2018年12月23日公開
2018年12月23日更新
プーと大人になった僕の豪華吹替声優一覧!クリストファー・ロビン役に堺雅人
映画『プーと大人になった僕』は2018年8月にアメリカで上映が開始し、その翌月に日本でも公開されたファンタジー映画です。日本では字幕版と吹替版の両方が公開され、日本語吹替版の声優には堺雅人さんが起用され話題となりました。この映画はディズニーの人気アニメ『くまのプーさん』を初実写化しました。今回は映画『プーと大人になった僕』のあらすじネタバレ、キャストの紹介や観た人の感想をご紹介していきます。さらに声優・堺雅人としての世間の評価についてもご紹介します。
目次
プーと大人になった僕の日本語吹き替え声優が気になる!
映画『プーと大人になった僕』はウォルト・ディズニー・ピクチャーズによるファンタジー映画です。世代を超えて世界中から愛されている『くまのプーさん』を初めて実写映画化したことで話題となりました。洋画といえば日本では字幕版と日本語吹替版が同時公開されることが多く、主演を務める声優さんが有名な俳優さんや女優さんということも少なくありません。
映画『プーと大人になった僕』でも主役のクリストファー・ロビンを日本の有名な俳優さんが担当したことで話題となっています。また実際の映画の出演者も海外の豪華俳優陣が揃っています。今回は映画『プーと大人になった僕』の原作となった作品を始め、映画のキャストや日本語吹替版の声優さんの紹介、そして実際に映画を観た人の感想をご紹介していきます。まだ映画を観たことの無い方はぜひ参考にしてみて下さい。
プーと大人になった僕とは?公開日や 原題も紹介!
プーと大人になった僕の映画作品情報
『プーと大人になった僕』はアメリカで2018年8月3日に公開され、そして日本では同年の9月14日に公開されています。日本語版では『プーと大人になった僕』というタイトルですが、アメリカで公開されたオリジナル映画の原題は『Christopher Robin』です。この映画はディズニーの人気アニメ『くまのプーさん』を初めて実写映画化した作品になります。主演はユアン・マクレガー、監督はマーク・フォースターです。
日本語吹替版では主役であるクリストファー・ロビンの声を俳優の堺雅人さんが演じたことで話題となりました。また、『くまのプーさん』でお馴染みのキャラクター達は、プーさんとイーヨーを除いて当時の声優さん達がそのまま演じています。このお話は後ほど日本語吹替え声優一覧で詳しくご説明していきます。日本語吹替え版の公開日も字幕版と同じ2018年9月14日の公開でした。
映画を製作したウォルト・ディズニー・ピクチャーズとは
今回、映画『プーと大人になった僕』を製作したウォルト・ディズニー・ピクチャーズとはどんな会社なのでしょうか?会社名からディズニー関係の会社だということはわかりますが、そのなかでも一体どんな役割を果たしているのか調べてみました。
設立は1923年、アメリカカリフォルニア州です。ウォルト・ディズニー・スタジオの子会社として誕生しました。ウォルト・ディズニー・スタジオはアメリカにある映画スタジオで長編アニメ部門、作品の続編やスピンオフを製作する部門、CGアニメ部門の3つの部門から形成されている会社です。
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが設立当時ディズニー・ブラザーズ・トゥーン・スタジオという名前だったそうです。現在ではパイレーツ・オブ・カリビアンやアナと雪の女王など、ディズニーアニメに欠かせない会社となっています。主にアニメーション映画を担当していましたが、近年は実写映画も手掛けており、映画『美女と野獣』もこの会社が製作しています。
映画の元になった「くまのプーさん」について
映画の元となった『くまのプーさん』ですが、みなさん子供の頃に1度はアニメを観た経験があるのではないでしょうか?プーさんと言えばディズニーというイメージが強いかもしれませんが、実はこの作品には原作となる小説があります。ここでは映画『プーと大人になった僕』の原作となった作品と、ディズニーアニメの両方についてご紹介していきます。
原作『クマのプーさん』とは
1926年にロンドン出身のスコットランド人の作家アラン・アレクサンダー・ミルンが児童小説『クマのプーさん』を発表しました。この小説は1920年に生まれたアランの息子のために書いた作品で、主人公のクリストファー・ロビンの名前は息子から名づけたものでした。この作品はロンドンやニューヨークを中心に世界中で人気となり、『クマのプーさん』以外にも3つのタイトルで発表した計4冊がシリーズとなっています。
物語に登場するキャラクターはほとんどがアランの息子クリストファーが持っていたぬいぐるみ達でした。そのぬいぐるみにキャラクター性を持たせたのはアランの妻ダフネです。アランは後に「自分はただ書いただけ」と語っており、『クマのプーさん』シリーズはミルン家全員で作った作品だったのです。この作品はその人気から世界各国の言葉に翻訳され、プーさんは世界中から愛されるキャラクターとなりました。
原作者アレクサンダー・アラン・ミルンとはどんな人物?
