アナザヘブンの映画あらすじと結末ネタバレ!大沢たかお主演のドラマ版も紹介

今回は2000年4月29日に公開されたホラー映画である『アナザヘブン』のネタバレあらすじや、気になる主要キャストの紹介、そしてドラマ版のアナザヘブンなども一緒に紹介します。突如起きた猟奇殺人事件。その事件には被害者の脳みそが無くなっているという共通点があり、人間には不可能な事件に未知の生物である『ナニカ』と主人公マナブに執着する理由などストーリーをネタバレ解説します。

アナザヘブンの映画あらすじと結末ネタバレ!大沢たかお主演のドラマ版も紹介のイメージ

目次

  1. アナザヘブンの映画あらすじと結末が気になる!
  2. アナザヘブンの映画の主要キャストを紹介!
  3. アナザヘブンの映画あらすじを結末までネタバレ!
  4. アナザヘブンの映画を観た感想や評価とは?
  5. アナザヘブンの大沢たかお主演のドラマ版を紹介!
  6. アナザヘブンの映画あらすじと結末ネタバレまとめ!

アナザヘブンの映画あらすじと結末が気になる!

今回は2000年4月29日に公開されたホラー映画である『アナザヘブン』のネタバレあらすじや、気になる主要キャストの紹介、そしてドラマ版のアナザヘブンなども一緒に紹介します。

アナザヘブンの映画の主要キャストを紹介!

映画アナザヘブンの主要キャストの紹介‐早瀬マナブ:江口洋介

映画アナザヘブンの主要キャストの1人である早瀬マナブを演じていたのはパパドゥ所属の俳優である江口洋介です。作中では謎の生物であるナニカに執着されて数々の事件に巻き込まれていきます。

映画アナザヘブンの主要キャストの紹介‐大庭朝子:市川実和子

映画アナザヘブンの主要キャストの1人である大庭朝子役を演じていたキャストはパパドゥ所属の女優である市川実和子です。妹には同じ事務所でモデルをしている市川実日子います。作中では事件に巻き込まれた際にマナブから助けてもらったことでひとめぼれをしマナブに付きまとっています。

映画アナザヘブンの主要キャストの紹介‐飛鷹健一郎:原田芳雄

映画アナザヘブンの主要キャストの1人である飛鷹健一郎役を演じていたキャストはギルドB所属の俳優である原田芳雄です。100本を超える映画に出演するベテラン俳優であり、作中ではマナブの上司として頼れる人物を演じます。口は悪いのですが事件に対する情熱は人一倍強い仕事人間です。

アナザヘブンの映画あらすじを結末までネタバレ!

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:脳が消えている死体

男性の遺体があるアパートの一室で発見され、刑事たちは遺体のすぐそばで捜査を進めていました。刑事たちの1人が被害者にある異変に気が付きます。それは被害者の頭の中にある筈の脳みそが無い事に気が付いたのです。早瀬マナブという男性は被害者宅で煮えている鍋の中を確認してみると、その中には被害者の脳みそが見つかりました。これを見た刑事たちは皆部屋から出て嘔吐をしており、そんななか、マナブの上司が到着します。

上司である飛鷹と検視官である赤城が来ると、飛鷹に現状の説明をするように命じられますが、マナブは吐き気が収まらないため上手く説明することが出来ません。そんなマナブを見て飛鷹はため息をつきます。そしてこのような事件は今回だけにはとどまらずに次々と起こり続けて世間では猟奇連続殺人事件として大々的にニュースに報じられていました。

何度かの現場検証の結果、犯人は女性なのではないかと推測がされますが、どの被害者も直接的な死因は常人では考えられないような怪力で首をへし折られている事が原因であり、女性では到底犯行に及べないのではと言われ犯人の足取りはいまだに掴めていませんでした。事件が多発することにより警察達の仕事量も増え、疲れ果てているマナブは自宅で睡眠を取っていました。マナブが目を覚ますと目の前に朝子が立っていました。

