ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想とその後を考察!仲間由紀恵の出演シーンは?

ガメラ3は、1999年に公開された特撮映画であり、1995年公開の第1弾、1996年公開の第2弾の続編に当たる。ガメラ3ではガメラは邪神イリスと壮絶な戦いを繰り広げる。その「イリス」とはどのような怪獣なのか。さらにガメラ3には当時新人だった仲間由紀恵が登場するが、その登場シーンを紹介していく。この記事では映画の内容がネタバレしてしまうので、まだ見たことがない方は注意してほしい。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想とその後を考察!仲間由紀恵の出演シーンは?のイメージ

目次

  1. ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想やその後が気になる!
  2. ガメラ3 邪神イリス覚醒の作品情報
  3. ガメラ3 邪神イリス覚醒の登場キャスト
  4. ガメラ3 邪神イリス覚醒のあらすじネタバレ
  5. ガメラ3 邪神イリス覚醒のその後はどうなる?続編について考察!
  6. ガメラ3 邪神イリス覚醒の仲間由紀恵シーンについて
  7. ガメラ3 邪神イリス覚醒を観た感想や評価は?
  8. ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想やその後まとめ

ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想やその後が気になる!

ガメラ3は1999年に公開された特撮映画であり、ガメラシリーズ第11作である。ガメラ3ではガメラがイリスを倒すために戦う。さらにガメラ3では仲間由紀恵も登場する。今回は、ガメラ3の感想やその後のストーリーを紹介していく。

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ガメラ3 邪神イリス覚醒の作品情報

ガメラ3の正式な作品名は『ガメラ3 邪神イリス覚醒』である。これは平成ガメラシリーズ三部作のうち最後の作品であり、1995年公開の一つ目の作品『ガメラ 大怪獣空中決戦』(ガメラ1とする)、1996年公開の二つ目の作品『ガメラ2 レギオン襲来』(ガメラ2とする)の続編に当たる。

ガメラ3では、それまで人類を脅かす怪獣を倒すために活躍してきたガメラが否定される立場になった。それは「たとえ人類の敵である怪獣を倒すためでも、市街地で戦うことで犠牲を生んだら」という、これまでの特撮ヒーローの常識を覆すテーマに基づく。キャッチコピーも「わたしはガメラを許さない。」となった。

ガメラ3はガメラ1、ガメラ2のその後を描く続編となるため、その2つの出来事が深く関わる作品となっている。とりわけガメラ1の内容がかなり深く関わっている。なお、配給収入は6億円で目標とされていた10億円には届かなかった。このため続編が作られる構想もあったが、ガメラ3のその後のストーリーが描かれることはなく、平成ガメラシリーズはガメラ3をもって完結となった。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の登場キャスト

中山忍はガメラ3の主人公長峰真弓を演じた。長峰は鳥類学者であり、ガメラ1では福岡で勤務していた。ガメラ1で長峰は姫神島でギャオスを発見し、調査を進めていくうちにガメラとギャオスの戦いに関与していった。

その後、長峰はさらにギャオスについての調査を進めていった。ガメラ2には登場していないが、長峰が著した『怪鳥と遭遇した日』という書籍がガメラ2に登場している。これは長峰のギャオス調査の記録を記したものである。ガメラ3ではギャオス大量発生の原因を突きとめ、次第にガメラとイリスの戦いに関わっていくことになる。

前田愛はガメラ3で比良坂綾奈を演じた。比良坂はストーリーの展開に欠かせない重要な役割を担う。ガメラ1では都内のマンションに住んでいたが、そのときのガメラ対ギャオス戦の巻き添えを食って両親を亡くした。

それ以来、比良坂はガメラを敵視するようになった。1995年にガメラに襲われた後、比良坂は奈良県の南明日香村に住む親戚の元で住むことになったが、親戚からは改姓を求められ、同級生たちからはつまはじきにされ、比良坂は理解者以外には心を閉ざすようになった。

