私をスキーに連れてっての出演キャスト一覧！あらすじや名シーン・名言集も

映画「私をスキーに連れてって」は1987年に公開された日本映画で当時の人気は社会的現象にも発展するほどでした。その映画の出演キャストやあらすじ、そして名シーンやキャストが言った名言などたくさんの映画の醍醐味をここで余すところなく考察してることにします。

映画「私をスキーに連れてって」は日本映画として1987年に公開され、原作は「ホイチョイプロダクション」で「彼女が水着に着替えたら」、「波の数だけ抱きしめて」そして「私をスキーに連れてって」の三部作として製作された第一作目であるようです。映画としては日本アカデミー賞でキャストの一人、ヒロイン役の原田知世さんが話題賞を受賞したことも有名であると言われているようです。

それではここで、映画「私をスキーに連れてって」の出演キャストが誰なのか、そしてどんな配役で当時の話題をさらったのか考察してみることにします。まずは主演ですがこちらは当時19歳で新たなブームを巻き起こしたのが原田知世さんです。14歳で芸能界デビューを果たし、「セーラー服と機関銃」、「時をかける少女」などヒットを出しさらにスキーブームの火付け役にもなり、可愛いという声が多かったようです。

続いては、映画「私をスキーに連れてって」そのヒロイン・優に恋をする奥手な男性役に三上博史さんが抜擢されました。当時はとあるプロスキー選手が芸能界デビューという形で別の配役だったのですが、急遽その方が降りて、スキーができる俳優として当時まだ新人であった三上博史さんへのキャストの話が上がりキャスティングされたとの逸話があるようです。

脇を固めるキャストには原田知世さんの実の姉である原田貴和子さんも出演されており、三上博史さん扮する矢野の同級生の一人として、また当時は矢野に恋をしていたとなっている設定で出演されており、さらには布施博さんと高橋ひとみさんも同じ同級生で、そしてスキー仲間として矢野と優の恋の模様をサポートしたり、からかったりと楽しい仲間を演じている事でもあり、当時のトレンディードラマ等でも人気だった俳優さんです。

それではここで映画「私をスキーに連れてって」のネタバレ的なあらすじをみてみましょう。映画の内容と当時の流行などたくさんの魅力が詰まった映画と言われているようです。

商社に務める矢野は、週末の夜にスキーに行くために仕事を終えて帰宅をしその準備をするのです。ネタバレあらすじですが、この仕事であとで上司に怒られますが、それが功を奏する事にもなるようです。そして自ら車を走らせて一路スキー場へと向かいます。この時のカセットで松任谷由実さんの曲を流すのもまた当時では流行ったとも言われてるようです。

そして一方の優は同僚とバスでスキーへと向かうのでした。この日はクリスマス前で、ネタバレなあらすじにはなりますが、優の同僚はいい男を見つけに行こうとしてるとのことでした。そして矢野の車はスキー場のロッジへと到着します。この時に皆が使っていた無線も当時は大流行をして、無線を無許可で使う事が多かった時代だとも言われておりました。

ネタバレあらすじではありますが、この時矢野はロッジの目の前にいるのだが、ロッジまで5kmと言います。それは毎回毎回矢野に大したいたずらで、いつも引っかかる矢野が今年は引っかからないようにする行動だからそうです。そしてそこからも窺えるのですが矢野は朴訥ですがスキーの腕前はプロ級であるとのことです。そしていつものようにふざけあう仲間たちの姿が窺えるのでした。

翌日、スキーを楽しむ姿があり、優も同僚と楽しむ姿があるのですが、同僚が男探しに夢中であり、優もそうなんだと思いゲレンデの上を見ると上手いスキーヤーが滑ってきます。ネタバレあらすじではありますが、おもむろに優はその男性めがけて指で銃を作り「バーン」と言います。するとその人は倒れるのです。その男性は矢野であって、その時に二人は目が合い、矢野は優の姿がここから気になるというシーンでもあります。

その後泉と小杉が矢野の元に滑ってくるのですが、矢野は自分の目線は優にあって、二人の話は耳に入らない様子でした。そして一人でまた滑る矢野ですが、リフトで偶然にも優と一緒に座る事になります。矢野は口下手ですが、スキーの技術の事でした流暢に話せない様子が窺えます。そして自分の思いとは裏腹に何も喋れないのですが、その後雪にはまってしまったスキーヤーを助けたら、それはなんと先ほどの優であったのです。