朝子は目を覚ましたマナブに刑事失格だと言いながら笑います。朝子はマナブが以前に事件で助けた被害者であり、朝子は助けてもらった時にマナブに彫れそれ以来マナブに付きまとっているのでした。マナブは朝子との関係を面倒に思っており、冷たく当たったりするのですが朝子との関係を切ることが出来ませんでした。そしてまた新たな事件が起きます。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:容疑者の女子大生柏木千鶴

その被害者は障がい者スクールの経営者の部屋の中で被害者が描いたと思われる犯人の絵が見つかります。この肖像画と現場の近くに隠れて事件の一部始終を見ていたという男性の証言から、容疑者として現在行方不明になっている柏木千鶴という女子大生の名前が上がりました。

一方で容疑者となっている千鶴はレストランにいる所を3人の男性から誘われてあるマンションの一室に連れ込まれてしまいます。しかし、これは千鶴が襲われたのではなく男性たちが襲われてしまいます。男性の2人がコンビニに出かけている間に千鶴は残っている男性を殺害し、コンビニから戻ってきたもう1人の男性も同じように襲われるのですが、この男性は怪我を負わせられるのですが何とか逃げ出しました。

被害を受けた男性はすぐさま警察に通報し、これによりマナブ達が現場に直行するとそこには千鶴の姿がありました。しかし、千鶴はマナブ達の方に少し歩いてくると倒れてしまい、そのまま絶命してしまいます。奇怪なことに、先ほどまで生きていてこちらに歩いてきたはずの千鶴ですが、千鶴の頭の中には脳みそがなくなっておりマナブ達はこの状況に困惑するしかありませんでした。

朝子はマナブに事件について聞くと、犯人は千鶴じゃなく頭の中に出入りする何かではないのかと推測を立てます。警察では千鶴の解剖が終わり、脳みそについて分かったことがありました。赤城はマナブ達に脳みそは無くなったのではなく、腫瘍だらけになってしまって小さく干からびたせいで頭部の隅っこにちゃんとあるのだと説明をします。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:木村からマナブへのプレゼント

マナブはこの説明を受けて脳みそが縮小してない状態になっている人間に殺人なんて犯せるわけがないのだと主張するのですが、そんな主張をしている時にマンションで千鶴に襲われれ生き残っていた男性である木村敦から警察署のマナブ宛に電話がかかってきました。木村と電話をすると、ホテルの一室にマナブに向けてプレゼントを用意をしたと一言残して電話を切ります。

マナブと飛鷹は急いで木村が言い残したホテルに向かうと、そこには脳みそが取り出されてしまった女性の被害者の遺体がありました。そして部屋の壁には血文字でマナブへと書かれており、マナブはふと窓を見てみると向かいのビルの屋上にこちらを見ている木村を発見します。マナブ達はすぐさま木村を捕まえようと向かいのビルに向かいますが、そこで木村は人間とは思えないような力でマナブ達に反撃し怪我を負わせて逃げ出します。

木村がありえない力で反撃をした事や千鶴と同じような犯行に及んでいることから、マナブも飛鷹もこの事件の犯人が人間ではない何者かの仕業なのだと確信をしました。マナブは木村から負わされた怪我により警察病院に入院することになりました。するとマナブが思いを寄せている看護師であるっ笹本が看病に来てくれた時に、突然朝子が部屋の窓から現れました。

朝子は平然と随分探したんだと言いながら病室に入ってきて、マナブは朝子に帰れと冷たく言い放つのですが、笹本は気を使ってかお大事にと言い残して病室を後にしてしまいます。マナブは木村が言っていた自分達は仲間だと言っていたことを思い出し、朝子にマナブは自身の事を話します。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:マナブが思いを寄せている女性

マナブは昔犯罪マニアであり、悪いことが大好きだったため人を救うという理由で刑事になったのではなく、木村にはそんな自分の事が分かっていたのかもしれないと言います。朝子は自分を咎めるマナブにでも私を救ってくれたと優しく慰めてくれます。一方では警察署の地下通用口で新たな遺体が見つかりました。この事態により犯人はすでに警察署に入り込んでいるのではと恐れたマナブは自宅療養することにします。