そんな中、比良坂は封印されていた災厄(イリス)偶然見つけ、これを解放してしまった。ガメラを憎む比良坂はイリスを育てはじめ、やがてイリスと交信するようになった。その後比良坂の抱く憎悪によってさらにイリスは成長し、さらに凶悪な怪獣になってしまった。

藤谷文子はガメラ3で草薙浅黄を演じた。草薙はガメラ1~ガメラ3の全てに登場している。草薙はガメラ1・2において勾玉を通じて心を通わせ、勾玉が壊れた後もガメラを信頼している。その後留学に行っていたようであったが、ガメラ3の中盤で帰国した。それから長峰とともにガメラを追った。

螢雪次朗はガメラ3で大迫力を演じた。大迫は草薙と同じくガメラ1~ガメラ3の全てに登場している。大迫はガメラやギャオスと遭遇するまで長崎県警の刑事(警部補)であった。しかし怪獣と出会ってから大迫の人生は大きく狂いはじめた。

ガメラ2では、大迫はギャオスの恐怖を忘れるため警察官を辞めて酪農に従事していたが、負担が大きすぎたため転職し、ビール工場の警備員として働いていた。しかし、警備中に小型のレギオンに遭遇し、大迫はギャオスに植え付けられた恐怖をえぐられた。さらにかつてギャオスと関わったことを知られ、レギオン登場の犯人に仕立てられてしまった。

大迫の心の傷はなかなか癒えず、警備員からさらに職を転々とした。そしてガメラ3では渋谷で古雑誌を売るホームレスとして生活していた。そのとき長峰と鉢合わせしたが、別人であると言って長峰と話さなかった。

渋谷でのガメラ対ギャオス戦に巻き込まれ、ホームレス仲間はギャオスの肉片の下敷きにされて死亡し、渋谷は火の海になったが、大迫は生存した。その大迫は怪獣から逃げる生活に嫌気が差していたが、そこで長峰と再会し、怪獣に立ち向かうようになった。

このほか、ガメラ3には有名な俳優が多数ゲスト出演する。ガメラ3に出演したのは、生瀬勝久、八嶋智人、伊集院光、鴻上尚史、上川隆也、草野仁、津川雅彦などである。さらに当時まだ無名であった仲間由紀恵も登場する。

ガメラ3 邪神イリス覚醒のあらすじネタバレ

時は1999年、ギャオスの研究で鳥類学者の第一人者となった長峰は、ギャオスの死体を調査するため赤道直下のとある国に行った。一方その頃、沖ノ鳥島近海の海底では、山ほどのガメラの骨が発見された。

ここで話は1995年にさかのぼる。ガメラ1でのガメラ対ギャオス戦の影響で、少女の住んでいたマンションが崩され、その少女の両親は亡くなった。その少女が比良坂綾奈である。その後比良坂は弟とともに親戚の家にもらわれ、1999年の時点で奈良県の明日香村に住んでいた。

比良坂はガメラに対して憎しみを覚えていた。その憎しみは比良坂を苦しめ続けており、親戚や同級生たちとはあまりなじめていなかった。ある日、比良坂は弟をいじめている3人組に言われ、度胸試しとして守部家の洞窟の中の石を持ちだした。これは「柳星張」を封印する石であった。妹からそのことを知った比良坂の同級生守部は、比良坂ともに洞窟の中にその石を戻しにいった。そこで二人は卵のようなものを見つけた。

1995年以来、巨大生物に立ち向かうため日本政府は「巨大生物被害対策委員会」を設置を決め、長峰もその一員に招待された。そして専門家が集まり、審議が進められていった。その日の夜7時半ごろ、渋谷の上空に突如2匹のギャオスとガメラが現れ、交戦を始めた。

