HINOKIOヒノキオは本郷奏多の初主演映画!多部未華子と堀北真希も共演

HINOKIOとはロボットを中心に物語が展開していき、かなりの量のCGが使われている作品となっています。2005年に映画公開され豪華なキャストで構成されている映画ということで話題になり、HINOKIOという作品にも注目が集まりました。ウルトラマンの美術監督を担当していた池谷仙克が担当しているためCGにはかなりの力が入れられていると言われています。今回はそんな映画HINOKIOを演じた堀北真希などを中心に紹介、まとめていきます。

HINOKIOヒノキオは本郷奏多の初主演映画!多部未華子と堀北真希も共演のイメージ

目次

  1. HINOKIOの豪華な映画キャストが知りたい!
  2. HINOKIOにて本郷奏多は映画初主演!
  3. HINOKIOの多部未華子と堀北真希も共演!
  4. HINOKIOのあらすじは?
  5. HINOKIOの映画の見どころは?
  6. HINOKIOの映画キャストに対してのネットの反応は?
  7. HINOKIOの映画キャストまとめ

HINOKIOの豪華な映画キャストが知りたい!

本郷奏多初出演のHINOKIO。多部未華子や堀北真希などの豪華キャストによって展開されていくHINOKIOですが、CGを多用されている作品という新しい映画となっています。約13年前に放映された映画となっていますが現在でも独特な映画と話題になるほどの映画となっています。今回はそんな映画HINOKIOに出演した本郷奏多や多部未華子、堀北真希といった豪華キャスト達を主軸に簡単にあらすじなどをまとめていきます。

HINOKIOにて本郷奏多は映画初主演!

本郷奏多が初主演を務めるHINOKIO。まだ14歳の時に主演を務めるという俳優としてかなりの才能を持っていると言われていました。本郷奏多が役を演じている岩本サトルという少年は少々難しい役回りと言われていましたが、本郷奏多によって演じられたサトルはHINOKIOを見た視聴者からは高評価を得ていました。ここで簡単に、本郷奏多が演じた岩本サトルの紹介や本郷奏多自身のプロフィールなどもまとめていきます。

まず、このHINOKIOの主人公であり重要なキーマンとなっている岩本サトル。引っ込み思案な性格で人前では自分の思いや考えは伝えられないほど。そんな彼はこのHINOKIOのストーリーが始まる1年前に交通事故に遭ってしまい母親を失いショックを受け不登校、さらに車椅子生活を余儀なくされてしまうのです。大好きだった母親が突然いなくなったショックはかなり大きいものだと作中から考えられます。

そんなサトルを心配した父親、岩本薫はサトルを介護するためのロボット「ヒノキオ」をサトルのために作りプレゼントされるのです。このヒノキオを貰ったことによってサトルの止まっていた歯車が徐々に動き始めていくのです。手始めにまずヒノキオと一緒に学校へ復学するようになり普通の学生へと戻ろうと努力するのです。「HINOKIO」の由来は父親がサトルのことを想って軽い素材の「檜」とピノキオからとったと言われています。

幼いながらも難しい役回りを演じた本郷奏多。このHINOKIOという作品は本郷奏多が演じる物語上の主人公の他に、本質的な主人公はもう一人と2人の主人公で構成されています。サトルの気弱さが最初はかなり引き立っていますが、ヒノキオを通じて他人と向き合う勇気などを身に着けていくなどして心の成長を見られるのがこの映画に良い点として挙げられています。サトルの他にも様々な登場人物によって物語が面白くなっていきます。

そんなサトルを演じた本郷奏多。幼稚園児の頃からキッズモデルとして活動していた経験を持っており、小さい頃から芸能界に関わっていました。そして映画「リターナー」で念願の俳優デビューを果たします。そして2005年に放映された「HINOKIO」で初主演を果たし話題になります。同年、ドラマ「あいくるしい」で南雲愁役を演じ、その演技が視聴者から人気を得て知名度を広めていき俳優として様々な役を演じるようになります。

HINOKIOの多部未華子と堀北真希も共演!

