2018年11月07日公開
2018年11月08日更新
ダイハード6マクレーンの日本公開日はいつ?あらすじやキャストも考察
「世界一ついていない男」ジョン・マクレーン。あの男が、ダイハード・シリーズの第6作『ダイハード6マクレーン』でスクリーンに戻ってくる。ダイハード・ファンとしては、その内容を少しでも詳しく知りたいところだが、現時点(2018年11月)では、キャスト、公開日、あらすじなど、詳しいことは未だ発表されていない。そこで本記事では、最新作『ダイハード6マクレーン』のあらすじ、主なキャスト、そして公開日はいつになるのか、などを考察し、公開を心待ちにするファンの方に、最新の耳寄り情報としてお届けする。
目次
ダイハード6マクレーンの日本公開日はいつ?あらすじも考察!
「世界一ついていない男」ジョン・マクレーン。あの男が、ダイハード・シリーズの第6作『ダイハード6マクレーン』(原題 McClane)でスクリーンに戻ってくる。現在のマクレーンを描くと同時に、NYPD新米警官時代の「20代の若きマクレーン」も同時に取り上げる、前日譚(ぜんじつたん)/続編のカップリングとなることが明らかにされている。監督は『ダイハード4.0』(2007)を手がけたレン・ワイズマン。
ダイハード・ファンとしては、その内容を少しでも詳しく知りたいところだが、現時点(2018年11月)では、キャスト、公開日、あらすじなど、詳しいことは未だ発表されていない。そこで本記事では、最新作『ダイハード6マクレーン』のあらすじ、主なキャスト、そして公開日はいつになるのか、などを考察し、公開を心待ちにするファンの方に、最新の耳寄り情報としてお届けする。(写真左はレン・ワイズマン監督)
ダイハードシリーズとは?
「ダイハード」は今までに全5作品。最新作『ダイハード6マクレーン』は6作目
ダイハードシリーズは、1988年に第1作『ダイハード』が公開され、現在、脚本制作中とされる『ダイハード6マクレーン(仮題)』(原題 McClane)まで含めると全6作品となる。ブルース・ウィリス主演で、30年以上にわたり人気を保ち超ロングランを続けるシリーズ作品だが、今年(2018年)、30週年を迎えてその記念盤(過去5作品のBD/DVD)がリリースされた。
シリーズ6作の日本公開日と邦題(原題)は、以下の通りとなっている。(*)公開日がいつなのかは未発表。
- 1988年『ダイハード』(DIE HARD)
- 1990年『ダイハード2』(DIE HARD 2)
- 1995年『ダイハード3』(Die Hard with A Vengeance)
- 2007年『ダイハード4.0』(Live Free or Die Hard)
- 2013年『ダイハード/ラストディ』(A Good Day to Die Hard)
- (*) 『ダイハード6マクレーン(邦題は本記事での仮題)』(McClane)
「世界一ついていない」が「不死身」の男、ジョン・マクレーン
シリーズ全5作品を通じてジョン・マクレーンは、「最も不運なタイミンで、最も不運な場所に居合わせる男」すなわち「世界一ついていない男」なのだが、「簡単には死なない不死身の男」として描かれている。事実、タイトルDIE HARDからして、Die Hard=死ぬのが難しい→なかなか死なない→不死身の男、とも解釈できるといわれている。
シリーズを貫く構図=縦糸:テロリストとの戦い、横糸:家族愛
確かに、ブルース・ウィリス演じる「不死身の男」マクレーンが毎回大暴れするシリーズであることは間違いないが、同時に、彼が妻や子供との接触を持とうとする場面が、常に事件に巻き込まれる「きっかけ」として描かれている。そしてテロリストとの戦いのさなかに、戦いに巻き込んでしまった家族の安否を気遣うマクレーンが常に登場する。
この構図からは、マクレーンの戦う動機が常に妻や子供への「家族愛」であることが見て取れる。ストーリーは、全シリーズを通じてテロリストとの戦いを「縦糸」とすれば家族愛が「横糸」となっている。
