252 生存者ありのあらすじをネタバレ解説！キャストや映画の評価は？

今回は伊藤英明主演のパニック映画である252 生存者ありの気になるネタバレあらすじや252 生存者ありに出演しているキャスト、そして視聴した人の感想などを紹介します。キャストである伊藤英明演じる裕司に視点を置き、過去にレスキュー隊として働いていた知識を使い、地下鉄に閉じ込められた皆と共に危機を打開していきます。

252 生存者ありの篠原裕司役を演じていたのはA-team所属の俳優である伊藤英明です。1993年の第6回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリにかがやき芸能界に入ります。しかし、1995年に約2年間の芸能活動を休止を発表して1997年に放送されたドラマ『デッサン』のキャストで出演し活動を再開しました。

252 生存者ありの篠原静馬役を演じていたのは神奈川県横浜市出身の俳優である内野聖陽です。早稲田大学政治経済学部卒の経歴を持ち、大学時代には演劇でプレイボーイな役を演じいましたが、演劇に嫌気がさし裏方で働いていました。しかし、翌年にはドラマの端役などに少しずつ出演して2000年にはミュージカル『エリザベート』でミュージカル初出演を果たしました。

252 生存者ありの重村誠役を演じていたのはスターダストプロモーション所属の俳優である山田孝之です。1998年の中学生の時に家族で鹿児島から上京して1999年委はドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューを果たします。そして2003年にはフジテレビのドラマである『WATER BOYS』にて初の主演に抜擢されました。

252 生存者のキム・スミン役を演じていたのは韓国人の女優であるMINJIです。252 生存者の他にも『ふたたび SWING ME AGAIN』などに出演しています。

252 生存者ありの宮内達也役を演じていたのは元タレントで俳優なども行っており、現在は自由党同代表である山本太郎です。1990年の高校生時代にダンス甲子園に出場したことがきっかけで芸能界に入ります。そして2011年に反原発運動を開始し、2012年に本格的に政治活動をかいしします。

9月14日に小笠原諸島沖に地震が発生し震度5が記録されました。地震発生から3日が経過して調査の結果が出ると、地震の影響で海の底に大穴が開いてしまいそこからマグマが噴出していました。マグマが出たことにより、海水の温度が上昇しているのが確認されました。

9月15日に千代田区の気象庁では、海水の温度が上昇したことにより積乱雲が発生して巨大な台風が出来るのではないかと予測していました。しかし、課長はこの報告を聞くとあくまでも予想の話であるため、市民の混乱を避けるためにこの予測の発表は控えるように指示します。一方、高級車のディーラーで働いている篠原裕司は中々車の販売の成績が伸びずに四苦八苦していました。

裕司は結婚をしており、妻とまだ幼い娘がいます。この日は娘が誕生日でしたがプレゼントの購入を忘れていてしまった裕司は翌日の夕方に誕生日祝いをしようと娘を説得します。東京消防庁のハイパーレスキュー隊の隊長である篠原静馬は今日も危険な現場に駆けつけては被害者の救助をしていました。静馬は犠牲を出さないために、行けるはずの所までいかずに機関しており、そのことに若い隊員たちは疑問に思っていました。

9月16日の15時15分に裕司は妻と娘の待ち合わせの為に新橋駅に向かいました。15時18分になると銀座四丁目のデパートに向かい娘の誕生日プレゼントを買った裕司は、待ち合わせ場所に向かうためにデパートから出ました。その時、空がいつもとは違う異様な速さで暗雲が立ち込めました。突如空から降ってきたのは雨では無く雹が降ってきます。その大きさは15㎝にも及ぶ巨大な雹でした。

人々は逃げまどいあたりは騒然となっており、さらに巨大な台風が起きたことにより海では大きな津波が発生して都心はあっという間に津波で飲み込まれてしまいました。新橋駅にいた裕司と妻と娘はパニックになっている人々に巻き込まれてしまいはぐれてしまいました。裕司は妻と娘とはぐれてしまい、地下鉄にのって新橋に向かおうとしますが、駅のホームで娘が怯えながら1人でいる姿を発見します。

裕司はすぐさま電車から降りようとしますが、電車になだれ込む人々で降りれません。その時トンネルから奇妙な音が聞こえたため、皆は一斉に静かになると津波によって地下鉄にまで浸水してきた大量の海水が濁流となりあらゆるものを飲み込みながらやってきました。裕司もこの濁流にのみ込まれて流されてしまいます。

