プレバトの水彩画の先生・野村重存の絵まとめ!過去1位作品や特待生は?

プレバト!!才能査定ランキングはTBS系列で毎週木曜7時から放送されている人気番組です。そのプレバトのなかの人気企画「水彩画才能査定ランキング」で講評を受け持つ野村重存先生は、一体どのような人なのでしょうか。プレバト内でお手本として出される野村先生の水彩画はどれも素晴らしいものばかりです。今回はその野村先生のプレバトでのお手本の水彩画作品や先生のプロフィールをまとめました。また、水彩画ランキングでの特待生や、その作品も一緒にご紹介します。

プレバトの水彩画の先生・野村重存の絵まとめ!過去1位作品や特待生は?のイメージ

目次

  1. プレバトの水彩画の先生・野村重存さんとは?
  2. プレバトの水彩画の先生のお手本がすごい!
  3. プレバトの水彩画の過去1位作品一覧!
  4. プレバトの水彩画の特待生は誰?
  5. プレバトの水彩画に対する感想や評価は?
  6. プレバトの水彩画の先生・野村重存の絵まとめ!

プレバトの水彩画の先生・野村重存さんとは?

「プレバト!!」は2012年10月11日から木曜19:00~20:00の間にTBS系列から放送されているバラエティ番組です。「使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!」が略されて現在プレバト!!という番組タイトルになっています。司会はダウンタウンの浜田雅功さんで、アシスタントを務める女性アナウンサーはシーズンごとに変わっています。

現在放送されているのは「才能査定ランキング」で「俳句の才能査定」に始まり「生け花の才能査定」「料理の盛りつけの才能査定」そして「水彩画の才能査定」と人気による広がりを見せています。複数の芸能人が事前にそれぞれのテーマで作品を作り上げ、その道のプロに批評してランキングをつけてもらうという企画です。

審査は公平性を保つために、芸能人の名前は隠して行われます。審査委員の先生の絶賛や時に辛口だったりと、容赦のないコメントも人気の番組です。今回はそのプレバト才能査定ランキングの中の人気企画の一つ「水彩画才能査定ランキング」に出演する野村重存先生のプロフィールと、その作品。さらに水彩画ランキングで評価を得た作品とそれをかいた芸能人を紹介していきます。

野村重存さんのプロフィール

野村重存(のむらしげあり)さんは1958年生まれ、2018年現在59歳の水彩画家です。1986年に多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業しています。さらに1988年に多摩美術大学院美術研究絵画の専攻を終えています。多摩美術大学で計6年間絵画を学んでいます。今は水彩画で活躍している野村先生ですが、若いころは油絵を学んでいたという経歴に驚く人も多いです。

大学院を卒業後は多摩美術大学で助手をつとめた後に美術雑誌の編集者として働きます。その後相模市にある「光と緑の美術館」の学芸課長として勤務したのち、水彩画やデッサンの先生として独立を果たしました。「趣味悠遊」というNHKの番組に講師として出演した経験もあります。東京や神奈川などの首都圏で個展を開いており、先生としても画家としても幅広い活躍を見せています。

野村重存さんの人気の理由は?

プレバトの水彩画才能査定ランキングの批評をつとめている野村先生は、視聴者にも出演者にも人気です。その理由の一つは野村先生の人柄にあります。普段カルチャースクールでも水彩画を教えている野村先生は「うまく描こうと思わないで見たままをかけばいい」という言葉をいつも言っています。その言葉が水彩画をはじめとした絵画の世界に飛び込む敷居をぐっと低くしています。

初めからうまく描こうと気取ってしまうと、どうしても固くなって気後れしてしまうという人にも「まず挑戦してみよう」という気持ちを水彩画の初心者にも思わせてくれます。芸術家の先生にありがちな気難しく怖い先生のイメージとは真逆の、褒める姿勢を常にもった柔らかい雰囲気を持っているとことも野村先生の魅力です。

プレバトの野村先生が人気な理由は、その確かな実力にもあります。普段水彩画をはじめとした芸術に触れたことがない人でも、野村先生の絵にははっと息をのんで圧倒されてしまいます。どこまでも透き通った水彩の風合いと、繊細に細やかに描きだされる日常の景色は老若男女問わず見ている人を惹きつけます。難しいテーマは関係なく、みたそのままの光景が描き出されているので野村先生の力量がありありと分かります。

野村重存さんのカルチャースクールとは?

