2018年11月17日公開
2018年11月17日更新
8年越しの花嫁のロケ地・撮影場所まとめ!結婚式場や病院は?【岡山】
8年越しの花嫁はノンフィクションの作品です。岡山県内に住む30代の夫婦がモデルとなっています。8年越しの花嫁は実写映画化され、佐藤健さん、土屋太鳳さんが夫婦役を演じています。ロケ地は岡山県ですが、結婚式場のロケ地は広島県となっています。8年越しの花嫁に登場する岡山県の夫婦、中原尚志さんと麻衣さんの結婚式の様子は結婚式場のスタッフによって撮影され、後に書籍化となりました。8年越しの花嫁に登場するロケ地や撮影場所について紹介します。
8年越しの花嫁のロケ地を徹底調査!
出典: https://eiga.com
8年越しの花嫁に登場する夫婦、中原尚志さんと麻衣さんは岡山県に住んでいます。8年越しの花嫁のロケ地となったのも岡山県が多く登場します。8年越しの花嫁で使われたロケ地をMAPにまとめて配布されました。岡山観光WEBのサイトでは8年越しの花嫁で使われたロケ地が紹介されています。8年越しの花嫁で使われたロケ地がどこなのか紹介していきます。
8年越しの花嫁とは?
8年越しの花嫁とはノンフィクション作品で、モデルとなっているのは岡山県に住む30代の夫婦、中原尚志さんと麻衣さんです。尚志さんと麻衣さんは2007年3月11日に結婚式を控えていましたが。2006年の年末に麻衣さんが「抗NMDA受容体脳炎」という難病に侵されてしまいます。麻衣さんは6年間の長い昏睡状態に陥り、少しずつ意識を回復させ、長いリハビリ生活を経て、2014年12月21日に挙式、入籍しました。
中原さん夫妻の結婚式の様子は結婚式場のスタッフが撮影し、その後、書籍化されました。フジテレビのドキュメンタリー番組「奇跡体験!アンビリバボー」で2015年4月に放送され、2017年に佐藤健さん、土屋太鳳さん主演で実写映画化されました。コミック、ノベライズ化もされました。映画は2017年12月16日に公開され、週末興行成績では観客動員数20万3800万人、興行収入は2億6300万を記録しました。
初登場で3位を記録した8年越しの花嫁はぴあの映画初日満足度で92.5を記録し、2018年1月3日までの興行収入は16.1億円、観客動員数は129万人となり、累計で興行収入は25億円、観客動員数は200万人を突破しました。第41回日本アカデミー賞では佐藤健さんが優秀主演男優賞、土屋太鳳さんが優秀主演女優賞、薬師丸ひろ子さんが優秀助演女優賞、日本のピアニスト村松崇継さんが優秀音楽賞を受賞しました。
8年越しの花嫁書籍化
中原尚志さんと麻衣さん夫婦の長い物語は二人の共著によるノンフィクション作品として書籍化しました。タイトルは「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」です。2015年7月1日に主婦の友社より出版されました。「奇跡体験!アンビリバボー」で取り上げられ、新聞などでも紹介された尚志さんと麻衣さんの8年間の実話が書籍化されて、世間からは大注目されていました。
難病に侵された麻衣さんは長い時間をかけたリハビリ生活の中で、自分が使っていた手帳を見て、尚志さんとの記憶を取り戻していき、無事に結婚式を挙げることが出来ました。麻衣さんは当時、尚志さんがなんでいつもそばにいるのか不思議だったと話していました。卵巣に関連する病気だったこともあり、子供は望めないかもしれないと思っていた二人ですが、挙式から半年で妊娠がわかり、2015年6月に長男が誕生しました。
麻衣さんは困難な出来事を乗り越えて家族の物語が始まったと話し、尚志さんは長い間麻衣さんを待てた理由について、周囲の支えがあったからと明かしています。麻衣さんにとって家族は子供が産まれて3人家族になれた喜びが大きく、長男をどう育てていくかが大きいと話していて、尚志さんはいい時も悪い時も自分の事のように受け止められる運命共同体だと話していました。
8年越しの花嫁の主要キャストを紹介!