都内で海水が引くと、消防庁はすぐさま救助活動を開始しますがその被害はかなり甚大なものでした。静馬は救助活動をするために移動をしていると、弟の裕司の妻を発見しました。義妹は幼い娘とはぐれてしまったと泣いており、静馬は義妹を救助活動をおこなうさいに設けられた、近辺のホテルへと連れていきます。一方裕司は奇跡的に無傷で助かっていました。

地下鉄では緊急の予備電源が入ったことにより明るくなります。裕司は娘を探すために新橋駅方面へ向かいます。そしてホームに到着すると、娘を探し回ります。すると外科研修医である重村と言う男を発見します。重村も無傷であり、地下鉄の出入り口に向かうと瓦礫でふさがっていました。この中から出ることは不可能だと思われ、裕司は他にも生存者を探していると、若い女性とロッカーに避難している娘を発見します。

娘を守ってくれた女性は腕に怪我を負っていました。その女性は韓国から出稼ぎに来ていたキム・スミンと言い、裕司はひとまず応急処置をします。大津波によって新橋駅付近は地下1階まで崩落していることが判明した消防庁は、地下にまだ生存者がいるに違いないとして静馬含めるレスキュー隊を派遣します。一方の裕司達がいる地下鉄では、また不穏な音が聞こえていました。

裕司は生存者を連れてすぐさま避難をします。他に生き残っていた人たちはいたのですが、間に合いませんでした。偶然にも裕司達と同じところに避難をしていた藤井という男も加わり、裕司達は旧駅の新橋ホームへと向かいます。しかし、出口などどこにもなく、裕司はここで留まり救助を待とうと提案しますが、重村が反発し乱闘騒ぎになりかけるもスミンがそれを制しました。

裕司は重村と藤井に2、5、2の順番で柱をたたくように指示すると、これはレスキュー隊が使うここに生存者がいるという合図であると伝え、裕司は元レスキュー隊員であったことを明かしました。一方の静馬率いるレスキュー隊は地下鉄の救助活動に向かっていましたが、本部の通達によりその作業が中断させられてしまいます。その理由は巨大台風の襲来により、崩落の危険があるとの理由でした。

藤井は必死になり柱を叩いており、何としても助からなければいけないんだと叫びます。藤井には妻と子供が9人もいており、藤井は自社の熱帯魚を飼育する水槽の水をきれいに保つためのポンプを作って販売するために東京に来ていたのです。そして叫ぶ藤井に対していちゃもんをつけてばかりの重村は明らかにこの場の雰囲気を乱していました。

重村になぜレスキュー隊をやめたのかと聞かれた裕司は、過去を思い出します。それは大火事での現場の事でした。ある隊員が崩落に巻き込まれてしまい、その隊員を助けに向かった静馬も一緒に崩落に巻き込まれてしまいました。裕司は静馬を助けるために向かいますが、その時に同僚を見捨てて静馬だけを助けて帰還したのです。裕司は見捨てた時の責任を感じてレスキュー隊をやめたのでした。

すると娘の笛が聞こえたため、裕司はスミンの所に向かうとスミンは意識を失い震えていました。重村はこの状況に戸惑っており、裕司に怒鳴られて医師である重村は仕方なくスミンの状態を看ました。彼女は腹腔内出血を起こしており、すぐさま輸血をしなければいけない状況でした。しかし重村は人の命を背負うという重圧に耐えられずに医者をやめようとしていたといいます。

裕司は何とか重村を説得し、近くにある器具とポンプを使ってスミンに輸血をするようにほどこします。スミンは何とか一命をとりとめ、裕司は重村に飲み物を差し入れます。すると重村は自身の経歴について語り始めます。重村の父親も医者であり良い医者でした。しかし、訴えられたことがきっかけでうつ病を患ってしまったと言います。

重村はそんな父親をみて医者になるという気持ちを失ってしまったと言います。スミンが意識を取り戻し、重村に自分は死なないからと励ましの言葉を送ります。そしてそれぞれの過去や事情を知った彼らは、地下鉄のなかから皆で生き残るのだと結束をしました。一方のレスキュー隊はいつまでも救助が開始されないことにやきもきしていました。

