震える舌はトラウマになる?破傷風を描いた映画のあらすじ・感想をネタバレ

映画「震える舌」は1980年に公開された日本映画であります。破傷風の女の子と両親が織りなすヒューマンドラマ的な映画であり、かつ医療ドラマでも、オカルト的な映画でもあるのではと多面性を含んでいる映画だと言われいているようです。映画「震える舌」はまた原作が小説でもあり、そこから映画化されたものになります。ここでは「震える舌」のネタバレ的な要素やあらすじ、そしてトラウマにまでなってしまうこの映画の奥深さなどを多角的に考察してみましょう。

震える舌はトラウマになる?破傷風を描いた映画のあらすじ・感想をネタバレのイメージ

目次

  1. 震える舌はトラウマ映画?その真相に迫る!
  2. 震える舌の映画あらすじをネタバレ!
  3. 震える舌の映画ラストをネタバレ!
  4. 震える舌で登場した破傷風とは?
  5. 震える舌の映画キャストを紹介!
  6. 震える舌の子役の演技が話題に!
  7. 震える舌の映画を観た感想とは?
  8. 震える舌の映画ネタバレまとめ!

震える舌はトラウマ映画?その真相に迫る!

映画「震える舌」は1980年に公開された日本映画ですが、この映画の内容や俳優の演技において、観た方々がトラウマになってしまうという声が多いようです。迫真の演技とストーリーラインにはリアリティがたくさん凝縮されているようで、破傷風という病気の怖さまでもがトラウマになるであろうという設定であり、ヒューマンドラマであるのですが、オカルト映画であるのではとの声もたくさん聞かれる作品です。

震える舌の映画あらすじをネタバレ!

「震える舌」は蝶を網で捕まえようと追いかけている少女・昌子のシーンから始まります。そして水辺で石を拾っては投げている様子の昌子ですが、水辺で手を入れた時に指先を怪我してしまうのでした。その後も昌子はザリガニなどを捕まえて遊び続けている様子でした。その後シーンは変わって昌子がご飯を食べているのですが、無気力な様子で、思わずフォークを落としてしまいます。そこは昌子の両親との食事の様子が見れます。

母親の邦江(十朱幸代)と父親の昭(渡瀬恒彦)がテーブルに一緒に座っており、邦江は昌子にどうしたのかと尋ねるのです。邦江は昌子の好きなグラタンだからと食べさせようとしますが、昭が甘えるんじゃないといい、自分で食べるように促します。が、邦江の話だと、昨日病院に行って風邪気味であるのだと話し、その時も口を開けなかったんだと話します。昭は風邪気味ならちゃんと食べるんだと言って昌子に食事を促します。

そしてシーンは変わって人形と遊んでいる様子ですが、人形の髪の毛を半分ほどハサミでバッサリと坊主姿にしてしまうのでした。それを邦江は昭の所に持ってきて、あなたが厳しすぎるからノイローゼになったんだと話すのでした。思わず昭は昌子の寝ている姿を見に行くのでした。そしてシーンは変わって、邦江が買い物で外に出ている様子がわかります。自宅に帰ってくるの昭が邦江を呼びます。すると昌子の様子がおかしいのでした。

ネタバレなあらすじにはなりますが、昌子はトイレから出てくると、爪先立ちのような歩き方で明らかに様子がおかしいのがわかります。邦江はどうしたのかと昌子に聞くのですが、昌子はただ「いや」と答えるだけでした。昭は心配そうな表情で、ちゃんと歩けるのかと昌子に聞くのですが、昌子は歩けるけど歩きたくないと話すのでした。邦江はまさか他の大きな病気じゃないのかなと言い、今日の病院でも診察できなかったと話します。

昭は邦江に明日自分が病院に連れて行くと話します。その後シーンは昭が机で仕事をしており、邦江も絵を描いている姿が窺えます。そしてさらにシーンは変わり、ネタバレなあらすじになりますが、ここから昌子の容体がおかしくなるのですが、徐々に身体に痙攣の兆候が現われるのでした。すると突然泣き叫ぶ声が聞こえ、昭と邦江が昌子の元に駆け寄ると、昌子の口から血が出ており、苦しそうな表情で舌を噛んでいるのがわかります。

