火花・映画版の評価はつまらない?原作との違いやドラマとの比較も

2015年に大ヒットし芥川賞を受賞した「火花」の映画版のあらすじや評価についてご紹介していきます。「火花」の映画版は、原作やドラマと比べてつまらないという感想を持つ人もいます。今回は「火花」の映画版は本当につまらないのか?「火花」映画版の評価・感想を、原作やドラマ版と比較しながらまとめてご紹介していきます。また「火花」の映画版はどんな作品なのか?原作者や監督、あらすじについてもネタバレ解説していきます。

火花・映画版の評価はつまらない?原作との違いやドラマとの比較ものイメージ

目次

  1. 火花・映画版の評価・感想まとめ!原作やドラマとの違いも含めて紹介!
  2. 火花・映画版はどんな作品?
  3. 火花・映画版のあらすじをネタバレ解説!
  4. 火花・映画版の評価・感想まとめ!原作やドラマとの違いは賛否両論?
  5. 火花・映画版と原作やドラマとの違いに注目しながら作品を楽しもう!

火花・映画版の評価・感想まとめ!原作やドラマとの違いも含めて紹介!

お笑いタレントの又吉直樹さんが書いた小説「火花」は、2015年3月11日に発売され、300万部を超える大ヒット。同作で又吉直樹さんは、芸人として初の第153回芥川賞を受賞しました。さらに同作は、2016年には、ネット配信でドラマ化、のちにNHKでも放送。2017年に映画化、2018年に舞台化されました。

そんな「火花」の映画化は、原作やドラマと比べて「つまらない」などという批判的な感想が聞かれます。今回は「火花」の映画版は、本当につまらないのか?その真相を、原作やドラマとの違いを比較しながら「火花」の映画版の評判や感想をご紹介していきます。

映画『火花』

火花・映画版はどんな作品?

2017年11月23日に公開された「火花」の映画版は、俳優の菅田将暉さんと桐谷健太さんのW主演です。キャストをご紹介すると、売れない芸人・徳永役を菅田将暉さん、その徳永が弟子入りする先輩芸人・神谷役を桐谷健太さん、徳永の相方・山下役をお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんが演じました。さらに、神谷の同棲相手・真樹役を木村文乃さんが演じました。

菅田将暉さん演じる売れない芸人の徳永は、営業先で出会った先輩芸人の桐谷健太さん演じる神谷に弟子入りします。二人は仕事はないながらも毎日、お笑い談義に花を咲かせる充実した日々を送り、そんな二人を神谷の同棲相手の真樹は温かく見守ります。しかし、そんな仲の良かった二人の間に少しずつズレが生じ始めます。「現実」「理想」「才能」「夢」の間でもがきながら、必死で前に進もうとする芸人たちの青春を描いた作品です。

原作者はお笑いコンビ・ピースの又吉直樹

原作者は、皆さんご存知の通り、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんです。「火花」は又吉直樹さん初の純文学作品で、この作品が掲載された雑誌は飛躍的な売り上げを記録し、単行本と文庫本は合わせて300万部突破の大ヒット。さらに、同作で又吉直樹さんは、芸人としては初めて第153回芥川賞を受賞し、日本中が「火花」に熱狂し、大いに盛り上がりました。

「火花」を書いたお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんは、1980年6月2日生まれの現在38歳です。出身は、大阪府寝屋川市です。所属事務所は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで、2003年から現在の相方、綾部祐二さんとピースを結成しました。小説家として活動を始めたのは2009年です。そして、2015年に小説「火花」で芥川賞を受賞。それをきっかけに、文化人としてのメディア露出が増えました。

監督を務めたのは芸人・板尾創路

「火花」の映画版で監督を務めたのもお笑い芸人さんです。又吉直樹さんの同じ事務所の先輩にあたる板尾創路さんです。彼は「火花」の映画を撮る前、2010年に自身初の長編映画の監督をし、第29回藤木賞・新人賞及び第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞しました。その後もいくつかの映画で監督としての実績を重ね、俳優からの高い信頼を得て、その高い演出力を評価されました。

「火花」の映画化に際し、又吉直樹さんの先輩で、又吉さんからの信頼も厚く、それまでの実績から高い演出力を評価されている板尾創路に白羽の矢が立ちました。つまり「芸人」である又吉直樹さんが描いたリアルな芸人たちを描いた「火花」の世界観は、同じ芸人の板尾創路監督にしか表現できないだろうと見込まれ、打診を受けます。そこで、板尾創路さんは快く引き受け、「火花」の映画版の監督になったのでした。

火花・映画版のあらすじをネタバレ解説!

