人狼ゲーム ビーストサイドの映画あらすじ！漫画版の結末もネタバレ紹介

川上亮氏のホラー小説を元に映画や漫画、ゲームアプリにもなり大ブームとなった“人狼ゲーム”。 今回は映画シリーズ全7作中の第2作目である“人狼ゲーム ビーストサイド”のあらすじ・ネタバレをご紹介致します。また、漫画版“人狼ゲーム ビーストサイド”のあらすじ・ネタバレも併せてご紹介致します。

また、極限状態で追い込まれていく登場人物たちをどんな人物が演じているかなどキャストについてもまとめていきます。代表作等も併せてご紹介致しますので是非最後までご覧ください。

“人狼ゲーム ビーストサイド”とは、2014年8月30日に公開され漫画版・映画版と共にシリーズ第2作目となる作品で、人狼目線で描かれたストーリーとなっています。村人陣営と人狼陣営で生き残りを賭けて殺し合うデスゲームに強制参加させられたメンバー。前作とは違って人狼ならではの心理戦が描かれています。

2004年8月にグループSNE（クリエーター集団）加入。SNEメンバーとして活動する際は「秋口ぎぐる」名義を利用し、個人活動の際には本名の「川上亮」を利用しているライトノベル作家です。人狼ゲームの他に”ダンガンロンパ　希望の学園と絶望の高校生”や”進撃の巨人　隔絶都市の女王”を手掛けています。

プレイヤーは、村人として行動しますが人狼が2人紛れ込み嘘の発言をします。毎晩夜8時に集まり、人狼と思われる人を1人投票にて決め、夜9時までにその人を殺さないとプレイヤー全員が死亡する事になります。人狼はもう一人の人狼と話し合って夜12時～2時までの間に村人を1人殺さないとプレイヤー全員が死亡する事になります。

また、村人は夜12時～朝6時まで扉を閉めて自室から出る事ができません。そして、ゲームへの参加拒否や建物からの脱出、他人の役柄カードを見たり、その他ルール違反をした人は死亡します。人狼を殲滅させれば村人の勝ち、村人の数と人狼の数が同じになったら人狼の勝ちとなります。

村人は、特別な能力はなく、ゲームに勝利するには村人になりすましている人狼2人を投票にて殺さなければなりません。村人陣営のターンとなる、昼間にそれぞれの発言をもとに誰が人狼であるかを推理し、毎晩8時に人狼だと思われる1人を選びます。

人狼は、昼間は村人になりすまし人狼である事がバレないように行動します。時には預言者などになりすまし投票先の誘導を行うなど村人を混乱させることもあります。夜に村人1人を襲撃する事が出来ます。

村人陣営であり重要なポジションとなる預言者は、毎晩1人を選びその人物が村人なのか人狼なのか占うことが出来ます。人狼がなりすましてくる事もある為、本物である事を信じさせるトーク力も必要となります。また「預言者である」と名乗り出る事で、人狼のターゲットになり易くリスクのある役柄でもあります。

用心棒は毎晩1人だけ、人狼の襲撃から守る事が可能です。ただし、自分自身を守る事は出来ません。村人陣営を有利にする為、預言者や役職持ちの村人を守る重要な役柄です。前作ではなかった新役職となります。

共有者は、お互いに村人だと分かっています。その為、人狼の可能性がある人物を絞り込めやすい役柄になります。また疑うことなく協力し合える為、村人有利にもなります。用心棒と同様に新役職です。

ここから映画”人狼ゲームビーストサイド”のあらすじをネタバレ含めてご紹介します。相手を思い嘘を付く者、自分が生き残りたい為に仲間を裏切る者、初めは冗談だと思い本気にしていなかったメンバーが、死と隣り合わせの極限状態の中でどう行動していくのかお楽しみください。

主人公の樺山由佳（土屋太鳳）が目を覚ますと見知らぬ建物の中にいました。そこには同じ高校に通う同級生の男女10人が気絶しており、何者かによって拉致され集められたのです。全員が目を覚ますと突然テレビが付き「まだ部屋から出ないでください」と表示され、人狼ゲームのルールが映し出されます。

