ラスベガスをやっつけろのあらすじや結末をネタバレ!ジョニー・デップ主演映画

ジョニーデップ主演映画の「ラスベガスをやっつけろ」のあらすじを紹介。コアな映画ファンからはジョニー・デップの演技の格が違うと高い評価を得ている本作。そんな「ラスベガスをやっつけろ」の結末をネタバレ解説、更には感想などをまとめてみました。共演者であるベニチオ・デル・トロも本作出演にあたって体重をかなり増やしたといいます。そして、原作者であるハンター・S・トンプソンとジョニー・デップの関係性など「ラスベガスをやっつけろ」を詳しく紐解き徹底解明していきます。

ラスベガスをやっつけろのあらすじや結末をネタバレ!ジョニー・デップ主演映画のイメージ

目次

  1. ラスベガスをやっつけろとは?
  2. ラスベガスをやっつけろのあらすじ
  3. ラスベガスをやっつけろの結末
  4. ラスベガスをやっつけろのジョニーデップ
  5. ラスベガスをやっつけろの原作者は?
  6. ラスベガスをやっつけろに関する感想や評価
  7. ラスベガスをやっつけろのあらすじ・感想まとめ

ラスベガスをやっつけろとは?

「ラスベガスをやっつけろ」は、1999年に日本で公開したアメリカ映画になります。ジョニー・デップやベニチオ・デル・トロが出演しており、役作りの気合の入り方が評価を得ています。内容も、ぶっ飛んでおりドラッグ漬けのジョニー・デップとベニチオ・デル・トロを通して、リアルな世界とトリップした世界のファンタジーな要素が交差し、かなり破天荒な作品となっています。

この映画、「ラスベガスをやっつけろ」はハンター・S・トンプソンの体験取材記をまとめた本を原作にしています。なので、主人公であるジョニー・デップの役名はデュークですが、原作者であるハンター・S・トンプソンを元にしています。相棒役であるベニチオ・デル・トロも役名はゴンゾーと名乗っていますが実在したハンターの弁護士アコスタをモデルにしています。

ラスベガスをやっつけろの映画情報

「ラスベガスをやっつけろ」1998年製作のアメリカ映画です。主演はジョニー・デップ。出演はベニチオ・デル・トロ、トビー・マグワイア、キャメロン・ディアス他。監督はテリー・ギリアム。原作はハンター・S・トンプソンの同名小説になります。ベニチオ・デル・トロは、この映画の出演に当たって20キロ太り、主演のジョニー・デップは髪の毛を剃ってハゲ頭にして役に望んでいます。

ラスベガスをやっつけろの監督情報

ラスベガスをやっつけろの映画監督はテリー・ギリアム。現在は78歳。未来世紀ブラジルや12モンキーズのなど90年代後期に公開した映画を多く手がけています。他に有名なのはゼロの未来、Dr.パルナサスの鏡などがあります。更には、70年代にはイギリスのコメディグループ、モンティ・パイソンに所属していたことも有名です。

そのほかで、多くの人の記憶に残る仕事と言えば2002年に公開したNIKEのサッカーCMのシークレットトーナメントの監督がテリー・ギリアムです。映画では無いものの高い評価を得ています。エルビス・プレスリーの曲に3vs3で行う闇のサッカー、その試合には当時の多くのスター選手が出演し話題となりました。その中には日本のサッカー選手だった中田英寿も出演していました。W杯の時期という事で多くの人が目にしたCMだと言えるでしょう。

ラスベガスをやっつけろのあらすじ

ここからは、映画「ラスベガスをやっつけろ」の結末までのあらすじをネタバレ解説します。ジョニー・デップとベニチオ・デルトロの怪演が話題の本作「ラスベガスをやっつけろ」ですが、所々で思わぬ役者が出てきたりしています。そんなところもしっかり記載してありますのでご覧ください。そして当然、あらすじなどはネタバレを多分に含みますので未見の方はご注意ください。

1970年代のヒッピー文化などのカウンターカルチャーを題材にしている「ラスベガスをやっつけろ」は非常に難解な作品です。一部のファンの間では、非常に評価の高い作品ではありますが、試写など多くの観客からの評価ではブーイングが起こったと言われています。そんな評価を分ける作品「ラスベガスをやっつけろ」のあらすじをご覧ください。

あらすじネタバレ①重度のジャンキー2人

砂漠の中を走る赤いオープンカーに乗る男2人。片方の男はドラッグが効き始め大量のコウモリが飛び回っている幻覚を見ています。トランクには大量のドラッグ。そしてもう1人の男に運転を代わり程なくしてヒッチハイカー(トビー・マグワイア)を載せることに。しかし2人のジャンキーっぷりに気味悪くなりヒッチハイカーは逃げて行ってしまいました。

赤いオープンカーに乗る男2人は、ジャーナリストのデューク(ジョニー・デップ)、弁護士であるドクター・ゴンゾー。2人はオフロード界の最高賞金レースであるミント400の取材にラスベガスに行く事に。

あらすじネタバレ②ドラッグに溺れる2人

ラスベガスの高級ホテルのスイートルームに宿を取りますが、2人は相変わらずドラッグがキマってトリップ状態。幻覚を見ていてまともにホテルのスタッフともやりとりが難しい状態です。ドラッグに溺れる2人、この先はどうなるのでしょうか?

