2018年11月09日公開
2018年11月09日更新
孤狼の血のあらすじや感想をネタバレ!出演キャストや続編の可能性も調査
映画「孤狼の血」は2018年5月12日に公開された日本映画です。この映画「孤狼の血」は2015年に刊行された日本の小説で、この映画で初めて実写化された作品になっております。そしてここでは「孤狼の血」が話題になった背景の深掘りを、あらすじやネタバレに至る結末、そして映画の評価や感想、映画の面白さを引き立てるキャストや、反響が多いとのことでの続編の可能性に至るまであらゆる角度で映画の醍醐味を紐解いていきましょう。
目次
孤狼の血の映画あらすじや感想をネタバレ!続編の可能性は?
映画「孤狼の血」は2018年に公開された日本映画で、制作発表時から話題沸騰の作品とのことで、完成時作品はR-15指定にも関わらず337スクリーンで公開された映画だと言うことです。その映画「孤狼の血」のキャストやあらすじや感想をネタバレにはなりますが考察してみましょう。そして「孤狼の血」の続編の可能性なども含めて、徹底的に解析して、映画の醍醐味を紐解いてみることにします。
孤狼の血の映画出演キャストを紹介!
それではここで映画「孤狼の血」のキャストをみてみましょう。この「孤狼の血」ではヤクザの抗争を止める刑事の奮闘をテーマに描かれた作品であり、キャストにはいい意味で男臭い俳優陣がキャストされており、主演から錚錚たる面々が集結して作品を構築しているとのことです。また監督も「凶悪」などを撮られている白石和彌監督が起用され主役の役所広司さんはこの本を映画化できるのは白石和彌監督しかいないと言ったそうです。
役所広司/大上章吾役
映画「孤狼の血」のメインキャストでこの映画の中心である大上役には役所広司さんがキャストされております。幅広い演技レンジで見るものをそのキャラクターがもともとであるかのような引き込み方をさせ、また映画の面白さを深々と広げて行く素敵なキャストであります。今作で原作を読んだ役所広司さんは、白石監督しか映像化することはできないのではとこの映画の作品作りをスタートから作れたそうです。
松坂桃李/日岡秀一役
そして大上の相棒役の日岡には松坂桃李さんがキャストされております。松坂桃李さんも「不能犯」など数々の主演を演じてきた俳優として役所広司さんと相見え、映画「孤狼の血」を大きく盛り上げるキャストであります。映画の後半には日岡のキャラクターが変化していく様もこの「孤狼の血」に染まっていくいいシーンであるとの感想も多く、次作である続編へと期待が多い俳優の一人で、続編を盛り上げるキャストだと言われています。
孤狼の血の映画あらすじをネタバレ!
それではここで映画「孤狼の血」のネタバレあらすじを考察してみましょう。豪華なキャスト陣から滲み出る配役の醍醐味、続編が噂されるほどの圧巻な物語の展開など、余すところなく「孤狼の血」のあらすじをネタバレ必至ではありますが、紐解いてみましょう。
時は昭和63年、広島県の呉原市で続いている二組のヤクザの組の抗争を中心に呉原東警察との戦いが主軸となる物語であります。元々の地元のヤクザが尾谷組。その組の対抗勢力が加古村組となっております。映画「孤狼の血」の冒頭はとある養豚場で一人の男がヤクザ相手に詰められているシーンから始まります。ネタバレあらすじですが、この男は上早稲という男で、加古村組のフロント企業である呉原金融の社員で、カタギの人間です。
その養豚場で上早稲を詰めている面々は加古村組の若頭野崎を筆頭に苗代などの面々がいるようです。ネタバレあらすじですが、この背景にはこの呉原金融の資金を尾谷組との抗争に備えての資金として使うという体で使い込んでしまったのが加古村の組長にバレてしまった事が原因で、そのしわ寄せ、つまり実行したのが上早稲であるという設定に仕立て上げるために上早稲を痛ぶっているという状況のシーンであるようです。
