2019年02月23日公開
2019年02月23日更新
戦争映画のおすすめランキング!映画好きが選ぶ名作洋画とは?実話も紹介
ここでは、映画好きが選ぶ名作の戦争映画を多数紹介しています。実話を基にしたものから洋画だけでなく邦画なども、おすすめランキングにして紹介しています。戦争映画は現実から目を背けたくなるような内容のものも数多くありますが、歴史を風化させないような名作揃いとなっています。この記事の中で紹介した映画の中で気になるものがあったら、是非これを機に見てみてはいかがでしょうか。
目次
戦争映画のおすすめランキングTOP27〜15
戦争映画は、戦争の実話を基にしたものが多く、その映画の中には名作も数多くあります。ここでは、戦争映画のおすすめ洋画ランキング紹介しています。
第27位:大脱走
おすすめランキング27位にランクインしたのは、映画「大脱走」(原題 The Great Escape)です。1963年に公開されたアメリカの映画です。戦争映画の中では異色である「戦闘シーンのない映画」として話題となったそうです。タイトルの通り集団脱走を描いた作品となっています。実話を基にした作品で、実際にドイツから脱出した兵士が1冊の本にまとめて出版したのが原作となっています。
監督であるジョン・スタージェスは「老人と海」や「荒野の七人」なども撮影していて、この「大脱走」が彼の代表作となったそうです。第二次世界大戦中のドイツの捕虜収容所から力を合わせて捕虜たちが大脱走を試みるという内容で、戦闘シーンこそないものの、脱走している途中で兵士に虐殺されたりと悲しいシーンもあるそうです。
第26位:フルメタルジャケット
戦争映画おすすめランキングの第26位に選ばれた洋画は1987年にアメリカで公開された映画「フルメタル・ジャケット」です。タイトルは直訳すると「完全被甲弾」となり、弾体を銅などの金属で覆った弾丸のことを意味しています。原作はグスタフ・ハスフォードの小説を基にしているそうです。二部構成なのが特徴で、新米兵の過酷な訓練とベトナム戦争の実情を描いたものだと言われています。
有名な洋画である「シャイニング」をも監督したスタンリー・キューブリックの作品で、戦争で変化していく人間の精神状態をよく描写していると言われているそうです。古い映画なので見たことのない人も多いかもしれませんが、一見の価値があると映画好きの中で話題のおすすめです。
第25位:ディア・ハンター
戦争映画おすすめランキング第25位に選ばれたのは1978年に公開された「ディア・ハンター」です。主演が有名俳優のロバートデニーロだということが当時話題になったそうです。舞台は1960年代のベトナム戦争で、戦争での体験が引き金となり心身共に傷ついた3人の帰還兵を描いた作品となっています。
この洋画は第51回アカデミー賞、第44回ニューヨーク映画批評家協会賞など数多くの賞を獲得していて、評価の高い作品だと言われています。ベトナム戦争から生き延びた3人の兵士の生と死、戦争後も心身に残る後遺症、彼らと仲間の間に生まれる友情など、戦争だけでなく人間関係に主にスポットライトを浴びた作品だそうです。
第24位:戦争のはらわた
戦争映画おすすめランキング第24位は「戦争のはらわた」です。これはバイオレンス描写やスローモーションを得意とした監督であるサム・ペキンパーの作品で、日本で公開されたときのキャッチコピーは「戦争は最高のバイオレンスだ」だったそうです。1977年に公開されたイギリスと西ドイツ合作の戦争映画です。
映画の視点がドイツ軍側で、これは当時の戦争映画にはなかった新しい視点だったそうです。世界を支配しようとしたナチスによる戦争のばかばかしさを描き、ドイツで大ヒットとなった作品です。強烈な印象を観客に残すシーンが多くあり、好みは別れますが戦争の悲惨さが分かる一作と言われています。
第23位:ハート・ロッカー