原作者であるアレクサンダー・アラン・ミルンは1882年イギリスロンドン生まれ。イギリスの作家さんで、童話だけでなくファンタジーや推理小説、詩や脚本なども手掛けていました。1899年から1902年までは兄のケンと合同で作品を書いていました。ケンブリッジ大学在学中に雑誌の編集長になり、さらに漫画週刊誌にも作品が載るようになりますが、そのことで学業が疎かになり、父親との折り合いが悪くなってしまいました。
教育者になってほしいという父の願いと裏腹に、アレクサンダーは作家の道を進んでいきます。1906年には雑誌『パンチ』でシリーズ作品を書き、1910年に単行本を発売しています。1913年に妻ダフネと結婚。しかしその後第一次世界大戦が始まりアレクサンダーは軍隊に入ります。戦後再び『パンチ』に戻ろうとしましたが、既にアレクサンダーの席はなく、彼は独立を決めます。
しばらくは劇作家として収入を立てていたアレクサンダーでしたが、息子のクリストファーが生まれると息子の生活を観察した本を発表したり、幼い頃の思いを詩にして発表するなど、次第に児童文学のジャンルに進み始めます。そして1926年に『クマのプーさん』が誕生し、大ヒットを収めますが、その後は大きなヒットもなく、1939年を最後に作家としての活動をやめてしまいます。
その後1956年に亡くなったアレクサンダー。彼自身は、児童文学というジャンルで有名になりたいとは思っていませんでした。彼は「子供向きの本となると、子供が喜んで読むという以外なんら芸術的な報いはありません。」と語っています。彼は劇作家としての活動を意欲的に行っており、最後に書いた作品も劇作品でした。
『くまのプーさん』のモデルはテディベア?
原作『クマのプーさん』に出て来る男の子は、原作者アレクサンダー・ミルンの息子さんがモデルとなっており、名前もそのまま息子さんの名前を使用しています。では、クリストファー・ロビンの親友であるプーさんのモデルはいるのでしょうか?調べてみたところ、どうやらテディベアがモデルとなっていることがわかりました。プーさん誕生秘話についてこれから詳しくご紹介していきます。
原作者アレクサンダー・ミルンの息子クリストファー・ロビン・ミルンが1歳の誕生日に、アレクサンダーはクリストファーにテディベアを送りました。その後お祝いのたびに、アレクサンダーは息子にテディベアの以外にもロバや子豚のぬいぐるみも買って与えました。そして、アレクサンダーがは息子が6歳の時に、息子が持っていたぬいぐるみ達の物語を描きました、それが『クマのプーさん』の物語の始まりだったのです。
主人公クリストファー・ロビンの1番の親友は、アレクサンダーが息子に初めて送ったぬいぐるみであるテディベアがなりました。このテディベアは『クマのプーさん』が誕生する前から度々アレクサンダーの作品に登場していたのです。『ウィニー・ザ・プー』という名前は、当時カナダのロンドン動物園にいた黒い小熊の名前から来ています。
物語を進めるにつれ、アレクサンダーは新たに虎とカンガルーのぬいぐるみを買い息子にあげました。こうして、『クマのプーさん』に登場するキャラクターはアレクサンダーの息子クリストファーが手に入れたぬいぐるみ達がお馴染みのキャラクター達となっていきました。クリストファーが持っていたぬいぐるみは現存しており、ニューヨークの図書館で保存されています。
映画『プーと大人になった僕』は原作者の息子クリストファー・ロビンの人生がモデル?