撃墜された一匹のギャオスは渋谷駅に墜落し、そのままガメラのプラズマ火球を受けて木っ端みじんとなった。もう一匹のギャオスもプラズマ火球の連発で粉砕され、ガメラはギャオスを倒した。しかしこの戦いで渋谷は火の海となり、1万人以上が犠牲となった。これによりガメラは危険生物扱いされるようになり、比良坂のガメラへの憎しみはさらに増した。

同じ頃、比良坂が見つけた卵のようなものからある生物が生まれた。比良坂は洞窟にあった勾玉でその生物と心を通わせた。守部はこの生物を、代々伝えられている「復活すればこの世を滅ぼす災厄」と考えた。守部は比良坂を制止しようとしたが、比良坂はその生物に両親の敵を討ってもらうためこれを振り切り、これを育てることに決めた。その生物の名は、亡くなった飼い猫の名を取り「イリス」とした。

イリスは比良坂の持つ憎悪を受けてみるみる成長していった。ある日比良坂が洞窟に行くと入り口が壊され、イリスは森の中にいた。比良坂がもう離れないと言って愛情を注ぐとイリスは比良坂に顔を擦り付け、イリスの身体が大きくなった。さらに比良坂の勾玉が光った。イリスは触手を使って比良坂を包みこんだ。

夜、比良坂がいないと連絡を受け、守部は洞窟へ急行した。すると比良坂が繭のようなものに包まれているところを発見した。守部は宝剣と伝えられている木剣を使って比良坂を救い出した。その後意識不明となった比良坂は救急車で病院に運ばれた。そしてイリスは行方をくらました。

ギャオスが世界中で現れるようになった。草薙は、ガメラがレギオンを倒すために「マナ」を大量消費した影響を受け、地球環境が激変しギャオスが爆発的に登場するようになったと考え、長峰に伝えた。

ガメラ対ギャオス戦の繰り広げられた渋谷には、大迫が居合わせていた。大迫はホームレス生活を送っていたが、怪獣から逃げ続ける人生に嫌気が差し、長峰、草薙とともにイリスの調査のため南明日香村に向かった。

南明日香村では、死体がミイラ化していたことによりギャオスとの捕食方法の違いが明らかとなった。さらに長峰たちは例の洞窟の卵と繭を調べ、守部と出会い比良坂の存在を聞き出した。長峰は比良坂に会いにいくと、勾玉を発見。これを草薙に伝えたところ草薙は比良坂の元に向かった。さらにイリスの遺伝子を調査したところ、イリスはギャオスのギャオスの変異体であるがギャオストは別の生物であるとの結論が出た。

イリスとの交信の様子を調べるため、比良坂は京都の病院に移された。そしてイリスは南明日香村の生物を食い荒らし、監視していた陸上自衛隊を殲滅し、成体となって比良坂との完全なる融合を求めて京都に飛んだ。守部は大迫に諭され、比良坂を守るため京都に向かった。

紀伊半島上空でイリスと戦闘機が交戦していたところ突然ガメラが乱入し、ガメラとイリスが交戦を始めた。イリスはガメラの攻撃に押されていたが、人類によって敵視されていたガメラは戦闘機からのミサイル攻撃を受けてイリスを逃がした。逃げたイリスは比良坂を求めて京都に向かった。このとき台風が京都に接近していたため戦闘機は二つの怪獣を追えず、京都にガメラとイリスが降り立ち再び戦いが始められた。

ガメラはイリスめがけてプラズマ火球を放ったがイリスはこれを全て触手ではじき、京都市街地は火の海と化した。そのまま二匹の怪獣は京都駅に移った。比良坂はイリスに、ガメラを殺すように指示。これによりイリスは触手を槍のように鋭くガメラの胸に突き刺し、ガメラに圧倒的な攻撃を始めた。

イリスと比良坂は面と向き合い融合使用としたが、大迫とともに京都にやってきた守部が木剣を投げると比良坂の頬に当たり、かすり傷を負ったことで比良坂は正気を取り戻し、融合を制止した。しかしイリスは比良坂を取り込んだ。イリスの中で比良坂は親戚が襲われているのを目の当たりにし、外部に助けを求めた。

