水曜どうでしょう最新作は2019年？行き先や企画内容・最新情報を徹底考察

北海道テレビ放送（HTB）が送る人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」は、1996年から放送スタートしました。不定期ながら20年以上も愛される長寿番組です。4人のメンバーが無謀かつ無計画な旅を繰り広げ、行き先での珍道中を楽しむ企画です。メンバー4人が無計画にひたすらしゃべって旅するだけという、無謀でありながらゆるい雰囲気が視聴者に受けました。

「水曜どうでしょう」のレギュラー放送は6年続き、2002年に終了しました。番組終了時に「一生続けられるペースで「水曜どうでしょう」をやっていく」と宣言し、以降不定期な企画の放送が続いています。不定期ながら待ち続けるファンの多い人気企画なのです。レギュラー放送終了後も、再放送の「どうでしょうリターンズ」や「水曜どうでしょうClassic」は全国各地で放送されています。

「水曜どうでしょう」では、毎回4人のメンバーが行き先で無謀な旅を繰り広げます。そのメンバーはバラエティ番組だけでなく俳優としても人気の大泉洋と、北海道で活躍するタレントの鈴井貴之、そしてこの行き先に2人のディレクター藤村忠寿と嬉野雅道が同行します。大泉洋は2019年現在では日本で知らない人はいない人気タレントですが、「水曜どうでしょう」初回放送時は大学生でした。

大泉洋さんは、当時大学生で演劇研究会に所属して「TEAM NACS」を結成していました。演劇研究会の活動を介して知り合ったのが、水曜どうでしょうのミスターである鈴井貴之さんです。鈴井貴之さんの紹介で「モザイクな夜V3」に出演して芸能界デビューとなったようです。その番組撮影時の緊張感のない独特の雰囲気が面白いとディレクター藤村忠寿さんに買われ、「水曜どうでしょう」の出演に繋がったとのことでした。

実はこの時、鈴井貴之さんは大泉洋さんの番組起用に難色を示したとのことでした。まだ大学生でプロ意識が低いというのが理由でしたが、いざ始まってみれば大当たりの番組になったのでした。

レギュラーメンバー2人目の鈴井貴之さんは北海道を中心に活躍するタレントであり映画監督、そして放送作家でもあります。実は1996年公開の映画「ガメラ2」や2002年のスタジオジブリ作品「猫の恩返し」の監督といえば、いかにビッグネームかおわかりいただけるのではないでしょうか。映画やドラマなどの枠にとらわれず、「水曜どうでしょう」のような無謀な企画であっても全力で挑むクリエイターさんなのです。

鈴井貴之さんは大泉洋さんが出演していた「モザイクな夜V3」でも、番組企画や構成を担当していました。鈴井貴之さんは「水曜どうでしょう」の前身番組ともいえる「モザイクな夜V3」を成功させた手腕を買われての起用となったようです。「どうでしょう班」は、メインの出演者2人とディレクター2人の4人構成で、鈴井貴之さんと大泉洋さんが出演者2名ということになります。

続いて、別称「TEAM どうでしょう」や「どうでしょう軍団」とも呼ばれる「どうでしょう班」のディレクターの2人です。この2人は「ディレクター陣」だったり「D陣」などと呼ばれています。番組スタート時点では、テレビの番組制作がまだ1年～2年と経験の浅いスタッフが起用されたとのことです。そのディレクター陣1人目が藤村忠寿さんです。藤村忠寿さんは番組内でのナレーションも担当しています。

水曜どうでしょうチーフディレクターの藤村忠寿さんのナレーションは、現在位置や目的地の紹介シーンや、旅の工程を語るシーンなどで登場します。ディレクター陣は基本的に姿が映らないように撮影されています。声だけが登場するようになっていますが、時々カメラに写ってしまうことがありました。「しょっちゅう見切れるディレクター」として、ほぼ出演者のように扱われています。