佐藤健/中原尚志
8年越しの花嫁の中原尚志さん役を演じたのは佐藤健(さとうたける)さんです。尚志さんは麻衣さんと結婚する事を誓いますが、麻衣さんは難病により意識を失ってしまいました。麻衣さんのご両親から別の人を探してと言われても麻衣さんの回復を信じて待ち続け、入院している病院に2時間かけて通っていました。麻衣さんと式を挙げる約束をしていた尚志さんは予約していた式場をキャンセルしないで保留にしたままでいました。
尚志さんを演じた佐藤健さんは俳優で、原宿でスカウトされ、2006年にプリンセス・プリンセスDの河野亨役で俳優デビューしました。2007年には仮面ライダー電王で連続テレビドラマ初主演を果たします。いくつもの主演男優賞を受賞している実力派俳優です。8年越しの花嫁のモデルとなった中原夫妻には撮影前に会っていて、佐藤さんは尚志さんと二人で話す時間を持てた事が大きいとインタビューで明かしています。
土屋太鳳/中原麻衣
8年越しの花嫁の中原麻衣さん役を演じたのは土屋太鳳(つちやたお)さんです。麻衣さんは尚志さんと結婚の約束をして、岡山県の結婚式場で式を挙げる予定でしたが、卵巣奇形腫に伴う「抗NMDA受容体脳炎」という難病に侵されてしまいます。入院先の病院で意識不明となりますが、奇跡的に意識が戻りました。言葉を話したり、文字を書いたり、表情を作る事が出来なくなりますが、5年程のリハビリで少しずつ記憶を取り戻します。
出典: https://mdpr.jp
麻衣さん役を演じた土屋太鳳さんは2005年に受けたオーディションで審査員特別賞を受賞し、2008年の映画「トウキョウソナタ」で映画デビューしました。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でテレビドラマに初出演を果たしました。太鳳という名前は本名です。8年越しの花嫁の撮影前に麻衣さんと会った土屋さんは、麻衣さんから一番大事にしてほしいと言われたのは「愛情」と明かしています。
薬師丸ひろ子/中原初美
8年越しの花嫁に登場する中原麻衣さんの母親役を演じたのは薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)さんです。麻衣さんのお母さんである初美さんは昏睡状態に陥り、いつ目覚めるのかわからない娘の姿を見て、婚約者である尚志さんに「別の人を探して」と告げた事もあります。麻衣さんが亡くなったらついていくという覚悟を決めていた事も明かしています。
出典: https://thetv.jp
中原初美さん役を演じた薬師丸ひろ子さんは女優、歌手として活躍しています。役柄はシリアスからコメディまでなんでもこなすベテラン女優で、2000年代に入り、様々なドラマや映画に出演した薬師丸ひろ子さんは日本を代表する女優の一人として評価されるようになりました。8年越しの花嫁で中原初美さん役の演技が評価され、第41回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。
杉本哲太/中原浩二
出典: https://thetv.jp
8年越しの花嫁で中原麻衣さんの父親役を演じたのは杉本哲太(すぎもとてった)さんです。麻衣さんが難病に侵され、昏睡状態に陥った時も、自分は前向きな性格で「今日より明日、明日よりあさってはいいことがある」という考え方で尚志さん達を支え、後ろ向きなことは絶対に思わなかったと話しています。尚志さんも明るいご両親に救われたと笑って明かしていました。
出典: https://thetv.jp
麻衣さんの父親役を演じた杉本哲太さんは俳優として活躍しています。中学生の時は不良で暴走族のメンバーでした。1984年に白蛇抄で日本アカデミー賞新人賞を受賞しました。笑っていいとも!にもレギュラー出演していた時期があります。現在も俳優として多数の人気テレビドラマや映画に出演しており、舞台やナレーションなど幅広く活躍しています。
8年越しの花嫁のロケ地を紹介!結婚式場や病院は岡山?
8年越しの花嫁ロケ地①:岡山市立市民病院
8年越しの花嫁のロケ地として使われた病院の紹介です。ロケ地として使われたのは岡山市立市民病院で、岡山市にあります。撮影は2017年1月から2月の間で行われ、玄関、待合室、病棟、病室、処置室、治療室等で撮影が行われました。ロケ地となった岡山市立市民病院に勤めている職員が数名、エキストラとして8年越しの花嫁に参加しています。院内に8年越しの花嫁のポスターや出演者のサイン等が展示されていました。
8年越しの花嫁ロケ地②:倉敷中央病院
8年越しの花嫁のロケ地として使われた2つ目の病院は倉敷中央病院です。意識不明だった麻衣さんは奇跡的に目を覚ましますが、筋力などが落ちてしまい、動くことすらままならない状態となってしまいました。麻衣さんはリハビリの為、転院する事になり、転院した病院が岡山県倉敷市にある倉敷中央病院です。転院した倉敷中央病院で麻衣さんはリハビリ生活をする事になります。
8年越しの花嫁ロケ地③:東山公園
8年越しの花嫁のロケ地で登場したのは「東山公園」です。ロケ地となった東山公園では車いすの麻衣さんが雨宿りをした場所として使われます。尚志さんの記憶が戻らず、献身的な尚志さんを思い出せない事を思い悩んだ麻衣さんが病院を抜け出して東山公園に来ました。ロケ地の東山公園は路面電車の終着駅「東山電停」前の石段を登ったところにある公園です。昭和のレトロ感溢れる風景が見渡せます。