本郷奏多の初主演ということでかなりの注目が集まったHINOKIOですが、その他にもたくさんの豪華キャストが登場しHINOKIOを盛り上げていきます。そして、先ほど記述しましたサトルともう一人の主人公というのが多部未華子演じる工藤ジュンです。ジュンはサトルが転入してきた時に同じクラスのボーイッシュな女の子です。転入してきた当初はヒノキオといるサトルをいじめたりしていましたが次第に分かり合っていきます。

そんなクラスのガキ大将のジュンを演じたのが多部未華子です。彼女はミュージカル「アニー」を小さい頃に見て感銘を受け、アニーに出たいという夢を叶えるためにオーディションを受けます。しかし、結果はよくありあませんでしたが2002年に多部未華子自身がスカウトを受け、Janne Da Arcの「Rainy 〜愛の調べ〜」のPV出演に出演し、華々しい女優デビューを遂げます。そこから女優として様々な仕事をこなしていきます。

BS日テレで放送されたドラマ「HAPPY! HAPPY!スペシャル」でドラマに初出演し、2005年には「HINOKIO」に出演、1000人ものオーディションの中からジュン役を勝ち取り話題を呼びます。多部未華子の女優としての演技が評価され、第48回ブルーリボン新人賞を受賞するなどし知名度をさらに広げていきます。2007年には民放ドラマに初出演、NHK連続ドラマ小説などにも出たりと多忙な女優業をこなしていきます。

多部未華子同様、注目を集めている女優が堀北真希です。彼女が演じるのは学校中の男子が憧れる美少女、昭島江里子役を演じます。サトル達とは別のクラスですが学年の男子たちからも注目の的であり女子からも信頼を集める存在です。そんな江里子ですが、幼い時に性的虐待を受け、その事実の所為で自殺未遂まで追い込まれていた過去を持つのです。彼女も自身のうちに暗い過去を背負っていますが前向きに生きていっているのです。

多彩な役を小さい頃から演じている堀北真希ですが、現在は結婚もし芸能界での活動を休止しています。堀北真希は2002年、中学2年生の頃に部活帰りにスカウトされ芸能界入りします。1年経った2003年にはドラマ「いつもふたりで」で初のテレビ出演を果たしこの作品で初のドラマ出演を決めます。このドラマでは最終回に少し出た程度の役でしたが、地道な活動を重ねていき女優としての実績を着々と残していきます。

2003年の7月に開催された映画「COSMIC RESCUE」のヒロインを決めるオーディションに応募し見事合格、同時に映画デビューも果たします。この映画で堀北真希という女優の名が徐々に世間に広まっていきます。さらに10月にはドラマの初主演をするなど才能を見せつけていきます。2005年に放送され大人気を博したドラマ「電車男」で主人公の妹役、さらに「野ブタ。をプロデュース」のヒロイン役を務め、さらに勢いづきます。

HINOKIOのあらすじは?

ここで簡単にHINOKIOのあらすじをネタバレは控えまとめていきます。突然の事故で母親を亡くしてから、自身の部屋に引きこもってしまった主人公岩本サトル。そんな息子に科学者の父・岩本薫は、自身で開発したロボット〈H-603〉を与えます。サトルは〈H-603〉を遠隔操作して一年ぶりに小学校に登校します。材料に檜(ヒノキ)が使われていることから、すぐに“HINOKIO”というあだ名をクラスメイトからつけられるのです。

しかし、復学早々ガキ大将の工藤ジュンが子分である細野丈一と平井健太を従えて、HINOKIOに様々な手段を用いて手荒なイタズラをサトルとヒノキオに仕掛けるのです。しかし、昔のサトルに起こった悲しい過去のことを知ったジュンは少しずつサトルに心を開いていきます。亡き母を想う少年と息子を想う父。ヒトとヒトの繋がりを描く、ロボット越しのピュアなラブストーリーがHINOKIOの主なあらすじとなっています。

HINOKIOの映画の見どころは?

この映画HINOKIOの最大の見どころはサトルが自身の心の弱さと暗い過去を乗り越えて明るい生活に戻っていくために様々な努力をしている様を描いている点にあります。その演出としてサトルを手助けするヒノキオや最初はヒノキオの存在が邪魔で自身のテリトリーを守ろうとし排除しようとするジュン。しかしサトルの辛い過去や前に進もうとしている姿に感銘を受け、最終的にはサトルと友達になるジュンの姿などが見どころなのです。

HINOKIOのポイント

このHINOKIOという物語では小さいながらも様々な要素が盛り込まれています。それが「イジメ」や「引きこもり」、「ネット」や「VR(仮想現実)」といった今どきのカテゴリーが多々取り入れられているのです。それが何を意味するのか、すなわち人との「コミュニケーション」というのがこのHINOKIOでは大切にされているのではと考えられているのです。サトルがヒノキオを通じて他人と関わっていく様が魅力的なポイントです。