縦糸=テロリストとの戦いについてはご存知の方が多いと思うので、ここでは、横糸=家族愛に焦点を当てながら今までのダイハード5作品を簡単に振り返ってみることにする。この横糸は『ダイハード6マクレーン』のあらすじを予想する上で重要な伏線となる。事実、新作についての海外メディアの話題も、大部分がこの「横糸」、つまり、新作での若きマクレーンや妻ホリーの動向などにその焦点が集まっている。
第1作『ダイハード』(1988) あらすじと横糸
出典: https://eiga.com
NYPDの刑事ジョン・マクレーンは、クリスマス・イブの夜、休暇をとりLAで働く妻ホリーに久しぶりに会うために妻の働くナカトミビルを訪れる。仕事の関係で別居中の妻は旧姓「ジェネロ」を名乗り、夫婦の関係は冷え込んでいた。久しぶりに再開した二人だったが旧姓をめぐり口論となってしまう。二人が再開したちょうどその夜、ビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲い妻ホリーも含め人質となってしまう。
絶望的な戦いの中で死をも覚悟するマクレーンだが、外部唯一の連絡相手パウエル巡査に妻ホリーへの伝言を託す。「俺は彼女に『アイ・ラブ・ユー』は何度も言ったが、ただの一度も謝ったことはない。だから忘れずに伝えてくれ『すまなかった』と」。仕事人間マクレーンの妻ホリーへの思いが痛いほどにじみ出ている。
マクレーンの超人的な活躍もありテロリスト達は一掃され、彼は人質となっていた妻ホリーと感動的な再会をする。自分を救うため命をかけた夫マクレーンの孤独な戦いを見つめていたホリーは、夫の仕事を理解し、それまでのわだかまりが消えたようだった。
第2作『ダイハード2』(1990) あらすじと横糸
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第1作から1年後、雪の降るクリスマス・イブの夜、マクレーンは妻ホリーを迎えにワシントンDC・ダレス空港に来ていた。ナカトミビルの出来事を経て2人の夫婦関係は大きく改善していた。その空港が正体不明のテロリストたちに占拠され、雪のため他の空港からダレス空港に誘導された着陸を待つすべての飛行機が乗客もろとも人質となってしまう。着陸を待つ飛行機の中には、妻ホリーが乗っていた。
テロリスト達を掃討するために派遣された部隊も、実はテロリストの仲間だったことが判明する。また航空会社の1機が指示に従わない当局への見せしめとして墜落させられてしまうなか、マクレーンはまたもや孤独の戦いを迫られる。
妻が乗る飛行機が今にも墜落するというぎりぎりの状況に迫られる中、マクレーンは機内の妻ホリーを気遣い必死で元気づける。彼は孤独な戦いを強いられながらも、空港警察署長ロレンゾの助けを得てテロリスト一味を掃討する。無事着陸した機体から降り立った妻ホリーと共に毛布にくるまるマクレーン。彼は妻ホリーの命を二度も救ったことになり、改善しつつ合った夫婦関係が完全に回復したことを予感させるラストだった。
第3作『ダイハード3』(1995) あらすじと横糸
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前作から5年の歳月が流れていた。完全に回復したかに見えたマクレーンとホリーの夫婦関係は、何故か再び別居生活に戻っていた。一方、マクレーンはNYPDを休職中の身でアルコール依存症になりかけていた。何が2人を再び別居に追いやったのか、マクレーンが何故休職中なのかは、映画の中では明かされていないしその後も明かされていない。
そんな中、朝の買い物客で賑わうNYの5番街のデパートで突然爆破事件が発生する。サイモンと名乗る爆弾テロリストが、地下鉄、小学校と次々に爆破ターゲットを指定し、NY市民を巻き込んだ爆破計画を実行する。サイモンは何故かマクレーンに対応を指定してきた。その後サイモンは、第1作で死亡したハンス・グルーバーの兄であることが判明する。弟の復讐劇かと思われたが、それは金塊強奪計画へのカモフラージュだった。
マクレーンは、黒人ギャングから助けてくれた家電修理店の店主ゼウス・カーヴァーと協力し事件を解決する。妻ホリーは、本作では会話の中にでてくるだけで、マクレーンが電話をかけた時に声が少しだけ聞こえる。彼女は未だにロサンゼルス在住で、まだ離婚はしていなかった。第1作、第2作のラストからすれば、別居中の疎遠な関係を物語る残念なシーンだとの声が多い。