藤村忠寿さんはインタビューで「水曜どうでしょうの他のメンバーたちとの関係」を聞かれた際、「親友ではない」「もう抜け出すことはできないという十字架を背負った関係」と語っています。過酷な旅を共に潜り抜けた関係は、親友などというぬるい枠には収まらないようです。

そして、もう一人のディレクター陣・嬉野雅道さんは、カメラマン担当です。水曜どうでしょうメンバーの中では一番の年長です。東京でフリーの映像ディレクターを経験した後、北海道でディレクターとなり、「水曜どうでしょう」の前身番組である「モザイクな夜V3」の演出を担当しました。趣味がカメラ撮影ということもあり、「水曜どうでしょう」のサブディレクター兼カメラ担当になります。

ディレクター陣は藤村忠寿さんがナレーション、嬉野雅道さんがカメラ担当となりながら、2人で「水曜どうでしょう」の番組企画や構成、撮影したVTRの編集をこなすそうです。制作発表から実際の公開までかなり時間がかかるのは、こういった作業を2人でこなしているからのようです。他にも、「水曜どうでしょう」のグッズの企画や、「水曜どうでしょう」関連イベントの全国行脚なども担当しているとのことです。

大泉洋さん・鈴井貴之さんの出演者チームと、藤村忠寿さん(ナレーション担当)・嬉野雅道さん(カメラ担当)のディレクターチーム、この4名が水曜どうでしょうのレギュラーメンバーです。この「どうでしょう班」以外に出演が目立つ「準レギュラー陣」に、TEAM NACSのメンバーたちがいます。TEAM NACSは、大泉洋さんがメンバーの1人として大学時代に結成した演劇ユニットです。

TEAM NACSのメンバーたちはそれぞれの個性を持って舞台・ドラマ・映画・バラエティなどの幅広いジャンルで活躍しています。TEAM NACSは「水曜どうでしょうプロジェクト2000」の企画ドラマ「四国R-14」「対決列島」に出演しています。メンバーの中でも、俳優の安田顕さんは、最も出演回数が多い準レギュラー扱いとなっています。

「水曜どうでしょう」で安田顕さんは、HTBのマスコットキャラクター「onちゃん」のスーツアクター(中の人)として登場することが多いようです。onちゃんの中の人以外でも登場しますが、毎回番組の火付け役として大きな被害を被ることが多く、それが人気となっています。「onちゃん」のライバル「noちゃん」のスーツアクターとして登場するのがTEAM NACSの音尾琢真さんです。

だいたい数年に1回企画で最新作も放送されており、2004年には「ジャングル・リベンジ」、2005年の行き先は西表島という「激闘!西表島」企画、2007年には海外を行き先にした「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇～完結編～」企画、2011年に原付で日本を巡る「原付日本列島制覇 東京-紀伊半島-高知」企画、2013年は行き先を再び海外にした企画「初めてのアフリカ」が制作されました。

北海道発の人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」は、日本国内だけでなく、アメリカ、台湾でも放送されました。インターネット・ブロードバンド配信／ビデオ・オン・デマンドでもこれらの企画は配信されます。2019年現在はニコニコ動画に公式チャンネルが開設され、「水曜どうでしょう」のイベントや過去の企画も放送されているようです。2016年からは映像ストリーミング配信のNetflixでも配信が開始されました。

ファンが待ちに待った水曜どうでしょう最新作ですが、2013年の「初めてのアフリカ」の放送が終わり数年…2016年の鈴井貴之さんのTwitterから企画が動き出していることが分かりました。前作から2年以上が過ぎ、行き先などの企画をあたため始めたという投稿でした。「ネタはすでに、いつくつかありますよ。」と言いながらも、「タイミングを図っている」という内容の投稿でした。

2016年の1月に上記のような最新作をにおわせる発言から何カ月も時が過ぎ、最新作に動きがあったのは、その年の年末、12月12日の鈴井貴之さんのTwitterでした。鈴井貴之さんのTwitterで「打ち合わせ終了。待ってろ大泉洋！」というコメントとともに、水曜どうでしょうスタッフの写真がUPされました。打ち合わせというのは当然最新作のものと期待してよさそうです。

