火花・映画版のキャストは?ドラマとの違いやあらすじも紹介【菅田将暉】

映画「火花」のキャストやあらすじを紹介していきます。また、ドラマ「火花」とのキャスト、ストーリーの相違点やそれをうけての視聴者の感想、映画のキャストである菅田将暉さんや桐谷健太さんらの紹介などさまざまな映画「火花」にまつわる情報を届けていきます。映画「火花」はドラマ「火花」とどういった違いを見せ、どういった映画となったのでしょうか?そして映画「火花」は原作やドラマのファンからどういった受け止められ方をしているのでしょうか?まとめていきます。

火花・映画版のキャストは?ドラマとの違いやあらすじも紹介【菅田将暉】のイメージ

目次

  1. 火花の映画キャストを紹介!あらすじやドラマとの違いもネタバレ!
  2. 火花の映画あらすじをネタバレ!
  3. 火花の豪華な映画版とドラマ版のキャストを比較紹介!
  4. 火花の映画版とドラマ版の違いとは?
  5. 火花の映画版を見た人の感想を紹介!
  6. 火花の映画版キャストまとめ

火花の映画キャストを紹介!あらすじやドラマとの違いもネタバレ!

お笑い芸人である又吉直樹さんの著作であり芥川賞を受賞したことで大変話題になった小説「火花」ですが、この記事ではその「火花」の映画化作品にフォーカスして書いていきます。小説「火花」が発売されてから瞬く間に話題作となり芥川賞の受賞、Netflixでのドラマ化など常に話題を振りまいてきた同作品の締めを担った映画ともいえます。

主演は菅田将暉さんと桐谷健太さんとさまざまな映画で活躍する有名どころを抑えており、監督は又吉さんの事務所の先輩でありお笑い芸人の板尾創路さんと大変気合の入った映画となっています。そんな映画「火花」のキャストやあらすじのネタバレ、先に制作され好評を博したドラマ「火花」との相違点に迫っていきます。

映画『火花』

火花の映画あらすじをネタバレ!

売れないお笑い芸人スパークスのボケ担当である徳永はある日営業で熱海の花火大会へ赴き、そこで来場者を一人ずつ指差し「地獄」と叫んでまわる神谷に出会い感銘を受けます。話せば話すほど神谷の芸人としての姿、あり方に心酔していく徳永は弟子入りを頼み込み、そして神谷の伝記を書くという条件つきで了承されます。

そして元々東京で活動していた徳永と芸人として売れるために上京してきた神谷、神谷の同棲相手である真樹の三人を中心にうだつのあがらないながらも楽しく刺激的な夢を追いかけ続ける毎日が続いていきます。

しかし、徳永が崇拝するのとは裏腹に神谷のコンビ・あほんだらのお笑いはまったく周りに理解されずくすぶり続け自暴自棄になった神谷は退廃的な生活を送り借金を重ね、しまいには神谷の誰よりの理解者であった真樹にも他の恋人ができてしまい住まいを追い出されることになってしまいます。

一方徳永のスパークスは自分のやりたいお笑いをやり通し続けるのか大衆受けを意識すべきかなど葛藤を重ね、相方の山下と衝突を重ねながらも理想のお笑いを追い続けていきます。

自然と顔を合わせなくなっていた二人、ある日神谷が徳永をよびだして久々に会うことなりますが徳永の前に現れた神谷は彼が憧れ続けたどんなときも自分を貫く男ではなく徳永の格好を真似して周りのウケを意識したような姿をしていました。神谷が涙ながらにたしなめると神谷もその言葉に自分が信念を見失っていることを気付かされます。

その後もブレイクすることなくついにスパークスは解散することになります。その解散ライブで徳永は師匠である神谷が熱海で見せた漫才を彷彿とさせる型破りで常識にとらわれない漫才を披露し10年間に渡るお笑い芸人生活に幕を引きます。

それから2年後、不動産会社で働く徳永のもとに神谷から連絡が入り会うことになります。久しぶりに会った神谷は自己破産しており、更に驚くことに豊胸手術まで施して徳永になんということなしに披露してきます。それではテレビには出られないと叱責されしょげる神谷を徳永は熱海に誘います。そして10年前師弟関係を結んだ居酒屋でお笑いを語り始めると、話はどこまでも広がっていき尽きることはないのです。

火花の豪華な映画版とドラマ版のキャストを比較紹介!

それでは映画「火花」とドラマ「火花」のキャストの紹介と比較をしていきます。それぞれ映画にドラマに大活躍中である旬の俳優や演技力に定評のある俳優が多くキャストされているほかに、制作の吉本興業の芸人も多くキャストされているようですので是非チェックしてみてください。

映画「火花」で徳永を演じるのは菅田将暉!