第4作『ダイハード4.0』(2007) あらすじと横糸
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前作から12年の長い歳月が流れた。独立記念日前夜、FBI本部・サイバー犯罪部のシステムが何者かにハッキングされた。その頃マクレーンは、すでに成人したものの、しばらく連絡を取れていない娘ルーシーに会うため、ニュージャージー州を訪れていた。FBIから同州在住のマシュー・ファレルというハッカーの身柄確保と連行指令を受けたマクレーンは、彼の身柄確保に向かうが、そこで正体不明の何者かから激しい銃撃を受ける。
本作でルーシーはボーイフレンドに「父は死んだ」と説明しており、ルーシー・「ジェネロ」と母親の旧姓を名乗っている。マクレーンが久しぶりに彼女を訪れた時、「縁を切った」として父親として認める態度を見せない。映画冒頭では、二人の親子の溝はとても深く描かれている。両親が遂に離婚したことが、父娘の間に大きく影を落としている。
その後、銃撃は、国内のインフラ(発電、信号、交通、金融市場を含む)を掌握するサイバーテロ 「ファイヤー・セール(投げ売り)」を狙う、元国防総省の保安担当チーフ・プログラマー、トーマス・ガブリエルの仕業だと判明する。マクレーンの反撃にあったガブリエルは、ルーシーを停電でエレベーターの中に閉じ込め誘拐する。
人質になったルーシーは、F35戦闘機の攻撃にも果敢に立ち向かい、何とか自分を助けようとする父の姿に次第に心を開き、自分を 「マクレーン」 と名乗るようになる。ガブリエルがルーシーに父親と無線で交信させた時、勇気を振り絞り敵が5人であることを伝える。ラストでは敵の足を撃って父に銃を渡そうと試みる。「縁を切った」とまで言われ絶望的なまでに広がっていた父娘の距離は、最後は普通の父娘以上に縮まっていた。
第5作『ダイハード/ラストディ』(2013) あらすじと横糸
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前作からさらに6年が過ぎ去った。マクレーンは、たくましく成長したはずの息子ジャックとは、数年もの間ろくに口も聞けておらず、特にここ3年は音信不通でその消息すら分からない。射撃練習中のマクレーンに、仲間から「息子がロシアで殺人を犯し逮捕」との情報がもたらされる。娘ルーシーは父マクレーンを空港まで送り届け「おばかさんのロシア語辞典」を渡す。彼女は遠いロシアに旅立つ父を気遣うやさしい娘になっていた。
息子ジャックが殺人で裁判を受ける日、マクレーンはモスクワの裁判所に到着する。ちょうどその時、裁判所が何者かに爆破され、ジャックは元大物政治家ユーリ・コマロフを連れて逃げようとする。実はジャックはユーリを国外脱出させるため、CIA要員として3年もの間潜入捜査を行っていたのだった。事情が全くわからず途方にくれる「父」マクレーンに対し、息子ジャックは計画を台無しにされた怒りを込めて銃を向ける。
ところが、救出する相手のユーリ父娘は、実は隠し持った濃縮ウランを運ぶためにジャックを利用したのだと判明する。二人はユーリ父娘の計略にはまり窮地に陥る。ジャックは怪我をしたこともあって、ユーリ父娘の悪巧みを阻止することを諦めかけるが、「父」マクレーンは「このまま黙って国へ帰るつもりか」と息子を鼓舞する。ここからマクレーン親子の猛烈な反撃が始まり、戦いを通して親子の信頼関係が徐々にできていく。
ユーリ父娘の悪巧みは2人の命がけの連携プレーで阻止された。プールに落ちたジャックは思わず「親父」と叫んで「父」マクレーンを必死で探す。マクレーンは「親父」と呼ばれ感激するが息子ジャックは「空耳」だと照れる。戦いの最後には「マクレーン・ジュニア」「マクレーン・シニア」とお互い呼びあうまでに絆は深まっていた。そして空港に迎えに来た娘ルーシーを加え、父・息子・娘の3人はやっと肩を並べて歩くことができた。
ダイハード6マクレーンの日本公開日はいつ?