戦争映画おすすめランキングの第23位に選ばれたのは、2008年に公開された洋画「ハート・ロッカー」です。イラクを舞台として、アメリカ軍の爆発処理班を描いた戦争アクション映画です。ヴェネツィア国際映画祭やトロント国際映画祭で上映され、第82回アカデミー賞には9部門にもノミネートされた実績あるおすすめ洋画だそうです。
タイトルは訳すと「苦痛の極限地帯」「棺桶」というスラングだそうです。低予算で作られた映画で、カメラにはスーパー16mmカメラが使われているので、臨場感溢れる画になっているそうです。また、俳優は実際にアメリカの軍事訓練を受けて撮影に臨んでいたそうです。
第22位:プライベート・ライアン
戦争映画おすすめランキング第22位に選ばれたのは「プライベート・ライアン」です。この映画は1998年に公開されたアメリカ映画で、監督は超有名なスティーブン・スピルバーグ監督、主演はトム・ハンクスという超豪華映画として話題となりました。アカデミー賞は11部門にノミネートされ、興行収入も4億8千ドルと大ヒットしました。
第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦をモチーフとして、1人の兵士を救出しに行こうとする兵隊たちのストーリーとなっています。また、原題は「Saving Private Ryan」で、意味は兵卒ライアンの救出となります。
第21位:善き人のためのソナタ
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戦争映画おすすめランキング第21位は「善き人のためのソナタ」は2006年に公開されたドイツ映画です。東ドイツのシュタージと呼ばれる国家保安省グループのエージェントを主人公としたもので、当時の東ドイツの監視社会の実話を繊細に描いていると話題となりました。
主人公は反体制の疑いを持つ劇作家とその同棲相手の舞台女優を監視するよう任命されます。彼らを監視するうちに、彼らの奏でる音楽に主人公は次第に心惹かれていき、さらにその劇作家・ドライマンの弾くピアノ・ソナタを聴いて主人公の心は激しく揺さぶられることになる、という内容になっているそうです。
第20位:ヒトラーの忘れもの
戦争映画おすすめランキング第20位は、「ヒトラーの忘れ物」です。2015年に公開されたデンマーク・ドイツの歴史ドラマ映画と言われています。第二次世界大戦を語るときにヒトラーなしでは語れませんが、この映画は、第二次世界大戦後のデンマークに、地雷を撤去するために送られたドイツ兵について描かれています。
地雷撤去を任命された2000人以上の兵士のうち、約半数が失くなったり手足を失ったという悲しい実話に基づいた作品となっているそうです。第28回東京国際映画祭では、「地雷と少年兵」という題で上映されて、出演したルイス・ホフマンとローランド・ムーラーが最優秀男優賞を受賞しました。
第19位:カティンの森
戦争映画おすすめランキング第19位は、「カティンの森」です。2007年に公開されたポーランドの映画で、第二次世界大戦の中実際に起きた「カティンの森事件」という実話を題材とした作品です。監督であるアンジェイ・ワイダが80歳の時の作品で、彼の父親もカティン事件の犠牲者だそうです。撮影は「戦場のピアニスト」などでも知られるポーランド出身の有名な撮影監督・パヴェウ・エデルマンが手がけたことでも話題になりました。
実話であるカティンの森事件とは、第二次世界大戦中にソビエト連邦の森で約22000人のポーランド人が銃殺された残忍な事件で、映画の原作は「死後 カティン」という小説が基になっています。
第18位:マイ・ブラザー
戦争映画おすすめランキング第18位は「マイ・ブラザー」です。2009年の洋画で、2004年のデンマーク映画「ある愛の風景」をリメイクした作品となっています。ナタリー・ポートマンなどの豪華俳優が出演したことも話題となりました。秘密を抱えた元兵士の男とその妻、そして二人の娘に男の弟まで巻き込んで、家族の崩壊と再生を情感溢れる世界観で描いてるそうです。
監督はジム・シェリダンで、「マイ・レフトフット」や「イン・アメリカ/3つの小さな願い事」なども作っている有名監督です。戦争のもたらす悲劇や家族との関係性を繊細に描く感動作となっているそうです。