するとヒロコと真理子は矢野のそういう姿をみた事がなさそうだったので協力する事にするのでした。すると思い切って矢野も一緒に行こうと優を誘うのでした。ネタバレあらすじですが、ここから矢野と皆が華麗にスキーを披露して優が楽しそうにみているのでした。ここでは松任谷由実さんの「恋人はサンタクロース」が印象的なシーンであると言われているようです。そして矢野と優は仲良く話が盛り上がっていくのでした。

そして再び皆でレストランに立ち寄り、たくさんの写真を取っており、ヒロコと真理子はあんな矢野をみたのは初めてだと話すのでした。しかしそこに泉が余計な横槍を入れてくるのです。そこで泉は連れてきた女の相手をさせて優と矢野を引き裂きます。ネタバレあらすじですが、優は、泉が連れてきた女が矢野の彼女だと思っているようでした。その後の矢野はがっかりとつまらない様子の面持ちが窺えるのでした。

そしてそろそろ終わりの時間になるときに矢野が勇気を振り絞って優に連絡先を聞くのでした。そして東京で会いたいと話すのでした。優は矢野に連絡先を教えるのですが、それは嘘の電話番号であります。理由には彼女がいるのになんでナンパするのかと矢野の性格を疑ったためであるようです。浮かれた矢野は有頂天になっているのですが、その電話番号を東京に帰ってかけると、使用されていない電話番号だった事がわかります。

がっかりした矢野はさらにがっかりした事が続くのですが、以前行った仕事に不備があり上司に説教されると会社の役員に一緒に謝りに行く事になるのです。が、そこで役員の部屋にお茶を運びに来た秘書が優だったのでした。その後皆が集まるバーに行くのですが、優の話が禁句だと皆が言う中で、気を使っているのですが、実はさっき会ったんだと告白し思いが再び再燃するのでした。

するとヒロコが矢野の事務所に現れて優に会わせろと話すのです。二人に協力するために会うのでしたが、ヒロコが万座に皆で行くのだけどと優を誘うのですが、優は志賀の会社の施設に遊びに行くと話すのでここで断られてしまいます。その後真理子が会社に現れて優を車に乗せるのでした。そして矢野の話をするのですが真理子は矢野の悪口を言い、矢野は野暮な男だと話します。しかし真理子も二人をくっつけたいと話すのでした。

シーンは変わり、同僚と優がバーで飲んでいる場面になります。同僚はここで、この前の女性は矢野の彼女ではなくて、ただ独身のモテない男をからかいにスキーに行っただけだと話すのです。優はその言葉にびっくりして、逆にあんまりだと矢野に対しての同情もうまれ、そして余計に矢野の事が気になり始めるのでした。そしてシーンは年末の万座スキー場へと変わります。夜に皆と飲んでる様子が窺えます。

すると矢野は心ここに在らずという様子で一人レストランの外に出ようとします。するとそこには万座やそのあたり一帯の地図があり、優のいる志賀と万座は直線で2kmである。スキーで行くツアールートは早いがただし車だと5時間かかるとのことでした。ツアールートは冬は滑走禁止なのでともレストランの店主に言われてしまうのですが、車で行く事を急遽思いつき、矢野はそのまま車で志賀まで走るのでした。

ここで矢野が一人車を走らせているシーンには松任谷由実さんの「HAPPY NEW YEAR」が流れるのですが、このシーンも素敵なシーンの一つと言われているようです。さて一方の優は同僚たちと楽しく過ごしてる様子でしたが、一人優だけが憂鬱な様子であるのでした。すると優も思い立ったのか同僚に車の鍵を貸して欲しいと話して、車で万座まで行くつもりなのか車を動かそうとします。が、そこには矢野の車が到着するのです。

矢野が先に車を降りて、優が車の中にいる事を発見します。矢野は「電話番号を聞き間違えた」と優に伝えます。優は黙っているのですが、その後矢野は「やっぱり聞き間違えじゃなかったのかな」とそもそもフラれに来ている覚悟などで潔い様子でもあります。そして踵を返して「じゃあ」と帰ろうとするのですが、優が「あの」と引き止めます。すると花火がなり新年を迎える様子で、優は「あけましておめでとうございます」と言います。

