2018年10月27日公開
2018年10月27日更新
リベンジガールをネタバレ紹介!映画のあらすじ・感想やラストの結末は?
映画「リベンジガール」は、2017年に公開された映画です。主演は映画「ヒロイン失格」の桐谷美玲、監督は「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「覆面系ノイズ」「旅猫リポート」の三木康一郎監督。あらすじは失恋をきっかけに、女性初の総理大臣を目指すヒロインを描いたラブコメディ作品です。この記事では、映画「リベンジガール」のあらすじネタバレからラストのネタバレまで紹介し、映画を観た人の感想や評価をまとめていきます。
目次
リベンジガールのネタバレや感想が気になる!
失恋のリベンジは、選挙に立候補して女性初の総理大臣になること!そんな仰天の目標を掲げて奮闘するヒロインを描いた、映画「リベンジガール」。このあらすじがあらすじなだけに、どんな内容か気になっている方も多いかと思いますが、この記事ではそのネタバレのあらすじからラストのネタバレあらすじまで、そして実際に観た人の感想や評価をまとめて紹介していきます。
リベンジガールの映画作品情報
映画「リベンジガール」は、2017年12月23日に公開された映画です。主演は映画「ヒロイン失格」の桐谷美玲、監督は演出家としても活躍している三木康一郎監督。三木監督は2007年から深夜のホラードラマ「トリハダ〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」の監督・脚本を手掛け、「トリハダ 劇場版」の監督でもあります。その他監督した映画に「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「覆面系ノイズ」「旅猫リポート」など。
映画「リベンジガール」の脚本監修は、ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」、映画「ヒロイン失格」「センセイ君主」の脚本を手掛けた吉田恵里香。脚本は、コメディ全般を得意としドラマ「PTAグランパ!」などの脚本を手掛けたおかざきさとこです。同名の小説も株式会社KADOKAWAから2017年12月20日に発行されています。著者は脚本監修の吉田恵里香を含め、星あやさ、清智英の3人の共著となっています。
リベンジガールの映画登場キャスト
以下は、映画「リベンジガール」の豪華主要キャストを紹介していきます。内容によってはあらすじのネタバレ、ラストのあらすじネタバレになる内容もありますのでご了承ください。脇を固めるキャストも話題になった映画「リベンジガール」。少しだけしか出ていないキャストに注目して観てみるのも面白いかもしれません。
キャスト:宝石美輝(たからいし みき)/桐谷美玲
映画「リベンジガール」のヒロイン。ミスキャンパスでグランプリに輝き、東京大学を首席で卒業するなど、才色兼備な反面、性格面で問題がある「イタイ女」・宝石美輝を演じたのは桐谷美玲です。1989年12月16日生まれ、千葉県出身。2005年、高校1年生のとき、映画「春の居場所」でデビュー。その後、ファッション雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルになり、「めざましテレビ」のレギュラーにもなります。
2012年から2018年9月まで「NEWS ZERO」の火曜日キャスターを務め、「世界で最も美しい顔100人」ランキングで2012年に12位に初ランクインし、2013年には46位、2014年に日本人最高位の8位にランクインしています。2016年7月のドラマ「好きな人がいること」で、月9初主演を果たし、プライベートでは2018年、共演した俳優・三浦翔平と結婚しました。
主な出演作としては、ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」「日曜ナイトドラマ 女帝 薫子」「終の棲家」「スミカスミレ 45歳若返った女」「好きな人がいること」「人は見た目が100パーセント」、Netflixのオリジナルドラマ「アンダーウェア」、映画「同級生」「100回泣くこと」「女子ーズ」「恋する♡ヴァンパイア」「ヒロイン失格」など多数あります。
キャスト:門脇俊也/鈴木伸之
映画「リベンジガール」で、如月凪子が開くあすなろ政治塾に事務員として勤める、元政治家秘書・門脇俊也を演じたのは鈴木伸之です。1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。LDH JAPANが主催する「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に参加しスカウトされ、劇団EXILEに所属します。2010年の舞台「ろくでなしBLUES」で俳優デビュー。ドラマ「あなたのことはそれほど」でダブル不倫の相手役を演じ、一躍ブレイクします。