そのような中でもイリスの猛攻は続いた。触手でガメラの右手を壁に縫い付け、別の触手からエネルギーを吸い取り、ガメラの技を盗み火球をガメラにぶつけようとした。しかしガメラは火球を使って自らの右手を焼き切った。そのときの衝撃でイリスの胸に刺していた左手が抜け、繭に包まれた比良坂はイリスの外に放り出された。

イリスは火球をガメラに発射したが、ガメラはこれを受け止め、炎の拳に変化させてイリスを殴りつけた。イリスは爆発し、ガメラはかろうじてイリスを倒した。比良坂は心臓が止まっていたが、長峰の心肺蘇生やガメラが集めたマナによって意識を取り戻した。

長峰たちの応急処置によって一命を取り留めた比良坂は、ガメラが地球の守護神であることを知り、守部の胸の中で泣いて謝り続けた。ちょうどそのころ、世界中のギャオスが日本に向かい、ガメラに戦いを挑んでいた。日本政府は攻撃対象をガメラからギャオスに変更した上で、ギャオスを駆逐するため立ち上がった。ガメラもまた、ギャオスから地球を守るため戦いに出た。

ガメラ3 邪神イリス覚醒のその後はどうなる?続編について考察!

ガメラ3 邪神イリス覚醒の「その後」が制作されない理由

ガメラ3の次に公開された映画は、2006年公開の『小さき勇者たち~ガメラ~』である。これはガメラ3のその後を描くものではなく、全く別のストーリーである。しかしこの映画では11億円の赤字を出した。これによりガメラの版権を持つカドカワはガメラの使用を渋っている。このため2018年10月現在、その映画を最後にガメラの続編は全く制作されていない。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の隠れた「その後」

公式にはガメラ3の続編はないが、林家しん平が二次創作として制作した『ガメラ4 真実』という映画がガメラ3の続編となる。これは林家しん平がガメラ1~3に感銘を受け、必死の訴えの末、制作した映画を用いて収益を得ないことを条件に大映から制作の許可が下り、制作することができたいわゆる「自主制作映画」である。この映画は2003年に発表された。

製作費は約300万円であり、あまり潤沢ではなかったのでCGが多用されている。しかし製作費の少なさに関わらず手の込んだ作り込みが行われた。制作段階では防衛庁(現防衛省)の協力を得ており、普通は空砲が使われることが多い中、自衛隊の砲撃シーンでは実砲が使われた。

さらにガメラ1~ガメラ3の全てに登場した螢雪次朗が本作品でも友情出演として登場する。林家は螢とあるイベントで出会った。その際、林家が映画制作の話を持ちかけたところ、螢から出演を提案された。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の続編(非公式) あらすじ

時系列は、ガメラ3の結末の直後、自衛隊とガメラがギャオスの大群に戦いを挑むシーンから始まる。自衛隊はミサイルを発射しギャオスに攻撃を仕掛けたが全く歯が立たず、返り討ちにされた。その後そのパイロットたちは超音波メスを受けて切断されたり、脱出したところを捕食されたりと、無残な結果となった。

イリスとの戦いですでに傷だらけとなったガメラも、ギャオスを討つため京都の空に飛び立った。月を背に、空の上でガメラはギャオスの大群と対峙。ガメラはプラズマ火球などでギャオスを迎え撃つが、ギャオスは数で圧倒し、超音波メスを立て続けに浴びせた。

ガメラは回転ジェットを使って竜巻を起こし、ギャオスをその中に引きずり込み、マナを集めて「ウルティメイト・プラズマ」を発射し、さらなる応戦を試みた。しかし、ガメラはこの攻撃で自らの持つエネルギーを使い切った。そこに白いギャオスが突然現れた。ガメラは、白いギャオスとギャオスの大群が放った超音波メスのたたみかけで力尽き、撃墜された。