昭は必死に昌子の口を開こうとするのですが、なかなか開くことができません。なんとか昭の指を入れてひらかせ、そして邦江は救急車を呼びに電話をかけます。そしてシーンは救急車に乗る三人の姿に変わります。団地の住人たちがどの階からもその様子を見届けているのが窺えるのでした。救急車の中でも昌子は唸りながら身体に力が入っている様子がわかり、邦江がなんとかできないかと昌子の身体を抑えているのが窺えます。

救急車は病院に到着して、診察を受けるのですが、医者は明日大病院に行って診察をした方がいいと昭と邦江に話します。昭は日本脳炎とかそういう病気ではないのかと尋ねるのですが、なんとも言えないと医者は言うのです。明日まで何もしなくて大丈夫なのかと昭は続けざまに話し、今晩だけ預かって欲しいと邦江も話しますが、どこにいても一緒なので、発作が起きたらまた来てくださいと医者は言うだけでした。

その後、バス停でバスを待ちながら邦江はたった一晩の面倒も背負い込みたくないのねと医者を蔑んだ言い方をします。昭はあの医者のせいじゃないと話すのですが、邦江はなんでそんな物分かりの良い解釈をするんだと憤りを感じている様子がわかります。自分の子どものことなのにと邦江は涙するのでした。そして私は絶対この子を助けると話します。そして三人は自宅へと戻るのでした。

その後自宅にて昭は大学病院に電話をしているようで、これからその病院へと行くと邦江に話します。が、邦江は大丈夫なのか、また厄介払いされるのではと心配そうにしている様子が窺えるのでした。そしてシーンは変わって大学病院の小児科で診察されている昌子の様子がわかります。医者はしつけが厳しい事を話し、そのことが原因であるのではと話します。そして医者は精神的な問題であると断定するのでした。

そして再び明日来てもらって、教授の診察を念の為に受けてくれとその医者は二人に話すのでした。安堵した二人は昌子を連れて帰るのでした。翌日、再び病院を訪れた三人は小児科へと参ります。そして再び診察を、今度は教授にされているのがわかります。あらゆる箇所を調べ、教授は今度は自分で口を開けてごらんと昌子に話しかけますが、できるけどしたくないと話します。教授は口を開けないのはいつからかと昭たちに尋ねるのです。

邦江は4,5日前からだと話します。すると教授は心因性のものではないと話し、すぐに入院の手配をしてくれと昨日の医者に促すのでした。邦江と昌子は外に出るのですが、昭だけが教授の話しを聞くのでした。ネタバレあらすじになりますが、教授はこれは結構大変だと話し、頑張らないとならないと告げます。いろいろな病名が考えられるのだが、もっと精密な検査が必要であると告げます。そして昌子を連れてレントゲンをとります。

邦江はどんなものが考えられるのかと昭に尋ねると、髄膜炎、脳炎、そして破傷風だと話すのでした。昌子はあらゆる検査をして、昭と邦江も不安そうな面持ちでいるのがわかります。色々な科でたくさんを検査をしてそれには注射だったりと子どもには大変そうな検査が多いことがわかるのでした。その後昭たちは隔離審査室へと通されて待つように言われます。一方の医者たちはレントゲン写真をみて診察結果を話し合っているのでした。

診察室で待つ昭たちに教授がやって来ます。すると能勢という女医が主治医になると言い、助手の江田と共に教授からの紹介を受けるのでした。そしてさらにネタバレあらすじになりますが、ここで初めて教授の口から病名が言い渡され、破傷風であることだ断定されるのでした。そして昭が治療法を尋ねると、痙攣が起きない絶対安静と、抗毒素血清療法を行うと能勢が説明をし、血清が届くので小児科病棟へと移ると二人に話すのでした。

ネタバレあらすじになりますが、昭は破傷風と聞いた時に安堵の表情を見せるのですが、ここからの昌子の治療がとても苦痛で、その様子がトラウマになると言われている所以だと感想も多いようです。破傷風との戦いの幕開けとこのあたりからなるのでした。すると教授が昭を個別に呼び出し、破傷風の説明をされるのです。そして破傷風が死亡率の高い厄介な病気だと説明するのでした。発育した菌が成長してそれが死に至ると話します。

また破傷風治療の血清も病原菌には効果があるのだが、毒素と神経が結合した後にはほとんど効き目がないと昭に伝えます。そして昌子は一度痙攣を起こしているから安心はまだできないと伝えます。その後小児科病棟に戻る昭は、看護婦たちが窓に黒い幕で覆っている様子を怪訝に見るのでした。暗室のような病室になり、刺激を最小限に抑える事の意味だとわかります。邦江は教授の話しを昭に尋ね、油断禁物だと邦江に話すのでした。

