リバーズエッジの二階堂ふみの評価と感想は?過激な濡れ場・胸出しが話題

映画「リバーズエッジ」は、二階堂ふみが原作に惚れ込み、濡れ場も辞さなかった作品です。この映画はどのような評価・感想を呼んだのでしょうか?濡れ場が何度も登場するような際どい青春を描いた原作掲載から、30年近くが過ぎてからの映画化という点も話題となりました。この記事では、映画「リバーズエッジ」のあらすじや、二階堂ふみをはじめとする各キャストを紹介し、評価や感想をまとめました。

リバーズエッジの二階堂ふみの評価と感想は?過激な濡れ場・胸出しが話題のイメージ

目次

  1. リバーズエッジの二階堂ふみに対する評価が気になる!
  2. リバーズエッジの映画あらすじをネタバレ!
  3. リバーズエッジの映画キャストを紹介!
  4. リバーズエッジの二階堂ふみの過激な濡れ場シーンが話題に!
  5. リバーズエッジの二階堂ふみの演技評価は?
  6. リバーズエッジの映画を観た人の感想や評価を紹介!
  7. リバーズエッジの二階堂ふみの評価まとめ!

リバーズエッジの二階堂ふみに対する評価が気になる!

二階堂ふみは、モデルとして芸能界デビューしました。最近は、大河ドラマ「西郷どん」や「オオカミ少女と黒王子」など、ヒロイン役を務めることも多く、すっかり女優としての地位を固めています。

そんな二階堂ふみの濡れ場を拝めると話題を呼んだのが、「リバーズエッジ」です。往年の青春群像劇は、どのように映画化されたのでしょうか? 濡れ場も盛り込まれたのでしょうか。また、見た方は、どのような感想・評価を持ったのでしょうか。この記事では、それらの情報をぎゅっとまとめています。どうぞお楽しみください。

映画「リバーズエッジ」とは?

映画リバーズエッジは2018年に公開されました。「世界の中心で、愛をさけぶ」や「ナラタージュ」で有名な行定勲監督がメガホンをとっています。脚本は瀬戸山美咲さん。キャストとしては、二階堂ふみのほかに、吉沢亮、SUMIRE、土居志央梨など若手実力派が名を連ねています。

映画「リバーズエッジ」の原作とは

映画リバーズエッジの原作は、岡崎京子さんの同名漫画です。掲載されていたのは、漫画雑誌ではなく、ファッション雑誌「CUTiE」でした。(現在、CUTiEは休刊しています)

リバーズエッジが連載されていたのは、1993年頃。バブルははじけましたが、不況・氷河期にはもう少し時間があります。アムラーも登場していませんし、連絡手段は固定電話やポケベルです。ウィンドウズ95の登場も、もう少し後です。そのため当然、"SNS"も未発達です。

そんな時代の空気のなか、漫画「リバーズエッジ」は、儚い絵と裏腹に毒々しい舞台設定、悲しみややるせなさに満ちた展開で、「CUTiE」のターゲットである、個性的な10代女性に突き刺さったといいます。

二階堂ふみとリバーズエッジの関係

二階堂ふみは、リバーズエッジ掲載中はまだ5歳。ですが、彼女は高校生になったときに、リバーズエッジを読み、どっぷりとはまったと感想を述べています。

実は、リバーズエッジ映画化のきっかけは、そんな二階堂ふみの提案なのです。若手女優とはいえ、2018年に24歳となる二階堂ふみ。しかも濡れ場も演じるのですから、年齢的にぎりぎりだったのかもという感想も見受けられました。

リバーズエッジが描き出すもの

リバーズエッジは、人を選ぶ作品です。一応主人公はいるものの、「群像劇」とも呼べる表現方法なので、筋書きがはっきりしません。結末についても「後味がよい」、という感想を見つけられないほど、やるせない結果になりました。

さらに取り扱われるテーマが重いです。イジメ、暴力、クスリ、煙草、10代のセックス、10代の妊娠、同性愛、過食嘔吐…。「満たされない日々を乗り越えるための依存だ」という指摘があるほど、幸せを満喫する登場人物はひとりもいません。

現在より漫画での表現規制は緩かったとはいえ、20年以上前に描かれた作品と思えないほど、峻烈な描写が続きます。映画化に伴い、漫画で描かれた雰囲気・テーマはそのまま活かされました。時代も90年代をベースにしていると考えられます。

映画『リバーズ・エッジ』 (@RiversEdgeMovie) | Twitter

リバーズエッジの映画あらすじをネタバレ!