その白いギャオスとは、ギャオスの突然変異体である「アルビノギャオス」である。ガメラのプラズマ火球は効かない。そのアルビノギャオスは竜宮風穴の奥底でギャオスの卵を捕食していた。自衛隊が調査のため森の中に入り込んできたが、その前にアルビノギャオスは飛び去った。

ガメラ3で長峰たちに力を貸した斉藤雅昭は、総理大臣と電話会談した。その内容は、ガメラが死亡したことがマスコミなどに漏れぬよう、東海村原発事故を発表し、世間が気をとられているすきにガメラの死体を処分しようというものである。

長峰はホテルで斉藤から電話を取り、その翌日東京防衛大学に呼び出された。大迫はガメラとギャオスの悪夢にうなされていたところで長峰の電話を受け、長峰に誘われ東京防衛大学に行った。そこで二人は斉藤から、「ガメラは死んだ」と知らされ、口止めされた。そこで二人は、アルビノギャオスのDNAがギャオスと違うことからアルビノギャオスが新種のギャオスであるという可能性を考えた。

その後、長峰と大迫はガメラの亡骸の元にたどり着いた。長峰はギャオスが自ら墓に行ったと語った。そして自衛隊はガメラに対して敬礼した。さらに二人はギャオスの卵が全滅したことを知った。

自衛隊は、街中を飛んでいたアルビノギャオスを見失ったが富士樹海にて再び発見し、自衛隊はアルビノギャオスに攻撃を仕掛けた。長峰も富士樹海に向かった。しかし自衛隊の健闘もむなしく戦闘機やヘリは超音波メスによって次々と撃ち落とされた。その後アルビノギャオスは熱海城を破壊し姿を消した。

大迫は入浴後、ビールを飲んでいた。そのとき突如アルビノギャオスが襲撃。助けを求めるも、なすすべもなく大迫は姿を消した。その翌日、長峰は斉藤からこのことを聞き衝撃を受けた。斉藤は富士へ向かい、海上自衛隊の新兵器「プラズマ砲」(まだテスト段階の兵器ととれる)を使用許可を取った。天候が悪くなり、雷が鳴りはじめた。斉藤は光る稲妻の中にガメラの影を見た。

アルビノギャオスが横浜に現れた。自衛隊はプラズマ砲で迎え撃った。同じころ、沖ノ鳥島近海でガメラが誕生し、50ノットで東京方面に向かった。ガメラは横浜に到達すると、大暴れし街を破壊していった。その様子を見た自衛隊はガメラを敵視しガメラにもプラズマ砲を向けたが、斉藤は制止。これにより斉藤は自衛隊司令部から追放された。

新生ガメラとアルビノギャオスが交戦を始めた。アルビノギャオスの超音波メス攻撃に対し、ガメラはエルボークローから放つエネルギー波で対抗した。アルビノギャオスは翼をたたんでそのエネルギー波を防いだ。両怪獣はどちらも譲らず、互角の戦いが繰り広げられた。

司令部から追放された斉藤はランドマークの外、少し離れた場所で不平を言っていた。そのとき、プラズマ砲がギャオスから外れてランドマークに直撃。ランドマークは炎上し司令部は壊滅。斉藤もランドマークの下敷きとなり死亡した。

その人間たちの壊滅的な様子をものともせず、ガメラとアルビノギャオスはさらに戦いを激しくする。空中でガメラとアルビノギャオスが衝突。ガメラの回転ジェットに対してアルビノギャオスは超音波メスで応戦し、激しくぶつかりあった。アルビノギャオスがガメラにかみついたところでガメラはエルボークローを突き刺し、プラズマ火球でとどめを刺した。新生ガメラはアルビノギャオスを倒した。