第17位:遠すぎた橋
戦争映画おすすめランキング第17位にランクインしたのは「遠すぎた橋」は、1977年に公開されたイギリス・アメリカ合作のの戦争映画です。この作品も実話を基にしていて、第二次世界大戦後期に行われた連合軍の作戦であるマーケット・ガーデン作品を題材としているそうです。
コーネリアス・ライアンの作品である「遙かなる橋」という本を原作としていて、監督は俳優でも活躍しているリチャード・アッテンボローが映画化しました。古い映画ではありますが、当時の有名な俳優も多く出演しているので見る価値があると言われています。
第16位:サラエボの花
戦争映画おすすめランキング第16位は「サラエボの花」です。2007年の12月に公開されたボスニア・ヘルツェゴビナの映画作品です。ボスニア紛争をテーマにした作品で、原題のサラエボを舞台にしたヒューマンドラマです。心に傷を抱えた女性と、その娘との家族の絆を丁寧に美しくかきあげた作品です。
ボスニア紛争は日本人にはあまり馴染みのない内容かもしれませんが、歴史に触れられるいい名作だと言われています。上映時間も95分と短めなのでサクッと見られる作品となっているそうです。
第15位:ゼロ・ダーク・サーティ
戦争映画おすすめランキング第15位は、「ゼロ・ダーク・サーティ」です。割と最近の実話であるウサーマ・ビン・ラーディンの殺害に至る経緯と、その作品に挑む特殊部隊についてを描いた2012年に公開されたアメリカ映画です。戦争映画だけでなく、政治やサスペンスの要素も入った洋画となっているそうです。
2011年5月2日に実行されたウサーマ・ビン・ラーディンの殺害に至る経緯の実話を基に作られたフィクション映画です。監督は、先ほど紹介した映画「ハート・ロッカー」で史上初の女性によるアカデミー監督賞を受賞したジェシカ・チャスティンだということで話題となりました。
戦争映画のおすすめランキングTOP14〜4
ここでは、戦争映画のおすすめランキング第14位から第4位を発表します。ここからは映画をあまり見たことのない人も知っているタイトルの作品も多く登場するでしょう。
第14位:風と共に去りぬ
「風と共に去りぬ」は1939年に制作されたアメリカ映画で、日本で初公開は戦後の1952年でした。タイトルがとても有名なのでこれが戦争映画だと知っている人は意外と少ないかもしれません。原作は世界的に大ヒットした小説で、題名はアーネスト・ダウスンの恋愛詩「シナラ」から取ったもので、1つの文化が戦争と共に消え去ったという意味しているそうです。
アメリカ南北戦争によって今まで存在していた文化が打ち砕かれ、アメリカ南部で生まれ育った少女・スカーレット・オハラがその戦争後をどのように生き抜いたかを描いた作品で、彼女の情熱的な恋物語も同時に描かれています。
第13位:戦場のピアニスト
「戦場のピアニスト」は第二次世界大戦中のワルシャワを舞台にした2002年公開の映画で、フランス・ドイツ・ポーランドの合作作品です。ユダヤ系ポーランド人のピアニストの実話である体験記を脚色して映画化したもので、カンヌ映画祭では最高賞であるパルム・ドールを受賞したことでも話題となったそうです。
ポーランドの国民的ピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンは、幼少期をゲットーで過ごし、母を収容所でなくした経験を持っています。そのような彼自身の苦しい半生を美しいピアノとともに描いた作品となっています。主演を務めたエイドリアン・ブロディが代役なしでピアノ演奏に挑戦したのも大きく話題になったそうです。
第12位:ヒトラー 最期の12日間
「ヒトラー ~最期の12日間~」は2004年に公開されたドイツ・オーストリア・イタリアの共同制作による作品です。実話である1945年4月に起きたベルリン市街戦を背景に、ヒトラーの最期の12日間を描いた作品となっています。