映画『プーと大人になった僕』の物語は原作者の息子クリストファー・ロビン・ミルンが実際に大人になるときに起きた出来事がモデルになっているといわれています。1920年、母ダフネと父アレクサンダーの下に生まれたクリストファー。彼が6歳のときに父アレクサンダーが彼の名前を使った男の子を主人公とした物語を作りました。その作品は瞬く間に有名になり、同時に彼の名前も世界中に知られることとなりました。
クリストファーが寄宿舎に入ると、学校の同級生たちにその名前でからかわれます。その後父と同じケンブリッジ大学に入学した頃に戦争が始まり、クリストファーは軍隊に入りました。1947年に軍隊から戻り、大学を卒業後に父と同じ物書きを目指しますがなかなか成功には至らず、様々な仕事をしますが上手くいきません。社会に出ることで自分に対する世間の目を知ったクリストファーは、次第に自分の名前に苦しめられていきます。
出典: http://www.ne.jp
そのことがきっかけで、クリストファーは次第に父と距離を取り始めます。そして1948年に両親の反対をよそにいとこと結婚しロンドンを離れました。それからも望まない名声により度々表舞台に立たされたクリストファーは、1975年に自叙伝を発表します。そこでクリストファーは『クマのプーさん』について、「父は自分の夢を書いた」と話し、物語に出てくる少年は父の想像の人物であり、自分とは異なることを語っています。
ディズニーアニメ『くまのプーさん』が出来るまで
アランの死後、ウォルト・ディズニー・カンパニーがプーさんの使用権を獲得し、1966年にディズニー初の映像作品として短編アニメ『プーさんとはちみつ』を発表します。その後も短編アニメを制作し、1977年に『くまのプーさん』として3作品をまとめたものを発表しました。これがディズニー版『くまのプーさん』の始まりです。
ディズニー版『くまのプーさん』では、原作とは異なる点がいくつかあります。ディズニー版ではリスのゴーファーが登場しますが、このキャラクターはディズニーのオリジナルであり、原作にはリスは登場しません。またプーさんの服も現在は赤いシャツがトレードマークになっていますが、原作では白いシャツを着ています。原作小説が発表された地元イギリスではディズニー版プーさんの違いについて度々批判の声が上がっています。
プーと大人になった僕のあらすじをネタバレ!