「リバーズエッジ」の舞台は、東京ではありません。河口にほど近い町です。主に登場するのは、高校生たち。彼らの生活圏は、家庭と学校だけ。そしてその生活圏の中心ともいえる、川のほとり(リバーズエッジ)で起きる様々な出来事が、緊張感に満ちたまま滔々と流れていきます。

リバーズエッジ はじまり

主人公は高校2年生のハルナ。10代特有ともいえる、斜に構えた感じで日々を過ごしています。ですがある夜、ハルナは、クラスメートの山田が学校に閉じ込められたままだと知り、助け出します。

ハルナは、山田と仲がいいわけではありません。ただ、山田には多くの噂が飛び交っているのは知っています。山田は幼なじみの田島とつきあっている、モデルのこずえとつきあっている、いやいや実はホモだ、などと皆好き勝手言います。

ハルナは、校舎裏でこっそり、子猫をかわいがっていました。自分同様に子猫を可愛がっていた山田を見かけたことから、なんとなく気になっており、なんとなく助ける気になったのでした。

無事ハルナは山田を助け出します。鉄橋を並んで帰る山田とハルナ。山田と言葉を重ねつつもハルナは、現実味はない、と感じているのでした。

ハルナは、山田をいじめているリーダーが誰かを知ります。いじめのリーダーは、なんとハルナの彼氏である観音崎でした。ハルナは観音崎にいい加減にしなよ、と迫ります。ですがハルナにベタぼれの観音崎は逆ギレしました。

観音崎は、ハルナが、山田をわざわざ夜中に助け出したのは、山田と深い関係だからではないかと疑ったのです。その疑惑から、観音崎はさらに山田をひどくイジメます。助けにはいるハルナ。そんなハルナに、山田は宝物を見せたいと打ち明けます。

ハルナは山田と夜に待ち合わせ、河原へと向かいました。藪の中の宝物は、「死体」でした。間違いなく人間の死体ですが、素性はわかりません。山田は、この死体をながめることで、生の実感をもらっていると話します。その告白を聞いたハルナが思ったことは、「私は生きてるんだろうか」ということでした。

山田は、自分と同じく河原の死体を宝物だと思う人間がいると教えます。ハルナの後輩、こずえ。学校でも美人と噂のこずえは、モデルでもありました。山田とこずえはつきあっているのではなく、宝物を共有しているだけでした。

リバーズエッジ 泥沼化

ハルナは、山田とこずえの、いびつながら初々しい友人関係を深めます。その一方で観音崎は、ハルナの友人であるルミとアブノーマルな関係を結んでいきます。ただの肉体関係ではなく、ドラッグや小物も使い出します。

山田は、性的指向の隠れ蓑に選んだ田島が煩わしくなり、扱いがぞんざいになっていきます。ですが田島は、懸命に山田に尽くします。また田島は、山田が同性愛者だとは知りません。そのため、ハルナと山田が仲良くなったせいかと妄想を深めていきます。

こずえは、実は同性愛者でした。こずえにとってハルナは、ただの友だちにおさまらなくなってきています。ハルナに「見せたいものがある」と声をかけるこずえ。ハルナが目にしたのは、猫の死体でした。山田とふたりでかわいがっていたあの子猫です。ハルナはわあわあと泣き出してしまいます。

そのうち、なぜか学内で「死体がある河原には埋蔵金がある」という噂が流れてしまいます。またしても夜に集まる山田、ハルナ、こずえ。自分たちの宝物を汚されないために、誰にも見つからないようにと、深く埋めてしまいます。

ある日、ハルナは観音崎と、山田は田島とデートします。ですが、その時間を楽しむのは観音崎と田島だけでした。山田にいたっては、その後街で男性に買われて抱かれる始末です。

