ちょんまげぷりんのあらすじや感想・結末をネタバレ!錦戸亮の初主演映画

2010年に公開された映画『ちょんまげぷりん』。関ジャニ∞のメンバーとして有名な錦戸亮さんが初めて映画に出演するということもあり、映画公開が決定した際には大きな話題となりました。更に、キャストの話題性だけでなく、『ちょんまげぷりん』は公開後、そのストーリー展開から大きな話題に。侍が現代にタイムスリップしてくるという設定は注目を集めました。今回はそんな映画『ちょんまげぷりん』のあらすじや感想・結末をネタバレ紹介します。

ちょんまげぷりんのあらすじや感想・結末をネタバレ!錦戸亮の初主演映画のイメージ

目次

  1. ちょんまげぷりんのあらすじが気になる!
  2. ちょんまげぷりんは錦戸亮の初主演映画!キャストを紹介!
  3. ちょんまげぷりんの映画あらすじをネタバレ!
  4. ちょんまげぷりんの映画結末をネタバレ!
  5. ちょんまげぷりんの映画を観た感想を紹介!
  6. ちょんまげぷりんの映画ネタバレまとめ!

ちょんまげぷりんのあらすじが気になる!

2010年に公開された映画『ちょんまげぷりん』。侍が現代にタイムスリップし、更にパティシエとして活躍するようになるというストーリー展開は大きな話題を呼びました。また、関ジャニ∞のメンバーとして人気且つ有名な錦戸亮さんが初めて出演した映画ということでも話題が沸騰。今回はそんな映画『ちょんまげぷりん』についてあらすじや感想、そして結末までを紹介していきます。

ちょんまげぷりんは錦戸亮の初主演映画!キャストを紹介!

既に触れましたが、映画『ちょんまげぷりん』は関ジャニ∞のメンバーとして有名な錦戸亮さんが初めて出演した映画としても注目されました。ストーリー展開でも話題となった映画『ちょんまげぷりん』ですが、同時に出演したキャストも話題となっています。

ここからは、そんな映画『ちょんまげぷりん』について、錦戸亮さんを始め、メインキャストを紹介していきます。

錦戸亮:木島安兵衛

まず最初に紹介するキャストは映画『ちょんまげぷりん』の主役となる木島安兵衛を演じた錦戸亮さんです。既に何度か触れていますが、錦戸亮さんは映画『ちょんまげぷりん』が映画初出演作となります。当時既に関ジャニ∞のメンバーとして有名な錦戸亮さんでしたが、映画に出演したことにより、更に注目を浴びることとなりました。

錦戸亮さんは1984年生まれの歌手兼俳優、そしてタレントとして活動中。元々はアイドルNEWSのメンバーとしても活動されていました。関ジャニ∞のメンバーとなってからグループ内ではボーカリスト、ギタリストとして活躍されています。演技力も高く評価されており、2003年にはNHKドラマ『てるてる家族』の主演を担当。ドラマグランプリで新人賞を受賞しています。

その他ドラマ『1ℓの涙』や『頑張っていきまっしょい』等にも出演され、ザテレビジョンドラマアカデミーでは助演男優賞も受賞。今回紹介する映画『ちょんまげぷりん』では映画初出演にして初主演となりました。現代にタイムスリップしてきた侍ははまり役だったと周囲から高く評価されています。

ともさかりえ:遊佐ひろ子

次に紹介するのは『ちょんまげぷりん』でタイムスリップしてきた侍を受け入れた人物遊佐ひろ子を演じたともさかりえさんです。ともさかりえさんは1979年生まれの女優兼歌手。12歳の時にトヨタ・エスティマのCMでデビューし、その後テレビドラマ『金田一少年の事件簿』でヒロイン役を演じたことで有名になりました。

その後出演したテレビドラマでは『きらきらひかる』や『ラスト・ディナー』、『地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子』が話題となりました。1996年にはメニコン「ソフトS」のCMソングを歌ったことで、歌手としてもデビュー。その後CMソングを中心に様々な曲をリリースされています。また、テレビだけでなく舞台でも活躍。

舞台『SLAP STICKS』や『ヴァージニアウルフなんてこわくない?』にも出演されています。今回紹介する『ちょんまげぷりん』では幼い子供を抱えたシングルマザー役として出演。タイムスリップしてきた侍を受け入れ、現代のルール等を説明していくキャラクターを演じていました。