公開日がいつになるかでカギを握るのは、レン・ワイズマン監督
ここまでダイハード・シリーズの「横糸」、ジョン・マクレーンとその家族愛を振り返ってみた。マクレーンと妻・息子・娘の関係がどのように変化してきたのか、読者の方々にはあらためて把握していただけたかと思う。そこで気になるのは、この流れを受け継ぐはずの新作『ダイハード6マクレーン』の公開日がいつになるのかということだ。
公開日がいつになるのかという点に関して、恐らく最大のキーを握っているであろう、レン・ワイズマン監督は、『ダイハード6』プロジェクトの進めかたについて、おおよそ次のように述べている。「まず脚本をしっかりと作り上げたい。『ダイハード4.0』の時のように、脚本と撮影を並行して行い、脚本の変更が撮影に大きく影響をするような失敗を、今回はしたくない。」(2018.08.03 splashfilm)
『ダイハード6マクレーン』の撮影に入るのは脚本が完全に完成してから
ここから言えることは、『ダイハード6マクレーン』は、脚本が完成した後に撮影に入る、ということだ。しかし、記事執筆時点(2018.11現在)で脚本が完成したという情報は、海外メディアのどこからも発信されていない。
古い情報で恐縮だが『ダイハード3』(1995)が撮影開始から約10ヶ月で全米公開されている。しかし撮影がアメリカ国内であり、ロケ地や脚本内容で期間は大きく変わることになる。実際、前作『ダイハード/ラストディ』がロシアでの撮影を行っており、アメリカ以外での撮影となると一般的に撮影期間は延びるとされている。
『ダイハード6マクレーン』の公開日はいつか
以上の状況から見て、新作『ダイハード6マクレーン』の日本公開日がいつなのかいう点については、どんなに早くても来年(2019年)秋以降(約1年後以降)ではないかと言われている。もちろん、ダイハード・ファンからは『ダイハード6』の公開日が可能な限り早くなることを願う声が多い。
ダイハード6マクレーンのキャストを予想!
現在のジョン・マクレーン役/ブルース・ウィリス
ここからは、『ダイハード6マクレーン』のキャストを予想してみることにする。ただ、出演が確定しているのは、現在のジョン・マクレーン演じるブルース・ウィリスだけである。それ以外は、登場するか否かも含め未定で、記事はあくまで予想である。
『ダイハード5』で息子ジャックが登場し、さらに戦い終えた後、息子と共に引上げる時に彼を「マクレーン・ジュニア」と呼んだこともあり、ダイハード・ファンからは息子との世代交代か、もしくはキャスト交代かとも噂された。さらに「ブルース・ウィリス演じるマクレーン」はこれで終わりではないかとも心配された。その後、『ダイハード6』が発表された後も、メディアでは「出番が減る」との憶測も報じられた。
しかし、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ(写真)は、『ダイハード6』に関する、今年9月の映画誌「Empire」とのインタビューで、「ブルースなしの『ダイ・ハード』などあり得ない。彼の出番が少ないというのは全くの間違いだ。20代のジョン・マクレーンを深く描くことは事実だが、(ブルース演じる)60代のマクレーンも同じように浮き彫りにする」と強調した。
出典: https://eiga.com
これについてはファンからは当然だという声が多く寄せられた。24シリーズのジャック・バゥワーがキーファー・サザーランド抜きで考えられないのと同様、ファンはダイハードのマクレーンはブルース・ウィリス抜きには考えられないのだ。
最近のブルース・ウィリスは、最新作『デス・ウィッシュ』(2018.10 日本公開)で、おだやかな外科医ポールと復讐に執念を見せるポールの二役をこなす元気な姿を見せている。60歳を超えたブルースのマクレーンが『ダイハード6』のスクリーンで躍動するのを楽しみにするファンの声が多く寄せられている。
『ダイハード6』の若きジョン・マクレーン役(NYPDの新米警官 1979年頃 24歳)/WHO?