戦争や独裁という混沌とした状況の中で、国防軍の軍人や親衛隊、また戦争に巻き込まれてしまうベルリン市民の悲惨な姿にも焦点を置いて描かれています。ヒトラーの秘書官を務めたユンゲの回想録「私はヒトラーの秘書だった」がこの作品の土台になっており、リアルな当時の状況が描かれていると映画好きの中で話題だそうです。
第11位:イングロリアス・バスターズ
2009年に公開された映画「イングロリアス・バスターズ」は、監督・脚本をクエンティン・タランティーノ、そして主演をブラッド・ピットが務めたことで大きく話題になったそうです。第二次世界大戦中にドイツの支配下であったフランスを舞台にした、タランティーノ作品の中でも人気のアクション映画だそうです。
歴史的事実を基に作られていながらも、今まで見たことのないような戦争映画に仕上がっており、アクション映画である「特攻大作戦」や「地獄のバスターズ」をモチーフとしたような作品になっているそうです。
第10位:硫黄島からの手紙
「硫黄島からの手紙」は2006年に公開されたアメリカ映画です。タイトルにもある通り、第二次世界大戦中に起きた硫黄島の戦いをアメリカと日本の双方の視点から描いたプロジェクト「硫黄島プロジェクト」の片方の作品で、日本からの視点のものです。ちなみに、「父親たちの星条旗」がアメリカからの視点の作品だそうです。
実話を基にしており、タイトルの通り、硫黄島の戦いで指揮を務めた栗林忠道が家族へ向けた手紙を基にストーリーが展開されるそうです。主人公である栗林中将を渡辺謙が務めたり、クリント・イーストウッドがメガホンを取ったことも大きく話題となったそうです。
第9位:ハクソー・リッジ
「ハクソー・リッジ」は2016年に公開されたアメリカ映画で、太平洋戦争で衛生兵として従軍したデズモンドの実話を基にした伝記戦争映画となっているそうです。主演のアンドリュー・ガーフィールドは「沈黙 ―サイレンス―」も主演を務めており、その演技力は話題となりました。
第二次世界大戦中に武器を持たずに戦地に赴き、多くの怪我をした兵士たちを救ったという実話を基にしたお話になっています。主人公自身の強い信念と勇気ある行動に感動させられる作品だと言われています。
第8位:西部戦線異状なし
「西部戦線異状なし」は1929年に発表されたエーリヒ・マリア・レマルクの長編戦争小説で、それを基にした映画です。タイトルは、主人公のパウルが戦士した日の報告にて「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載された悲しい事実に由来しているそうです。
この作品はアメリカ映画なので、登場するキャラクターはフランス人以外は映画を話しますが、服装や髪型、小道具や兵士たちの基本教練、また、残虐な戦闘シーンによって当時のドイツ軍の雰囲気を正確に描写していると話題になったそうです。
第7位:縞模様のパジャマの少年
「縞模様のパジャマの少年」は2006年の映画で、小説がもとになっているそうです。ナチスの将校を父親に持つ主人公のドイツ人少年と、収容所にいるユダヤ人少年の美しくも残酷な友情を描く人間ドラマです。
人種など関係のない子供の純粋な友情関係と、戦争によりあっけなく引き裂かれてしまう二人の悲しい運命を無残にも美しく描いている作品として大きく話題となりました。オーディションで選ばれたという二人の主人公の少年の演技も素晴らしいそうです。
第6位:ダンケルク
おすすめランキングの第6位にランクインしたのは「ダンケルク」です。「インセプション」や「インターステラー」などでも有名な監督・クリストファー・ノーランによる作品で、第二次世界大戦のダンケルク大撤退という実話を基にした作品だそうです。
クリストファー・ノーランらしい時間軸を無視した構成になっていて、空軍・陸軍・海軍の3つの視点からそれぞれに語られる物語を一つの映画に閉じ込めているそうです。台本にセリフはほとんど存在せず、しかし繊細にサスペンスが描かれています。
第5位:ライフ・イズ・ビューティフル