鈴木福:遊佐友也

ちょんまげぷりんに登場するキャストとして最後に紹介するのは、遊佐ひろ子の息子遊佐友也を演じた鈴木福さん。人気子役「福くん」として有名な2004年生まれの子役タレントです。デビューは2006年でしたが、その5年後にあたる2011年に放送された『マルモのおきて』で一躍有名に。当時有名だった同じく子役タレントの芦田愛菜さんとユニットを組み『マル・マル・モリ・モリ!』で歌手としてもデビューされています。

有名な出演テレビドラマは『フリーター、家を買う』や『コドモ警察』、『一休さん』等、更に多数の番組でゲストとして出演しています。他にも2012年には劇場アニメ『ドラえもん のび太と奇跡の島』で声優として出演。映画『ハッピーフィート2』等の吹き替えでも活躍しています。

映画『ちょんまげぷりん』ではシングルマザーに育てられ、タイムスリップしてきた侍を父のように慕う子供の役として出演。仕草が可愛らしいと話題になりました。

ちょんまげぷりんの映画あらすじをネタバレ!

ここからは映画『ちょんまげぷりん』のあらすじをネタバレ紹介していきます。元々ちょんまげぷりんは『ふしぎの国の安兵衛』という小説を原作としています。文庫化した際に映画と同じタイトルである『ちょんまげぷりん』に改題。その人気から原作小説については続編にあたる『ちょんまげぷりん2』も発売。2010年にはコミカライズされたものが発売されるようになりました。

では、そんな人気作品『ちょんまげぷりん』とは一体どのようなあらすじとなっているのでしょうか?あらすじをネタバレ紹介していきます。ネタバレを多分に含みますので、映画を未鑑賞の方は充分にご注意ください。

180年前からタイムスリップしてきた木島安兵衛

シングルマザーとして育児に仕事、家事に日々励む遊佐ひろ子。その日は自分の息子である友也と一緒に保育園へと向かっていました。するとその途中、友也がスーパーの前にたたずむ1人の侍を見つけます。はかま姿にちょんまげ頭、そして腰にはしっかりと刀が。ひろ子はその姿を見て、何かのイベントだろうかと首を傾げます。その後仕事に勤しむひろ子でしたが、友也のお迎えがある為に定時には仕事を終わらせなければなりません。

仕方なく帰宅準備をするひろ子ですが、そんなひろ子へ同僚たちは嫌味を囁きます。保育園で待つ友也と共に自分達の住むアパートへと向かったひろ子ですが、その駐輪場には、なんと今朝見た侍が隠れていました。不審に思ったひろ子ですが、とりあえず部屋へ侍を招き入れ、事情を訊くことに。

侍は木島安兵衛と名乗り、同時に自分が江戸幕府の直参であることを話します。そして、安兵衛はお腹がすいたので何か作って欲しいと昔のお金を差し出しました。怪訝に思うひろ子ですが、とりあえず冷凍食品を回答し、食事として安兵衛へと提供。その後安兵衛は友也との遊びにつき合います。遊んでもらった友也は機嫌を良くし、プリンを安兵衛へあげることに。

はじめて食べるプリンの味に安兵衛は感動。しかしいつまでもひろ子たちの家に居座るわけにもいかず、夜になると、ひろ子達の部屋を後にしました。

居候として家事・育児を担うことにした安兵衛

翌日、友也は何事もなかったかのように保育園で過ごしていました。しかし、保育園での散歩の最中、危うく車に轢かれてしまいそうに。すると、昨日家を出たはずの安兵衛が現れ、友也を助けてくれたのです。事情を知ったひろ子はしかたなく、再び安兵衛を家に上げ、食事とお風呂を提供します。安兵衛曰く、昨日家を出た後、江戸へと戻る為の方法を探し、町中を歩き回ったものの、一向に手がかりは見つからなかったとのこと。

他に行く当てがないと分かり、仕方なくひろ子は安兵衛を居候させることに決めました。事情を訊くと、安兵衛は元の時代で巣鴨の地蔵にお参りをした際、足元から泉が湧き始め、その泉に飲み込まれると現代に来ていたと語ります。ある日ひろ子は友也と安兵衛を連れてスーパーへ。そこでママ友と出会いますが、安兵衛を従兄だと紹介します。そのままハンバーガーショップへ行くことに。