ここでは、いよいよ映画『プーと大人になった僕』のあらすじをネタバレしていきます。大人になったクリストファーと再会したプー。子どもの頃とは変わってしまったかつての親友と、一体どんな物語を描くのでしょうな
プーと別れ、大人になったクリストファー・ロビン
クリストファー・ロビンは寄宿舎に入るため、100エーカーの森の仲間たちとお別れしました。ロビンは仲間たち「君達のことは100才になっても忘れないよ」と約束します。それから月日が流れ、ロビンは大人になりました。
大人になったロビンは、妻のイヴリンと娘のマデリーンと暮らしていました。大人になるにつれ経験したことや戦争などが、彼の想像力を奪っていきました。仕事に追われ、妻と娘との家族旅行の約束すら守れずにいました。
クリストファー・ロビンとプーの再会
ある日、クリストファーがベンチに座っていると、かつての親友であるプーさんが現れました。聞くと100エーカーの森で蜂蜜が見つからず困っていて、クリストファーを訪ねてロンドンにやって来たというのです。「森の仲間たちが見つからない、一緒に探して」と言われたクリストファーは、しぶしぶプーさんと共に100エーカーの森へ向かいます。
そこでかつての仲間たちを見つけ、喜びと懐かしさを感じるクリストファーでした。しかし、彼はもう子供ではありません。クリストファーはプーにそのことを告げ、仕事があるから戻らないといけないことを伝えます。プーと仲間たちは「仕事って、ぼくの赤い風船より大事なの?」と悲しみます。
プーと仲間たちは再びロンドンへ
ロンドンに戻ったクリストファー。しかし、ティガーがいたずらしたため重要な書類が入ったスーツケースを100エーカーの森に忘れて来てしまいます。それに気づいたプーと仲間たちが、クリストファーにスーツケースを届けにロンドンに向かいます。
ロンドンに着いたプーと仲間たちはクリストファーの娘・マデリーンに会います。マデリーンは父親が描いた絵にそっくりなプーたちを見て父親のかつての親友たちだと気付きます。そしてマデリーンはプーの手助けをすることを決めます。一方、職場でスーツケースが無いことに気付いたクリストファー。そこへ、プーと仲間たち、そしてマデリーンがクリストファーのスーツケースを届けに来てくれました。
大切なものを取り戻したクリストファー
クリストファーは会社に商品の価格を下げ、従業員が休暇を取れるように提案します。そして、クリストファーは再び100エーカーの森を訪れました。今度は家族も一緒にやって来ました。忘れていた大切なものを取り戻したクリストファーは、100エーカーの森の仲間たちとの再会を心から喜ぶのでした。
プーと大人になった僕のキャストと声優一覧!
ユアン・マクレガー/クリストファー・ロビン
ユアン・マクレガーはスコットランド出身の俳優です。高校を中退し俳優を目指します。1992年にテレビドラマの主役を演じデビュー。翌年映画デビューも果たします。1996年『トレインスポッティング』で主演をし、イギリスのエンパイア賞最優秀男優賞を受賞。2018年にはゴールデングローブ賞男優賞を受賞しています。
ユアン・マクレガーがディズニーの実写版映画に出演したのは本作が初めてではありません。2017年に公開された映画『美女と野獣』で給仕長のルミエールの役を演じています。ルミエールは魔女の呪いで蝋燭台に変えられてしまったキャラクターです。ユアン・マクレガーは映画『美女と野獣』に続いて2作連続でディズニー映画に出演したことになります。
ジム・カミングス/プーとティガー
ジム・カミングスはアメリカオハイオ州出身の声優です。1984年デビュー。1988年から放送されたテレビアニメ『新くまのプーさん』からプーさんの声を担当しています。また2007年の『プーさんといっしょ』ではティガーの声も担当。映画『プーと大人になった僕』でもプーさんとティガーの2役を演じています。
ニック・モハメッド/ピグレット
ニック・モハメッドはコメディアンであり俳優です。2007年にデビューし、イギリスのテレビ局BBCのコメディードラマやコメディーシリーズに出演していました。その後も数々のイギリスのテレビ番組に俳優やコメディアンとして出演しています。ピグレットの声を演じたのは今回の映画『プーと大人になった僕』が初めてです。
ヘイリー・アトウェル/イヴリン
ヘイリー・アトウェルはロンドン出身の女優です。ユアン・マクレガーやオーランド・ブルームも在籍していたギルドホール音楽演劇学校を卒業し、2005年にプリングルスのコCMでデビューします。