NHKの教養番組「趣味悠遊」で講師をしていたことがある野村先生のカルチャースクールは大人気。NHKカルチャーにて、10月~3月までの講師を務めていますがそのあまりの人気ぶりにスクールは現在キャンセル待ちの状況です。プレバトの水彩画企画とは違い、外に行ってスケッチすることはなく用具の使い方などの基礎的なところから野村先生が丁寧に教えてもらえます。また、上手にかけるように添削と解説がついています。

プレバトの水彩画の先生のお手本がすごい!

ヨネスケ作「浅草演芸ホール」のお手本

水彩画の題材にヨネスケさんが選んだのは、浅草演芸ホール。昭和42年にデビューを飾り講談に上がったのが浅草演芸ホールです。ヨネスケさんにとって、非常に思い出深い演芸ホール前の看板を描いた「寄席にて」と題された作品は、野村先生の目にどう映ったのでしょうか。

  • 野村先生の評価
「とても丁寧にかいててある。とても丁寧だけど……才能なし」という評価でした。才能なしの理由は「構図が分からない」ということ。誰がどう見ても「浅草演芸ホール」だとわかる構図を選択することが必要だと、野村先生は語ります。水彩画を上達させるポイントはどんな建物なのかはっきり伝わるよう描くことです。

建物の大きさや広さ、形などをわかりやすく伝えるために構図を広くとる必要があるそうです。構図を広くとって描くことで描いた建物が何なのかを見ている人にはっきり伝えることができます。中途半端に描くのではなく、建物全体をみせて何を描いたかをはっきりさせることが水彩画上達への第一歩です。

実際に野村先生が描いた「浅草演芸ホール」は、ヨネスケさんの水彩画よりも遠くから描かれ、構図が広く取られています。誰がみても浅草演芸ホールだと分かり、たなびく旗から浅草の風まで感じられそうです。その空気感に出演者たちも圧倒されて感嘆の声を漏らしていました。

石田えり作「東京タワー」のお手本

石田えりさんが描いた東京の風景の題材は「東京タワー」です。石田さんが東京タワーを水彩画の題材に選んだ理由は「無骨な感じで、ドカーンとしてどーんとしている感じが好き」という理由だそうです。東京タワーの迫力におもきを置いた作品のタイトルは「ドカーン!!」

  • 野村先生の評価
野村先生が石田さんの水彩画に下した評価は「凡人」でした。その理由は石田さんの水彩画に多くの人が犯しがちなミスがあったからです。東京タワーのように高く堂々とした建造物なのに、見上げている感じがしない、というのがそのミスです。

絵を描きなれていない人は、印象的な航空写真でみるような俯瞰した構図で高層建築を描いてしまいがちです。しかし実際は下から見上げる構図のはず。石田さん絵に足りなかったのはその構図だと先生は言います。

野村先生が描いた水彩画の東京タワーは、空を突くほど高く見えるように構図が考えられています。東京の空に堂々とそびえたつその様に、MCの浜田雅功さんも口をあんぐり開けて驚いていました。

A.B.C-Z戸塚作「葛飾臨海公園」のお手本

これまで、プレバトで好成績を残せていないA.B.C-Zの雪辱を果たすために立ち上がったのは石塚祥太さんです。水彩画独特の濃淡をうまく使いこなした絵を完成させたという石塚さん。絵の題材に選んだのは大きな観覧車が特徴的な葛西臨海公園です。絵の輪郭をとることより、濃淡を意識したという絵のタイトルは「公園」です。

  • 野村先生の評価
「りっぱな、才能なし。暗い影と明るい部分を塗り分けようとはしているが、林の部分を見てしまうと多田のモヤにしか見えない」という厳しいものでした。全体をぼやかして、濃淡を表現しようとした石塚さんですがそれが逆に絵全体の印象をはっきりしないものにしてしまったようです。