ママ友同士で話していると、友也を始め子供たちが騒ぎ始めます。ひろ子達が注意するものの、子供は全くいう事を聞きません。するとそこで安兵衛が子供を一括。思わず子供達は安兵衛に謝ります。その帰り道、安兵衛は居候をさせてもらう代わりに育児や家事を担当すると宣言。現代に来た当初は男女で仕事内容を決めない現代のルールに抵抗を示していましたが、「現代では関係ない」と言い切りました。

風邪をひいてしまった友也のためにプリンを手作りする

安兵衛が家事をこなすようになってから、ひろ子の仕事は順調になりました。安兵衛が家事や友也の面倒を見てくれるおかげで、残業もできるようになったのです。そんなある日、友也が風邪をひいて寝込んでしまいました。何も喉を通らず、食事ができない友也を見て、以前食べたプリンを再現する安兵衛。

食欲がないと言っていた友也でしたが、安兵衛の作ったお粥とプリンはペロっと平らげてしまいます。その様子を見ていた安兵衛はそこから徐々にお菓子作りにも夢中になっていきました。

パティシエとしての才能を開花させた安兵衛

家事、更に言えばお菓子作りの楽しさに気付き始めた安兵衛。友也へプリンを作った事をきっかけに、いろんなお菓子を作り始めるようになります。時には、友也と一緒にお菓子作りを行うことも。そんなある日ひさ子達の家でクリスマス会を行う事に決まります。

クリスマス会の食事やケーキは安兵衛が作った物が中心となりました。クリスマス会で安兵衛のケーキを食べたママ友達は、安兵衛の作ったケーキのあまりの美味しさに驚きます。まんざらでもない安兵衛でしたが、困った事にママ友の1人が内緒で「お父さんのケーキコンテスト」に安兵衛の名前で応募してしまいます。

驚く安兵衛達でしたが、参加してみると圧倒的な実力で勝ち進むことに。あれよあれよという間に、決勝戦まで進み、最終的には優勝してしまいます。更に、そのコンテストで審査員をしていた有名なパティシエからスカウトを受けることとなりました。これがちょんまげぷりんの中盤までのあらすじとなります。

ちょんまげぷりん | 小学館

ちょんまげぷりんの映画結末をネタバレ!

ここからはちょんまげプリンの結末のあらすじについてのネタバレとなります。物語の結末に直結するネタバレあらすじとなりますので、映画を結末まで観ていない方は充分ご注意ください。有名パティシエからスカウトを受けた安兵衛は、やがてパティシエとして出世していくこととなります。しかしながら、その代わりに家事や友也のことまで手が回らないようになってきてしまいました。

更にその後安兵衛は出世し、3人の生活を十分賄えるくらいのお給料をもらえるようになります。これで生活を支える事ができるようになったと思った安兵衛は、ひろ子に仕事を辞めて家の事に専念するように勧めますが、不満を募らせていたひろ子はそれを拒否。ひろ子から「出て行け!」と言われた安兵衛はその言葉通りに家から出て行ってしまいました。

チンピラを退治した安兵衛

安兵衛が出て行ってしまったある日、ひろ子は保育園から友也がいなくなってしまったという連絡を受けます。友也は安兵衛に会いたいばかり、保育園を抜け出して安兵衛の職場へと向かっていたのです。慌てたひろ子は友也を探しに出ますが、友也は安兵衛を探している最中、チンピラに絡まれてしまいました。

友也がいなくなったと知らせを受けていた安兵衛がそこへ駆けつけますが「刀は使わない」と決めていた為、一方的に暴行を受ける事に。しかし、安兵衛の職場のパティシエがケーキナイフを渡すと、安兵衛はケーキナイフでチンピラを退治することに成功します。

突然足元から泉が湧きだす

駆けつけていたひろ子と共に安兵衛はひろ子達の住むアパートへ向かいました。その道すがら、自分は元々江戸では無職だった事を告げます。巣鴨のお地蔵さまにお参りしていたのは「お役目につきたい」とお願いをするため。しかし今回の一件で、自分にとって大切なのはひろ子と友也であるということに気付いたのだと話しました。