しかしその後も新生ガメラの暴挙は止まらなかった。横浜の街を破壊すると今度は東京に飛び立ち、再び破壊活動をはじめた。ガメラは首都を守る自衛隊を滅ぼし、東京タワーをなぎ倒した。そのとき長峰は東京タワー近くのホテルにいたが、倒れてきた東京タワーに巻き込まれ、命を落とした。さらにガメラは都庁を破壊し、東京を飛び去った。

その半年後、沖縄本土は消滅していた。ラジオではガメラ爆発によって生じた直径40km、深さ1kmのクレーターから卵の残骸が見つかったと報じられた。その卵はギャオスのものかどうかは分かっていないという。それを聞いていた大迫が、足を引きずりながら階段を上っていった。(完)

ガメラ3 邪神イリス覚醒の続編(非公式) 考察

ガメラ1~ガメラ3では、ガメラは一貫して人類の見方という立場をとってきた。しかしガメラ3の続編において、新生ガメラは人類を脅かす行為を取っていた。これにはガメラの思想の違いが現れていると考えらていれる。

ガメラ1~ガメラ3で戦ってきたガメラが「人類」を守るために戦うのに対し、新生ガメラは「地球そのもの」を守るために戦うようになっているとファンからは考えらていれる。人間は核兵器などで地球の生命を脅かそうとしているため、ガメラがそのような考えを持つことは十分理にかなうと指摘しているのだ。

さらに最終場面で登場したクレーター内の卵も、ガメラのものではないかという声がある。これはガメラが新しい勢力を作って人類を一掃し、本当の意味で地球を守ろうという考えに基づいたものと推測されている。しかし人類の敵となったガメラは人類によって殲滅され、その夢はついえた。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の仲間由紀恵シーンについて

実はガメラ3には仲間由紀恵がゲスト出演していたのをご存じだろうか。仲間由紀恵は、イリスに襲われるキャンパーの役を演じた。登場するシーンはガメラ3の中盤にある。南明日香村を訪れたキャンパー(仲間由紀恵が扮していた)はイリスに捕食され、ミイラ化されて死亡。このシーンはわずか1分ほどであった。

仲間由紀恵の駆け出し時代

仲間由紀恵は1979年10月30日、沖縄県で生まれた。仲間由紀恵が俳優としての題意一歩を踏み出したのは1993年である。この年仲間由紀恵は地元のタレント養成学校に入学した。翌年には地元のドラマに出演するためのオーディションを勝ち抜き、ドラマに出演することができた。

1995年、94年に放送されたドラマのプロデューサーからの紹介を受け、仲間由紀恵は上京した。それから仲間由紀恵はさまざまなドラマや映画に出演し、素朴ながらも一人の俳優として活躍していった。1997年にはNHKのドラマ『しあわせ色写真館』において初めて主演となった。

その流れで仲間由紀恵は1999年のガメラ3に出演した。わずか1分しか登場していない上に死亡のしかたがあまりにも悲惨であるため、「黒歴史」と揶揄されることが多い。このとき仲間由紀恵はまだブレイクしていなかった。

仲間由紀恵のブレイク

仲間由紀恵がブレイクしたのは、その後の2000年のことだった。この年仲間由紀恵は『TRICK』で主演を務めた。これによりブレイクし、『TRICK』もシリーズ化され、仲間由紀恵の名は全国に知れ渡ることになった。その後、2002年には『ごくせん』シリーズが放送開始。これも大ヒット作になり、仲間由紀恵の人気は揺るがないものとなった。

2000年のブレイク後、仲間由紀恵はドラマや映画以外にも数多くの番組に出演するようになった。2002年にはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員を務め、2005年には紅組の司会を務めた。仲間由紀恵は紅白歌合戦に合計9回出演した。

2018年10月現在、『TRICK』シリーズ、『ごくせん』シリーズは両方とも終了しているが、仲間由紀恵はこれ以外にも『相棒』、『世にも奇妙な物語』など、数知れないほどのドラマや映画、テレビ番組に出演してきた。今や仲間由紀恵は日本の俳優の代表格となっている。

ガメラ3 邪神イリス覚醒を観た感想や評価は?