その夜には自室で休んでいるマナブの所に笹本がやってきて、これからは定期的に自宅に治療をしに来ると言います。赤城は犯人が人間ではないため「ナニカ」と名付け、このナニカが脳みそに寄生をすると脳みそは少しずつ腫瘍が出来てくるはずなので、かなり強い頭痛止めなどが無いと居ても立っても居られないと考えます。さらにナニカは何故かマナブに近づこうとしており、マナブの好みの女性に入っているのでは推理します。

マナブはこの推理を聞いて笹本の顔が浮かびました。すぐさまマナブ達はマナブの自室に盗聴器を設置し、夜になるとマナブの部屋に治療にきた笹塚との会話を車の中で飛鷹と赤城が聞いていました。そしてマナブと笹本が会話をしていると、笹本が涙を流すほどの頭痛に苦しみだしたので、マナブは笹本にすぐさま拳銃を突きつけて飛鷹と赤城も部屋に飛び込んできます。

赤城は部屋に入るなりすぐさま笹本のバッグの中を確認するのですが、バッグの中にあった薬は頭痛薬ではなく抗生物質だけでした。笹本は自身が疑われた事で泣きながら部屋を飛び出し、それを見たマナブも自身のふがいなさと罪悪感で沈み込んでしまいます。その後にマナブの部屋に来た朝子にもきつくあたってしまうマナブですが、さらに追い打ちをかけるかのように、木村から連絡が入ります。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:ナニカの警察署襲撃

木村はまた新たに殺人を犯したのだと言い、落ち込んでいる朝子を残してマナブはすぐ様現場に移動します。現場に到着すると、そこには無残な殺され方をした複数の死体があり、マナブと飛鷹は唖然とします。部屋の壁には以前の事件と同様にマナブへと血文字が書かれており、現場を調べていると朝子から電話が入りました。朝子は笹本がごみ箱に捨てていった物を調べていたらコーヒーの袋の中に大量の薬を見つけたのだと言います。

マナブは朝子にその薬を警察まで持ってくるように頼みます。一方の警察署では、現場から遺体の搬送を待っていた赤城の下にある人物が現れます。それは返り血を浴びた笹本でした。ナニカは皆の予想通りに笹本の中にいたのでした。現場で木村の遺体を確認したマナブと飛鷹はすぐさま警察署に戻ってくると、赤城は殺されており笹本も絶命をしています。

笹本の額には小さな穴が開いており、ナニカはどこに行ったのかと考えていると、ナニカが入った笹本に投げ飛ばされて気絶をしていた同僚が目を覚まして立ち上がります。マナブ達はすぐさま銃口を同僚に向けてもう騙されまいと同僚を取り押さえます。マナブと飛鷹は同僚を尋問してさらには銃を発砲して怪我を負わせますが、同僚は何も知らなく泣き叫びます。

すぐに他の警官達が駆けつけて、マナブと飛鷹は同僚たちに取り押さえられていると、窓から警察署を訪れていた朝子が走って去っていくのを目撃し、マナブは朝子に何かが起こったのだと気づきます。そしてマナブと飛鷹は同僚たちを振り切り朝子の捜索に向かいます。マナブ達は朝子の部屋に行くのですが、そこには誰もいなくどこにいるのかと話していると朝子から電話がかかってきました。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:ナニカに寄生されてしまった朝子

マナブは朝子から居場所を聞かされると、飛鷹に襲い掛かり失神させて手錠をかけてしまいます。そしてマナブは自身で決着をつけるのだと言い朝子のもとに向かいます。教えられた地下駐車場まで来ると朝子はゴミ捨て場の中でうずくまっています。マナブは朝子を連れて今は誰も使っていない笹本が住んでいた空き家に連れていきます。そのころ飛鷹の元には飛鷹のファンだと言う犯罪マニアの男性が現れます。