2016年12月12日～13日で気になる発表があってから、年明けの2017年1月8日、最新作の情報がさらに明らかになります。「水曜どうでしょう」の公式サイトの「本日の日記」にて、撮影が始まっている内容の投稿がされました。2017年1月8日の9:55に藤村忠寿さんの投稿で、「行ってきます。どうでしょう軍団」という注目すべきコメントがありました。新作のロケに出発した投稿と考えられます。

そして2017年1月12日に朝日新聞の取材で、水曜どうでしょうのレギュラーメンバーであるディレクターの藤村忠寿さんの「今年は「水曜どうでしょう」の新作を撮影する予定です。２０１３年に放送されたアフリカ編以来ですから４年ぶりのことです」という発言が発表されました。

その後、「水曜どうでしょう」公式サイトの「本日の日記」で、追加情報として水曜どうでしょう最新作の企画がスタートしていることと、放送日は未定であることが発表されました。

その後2017年6月2日、レギュラーメンバーであるカメラ担当のディレクターの嬉野雅道さんのインタビューでは、6月の段階で最新作は撮影中との情報が出ました。企画は順調のようで、7月の鈴井貴之さんと藤村忠寿さんとのトークショーでは、「今年の頭からやっている。まだ続いている」との情報が告白され、駆け付けたファンたちを驚かせました。2017年から最新作の撮影が開始され、まだまだ撮影は続いているとのことです。

2018年7月29日の北海道で開催されたイベントでは大泉洋さんが出演しました。そしてそのイベントでモニターを通じて、岩手のイベントに出ていた藤村忠寿さん、嬉野雅道さんの2人から爆弾発言があります。「大泉くん、そろそろ旅に出ようか？」とファンもびっくりな旅のスタート宣言です。「ロケから帰って1日後に、旅(=撮影)に出る」という話でした。この1日後とはおそらく7月31日と予想されます。

この様子は、ニコニコ生放送で生放送されていました。生中継の大槌町会場のモニターで見ていたファンたちは、大泉洋さんの困惑した顔に大反響だったようで、コメントの嵐となりました。大泉洋さんは久しぶりのオフだと言っていたので、貴重な休みが水曜どうでしょうのロケでつぶれてしまったことになります。困り顔の大泉洋さんに、藤村忠寿さんは「休みなくて悪かったね。大泉くん」と、悪い笑顔だったとのことです。

このイベントでは「パスポートを持ってなくても密航する」と話していたので、行き先は海外に間違いないようです。しかしロケ先はどこなのかは明らかにされませんでした。この後、大泉洋さんの日記では「旅の準備といっても、どこに行くか知らされていないから準備のしようがない」「とりあえず日数分だけパンツ詰める」という笑いを誘うコメントが投稿されていました。

ここまで撮影情報が小出しにされると、気になるのは最新作の放送日です。「水曜どうでしょうDODESYO CARAVAN 2017」という、水曜どうでしょうを担当するディレクターが全国行脚するイベントがあります。2017年9月24日、この「水曜どうでしょうDODESYO CARAVAN 2017」の最終日にて、ディレクターの藤村忠寿さんから最新作の放送日について発表がありました。

「水曜どうでしょうDODESYO CARAVAN 2017」での藤村忠寿さんによる「最新作放送日は来年(2018年)」とのサプライズ告知に、ショーの観客たちがどよめきました。

2018年6月28日の札幌のイベントに鈴井貴之さんとディレクターの藤村忠寿さん、嬉野雅道さんの3人が出演し、「2018年の放送は無理」と発言がありました。ということは、放送は2019年が濃厚のようです。2016年から引っ張って引っ張って、情報を小出しにし、2018年でロケが終わったので年内に最新作が拝めると思っていたファンはまたもや肩透かしとなりました。

そして2019年の1月2日テレビで「2019 最新作いよいよ編集開始」というテレビCMが北海道テレビ放送で流れ、Twitterで話題となりました。「編集」を始めただけなのにCMが制作されるなんて、水曜どうでしょうの最新作がいかに視聴者たちに期待されているかがわかります。2019年編集開始で2019年内に放送されることを期待する声も大きいようですが2019年に編集、翌2020年まで引っ張るのではという声もあるようです。