主な出演作に映画「桐島、部活やめるってよ」「HiGH&LOW」シリーズ、「オオカミ少女と黒王子」「東京喰種トーキョーグール」、ドラマ「今からあなたを脅迫します」など。2018年10月から「PRINCE OF LEGEND」「今日から俺は!!」といったドラマでも活躍中です。映画「PRINCE OF LEGEND」は2019年3月に公開予定です、
キャスト:斎藤裕雅/清原翔
映画「リベンジガール」で、ハーバード大卒、政治家一家に生まれた完璧なサラブレッド、でも女ぐせが悪い超遊び人・斎藤裕雅を演じたのは清原翔です。1993年2月2日生まれ、神奈川県出身。2016年より俳優活動を開始。ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとしても活躍しています。
主な出演作にドラマ「警視庁いきもの係」「レンタルの恋」、映画「HiGH&LOW MOVIE2END OF SKY」などがあります。2018年10月期からは、ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」「PRINCE OF LEGEND」など多数のドラマで活躍中です。
キャスト:如月凪子/斉藤由貴
映画「リベンジガール」で、あすなろ政治塾という塾を開いている有能な政治秘書・如月凪子を演じたのは斉藤由貴です。1966年9月10日生まれ、神奈川県出身。80年代のトップアイドルの一人として人気を博し、「スケバン刑事」で連続ドラマ初主演。その後NHK連続テレビ小説「はね駒」のヒロインなど多くのドラマ、映画に出演しています。
主な出演作は、映画「BALLAD名もなき恋のうた」「BANDAGE バンデイジ」「グラッフリーター 刀牙」「いぬやしき」など、ドラマ「同窓会」「吾輩は主婦である」「お母さん、娘をやめていいですか?」「カンナさーん!」、舞台「レ・ミゼラブル」などで活躍しています。映画「三度目の殺人」では、ブルーリボン賞助演女優賞受賞、東京スポーツ映画大賞助演女優賞も受賞しています。
キャスト:仲手川万里子/馬場ふみか
映画「リベンジガール」で、ミスキャンパス準グランプリでアナウンサーになった仲手川万里子を演じたのは馬場ふみかです。1995年6月21日生まれ、新潟県出身。14歳の時にスカウトされ地元フリーペーパー『新潟美少女図鑑』のモデルとして活動。2014年映画「パズル」で女優デビュー。『non-no』の専属モデルでもあります。「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」にも主演し、広く活躍しています。
キャスト:宝石美咲/竹内愛紗
映画「リベンジガール」で、宝石美輝の高校生の妹・宝石美咲を演じたのは竹内愛紗です。2001年10月31日生まれ、福島県出身。桐谷美玲と同じ事務所にスカウトされ、Y!mobileのCMで共演しデビュー。デビューから3か月で『週刊ヤングジャンプ』表紙に起用されました。ドラマ「明日の約束」でドラマ初出演・初主演を果たし、映画はこの「リベンジガール」が映画初出演になります。今注目度の高い女優の一人です。
キャスト:百瀬凛子/佐津川愛美
映画「リベンジガール」で、斎藤裕雅の元恋人のひとり・百瀬凛子を演じたのは佐津川愛美です。1988年8月20日生まれ、静岡県出身。映画初出演となった2005年の「蝉しぐれ」で、第48回ブルーリボン賞助演女優賞にノミネートされました。その後も2007年の映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で、第50回ブルーリボン賞の助演女優賞と新人賞の2部門にノミネートされています。他多くの映画、ドラマで活躍しています。
リベンジガールの映画あらすじネタバレ
以下は、映画「リベンジガール」のネタバレあらすじをラストシーン直前まで紹介していきます。ネタバレやネタバレあらすじを多く含む内容となりますので、すでに観た方はあらすじの復習用に、まだ観ていない方はネタバレ内容をご了承ください。
「宝石美輝」という女
物語は、ミスキャンパスコンテストのグランプリ結果発表のシーンから始まります。見事グランプリに輝いたのは、東京大学経済学部4年生・宝石美輝(桐谷美玲)。そして彼女の優勝スピーチがはじまるのですが、会場は大きな動揺とざわめきに包まれます。なんと彼女の口から出た言葉は、「最初にみなさんにこれだけは伝えさせてください。グランプリ受賞は…当然の結果である、と!」