一緒に住もうか、と話すひろ子と安兵衛。しかし、そこで安兵衛の足元から泉が湧き出てきます。3人は抵抗しますが、それも虚しく安兵衛は泉に飲み込まれ、江戸時代へと戻ってしまいました。安兵衛に「帰ったらプリンを作って」とお願いしていた友也は「プリンはどうするんだよ」と悲し気に口にします。

卒園式の後立ち寄った和菓子屋はなんと

安兵衛が江戸時代へと戻ってしまってから、友也とひろ子の生活は以前のものに戻りました。しかし、友也は無事成長し、保育園を卒園します。卒園式を無事に終え、帰り道についていたひろ子と友也は、とある和菓子屋で少し休憩することに。たまたま立ち寄ったその和菓子屋には和菓子の他に、なんとプリンが並んでいました。

その和菓子屋の店員曰く、その店で扱っているプリンは、創業者が発案し、江戸時代から引き継がれてきたものとのこと。店に飾られている創業者の似顔絵を見ると「木島安兵衛」の名前と似顔絵が描かれていました。ひろ子と友也は安兵衛が約束を守ってくれたことに感動しながらプリンを購入。2人は帰宅した後、笑顔でそのプリンを平らげました。これがちょんまげぷりんの結末までのあらすじとなります。

ちょんまげぷりんの映画を観た感想を紹介!

ここまでで映画ちょんまげぷりんについて、結末までのあらすじを紹介しました。侍が現代にタイムスリップしてきて、更にパティシエになるというストーリーは大きな話題に。ちょんまげぷりんは2010年に公開された映画の中でも、かなりのヒット作として有名になりました。

では、実際に映画ちょんまげぷりんを結末まで鑑賞した方々からは、どのような感想があげられたのでしょうか?ここからは実際に映画を結末まで鑑賞した方の感想について紹介していきます。

タイムスリップしてきた侍の様子が面白かった

まず最初に多かった感想は「江戸時代からタイムスリップしてきた侍の様子が面白かった」というものでした。突如現代日本にやって来た安兵衛は、礼儀作法に厳しく、更に昔ながらの男女による役割分担を強く意識したキャラクターとして描かれていました。中には、ひろ子が苗字を名乗ると「武士の奥方でしたか」と突如態度を改める場面も。

そうした、現代とのギャップを感じさせる安兵衛の態度や行動等が面白かったという感想が、実際に映画を鑑賞した方々からは非常に多くあげられています。

安兵衛に帰ってほしくなかった

次に多かった感想は「安兵衛に帰ってほしくなかった」というものです。あらすじ部分でも触れましたが、映画の結末では安兵衛は江戸時代へと返ってしまいました。しかしながら、映画を鑑賞した方々からは「安兵衛には現代で幸せになって欲しかった」「ひろ子たちと一緒に生活していく様子を見たかった」という感想があげられています。

ちょんまげぷりんの終盤では、ひろ子と安兵衛が和解した様子も描かれており、更に友也が安兵衛を父の様に慕っている様子も描かれています。そうした3人を観ていて「バラバラになってしまったのが悲しい」と感じた方は少なくなかったようです。

ほのぼのした

最後に紹介する感想は「ほのぼのした」という感想です。ちょんまげぷりんでは、物語の中心となるひろ子がシングルマザー、そしてタイムスリップしてきた安兵衛が侍という事もあり、男女の働き方や考えの差についても描かれていました。しかし、そうした『男女平等』について、コメディタッチで描いている為「重くなりすぎなくてよかった」と感想を抱くファンも多かったようです。

また同時に、ひろ子と友也、そして安兵衛がまるで家族のように描かれていたことに和んだファンも多かったようで「癒された」「家族あるあるを見た」「ほのぼのした」といった感想が多くあげられています。

ちょんまげぷりんの映画ネタバレまとめ!

今回は錦戸亮映画初出演作である、映画ちょんまげぷりんについて結末までのあらすじや感想を紹介しました。映画ちょんまげぷりんはコメディ色が多い映画として扱われていますが、男女平等の社会についてをテーマにした映画としても知られています。しかし、重苦しい映画ではないとも言われています。

ほのぼのしたいという方や、ミステリーやサスペンスに飽きた方、また家族ものの映画をのんびり見たいという方は、1度ちょんまげプリンを鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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