野村先生が描いたお手本は、石塚さんが表現したかった「輪郭を意識しないで色の濃淡で描いた葛西臨海公園」です。全く同じ構図とコンセプトにも関わらず、歴然とした差を見せつけました。石塚さんが選択したような空を広くとる構図の場合、画用紙の白を活用することもテクニックの1つたど野村先生は語りました。画用紙の白を活用することで、初心者も上手に水彩画の空がかけるようになるといいます。

しずちゃん作「終わりは始まり」のお手本

しずちゃんが題材に選んだのはレインボーブリッジと夕日です。野村先生はしずちゃんの水彩画を実力者の枝と褒めました。絵の具の使い方と空と太陽の描き方は良いが、陰影のコントラストをもう少しこだわってほしかったという評価でした。

鈴木砂羽作「honky-tonkTOKYO」のお手本

鈴木砂羽さんが題材に選んだのは夜の東京タワーです。光を意識して空を白めに描写した鈴木さんですが、その書き方が逆に東京タワーが目立たなくなってしまいました。野村先生の評価はあまり高くない結果になってしまいました。

プレバトの水彩画の過去1位作品一覧!

佐野史郎作「紙魚ついた街角」

俳優の佐野史郎さんがプレバトの水彩画ランキング1位になった時の絵のタイトルは「紙魚ついた街角」です。構図の切り取り方や明暗の表現が高評価を獲得し、野村先生に「こりゃ負けますわ」と言わしめました。

賀来千香子作「東京タワー」

女優の賀来千香子さんが、プレバトの水彩画ランキングの題材として選んだのは「東京タワー」題名もずばり「東京タワー」です。構図の切り取り方、描写、明暗。どれも満点の10点を書くとしました。野村先生はこの評価に笑いながら「褒めるところしかないんだもん」といいました。

馬場典子作「光と石のオアシス」

フリーアナウンサー馬場典子さんが描いたのは朝の東京駅です。木漏れ日をうつす石畳の陰影が美しい水彩画に仕上がっています。構図も明暗も描写も素晴らしいと評価され、満点を獲得した馬場さんは初登場ながら野村先生に「特待生で良いと思う」といわれました。

川島明作「下町の銭湯」

お笑い芸人「麒麟」の川島明さんが描いた水彩画は「下町の銭湯」です。構図の切り取り方と明暗の描きかたで野村先生から満点の評価を得ています。

レイザーラモンHG作「キャッチボール」

お笑い芸人のレイザーラモンHGさんが描いた水彩画「キャッチボール」は公園でキャッチボールをしているのどかな光景を描いた作品です。レイザーラモンHGさんはこの絵が高評価され、プレバトの水彩画企画初登場ながら特待生に昇格しました。

千原ジュニア作「代々木八幡宮」

千原ジュニアさんが描いたのは代々木八幡宮の狛犬です。題名は「代々木八幡宮」のこの作品を野村先生は、「いろんなところが上手。触れそうな感じ」と評価しました。そこにあるような立体感ある作品に仕上がった千原ジュニアさんの水彩画は描写力で満点を獲得しました。

光宗薫作「第一京浜の先」

女優の光宗薫さんが描いた水彩画「第一京浜の先」は構図も描写も明暗も満点を獲得しました。この水彩画が公開されたとき、スタジオからは感嘆があがり野村先生は「鳥肌がたった」と驚いていました。

プレバトの水彩画の特待生は誰?