リバーズエッジ 暴走しだす若者たち

ルミは生理が止まってしまったことに気づきます。援交もしているため、父親が誰かわかりません。ルミは夜の河原に、観音崎を呼び出しました。

リバーズエッジ 妊娠したルミ

ルミは妊娠を打ち明けますが、観音崎は「金は出すけど…」という煮え切らない反応です。苛立ったルミは観音崎を挑発し、見事に観音崎の精神的傷口をえぐります。観音崎は衝動的に、ルミの首を絞めてしまいます。

力なく倒れるルミ。うろたえる観音崎。そこへたまたま、「以前埋めた死体がどうなったか」をみたくてやってきた山田が鉢合わせてしまいます。遺体をみて山田は、埋めるなら手伝う、と持ちかけます。

リバーズエッジ 仲直りするこずえとハルナ

その頃、ハルナとこずえは一緒にいました。こずえがハルナを自宅へ招待していたのです。泣かせたお詫びだと、ご馳走が並んでいます。そしてこずえは、あることを告白します。

リバーズエッジ 新しい死体を埋めるための道具

山田はハルナとこずえに声をかけます。「死体が宝物」の同志として、また埋めるための人手としてです。山田と観音崎も道具を手に戻ってきます。ですが、すでに死体はありませんでした。実はルミはただ気を失っていただけだったのです。

リバーズエッジ 日記

ルミは、ほうほうの体で自宅へと帰ります。自室にはなぜか姉。ルミにとってはただでさえ嫌いな相手なのに、その姉は、ルミの日記を勝手に読んでいました。ルミはぶち切れます。ですがその罵倒にルミ姉もまた逆上し、ハサミを持ち出して、ルミに襲いかかりました。

河原で手持ち無沙汰になり、困惑する4人。観音崎はおもむろに、ハルナを押し倒します。山田とこずえは河原を後にします。

リバーズエッジ 燃えているハルナの家

そんな山田とこずえを追い抜いていったのは、消防車でした。向かっていたのはなんと、ハルナの家がある団地。そのとき、その団地から、誰かが飛び降りました。火にまかれたようで、身元もわからないほど真っ黒焦げです。

リバーズエッジ 田島のベレー帽

ただ、山田は、遺体のそばに落ちていたベレー帽に見覚えがありました。田島のものです。田島がハルナの家に火をつけたうえに、その火にまかれ、死んだのです。ですが山田は、笑みを浮かべました。

リバーズエッジ エンディング

それぞれに訪れた、生死入り乱れる激変。その結末を映し出しながら流れるエンディング曲は、なんと小沢健二による書き下ろし曲です。小沢健二は、岡崎京子と「戦友」と評価されるほどの仲でした。岡崎京子と二階堂ふみとの面談、そしてリバーズエッジのラッシュからインスピレーションを受けたと言います。

リバーズエッジの映画キャストを紹介!

ドラマチックな展開であるあらすじの血肉となったのは若手俳優たちです。焦りや苦しみ、苛立ちの真っ最中にいる若者たちを演じた「リバーズエッジ」の映画キャストをご紹介します。

若草ハルナ/二階堂ふみ

主人公の女子高生。ルミたち友だちもおり、観音崎という彼氏もいますが、あまり他人とは関わらずに生きています。そのため生死ともに、あまり実感がないと自覚しています。二階堂ふみが体当たりで演じています。

山田一郎/吉沢亮

吉沢亮がきれいという感想も、あるいはパッとしない顔だという感想も、どちらもあったキャスティングでした。ハルナに助けられたり、同性愛者だったりと、世間的な「男性」の枠からことごとくはみ出しています。男娼もしています。

吉川こずえ/SUMIRE

他の人からは褒めそやされ、モデルとして成功をおさめる女子高生です。そのストレスは、過食嘔吐という形で発散していました。演じたのは、SUMIRE。浅野忠信とCHARAの娘です。同性愛者であるため、ハルナへ向ける仕草は必見との感想もあります。

観音崎/上杉柊平

ドクターXや一週間フレンズ。などにも出演した上杉柊平が演じたのは、悪役ポジションの観音崎です。ハルナに対しては純情であり、ちゃんと避妊もしています。ですが、それ以外に対しては、いじめ、浮気、避妊なしなど不道徳な道を突き進んでいきます。