それに続く言葉も「毎年レベルが低い争い」だの「鏡で自分の顔を見てみればわかる」、「戦う相手が悪かった」などの悪口雑言の数々。静まり返った会場に拍手を強要しても、ライバルたちの言葉に突っかかって行っても、本人にはまるで悪気がありません。ミスキャンパスグランプリで東大主席卒業、でも高飛車な性格の「イタイ女」、それが宝石美輝だったのです。
「斎藤裕雅」という男
その後、バランスを崩してミスキャンパスの舞台から落ちてしまった美輝を助けてくれたのは、斎藤裕雅(清原翔)でした。手をとられて「こんなきれいな人初めて見たから…」と言われた美輝は、一瞬で恋に落ちてしまいます。斎藤裕雅はアメリカ・ハーバード大学卒業のイケメン、代々政治家という一家に生まれた完璧なサラブレッド。浮気されるなんて夢にも思わない美輝は、それなりに幸せな毎日を送っていました。
1年後、美輝は裕雅に、出会って1年の記念日としてミスキャンパスのパーティー会場で会おうと誘われます。状況から考えてプロポーズされる可能性を思った美輝は、勝手に会社で使う自分の名刺の名字を「斎藤」に変え、仲人とハネムーン旅行先も決め、ウキウキ気分で待ち合わせ場所に向かいます。
しかしそこで、自分と同じく大声で「斎藤裕雅」を捜している女性を見つけます。「裕雅になにか御用?」。すっかりフィアンセになりきり、彼女に近づく美輝。裕雅の子供を妊娠したと言う彼女・百瀬凛子(佐津川愛美)は、裕雅はたくさんの女と付き合っていると言います。それを全く信じない美輝に呆れて、凛子は会場を出ていきます。そこへ裕雅からのメールが届きました。「美輝の笑顔で癒されたいな。写真送って」。
さっそくスマホで自撮りを始める美輝。しかしふと周りを見てみると、自分と同じように自撮りを始める人がいます。気が付くとパーティー会場の中は自撮りをする女性だらけ!さすがに不思議に思った美輝は、その時横にやってきた去年の準グランプリ・仲手川万里子(馬場ふみか)のスマホを奪いメールを見ると、なんと裕雅から同じ文面のメールが届いていました。怒った美輝は、ハイヒールを脱ぎ捨て裕雅の元へと駆け出します。
そこにはさっきパーティー会場で会った凛子も来ていて、裕雅の秘書から渡されたという口止め料の入った封筒を見せられます。「私以外との女とも付き合ってるって嘘だよね?」美輝に直球で尋ねられた裕雅はついに本性を現します。裕雅は美輝と結婚する気なんてなく、パーティー会場に呼び出した理由は「俺のこと好きな女が一堂に会しているところを見たかったから」。激高する美輝を置いて、裕雅はさっさと車で去っていきます。
美輝を「イタイ女」と呼ぶ男
脱ぎ捨てたハイヒールを拾って帰ろうとした美輝の後ろから、「イタイ女…」という呟きが聞こえてきました。「お前がどんなに喚いても、政治家一家の御曹司は痛くも痒くもない」と言う男に、「絶対に見返してやる!」と言い返す美輝。「じゃあ、総理大臣にでもなってみれば?」と言って去った男の背中にリベンジを誓う美輝でした。
次の日、早速政治家になるために「あすなろ政治塾」の入塾式に乗り込んでいく美輝。勤めていたブルガリも辞めて「この度、総理大臣を目指すことになりました」と言い放つ美輝に、「ルールを守れないやつは政治家失格だ!」と、昨日美輝を「イタイ女」と呼んだ男が叫んで会場から追い出します。
追い出されて怒って帰る美輝に、あすなろ政治塾の敏腕政治秘書・如月凪子(斉藤由貴)が声をかけてきます。「総理大臣の椅子に座らせてあげましょうか?」と凪子。そして美輝の補佐として、美輝を「イタイ女」と呼ぶ男・門脇俊也(鈴木伸之)を指名します。元は優秀な政治家秘書だったという俊也に反発する美輝と、自分に従わないなら即降りると言う俊也。
まずは、立候補への道のり
知名度も選挙資金もない美輝は、とりあえず与党・民自党の公認候補になることを目指します。しかしそこはさすが東大主席だけあって、書類審査、論文を簡単にクリアして、後は面接を残すのみとなりました。面接ではどれだけ票を集められる人材であるかが重要だと言う俊也。美輝は、2週間後の面接までにインスタグラムのフォロワーを30万人集めることになります。
妹の美咲(竹内愛紗)に手伝ってもらいながら、毎日インスタグラムを更新する美輝でしたが、思うようにフォロワー数は伸びません。そんなある雨の日、美輝は街頭でティッシュ配りの仕事をしている凛子を見かけます。しかも凛子は妊婦でした。雨に濡れながらティッシュを配り続ける凛子に、美輝は「私は嘘はつかない主義だ」と宣言して、「かわいそう」だからとティッシュ配りを手伝います。
嘘をつく政治家を信じられなくなっていた俊也は、美輝のその嘘をつかない姿を見て、様々なメディアを使いフォロワー数を増やすのを手伝います。そのおかげで見事面接までにフォロワー数は30万に達します。意外と努力を続ける美輝を、行きつけの店・とんかつとんきに誘う俊也。何故か動揺する美輝。2人の距離は次第に近づいていました。
目指せ、公認候補!