その後シーンの野崎が組長の加古村に電話をしているシーンになり、ネタバレあらすじになりますが野崎は上早稲本人と切断した小指を持って詫びに行かせると話すのですが、加古村はそれはもう必要がなく、上早稲の首を持ってこいと言うのでした。慌てた野崎は飲んでいた酒を吹くのでした。そして冒頭のシーンはここで終了します。ここから「孤狼の血」、呉原の広島の抗争の歴史が紐解かれるシーンへと入っていくのです。
広島の抗争を遡ると、昭和49年に呉原市が拠点の尾谷組に対して広島市内に拠点を置く五十子会が抗争を仕掛け、それが「第三次広島抗争」と言われているようです。多くの死傷者を出した報復合戦が泥沼の抗争へと発展し、勝者なき抗争となった。そしてヤクザが群雄割拠した昭和が終わろうとしていた昭和63年がこの「孤狼の血」の舞台であると語るのでした。しかし呉原には新たな抗争の火種が燻り始まろうとしていたのでした。
その後、辛うじて生き延びた尾谷組の残党に牙を剥いたのは五十子会の下部組織である加古村組であるのでした。そしてシーンは昭和63年の8月の呉原市へと変わります。すると暑い最中にスーツ姿でかき氷を作っている男、呉原東署の日岡(松坂桃李)で彼は広島大学を出たエリート刑事で新米刑事であります。かき氷を作り終えた日岡は取調室に持っていきます。そこには先輩刑事の大上(役所広司)が居る姿がわかります。
失踪事件
そしてそこには、ネタバレあらすじな要素ですが、上早稲の妹の潤子(MEGUMI)が大上に兄が失踪しているのかもしれないと相談に来るのでした。それも四ヶ月も連絡がこないことに心配であるとの話でありました。そして日岡はその取調室に座り、調書を取ろうとするのですが、大上はあっちへ行ってろと、外に出ていろと執拗に話すのでした。すると上司の友竹(矢島健一)は大上は女性の取調は常に一対一だと話すのでした。
友竹は日岡みたいなルーキーをいきなり大上と組ませるのも相当なものだと話すのでした。大上はヤクザも黙るマル暴の刑事だからだと言われています。その後大上と潤子が取調室から出てきて、大上は潤子に性的な事をさせたような様子が窺えるのでした。ネタバレですが、大上の刑事としての行動はヤクザも黙るほどの、常軌を逸する行動だと言われているようです。そしてこの大上を中心に「孤狼の血」は展開していきます。
その後大上は警察署を後にします。そして日岡は大上の後を付いてくるのです。しかし大上は日岡を煙たがり、パチンコ店へと入って行きます。日岡は大上に捜査ですかと尋ねるのですが、そんなことではなくて、奥にいるデカい男に因縁をつけてこいと話します。するとそんなことはできないと話す日岡は、大上にそんな度胸のない男はマル暴でなんて働けないと話し、一生交通整理でもしてろと皮肉めいた言葉を日岡に言います。
すると日岡は喧嘩を売ればいいんですねと言い、大上はその気になったのかとニヤつき、交戦になる前に止めてやるから心配するなと話します。日岡はコーヒーを持ってそのデカい男に近づいて行きます。ちなみにその男とは冒頭で上早稲を痛めつけていた苗代(勝矢)であります。そしてコーヒーを苗代の頭にぶちまけて、苗代はブチギレるのでした。苗代は自分が加古村組の人間だとわかって喧嘩売ってるのかと日岡にキレるのでした。
苗代は短刀まで出してきて日岡を徹底的に痛めつけます。ネタバレあらすじにはなりますが、この後に大上が止めに入るのですが、この因縁をつける事を実行した背景には加古村組の呉原金融の上早稲失踪事件の件で何かがわかるのかもしれないと思う行動の一つだったと言われているようです。しかし大上に脅されても苗代は口を割らない、なんなら逮捕されてもいいと覚悟を決めるのでした。大上は諦めて去っていくのでした。