そこで次の関心事は『ダイハード6』前日譚で「若きマクレーン」を演じるキャストは誰か、ということになる。若きマクレーンは、NYPDの新米警官、時期は1979年とされるが、『ダイハード』(1988)から遡れば9年前、若きマクレーンは24歳ということになる。
ここで「若きマクレーン」をイメージするため、意外と知られていないその経歴を見ておこう。それは、以下のようなものとなる。
- 生れ:1955年3月19日、ニュージャージー州のペインフィールド
- 父:アイルランド系アメリカ人。ニュージャージーの警察官
- 母:ハウスクリーニング従事者
- 職業:ニューヨーク市警(NYPD)巡査
- 両親は早くに他界
- 出典(http://diehard.wikia.com/wiki/John_McClane)
レン・ワイズマン監督は、『ダイハード6』の若きマクレーンを演じるキャストは「(契約上問題なければ)ブルースと二人で決めたい」と語っているが、記事執筆の時点(2018.11)でも全く明らかになっていない。そこで本記事では、若きマクレーンを演じる可能性があるキャストを探ってみることにする。
『ダイハード6』の若きジョン・マクレーンを演じる可能性がある10人(2015.10 ザ・ハリウッドニュース・ドットコムの予想)
ザ・ハリウッドニュース・ドットコム(THN)は、2015年10月に、『ダイハード6』で若きジョン・マクレーンを演じる可能性があるキャスト候補10人を、独自の調査で予想している。60歳を超えるブルース・ウィルス自身が最新テクノロジーのCGで若返り、若きマクレーンを演じることはないとしたうえで、若手俳優たちのそれぞれの強みに注目して選出したと報じている。また、この中で少なくとも3人はかなり有望だとしている。
予想が2015年と少し古いので、別のキャストが若きマクレーンを演じる可能性も大いにあるが、ここはひとまず、THNがキャスト候補として挙げた10人をそれぞれの推薦理由を含め見ていくこととする(記事はTHNの掲載順で記述)。THNの推薦理由は、映画でのキャラや経験であったり、本人の風貌や年齢であったり、生い立ちであったりと様々だが非常に興味深い。彼らの最近の動向ともあわせ、読者も予想されたらどうだろうか。
(1)ジョセフ・ゴードン=レヴィット 『LOOPER』(2012米、2013日本)
SFアクション『ルーパー』(2012)で殺し屋「ルーパー」ことジョーを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィット[JGL](写真右下)。THNは『ルーパー』で、ヤング・ジョーをJGLが演じ、30年後の自分自身オールド・ジョーをブルース・ウィルスが演じたことを推薦理由としている。若きマクレーンは24歳、JGLは34歳(2015当時)と年の差は10歳もあるが、少し茶化して「童顔だし多少頑張れば年の差はなんとかなる」とも評価している。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの主演最新作は、オリバー・ストーン監督の野心作『スノーデン』(2017)。元CIA分析官エドガー・スノーデンを演じている。
(2)トーマス・マン 『Me and Earl and The Dying Girl』(2015米 日本未公開)
写真は、『Me and Earl and The Dying Girl』(2015米 日本未公開)で、白血病にかかった友人レイチェルを励ます高校生グレッグを熱演したトーマス・マン。THNは、2015年のベストレビューに選ばれた映画で頭角を表した彼が、マクレーンと同じ24歳(2015当時)で、ブルース・ウィリスの若い頃と風貌がよく似ている点を選出理由としている。
トーマス・マン(写真左)は、キングコング映画としては通算8作目になる『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017 原題 Kong: Skull Island)で、スカイデビルズ隊員「レグ・スリフコ兵曹長」を演じている。風貌に精悍さが増している。
(3)ナット・ウルフ 『ペーパータウン』 (2015)
THNは、ナット・ウルフが『ペーパータウン』(2015)や『Grandma』(2015)などでみせた「役柄になりきる力」を推薦の理由としている。彼の役柄に切り込む能力は、今まで経験がなく「場違い」とも言えるNYPD警官のような役でも十分こなせるとしている。さらに『Death Note』 (2017米)主演で、さらに大きく成長するだろうと予想している。
ナット・ウルフは、ハリウッド映画『Death Note』 (2017米)での主演で、THNの予想通り、その演技力に更に磨きがかかったといわれている。
(4)クリストファー・アボット 『James White』(2015米)
写真は『James White』(2015米)でのクリストファー・アボット。ニューヨークに暮らすダメ人間が、ガンを患う母親の看病を契機に堅実に生きようとする男を演じる。THNは、彼が見せる、怒り、焦燥、憎しみが混ざりあうその眼差しを通じて、彼から滲み出る雰囲気がマクレーンに似通っており、また年齢的にもちょうど良いと評価している。さらに「He’s bloody perfect(彼はまさに完璧だ)」とも付け加えている。
『James White』で主演男優賞にノミネートされたクリストファー・アボットは、その後、人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた『ファースト・マン』(2019.02日本公開予定)に出演している(写真左)。その他、心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』(2018.11 日本公開予定)、クライムサスペンス『スウィート・ヘル』(2018)などに多数出演。