2007年に映画デビューし、そこでユアン・マクレガーと初めて共演しました。2010年にはゴールデングローブ賞女優賞にノミネートもされています。ディズニー映画には今回だけでなく、2015年の映画『シンデレラ』にも出演しています。
ブロンテ・カーマイケル/マデリン
ブロンテ・カーマイケルはイギリス出身の女優です。父親は俳優トリスタン・スタロック、母親は女優のケイティー・カーマイケルです。映画『プーと大人になった僕』には彼女の両親もクリストファーの両親役として出演しています。現在は子役として活躍しており、映画『追想』や『ウィンストン・チャーチル』などに出演。2019年公開のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン8への出演も決まっています。
ブラッド・ギャレッド/イーヨー
ブラッド・ギャレッドはアメリカ出身の声優です。声優だけでなく俳優やコメディアン、プロデューサーでもあります。1984年にオーディション番組に出演し優勝したことでデビューします。最初はコメディアンとしてキャリアを積んでいきましたが、次第に舞台をテレビに移したことをきっかけにアニメや映画で声優として活躍するようになります。アニメ『トランスフォーマー』や『101匹わんちゃん』等に出演しています。
ソフィー・オコネドー/カンガ
ソフィー・オコネドーはロンドン出身の女優です。イギリスの王立演劇学校を卒業し舞台やテレビ、映画などで活躍。2004年には映画『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞助演女優賞へのノミネートを果たします。2014年にはアメリカブロードウェイで公演された演劇やミュージカルに送られるトニー賞で最優秀女優賞を受賞しました。映画『プーと大人になった僕』で初めてカンガルーのカンガの役を演じました。
ワイアット・ディーン・ホール/ルー
ワイアット・ディーン・ホールはアメリカ出身の俳優です。2011年に公開されたアニメ映画『くまのプーさん』でルーの声を担当しデビュー。今回の映画『プーと大人になった僕』でもルーの声優を務めました。
ピーター・カパルディ/ラビット
ピーター・カパルディはスコットランド出身の俳優であり映画監督です。元々はパンクバンドのメンバーでしたが、1983年に映画『ローカル・ヒーロー』で俳優デビュー。それから多くの映画やドラマに出演していました。映画『パディントン』でブラウン家の隣人カリーさんを演じていました。映画『プーと大人になった僕』で初めてラビットの声を演じています。
プーと大人になった僕の日本語吹き替え声優一覧!
堺雅人/クリストファー・ロビン
日本語吹替版でクリストファー・ロビンを担当するのは俳優の堺雅人さんです。1992年早稲田大学在学中に劇団「東京オレンジ」を立ち上げ俳優デビュー。2004年大河ドラマ『新撰組!』で有名になります。2008年にも大河ドラマ『篤姫』に出演し東京ドラマアウォードで助演男優賞を受賞します。さらに2003年映画『クライマーズハイ』で32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しました。
そして2013年主演を務めたドラマ『半沢直樹』が大ヒットし、近年では珍しい視聴率40%台を記録します。その演技力が高く評価され、また作中の台詞がその年の流行語大賞に輝きました。他にもドラマ『リーガル・ハイ』がシリーズ化され、現在まで数々のドラマや映画、CMに出演されています。私生活では2013年に女優の菅野美穂さんと結婚し、現在は1児の父親です。
かぬか光明/プー
日本語吹替版でプーを担当するのは声優のかぬか光明さんです。2003年より映画の日本語吹替で声優として活躍していましたが、その後はテレビアニメや劇場アニメへと活躍の場を広げていきます。
小形満/ピグレット
日本語吹替版でピグレットを担当するのは声優の小形満さんです。1987年に声優養成所を卒業し、1989年から事務所に入り活躍されています。数々のテレビアニメに出演されており、『忍たま乱太郎』の安藤夏之丞役で有名です。2003年より先代の小宮山清さんに代わってピグレット役を演じ、今回の映画にも出演しています。
玄田哲章/ティガー