2018年8月1日の水曜どうでしょうの公式サイトやレギュラーメンバーたちの日記によって、ロケの旅に出発したことが発表されました。公式サイトでは「しばらく旅に出ます。どうでしょう班」、鈴井貴之さんの日記では「では大泉君とちょっと旅してきます！！」と投稿されていました。

大泉洋さんの日記では気になる内容があり「もう飛びます！！今回は4人だけの旅です」とのことです。どうやら最新作の行き先は飛行機で行く場所で、4人での旅のようです。

そして8日後の2018年8月9日には、大泉洋さんの日記で、最新作のロケから帰国した報告がありました。「放送は相当後」とのことで、いつもの無謀な旅に拍車がかかった濃厚な内容になっていることが期待できそうです。

気になるのは最新作の行き先です。2016年12月13日には、水曜どうでしょうのレギュラーメンバーであるディレクターの藤村忠寿さんと嬉野雅道さんから、LINEライブにて続報がありました。水曜どうでしょうの鈴井貴之さん、藤村忠寿さん、嬉野雅道さんで飲みに行き、次回最新作をそろそろやりますかという話になったとのことでした。

行き先は「南半球のどこか」といい、「行き先は南極」という衝撃コメントの後、「南極は無理なので南半球のどこかで」とまとめられました。最新作企画の行き先は、海外・南半球とのことです。

水曜どうでしょうの最新作企画内容については、2017年3月19日には女川町復幸祭2017でのトークライブイベントで情報が明らかになりました。水曜どうでしょうのレギュラーメンバーであるディレクターの藤村忠寿さん、嬉野雅道さんが出演しました。その際、水曜どうでしょうの最新作の話題にも触れ、すでに2回目のロケが終わっているという情報が発表されました。大泉洋さんが一番乗り気のことでした。

水曜どうでしょうの最新作は、4人の旅だということが2018年7月31日放送の嬉野雅道さんのラジオにて明らかになりました。最新作のロケは他のスタッフの同行は一切なし、レギュラーメンバーの4人だけの旅に出るとラジオで語られました。番組スタート当初は低予算のため4人で行くのが当然でしたが、人気番組となった今、レギュラーメンバー4人だけでの旅は、実に12年ぶりとのことでした。

人数が増えると緊張感がなくなっていくので、あえての同行なしで4人のロケを決行したとのことです。水曜どうでしょうの最新作は原点回帰の企画でもあるとのことでした。

水曜どうでしょう最新作のロケがが終了したとのことで、最新作の行き先が気になるところです。レギュラーメンバー日と嬉野雅道さんの公式ブログ・CUE DIARYで「帰国しました」という投稿があったのは2018年8月9日の3:00です。おそらく前日の8日には帰国していたと考えられます。そして大泉洋さんが「時差ボケ」という発言から、どうでしょう軍団の最新作の行き先を予想してみたいと思います。

少しでも時差がある国にいけば時差ボケを起こす人もいるのですが、相手は無謀な旅のベテラン大泉洋です。これまでの放送でも、行き先を知らないまま拉致されていくという無茶な企画がまかり通っていました。アフリカに拉致されていった企画でも、直前まで「ハナタレナックス」の収録をしてお寿司を堪能していたとのことです。そんな鋼の精神を持つ大泉洋が、5～6時間程度のフライトで時差ボケになるとは考えにくいです。

このため、ファンたちの間では片道8時間から12時間はかかる国に旅立ったのではないかと予想されています。行き先が南米の場合、往復に丸2日かかってしまいロケの時間が短くなってしまうので、もう少し渡航時間の短い場所ではないかと考えられます。アフリカは以前の企画ですでに行っているので候補から外し、東南アジアも近すぎるという理由から外されます。