(5)ジョシュ・ハッチャーソン 『Escobar: Paradise Lost』 (2014)
写真はジョシュ・ハッチャーソン。THNは、近未来サスペンス『センター・オブ・ジ・アース』(2008)や『ハンガー・ゲーム』(2012)、『Escobar: Paradise Lost』 (2014)などにおける彼の演技を見て、アクション映画における彼の豊富な経験とファンから絶大な支持を得ている点を評価したとしている。
ジョシュ・ハッチャーソンは、最近でも、近未来サスペンス『Future Man』 (2017~米TVシリーズ)で活躍している(写真)。近未来サスペンスは彼の得意分野となっている。
(6)マイケル・アンガラノ 『Red State』 (2011)
マイケル・アンガラノについて、THNは、最初から選択基準は「自分たちの好み」とことわっている。彼は、ブルックリン生まれの生粋のニューヨークっ子で、ブルース・ウィリスと生れが同じである点を挙げている。この辺はTHNもユーモアたっぷりだ。でも彼は、『Red State』(2011)、『The Knick』(2014 米TVシリーズ)で頭角を現し実力も兼ね備えていることは間違いない。
最近では『サン・ドッグス 生きる意味を探して』 (2017 NetFlix)で、海兵隊になりたいヒーロー願望の強い「ちょっと痛い」青年を好演している。
(7)ローガン・ラーマン(写真左) 『フューリー』(2014)
ローガン・ラーマンは『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2011)『ウォールフラワー』(2012)で頭角を表し、『フューリー』(2014)で戦場の過酷さに中々馴染めない新兵ノーマン・“マシン”・エリソンを演じた。戦車長ウォーダディー(ブラッド・ピット)との「兵士とは」をめぐるバトルでも、主役を食いかねない迫真の演技を見せた。THNはその点を高く評価し「若きマクレーンに完璧になりきるだろう」と述べている。
『フューリー』での演技は、製作総監督も努めたブラッド・ピットも非常に高く評価したと伝えられている。彼の最新作はサスペンスドラマ『シドニー・ホールの失踪』(2017)。人気作家の仲間入りを果たしながらも、その作品が賛否両論を呼んだことが原因で失踪するシドニーを演じる(写真左)。3つの時代のシドニーを演じ分けたローガン・ラーマンの演技は、その後も健在で更に磨きがかかったとの評価がある。
(8)ニコラス・ホルト 『マッド・ドライヴ』(2015 原作Kill Your Friends)
ニコラス・ホルトは英国若手俳優。人気シリーズ第4弾「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)で、ビースト役に起用された。また『マッド・ドライヴ』(2015 原作Kill Your Friends)では、イギリス音楽シーンを舞台に、地位と金を求めて道を踏み外していく強烈な野心の持ち主である主人公スティーブンの狂気を見事に演じている(写真)。
THNは、英国育ちの彼が、ニューヨークなまりや、(マクレーンの)ちょっとした銃の上げ下げの仕草をものにし、おそらく素晴らしいマクレーンになることをかなり確信していると述べている。また彼は(マクレーン候補の)「ワイルド・カード」だとも評している。
最近の作品では『女王陛下のお気に入り』(2019.02日本公開予定)に出演(写真前列中央)。作品は、2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員グランプリを受賞した。またX-MENシリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス(原題)』(2019日本公開予定)では、引き続きハンク・マッコイ / ビーストを演じる。
(9)アントン・イェルチン 『Thoroughbreds』 (2017)
THNはアントン・イェルチンの推薦を(ニコラス・ホルトに続き)「ワイルドカード」だとしたが、『スター・トレック』(2009,2013,2016)のパヴェル・チェコフ役、『ターミネーター4』(2009)のカイル・リース役と大作に相次いで出演している。しかし2016年6月、不慮の事故で他界したので、残念ながら『ダイハード6』への出演の可能性は無くなり、『Thoroughbreds』 (2017)が彼の遺作となった。
(10)エズラ・ミラー 『少年は残酷な弓を射る』(2011)
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エズラ・ミラーは『少年は残酷な弓を射る』(2011)で助演男優賞をとった。THNは、DCコミックムービーの分野にも進出しつつある、ニュージャージー州出身のこの若い俳優が、若きマクレーンを演じる可能性を指摘している。
最近のエズラ・ミラーは、2016年には、ハリー・ポッターシリーズの新作として映画化された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のクリーデンス・ベアボーンを演じ、強烈な印象を残した。続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)にも出演(写真)。またDCコミック映画『フラッシュ (仮)』では地上最速の男を演じる予定。
現在のホリー・ジェネロ=マクレーン役/ボニー・ベデリア(?)