​​​​​​そしてさらに優は「今年もよろしくお願いします」と矢野に言い、笑顔でおじぎをするのでした。そのサインは二人がここで付き合ったという事で矢野も笑顔になる暖かいシーンになっているのでした。その後東京に戻り二人はデートを繰り返します。とても仲睦まじい初々しい光景でこれらのシーンもこの映画の素敵なポイントでもあるようです。そして今度はバレンタインデーが二人には近づいてくる様子も窺えます。

スキー好きが高じてスキー部の仕事も手伝う矢野ですが、スキー部の尊敬する田山の家まで二人は行くのでした。その後、矢野は毎日仕事終わりにスキー部を手伝うのです。そしてそこに優から電話がくるのですが、優をすっぽかして仕事に没頭している様子でした。スキー部の発表会がバレンタインデーにあってそれまで手伝うと矢野は言い、会社で唯一したい仕事であると話すのでした。一方の優はつまらなそうな日々です。

その後バレンタインデーの話が優との間に出るのですが、バレンタインデーは一緒にいると矢野は優に言います。スキー部はただの手伝いだから当日の発表会には行かないと。そして優は笑顔になるのでした。そしていよいよバレンタインデー当日、矢野と優、そしていつもの面々は志賀のロッジに行く事になるのです。そして一方の万座では田山率いるスキー部が発表会が始まるのでした。

そして前日から志賀に向かう矢野と優、そして仲間たちが楽しそうに行く様子が窺えるシーンになります。優も徐々にスキーが上手くなり、そしていつものように矢野、泉、小杉が女の子たちを置いておいて、男三人で滑っている様子も窺えます。優は真理子とヒロコとふもとに戻ってくるのですが、いつも通りと笑って過ごします。するとそこに会社からの電話が急遽入るのでした。それは緊急事態で矢野に対しての電話だったのです。

スキー部の発表会で披露するスキーウェアがなぜか無くなったと連絡がきます。（背景には田山を妬む会社の社員の仕業で他のスキーウェアにすり替えられたとのことです）そして優は真理子とヒロコがスキーウェアを届けに行くと言い、自分は志賀〜万座のツアーコースを一人で滑って自分のウェアだけでも田山さんに届けようと一人万座へと向かうのです。が、すでに日没寸前で自殺行為でもある行動でもあるようです。

そしてその後帰って来た矢野はロッカーに置き手紙を見つけて、優が一人で万座に向かった事がわかるのでした。そして矢野は急いで優の後を追うのでした。一方の真理子とヒロコも車で急ぐのですが、渋滞にハマってしまい、そこからスキー場を走ったりとかなり激しいドライビングで万座を目指します。が、その二人が乗った車は途中で横転してしまい、二人は無事でしたが、時間のロスを生じさせるのでした。

矢野はなんとか優に追いつき二人で万座を目指しますが、コースを間違えるのです。が、無線が入り泉と小杉が現れます。ビバークするはずだったが田山の事を思い、矢野は再び走りはじめ、優、泉、小杉も続きます。そして到着した万座の会場には誰もいないのですが、小杉が外を見たときに、特設ステージでウェアのショーが行われているのを見るのです。それは真理子たちでなんとか無事についたのでした。

全てがなんとか丸く収まって矢野も田山に挨拶をします。そして突然矢野と優もステージに上げられることになってしまい照れる二人ですが、優が矢野にバレンタインデーのチョコを渡します。矢野はそれに素直にありがとうと、優の気持ちに感謝をして映画はここで幕を閉じるのでした。

それではここで、映画「私をスキーに連れてって」の名シーンや名言について考察してみましょう。後にその名言や名シーンは実際に真似されたりと一世風靡したとも言われており、それはこの映画の話題性が大きかったと物語っていると言われているようです。

これは「私をスキーに連れてって」で同級生でスキー仲間の小杉が仲間の写真を撮る事が定番となっている様子で、その時に必ず、何が起こっていようとも、「とりあえず」という言葉を先に出し、そしてカメラで撮影するというのが名シーンでもあり、名言でもあると言われています。

こちらは映画「私をスキーに連れてって」で原田知世さんのゲレンデでのスキーウェア姿から始まったとも言われております。もちろん原田知世さんは時代を席巻した可愛さでもある本物でありますが、この言葉にはゲレンデにいる時は女性が可愛く見えるという皮肉な言葉でもあるようです。他にスキー場での女性は3割可愛く見えるとも言われる派生語的なものもあって当時の話題の名シーンで名言となったようです。