ここまで、「火花」の映画版の主なキャストや、原作者、監督についてご紹介してきましたが、いよいよ「火花」の映画版のあらすじをネタバレ解説していきます。菅田将暉さん演じる売れない芸人の徳永と、桐谷健太さん演じる徳永の先輩芸人の神谷の、必死にもがいた10年間の青春物語「火花」のあらすじを見ていきましょう。

主人公・徳永と天才肌の先輩・神谷との出会い

お笑いコンビ「スパークス」のボケ担当の徳永は「笑い」に「夢」をもってお笑いの世界に飛び込んだものの「売れない」「結果を出せない」中で彷徨っていました。そんな時に営業先の熱海で、こちらも売れないお笑いコンビ「あほんだら」の徳永に出会います。神谷の常識外れの天才的な笑いのセンスに衝撃を受けた徳永は、神谷に弟子入りを願い出ます。神谷は自分の伝記を書いてくれ、という条件と引き換えに弟子入りを許可します。

弟子入りしたものの、活動拠点が大阪の徳永と、東京の神谷は会えませんでしたが、頻繁に電話をしていました。神谷と出会って2年経った頃、大阪での活動に限界を感じた徳永は東京に拠点を移します。そのことで、徳永は、尊敬していた神谷に2年ぶりに会えました。神谷は相変わらず、お笑いに対して心に熱いものと奇抜な発想をもっており、徳永はそんな笑いの奇才、神谷という男にどんどん惹かれていきます。

一方、神谷のほうも徳永に心を開き、自分の持っている「笑い」の哲学を教え込んでいきます。毎日飲みに出かけ、お笑い談義に花を咲かせる徳永と神谷。仕事がないながらもお互いの才能を認め合い、充実した生活を送っていました。神谷の同棲相手の真樹は、そんなふたりを見守っていました。

しかし、そんな二人の間に少しずつズレが生じ始めます。徳永は、神谷の恋人だと思っていた真樹が実は神谷の恋人ではないこと。神谷がただの居候で家賃も払っていないこと。徳永との飲み代は真樹の金だったこと。さらに神谷が毎晩徳永と飲みにいってくれていたのは、徳永相手だと真樹が快く金をくれるという理由からだったことを初めて知り、ショックを受け、複雑な心境になります。

しばらくして、真樹に新しい交際相手ができ、神谷は部屋を追い出されます。自分と付き合うと苦労するからと他の男と付き合うように真樹に常々言っていた神谷も、突然の出来事に動揺します。しかし、神谷は平静を装って明るく振舞いました。そんな傷心の神谷の切ない心に、徳永は寄り添います。徳永は、尊敬していた神谷のダメダメな一面を知り、自分と神谷との多少の感覚のズレを感じながらも、傷ついた神谷を支えるのでした。

評価されたのも束の間、一時的な人気で終わったスパークス

絶対に売れたい芸人の徳永と、自分の笑いの道を信じ、信念を貫く熱い芸人の神谷。そんな二人も現実を見つめなければならない時がやってきました。いつまで経っても売れない状況を打開するために徳永は髪を銀色に染めました。そのおかげか、徳永の所属するお笑いコンビ「スパークス」の仕事の依頼が少しずつ増えていきました。しかし、徳永はそれが一時的なものであるとわかっていました。