「ライフ・イズ・ビューティフル」が戦争映画おすすめ洋画ランキングの第5位にランクインしましたが、誰もが知っている映画だと言われています。カンヌ映画祭で審査員グランプリにも選ばれた、「イタリアのチャップリン」とも呼ばれているロベルトベリー監督の作品です。
ナチスの強制収容所に収監されたある家族を、戦争映画でありながらユーモラスに、さらに温かい視点で描くという異色の感動作品です。戦争映画とは思えないほどユーモアに富んだ内容で、前半はコミカルに進んでいきます。戦争映画に興味がある人は是非見たほうが良いと言われているそうです。
第4位:ラストサムライ
おすすめランキングの第4位は2003年に公開されたアメリカ映画「ラストサムライ」です。明治初頭の日本を舞台としていて、時代から取り残された侍の生き様を描いています。アメリカ映画ながらも、日本の武士道や日本の歴史を描こうとした意欲作で、日本人俳優も多く起用されたのが話題になったそうです。
切腹のシーンや残虐な戦闘シーンもあり、アメリカで公開された当時は17歳以上が対象となるほどだったそうです。2004年度の日本で公開された興行成績は1位となり、渡辺謙や真田広之など、ハリウッドに進出する機会の一つとなったそうです。
戦争映画のおすすめランキングTOP3
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ここでは、戦争映画のおすすめランキングのTOP3を紹介しています。シンドラーのリストやワルキューレなど、有名作品がランクインしています。
第3位:ホテル・ルワンダ
「ホテル・ルワンダ」が戦争映画のおすすめランキング第3位にランクインしました。これはルワンダ虐殺を描いた2004年制作の映画です。珍しく、イギリス、イタリア、南アフリカ共和国合同で作られた作品です。
1994年にルワンダで勃発したルワンダ虐殺により、フツ族過激派が同族の穏健派やツチ族を120万人以上も虐殺するという混沌とした状況の中、1200人以上の難民を自分が働いていたホテルにかくまったというホテルマン・ポールの実話を基とした物語です。
第2位:ワルキューレ
戦争映画おすすめランキングの第2位は、「ワルキューレ」です。2008年のアメリカ映画で、1944年に起きたヒトラー暗殺計画「7月20日事件」と、その作戦の指揮を執った将校・クラウス大佐を描く実話を基にした作品です。
実際にあったヒトラー暗殺計画をモチーフとして、有名俳優のトム・クルーズが主演を務めたことでも話題になったそうです。ヒトラーの独裁政治に反対して世界を変えようとする者と、その裏で陰謀を企む者など、沢山の人間関係が交差しているドラマサスペンスとなっているそうです。
第1位:シンドラーのリスト
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戦争映画おすすめランキングの栄えある1位にランクインしたのは「シンドラーのリスト」です。スティーブン・スピルバーグ監督作品で、1993年にアメリカにて公開されました。第二次世界大戦にホロコーストが起こる中、ドイツ人の実業家・オスカー・シンドラーが1100人ものポーランド系ユダヤ人の命を救ったという実話を基に描いた作品です。
これはホロコーストを題材にしたものの中で代表的な作品として映画好きの中で知られているそうです。リトアニアの領事館でユダヤ人にビザを発行して多くのユダヤ人を救った日本人の杉原千畝は「東洋のシンドラー」とも言われているそうで、日本人には馴染みのあるテーマだといわれています。
戦争映画の名作洋画10選
ここでは、戦争映画おすすめランキング以外にも名作として紹介したい洋画を10選として紹介しています。地獄の黙示録やUボートなど、一度は見ておきたい作品が並んでいるそうです。
名作洋画①カジュアリティーズ
「カジュアリティーズ」はベトナム戦争中に起こったアメリカ陸軍兵士にゆおる戦争犯罪を題材にした1989年の作品です。1966年に起こった、兵士による少女強姦という悲惨な実際に起こった事件を題材にしています。