毎晩夜8時に集まり人狼だと思う人物を投票で決める事、投票で決定した人物を夜9時までに殺さないと全員死亡する事、人狼は夜12時～2時の間に1人殺す事、参加拒否・建物からの脱出・他人のカードを見ない事と多くのルールがあり、動揺したり、怯えたり、冗談だと信用していなかったりと反応は様々でした。

メンバーは状況が把握できないまま、建物を探索することにします。入口から外の風景を観察するも周りは森に囲まれ所在地まではわかりませんでした。そこで小曽根（加藤諒）の首にシールが貼られているのを発見した藤堂（桜田通）は、シールをはがそうとしますが、小曽根は首に違和感を感じ焦って制止します。

シールは小曽根だけでなく全員に付けられており、逃げられないように発信機もしくは爆発する装置だと推測します。メンバー達は建物の内部を探索してみる事にします。その際、由佳は役職カードを確認するとそこには“人狼”の文字と共にもう一人の人狼が萬田麗子（青山美郷）である事が書かれていました。

館内を探索するメンバーは各自に用意された部屋を発見します。そして、部屋のドアは鍵が掛けられない仕組みになっているのでした。みんなは屋上から狼煙を上げようと奮闘しますが失敗に終わり、初めての夜を迎えるのです。

夜8時になり、全員が目を覚ました部屋へ集まりました。「人狼だれよ？」と口火を切ったのは藤堂でした。現時点でなんも情報がなく投票先を決めかねていたメンバーに“予備投票”を提案する宗像美海（森川葵）ですが、ここで榎本亜希子（小野花梨）が「共有者のカードを引いた。投票先を決めさせてほしい」と言い出します。そして、投票先として指名したのが藤堂でした。

指名された藤堂は納得できずに亜希子と口論が始まります。収集が付かなくなり柳川（國島直希）が「俺に投票して。本当に建物から出られないのか実験したい」と言い出します。みんなは仕方なく柳川に投票し入口へ向かいます。外へ出ようとする柳川を交際していた麗子が必死で止めますが、男子メンバーは「いちゃつくな」と茶化し危険な事だと思っていません。

当の本人の柳川さえも「一歩出るだけだから大丈夫」と楽観視しています。泣きじゃくり制止する麗子が一瞬離れた隙に「大丈夫大丈夫」と言いながら柳川は外へ出てしまいます。その瞬間、血しぶきの音と主に柳川が倒れます。ここで本物のデスゲームであり、自身の置かれている状況を把握するメンバー達。

悲しみ絶望に打ちひしがれている中、伊勢が口を開きます。それは平・小曽根・藤堂・美海・亜希子・伊勢の6人は拉致されたのではなく、自らの意思でここに来たという衝撃のカミングアウトでした。【8月5日朝6時新宿高速バスターミナル前に行くと、命がけ人狼ゲームの送迎バスがやってくる】という都市伝説を信じ、“楽しい思い出作り”と軽い気持ちで参加してしまったのです。

みなが自室に移動した後、人狼である由佳と麗子はキッチンに集まります。そこで二人が前回の人狼ゲームの生き残りであり強制的に参加させられている事、前回は“用心棒・共有者”が無かったことが判明します。

包丁を見つけ出した由佳は、誰を殺すか麗子に相談するも、恋人の死を受け入れられず呆然としています。そんな麗子に「殺さなきゃ全員死ぬ！逆を言うと誰か1人を殺せば全員が助かるんだ」といい殺すことを決心させます。

2人がターゲットに決めたのは、一番村人っぽい小曽根でした。しかし、鍵が掛けられないはずのドアが何故か開かず、人狼が来たことに恐怖する小曽根が「人狼が来た」と大声を上げます。焦った由佳は亜希子にターゲットを変えますが、同様に施錠され開けられませんでした。麗子が急いで自室に戻り2人と同様に「人狼が来た」と叫びカモフラージュします。

再度合流した由佳と麗子は用心棒が守った部屋は施錠され、襲撃に失敗すると他の部屋も施錠されると推測しました。そして明日の投票先は「みんなの関係性や動向をみてギリギリで決めた方がいい」という麗子の意見で午後3時にトイレで待ち合わせる事にしました。