治安の悪い中東も行き先から外すとなると、ヨーロッパになってしまいますが、過去に「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」という企画がありました。放送当時のヨーロッパは20ヵ国でしたが、2019年現在はEU加盟国は27ヵ国です。ギリシャやルーマニア、ロシアという行き先も考えられるかもしれません。ファンの中では過去に行き先である北アメリカのユーコン川にリベンジしにいったのではという説もありました。

もし予想が当たれば、現地ガイドの熊谷さんやピートが再登場する可能性もあるのかもしれません。しかしLINEライブでは行き先が南半球と判明したことから、この説は可能性が薄そうです。残るは南米12か国かオーストラリアです。南米12か国には、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、パラグアイ、ボリビア、ペルー、ブラジル、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、ベネズエラがあります。

2019年編集中とのことなので、編集の間に行き先を想像して待つばかりです。熱心なファンたちは、過去の放送やDVDの企画を見直して、2019年最新作の行き先を予想する人もいるようです。今から予想して、2019年放送初日の答え合わせを楽しみにしているファンも少なくないのではないでしょうか。

大泉洋さんの話では、最新作の旅の前に、国際免許を取得したとのことでした。ということは、車での移動の旅になりそうです。密室で男4人のグダグダな話を聞く路線の番組のようです。

日本の運転免許証というものは、日本国内でしか運転ができません。もし海外で車を運転したい場合は、国際免許証が必要となるのです。国際免許証とはジュネーブ条約に基づいて加盟している国が発行するものです。加盟国での運転を認め合う形になります。国際免許で運転が可能な国は、2018年4月1日の段階の情報ですが、95の国と、2つの特別行政区があるそうです。

そこで、オーストラリアと南米12か国の中で、国際免許が必要な国を調べてみました。オーストラリアとアルゼンチン、チリ、エクアドル、パラグアイ、ベネズエラ、ペルーの7つの国になります。そこで、オーストラリアと南米12か国の中で、国際免許が必要な国を調べてみました。オーストラリアとアルゼンチン、チリ、エクアドル、パラグアイ、ベネズエラ、ペルーの7つの国になります。

これまでの水曜日どうでしょうの企画を見ていると、縦断・横断系なのではと予想するファンもいるようです。国際免許を使って運転する南米12か国制覇企画や、オーストラリア横断企画、チリ縦断企画などが予想されています。2019年編集中の最新作は、どんな旅をしているのか、答え合わせが楽しみにしている方が多いです。

2019年1月現在でも、AmazonのDVDバラエティ部門の売れ筋ランキングには1999年放送の「水曜どうでしょう 第15弾 アメリカ合衆国横断」が2位に食い込んでいます。レギュラー放送が終わっても根強い人気を誇る水曜どうでしょう、ここからはその番組の持つ魅力についてご紹介いたします。水曜どうでしょうの魅力①は出演メンバー同士のゆるい痛快トークです。

レギュラーメンバー4人とも、それぞれ強烈に個性の持ち主です。水曜どうでしょうを見たことのない人でも、大泉洋さんの存在は知らない方が少ないくらいの個性派タレントです。無謀・無計画な旅のトラブルも、大泉洋さんの持つ独特な雰囲気が、周囲や見ている視聴者を和ませるようです。明石家さんまやタカトシにも認められるほど、大泉洋は人を引き付ける才能と魅力にあふれているということなのでしょう。

水曜どうでしょうの魅力②はその展開が無謀・無茶・破天荒すぎることにあります。ただ旅をするだけなのに、視聴者の予想もつかない展開が毎回起こります。延々大声でしゃべっていたり、旅の中で突然幼稚なケンカが勃発したりと、起承転結がなく、だらだらと続いていきます。

そのぐだぐださの中に起こる無謀な展開が楽しいと言われており、「ヨーロッパリベンジ編」のメンバーのケンカは全力のガチ勝負で、ファンの間でも伝説となっているほどです。