名作洋画②地獄の黙示録
「地獄の黙示録」は1979年に公開されたフランシス・コッポラ監督の作品です。ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」という小説を題材としていて、その物語の舞台をベトナム戦争に移して脚色したストーリーになっているそうです。
名作洋画③シン・レッド・ライン
1998年に公開されたアメリカ映画で、1962年に出版された小説を基にした作品です。太平洋戦争の激戦地・ソロモン諸島で起こったガダルカナル島の戦いを舞台として、生死の間を懸命に生き抜く兵士たちの姿を描いた映画で、第49回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞したそうです。
名作洋画④13時間
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「13時間 ベンガジの秘密の兵士」は、2012年に実際に起きたアメリカ在外公館襲撃事件を題材とした作品です。アメリカ領事館がイスラム過激派の武装集団に占拠され、支援を絶たれた6人の警備兵が繰り広げる息を呑むシーンが続くそうです。
名作洋画⑤ハンバーガー・ヒル
「ハンバーガー・ヒル」は、1987年に制作されたアメリカ映画です。1969年に南ベトナムで起きた、アメリカ空軍と北ベトナム軍との間で繰り広げられた「アパッチ・スノー作戦」と呼ばれる攻防戦を題材とした戦争映画で、ベトナム戦争の悲惨さを描いています。
戦場に送られたばかりの若い新米兵を中心として描いているそうです。タイトルは、兵士たちが次々と倒されていく惨状に「この丘は俺たちをハンバーガーにしようとしている!」と1人の兵士が叫んだのが由来だそうです。
名作洋画⑥ブラックホークダウン
「ブラックホークダウン」は2001年に公開されたアメリカの戦争映画で、監督がリドリー・スコット、プロデューサーがジェリー・ブラッカイマー、主演がジョシュ・ハートネットという豪華なキャストだったのが話題になったそうです。ソマリアで起きた「モガディシュの戦闘」という悲惨な戦争を題材にしているそうです。
名作洋画⑦プラトーン
「プラトーン」は1986年に公開されたアメリカ映画です。第59回アカデミー賞作品賞や第44回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞したり、実績のある作品として知られているそうです。「ディア・ハンター」や「地獄の黙示録」に続いてベトナム戦争を描いたオリバー・ストーン監督の代表作として映画好きの人に広く知られているそうです。
名作洋画⑧フューリー
「フューリー」は2014年に公開された映画で、第二次世界大戦中のナチスドイツとの戦いに焦点を置いた作品です。ナチスドイツを相手に戦車で戦いに挑む5人の兵士たちの過酷な戦いを描いたもので、兵士たちの固く結ばれた友情にも目が離せない作品となっているそうです。
名作洋画⑨ローン・サバイバー
「ローン・サバイバー」は2013年のアメリカ映画で、アメリカ海軍・ネイビーシールズ史上最悪の惨事と呼ばれている「レッドウィング作戦」を全貌を描いた作品です。実際にレッドウィング作戦に参加して唯一生還した兵士の回顧録を基とし、実際に起こった惨事をリアルに描いているそうです。
名作洋画⑩Uボート
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「Uボート」は1981年に公開された戦争ドラマの傑作と言われています。第二次世界大戦のドイツ軍の潜水艦に乗り込んだ兵士たちに焦点を当てて、彼らに待ち構える苦悩や過酷な運命を激しく描いている作品だと言われています。
戦争映画のおすすめ名作映画集
ここでは、戦争映画のおすすめ名作映画を紹介しています。第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争/イラク戦争、その他の戦争映画に分けて、実話に基づいた名作を紹介しています。