上からは待機をするように命令が出ており、現状で助けが必要な人が大量にいるはずなのに外は立っているのも困難な暴風雨でした。裕司達がいる旧駅は安全だと思われていたのですが、天井から水が漏れ始めていました。すると突然揺れ始めると壁のいたるところから海水が噴出してきます。そして天井の崩落が始まり、裕司はスミンと娘を避難させようとしますが、娘が忘れ物を取りに戻ってしまい天井の崩落に巻き込まれてしまいました。

裕司は必死に娘の名前を叫びますが、ろうあ者である娘には裕司の声は聞こえません。それをわかっていながら、冷静を保てない裕司は必死に叫びます。頭を抱えて絶望している裕司をよそに、重村と藤井は瓦礫をどかして娘を救出しようとしていました。すると先ほどまで裕司が教えていた252のリズムが聞こえました。裕司の娘は教えてもらった通りに瓦礫の中から自身の安否を知らせていたのです。

レスキュー隊の若い隊員はこの状況に耐え切れず、単独で地下鉄の捜索に出ていました。彼はその時に偶然252のリズムを探知します。すぐさま無線で本部に知らせると、隊員は崩落を避けるためにすぐさまその場を離れます。静雄は若い隊員が探知した252のリズムが裕司が鳴らしているのだと確信し、静雄は弟を助けるために涙ながら上へと救助の許可を掛け合います。

気象庁の人が言うには、もうすぐ台風の目に入るので風が弱くなると言うと、隊員たちは皆で出動を請いました。指揮官は製造んしゃがいる限り助けなければならない、それが我々の仕事だといい、すべての責任は自分がとると断言してレスキュー隊を出動させることにしました。そのころ裕司達は無事娘を救出することに成功しており、重村は必死に柱をたたいていました。

時間の流れが分からないなか、皆で寄り合いながら救助を待っていると裕司はドリルの音を耳にします。それは252の要請が届いたということでした。レスキュー隊は天井を爆破して穴をあけて救助するつもりなのだろうと予測します。救助できる時間である台風の目は約18分で通り過ぎてしまうと予測されており、この台風の目が過ぎてしまうと台風の吹き返しが来てしまい、緩み切っている地盤が完全に崩落してしまうと思われます。

地上では救助活動の準備が着々と進んでいき、地下では娘の救出を急いでいました。そして無事に娘を救出することができ、皆は列車に避難をします。すると地上では天井に穴をあけるために爆破が開始しました。かなりの衝撃が起こり、その影響で地盤が崩れてしまい列車は地下へと沈んでしまい状況はさらに悪化してしまいます。

静馬は列車に突入し、どうにか列車がとどまっている間に皆を救出しなければいけません。そしてヘリで生存者を次々と救出し始めて、裕司の妻と娘はようやく再開を果たします。次にスミンと藤井が無事に救出に成功し、重村の救出がはじまりますが予測していたよりも早くに吹き返しが来てしまいます。ギリギリの所で重村は救出されましたが、ここにきて崩落が始まってしまい中にはまだ静馬と宮内、そして裕司の3人が残っています。

台風が過ぎてレスキュー隊はすぐさま救助を再開します。先に発見されたのは静馬でしたが、彼は何も語ろうとせずに去ろうとしました。しかし、裕司の娘が父親の名前を叫びながら泣いていると、その声に呼応するように救助犬が鳴き声を上げました。

救助犬が鳴いた理由は生存者を見つけたからでした。レスキュー隊は救助犬が鳴いた場所を探ってみると、その穴の中からは宮内を背負った裕司が出てきました。その姿をみたレスキュー隊の誰しもが裕司を称えて敬礼し、兄の静馬でさえも弟のその姿に敬礼をするのでした。

252 生存者ありを見た人の感想では、決してないわけではない巨大台風や大津波などで地下鉄に閉じ込められてしまうという状況に考えさせられる内容であり、協力をしていく過程などに感動したという感想があります。

252 生存者ありを見た人の感想では、日本映画ではあまり見ないパニック映画となっており、その中でも252 生存者は完成度が高くこのような映画が他にも見たいという感想があります。

以上、252 生存者ありのネタバレあらすじや伊藤英明などの出演しているキャストの紹介、そして252 生存者ありを見た人の感想などを紹介しました。この記事を読んで気になった方は是非一度、252 生存者ありを視聴してみてはいかがでしょうか。