ガメラ3の感想には、比較的高評価が多い。特に感想に挙げられたのが、CGとガメラの否定、終末思想である。まずはCGの感想を紹介していき、次にガメラの存在を否定する話となった感想、その後終末思想との関係を紹介していく。

コンピューターの発達により、1990年代に入ると映画などにCGが用いられるようになった。これにより費用を削減しつつも表現の幅を大きく広げることができるようになった。ガメラ1やガメラ2ではCG技術があまり発達していなかったのに対し、ガメラ3ではCG技術が発達し、よりガメラやイリスを迫力付けられるようになったのである。

そのCGのレベルはかなり高く、一般に邦画ではCGがチープな作りとなる、ガメラ3でのCGは21世紀でも十分通用するクオリティであるという感想がある。特に中盤でのガメラ対イリスの空中戦はフルCGで描かれており、CGの進化が読み取れるという感想がある。

ガメラ3のCGはアメリカ映画をしのぐという感想もある。通常アメリカ映画では長期間にわたって多額の費用を用いてCGを製作していく。しかしガメラ3ではCG短期間、低予算でを作る必要があった。アメリカのCG担当者は、ガメラ3を見て予算の少なさや製作期間の短さに驚いていた。

ガメラ3のストーリーの最大の特徴は、「人類を守るために活躍したガメラが、人類を脅かし目の敵にされる」というものである。イリスが生まれてきたのも、ガメラを憎む比良坂の存在があったからである。これに対してさまざまな感想がある。

ガメラ1・2に対してガメラ3では人間の感情が重視されているという感想がある。ガメラ3ではガメラが人類を排斥すると見なされ目の敵にされるが、このような打算的な感情は人間における普遍的なものであるため比良坂を責めることはできない。

しかしながらそのような行き違いを超えてお互いを理解しようとする姿勢は、人間社会においても通じるものがあるとしている。最終的に人類は、ガメラこそが人類を守っているのだと気がつき、人間が人間自身の都合に合わせて敵味方と好き勝手に解釈していたことが悟られた。

ただし、ラストの描写が足りないという感想もある。物語全般にわたってガメラの否定が続いたが、最後の最後になってようやくガメラの存在が人間に認められるが、これが消化不良であるという感想もある。

ガメラ3は1999年に公開されたこともあって、終末思想やオカルト要素が多く取り入れられているという感想もある。人類の脅威であるギャオスが大量発生し、人類を守るはずのガメラまでもが人類を脅かそうとする。そのような状況を作り出されていたので、滅びの予感がほのめかされた。

しかし最終的にガメラは人類を守る立場であるとわかり、希望に満ちた余韻をもってガメラの世界が広がり、ガメラ3が完結したとしている。このようにガメラ3はかなり個性が強く、さまざまな感想を抱かれた作品でもある。

ガメラ3 邪神イリス覚醒の感想やその後まとめ

ガメラ3の感想には、「洗練されたCG」、「ヒーローとされていたガメラの否定」、「終末思想」などに関係するものがあった。そのほかにもさまざまな感想があったが、いずれも肯定的な感想が多かった。しかしそれにも関わらず公式に続編は制作されておらず、平成ガメラシリーズの続編を待ち続ける声がとても多い。

これにはガメラの「商品的価値」に疑問がかかっているからである。しかし同じ怪獣映画のゴジラシリーズは2016年公開の『シン・ゴジラ』をもって10年以上ぶりに再開され、大ヒットとなった。『シン・ゴジラ』ではゴジラの登場シーンが全てCGで製作された。

CGを用いることによって特撮映画が制作しやすくなっている。したがってガメラシリーズもフルCGをもって制作すれば、制作費用を抑えつつ大迫力の映像を撮影できるため、続編の制作の実現性は数十年前に比べて桁違いに増したと考えられている。ガメラのさらなる活躍を見られる未来は、そう遠くないのかもしれない。

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