野獣死すべしの映画あらすじ・ラストをネタバレ考察!松田優作の狂気の演技とは?

話題の映画作品「野獣死すべし」のあらすじやラストをネタバレでご紹介します。映画「野獣死すべし」で主演の松田優作さんは、野獣死すべしの撮影に臨んだ際、語られている逸話も多くあります。また、松谷優作さんの演技は鬼気迫る演技と狂気を感じるとして話題に上ることが多くある作品となっています。その逸話とあらすじを合わせてご紹介していきますので、この機会に映画「野獣死すべし」と名俳優の松田優作さんにぜひ注目してみてください。

野獣死すべしの映画あらすじ・ラストをネタバレ考察!松田優作の狂気の演技とは?のイメージ

目次

  1. 野獣死すべしの映画あらすじやラストが気になる!
  2. 野獣死すべしの映画作品情報
  3. 野獣死すべしの映画登場キャスト
  4. 野獣死すべしでの松田優作の狂気の演技とは?
  5. 野獣死すべしの映画あらすじネタバレ
  6. 野獣死すべしの映画ラストネタバレ
  7. 野獣死すべしを観た感想や評価は?
  8. 野獣死すべしの映画あらすじやラストまとめ

野獣死すべしの映画あらすじやラストが気になる!

1980年に公開された映画「野獣死すべし」のあらすじやラストについてご紹介します。野獣死すべしの主人公を演じたキャストは松田優作さんとなっており、この作品に臨むにあたって様々な逸話も語られている作品となっています。ネタバレも含みながら野獣死すべしについてご紹介しますのでぜひ注目してください。

松田 優作|office-saku

野獣死すべしの映画作品情報

映画「野獣死すべし」は、大藪春彦が執筆した原作小説をもとにして作成された映画作品となっています。配給会社は現在でも業界大手となっている東映株式会社となっています。

大藪春彦の執筆した原作小説では主人公はタフガイな男性キャラクターとなっていますが、映画「野獣死すべし」で主役を務めた松田優作さんは、役作りのため10キロ以上の減量と、頬をこけたように移すために奥歯を上下合わせて4本抜歯をして撮影に臨んでいます。

野獣死すべしは、原作とかけ離れてしまう装いに、原作と似て非なる作品と言われることもある映画作品となっています。映画の中で、クラシックの名曲が流れるシーンがありますが、クラシックに合わせて主人公の心象風景を表す手法として用いられていますので、この手法にもぜひ注目してください。

野獣死すべしの映画登場キャスト

映画「野獣死すべし」は名俳優と呼ばれている役者さんも多く出演している作品となっています。そんな野獣死すべしの登場キャストをご紹介します。

主人公「伊達邦彦・松田優作」

野獣死すべしの主人公である伊達邦彦は通信社にカメラマンとして勤めています。レバノンやウガンダなどの洗浄を渡り歩いてきた伊達は、世界の弱肉強食の部分を多く目にしてきました。略奪が日常化していて弱ければ殺されてしまうような日々で、生き残るために獣の心となります。

伊達は、狩られる側から狩る側になったことで、人を殺すことに喜びさえ感じるようになってしまう、猟奇的なキャラクターへとなってしまいます。

そんな伊達を演じたキャストは松田優作さんという俳優さんとなります。刑事ドラマ「太陽にほえろ」や「探偵物語」といった有名作品で主演を務めたアクションスターで、熱狂的なファンをもつ俳優さんとしても有名です。

松田優作さんは自身が運動神経に秀でており、アクション映画などでもスタントマンを使うことなどなかったと言われています。昭和の時代を代表すると言われる松田優作さんは熱狂的なファンも多いのですが、松田さんは1989年に40歳という若さで亡くなっています。

亡くなった後も、出演作品の多くはファンだけではなく、一般でも人気があり、2014年のキネマ旬報発表による映画スター男優編では、上位にランクインするほどの人気を保つ俳優さんとなっています。

事件の犯人として伊達を追う刑事「柏木秀行」

ある日、警察官を襲い、裏カジノから現金を強奪する事件が起こります。その事件を追っていた刑事の柏木は、警察官殺害と裏カジノの事件の犯人と言われる特徴によく似た伊達を見つけマークするようになります。執拗に伊達を追う刑事として登場しますが最後は伊達に打たれて死んでしまうキャラクターとなっています。

そんな柏木を演じたキャストは室田日出男さんとなっています。室田さんは主に映画やドラマで悪役や適役を演じることの多かった役者さんとなっています。バラエティ番組などの出演はせずに、俳優としてのお仕事に専念された室田さんは、2002年に亡くなっています。

その室田さんの葬儀では「バラエティにはでないから、本当に役者だね」と追悼を述べられるほど役者という仕事に真摯に向き合って活動された俳優さんとなっています。

伊達の銀行強盗の相方「真田徹夫」

真田は、伊達の大学時代の同窓会が開かれたレストランのウエイターとして勤めていましたが、真田を見たときに伊達はすぐに相方として誘う決断をします。伊達に誘われてそそのかされた真田は戸惑いながらも銀行強盗に参加します。最後は錯乱した伊達に撃ち殺されてしまうキャラクターとなっています。

そんな真田を演じたキャストは鹿賀丈史(かがたけし)さんという俳優さんとなっています。鹿賀さんは劇団四季にオーディションを受けて入団することとなって役者として活動されるようになります。映画やテレビドラマなど多方面に活躍されている俳優さんで、バラエティや子供番組にまで出演している活躍の幅が大変広い俳優さんとなっています。

野獣死すべしでの松田優作の狂気の演技とは?