しかしそこに、意外な人から電話がかかってきます。美輝は俊也に嘘をついて、電話をかけてきた相手との待ち合わせに向かいます。洒落たバーで美輝を待っていたのは、リベンジの相手・斎藤裕雅!「あの時はごめん」と謝る裕雅。裕雅のことは許せないけど、謝ってくれたことにはお礼を言う美輝。最後に仲直りの印だと言って裕雅は美輝に握手を求めます。しかしこれこそが裕雅の狙いだったのです。
出典: https://mdpr.jp
次の日、美輝が政治塾の事務所に行くと、俊也に裕雅と会っていたことがバレていました。裕雅のSNSに2人が握手している写真がアップされていたのです。それが原因で民自党の面接は中止。公認候補になる夢は潰えます。如月凪子と俊也の2人に呆れられてしまった美輝は、一人でさらなるリベンジに燃え、公認候補になる方法を考えます。
美輝は1人で様々な政党に、公認候補にしてくれるよう頼んで回りますが、全く効果はありません。さすがに落ち込んで公園のベンチに座っていると、そこへ俊也が青和党という政党のパンフレットを持ってきました。公認候補だった人が体調を崩し辞退し、穴埋めの候補者を探している、と。
美輝は俊也に嘘をついたことを謝ります。「そこら辺の政治家がするような嘘はつくな!」と言う俊也。「おまえは馬鹿正直で、周りにイタイと思われてるくらいがお似合いだ!」と言って笑う俊也に、笑顔を返す美輝。また2人の距離は一歩近づきました。
選挙戦開始!
俊也の政治秘書としての知名度もあって、見事青和党の公認候補となった美輝。しかし出馬する選挙区は斎藤裕雅と同じ神奈川19区。たった一つの議席を賭けて、裕雅との直接対決です。選挙事務所、選挙カー、ポスター作製にビラ配り…。忙しい日々は飛ぶように過ぎていきます。
しかしやはり知名度が低く「直接有権者に訴える力が足りない」と俊也に言われた美輝は、ミスキャンパスの準グランプリで人気アナウンサーだった仲手川万里子に選挙を手伝ってくれるよう頼みに行きます。土下座をして万里子に頼み込み、彼女の協力を得た美輝は「感謝の気持ちを忘れず」をモットーに、子供たちに「おばさん」と呼ばれても笑顔で選挙戦を進んでいきます。
地元の人たちとの交流もうまくいって、皆に心から応援されるようになってくると、美輝は罪悪感を感じるようになります。そもそも選挙に出馬したのは裕雅への個人的なリベンジが理由なので、騙しているみたい、と心苦しく感じます。そんな美輝を「どんな理由で目指したのかは関係ない。今が大事だ」と励ます俊也。
「申し訳ないと思うなら、周りの人の幸せが自分の幸せになる。そういう政治家になればいい」。そう言う俊也自身も、第一線の政治秘書として活躍していた時のやる気と輝きが戻ってきていました。
波乱の選挙戦
選挙運動の期間も終盤に入り、事務所の中も慌ただしくなる中、あるSNSの動画が飛び込んできました。それは凛子が同じような境遇の女性を集め結成した「斎藤裕雅・被害者の会」。動画で裕雅の国政選挙参加への抗議を発表します。これで美輝が有利になったと万里子は喜びますが、凪子は斎藤家は「どんな手を使ってでも這い上がってくる」と言います。
凪子の予想は当たりました。ローカルのテレビの生放送中に美輝にぶつけられた悪意ある中傷の数々。明らかに裕雅陣営の自作自演と思えるインタビュー動画。被害者の会を立ち上げた凛子にも中傷の攻撃が及ぶに至って、美輝は怒りのままに裕雅の事務所へと乗り込みます。
出典: https://mdpr.jp
しかし「政治に嘘は付き物だ。俺は何も悪くない」と言い切って美輝に取り合わない裕雅。「騙される方が悪いんだよ」と言った裕雅に、美輝の怒りが爆発します。…が、美輝の代わりに裕雅を殴ったのは俊也でした。選挙期間中の暴力事件。「おまえはもう一人でも勝てる」と言い残して、裕雅は警備員に警察へ連れていかれてしまいました。
今回の事件は両陣営で話し合って公にはしないことが決まり、俊也は一身上の都合として辞任することになります。納得がいかず本当のことを公にすると言う美輝でしたが、凪子に叱責されます。「あなたまで門脇くんを裏切るの?」。美輝にできることは選挙に勝つこと、その一つしかないと言う凪子。選挙戦は勝敗の予想がつかない混戦ぶりとなっていました。
リベンジガールのラスト結末は?