日本語吹替版でティガー役を担当するのは声優兼舞台俳優の玄田哲章さんです。1970年に劇団薔薇座に入団。2年後に野沢那智に誘われ声優の道へ進みます。アニメだけでなく洋画の日本語吹替も多く担当しており、アーノルド・シュワルツェネッガーの永久専属声優として本人から認められています。ティガーの声は内田稔さんが担当している作品もありますが、現在はほとんど玄田哲章さんが担当しています。
石塚勇/イーヨー
日本語吹替版でイーヨー役を担当するのは声優の石塚勇さんです。イーヨーの声は元々石田太郎さんが演じていましたが、2013年に亡くなってしまったため新たに石塚勇さんが担当することになりました。
https://t.co/8nfKhAZ5Ep
— タマネギやすぽん号 (@DJyasupon) September 30, 2018
プーさん観てきたー!実写版は抵抗があるかなと思ったけど、実際凄く良い映画でした。ちなみにイーヨーの日本語吹き替え声優の石塚勇はザ・キングトーンズのメンバー。超低音歌手です。俺の従兄弟。#プー僕みた #プーと大人になった僕キャンペーンhttps://t.co/dyzk6hvTDx
石塚勇さん1997年から音楽バンド『ザ・キングストーンズ』のメンバーです。低音ボイスが特徴で渋くて印象に残る声をされています。2011年からイーヨーの歌を担当するなど石田さんの後任には適任だと評価されています。
片岡富枝/カンガ
日本語吹替版でカンガ役を担当するのは女優兼声優の片岡富枝さんです。女優としては『浅見光彦シリーズ』や『3年B組金八先生』、『渡る世間は鬼ばかり』、『相棒』など様々な作品に出演されています。声優としても、アニメ『軌道戦士ガンダム』を始めとした沢山の作品で声を担当しています。カンガの声は『くまのプーさん完全保存版』から担当しており、お馴染みの声となっています。
プーと大人になった僕は吹き替え版と字幕版どちらがおすすめ?
字幕版をおすすめする理由は?
字幕版をおすすめする理由をご紹介します。吹替版では主役のクリストファー・ロビンを俳優の堺雅人さんが担当します。堺雅人さんは俳優としては素晴らしい演技力をお持ちの方ですが、だからこそ「声が堺雅人さんにしか聞こえない」、「堺雅人さんの声だとユアン・マクレガーには合わない」という意見が多く寄せられているのです。
聞く人によってはどうしても堺雅人さんの声そのものにしか聞こえず、それが気になってお話に集中できないという意見も多く見られます。まだ映画を観ていない方は、予告編などで確認してみて下さい。もしその時点で堺雅人さんの声が気になる、という方には日本語吹替え版ではなく字幕版を観ることをおすすめします。
吹き替え版をおすすめする理由は?
吹替え版をおすすめする理由をご紹介します。皆さん、幼い頃にディズニーアニメ『くまのプーさん』を1度は観た経験があるのではないでしょうか?『プーと大人になった僕』では、アニメでキャラクターの声を担当した声優さん達が映画でも同じキャラクターを担当します。
残念ながらプーさんとイーヨーの声優さんは亡くなってしまったため新しい声優さんが担当していますが、違和感が無いという意見が多く寄せられています。その他のキャラクターは私達が聞き馴染んできた声で楽しめますので、アニメのプーさんを観て育った方は日本語吹替版で楽しむことをおすすめします。また、字幕を追うのが大変という方や、小さなお子さんと一緒に観る方にとっては、字幕版よりも吹替版をおすすめします。
クリストファー・ロビンを演じた堺雅人さん
映画『プーと大人になった僕』でクリストファー・ロビンの日本語吹替に挑戦した堺雅人さん。実写映画の吹替は初めての挑戦だったそうです。そんな堺雅人さんが今回の声優初挑戦についてインタビューに答えていましたのでご紹介します。
堺雅人さんはインタビューの中で「オファーをもらった時、日本語吹替はいつか挑戦してみたいと思っていたので嬉しかったです」「ユアン・マクレガーという素晴らしい俳優の声を担当できて光栄です」と話しており、声優初挑戦に関しては意欲的だったようです。また演じる際に気をつけたこととして「なるべくはっきり話すようにしました、世界観を邪魔せず、僕の顔が出てこないことを祈っています」とコメントを残しています。
賛否両論ある堺雅人さんの日本語吹替の声ですが、堺雅人さん自身は役者として、映画『プーと大人になった僕』の世界観を崩さないよう努力されていたことが伺えます。聞く人によっては「ユアン・マクレガーの声が堺雅人の声にしか聞こえない」と感じてしまうようですが、それは堺雅人さん自身が名俳優で、あまりにも有名だからこそなのかもしれません。
プーと大人になった僕を観た感想や評価を紹介!