映画「野獣死すべし」に、主役として抜擢されたキャストの松田優作さんの演技がすごく、狂気の演技と言われています。撮影に望む松田優作さんの逸話とあらすじを合わせてご紹介します。

激しい役作りで撮影に望んだ松田優作

松田優作さんは野獣死すべしの原作小説を読み、伊達の猟奇的な部分を演じるために、描かれているタフガイな伊達のような描写ではなく、10キロ以上体重を減量し、奥歯を上下4本抜歯して撮影に臨んだと言われています。

野獣死すべしの原作者である大藪と監督の村川は、伊達のキャラクターは、戦場を生き抜いたタフガイとしてのキャラクターを尊重していたために口論になったという逸話があります。この役作りのため、原作小説とは似て非なるものとなった作品と評価されています。

「リップ・ヴァン・ウィンクル」を聴かせるシーン

リップ・ヴァン・ウィンクルとは、アメリカの小説家ワシントン・アーヴィングの書いた短編小説の一つとなります。この作品はアメリカ版の浦島太郎と言われている作品となっております。このリップ・ヴァン・ウィンクルが野獣死すべしの作中にも頂上します。

伊達を犯人だと確信して追いかけてきた柏木を倒し、建てが柏木にこのリップ・ヴァン・ウィンクルの触りを聴かせるシーンがあります。7分ほどの長回しのシーンですが、このシーンで伊達を演じるキャストの松田優作さんは一度も瞬きをしていません。この迫真の演技によって緊張感の漂う雰囲気を演じています。

野獣死すべしの映画あらすじネタバレ

映画「野獣死すべし」のあらすじネタバレをご紹介します。未だに主演キャストの松田優作さんによる演技が衝撃的ですごい、と噂になっている作品となっているので、ぜひ注目してください。

野獣死すべしのあらすじネタバレ1

戦場カメラマンとして活動していた伊達は、警官を襲い、裏カジノから現金を強奪するという事件を起こします。そしてその上、銀行強盗の計画を企てていました。考えていたよりも銀行のセキュリティが厳重だと知り、伊達は相方を探していました。

そんな中、警官を襲い裏カジノの襲撃事件を追いかけていた刑事の柏木は、伊達を見つけると、事件の犯人とされている特徴によく似ている伊達に対して疑いを持ちながら執拗にマークします。

野獣死すべしのあらすじネタバレ2

伊達は大学時代の同窓会に参加します。その会場となったレストランで働いている真田を相方として引き込みます。最初は渋っていた真田ですが、銀行強盗に参加することとなります。襲った銀行には以前知り合った女性が居合わせていました。それに気づいた伊達はその女性をも射殺します。

野獣死すべしのあらすじネタバレ3

銀行強盗を成功させた伊達と真田は、事前の計画通りに伊豆方面に逃走します。ですが逃走中にマークしていた柏木に見つかり、銀行強盗の犯人だと確信した柏木は伊達に銃を突きつけます。

ですが、同じく電車に乗っていた真田によって形勢が逆転した伊達は、柏木に銃を突きつけながら「リップ・ヴァン・ウィンクル」の触りを語りながら柏木を脅します。柏木が逃げ出そうとすると容赦なく、伊達は引き金を引いて射殺します。

野獣死すべしの映画ラストネタバレ

そして野獣死すべしはラストエンディングに向かっていきます。柏木を射殺した後、伊達と真田は電車を飛び降りて逃走を図ります。その時逃げ込んだのがレンガの廃墟となります。

そこは戦場を生き抜いてきた伊達にとって、戦場カメラマンとしての記憶がフラッシュバックするきっかけとなってしまいます。狩る側の感覚となり錯乱してしまう伊達は、相棒の真田を撃ち殺してしまいます。

気づくと伊達は1人コンサートホールに取り残されています。ホールから出ると、突然銃撃された感覚になって振り向くと、そこには死んだはずの柏木が現れます。それを見て伊達は倒れてしまう、というエンディングになります。

野獣死すべしを観た感想や評価は?

野獣死すべしを見た視聴者からは、作品のラストについていくつかの考察レビューが上がっています。公式に回答されていない作品となっているので、ファンのラストとなったシーンの考察をご紹介します。

待ち受けていた警察が射殺した

ラストのシーンで取り残されていたコンサートホールは伊達の幻覚で見ている風景だとされています。そのコンサートホールは逃げ込んだレンガの廃墟のままで、伊達に追いついた警察が銃を持っている伊達を射殺したために、伊達がラストで倒れたと考えているファンの意見が上がっています。

突発的な錯乱で倒れてしまった

伊達は、錯乱して相棒の真田を射殺してしまいます。その錯乱状態のなかでフラッシュバックしたストレスと重なり、射殺されたような感覚で伊達は倒れてしまったと考察するファンの意見も上がっています。

野獣死すべしの映画あらすじやラストまとめ

主演キャストの松田優作さんに関わる逸話も話題となり、作品自体も謎の残るラストを迎えた作品となっているため、多くのファンから考察レビューが上がっている、話題の作品となっています。

昭和を代表するスターである松田優作さんの作品をこの機会に一度注目して、ご紹介した逸話やみどころを合わせてご視聴してみてはいかがでしょうか。

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