みんなは誰も死んでいない事に安堵し、朝食を食べながら用心棒が守ったと話します。自室で絵を描いていた美海は「超うまいね」という声に驚き振り返るとそこには由佳が立っていました。「単なるオタクだよ」と自分に自信が持てない美海は、「好きなものに全力なオタクはすごい」と語る由佳に少しずつ心を開いていきます。

午後3時約束のトイレに向かい由佳ですが、先に亜希子が入ってしまい仕方なく廊下で待つ事にします。そこに藤堂・小曽根・瞳・伊勢が通りかかり、「ちょっと来てほしい」と連れ出されてしまいます。なかなか話出さない伊勢に痺れを切らし部屋を出ようとする由佳を制止しやっと口を開きます。

昨晩、恋人の亜希子に「人狼だったんだけど、どうしようと相談された」と言い出したのです。伊勢は自分が助かりたい為に恋人を裏切り、みんなの反応からもう一人の人狼を探ろうとしていたのです。

夜8時2回目の投票が始まりました。そこで由佳が「麗子が柳川に預言者だったと話しているのを聞いた」と言い出したのだった。麗子は覚悟した表情をし「確かに預言者のカードを引いた」と宣言しますが、「萬田さんは嘘をついている！僕が本物の預言者だから」と小曽根が宣言しました。そして「昨晩に伊勢くんを占った。人狼だった」と告発するのです。

さらに「伊勢は亜希子が人狼だって話してきた」と藤堂がその場にいなかったメンバーに説明します。“私が人狼だったらどうするって聞いただけ”と主張する亜希子と“そんな言い方はしていなかった”と主張する伊勢で場は混乱してしました。そんな中「伊勢くんの子供を妊娠したからうざくなったんだ」とカミングアウトする亜希子。

泣き叫ぶ亜希子、「何が悪い」と開き直り騒ぐ伊勢、収拾が付かなくなったその時「いっせーのーせ」と由佳の声が響きます。伊勢＝6票、小曽根＝1票、亜希子＝1票、麗子＝1票という結果になりました。小曽根が銃を撃ちますが当てられず、伊勢の本音を知った亜希子が銃を奪い伊勢の背中を打ちます。

階段に逃げた伊勢を亜希子が追い詰めますが打つ事が出来ません。そんな亜希子から銃を奪い由佳が全弾を伊勢に打ち込み死亡させます。占い結果を言ってない麗子は「亜希子を占った結果、村人だった。」と皆に告げその場は解散となります。

麗子は「ギブアンドテイク！私は最後まで預言者を演じ切る！だからあなたが殺して！最後になるまで！」と役割分担をする事を由佳に提案し、由佳もそれを引き受けます。そして、麗子自身が“村人である”と断言をした亜希子をターゲットとして選びました。

部屋に行くと「人狼は樺山と麗子だったんだ」と亜希子は起きていました。そして「赤ちゃんはしかたなくおろした。だからあんた達もしかたなく殺していいよ」という亜希子に由佳は苛立ちを感じます。自分から参加したにも関わらず投げやりな態度を取る亜希子を許せなかった由佳は「望んで来たなら命懸けで楽しめよ」と詰め寄ります。

由佳の言葉を聞いた亜希子は“死”に直面している事を実感し、恐怖から呼吸も荒くなります。亜希子は生きようと抵抗しますが、麗子に抑えられ由佳に刺されて死亡します。2人は血を洗い流しながら“絶対に生き残る”という決意を互いに言い聞かせます。

朝、講堂に集まったメンバーに麗子は昨晩の占い結果を報告します。「無口じゃなかった平が無口になった事が怪しかったから占ったが村人だった」と聞いた美海は、麗子が本物の預言者なのかもと信じ始めました。少し遅れて小曽根が講堂へやってきます。そして、亜希子が来ていない事に気づき急いで亜希子の自室へ向かいます。

小曽根に続き講堂を出ようとしたメンバーを藤堂が引き留め「自分が本物の預言者なんだ」と打ち明けました。昨晩は小曽根を占い村人だった事、初日は寝過ごして占えなかった事を告白します。その直後、平と小曽根の叫び声が聞こえてきます。

急いで亜希子の部屋へ向かうと、包丁で自分を刺した小曽根を抱えた平がいました。小曽根は部活の部室で伊勢が「亜希子が妊娠したが、結婚は嫌だ。人生おしまいだ」と話しているのを聞いてしまい預言者だと嘘をついた事を告白します。

