赤い糸の映画あらすじをネタバレ!出演キャストは?【ケータイ小説原作】

2008年公開の、映画「赤い糸」。ご覧になったことはあるでしょうか。ケータイ小説「赤い糸」が原作となっており、そのあらすじは内容が過激で話題になりました。「赤い糸」はドラマと映画になっているのですが、そこではかなり過激さは引かれているので安心してください!ごく普通の中学生達が、周りからは見えないそれぞれの悩み、秘密、問題を抱えながらも生きていこうとしていく姿が、「赤い糸」には描かれています。ドラマ「赤い糸」と映画「赤い糸」は連動していますが、ここでは映画「赤い糸」に特化してご紹介いたします!

赤い糸の映画あらすじをネタバレ!出演キャストは?【ケータイ小説原作】のイメージ

目次

  1. 赤い糸の映画あらすじが気になる!
  2. 赤い糸の映画キャストを紹介!
  3. 赤い糸の映画あらすじをネタバレ!
  4. 赤い糸の映画とドラマの違いとは?
  5. 赤い糸の映画を観た感想や評価とは?
  6. 赤い糸の映画あらすじまとめ!

赤い糸の映画あらすじが気になる!

ドラマと映画になった「赤い糸」。映画「赤い糸」は、ドラマ「赤い糸」と連動して作られたことで話題になりました。2008年に「赤い糸」のドラマも映画も放送・公開されています。「赤い糸」の原作は大変過激なものですが、映画「赤い糸」のあらすじは、かなりマイルドになっているのでご安心ください。映画「赤い糸」のあらすじをネタバレしながら、他にもキャストなどなど、ご紹介いたします!

赤い糸の映画キャストを紹介!

映画「赤い糸」のネタバレあらすじの前に、映画「赤い糸」のキャストを紹介。映画「赤い糸」公開の2008年当時、ティーンから絶大な人気を誇ったあの若手俳優や女優が揃い踏み。少しネタバレですが、映画タイトルの「赤い糸」だけを見るとティーン達の尊い恋愛物語かと思われるかもしれませんが、そんな生易しいものではありません。そんな難しい物語を、俳優・女優達が体を張って演じています。ネタバレあらすじはこの後…

映画「赤い糸」キャスト① 南沢奈央/竹宮芽衣(めい)役

2006年デビューの南沢奈央。2008年のドラマ・映画「赤い糸」で主演を飾り、一気に世間から注目を浴びます。その後映画「八月の二重奏」(2010)や映画「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」(2013)など、数々の映画、ドラマや舞台で活躍しています。そんな女優業の傍ら、2011年には古典落語に挑戦。本の情報サイトで自分の読書日記を公開するくらい読者好きなようなので、その影響もあるのかもしれません。

映画「赤い糸」キャスト② 溝端淳平/西野敦史(あっくん)役

「第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ。しかも歴代最多となる40社の芸能事務所から勧誘と、伝説的な武勇伝を持つ溝端淳平です。映画「赤い糸」が公開された同じく2008年に、映画「DIVE!」で初主演。映画「君が踊る、夏」では、よさこい衣装姿を披露しました。2018年には東野圭吾の人気小説シリーズ「新参者」の最後の作品、映画「祈りの幕が下りる時」での活躍を観た人も多いかもしれません。

映画「赤い糸」キャスト③ 木村了/高橋陸(たかちゃん)役

木村了は2002年、第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界デビューします。映画「キャッチ ア ウェーブ」(2006)やドラマ・映画「赤い糸」(2008)、映画「帝一の國」(2017)など、学生役のイメージが強い人も多いのではないでしょうか。2016年に女優の奥菜恵と結婚したことで話題になりました。映画やドラマだけでなく、最近は舞台でも活躍しているようです。

映画「赤い糸」キャスト④ 桜庭ななみ/中川沙良役

地元鹿児島にいる時からそのかわいさは話題に。デビュー年である2008年に、ドラマ・映画「赤い糸」で重要な役を果たした桜庭ななみ。2009年には、あの大人気アニメ映画「サマーウォーズ」で、ヒロイン篠原夏希の声を好演しています。翌年の映画「最後の忠臣蔵」(2009)での演技で、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞しました。映画「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」(2015)など、人気作にも出演しています。

映画「赤い糸」キャスト⑤ 岡本玲/山岸美亜役

岡本玲はティーンに人気のファッション誌「ニコラ」の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、2003年に芸能界デビュー。初主演の映画は、映画「赤い糸」と同じ年公開の「憐 Ren」(2008)です。映画「黄金を抱いて翔べ」(2012)や映画「サクラダリセット」(2017)など人気作品に出演しています。2018年には、映画「バケツと僕!」や、映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」といった作品に出演しています。

赤い糸の映画あらすじをネタバレ!