またこの名言では矢野が優にスキーのテクニックで「内足の癖」に関してよく注意するシーンがあり、この時にはこの「内足の癖」で怒られたり、そして必死に優に話しかけるそぶりだったりが垣間見えるでもあるような名言だそうです。名シーンなのかは定かではないですが、ツアーコースで矢野が優に追いつくシーンも当時の女性からは素敵なシーンでもあると言われているとの事です。

またこちらも「私をスキーに連れてって」の名言の一つで真理子とヒロコが車を運転する時に地面をチェックして必ず「凍っているね」と話すのでした。ちょっとした地面のチェックなのですが、こちらも名言として、さらに名シーンとして記憶に残るものであり、こちらも当時真似する人たちが多かったとも言われているとのことでした。

優が度々矢野に対して指で「バーン」と銃を打つような名シーンがあります。名言ではないですが、この仕草を当時は真似する人もたくさんいたようです。実際に4,5回は優が指でバーンとするシーンがあり、また自分に対してやるシーンもあるので名シーンでもあると言われております。名言の枠に入るほど印象的な優の仕草で可愛らしいとの声が当時は多かったようです。

映画「私をスキーに連れてって」ではキャストにもたくさんの話題がありましたが、やはりその映画をより引き立たせる音楽の存在が不可欠であると言われています。それではその歌手とは一体誰なのか、またどのぐらいの影響力があったのか考察してみましょう。

主題歌は松任谷由実さんが担当し、「サーフ天国、スキー天国」というタイトル作品になりました。当初製作陣は原田知世さんが歌う事に決めておりましたが、原田知世さん自身が「ユーミンがいいと思う」と発したために製作陣がガラッとベクトルを変えて松任谷由実になったと言われております。また主題歌以外にも「恋人はサンタクロース」も有名になり、そちらの曲の方がかなり世間に浸透したと言われているとのことです。

それではここで、映画「私をスキーに連れてって」のロケ地について考察してみましょう。雪山がメインであるこの作品には何ヶ所かの現在も人気のスキー場があるようです。

こちらは「私をスキーに連れてって」で人気を博したスキー場とも言われております。当時は都心からは奥地すぎて人気がなかったとも言われ、また高地であることから雪は多いが気温がかなり低いと言われ、ネタバレあらすじではないですが、キャストが夜撮影していた時はマイナス30度にも達していたそうです。現在は何カ所かのスキー場エリアの総称でゴンドラなどで移動が可能の人気スキー場の一つだと言われております。

こちらのスキー場は「私をスキーに連れてって」のネタバレあらすじにもありますが、最後のシーンで優たちがツアーコースで向かった先が万座温泉スキー場だそうです。ここにはプリンスホテルもあり、現在も人気のなるスキー場だと言われております。

それではここで映画「私をスキーに連れてって」の感想や評価などを紐解いて見ることにします。今年でこの映画の30周年としても節目の年でもあり、先日は映画もテレビで放送されていたようです。

そして何と言っても映画「私をスキーに連れてって」の醍醐味の多くは主演のキャスト、ヒロイン・原田知世さんのキュートさでもあることでよく伝わる書き込みでもあるようです。あのゲレンデにいるシーンが名シーンでもあって、ニットキャップにサングラスのあのスタイルが後に大流行したことも当時を振り返ると多かったとも言われているようです。

映画「私をスキーに連れてって」ではやはり松任谷由実さんの音楽が映画の名シーンなどに流れる事でも話題になっていたようです。キャストなどの魅力もあるようですが、映画と音楽の関係性と、また当時のブームになった原因の一つは松任谷由実さんの音楽があってこそという言葉も多く言われているようです。

こちらの感想には映画「私をスキーに連れてって」の名シーンやキャスト、名言というよりはスキーが主である映画であるのでスキーヤーに対してのオマージュ的な映画であると多く言われているその様子が窺えます。そして長く続く日本のスキー文化や時代が変わっても愛されている本作品の影響力も大きいと言われているようです。

映画「私をスキーに連れてって」の出演キャストやネタバレあらすじ、名シーンそして名言集は如何でしたでしょうか。80年代の日本の盛り上がっている時代をさらに一世風靡をしたこのトレンディー映画は社会的な現象まで発展するものだったようです。そんな映画の深掘りを知ったところでまたこの映画の素敵な恋愛的要素などに浸ってみるのも如何でしょうか？