亜希子のベッドに麗子の髪留めの飾りが落ちているのを発見した美海が、麗子の発言の矛盾点を説明します。言い逃れ出来ない麗子は「取引したい。自分に従ってくれれば最短で明日終わる4人死ぬのが2人で済む」と言い出しますが、必ず生き残れるという保証がない為、賛同できないでいます。

夜8時3回目の投票の時間になりました。結果は満場一致で麗子に決まりました。由佳は麗子にもう一人の人狼が誰なのか言うようにお願いしますが、麗子は言いませんでした。「村人でも人狼でもいいから生き残って犯人を殺して」と言い残して死亡します。その後、藤堂が「今夜、樺山由佳を占います」と宣言をし、用心棒へ自分を守ってほしいと伝え解散となります。

麗子が死に一人となってしまった由佳は、死んでいったクラスメートの遺品を眺め考えます。意を決して藤堂の部屋へ向かいドアノブを回すと、鍵が開いていました。そこには無防備に寝ている藤堂の姿があり、由佳は鉛筆を刺して殺害します。

藤堂が殺された事で、用心棒はもういないと悟ったメンバー。ここで平が由佳に人狼だろうと詰め寄りますが逆に自分が人狼でないと証明するよう言われます。人狼でない証拠として自信が共有者である事を告白します。しかし亜希子とはなにも相談をしていなかった事、麗子が平を村人だと言っていた事で美海に人狼だと疑われる結果となりました。

そんな中、藤堂がなにかを握りしめている事に瞳が気付きます。手を開いてみるとそこには透明なボタンが1つあったのです。それは平の来ているアロハシャツのボタンでした。物的証拠だと責められる平は焦りのあまり、自身の役割カードをみんなに見せようとしますが、“他人のカードを見たら死ぬ”というルールの為、誰も見ることは出来ません。

夜8時、4回目の投票は全員が平へ投票します。すると平は瞳・美海・由佳と順番に指を指してから歩き出します。由佳がどこに行くのかと尋ねると「クラスメートに会いに行きます。」と叫んだあと、建物から飛び出して死亡します。

勝利を確信した由佳は、人狼ゲーム中に親しくなった美海の元へ“タイマン勝負”をしに向かいます。しかし美海の部屋は鍵が掛かっていて入れませんでした。なんと用心棒は瞳だったのです。自室に戻り自分が用心棒を演じるように考えることにしました。

朝起きた美海の元へ由佳が駆け寄り「私が美海を守ったんだよ！私が用心棒だったの」と告げます。美海は由佳が今まで守ってきたメンバーの順番を聞き考え込みます。そして夜8時投票の時間になりました。美海は由佳が人狼である事に気付いていた事を話しますが由佳は人狼である事を認めません。そんな由佳をみて美海は「嘘は見飽きた。そんなのはロックじゃない」と言い放ち、由佳は本当の事を話し出します。

由佳は人狼ゲームに参加するのは初めてではなく今回で3回目になる事、勝ったけど開放されなかった事、麗子は今回が2回目だった事。ゲームが終わっても開放されない事を聞き絶望する中、投票が開始され瞳は由佳を指し、由佳は瞳を指します。そして美海はなんと瞳を指したのでした。美海には瞳がこの先、何度もこのゲームをやる事に耐えられないと思ったからでした。そして、美海と由佳2人で瞳の首を絞めて殺害します。

瞳が死亡した直後に、美海の動脈が切れ血を吹き出しながら死亡してしまいます。テレビには人狼側の勝利でゲームが終了した事、1億円支払われる事が表示されています。次の日、生き残った由佳はクラスメートの遺品を手に建物を出ていきます。

漫画人狼ゲームビーストサイド1巻では円形にセットされた椅子に座らされた参加者にルール説明がされ、前回の生き残りである“仁科愛梨”と“井上このみ”、別所で開催されていた人狼ゲームの生き残りの“伊勢淳”という男子生徒の3人が人狼として新たなゲームに参加することになります。