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その後大上と日岡は薬局へと入って行きます。薬局には桃子(阿部純子)が働いており、大上は日岡を手当てしてくれと頼むのでした。すると日岡は上早稲の件でわざと苗代と自分を喧嘩させたのかと大上に聞くのでした。すると、ネタバレあらすじ要素ですが、大上は上早稲の呉原金融は加古村組のフロント企業だと話すのでした。そこで設けた金で尾谷組のシマを荒らし回っていると話すのです。
大上は話を続け、放っておけば戦争になると言い、その前になんとかして阻止せねばと言うのでした。そして先ほどの苗代の態度が、上早稲が単なる失踪ではないと話すのでした。そして大上は空手をやっていたのになんで苗代をぶちのめさなかったのかと日岡を詰め、苗代がもし銃を持っていたらお前はこの場にいなかったんだぞと日岡に対して激昂する様子が窺えるのでした。
その後シーンは呉原東署に移り、大上を中心に友竹たちが上早稲が加古村組にやられたのではないかと話すのでした。すると友竹は同僚の土井(田口トモロヲ)に加古村組の情報屋を見つけたと行ってたことに話はうつるのでした。すると上早稲は自主退社したと聞いていると話すのですが、大上は加古村ががさ入れされて不都合なことでもあるのかと喧嘩を売るのでした。土井はさらに尾谷の肩をもつ大上に皮肉を言い、大上はキレるのです。
強引な捜査
その後大上は日岡を連れて尾谷組へと話を聞きにいくのでした。尾谷組は呉原市を拠点に置く組事務所であり、尾谷組長が服役中であるために若頭の一ノ瀬(江口洋介)が対応するのでした。ネタバレなあらすじですが、一ノ瀬が現時点で留守を守る尾谷組への肩入れが大上としては大きいと今後の映画のポイントにもなるところでもあります。そして一通り話した後に大上は金を受け取るのですが、日岡はこれに驚くのでした。
ネタバレなあらすじですが、大上はマル暴の中でも手段を選ばずに捜査を進める事で有名なのですが、その手段を選ばずというやり口に広島県警からの内偵が入り、それがパートナーとして署長から組めと言われた日岡であるのです。そして県警は大上を潰す事で県警が五十子と繋がっている癒着の問題がスムーズになる事もあり、何も知らない日岡を大上の側に配置する事で私利私欲の動きを継続させるとの事だと言われているのです。
その後一ノ瀬と舎弟、さらには大上と日岡は梨子(真木よう子)がママをしているクラブへと飲みに行きます。楽しげな雰囲気で飲んでいた際に突然五十子(石橋蓮司)らが現れ、五十子と加古村が繋がっている事や尾谷への攻撃の要素が丸わかりするシーンだと言われております。そして大上はこの呉原市が抗争のるつぼになるのではという懸念を大きく示したのでした。そのためには上早稲の事件を解決する事が先決だと判断します。
その後大上の同級生でもある五十子組系列の右翼団体の銀次(ピエール瀧)のところへと話を聞きにいくのだが、最初はそんなこと言ったらシノギができなくなると話すが、奥さんに促され話をする事になり、情報として加古村の連中が上早稲を拉致した旅館を突き止めそこでなんとか監視カメラのテープを手に入れることに執着するのでした。そして日岡を連れてその旅館へと足を運ぶのですが、令状がない限り見せられないと言われます。
仕方なしに引き返す大上と日岡ですが、大上はどんな手段を使ってでもという刑事であり、ネタバレあらすじにはなりますが、大上は旅館の裏側へと忍び込みそこで突然灯油をぶちまけます。もちろん日岡は大上にやめましょうと止めるのだが、大上はそんな事は全く思わずに強行捜査を遂行していくのです。そして不法侵入から放火、そしてテープの窃盗と運よく誰にも見つからずに手に入れる事ができるのでした。
またこの時に加古村の構成員である吉田(音尾琢真)に尾谷の若い衆で梨子が可愛がっている孝が吉田に殺されてしまう事件が勃発してしまうのでした。それを聞いた一ノ瀬は加古村への報復で抗争を仕掛けると話します。が、大上はそれだけはなんとか収めて欲しいとなんとか加古村を逮捕に導くと話し、一ノ瀬は三日でなんとかしろと大上を責め立てます。