ここからは映画『プーと大人になった僕』を実際に観た人の感想をご紹介していきます。映画自体に関する感想だけではなく、プーさんが劇中に話した言葉や、日本語吹替版で主人公を演じた堺雅人さんの評価など、様々な視点から映画『プーと大人になった僕』の感想をご紹介し、映画の魅力を紐解いていきたいと思います。まだ映画を観ていない方はぜひ参考にしてみて下さい。
映画『プーと大人になった僕』感想①物語に感動した!
『プーと大人になった僕』開始5分で涙目になった。子供時代のまま、無垢さ、純粋さを曇らせていないプーの言葉にいちいち心を抉られる。妄想世界の住人という設定は無視されているものの、現実が100エーカーの森になれと願わずにいられない一作。 https://t.co/e7Npi3INNX
— ひなみょん˙ᴥ˙ (@hinamyon) December 11, 2018
映画『プーと大人になった僕』は特に大人の方の評価が高いです。かつて子供時代にアニメ『くまのプーさん』を観た世代などが、大人になり改めてこの映画を観ることで、主人公クリストファー・ロビンのように忘れていたものを思い出させてくれた気分になったという感想が多くみられました。
映画『プーと大人になった僕』感想②プーさんの台詞が刺さる!
『プーと大人になった僕』
— ソイヤー大統領 (@tk87004605) October 8, 2018
感想
年々休日は有意義に過ごさなきゃダメだと思い、意味のない日・時間があると焦ってしまう私にとってプーとクリストファーの
「『何もしない』は最高の何かにつながる」
という台詞は胸に刺さりました。
というかプーの台詞全てが胸にくる😖 pic.twitter.com/5rfLUDJDxS
映画『プーと大人になった僕』の感想で「プーさんの言葉に感動した!」という声が多く寄せられていました。特に「何もしない」ことの大切さに気付いた人が多かったようです。大人になると仕事や家事子育て、様々なものに追われている人が多いかもしれません。そんな人達にとって「何もしなくていい」というプーさんの台詞は心に刺さるものがあったようです。
映画『プーと大人になった僕』感想③堺雅人さんの演技力が素晴らしい!
プーと大人になった僕の感想として仕事辞めたくなったんですが、吹き替えだと大人のロビンを演じているのは堺雅人で最初は違和感だったんだけど、やっぱり演技の幅は凄い。何十年経っても変わらず脳天気なプーに対して、苛立ちながら相手をするロビンを見るのは本当に見ていて辛かった。
— 金曜日 (@Friday_Hrs) September 16, 2018
映画『プーと大人になった僕』の日本語吹替版で主人公のクリストファー・ロビンの役を演じた堺雅人さん。賛否両論ありますが、演技の素晴らしさは一定の評価があります。プーとの掛け合いや、クリストファー・ロビンの感情を場面ごとに声だけで上手く表現していく演技力はさすがだという声が多く寄せられていました。
プーと大人になった僕の日本語吹き替え声優まとめ!
いかかでしたか?ここまで映画『プーと大人になった僕』のあらすじネタバレ、そしてオリジナル映画の声優・俳優陣についてや吹替版の声優について、観た人の感想などをお伝えしていきました。子供の頃1度は観たことのあるアニメ『くまのプーさん』。ディズニーにより実写化され、よりリアルに表現されたぬいぐるみのプーさんの姿は必見です。
そしてアニメの頃と変わらない優しい言葉や声に。大人になった方はどこか懐かしさを感じるかもしれません。2018年9月14日に公開されたため、2018年12月現在で上映は殆ど終わっていると考えられます。しかしDVDとブルーレイは2018年12月15日に発売予定です。この記事を読んで、気になった方はぜひ映画『プーと大人になった僕』をご覧下さい。