すると、病院に山岸(蟹江敬三)が尋ねてくるのでした。山岸は心配そうに尋ね、会社の経理には早く病院のお金を出すように促したと話し、山岸はお見舞金を昭に渡すのでした。そしてその後、能勢らが病室に入り、昌子に治療を施すのでした。昌子に点滴の管を刺して、能勢は早く病気を直すために我慢しようねと優しく話します。そして血清治療が始まるのでした。破傷風の治療に安心なんだよねと邦江は昭に尋ねるのでした。

その後診察室で能勢に噛まれた指の治療をされている昭が窺えます。昭は能勢に神妙な面持ちで、噛まれた箇所から破傷風が感染するのではと尋ねるのですが、破傷風菌は酸素を嫌うのでこのような感染は起こらないので安心してくださいと笑顔で話すのでした。そして能勢が読んでいた文献に昭は目を通します。ネタバレあらすじですが、破傷風の死因は呼吸筋麻痺であると書いてあり、窒息死等、死因が多く掲載されているのです。

さらには強烈な痙攣で脊椎の骨折なども写真も掲載されており、死亡率が極めて高い病気であることが書いてあります。また潜伏期間が短いものほど死亡率が高く、発病五日以内では全例死亡とも書かれているのでした。10日以内で70%、10日以降で38%の死亡率だとも書かれているようです。そしてその後に昭は昌子の病室に戻り、うとうとしていた邦江を起こし、昌子が発病してから何日が経っているのかと尋ねるのでした。

すると邦江は5〜6日だと言い、口を開かなくなったのはそのぐらいと話すのでした。そして邦江は破傷風感染はしないのかと不安になるが、昭はそれは大丈夫だが一応予防接種を打とうと話すのでした。すると突然、他の子どもたちが病室の扉を遊んでいるうちに開けてしまうのでした。ネタバレあらすじですが、この瞬間に刺激を昌子に与えてしまったので、昌子は叫びだし、舌を噛んじゃったと泣きながら邦江に伝えるのでした。

そして昭は隣の病室のラジオなどを消して回り、静かにしてくれと伝えるのです。邦江はこの発作が起きたことで再びこのようになって泣きながらなんで治療をしたのにまたこんな事になるのかと話すのでした。その後シーンは変わって午後9時30分であることがテロップでわかります。隣の病室には昌子を気遣い静かにしてくださいという張り紙をして注意喚起をしている様子が窺えるのでした。

昌子の治療を能勢がしていることが窺え、指先を切りそこから血液を流している様子がわかります。そして昌子はその痛みに泣いているのでした。なんで破傷風菌は酸素を嫌うのにこうやってまだ菌は生きているのかと昭が江田に尋ねると、江田は傷口から入った菌は傷口が閉じてから活動を始めるんだと昭たちに説明をするのでした。その後能勢が治療を終えると昌子は静かになり、ここ2、3日から7日間がヤマだと能勢は話します。

そして血清療法を始めると一時的に病状が悪化することもあるとさらに能勢は説明をするのでした。そして気を許さないようにと言い、今の病状は明るい状況であるとは言えないと言い、ずっと付き添ってくださいと礼をします。そして邦江たちも礼をし、能勢は全力で私たちも努めますが、ちょっとの刺激で痙攣を起こすので、光と音には絶対に気をつけてくださいと話すのでした。そして能勢たちは病室を後にするのでした。

昭は邦江にうちに帰って休めと話すのですが邦江は帰れるわけがないと昭に伝えるのですが二人とも病院に残っているのでした。そしてシーンは入院二日目の朝を迎えるのでした。朝の7時に他の病室の子どもたちも目覚めており、昌子の病室にも能勢が入っていく様子が窺えます。能勢はずっとご飯食べていないからと鼻から管を通して流動食を食べさせます。昌子は泣いており、邦江は苦悶の表情で昌子を見守り続けているのがわかります。

昌子の悶える様子から邦江は心配そうな面持ちで昭のそばへと寄り添うのでした。そしてシーンは外科医が昭の指を治療しているシーンへと変わります。そしてまだ熱を持っているようだけどと話すのですが、破傷風になんか罹らないからと笑顔で返すのでした。シーンは昌子の病室へと戻り、邦江が疲弊している様子がわかります。そして午後に邦江が病院の食堂で食事を取る様子に変わります。