また違法捜査の一連を目の当たりにする日岡は大上の捜査のやり方に大きく反発するのでした。そしてこの時点ではまだ日岡は大上の食われる前に食うしかないという均衡の取り方に理解をしていない様子でもあるのでした。すると日岡は県警に大上を取り締まれと電話をしようとするのですが、大上はその後に加古村の吉田をえげつない取り調べを行いなんとか上早稲の死体遺棄現場を突き止める事に成功するのでした。
銀次が大上と日岡の元に尋ねに来るのですが、安芸新聞の記者が大上を探しているというのでした。その内容は14年前の事件でだと言うのです。14年前の「第三次広島抗争」において大上が組員殺しに関与していると言う噂があるとの事での取材との事でした。マスコミが動けば県警も黙ってないのではと銀次は言うのでした。そしてその後、日岡は県警に密告の電話をします。そして大上を処分してくれと頼むのでした。
しかし県警側は証拠がないと動けないと話すのです。これ以上なんの証拠が必要なのかと日岡はジレンマを感じ、そして大上を蔑視するようになるタイミングが窺えるのでした。その後、呉原東署に安芸新聞の高坂(中村獅童)が取材に来るのでした。そして署長が対応するのですが、14年前の抗争の殺人事件が大上の仕業ではないかと嗅ぎつけたのでした。これには裏があり、県警とこの記者は繋がっており、県警の犬となっているのです。
そして呉原東署は逃亡中の苗代たちを全国指名手配にする事にし、大上は加古村を壊滅へと導くんだと意気揚々としているのですが、大上の思惑は崩れたのでした。それは新聞記者からの情報提供を受けた署長が、大上を事件から外し、自宅謹慎にさせてしまうのでした。その後期限の3日間が来ようとしている所に、日岡がなんとかもう数日待って欲しいと一ノ瀬に懇願しに行くのでした。しかしなぜ大上が外されたのかと問います。
日岡が説得に当たろうとするのですが、お前みたいなクソガキは相手にしない。大上が外された事によって尾谷組は捨てられたんだと話すのでした。そして組の内部では銃が用意され、若い衆の永川(中村倫也)が鉄砲玉として加古村の幹部を襲撃するのでした。その後シーンはかわり土井が尾谷組の壊滅作戦に入ると組事務所へ突入をするのですが、そこは既にもぬけの殻で、一ノ瀬以下尾谷組組員は発見できなかったのでした。
その後署にいる日岡に電話がかかって来るのですが、それは先日襲撃した永川が電話をしてきて、日岡に自分を逮捕して欲しいと話すのでした。それは一ノ瀬から言われたと話します。シーンはさらに変わって日岡が自宅へ戻ると、そこには大上が勝手に入って酒を飲んでいたのでした。日岡は自分が内偵しているノートを隠すのでした。が、大上は自分たちの署長がなんでも情報を知っていた事が謎だと話すのでした。
その後大上と日岡は五十子の所まで出向きなんとか収めて欲しいと交渉するのでした。しかし五十子は自分たちの幹部がやられていると話すが、大上は尾谷は孝が殺された話をするのですが、そんなものは関係ないとあしらうのでした。大上は五十子が全部糸を引いていたのではと質問します。そして尾谷の組長が出所する前に壊滅させようと企んでいたのではと話すが、気にも止めない五十子の態度が窺えます。
しかし、大上は上早稲を殺させたのはお前だと話します。そしてカタギを殺したつけは必ず回って来ると話すのです。すると五十子は手打ちにする条件を話します。それは見舞金1000万。尾谷の組長を引退させる事、一ノ瀬の破門が条件だと。しかし一ノ瀬を破門したら尾谷は壊滅だと話します。五十子はこれが呑めないのであれば戦争でもなんでもしてやろうじゃないかと大上に話すのでした。「孤狼の血」がいよいよ佳境に入ります。