あらすじネタバレ③レース会場に向かう

翌朝、デュークは仕事を片付けます。ファンの間では最大のお祭りとされるダートレース、ミント400の取材をします。しかし、砂埃で何も見えません。カメラマンと合流して取材を行うも迷って狩猟者と出くわす始末。こんな仕事はスタート地点で少しすれば十分と、取材を切り上げゴンゾーと夜のラスベガスへと繰り出します。

あらすじネタバレ④仕事そっちのけ

土曜の夜にラスベガスの街へとやってきた2人。当然、頭の中はヤクでグチャグチャ。そんな中、ラスベガスの街中で見つけたデビー・レイノルズのショーが行われているカジノへ行きます。が、騒ぎを起こして一瞬で追い出されてしまいます。そしてメスカリンを決めた2人が行き着いた先は、サーカスカジノ。しかしバッドトリップ状態に陥ったゴンゾーを連れてホテルに連れ帰る事になったデューク。

デュークとゴンゾーは常にトリップ状態でやりたい放題でした。ゴンゾーも、エレベーターで出くわした美女(キャメロン・ディアス)といい感じになりそうになるも居合わせたカメラマンのせいでご機嫌斜めに。見かねたデュークはホテルのカジノへ行ってすぐに部屋に戻ると、ゴンゾーがさらに荒れていました。その相手にヘトヘトになりデュークは眠ります。夢の中、以前の仕事を回想します。

あらすじネタバレ⑤残されたデューク

朝になりルームサービスに起こされると、部屋にはデューク1人。一気に逃げ出さなければという考えに支配されます。きっかけは無一文。にも関わらずルームサービスを頼みまくっていた。その理由を知る男、ゴンゾーはもう居ない。一足先に飛行機で帰っていたのです。そしてホテルから一時外出を装い、逃げ出すように抜け出す事に成功します。

あらすじネタバレ⑥ラスベガスへ戻ったデューク

無事にラスベガスから抜け出し車でロサンゼルスへ帰る途中、パトカーに捕まるデューク。パトカーに乗る警官はゲイでした。遠回しに見逃す替わりに次のホテルで休憩しろとカラダを要求されます。当然そんなのお構い無しに、立ち去ります。そしてゴンゾーに電話を掛けると、再びラスベガスで仕事が入ったと、舞い戻る事に。全国地方検事麻薬取締会議がラスベガスのホテルで開催されるとの事で取材にへと向かいます。

ラスベガスへ戻りホテルへチャックインすると、そこには見知らぬ女ルーシー(クリスティーナ・リッチ)がいました。バーバラ・ストライサンドに絵を渡すために田舎から来たと言います。どうやら、ルーシーはゴンゾーと飛行機で会ったようでした。しかし、薬の事がバレるのを恐れ、ルーシーを他のホテルへ厄介払いします。そして、2人は全国地方検事麻薬取締会議へと向かいます。

ラスベガスをやっつけろの結末

いよいよ、結末のネタバレです。ここまで、非常にぶっ飛んだ内容で文字に起こすのが非常に向いていないとされている映画「ラスベガスをぶっとばせ」ですが、ここからは結末のネタバレになります。未見の方はご注意ください。

結末ネタバレ①ドラッグを止めない2人

2人は重度のジャンキーです。当然、そんな麻薬取締会議なんてまともに聞いていたら嫌気がさします。颯爽と切り上げ、ホテルへと帰ります。そして、とびきりのヤク、アドレノクロムを服用するのでした。そのドラッグの効きは半端じゃなく、トリップします。再びトリップ状態で夜を明かした2人は、ホテルの部屋も荒れ放題。ひどい惨状です。

結末ネタバレ②ロサンゼルスに戻る

ホテルの状態を見て通報されないように逃げるようにラスベガスの寂れた地域のカフェへ行きます。そのカフェのウエイトレスをゴンゾーが口説こうとしますが、失敗します。そして、パトカーに追われますがなんとか振り切りゴンゾーを飛行機に乗せ、デュークはホテルへと戻り最後に仕事をします。ここまでの取材内容、ドラッグ文化の光と闇を自身の体験を元にタイプするのです。そして、ロサンゼルスへと帰るのでした。