夜に談話室に集まった3人は誰をターゲットにするか話し合います。投票されそうな人物はわざと残し、選ばれなさそうな人間からターゲットにして行く事にします。ビーストサイドならではの人狼側の心理が見られる場面でもあります。映画版と同様に小曽根が初めのターゲットになりますが用心棒に守られ、人狼の襲撃は失敗となります。翌朝、人狼が徘徊して襲撃しようとしていた事が話題に上がり村人側は疑心暗鬼に陥ります。

そんな中、“佐伯まこ”という女子生徒が勝負に出ます。「私、共有者を引いたんだよね」と告白します。映画版では登場しない人物で亜希子が引いた役職になります。共有者は人狼にとってさほど脅威ではありませんが、全員が佐伯のペースに呑まれていきます。人狼側にとって邪魔な存在となっていく佐伯を先に消すのか、預言者や用心棒を優先させるべきなのか選択に苦しみます。

問題が発生します。カップルで参加させられていた原が彼氏である平に「自分が人狼である」とカミングアウトした事が発覚し漫画人狼ゲームビーストサイド1巻は終了となります。

漫画人狼ゲームビーストサイド2巻では、まず預言者を炙り出したい愛梨は突如「このみが預言者カードを引いたと伊勢に話しているのを聞いた」と暴露します。なんの相談もしていなかった伊勢とこのみは戸惑いますが、愛梨の意図を把握し話を合わせて発言します。そんな人狼側の思惑通り、小曽根が本物の預言者だとカミングアウトするのです。しかし小曽根が占った先は人狼側の伊勢でした。

この占い結果によって伊勢は吊るされる事になりますが、ここで事件が発生します。佐伯がいつものノリで伊勢を茶化しますが、逆上した伊勢が持っていたナイフで佐伯を殺してしまいます。人狼しか持っていないナイフを持っていた事で伊勢は人狼として確定してしまい、「相談された」と口裏を合わせていたこのみまでもが人狼として疑われ、2巻は終了となります。

漫画2巻では、原・平・伊勢・佐伯の4名が死亡してしまいます。ゲームの主導権を握ろうとしていた佐伯が消えた事は人狼側にとって有利となりましたが、人狼側が1人減った事とさらに、このみが疑われる事になったのは痛手です。

漫画人狼ゲームビーストサイド3巻は、朝になっても姿を見せない亜希子が人狼に襲撃されたと悟り動揺する中、藤堂が「自分が本物の預言者である」事をカミングアウトします。この時点で、このみ・小曽根・藤堂の3人が預言者として名乗り出ています。しかし、亜希子に思いを寄せていた小曽根は、彼女が死亡した事で生きる意味を亡くし自殺してしまいます。

死亡する直前に、伊勢が亜希子に暴力を振るっていた事・伊勢が嫌いでだったので人狼と嘘をついた事を告白します。小曽根とこのみのどちらかが人狼であると疑われていましたが、今回の小曽根の行動と暴露からこのみが人狼なのはほぼ確定となってしまいます。そこで追い詰められたこのみは自分が人狼である事は暴露し、残ったメンバーにある取引を持ち掛けます。

取引条件は、“藤堂に投票する代わりに従ってくれた村人は襲わない”というものでした。現時点で人狼＝2名、村人＝4名となる為、投票で藤堂を吊るし夜に人狼が1人襲撃すれば、2：2となりゲームは終了するというものでしたが、このみに投票が集まり死亡してしまいます。

このみを預言者だと言い出した事で自分も疑われると判断した愛梨は、投票までの時間にある工作をする事にしました。それは、他の村人にこのみとの取引を受けないように説得していたのです。そうする事で自分は村人だと信じ込ませる作戦でした。投票によってこのみが死亡した夜、愛梨は預言者である藤堂を殺害し、疑われた安道という男子生徒は投票によって死亡します。

この時点で愛梨・美海・瞳の3人が生き残っている為、どちらか1人を殺せば愛梨の勝利となります。殺すなら人狼ゲームの知識がある美海かなと深くは考えずに部屋に向かう愛梨ですが、美海の部屋には鍵が掛かっていて入れません。生き残っていた瞳が用心棒だったのです。襲撃に失敗した愛梨は、翌朝に自分が用心棒だったと美海に嘘を付きますが矛盾点を見つけられ人狼である事がバレてしまいます。