戦争映画:第一次世界大戦
「アラビアのロレンス」は、あるひとりのイギリス人を主人公とした1962年に公開された映画です。13世紀から長く続いてきたオスマン帝国ですが、第一次世界大戦が起きていたときにはほぼ壊滅状態だったそうです。そんな中起こった第一次世界大戦とアラブ反乱についてを描いた作品となっているそうです。
ストーリーだけではなく、どこまでも続く果てしない地平線と、何もないまっさらな砂漠など、美しい自然の描写も印象的な名作となっているそうです。オリジナル版は207分と超大作になっていますが、飽きることもなく楽しめる作品となっていると話題です。
戦争映画:第二次世界大戦
火垂るの墓は、高畑勲監督作品のスタジオ・ジブリアニメーション作品として多くの人に有名な名作です。二人の兄弟が第二次世界大戦の中生きようと懸命にもがく作品です。洋画ではなく邦画のアニメーション作品なので、日本ではほとんどの人が見たことがあるのではないかと言われています。アニメーション作品でありながら、悲しくも残酷なシーンもあり、リアルに戦争の実話が描かれているそうです。
子供のときに見た人の中には、よく内容が分からないものの強烈な印象を抱いた、という人も多いと言われていて、それほど感情に刺さる名作になっています。見てない方にはおすすめの名作と言われています。
戦争映画:ベトナム戦争
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「ワンス・アンド・フォーエバー」は、本を原作とした、アメリカとベトナム双方の視点を取り入れた戦争映画です。ベトナム戦争の中でもあまり知られていないベトナム戦争初期の戦いに焦点を置いた内容になっていて、メル・ギブソンが主演を務めていることで話題にもなりました。
戦争の悲惨さを描きつつ、同時にアメリカとベトナムどちらでも兵士の家族がその帰りを待つ、という戦争のリアルさを交えた描写もあり、戦争で戦う人たちだけでなく、兵士を待つ家族を描いたものはあまりないそうです。原作である本を読めば、さらに映画の内容に深みをもたせて鑑賞することができるそうです。
戦争映画:湾岸戦争/イラク戦争
「アメリカン・スナイパー」は、有名な監督であるクリント・イーストウッドが監督した洋画として有名だそうです。実話を基にしていて、イラク戦争に従事し、160人を狙撃し射殺し「ラマーディーの悪魔」と恐れられたアメリカ軍人の話です。
この映画はアメリカ軍の活躍を称賛するものでは決してなく、悪魔と言われたアメリカ軍人の疲れてすさんでしまった心、戦争によってすれ違ってしまう家族、そして戦争による精神的な後遺症。戦争によってボロボロになってしまった主人公の苦しみや悲しみを描いた名作中の名作だと話題になっているそうです。主演のブラッドリー・クーパーの名演技にも注目だそうです。
その他の戦争映画
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他の戦争と比べてあまり有名ではないですが、アメリカ南北戦争はアメリカ史に大きく残る戦争の一つです。映画「グローリー」は、19世紀のアメリカを舞台にして、黒人奴隷解放運動を発端として起こった南北戦争において、ある白人指揮官は黒人部隊を指揮することになる、という内容の映画です。
色濃く残る黒人差別を描いていて、差別問題に真正面から向き合い、見る人に強いメッセージを残す映画だと話題だそうです。南北戦争について知識がなくても、差別など今も問題となっているものに焦点を置いているので見る価値がある作品と言われています。
戦争映画のおすすめ名作映画実話まとめ!
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沢山のおすすめ戦争映画を紹介してきましたが、実話を基にしたものや、洋画、邦画関係なく印象的なものが多かったようです。歴史を風化させないようにするためにも、気になったものがあればこの機会に見てみてはどうでしょうか。