特待生5級:白石糸

白石糸さんは1992年12月31日生まれで現在25歳の女優です。「コウノドリ」や「白雪姫殺人事件」などの作品に出演していました。白石さんがプレバトでかいた「私のスタート地点」は岩の細かい表現が評価されました。一方、岩以外の描写がなおざりになったことが減点ポイントだったようです。

特待生5級:アンミカ

アンミカ(安美佳)さんは韓国出身大阪育ちのファッションモデルです。モデル以外にもデザイナーや化粧品のプロデュ―ス、講演会への出演や歌手などさまざまな方面で才能を発揮しています。その多彩さは芸術方面にも及んだようです。

夫との初デート場所である思い出のレストランを描いた「夫婦癒しの散歩道」という作品で、才能アリの1位を獲得して特待生に昇格しました。野村先生からは難しい構図を描き切った手腕を評価されました。奥行きある図と手抜きや妥協を許さない塗りこみが評価のポイントでした。

特待生5級:小倉久寛

小倉久寛さんは1954年10月26日生まれで2018年現在64歳の声優です。大河ドラマ「飛ぶが如く」や連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に声をあてています。世田谷区を走る世田谷線を描き、構図も描写も明暗もすべて満点を獲得しました。

特待生4級:千賀健永

千賀健永さんはアイドルグループKis-My-Ft2のメンバーです。アイドルとして活躍しながら「バイロケーション」などの映画や「○○な人の末路」などのテレビドラマに出演しています。父親がデザイナーだという千賀さんが描く絵もセンス抜群のものでした。お題でかいた「心に残る風景」では野村先生に「この絵の中に入ってこの道を歩いてみたい」と絶賛されるほどのものでした。

特待生4級:レイザーラモンHG

レイザーラモンHGさんはお笑いでありながら水彩画の才能にも溢れているようで、プレバトの水彩画企画特待生4級を獲得しています。

特待生3級:鈴木砂羽

鈴木砂羽さんは1972年9月20日生まれの女優です。テレビドラマ「相棒」シリーズなどに出演しています。鈴木さんの最終学歴は女子美術大学短期体学部です。中退してしまった様ですが、女優になる前は芸術に傾倒しいていたその実力は野村先生を唸らせるほどのものです。

特待生3級:田中道子

田中道子さんは1989年8月24日生まれで現在24歳の女優です。主な出演作品は「ドクターX~外科医・大門美知子~」の代4シリーズや大河ドラマの「西郷どん」などです。その美貌もさることながら、芸術方面にも実力を発揮する田中さん。プレバトの水彩画企画では見事特待生3級を獲得しました。

特待生3級:土屋アンナ

土屋アンナさんは1984年3月11日生まれで2018年現在34歳の女優です。女優でありながらファッションもでるや歌手もこなし、そのざっくばらんで男前な性格と水彩画が得意というイメージのギャップはプレバトのスタジオを沸かせました。

特待生3級:六平直政

六平直政さんは1954年4月10日生まれで2018年現在64歳の俳優です。代表作は「トリック」や「透明人間の蒸気」「ドラッグストア・ガール」などです。六平さんは幼いころから絵を習っていて、美大に進学。さらには史上最年少で現代美術展に入賞するなどの実力を持っています。プレバトで評価されるのも納得です。

特待生1級:光宗薫

光宗薫さんは1993年4月26日生まれで2018年現在25歳の女優です。元AKBとしてアイドル活動もしていました。光宗薫さんの描く写実的な水彩画はプレバトでも高く評価されました。

名人初段:しずちゃん

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんはプレバトで水彩画の意外な才能を発揮しました。現在プレバトの水彩画ランキング唯一の名人を取得しています。

プレバトの水彩画に対する感想や評価は?

プレバトの水彩画企画は視聴者のかたに、どう受け入れられているのでしょうか。ツイッターから反応をまとめてみました。

プレバトに参加した田中道子さんを、水彩画の印象で記憶している人もいました。それだけ視聴者の感性に訴えかける作品を作り上げたということです。野村先生の高評価も納得です。

プレバトのほかの企画よりも水彩画企画の方が好きだという人もいました。プレバトの水彩画企画はバラエティ番組の域を超え、芸術のちからで人を感動させています。

プレバトの水彩画の先生・野村重存の絵まとめ!

プレバトの水彩画の先生野村重存さんについてまとめました。野村先生が人気である理由、野村先生の絵のお手本や特待生たちの絵を解説とともに紹介してきました。プレバトは毎週木曜夜7時から放送されているので是非見てみてください。

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