すぐに、スパークスへの仕事の依頼はなくなりました。徳永の相方の山下は、徳永に対し、売れる気のない神谷の影響を受けすぎだと非難します。すると、神谷の才能に惚れ込んで信じ切っている徳永は「お前に神谷さんの何が分かんねん!」と激怒します。そして、徳永は自分がノートに書き記してきた神谷の伝記を読み返し、神谷との日々を反芻します。

売れない芸人たちの現実:変わってしまった神谷、芸人の道を断念する徳永

ある日、徳永は神谷の相方の大林から、神谷が芸人を続けられないほど借金まみれであることを聞きます。さらに、徳永は神谷に久々に会い、その容姿に驚きます。自分と同じような服装に自分と同じ銀髪姿だったのです。さらに、金持ちの女性に養ってもらっていました。強い信念を持っていた神谷の変わりように、徳永は涙を流して神谷に訴えます。真似は嫌だ、自分の模倣すら嫌だと言っていましたよね、と問いかけました。

さらに、徳永は、相方の山下から芸人を辞めると言われ、事務所もスパークスの解散を止めませんでした。スパークスは解散ライブで、かつて熱海で見た神谷たちの漫才のような型破りな漫才ができ、観客を大満足させました。徳永はこれで満足だと自分に言い聞かせて、芸人の道をここで終わりにすることにしました。

芸人を辞めた徳永、神谷との再会、ついに感動のラストへ

芸人を辞めた後、徳永は久しぶりに神谷に再会します。神谷は借金のため自己破産し、豊胸していました。あの熱く強く信念を持っていた神谷はどこにもいません。そんな姿をためらいなく自分にさらす神谷を見て、徳永は驚き、そんな姿ではテレビに出られないと神谷を激しく責めました。徳永に怒られ、しょげる神谷。徳永は放っておけず、二人が初めて出会った熱海の花火に行こうと神谷を誘うのでした。

しばらく花火を見上げていた二人でしたが、飛び入り参加OKのお笑いコンテストのポスターを見つけました。神谷は参加しようと誘いますが、徳永は引退した身で無理だと断ります。すると、神谷は芸人に引退はないと熱く語り始めます。それは、かつて徳永が憧れた強い信念を持った神谷でした。そんな神谷の姿に徳永は心が傾きかけますが、出場を決心できずにいました。

出場をためらう徳永でしたが、神谷は「とんでもない漫才を思いついた!」と言い出しました。それはもう、昔の神谷が戻ってきたようでした。以上が「火花」のあらすじでした。次に「火花」のドラマ版のキャストの違いや、「火花」の映画版の評価や感想をご紹介していきます。

火花・映画版の評価・感想まとめ!原作やドラマとの違いは賛否両論?

ここまで、「火花」の映画版のあらすじをネタバレ解説してきましたが、「火花」にはドラマ版も存在します。ここでは、ドラマ版のキャストや、映画版との違い、映画版でカットされてしまったシーンをご紹介していきます。さらには、「火花」の映画版に対するツイートを紹介する中で、ドラマ派と映画派のそれぞれの評価・感想をみていきましょう。

「火花」のドラマ版のキャストとキャストの評価を紹介!

2015年にネット配信された「火花」のドラマ版。2017年にはNHKで再放送されました。ドラマ版と映画版ではキャストが異なっています。「火花」のドラマ版と映画版を両方見た人の中には、「火花」のドラマ版の熱狂的なファンがいるそうです。ここでは、「火花」のドラマ版のキャストをご紹介していきます。

「火花」の映画版では菅田将暉さんが演じた、徳永役はドラマ版では、林遣都さんが演じました。林遣都さんのナイーブなイメージが、徳永が持つナイーブさとよく合っていると絶賛されました。また彼の演技は、「火花」の原作者の「又吉さんが憑依したみたい」と言われるほど、又吉さんらしさがよく出ていると評判で、「火花」の原作ファンも大満足でした。

「火花」の映画版では桐谷健太さんが演じた、神谷役はドラマ版では波岡一喜さんが演じました。徳永が尊敬するのも納得というような天才漫才の披露しつつ、審査員には認められないという難しい演技を絶妙なさじ加減で熱演。さらに、ダメダメ男なのにカリスマ性がある雰囲気や神谷の持つ独特の危うさを見事に表現し、絶賛されました。