レン・ワイズマン監督は、『ダイハード6』では、若きホリー・ジェネロが新たに登場し、現在のホリー・ジェネロも戻ってくる可能性が高いと明らかにした。(2018.08.03 slashfilm) 脚本はまだ製作中なので登場は断定できないし、また『ダイハード3』以降、出演が途絶えた理由に少し気になる点もあることから、余談を許さない部分を少しは感じるが、ここはレン・ワイズマン監督の言葉を信じるしかないと言われている。
ホリーはナカトミ商事のキャリアウーマンとして「ジェネロ」と旧姓を名乗っており、マクレーンとの夫婦仲は冷え込んでいるが、その後の展開のなかでは、ハンス・グルーバーとの駆け引きで重要な役割を果たす。写真は『ダイハード』でのホリー(ボニー・ベデリア 写真右)とハンス・グルーバー(アラン・リックマン写真左)。
『ダイハード2』では、夫婦関係が戻る中で、第1話と同様、ストーリー展開に重要な役割を果たす。マクレーンも墜落寸前の機内に閉じ込められたホリーを救うため命をかける。ここで夫婦関係は完全に好転したかに見えたが、『ダイハード3』以降ではなぜか再び疎遠になり、『ダイハード4.0』では遂に離婚が判明する。出演も写真のみだ。『ダイハード6』では再会するとされているが、果たしてどの様な出会いになるのだろうか。
最近のボニー・ベデリアは、キーファー・サザーランドが大統領を演じる米テレビドラマ『サバイバー:宿命の大統領』(2016-)に出演している(写真)。ボニーが演じるのは、娘婿であるトーマス・カークマン大統領(キーファー)の姑エヴァ・ブッカー。2017年9月27日から放送が始まったシーズン2でも複数エピソードに登場している。
2010年から長年続いた米TVドラマシリーズ『Parenthood』や今回の『サバイバー』を通じて円熟味が増している。『ダイハード6』における、ブルース・ウィルス演じるジョン・マクレーンと、ボニー・ベデリア演じるホリーの再会は、離婚という状況の中でどのようなシーンになるのか、またホリーが発する第一声はどんな言葉になるのか、想像が膨らむと同時に大いに楽しみだとの声が多く寄せられている。
若きホリー・ジェネロ役/WHO(?)
ここで気になるのは、『ダイハード6』で、NYPDの新米警官マクレーンと出逢う「若きホリー」を演じるキャストは誰か、ということである。これに関しては「登場する」というだけで「誰が演じるのか」という点については、現時点(2018.11)ではプロデューサーも監督も全くふれていないし、海外メディアでも全く話題に挙がっていない。
若きマクレーンとは異なり情報が全くないので、推測することすら難しいが、『ダイハード』でホリーが見せたエグゼクティブ・キャリアウーマンとしての物腰や、ハンス・グルーバーとのしたたかな駆け引きを彷彿させる雰囲気をどこかに漂わせるキャストになるのではないだろうか。また風貌も、当然9年後のホリー(1988年当時のボニー・ベデリア)と似通ったものになるだろう。
長男ジョン・マクレーン・ジュニア(ジャック)役/ジェイ・コートニー(?)
マクレーンの息子ジャックは、第5話『ダイハード/ラストディ』で、父親のマクレーンとの強い絆を結んだ。『ダイハード6』が続編の部分をもつことは決定しており「家族愛」の側面を踏襲するなら、ジャックは当然登場することになる。その場合、キャストはやはりジェイ・コートニーが一番自然だとされる。また、CIA要員という設定からも『ダイハード6』での再登場の可能性があるが、現時点ではまったく話題に出てきていない。
最近では『ターミネーター:新起動 ジェニシス』(2015)でカール・ルイス役を演じる。『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』(2017)、『マン・ダウン 戦士の約束』(2017)など「戦士」役での出演が多い。
長女ルーシー・ジェネロ=マクレーン役/メアリー・エリザベス・ウィンステッド(?)