ラスベガスをやっつけろのジョニーデップ

「ラスベガスをやっつけろ」に出演したジョニー・デップ。一部のファンからは、「ラスベガスをやっつけろ」のジョニー・デップの演技は凄まじいと評価を得ています。ハゲ頭にガニ股と今までのジョニー・デップのイメージを一変しているからです。

更には、この頃のジョニー・デップは実力は認められていたものの、ヒット作には出演せずに変わった作品ばかりに出演していました。それは、作品で俳優のイメージが固定化されるのを嫌っていたためと言われています。

髪を剃ったジョニー・デップ

この「ラスベガスをやっつけろ」では見事なハゲ頭を披露しているジョニー・デップ。それは当然役作りなのですが、「ラスベガスをやっつけろ」の役柄のデュークのモデルとなっている原作者であるハンター・S・トンプソンに似せるため。そこまでして、この役に打ち込み撮影に臨むというのは素晴らしい役者魂です。その意気込みはファンからも評価され映画の内容よりもジョニー・デップの演技の評価が高い作品にもなっています。

ハンター・S・トンプソンと同居

「ラスベガスをやっつけろ」の原作者であるハンター・S・トンプソンをモデルにした役を演じるに当たって、ジョニー・デップはある行動をします。それは、自身が演じるモデルであるハンター・S・トンプソンの付き人になり同居をし、彼の仕草や癖をマスターした、という逸話があります。

ラスベガスをやっつけろの原作者は?

ここでは、「ラスベガスをやっつけろ」の原作者であるハンター・S・トンプソンについて詳しく解説したいと思います。ジョニー・デップが同居まで行い親交を深めた人物、「ラスベガスをやっつけろ」の原作者であるハンター・S・トンプソンとはどんな人物だったのでしょうか?

原作者のハンター・S・トンプソン

「ラスベガスをやっつけろ」の原作者であるハンター・S・トンプソンはアメリカにおける、ニュージャーナリズムの旗手としてその名を馳せました。彼のスタイルは、取材対象の中に身を投じるというスタイル。それまでの客観的事実を外から書くだけマスコミのジャーナリストがその中に身を投げ体験して本質的事実を書く。というものです。それをゴンゾ(ならず者)・ジャーナリズムと呼び、その第一人者が彼だったのです。

しかし、そのゴンゾジャーナリズムを体現し続けた「ラスベガスをやっつけろ」の原作者であるハンター・S・トンプソンは、2005年に惜しくも拳銃自殺をした、との事で今でも多くのファンが居るとの事です。

ラスベガスをやっつけろに関する感想や評価

映画「ラスベガスをやっつけろ」を見た方の感想はどんなものがあるのでしょうか?はたまた評価は?一部の映画ファンからは、トリップ的な作品で高い評価や感想はあるものの、一般的に見るとこの映画は非常に難解な作品です。そんな「ラスベガスをやっつけろ」の感想をTwitterで集めてみましたのでご覧下さい。

この難解な作品を逆手にとっての感想です。ジョニー・デップやベニチオ・デル・トロの怪演はこの方にはハマっている様です。同意を求める感想をネタにしています。ただ、見る人によっては非常に好みの分かれる映画です。本当に見ようと思う方は是非、それなりの覚悟を持ってご覧になってください。

ジョニー・デップはこの後、ティム・バートンと多く仕事をすることになります。ファンタジー要素が強い作品に出演していく事になるのです。まさしくそれを予見させる様な感想です。やはり、ジョニー・デップといえばファンタジー。そして、この「ラスベガスをやっつけろ」も、ファンタジーと捉えようと思えば、確かに納得の言えるものかも知れません。核心をついた感想です。

やはり、ジョニー・デップのこのハゲ頭について言及している感想になります。当然インパクト大なジョニー・デップです。この後にパイレーツ・オブ・カリビアンなど代表作が出来るジョニー・デップですが、一部のファンからはこの「ラスベガスをやっつけろ」のジョニー・デップも忘れられない作品だという事を示唆する様な感想です。

ラスベガスをやっつけろのあらすじ・感想まとめ

ここまで、「ラスベガスをやっつけろ」のあらすじ・感想をまとめて来ましたがいかがでしょうか?ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロが突飛なキャラクターを演じていることでも有名なこの作品。1998年政策という事で、もう20年前に公開した物になります。当然久しぶりの方は懐かしんでもらえる内容になっていますので、この記事を読んでまた見返してみてはどうでしょうか?

そして、この「ラスベガスをやっつけろ」をまだ見たことが無い人は、是非1度見てはどうでしょう?内容は難解で非常に難しい物かもしれませんが、ジョニーデップの役者魂、ベニチオ・デル・トロのはじけっぷりは一見の価値アリだと言える映画です。時代背景も70年代のドラッグ文化を題材としていて、歴史的な側面でもカウンターカルチャーを知るにはいい映画の一つです。是非、ご覧になってみてはどうでしょうか?

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