以下は、映画「リベンジガール」のラストのあらすじをネタバレを含めて紹介していきます。ネタバレやネタバレあらすじを多く含む内容となりますのでご了承ください。
投票日前日 街頭演説
いよいよ明日に投票日を控えて、最後の街頭演説の日になりました。朝から考え事をしていて心ここにあらずな様子の美輝に、妹の美咲が「後悔はしないで欲しい」と言います。たとえ選挙に勝っても美輝が後悔していたら応援する意味がないと伝えるのです。それでも迷い続ける美輝。
「嘘をつかず、まっすぐ有権者と向き合う宝石美輝です!」と紹介されて選挙カーの上にのぼった美輝は、迷いを断ち切るように話し出します。「それは間違っています」と。途端にざわつく会場。嘘をついたまま勝ったら後悔することになると言う美輝。そしてネットで噂されているとおり、振られた男へのリベンジで立候補したのだということを明かします。
「でも、ある人のおかげで私は変われました」と続ける美輝。その人との約束は、嘘をつかない政治家になることと、周りの人たちの幸せが自分の幸せだと思える政治家になること。この2つを公約として演説を締めくくる美輝でしたが、会場は静まり返っていました。でも選挙活動の中で仲良くなっていたおばあさんや子供たちから声援が起き、やがて大きな拍手は会場全体に広がります。
そんな中、美輝は何かに目を留め、急いで選挙カーを降ります。人混みをかき分け向かった先には俊也が立っていました。「あなたは私の秘書なんだから、そばにいないとおかしいでしょ?」と言う美輝。そして「政治家としてだけじゃなくて、そばにいて欲しい」と伝えます。「あなたもそうなんでしょ?」と言い切った後に「え?違うの?」と驚いたように言う美輝に、俊也は笑って美輝を抱きしめます。
「前代未聞だな、こんな選挙」と言う俊也。「私を誰だと思ってるの?宝石美輝よ!」と返す美輝。選挙結果は裕雅に2万票も差をつけて大勝。凪子と俊也と一緒に総理大臣を目指すことになります。こうして物語はハッピーエンドで幕を閉じます。「応援してくれる人がいれば、人は誰でも変われるのです」と。
リベンジガールの主題歌について
主題歌を歌うJYとは?
映画「リベンジガール」の主題歌を歌うのは、元「KARA」のメンバーで、現在、知英の名で女優活動も行うJYです。1994年1月18日生まれ、韓国出身。2008年にKARAに加入し、2014年4月専属契約満了により脱退。その後日本を中心に女優活動を開始します。ドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」や映画「暗殺教室」などで人気キャラクターを演じています。他ドラマ「民王」映画「レオン」などでも多く活躍しています。
そんな知英のソロ歌手としての名義はJYです。自身も出演したドラマ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」「好きな人がいること」でドラマ主題歌を担当し、動画再生サイトでは関連動画含め4000万回以上の再生を誇るなど、2016年に多くの注目を集めました。2016年9月ミュージカル「スウィート・チャリティ」で舞台初主演もしています。
リベンジガール主題歌「Secret Crush~恋やめられない~」
映画「リベンジガール」の主題歌「Secret Crush~恋やめられない~」は2017年12月20日リリースされました。「ワン・ダイレクション」をはじめ、ケイティ・ペリーや「ウィーザー」など多くのアーティストをプロデュースし、ローリング・ストーン誌が選ぶ年間ベストプロデューサーにも選ばれているアメリカのグラミー賞受賞プロデューサーでもあるサム・ホランダーによる書き下ろし楽曲で、作詞にはJYも参加しています。
映画の脚本を踏まえた歌詞は「どうして恋やめちゃうの?」「あきらめちゃうの?」「自分の気持ち信じなきゃ」という、恋する女の子を後押しする応援歌になっています。JYは「映画の脚本を読んで女の子の恋する気持ちにとても共感できたので、この素敵な曲と私も参加させて頂いた歌詞にも是非注目して聴いてほしいです」とコメントを寄せています。
リベンジガールを観た感想や評価は?