また、大上は日岡と共に一ノ瀬と会うのですが、条件は呑めないと話します。しかしどこかでバランスを取らないとならないと話すのですが、引き下がるわけには行かないと話し、そして一ノ瀬は車で走り去ってしまいます。すると大上も自ら車を運転してどこかへと消えてしまうのでした。日岡は置いてかれてしまうのが窺えます。映画「孤狼の血」のクライマックスへと徐々にミステリー感も露わになってくるようだと言われてます。
その後梨子の店で飲んでいた日岡の前に大上が再び現れます。大上は尾谷組の組長に会いに行ったとの事です。そして一ノ瀬に従うと言われたそうです。すると大上は五十子に直談判をするしかないと話すのです。そして日岡は、こんな綱渡りのような生活は一体いつまで続くのですかと大上に問いかけます。すると大上は極道と関わる時は曲芸師になるしかないと話すのです。綱の上で落ちないように歩き続けるしかないと話します。
それか今から自分を逮捕して県警に連れて行くのかと日岡に問います。日岡は答えません。その後、もう一軒飲みに行こうと話します。が日岡は自宅へ帰ると言うのでした。映画「孤狼の血」ではこの日が大上と日岡の最後の日となるのでした。そして大上が姿を消したと言うアナウンスが入り大上に何かが起こったのではと言う予兆へと発展し映画「孤狼の血」が日岡へと受け渡される新たな段階へと映画は突入していきます。
その後警察は加古村へのがさ入れも行い、加古村組長や野崎までも逮捕されるという事態に発展したのでした。呉原東署長はこれで終結に行くのではと話すのですが、大上は依然行方不明のままであったのでした。その後、県警の嵯峨(滝藤賢一)のところへと日岡が出向き五十子へガサを依頼します。理由は大上が行方不明だからだと話し、その後日岡はなぜ新聞記者に情報を流したのかと嵯峨に問いかけます。
嵯峨はなんのことだと話すが、情報は嵯峨からしか漏れていない事がわかります。その後日岡は銀次のところへ行き五十子へ大上の所在を探れないかと頼みます。日岡はヤクザに深入りしすぎたのではと話します。すると銀次は何もわかってないと日岡を諭します。大上にとってヤクザはただの駒であると諭します。自分も含めてだと。家族同然に付き合って手懐けているとのことで、カタギのことしか考えてないと銀次は話します。
だからカタギしか考えてない大上が手段を選ばずに徹底的に行う事がヤクザ連中は恐怖を感じているとのことでした。日岡は全く知らなかった事で、ここから日岡は大上から「孤狼の血」を受け継ぐ形になります。大上が持っていた県警の秘密、そして庶民のために動いてた刑事としての本懐、そしてそれを知らずに動いていた県警の犬でもあった日岡自身の考え方の変換。これこそが「孤狼の血」を受け継ぐ生き様の有様であるようです。
孤狼の血のラストをネタバレ考察!
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それではここで映画「孤狼の血」のラストをネタバレ必至にはなりますが、考察していきましょう。尾谷組と加古村組の戦争はいよいよ寸前まで差し迫っている状況になり、この状況下で大上は何者かに殺されてしまうという衝撃の事実が降り被り、呉原市の史上最悪の危機的状況にまでなってしまいました。そして日岡が下した決断とは一体どんな映画のラストを迎えるに至ったのでしょうか?「孤狼の血」のラストをみてみましょう。
孤狼の血のラストとは?
大上はカタギの為を想い自らを危ない状況に落ち込んでヤクザの均衡を保ってきました。そしてその行動を梨子から知らされた日岡は尾谷組の一ノ瀬を呼び出し、五十子組の組長を殺害させるのでした。それは加古村組への報復でもあり、全てを終わらせる一刀両断でもある事でした。またその行動から広島県警の五十子組との癒着も露呈し、呉原市の均衡は守られて、まずは一触即発を防ぐことに至ったとのネタバレあらすじなラストです。
なぜ日岡は一之瀬を逮捕したのか?