その後病院の売店で歯ブラシなどを買う様子になり、昌子の病室へと戻るのでした。そして昌子の寝巻きを変えるのですが、静かに変えているつもりが、また昌子の痙攣の発作が始まるのでした。すると背中をのけぞるようにして体を強張らせ、口は激しい噛み具合で血が出てくるのでした。昭は先生を呼び、邦江は苦痛の表情を浮かべるのでした。能勢たちが病室に来て、処置を行う様子が窺えます。そして能勢が冷静に話すのでした。

昌子がおもらしをしているので下着を変えてくださいと話し、これからも痙攣はあると思うと話し、付いてる方々が慌てて刺激を与えないようにと優しく話すのですが、邦江はかなり疲弊している様子でその言葉に頷くこともできない様子が窺えるのでした。そしてその後午後6時にも再び痙攣が起こり、昭が体を抑え、能勢たちが処置を施す様子がわかるシーンへと移ります。そして午後8時にも痙攣が起こり、同じように処置が施されます。

そして今度は午後10時になり、昌子の痙攣の発作が起こるのでした。泣き続ける昌子、そして注射を打っても痙攣が止まらないので直腸麻酔を行うと江田は話します。処置は能勢を中心に冷静に施され続けます。しかし、かなり骨のいる作業のようで能勢の額にも汗がにじみ出ます。苦痛に悶える昌子と、それを耐え難く見ている昭と邦江がいます。そして能勢は病状に快方の兆候がない様子を話します。そして麻酔は一晩効くと話します。

能勢はその後病室から出ていき、昭は今晩病院に居て欲しいと頼みます。能勢はそのつもりだと話し、そのまま昭は病室に戻るのでした。邦江は記録を付けて昌子の様子がわかるようになりたいと話すのですが、昭はその間に寝ておけと心配するのですが、寝れるわけがないと強情な様子が窺えるのでした。それより昭が寝て、へばったら変わってもらうからと邦江は記録を書き続けるのでした。そして昭は仮眠をとります。

さらにシーンは変わって再び能勢が病室を訪れます。すると能勢は、病状が悪くなりましたと伝えるのでした。今のところ、なんとも申しかねる病状と伝えます。そしてネタバレあらすじになりますが、ここから昭の悪夢にうなされる様子がわかります。泥で遊んでいる昌子に昭が泥はダメやめなさいと言い、この埋立地は危ないんだと諭すのです。そしてその後にその埋立地から昌子を抱いて走る昭の姿が映るのです。

そしてその走る昭の腕の中の昌子は歯ぎしりをして血を流している様子になり、必死に口を開こうとさせている様子が窺えます。すると昭は悪夢から醒めるのでした。時間は午前3時となり、邦江が病室に戻ってくる様子がわかります。昭はどこに行ってたのかと尋ねると、邦江は岡山に電話をしたんだとやつれた様子で話します。お金を頼んだと話し、明日母が届けてくれると話すのでした。するとまた昌子の様子が変わってくるのです。

記録をベースに昌子の様子を昭に話すのですが、邦江は昌子の手を握りながら涙するのでした。昭は休んでと邦江に促すのでした。邦江は寝ながら昭に今度三人で十和田湖に行こうと話し、昭は約束すると言い、きっと行こうねと邦江は眠りにつくのでした。そしてシーンは入院3日目の朝を迎えます。静かに病室で食事を摂っている昭と邦江が窺えます。そして昌子に徐々に痙攣の兆候が見られてくるのでした。

それと同時に食事の配膳係のワゴンに置かれた食器が廊下に落ちてしまい激しい音が聞こえたのと同時に昌子の痙攣の発作が再び起こるのでした。口からは激しく血が出ており、昭は能勢を探すのですが、どこにも見当たらない様子でした。すると他の先生が処置を行うのですが、昭たちに昌子の前歯が乳歯か永久歯か尋ねます。乳歯であることを確認するが口を開けることに成功して、そこに能勢が外来診療から駆けつけるのでした。

その後能勢が昌子に注射を施すと昌子はなんとか痙攣が止まり身体の力が抜けていくのがわかるのでした。それを見て昭と邦江もなんとか安堵になるが、歯を食いしばっているせいで歯が折れてしまったのがわかるのでした。その後シーンは変わって山岸が病院に来ているのですが、昭はかなり焦燥しきった様子で歩く様子もふらふらであることがわかります。昭は山岸に昌子が死にそうだよと話し、すごく脆いんだと呟きます。

