輝は手術をする決心を固めました。そして光輝は、自分が死んでしまっても真っ直ぐ前を向いて生きてほしいと理央に言い、初めて愛してるという事を伝えました。

結末ネタバレ:再会

それから時は流れて1年後、理央は高校を卒業し、光輝に会いリハビリテーションの病院の前で待っていました。現れた光輝は微笑みながら理央に会釈をしましたが、以前の記憶を失っていたため理央が誰なのかを忘れてしまっていました。その日も初めて出会った日と同じように雨が降っており、理央は光輝に声をかけて傘に入り込み、相合傘で駅まで向かいました。

駅に到着すると、光輝は軽く挨拶をし、家に帰るために電車に乗ろうとします。理央は悲しい思いが込み上げてきて、雨の中でずぶ濡れになりながら大声で泣きました。するとそんな理央に傘を差し出す人がおり、理央が振り返ると戻って来た光輝がいました。光輝が「もしよかったら、迷惑でなかったら、僕」と言うと、理央は「光輝!」と言いながら彼に抱きつきました。以上が「天使の恋」の結末までのあらすじネタバレになります。

天使の恋の登場人物・キャスト

小澤理央/佐々木希

小澤理央は「天使の恋」のヒロインで、あらすじで前述しましたが、3年前に強姦被害にあったため人の事が信頼できなくなり、金のみに執着するようになってしまったため援助交際を繰り返していました。そこで光輝と出会い、恋をした事で変わり始め、人を思いやる心を取り戻していきました。最終的には記憶を無くした光輝と再会して、これから以前のように光輝との恋愛をスタートさせる事を思わせる結末となっていました。

そんな「天使の恋」の小澤理央を演じたキャストは佐々木希です。秋田県出身で1988年2月8日生まれの2019年現在31歳で、ファッションモデルとしてデビューした後、女優やタレント、歌手など幅広く活動していくようになっていきました。2009年に公開された映画「天使の恋」は佐々木希が初めて主演キャストとなった作品で、佐々木希の名前を広く世間に知られる転機となる作品となりました。

小澤光輝/谷原章介

映画「天使の恋」で、ヒロインである小澤理央と恋をしていくようになる小澤光輝は、大学教授として働いている35歳で、3年前に脳腫瘍の診断をうけてから死を受け入れるようになっていたため、人との関わり合いを極力避けて静かに死のうと考えていました。しかし理央と出会った事で死に立ち向かう決心をして手術を受け、結末では記憶を失いながらも理央と再会していました。

そんな佐々木希演じる小澤理央の相手役である小澤光輝を演じたキャストは谷原章介です。神奈川県出身で1972年7月8日生まれの2019年現在46歳で、1995年に映画「花より男子」で主要人物である道明寺司のキャストに選ばれた事で俳優としての活動をスタートさせます。その後は「ハンサムスーツ」の光山杏仁役のキャストや、「償い」の日高英介役のキャストになるなど、多くの話題作で主演キャストに抜擢されています。

鮎川友子/山本ひかる

映画「天使の恋」の鮎川友子は、いじめられっこでしたが理央に仲間に誘われた事で援助交際をするようになり、とまどいながらも楽しい高校生活となっていきます。しかし理央に利用されていた事が分かったため絶交しようとしますが、最終的には理央を許すという友情を感じさせる結末となっていました。

そんな「天使の恋」の鮎川友子を演じたキャストは山本ひかるです。大阪府出身で1991年2月28日生まれの2019年現在27歳で、2007年に「わたしたちの教科書」に出演した事で女優デビューを果たしました。今回の「天使の恋」以外でも、デビュー以降女子高生役を演じる事が多くなっています。また2018年からは麻雀のプロ団体「RMU」に入会し、女流雀士としても活動を始めました。

天使の恋の映画に関する感想や評価は?

天使の恋はキュンキュンする!

映画「天使の恋」は佐々木希演じる理央と谷原章介演じる光輝によるラブストーリーで、観ていると「キュンキュンする!」という視聴者の感想が非常に多くあります。理央は自分の真っ直ぐな思いをぶつけようとしますが、光輝がうぶなため空回りする事が多く、女性に共感を得られるシーンが多く存在するところも「天使の恋」が人気となった理由の1つです。

天使の恋の映画ネタバレまとめ

映画「天使の恋」のあらすじを結末までネタバレし、ヒロインを演じた佐々木希をはじめとする豪華キャスト陣も紹介してきましたが、感動的なラブロマンスに仕上がっている事が分かります。今回の結末までネタバレしたあらすじ記事を読んだ後にもう一度、映画「天使の恋」を観返してみるというのはいかがでしょうか?

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