映画版「火花」では珈琲専門店のシーンがカットされていた

通常映画版では、時間的な関係や監督の意向で、原作で存在していたシーンがカットされてしまいます。しかし、「火花」の映画版では、「火花」のドラマ版を見てきたファンから、神谷がどんな人なのかを表す重要なシーンがカットされているとの声が上がっています。ここでは、「火花」の映画版において、カットされたシーンの中でも特に重要だとの声のあったものをご紹介していきます。

「火花」の映画版でカットされたものの中で、特に重要だと指摘されているのは、神谷という人物を表現するためにとりわけ重要な珈琲専門店でのシーンです。神谷という男は、型通りを破壊し、新しいものを創造する、つまり常識破りの漫才をする神谷の芸人としての本質が表現されている「火花」にとってとても大事なシーンでした。

他にもある!映画版「火花」でカットされたシーン

「火花」の映画版でカットされたシーンの1つ、徳永と神谷の二人が公園で赤ちゃんをあやすシーンです。原作では、徳永が泣いている赤ちゃんを見て「いないいないばあ」とあやすのに対し、神谷は赤ちゃんには理解できないネタをしました。そこに、神谷の自分の「お笑い」哲学があり、相手によってネタを変えない神谷の信念が現れている重要シーンです。この場面をカットした真意が分からないとの声が上がっています。

他にも、簡単に省略されたシーンがあります。徳永がベージュのコーディロイパンツがダサいと言うと、「火花」の原作では、神谷は自分がそれを持っていることを必死で隠そうとするのです。一方、「火花」の映画版では神谷は自分も持っていると自己申告しています。このシーンでは、神谷はお笑いに関しては決して妥協しない強い信念があるが、そのほかの服装や髪型にはこだわりがないことを表現しています。

「火花」の原作やドラマのファンは、これらのシーンを神谷がどういう人物なのかを顕著に示す重要シーンと捉えています。そんな神谷の大事なシーンが大幅に減らされた、映画版「火花」は全体的に神谷の印象が薄いものとなっています。神谷のシーンが減らされた一方、実はある人物のシーンが映画版「火花」では強調されています。ある人物とは誰か?次にそれを見ていきましょう。

映画版で評価されたところ!強調されたシーン

逆にドラマや原作にはなくて、「火花」の映画版のオリジナルのシーンもあります。特に「火花」の映画版では、徳永の相方「スパークス」の山下の印象が強く描かれています。もともとなかった冒頭シーンの「スパークス」結成時のシーンがあり、スパークスはパァーっと打ちあがって散っていったという終盤の花火シーンの伏線となっています。

さらに、神谷を否定する山下に「お前に神谷さんの何が分かんねん!」と激怒するシーン、実は「火花」の映画版のオリジナルでした。売れたい安定志向の山下と、神谷に憧れ、お笑いという夢を追い続ける徳永との衝突シーンは、すごく良かったとの声が上がっています。このように、映画版「火花」では山下のシーンがオリジナルで追加され、絶対に売れたい芸人「山下」の印象が強く描かれています。

さらに、「火花」の映画版では漫才シーンが多く、とても力を入れていました。また、「火花」の映画版オリジナルと言えば、二人が初めて居酒屋を訪れた時にお腹の大きい女性がいました。映画の終盤に同じ居酒屋に行くと、その女性と小学生の子どもがいて、10年という時の流れをうまく表現していたと賞賛されています。

あなたはどっち?ドラマ派or映画派:ドラマ派の評価・感想

映画版の「火花」は本当につまらなかったのか?実際「火花」のドラマと映画、両方を見た人でドラマのほうがおもしろかったという感想を持った人も一定数います。ここでは「火花」の映画版に対して不満を抱いた人の評価・感想をみています。その原因としては、映画なので、時間が短いということもあるでしょう。