するとそこに能勢が現れ、先ほどの様子でわかるように筋肉の痙攣で肺炎や窒息になるケースがあると昭に話します。だから気管切開を行いたいと話します。昭はそんな事までしなければならないのかと能勢に食ってかかるが、その方が楽に呼吸ができるのでと冷静に話す能勢に対してすぐさま我に戻りお願いしますとボソボソと呟くのでした。一方の病室の前では邦江の母が岡山から上京して心配そうに邦江に尋ねるのでした。

すると母はなんでもしてあげるから遠慮しないで言ってくれと話し、涙を流す邦江が窺えます。するとその時昌子の病室に能勢ではない医者が入っていくのでした。ネタバレあらすじですが気管支切開を行うところでしたが、能勢がそこに現れ、中止にすると話します。その背景には教授がこれ以上刺激を与えるのは良くないと判断した結果だと他の医者に伝えるのでした。そして他の処置を施すと能勢は話すのでした。

すると婦長が身内の人が玄関に来ていると話すのでした。昭は邦江を連れて玄関へと向かいます。すると邦江は自分は行かないと言い、昭だけで挨拶に行って欲しいと話すのでした。すると邦江は違う場所へと歩き出し、そこには新生児が並んでいる産婦人科の病棟だということがわかるのでした。それをただただじーっと眺めている邦江の様子が窺えます。そしてシーンは変わって待合室に来ているのは昭の母と兄であるのでした。

シーンは変わり、部屋に戻る昭と邦江の前には昌子が酸素テントを使って治療されている様子が目に入ってくるのでした。邦江は酸素なんてもうダメな時に使うんでしょと呟き、悪くなるばっかりと悲観的になっているのです。そして時間は再びすぎて午後の9時になります。すると能勢たちが病室に入って来て再び治療を施します。ネタバレあらすじですが、この一連の子どもに対する治療がトラウマになると言われているようです。

すると邦江は能勢にもうダメなんでしょ、そんな治療をされているなんてと呟くのですが、能勢はそんなに弱気にならないでと肯定的な姿勢を貫きます。ネタバレあらすじになりますが、ここで邦江はさらに悲観的になり、昌子を産まなければよかった、昭と一緒になんてならなきゃよかったと話すのでした。そして能勢はそれでも態度を崩さずに話し、病室を後にします。邦江は何もしたくないという態度で昭にも冷たく当たります。

そしてさらに夜は更けて午後11時。病院の前の寿司屋で弁当を買う昭の姿が映ります。すると病院の待合室には昭の母親がまだ待っていたのです。病院にいるだけで良いと見守る態度だったのです。そしてその後母親を連れて病室へと行くと、邦江は記録を取り続けてノイローゼ気味になっているのがわかります。昭の母親はただただ黙って見てるだけで、すると邦江は病室に来た能勢たちに物を投げてヒステリックになるのでした。

その後シーンは入院4日目となります。昭の母親は大丈夫だと言い聞かせながら呟き、昭の兄に連れられて帰るのでした。そして午後1時再び昌子の症状が悪化して昭と邦江の疲弊した様子がさらに悪化しているのがわかり、午後11時にも昌子は治療を施されて、昭と邦江の精神的なバランスは限界に来ている様子でした。そしてここでさらにネタバレあらすじですが、血圧測定不能となり、この時に昌子の心臓が止まってしまうのでした。

そして能勢たちの蘇生によりなんとかその後反応が出て昌子の心臓は再び動くのです。そして昭と邦江が二人病室にいるときに昭が吐露します。それは昌子は死んでしまうであろうと話すのでした。そして身辺整理をしようと伝え、昭は自分も発病するだろうと話し、邦江を自宅へと帰させるのでした。そしてネタバレあらすじですが、突然邦江はハサミを取り出して、昌子の髪の毛を切りそれを持って病院を後にするのでした。

その後邦江は自分にも破傷風が感染したと話し、何も昭にしてあげられなかったと後悔の念を話します。そして二人とも破傷風にかかっているという疑念に苛まれており、精神的に参っている様子が窺えるのでした。そして山岸に邦江は引き取られ、昭は一人で昌子の看病を続けます。すると、病室の暗幕が開いてしまい、再び昌子の痙攣が始まるのでした。その後昭は邦江に電話するのですが、邦江は怖くてこれないと話すのでした。

震える舌の映画ラストをネタバレ!