映画「赤い糸」の主要キャストをご覧いただきました。ここからはいよいよ映画「赤い糸」のネタバレあらすじをご紹介していきます。と言っても、先に1つネタバレですが「赤い糸」の完結はドラマでしているので、映画「赤い糸」だけではメイン2人の恋愛模様が最終的にどうなっていくのか、着地を観ることはできません!が、重要であることに変わりはありません。映画「赤い糸」のネタバレあらすじを最後までお楽しみください。

映画「赤い糸」あらすじ① 長崎への修学旅行

主人公のめいとあっくんは同じ高校、同じクラスのカップルです。文化祭が終わり、すぐ長崎への修学旅行が迫ります。自由行動の日について友達と盛り上がる中、めいはあっくんから「2人で一緒に周らない?」と誘われ、もちろんOK。2人でガイドブックを見て計画を立てます。その帰り、めいの家の前で2人はめいの母にばったり遭遇。めいは母親にあっくんを紹介します。この母親が映画「赤い糸」の重要な鍵です。

そしてあっという間に修学旅行当日。青春映画に欠かせないイベントです。もちろん映画「赤い糸」でも出てきます。めいが楽しみにする自由行動は2日目。しかし1日目の夜、あっくんから母親がケガをし、家に戻らないといけないと言われます。あっくんは帰る前に「埋め合わせ」をしました。

めいと2人でホテルを抜け出し、こっそり長崎観光に出かけたのです。その時めいはとあっくんは、「16歳の誕生日は一緒に過ごそう」と約束し、初めてキスをするのでした。グラバー園での夜景が美しく、映画「赤い糸」の見どころです。

映画「赤い糸」あらすじ② 沙良の自殺未遂・記憶喪失

翌日めいは1人で、あっくんと巡るはずだったコースを行くことにします。しかしそこに、急遽たかちゃんが付いてきました。映画「赤い糸」が重いのはこの人の影響も少なくありません…。たかちゃんは、あっくん含む、いつも一緒にいるグループの男友達です。

しかし実は、同じグループの沙良がたかちゃんのことを好きなのでした。めいも知っています。しかし運悪く、めいとたかちゃんが一緒にいるところを、沙良が見てしまいます。その場でめいに電話する沙良。1人か聞かれためいは「1人だ」と嘘をつきます。主人公の自覚しない三角関係。この後映画「赤い糸」は思わぬ方向に…

ホテルに戻って、めいは友達と合流します。そこで沙良に嘘を問い詰められました。沙良は、自分の気持ちを知っていてたかちゃんと行動しためいが許せず、あまりに衝動的な行動に出てしまいます。そのホテルの屋上から飛び降りたのです。映画「赤い糸」の中で1番「えっ?!!」ってなったという声が多いです。しかし奇跡的に一命を取り留めました。

修学旅行も終わってしばらく経ち、沙良が退院したことがクラスに告げられます。同時に転校も知らされるのでした。めいや美亜達は放課後、沙良の家に向かいます。そこで知ったのは、沙良はめい達の記憶を無くしていることでした。沙良の母親からも「もう沙良のことは忘れて」と言われ、旅立つ沙良を見送るめい達でした。映画「赤い糸」がどんどん不穏な空気になっていきます。

映画「赤い糸」あらすじ③ あっくんとの別れ

別れは続きます。めいがあっくんと突然連絡が取れなくなります。そんな中あっくんからめいに突然1通のメールが。連絡を受けめいが家の外に出ると、そこにはあっくんが立っていました。しかし突然冷たい態度で別れを告げられ、転校することを知らされます。映画「赤い糸」の冒頭のラブラブ感とは真逆の態度。呆然とするめいでしたが、翌日めいはあっくんに会いに行き、改めてめいから「さよなら」と別れを告げました。

映画「赤い糸」あらすじ④ タカちゃんとの交際・束縛の始まり

あっくんとの別れからしばらく経ち、めい達は高校生に。めいはたかちゃんと付き合い出しました。しかしこの交際が始まってから、たかちゃんが少しずつ変わっていきます。映画「赤い糸」の中で1番怖いキャラクターと言えるかもしれません。