以下は、映画「リベンジガール」を実際に観た人の感想や評価を紹介していきます。好評と不評がきっぱり2つに割れたような感想が多いものでした。感想の内容によってはあらすじのネタバレ、ラストのあらすじネタバレになる内容もありますのでご了承ください。
好評な感想・評価
肩ひじを張らずに気軽にみられる映画、という感想は多いものでした。設定はあり得ないけど、めっちゃ面白かった!という感想、なかなかマンガな話だったけど面白かったという感想、ありえない事だらけで逆に気楽に観れておもしろかったですという感想、なんか予想と内容違ってビックリだったけど楽しめましたという感想や、何か失敗した時や、落ち込んだ時に観たくなる映画だった!という感想などがありました。
リベンジgirl、気楽に見られて楽しかった。
— Sergei (@sergetter) December 26, 2017
他にも、選挙を題材にしたラブコメ主演の魅力を最大限に生かした演出!という評価、選挙の裏側もおもしろくて、最後は感動的でしたという感想、 ツッコミどころ満載だったけど、頑張れ!女の子!的映画という感想、泣けるし笑えるし本当に気持ちよく見れる映画だったなという感想、「リベンジgirl」のおかげで少し政治に興味をもてたきがする!という感想などがありました。
それぞれのキャストについての感想も多くありました。とりあえず美玲ちゃんはかわいいし、鈴木伸之はかっこいい!という感想、この役は桐谷美玲だと思うという感想、設定がやや荒唐無稽ですが、彼女のキャラクターが生きていますという感想、鈴木伸之と斉藤由貴の演技の上手さが作品を締めてるという感想、美輝のどんな事にも一生懸命で全力なところが美玲ちゃんに合ってたという感想などがありました。
その他の全体的な感想では、邦画でもアメリカ的なストレートなハッビーエンディング映画を作れるようになってきてるんだなと思いましたという評価、ストーリー的には無理があるところは満載でしたが楽しめる映画でしたという感想。衣装がシーンごとに変わっていくのも、見ていて楽しいしどれも可愛かったという、美輝のスタイリッシュな衣装を楽しんだ人も多かったようです。
不評な感想・評価
意外と多かった不評な感想も映画「リベンジガール」の特徴かもしれません。政治という題材を扱っているので、ラブストーリーとかみ合わないという感想も多いものでした。
映画『リベンジgirl』を観た。二世議員の候補に振られた東大経済学部卒の才女が内閣総理大臣を目指して出馬するというストーリー。ガチの政治闘争モノを期待していると肩透かしを喰らうので、ファッションショーとかブルガリのPVと思って鑑賞するのが正解だと素直にそう思う。 https://t.co/Kxwrwmytxv
— friendD (@friendD) December 28, 2017
どの年代をターゲットにしているあらすじなのかわからないという評価、新人野党候補が当選する何らかの説得力が欲しかったという感想、後半の選挙運動シーンでもっとカタルシスが欲しかったという感想、選挙コメディとラブコメのバランスをどうにかしたら、佳作になったかもという感想、成功したり心変わりしたりするプロセスがなんとなくで済まされているから、いまいち惹き込まれないのが勿体ない、などという感想がありました。
他に、エンディングのあらすじがちょっとベタすぎという感想、つっこみどころ満載な映画という感想、やっぱりこういう女ひとり男ひとりだとあらすじの展開が読めちゃうという感想、内容がもうひとつなにか足りなかった気がしますという感想、ヒロインが延々お馬鹿なのが厳しいという感想、選挙とラブストーリーを混ぜちゃダメという感想、最後の演説シーンと結末が本当にどうしても許せないという感想などがありました。
リベンジガールのネタバレや感想まとめ
映画「リベンジガール」のあらすじをラストまでネタバレで紹介し、映画を観た人の感想や評価をまとめてみました。失恋をきっかけに、女性初の総理大臣を目指すヒロインを描いたラブコメディ作品、映画「リベンジガール」。気軽に映画を楽しみたい気分の時に鑑賞してみてはいかがでしょうか。