なぜ日岡が若い衆を逮捕せずに一ノ瀬を逮捕したのか。これには映画「孤狼の血」のたくさんの感想や考察があるようですが、一つはあえて一ノ瀬を逮捕することによって五十子や加古村からの報復を免れさせると言われている感想が多く、もう一つには大上が殺された事においての日岡の報復とも感想があるようです。大上が死んだのは一ノ瀬に迫られた事もあり五十子に交渉をせざるを得ない状況下だったからとの感想だとも言われてます。
孤狼の血の映画と原作の違いとは?
それではここで映画「孤狼の血」の原作との違いを考察してみましょう。実際にはさらに多くの登場人物が原作の方には描かれていたのと事ですが、映画はやはり限りある時間の中での表現方法になってしまうので、簡略化されたのではという声も多いようです。それではそのほかにどんな場面があるのか、「孤狼の血」の映画、原作の違いを紐解いてみることにします。
ライターの受け渡し方法
原作ではこの狼のライターは大上がタバコを吸う時に日岡が火を付けてあげるアイテムであることに対して、映画「孤狼の血」の方は日岡が大上が殺されたのは養豚場であることを確証づけるアイテムであり、その後養豚場で五十子の若い衆を嬲り殺すという結末になります。これにはライターを間接的に大上から受け取った事によって、大上から日岡へと「孤狼の血」が受け渡されたとの声や感想も多く言われているとの事です。
内偵記録の墨
こちらも映画「孤狼の血」が原作と映画の全く違う要素になりますが、日岡が県警のスパイであることは原作の方では初めからわかっている事実であるとの事でした。しかし映画版になると、内偵記録を大上に添削されている事がわかるエモーショナルなシーンへと仕上がっている事で映画「孤狼の血」のストーリーの起伏を大きくしていると言われているようです。それがあるから原作にはない、日岡の変貌も顕になったとの事です。
孤狼の血の映画を見た人のネタバレ感想を紹介!
それではここで映画「孤狼の血」のネタバレ感想や評価、キャストの演技の感想、または作品全体からみた続編の可能性など、たくさんの「孤狼の血」における言葉がネット上で話題になっているようです。純粋に映画の良さを感じるのか、またキャストの豪華さだけだったのか、それともあらすじにも表したようなストーリーが面白いのか多角的に映画「孤狼の血」の感想を色々と紐解いて行くことにします。
感情移入しやすい映画!
『孤狼の血』メイキングも見応え十分。白石和彌監督のインタビューで作品の主人公には必ず痰を吐かせる演出をするって話が面白かった。監督にとって大上は最大級のヒーロー。 pic.twitter.com/5e1wAnmG2w
— 望月 (@mochizuki_06) November 8, 2018
こちらの映画「孤狼の血」への感想は大上のキャラクターが面白さを引き立てる要素であると言われているとのことです。そして白石和彌監督の過去作品も合わせて掲載されておりますが、どれもが実録要素満載ですが、感情移入されてかつその基盤には大きなリアリティが敷き詰められている事が大きな要因であるとの感想があり、この映画の面白さが、ストーリーやキャスト以外で多角的であると言われているようです。
白石和彌監督の『孤狼の血』を観たのだが、とにかく松坂桃李のキレっぷりが最高だったし、素晴らしかった。それだけでも観る価値があると思う。映画自体もとても痛快で面白かった。 pic.twitter.com/vMlTLHu1iE
— MC幸がうす子 (@yasuiyo913) November 8, 2018
さらには映画「孤狼の血」が徐々に変貌を遂げる松坂桃李さんの役柄であったり、映画自体の全体の面白さに言及されている感想も多いとのことで、キャストから監督、そしてストーリーと言うことなしの作品であると言われているようです。役所広司さんとは異なるキレっぷりを演じる松坂桃李さんも俳優としての評価が軒並み高く、大御所に引けを取らない俳優であるとの話も多く寄せられているとの事です。
ミステリー要素も強かった!