たかちゃんはめいと同じ高校を希望していましたが入れず、夜間の高校にいきます。そのため、めいの放課後でたかちゃんの授業前である毎日17時に会うことにしたり、めいと同じ高校の自分の友達にめいの監視をさせたりと「束縛」し始めます。友達と遊べず毎日会うのが辛くなっためいは、毎日はやめようと提案します。ここから映画「赤い糸」名物、束縛たかちゃんが暴走しています。

毎日会うのをやめたいと言っためいは、たかちゃんに思いっきりビンタされます。デートDVの始まりでした。めいの友達の美亜が失恋して傷心のためそばにいてやりたいと訴えても、たかちゃんは嘘をついてでもめいを来させ、「毎日17時に会う」という約束を何が何でも守らせようとします。殴ったり、突き飛ばしたり、映画「赤い糸」の中でもハイレベルな暴力シーンです。

この影響は、めいに対してだけで終わりませんでした。その傷心の美亜が、不良になっている中学時代の友達により、危険な世界に引きずり込まれてしまうのです。映画「赤い糸」のメインキャラクター達は、深刻な問題を抱えない人の方が少ないかもしれません。

映画「赤い糸」あらすじ⑤ あっくんとの再会

失恋傷心の美亜が学校に来なくなりました。めいは街中を必死に探します。するとある夜、美亜を見つけました。そこには、偶然美亜と出会ったあっくんも居合わせました。あっくんは、美亜がドラッグをしていることを見抜きます。美亜がめいに「もうしない」と約束しても、「どうせまたする」と言い、去ろうとしました。しかしそこに、映画「赤い糸」の暴れん坊将軍、たかちゃん登場です。

目の前の状況が見えているのかいないのか、17時の待ち合わせにめいが来なかったため完全にキレたたかちゃんは、めいをボコボコにします。異常なたかちゃんを止めに入ったあっくん。しかし誰あろうめいがあっくんを止めました。あっくんに「いつもそばにいてくれたのはたかちゃんだった」とあっくんに言うめい。あっくんは去っていきました。映画「赤い糸」はどうなっていくのでしょうか。

映画「赤い糸」あらすじ⑥ たかちゃんとの「別れ」

それからしばらく経ったその年の夏、たかちゃんはあっくんを呼び出しました。あっくんはいつの間にか地元に帰ってきていたようです。たかちゃんはあっくんに、めいは自分を無理に好きになろうとしていること、めいとあっくんはきっとまだ両想いだと思っていることを話しました。映画「赤い糸」の暴れん坊将軍は意外と冷静に考えました。

そしてたかちゃんは、なんとめいとの別れを決意します。「あっくんといろ」と別れの言葉をめいの携帯に残した直後、たかちゃんは交通事故で死んでしまうのでした。実はこの事故シーンは映画「赤い糸」の冒頭で流れており、なかなかショッキングな映像で映画「赤い糸」の暗さをしょっぱなから物語っています。

映画「赤い糸」あらすじ⑦ あっくんの家族の秘密

あっくんは母子家庭です。この母親なつみが長らく麻薬中毒で、病院を勝手に抜け出したりしてしまいます。このためあっくんはドラッグの恐ろしさ、やめることの難しさを知っています。美亜がドラッグをしていることを見抜き、「どうせまたする」と言ったのはこのためでした。映画「赤い糸」ではドラッグ使用当時の美亜は中学生でしたが、最近では小学生でもドラッグに接触できてしまうようになり、問題となっています。

また、実はあっくんが修学旅行から突然帰ったのは、この母親が病院から抜け出して交通事故に遭ったからでした。そしてそこの病院から本格的な更生施設に移ったため、あっくんも突然の転校を余儀なくされたのです。しかし、めいに転校を告げた時のあっくんの冷たい態度には、他にも理由があります。

映画「赤い糸」あらすじ⑧ めいの家族の秘密

めいは突然両親から、めいの出生について聞かされます。めいがずっと母親だと思っていたのは実は養母で、産みの親はその養母の幼馴染でした。めいを産んだ母親は昔、あっくんの母親なつみと「ママ友」でした。しかしそのなつみの交際相手が薬物をしていて、運悪くなのか、ある日めいの父親が麻薬の不法所持で逮捕されます。そして心を病んだめいの母親は自殺してしまいます。幼馴染を失い、未だなつみのことを許せないめいの養母。