映画「火花」でお笑いコンビ・スパークスのメンバー徳永を演じたのは菅田将暉さんです。菅田将暉さんは1993年2月21日生まれの大阪府出身で2008年に第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに選ばれたことをきっかけに芸能界入りし、2009年に「仮面ライダーW」で俳優デビューをされています。

近年では歌手活動をしたりバラエティーにも登場したり、「菅田将暉のオールナイトニッポン」でラジオのパーソナリティをこなしたりとまさにマルチに活躍されているタレントさんでもあります。そして俳優としては「銀魂」「暗殺教室」「帝一の國」などの映画作品にキャストされてます。また撮影を共にした監督に菅田将暉さんの俳優としてのスキルを絶賛されるなどその演技力はとても評価が高いようです。

一方ドラマ「火花」で徳永を演じたのは林遣都さんです。1990年12月6日生まれの滋賀県出身で修学旅行中に原宿でスカウトされたのを契機に芸能界入りし、2007年野球を題材にした映画「バッテリー」で俳優デビューをされています。最近は「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」や「おっさんずラブ」などの話題作に出演されてるこちらも演技力に非常に定評のある俳優さんです。

神谷を演じたのは?

映画「火花」でお笑いコンビ・あほんだらのボケ担当で徳永の憧れの先輩である神谷を演じたのは桐谷健太さんです。1980年2月4日生まれの大阪府出身で、高校卒業と同時に上京し俳優養成所「アクターズスクール」にて演技を学び俳優を志し2002年「九龍で会いましょう」で俳優デビューをされています。

その後「ROOKIES」に出演し注目を集め最近ではKDDIのCMの浦ちゃんこと浦島太郎役で広く知られています。またそのCM中で歌われた「海の声」で紅白歌合戦にも出場されました。

ドラマ「火花」で神谷を演じたのは浪岡一喜さんです。1978年生まれの大阪府出身でこれまでに「パッチギ」「クローズZERO」「ドロップ」などの多くの映画作品に出演されています。脇役としての出演が多いですが2006年には「ライオン丸G」という作品で主演のライオン丸役を演じられています。

真樹を演じたのは?

映画「火花」で神谷と同棲中の真樹役を演じたのは木村文子さんです。1987年10月9日生まれの東京都出身で2004年に映画「アダン」のヒロインオーディションに応募し見事ヒロインの座を射止めそのままデビューします。その後仕事に恵まれなかったり、病気があったりで一度芸能活動を休止されますが復帰すると桑田圭祐さんとの共演で話題となったNTTdocomoのスマートフォンのCMを皮切りにブレイクします。

女優としても「梅ちゃん先生」で全国区の知名度を得ると立て続けに映画、ドラマに出演し2015年には「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」で連ドラ初主演を果たします。最近では「A LIFE〜愛しき人〜」「99.9 -刑事専門弁護士- 」などといった話題作にも出演されています。

そしてドラマ「火花」で真樹を演じたのは門脇麦さんとなっています。1992年8月10日生まれの東京都出身で高校卒業後に自ら女優を志して芸能事務所に入所し、2011年に「美咲ナンバーワン」でデビューをはたしています。その後映画「愛の渦」での演技が評価されさまざまな映画新人賞を受賞し、NHK朝の連続ドラマ小説「まれ」や「ナミヤ雑貨店の奇蹟」などさまざまな映画やドラマに出演し続けています。

そのほかのキャストは?

その他のキャストでは菅田将暉さん演じる徳永の相方であるスパークスの山下を映画「火花」では吉本興業所属のお笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士さんが演じ、ドラマ「火花」ではこれもまた吉本興業のお笑いコンビ・井下好井の好井まさおさんが演じています。

神谷の相方であるあほんだらの大林役は映画「火花」では元吉本興業所属で元お笑い芸人の俳優三浦誠己さんが務め、ドラマ「火花」ではM-1グランプリ2017年王者になった吉本興業所属のお笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮さんが務めます。

火花の映画版とドラマ版の違いとは?

ここでは映画「火花」とドラマ「火花」のストーリー展開、描写されたシーン、キャストや監督についてなどさまざまな違いについて紹介していきます。はたして映画とドラマでどういった違いが見られるのでしょうか。

キャストはドラマと映画ですべてを一新

映画「火花」もドラマ「火花」もどちらも又吉さんの所属事務所である吉本興業が制作に関わっている作品ですが、同じ役をはしごして出演された役者さんはおりません。そして映画は121分の尺であるのに対して、Netflixのドラマは1話約45分の尺を全10回に渡り放送しているのでドラマでは登場するキャラクターが映画では出てこなかったりもしています。

映画「火花」の監督は板尾創路さん

監督も映画「火花」とドラマ「火花」では違う監督がメガホンをとっており、ドラマ「火花」では「オオカミ少女と黒王子」や「ストロボ・エッジ」などの映画監督作品のある廣木隆一監督が務め、映画「火花」では吉本興業所属の芸人であり原作の著者である又吉さんの先輩にあたるお笑いコンビ・130Rの板尾創路さんが務められました。

板尾創路さんはお笑い芸人でありながら映画監督としても「板尾創路の脱獄王」「月光ノ仮面」といった映画監督作品を持っており、ドラマ「火花」でも脚本協力として作品に携わっています。

映画「火花」では多くの描写が削られている?