そして最後の投票。美海が投票したのは用心棒の瞳でした。過去にイジメられているところを愛梨に助けられた美海は、その事を忘れてはいなく愛梨に投票する事は出来なかったのです。この時点で人狼の勝利は確定し、村人である美海は首輪が発動し死亡します。

解放された愛梨は、安堵するのではなく刺激を求めて人狼ゲームを続けたいと願っている事に気が付きます。そしてゲーム報酬の1億の代わりに人狼ゲームに戻してほしいと訴えかけます。ただ、参加者としてではなく運営側に入る事を望んでいるのです。要望を聞き入れたかのように館のドアが開き、自らの意思で人狼ゲームの世界に戻っていき漫画版ストーリーは終了となります。

こちらでは映画人狼ゲームビーストサイドの登場人物を演じたキャストがどんな人物なのかまとめてみました。出演作品も併せてご紹介致します。

2005年スーパー・ヒロイン・オーディションMISS PHOENIXにて審査員特別賞を受賞し、“青空エール”や“PとJK”“8年越しの花嫁”等、数多くの話題作に出演している大人気女優です。普段のほんわかした雰囲気とは一変、クールでカッコいい土屋太鳳さんの演技も見どころです。

2011年女優発掘オーディション「アクトレース」に合格後、女優育成の為の演劇集団「劇団ハーベスト」のリーダーを務めています。デビュー作の“円卓こっこ、ひと夏のイマジン”では1人3役を演じ注目を集めました。

本作がスクリーンデビュー作となり、“ケンとカズ”“新宿スワン”に出演。近年ではドラマ“グッド・ドクター”に出演するなど着々と実力を発揮する注目の若手俳優です。

2013年「ViVi」の専属モデルオーディションでグランプリを受賞。専属モデルとして活躍するなか、本作が初の女優活動となりました。2017年に女優業に専念する為にモデルを卒業し、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」や“チアダン”といったドラマの他、多数のCMにも出演しています。

2006年ドラマ“嫌われ松子の一生”に子役として出演。映画“鈴木先生”や“エイプリルフールズ”出演。“魔法にかけられて”では吹き替えにも挑戦し、ドラマ“学校のカイダン”“もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~”など人気作にも多く出演しています。

2000年10歳の時に「あっぱれさんま大先生」にて芸能界デビューを果たします。独特なキャラクターから超個性俳優として人気が上昇し、映画・ドラマ・CMの他にも舞台やバラエティー番組と幅広く活動されています。

18歳の時に、東京タワーを応援するユニット“タワーボーイズ”として芸能界デビュー。“山村美沙サスペンス黒の滑走路3”や“近キョリ恋愛”等に出演しイケメン俳優と話題にもなりました。

2013年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを受賞。本作が俳優デビュー作品となります。その後、“動物戦隊ジュウオウジャー”のジュウオウザワールドを担当。舞台にも出演し実力をつけています。

スカウトをきっかけに芸能界デビューし、ミュージカル“テニスの王子様”や“仮面ライダーNEW電王”にて主演を務めています。“こえ恋”や“君の膵臓をたべたい”“orange”など人気作にも多く出演しているイケメン俳優です。

今では”若手女優の登竜門”と言われている人狼ゲーム。こちらでは、人狼ゲームビーストサイドをご覧になった人の感想をご紹介致します。今回、主演を務めた土屋太鳳さんの演技はどのような印象を与えたのでしょうか。

ほんわかしている土屋太鳳さんとは真逆の役柄からか、別人と思わせる程、雰囲気が違くて驚く声も多くありました。

可愛い役だけでなく、クールで狂気的な役も違和感なく演じられる土屋太鳳さんの演技力に魅了されるファンも多いです。

人狼視点で描かれた“人狼ゲームビーストサイド”は、人狼ならではの心理戦やどうゲームをコントロールしていくのか楽しめる作品となっています。漫画版では第1作目の”人狼ゲーム”で生き残った仁科愛梨と井上このみが登場し、映画とは違ったストーリーを楽しめます。

また、映画版では主演の土屋太鳳さんのカッコいい演技も見どころになっています。他の作品では見られない狂気的な土屋太鳳さんの演技にも注目です。みなさんも漫画版・映画版と併せてご覧になってはいかがでしょうか。