ルミ/土居志央梨

ハルナの友人であり、お色気担当です。エンコーもしていました。その上で行為に及ぶ観音崎との濡れ場は見応え抜群です。もともとはバレリーナだった土居志央梨ですが、映画「赤い玉、」同様の脱ぎをいとわない演技は高評価を得ました。

田島カンナ/森川葵

山田の彼女です。ただし、物語が進むにつれ、だんだん田島の思いは空回りし出し、最終的には一番救いのない終わりを迎えます。「恋と嘘」「先生!、、、好きになってもいいですか?」などとはひと味違う森川葵を楽しむことができるという感想も見受けられました。

リバーズエッジの二階堂ふみの過激な濡れ場シーンが話題に!

評価の高かった、二階堂ふみの濡れ場についてです。リバーズエッジの濡れ場で特筆すべきは、もったいぶることなく、さらっと物語に織り込まれている点です。ですが男性の腕や小物でごまかすこともないため、ちゃんと裸体を見ることができると、高評価を得ています。

ホテルでのハルナ(二階堂ふみ)

リバーズエッジ デートでホテルへ

観音崎とのデートで、ホテルに入ったシーンが中盤にあります。息も荒い観音崎とは対照的に、まぐろ状態のハルナ。しかも終わったあとも余韻に浸るでもなく、観音崎をどけて背を向けます。二階堂ふみの濡れ場を楽しむのに最高のカメラワークだ、との感想もありました。

河原でのハルナ(二階堂ふみ)

終盤、観音崎は河原でハルナを押し倒します。ハルナの気持ちは、観音崎からすでに離れています。ですが、観音崎の衝動を拒絶することなく、「受け止めるように」行為に応じています。

また、ハルナと観音崎以外の組み合わせでも、濡れ場が用意されています。お好みのシチュエーションがあるか、あらすじも参考にしてみてください。

リバーズエッジの二階堂ふみの演技評価は?

10代後半から20代半ばにかけて、リバーズエッジの映画化に全力投球した二階堂ふみ。公言している"脱ぐこともいとわない"という姿勢は、実際にどのように評価されたのでしょうか。

映画化を実現させた行動力もさることながら、6人のリーダーとして圧倒的な存在感でこの作品そのものを引っ張っていたように思います。

もともとのファンはもちろん、二階堂ふみを全力で応援していたようです。ほかに、「若手6人のリーダーとしても牽引していた」という評価もありました。女優でありながら、「映画化をはたらきかけた」で評価されることは珍しいことです。

ただ、コミック原作の実写版にありがちなダイジェスト感は否めず、原作を読んでいない人からすると「なんのこっちゃ?」な印象かもしれません。

けれど、セックスシーンにも果敢に挑んでいるキャストの熱演振りはかなりのもの。
主演の2人もヌードを惜しみなく披露しています!
男子諸君にとっては、二階堂ふみの豊満なナマ乳が拝めるだけでも一見の価値あり!!

演技に関しても、「体当たりの演技で好感が持てた」「ただただすごい」「胸もお尻も安心感がある」の感想が相次ぎました。統括すると、大体次に引用するような内容になります。

リバーズエッジの映画を観た人の感想や評価を紹介!

では、映画全体としては、どのような感想・評価を得たのでしょうか。難解、人に勧められない、などの声はもちろんあがっていました。漫画の映画化は、原作ありきだ、という指摘もあります。

とは言え、結局何を訴えたかったのか、何を描きたかったのかが伝わって来ないままで役者を無駄に脱がせた無能監督のマスターベーション作品にしか感じられませんでした。

(中略)

なので「映画作品」とて観る価値はありませんが
役者陣の演技力と身体を張った女優2人に対してのリスペクトを込めて大甘の★2つです。

上記のように、辛口の意見もあります。一方で「原作は知らないけど楽しかった」「丁寧に実写化されていて感動した」と喜んでいる方もいました。

リバーズエッジの二階堂ふみの評価まとめ!

90年代初頭という、あの時代だからこそ起きた出来事は、否応なしに登場人物全員を変えてしまいました。すっきりしないストーリーであるため、この記事が、映画「リバーズエッジ」鑑賞の手助けになれば、また二階堂ふみ演じるハルナの理解の足しになれば、幸いです。

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