10話にわたって物語を展開していくドラマと比べ、映画は2時間くらいにまとめないといけません。そのため、大事なシーンのあらすじを追うだけで駆け足の展開になってしまうのは仕方がありません。また、初めに見たドラマの印象が強すぎて映画版のキャストに上手く気持ちがついていかなかったようです。それだけ、ドラマ版の林遣都さんと波岡一喜さんが「火花」の世界観を熱演したということでしょう。

「火花」の映画版では、ドラマ版の完成度が高かったことや、ドラマ版からキャストがガラッと変わったこと、映画では時間が短い関係で、映画版に対して「つまらなかった」「なんだか不完全燃焼」という感想を持った人も一定数います。しかし、「火花」の映画版に感動し、すごく良かったという感想を持った人もちろん、たくさんいます。次は映画派の感想をご紹介していきます。

あなたはどっち?ドラマ派or映画派:映画派の評価・感想

映画版の「火花」は本当につまらなかったのか?いいえ、きちんと感動している人もいます。上のツイートのように、「火花」の映画版を観て、改めて芸人さんの凄さを知り、もがきあがきながらも全力で一度きりの青春を走り抜ける人間らしい姿に感動した人もいるのです。

ドラマ版の「火花」の演技力の高さばかり紹介してきましたが、映画版「火花」も負けていません。人間誰もが持っている、憧れや妬み、逆境にありながらも前に進もうとする力など、人間のリアルな心の動きが表現されていて、映画版「火花」もとても良かったという感想を持った人もいます。

「火花」の映画版は、つまらない映画なのかはそのひとそれぞれの主観なので、様々な感想を持つのは当然です。しかし「火花」の映画版を観て、このように芸人さんの凄さに気づき一度きりの人生を全力で生きる姿に晴れやかな気持ちになれた人、人間のリアルな心を表現していて感動した人、実際に涙を流した人など、「火花」の映画版を楽しんだ人も多くいるのです。

「火花」の映画版はなぜ、「火花」の原作やドラマと違うのか?

「火花」の映画版は前述のように、原作やドラマからカットされたシーンや、オリジナルで追加されたシーンが存在します。なぜなのでしょうか?それは「火花」の原作及びそれに忠実に作られたドラマとは、演出の仕方が違うからです。「火花」の原作やドラマでは、夢を追う男「神谷」に焦点を当てています。原作者の又吉さんが芸術家肌なので、神谷というキャラクターに思い入れが強かったからだそうです。

一方「火花」の映画版では、売れないという現実を見て芸人を辞めた山下に焦点が当てられています。板尾創路さんは映画を撮る芸術家でもありますが、芸人としての意識が強く、芸人たちのリアルな生き方や、現実を見て芸人としての道を断った人たちへの敬意を表現したかったのだという説が濃厚です。

このように「火花」という作品は、原作・ドラマと、映画では強調したかったシーンや人物に違いがあり、「火花」の映画すごく良かったと言う人もいれば、断然「火花」はドラマ派という人もいます。それぞれの違いに注目していくと、原作とドラマ、映画どれも素晴らしく楽しめる作品となっています。

火花・映画版と原作やドラマとの違いに注目しながら作品を楽しもう!

いかがでしたか?「火花」の映画版のあらすじや、原作やドラマ版との違い、「火花」の映画版の評価や感想
についてみてきました。「火花」という作品は、原作・ドラマと、映画版とで焦点を当てたシーンや人物が違いを見てきました。原作とドラマでは、夢を追い信念を強く持つ神谷という笑いの天才に焦点を当て、映画版では、売れない芸人山下というキャラクターを強調することで、芸人のリアルな生き方を表現しています。

この違いは原作者の又吉直樹さんと、映画監督の板尾創路さんとの強調したかったものの違いだということが分かりました。その違いにより「火花」の映画版はつまらないという人、素晴らしくて感動したという人、賛否両論の感想があることも分かりました。両方の違いを意識しながら、「火花」の映画版を見れば、今までとは違う視点で楽しめるのではないでしょうか?ぜひ「火花」の映画版という素晴らしい映画を楽しんでください。

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