初めてめいにあっくんを紹介された時に、苗字を聞いて養母は母親の名前を確認し、あっくんがあのなつみの息子であると知りました。そして娘のためと、あっくんに事情を話し「めいに近づかないで」と頼んでいたのです。これにより、あっくんはめいと別れることにしたのでした。『めいの母親が映画「赤い糸」の重要な鍵』というのは、こういった理由からです。

映画「赤い糸」あらすじ⑨ 16歳の誕生日

めいが母親から衝撃の秘密を知らされたのは、なんとめいの16歳の誕生日。実は、あっくんも偶然同じ誕生日で、めいとあっくんは長崎での「16歳の誕生日は一緒に」という約束をしていました。

約束通りあっくんと会え、めいは「あっくんのこと、信じればよかった」と後悔を口にします。そして「バイバイ」とあっくんに別れを告げるのでした。映画「赤い糸」はここで終了。2人の「赤い糸」は切れてしまったのでしょうか。

赤い糸の映画とドラマの違いとは?

映画「赤い糸」のネタバレあらすじをご覧いただきました。「え、2人はどうなるの?」と思われたかもしれません。映画「赤い糸」とドラマ「赤い糸」の違いの話にもなりますが、ネタバレすると、映画「赤い糸」とドラマ「赤い糸」の違いは、物語が完結しているかいないか、です。キャストもスタッフもほぼ一緒、連動しているため公開や放送時期もほぼ一緒です。

ドラマ「赤い糸」は11話完結で、映画「赤い糸」はそのドラマの3話から9話あたりを集約しています。そしてそのまま映画「赤い糸」からドラマ「赤い糸」の最終話に連結していきます。ここでは映画「赤い糸」のみご紹介しております。

赤い糸の映画を観た感想や評価とは?

映画「赤い糸」の公開は2008年と10年ほど経ちますが、ふと懐かしくなったり、HYのPVきっかけで鑑賞したりと、未だに映画「赤い糸」を観る人は多くいます。そんな人達の、映画「赤い糸」に対する感想の声を一部ご紹介いたします。

映画「赤い糸」感想の声① 重い!重いよ!!

あらすじの紹介にて既にネタバレしましたが、とにかく内容が重い映画「赤い糸」。本当に登場人物は中学生達なのかという感想も多いくらい(高校生でもダメですが)、ドラッグ、DV、自殺未遂など、負のバリエーションに富んでいます。全部が映画「赤い糸」という1つの作品に詰まってるので何だか非現実的な感じがしますが、1つ1つのできごとは、残念ながら日本のどこかで日々起こっていることかもしれません。

映画「赤い糸」感想の声② やっぱりこの曲

「赤い糸」と言えばこの曲、HY「366日」。歌のタイトルの「366日」や、最初の歌詞にある「それでもいいと思えた恋」という部分は、ドラマ「赤い糸」のサブタイトルにも使われています。逆に「366日」のPVには、長崎の修学旅行で2人仲良く観光を楽しむ敦史と芽衣の様子などの映像が使われています。「赤い糸」にピッタリの曲ですが、「366日」は「赤い糸」のための書き下ろしでなく既に発表されていた曲というのが驚きです。

映画「赤い糸」感想の声③ 溝端淳平の苦悩

HYの「366日」を聴くと泣いてしまう…という声が多い中、「赤い糸」であっくんを演じた溝端淳平は違う涙を噛み締めたようです。これも映画「赤い糸」のあらすじ紹介でネタバレしましたが、長崎への修学旅行の中で、ロマンチックなことにめいとあっくんはこっそり夜に2人で長崎観光を楽しみます。実はその時、2人とも猫舌だというのに芽衣の提案で「熱々の角煮まんの早食い競争」という、ストイックな競争を繰り広げています。

赤い糸の映画あらすじまとめ!

映画「赤い糸」のネタバレあらすじやキャストなどご紹介いたしました。映画タイトルの「赤い糸」という言葉からの雰囲気とは全く違い、映画「赤い糸」の背景にはドラッグ、DV、自殺未遂など、たとえ中学生でなくても関わりたくはない問題が横たわった作品です。映画「赤い糸」の中ではあっくんとめいはハッピーエンド…にはなっていません。気になる方は、映画「赤い糸」だけでなくドラマ「赤い糸」もご覧ください。

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