水曜どうでしょうの魅力③はその企画の予想外さにあります。毎回旅をするだけなのに、旅の企画が毎回斜め上を行くのです。その旅の中で「粗大ゴミで家を作ろう」だったり「闘痔の旅」や「サイコロの旅〜自律神経完全破壊〜」などの、企画の名前を見ただけでも「なにそれ！？」と興味を引く内容ばかりなのです。旅の中でのトークも楽しみですが、旅の中で展開されるとんでもない企画も視聴者を引き付ける魅力の一つなのです。

「サイコロの旅〜自律神経完全破壊〜」では、サイコロの出た目によって次の行き先と行く手段を決定し、東京から北海道まで帰るという、大変無茶な企画ながら、「特殊な旅番組」という位置づけを確立したと言われています。また、「低予算」を謳い文句に移動には深夜バスを利用し、その待ち時間によるイライラまでネタにしてしまうという、他の番組にない斬新さが特徴と言われます。

初期から家庭用ビデオカメラを使用して撮影しているせいか、撮り方が妙に素人くさいのがこの水曜どうでしょうの特徴であり魅力④なのです。素人がビデオ撮影したときの不慣れ感が全開というか、メンバーがカメラに全く映らなかったり、妙に遠かったり、延々とバイクに乗る背中だけ映る変な間があったり、と他の番組にはない撮り方をしています。

初期の頃の撮影は、家電量販店で買えるSony製の家庭用ビデオカメラを使用して撮影したとのことでした。

そして、何よりファンの間で語られる魅力⑤が、旅の楽しさがリアルに伝わってくるということです。まるで友達と一緒に旅しているような楽しさが感じられ、それが作り物っぽくないリアルさとして伝わるようです。一般的な旅番組は食事をする店や泊る店、ゲストが登場するタイミングなど、全てが脚本通りに作られていきます。

しかし、水曜どうでしょうは出発まで大泉洋さんが行き先を知らされていなかったり、妙な企画による縛りがあったりと、サプライズ感が満載です。メンバーたちと罵り合ったりトラブルに巻き込まれれば愚痴を言ったり、とりとめもない話を延々としたりと、友達と普通に旅をしているような親近感を感じるのです。

番組が終わったころには「旅っていいなぁ」「こんな旅を友達としてみたいなあ」と思わせる番組、それが水曜どうでしょうの魅力の1つと言われています。

2019年1月2日の、水曜どうでしょうのファンによる書き初めならぬ、「描き初め」の投稿です。水曜どうでしょうの無謀な旅に参加する、大泉洋さんと藤村ディレクターのガクガクぶりがそのまま描かれていて、「水曜どうでしょう」という番組の楽しさが伝わってくるようです。

2019年1月2日、北海道在住の水曜どうでしょうファンは何をしているのでしょうか。録画を何度見ても、DVDを持っていても、裏番組に箱根駅伝という王道番組が放送されていても、水曜どうでしょうのお正月放送を見てしまうようです。

ひたすらバイクを運転するシーンだけが続く「水曜どうでしょう」の1シーンです。変化のない単調さがリアルな旅という感じがしていいという意見もあり、また、小さくウィリーしてしまったという、ちょっとしたアクシデントが、この「水曜どうでしょう」の味でもあるのです。この微妙な間や単調さを楽しめる視聴者はとことんハマり、逆にそうでない人は「水曜どうでしょう」の魅力が全くわからないとも言われています。

2019年正月から始まったのが石原さとみ主演の人気ドラマ「アンナチュラル」の一挙再放送です。全国で再放送されているのかと思いきや、北海道は放送されていないとのことです。人気ドラマ「アンナチュラル」の再放送のかわりに、放送されているのは「水曜どうでしょう」でした。「水曜どうでしょう」は、石原さとみを押しのけるほどの人気を誇る北海道の人気番組なのです。

人気バラエティ「水曜どうでしょう」の2019年最新作の、気になる行き先予想や企画内容・最新情報の徹底考察をお届けしましたがいかがでしたでしょうか？2019年1月2日の水曜どうでしょうのCMでは、2019年編集開始という告知CMが流れました。年内の放送が期待される中、早くもファンの間では「放送は2019年の年末頃では」という予想もされているようです。