飛鷹はその男性に助けてもらうと隙をつき、男性の車を奪ってマナブと朝子を探しに向かいます。一方のマナブは朝子が気づかない間にマナブが所持している拳銃を奪い自殺をしようとしているのを発見します。マナブはすぐさま止めると拳銃から銃弾が発砲されるのですがその弾丸は朝子には当たらずこの部屋の近くまで捜索に来ていた赤城に発砲音が聞こえてきました。

その瞬間にマナブは朝子に投げ飛ばされて、朝子の意識とナニカの意識が変わりました。そしてナニカは話しかけてきます。ナニカは自身が未来から来たのだと話し、その世界では誰も悪いことをしないので退屈だったのだと言います。そしてこの世界は自身にとって最高の世界であるといいマナブに共感を求めます。マナブは自分の中に入っていいから朝子を開放してくれと頼みこみますが、出てくるには朝子を殺さなければいけないと話します。

するとナニカは再度マナブを投げ飛ばしてドライヤーを使って感電自殺を図ろうとしますが、マナブが止めに入り2人とも電流のダメージを受けます。その時に飛鷹が部屋の中に飛び込んできてマナブを助け出します。まだ朝子にはかろうじて意識が残っており、ナニカの正体は水で耳から入るのだと忠告を受けます。マナブは朝子を助け出して介抱をし、飛鷹は周囲を警戒するのですが気配はありません。

映画版アナザヘブンの結末までのネタバレあらすじ:朝子を抱きしめながら号泣するマナブ

するとマナブの身体に水の塊が近づいてきました。しかしマナブはこれを受け入れて自分が死んでしまえばすべてが解決するのだと思ってナニカから抵抗をしようとしませんでした。すると飛鷹は間一髪タオルを持って飛び込んでくれたため助かります。すると水の塊は飛鷹に襲い掛かってきますが、飛鷹は犯罪マニアの男性の車から持ってきたガソリンをまいて火を放ちます。

水の塊は燃え上がり消滅します。そしてマナブは朝子を抱きかかえて飛鷹と共に部屋の中から脱出します。朝子は既に亡くなってしまっており、マナブは朝子を抱きしめながら泣き叫びます。すると雨が降り始めます。その雨を見ながら飛鷹がこの街には悪意が降っているのだと言い、人間は皆悪意も愛もどちらも持っていると言います。しかし朝子のように悪意に動かされないような人間もいるのだとマナブは呟きます。

アナザヘブンの映画を観た感想や評価とは?

映画アナザヘブンを見た人の感想では昔に流行ったジャンルであるSF系の異世界生物ものであり、原作ファンからの人気が高くコアなファンがいますが、肌に合わないと言った感想があります。

映画アナザヘブンを見た人の感想では、未知の生命体であるナニカに対する感想が多く、液体の生物という所の評価が高く気味の悪い生物なため印象に残っているという感想が多数あります。

アナザヘブンの大沢たかお主演のドラマ版を紹介!

アナザヘブンのドラマの基本情報

ドラマ版アナザヘブンは2000年4月20日から6月29日までテレビ朝日で放送されたドラマであり、映画版とドラマ版では話しが違います。それは映画版の裏側で起きている別の事件をドラマ版で追って行きます。

アナザヘブンのドラマ版の魅力とは?

そしてドラマ版アナザヘブンでは副題がありドラマ『アナザヘヴン〜eclipse〜』として放送されました。ドラマ版のキャストには主演を務めた大沢たかおや本上まなみ、そして映画版の主役であるマナブ役を務めていた江口洋介などがドラマ版で映画と同じ配役で出演しており、映画とドラマで伏線がどんどんと繋がっていく魅力があります。

アナザヘブンの映画あらすじと結末ネタバレまとめ!

以上、映画版アナザヘブンのネタバレあらすじや江口洋介などの主要キャストの紹介、そしてドラマ版アナザヘブンの紹介などをしました。映画版とドラマ版では時間軸は同じですが主役が違うストーリーとなっています。今回の記事で映画版やドラマ版のアナザヘブンが気になった方は是非一度、視聴してみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