柚月裕子さんというミステリー作家の映画化です。仁義なき戦いをイメージして書かれているので、任侠と言うよりはヤクザ映画ですね。
— シヴ (@sivudora) November 2, 2018
『孤狼の血』で第154回直木三十五賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補、第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞[19]。
映画「孤狼の血」のミステリー要素が良いとの感想においては、やはり原作者の柚月裕子先生がミステリー作家でもあるという事、そして推理小説作家協会賞など、なるほどと言われる経歴からのことであると当然の感想が多いようです。任侠とミステリー、相見えた作風であるので、ハードボイルドかつミステリーとなり、観客を飽きさせず魅了し続ける事のできる秀逸の作品であると映画「孤狼の血」は言われているようです。
『孤狼の血』試写@東映第一。一大ブームを巻き起こした東映実録ヤクザ映画復活。オープニングのロゴから往年の東映臭ムンムン。豪華キャスト競演が楽しく、シリアスな話ながら笑いも随所に。ミステリー+人間ドラマで物語にも深みがあり、東映さんの本気度を感じさせるパワフルな快作。#映画 #eiga pic.twitter.com/GaeykOfl5W
— 小原雅志 masashiobara (@masashiobara) March 28, 2018
ここにもやはり映画「孤狼の血」がミステリーと人間ドラマ、つまり大きな要素が二つ重なった深みのある作品であると感想が多い一つのようです。また配給元の東映の歴史ある任侠映画をさらに大きく歴史を前進させ至高の作品であると感想が多いようです。キャストとストーリーの織りなすたまらなく深い日本映画の醍醐味を多くの方々が感じ、高い評価をつけている感想が多く、続編を期待されるのも当然とも言われております。
「孤狼の血」
— ミユキ (@QUuQZs1DKVQfb5q) November 5, 2018
ヤクザより狂暴なマル暴刑事、毒を持って毒を制するダークヒーロー的物語かと思いきや…ジェットコースターのような緩急に振り回されアドレナリンと涙が溢れてくる人間ドラマだった。
役所広司と松坂桃季のバディ最高。
昭和Vシネマ的な汗臭さとエンタメを融合した白石監督に拍手喝采。 pic.twitter.com/nh30ZlofDH
この感想にも映画「孤狼の血」の良さが監督、キャストなどで構成されている映画が原作を超越した作品であると絶賛されているとの事です。そして展開が快活であり、昭和の日本映画の良さを彷彿とさせると映画ファンには日本映画の至宝であると言わせんばかりの作品であるとも言われているのです。さらには東映が配給している事によって東映の黄金時代の映画のオマージュ的な作品であるとも多く言われているようです。
孤狼の血の映画続編の可能性は?
そして映画「孤狼の血」は続編の希望が観客から多く言われていましたが、配給元の東映はすでに続編の予定を決定させていると2018年5月の時点で撮影スタッフやキャストの調整を進めているとのことで続編の可能性を大いにあり得ると確信づけたのでした。また続編の内容に関しての噂は上梓された原作のシリーズで「凶犬の眼」が中心となると言われており日岡の中心に進むストーリーだと言われいているようです。
また「孤狼の血」続編と言われている要素には「国光寛郎」と言うキャラクターが登場するとのことで、第一作目を凌ぐ内容になるであろうと続編の内容の濃さに期待ができそうだとの事です。日本映画で一番今年面白かったと言われた「孤狼の血」そしてその続編の希望は業界内からも多く言われいるようで、日本映画界が元気なる映画であると声も多く、続編の希望は後を絶たないと言われいているようです。
孤狼の血の映画あらすじやネタバレ感想まとめ!
さて映画「孤狼の血」のネタバレあらすじや感想、続編の情報やキャストの情報など余すところなく見ていただき如何でしたでしょうか。今年一番面白いと言われた映画、そして続編の期待、さらにはキャストの錚々たる面々で引き立つ映画のストーリーの魅力など、この「孤狼の血」の予備知識を踏まえて、さらにこの映画の魅力を感じつつ、日本映画の大きな存在を感じてみては如何でしょうか。