当然といえば当然ですが、映画「火花」ではドラマ「火花」で描写されていた多くのシーンが削られてしまっています。例えばドラマ「火花」では徳永の所属するお笑いコンビ・スパークスは一時的に売れて徳永は安アパートからの引越しも果たすのですが、映画「火花」ではそういった描写も無くずっと売れないままです。

他にもドラマ「火花」では細かく描かれていた徳永の所属する事務所の社長や社員とのやりとりや、徳永を慕う後輩芸人との飲み会、同じ安アパートに住むストリートミュージシャンとのエピソードなどが映画「火花」では見られなくなっています。

映画「火花」では主題歌を主演の二人が担当

映画「火花」の主題歌は菅田将暉さんと桐谷健太さんの主演2人がカバーしたビートたけしさんの名曲「浅草キッド」です。この曲はビートたけしさんが作詞作曲もなされた売れない芸人が売れることを夢見て日々をもがくという内容の歌であり映画「火花」の内容ともリンクしています。カバーするに際して菅田将暉さんと桐谷健太さんの2人も「贅沢」や「感慨深い」といったコメントを寄せています。

ドラマ「火花」ではこのドラマのために書き下ろされた ロックバンド・OKAMOTO'Sの「BROTHER」が起用されました。 OKAMOTO'Sのメンバーには吉本興業所属のダウンタウンの浜田雅功の長男であるハマ・オカモトさんが所属しており、ベースを担当しています。

火花の映画版を見た人の感想を紹介!

ここでは映画「火花」を見た人の感想や、映画「火花」とドラマ「火花」を共に見た人は両作品を見比べてどのように感じて、そしてどういった評価をしているのかを紹介していきます。

やっぱり内容が薄い?

映画「火花」はつまらないという意見やおもしろいという意見など見る人によってさまざまな意見はあるようですが、やはり総じて目立つのは内容が薄いという意見です。ドラマ「火花」が1話につき約45分を全10回に渡って制作したのに対して映画「火花」はトータルで121分の内容です。当然ですが削らなければならない描写などがたくさん出てきてしまい、見た方に物足りなさを感じさせてしまったようです。

特に映画「火花」では徳永とその周りの人物たちの関係を表す描写がバッサリと無くなってしまったことに不満の声が見られます。ドラマ「火花」ではあったさまざまな個性あふれる登場人物たちと徳永のさまざまな描写が物語に深みを持たせていましたが、映画「火花」では尺の都合でバッサリと削られてしまっています。

その他にもドラマ「火花」では徳永の所属するお笑いコンビ・スパークスに売れていた時期があって、少し良い家に引っ越すなどをした後に再び仕事がなくなってしまうという展開があったのですが、映画「火花」でのスパークスはただただ燻り続けたので解散することに対してなんの感情移入もできないなどの意見もあるようです。

このようにやはりドラマ「火花」では丁寧に描かれていた人間関係やストーリーの運び方が、映画「火花」では尺の問題でただただテンポよくストーリーをなぞっていくように感じられたようで多くの不満が寄せられているようです。

おもしろかったという意見も!

ドラマ「火花」と比べてしまうとどうしても内容の薄さが目に付いてしまう映画「火花」ですが、おもしろかったという意見や理想を追いかけ続ける若者の姿に心打たれたなど好意的な意見も多く見られます。

映画「火花」のキャストに対する評価もさまざまで、中でもドラマ「火花」で徳永を演じた林遣都さんがはまり役であり映画「火花」で徳永を演じた菅田将暉さんへの評価が厳しい方もいますが、作品同様キャストについても好意的に捉えている方も多くいるようです。

ドラマ「火花」と比べて圧倒的に尺が短く登場人物の描写や物語の展開に苦労された映画「火花」ですがその物語の根底に流れる、夢を追いかける芸人さん達の熱い思いやもどかしさといった部分はしっかりと映画を見た方に伝えることが出来た作品となったようです。

Thumb火花・映画版の評価はつまらない?原作との違いやドラマとの比較も | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

火花の映画版キャストまとめ

ここまで映画「火花」のキャストやあらすじ、ドラマ「火花」との違いやそれを受けての見た方の感想といったところをまとめてきました。映画「火花」とドラマ「火花」ではキャストも物語での描写もまったく違っており、見た方は概ねドラマ「火花」をより支持しているようですが、映画「火花」も短い尺の中でしっかりと映画なりのおもしろさを伝えた作品となっているようです。

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