主人公のサトルは幼い頃に母と事故に巻き込まれ死別し、その出来事がショックで一年中自身の部屋に引きこもり、人と話すときはモニターを通さなければ他の人と会話も出来なくなってしまいます。この事が今の現代社会と似ていると言われ、スマートフォンやがコミュニケーションの必須とまで言われている今の若者の人間関係の様と考察されています。「人と人との温かい触れ合い」の大切さを再確認させてくれると評価されています。

HINOKIOではサトル達が自分自身の殻を破り、生身で社会との関係性を復活させるまでを描いた成長物語と言われています。この映画の製作者のメッセージもはっきりと伝わってくると言った感想が多く見受けられました。。さらに、「親と子」の関係や「親友」といった暖かい関係性にも焦点が置かれており改めて人と人との関りが強調されているのです。しかし、サトルの母とのエピソードが無かったのが評価が分かれるポイントとも…

主人公のサトルとジュンのエピソードが少し急ぎ足で描かれていました。その点が視聴者には合わなかったなどやもう少し丁寧に描写、掘り下げてストーリーに組み込んでほしかったなどと言われています。そして、最後の結末ではサトルたちが夢中になりプレイしている「テレビゲーム」が、最終的に重要な役割を果たしますが、視聴者にとっては疑問の残る締め方と言われているのです。作品テーマと矛盾しているという声もありました。

CGの力の入れ方がすごい!

HINOKIOのもう一つの重要ポイントがロボットなどの演出で使われているCG関連の技術がすごいと言われているのです。キャストとの合成画面が全く違和感なく、フル3DCGと実物大プロップを映画の要所要所に合わせて合成されているのですが、CGとプロップの違いが全く分からないとHINOKIOを見た人は驚きを隠せない様子。3DCGのモデリングデータをそのまま使ってプロップを作っていると考えられ、見分けがつかないのです。

さらに、CGに合わせて演技する本郷奏多達の凄さにも高評価が集まっています。繊細な眼差しが特徴的で、引きこもりんお少年という役に全く違和感を感じさせない演技を作中で見せてくれます。その逆の意見で演技力ではなく、存在感そのものがHINOKIOの中で輝いているという意見もあり、本郷奏多の初主演作品ですが貫禄を感じさせるような作品として仕上がっていたと言われています。本郷奏多自身も手応えを感じたと語りました。

他にも多部未華子が演じるジュンの役がかなりぴったりなのです。男勝りですが根はしっかりと女の子なジュン。多部未華子自身は女性ですが最初は男の子の振る舞いや口調と言った男性の部分をそつなくこなしているのもポイントなのです。後にサトルに本当の姿を明かすジュンですが騙されていた視聴者も多くいると言われています。その他にも堀北真希などを代表にたくさんの豪華キャスト達が魅力的な演技を見せ飽きさせません。

HINOKIOの映画キャストに対してのネットの反応は?

ここでHINOKIOを実際に見た人たちの感想をまとめていきます。HINOKIOを見た人の感想で一番多かったのがサトルとジュンの成長と友情という点が大きかったという声が多々見受けられました。さらに、サトルに注目が集まっていると同時にジュンの魅力が多く盛り込まれているとも言われているのです。彼女は最初は嫌な役として物語に関わっていきますが、根はとても優しく頼りになる存在になっていくのです。

心に傷を持つ同士として二人は徐々に惹かれていき、彼女とサトルが心通じ合うようになることに説得力があると考えられています。ラストでは姿が映っただけで彼女が苦しみから立ち直れたことがハッキリ伝わってきて感動したという感想もありやはりサトルとジュンの出会いは運命だったのかもしれません。彼女とHINOKIOがサトルの心の成長を促し、自身も気づかないうちに成長していく姿は見ていて温まると言われています。

HINOKIOの映画キャストまとめ

映画HINOKIOに出演した本郷奏多、多部未華子、堀北真希などと言った豪華キャストを中心にあらすじなどを簡単にまとめましたが、注目すべき点はやはり本郷奏多と多部未華子、堀北真希のCGを感じさせない演技と迫力、さらにストーリーの温かさとサトルとジュンが互いに成長していく姿が最大の魅力と言えるでしょう。その他にもHINOKIOを盛り上げていくCGや演出によって数々の見どころを織りなしていく所は必見です。

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