そしてラストのネタバレになりますが、その後入院は2週間となり、病室の暗幕は開けられて、昌子の肺に入っていた管が取られます。そして昌子はようやく口を開き「チョコパン食べたい」と呟き泣き出します。すると邦江は泣き出し、能勢はジュースなら良いですよと言うと泣きながら昭がジュースを買いにいくのでした。昌子の戦いを自分たちは知らなかったことに情けなさを感じるのでした。そして震える舌は幕を閉じるのでした。

震える舌で登場した破傷風とは?

映画「震える舌」では破傷風と戦う女児の物語ですが、この破傷風はあらゆる土壌に存在する菌からなるもので、痙攣やひどい時には脊椎骨折、窒息などから死にいたることも多く、重いものだと数時間で死んでしまうとのことです。その酷さから観た方々はトラウマを感じたり、恐ろしいものであると声を揃えて映画「震える舌」がオカルト映画でもあると言われており、トラウマを思う人が多いと言われているようです。

震える舌の映画キャストを紹介!

それではここで映画「震える舌」のキャストをみてみることにします。「震える舌」のストーリーでトラウマを感じる方々が多いようですが、そのトラウマを感じさせるような演技を見事にやりきったキャストの演技力のレベルにも大きな賞賛があるようです。

三好昭/渡瀬恒彦

映画「震える舌」の父親役の渡瀬恒彦さんは気丈な父親役ではありましたが、徐々に疲弊しながらも家族を助けると言う気持ちは一貫して変わらずで、その強さを演じた評価が高いと言われているようです。渡瀬恒彦さんは兄に渡哲也さんを持ち、自身もたくさんの作品に出ておる俳優でしたが、残念ながら去年にこの世を去ってしまった残念で、また素敵な演技力を持っていた俳優さんですので悲しいとの声が多いようでした。

三好邦江/十朱幸代

映画「震える舌」の母親役の邦江には十朱幸代さんが演じるのですが、疲弊した邦江に一度は子どもを諦めたり、病気へとトラウマなど、気丈さから一転精神的に崩壊していく姿が圧巻であるとともに、母は強しと言われている世の中でここまで崩れさせてしまう病気の怖さにトラウマを感じる方々も多いと言われているようです。

震える舌の子役の演技が話題に!

映画「震える舌」の子役、昌子には若命真裕子さんが演じてるのですが、破傷風特有の症状の演技や、またセリフはほとんどないのですが、病気である姿にリアリティとさらには恐怖を覚える事も多く、この映画がトラウマであると言われている一つの要素だとの事です。それだけ演技力が高く、映画としてのクオリティを引き上げている要員でもあるとの事です。

震える舌の映画を観た感想とは?

それではここで映画「震える舌」の感想などを見ていくことにしましょう。映画「震える舌」がなぜトラウマなのか、そしてその起因はどこにあるのかなど、ツイッターで投稿している鑑賞された方々の声を聞いてみることにします。そしてこの作品のクオリティやストーリーの構成、さらには役者の演技力などたくさんの声がある中から何個かをピックアップして「震える舌」の一般的な感想をここで紐解いて感じてみることにします。

映画「震える舌」が恐怖でしかないと言う言葉が多いようです。しかし演技力の賜物であると言う言葉も同時に多く、それだけにトラウマを感じる映画としても有名な作品のようです。

映画「震える舌」がトラウマである要因の破傷風の怖さ、そして演技力の総合力であることがわかるツイートのようです。病気で、しかも子どもが罹るとなるとより怖さが増してトラウマ感倍増と言われているようです。

映画「震える舌」はこのツイートにあるようにラストは感動的なシーンで終わるのです。確かに怖さと演技力に圧倒されるのですが、映画としてのストーリーラインには評価が多く集まっているので、「震える舌」がトラウマ映画ではないとの声も多いようです。

震える舌の映画ネタバレまとめ!

映画「震える舌」のネタバレや、子役の演技、そしてなぜトラウマになるのかなど紐解いてみましたがいかがでしたでしょうか、破傷風の怖さやそれが実は怖い病気であることなどで子どもがいる親御さんにはトラウマになっているようです。さらには子役の演技力にも驚かされることでより深くトラウマになるであるともありますが、この映画の怖さに完成度が高いとの声も多いようですが、見てなければ「震える舌」の鑑賞いかがでしょう?

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