8年越しの花嫁ロケ地④:浅口市遙照山
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「浅口市遙照山」です。岡山県浅口市にあり、瀬戸内海を眺めることも出来ます。このロケ地は病気で麻衣さんが倒れる前に尚志さんが麻衣さんにプロポーズをした場所と記憶を失った麻衣さんの記憶を取り戻す為に二人で訪れた場所として登場します。8年越しの花嫁の公開に合わせてベンチや柵が期間限定で置かれていました。
8年越しの花嫁ロケ地⑤:レストラン「ポンヌフ」
8年越しの花嫁のロケ地で登場したのは岡山県倉敷市のレストラン「ポンヌフ」です。麻衣さんの勤務先としてこのレストランが8年越しの花嫁のロケ地として選ばれました。8年越しの花嫁の撮影でレストランに来ていた佐藤さんと土屋さんの目撃情報がTwitterでツイートされていました。
8年越しの花嫁ロケ地⑥:韓式鉄板鍋タナタナ岡山駅前店
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「韓式鉄板鍋タナタナ岡山駅前店」です。尚志さんと麻衣さんが初めて出逢った合コンのシーンで使用されたロケ地です。サムギョプサルが有名なお店で、地域の方の協力の元、8年越しの花嫁の撮影が行われた事もあり、佐藤さんと土屋さんの目撃情報が多数Twitterでツイートされていました。
8年越しの花嫁ロケ地⑦:ハローズ西大寺店
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「ハローズ西大寺店」です。尚志さんと麻衣さんがデートの待ち合わせ場所のロケ地としてハローズ西大寺店が使われています。ここでも佐藤さんと土屋さんの目撃情報が多数Twitterでツイートされており、ロケ車やギャラリーなどがすごかったというツイートもありました。エキストラの募集もしていました。
8年越しの花嫁ロケ地⑧:両備モーターズ
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「両備モーターズ」です。ここは尚志さんの勤務先の自動車整備工場として登場しました。このロケ地が選ばれた理由として懐かしい雰囲気があり、人情味や温かさを思い出させる場所として選んだと言われています。
8年越しの花嫁ロケ地⑨:新岡山港
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「新岡山港」です。岡山県中区にある新岡山港はフェリーが定着します。佐藤さん、土屋さん、北村さんの3人が8年越しの花嫁の撮影している姿が目撃されています。8年越しの花嫁の中で佐藤さん演じる尚志さんと北村さん演じる柴田さんが小豆島のそうめん工場の社長に納車をする際、おりんぴあどりーむに乗っています。パンフレットと照らし合わせると佐藤さんが座った場所がわかります。
8年越しの花嫁ロケ地⑩:アーククラブ迎賓館
8年越しの花嫁のロケ地として登場したのは「アーククラブ迎賓館」です。アーククラブ迎賓館は結婚式場で、岡山県ではなく、広島県福山市にあります。結婚式のシーンは8年越しの花嫁のクライマックスシーンでもあります。結婚式場はJR福山駅南口から徒歩3分の場所にあります。尚志さんと麻衣さんが実際に式を挙げた場所はアーククラブ迎賓館の系列店である岡山市にある「アーヴェリール迎賓館」です。
アーククラブ迎賓館は8年越しの花嫁のロケ地として選ばれ、撮影は2017年1月から3月の間で行われました。式場を見に来た際、式場入口のレッドカーペットが登場し、8年越しの花嫁のクライマックスでチャペルが登場します。待合室ロビーと披露宴会場も登場しました。8年越しの花嫁映画公開を記念してアーククラブ迎賓館では結婚式場と土屋さんが着用したドレスと佐藤さんの着用したタキシードが一般公開されました。
実際に結婚式を挙げたのはアーヴェリール迎賓館
8年越しの花嫁のロケ地として選ばれたのは広島県福山市の「アーククラブ迎賓館」でしたが、尚志さんと麻衣さんが実際に結婚式を挙げた式場は岡山の「アーヴェリール迎賓館」です。この二つの式場は同じ系列店です。麻衣さんは車いすに座っていましたが、バージンロードを歩く時はご両親に支えられて尚志さんの待つ場所まで歩いています。尚志さんと麻衣さんの結婚式の様子は式場のスタッフによって動画に収められています。
式場のスタッフによって撮影された動画は尚志さんと麻衣さんの許可を得て、YouTubeにアップされ、動画再生数は100万をこえました。二人の物語はその後、書籍化され、ノンフィクションとしてテレビや新聞でも取り上げられるようになり、8年越しの花嫁というタイトルで佐藤さん、土屋さんのW主演で実写映画化されることになりました。
8年越しの花嫁のロケ地まとめ!
8年越しの花嫁のロケ地となった場所を紹介しました。尚志さんと麻衣さんの奇跡ともいうべきノンフィクション物語を観た人達からは感動して泣いたという感想が多数ありました。8年越しの花嫁のロケ地を巡る人も多くいて、岡山県の地域の人達も盛り上げる為に8年越しの花嫁の撮影に協力しています。8年越しの花嫁のロケ地のマップが作られたぐらい盛り上がった8年越しの花嫁が気になった方は是非観てみましょう。