娘ルーシーも、第4話『ダイハード4.0』第5話『ダイハード/ラストディ』と続けて登場し、息子ジャックと同様、父マクレーンとの深い絆を結んだが、『ダイハード6』での登場についてはまだ話題に登っていない。
娘ルーシーを演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッドは、米TVシリーズ『Fargo』シーズン3で、出所したばかりで非常にクレバーな女性、ニッキ・スワンゴを演じ、その演技力が確かなものであることを証明したと話題だ。
彼女の最新作は『オール・アバウト・ニーナ(原題) / All About Nina』(2018)。本作は、価値観の異なるタイプの男性との出会いを機に、人生が大きく変わっていくスタンダップ・コメディアンを描いたもので、野心的なチャレンジと話題になっている。
彼女は最近は非常に多忙ではあるが、世代的には第1話『ダイハード』のホリーと同じ頃の年齢であり、続編『ダイハード6』の幅をもたせるという意味でも是非登場してほしいとの声が多い。
その他『ダイハード6』への出演が噂されるキャスト
上記以外に、『ダイハード』でマクレーンの連絡役を務め友人と成ったアル・パウエル役のレジナルド・ベルジョンソン、『ダイハード3』で相棒を努めたゼウス・カーヴァー役のサミュエル・L・ジャクソン、『ダイハード4.0』で共演したマシュー(マット)・ファレル役のジャスティン・ロング、などが、シナリオ予測と関連して『ダイハード6』への出演が噂されている。
監督/レン・ワイズマン
『ダイハード6』の監督は、かなり早くからレン・ワイズマンに決まっていた。15歳の時『ダイハード』を見て、その日のうちに家の裏庭で家庭用ビデオカメラを使って初めての自作ムービーを制作している。 その20年後、彼は『ダイハード4.0』(2007)の監督を努め、同作品はシリーズ史上最高の興行成績を残した。写真は『ダイハード4.0』撮影時のレン・ワイズマン監督(右)とブルース・ウィリス(左)。
レン・ワイズマン監督は1973年3月4日生れ、カリフォルニア州フリーモント出身。ダイハードシリーズでのマクレーンのセリフはすべて暗記していると自慢するほどの熱狂的な「ダイハード・ファン」でもある。
脚本(前日譚)/ケーリー・W・ヘーズ&チャド・ヘーズ
『ダイハード6』では、ブルース・ウィリス演じるマクレーンが登場する続編と、NYPD新米警官マクレーン時代を描く前日譚(ぜんじつたん)のカップリングになることが発表されている。その前日譚の脚本は、実際にあった心霊現象をベースに描いた大ヒットホラー『死霊館』(2013)の脚本コンビ、ケーリー・W・ヘーズ&チャド・ヘーズが手掛ける(写真)。
ダイハード6マクレーンのあらすじを考察!
ここまで、ダイハード過去5作品を「家族愛」という横軸に焦点をあてながら振り返ったうえで、新作『ダイハード6』について、様々な情報を基に、その公開日はいつなのか、予想されるキャストはどうなるのか、を考察してきた。ここからは、そのあらすじを見ていきたい。あらすじは、今までふれてきた視点、縦糸(戦いの場所と相手)と横糸(家族との関係)に分けて見ていきたいと思う。もちろんすべてがあくまで「予想」である。
戦いの場所はどこか
まずは、『ダイハード6』のストーリーが展開される場所は、前日譚、続編それぞれどこになるのか、という点である。前日譚が、NYPDの新米警官マクレーンを描く点から見て、ニューヨークで間違いないであろうと言われている。
続編に関しては、過去5作品を見ると、LAナカトミビル(1998)→NYダレス空港(1990)→ニューヨーク全体(1995)→全米(2007)→ロシア(2013)と、戦いのエリアは拡大の一途をたどっている。このままいけば『ダイハード6』続編部分についても「アメリカ国外の何処か」が順当なところだと考えられている。しかし、前日譚がニューヨークということであれば、アメリカ国内に戻る可能性もあり、両方の可能性が指摘されている。
これに関して、今までに2つのシナリオが噂されている(出典:Die Hard Wiki https://diehard.fandom.com/wiki/McClane)。ひとつは「1979シナリオ」と言われているもので、NYPDを退職したマクレーンが、ニューヨークで囚人を追っていて重症を負い入院するが、その中で、1979年の若き自分を思い起こす、というものである。このシナリオは前日譚と結びつくものだとの指摘もある。
もう一つは「ジャパンシナリオ」と言われているもので、今や大企業に成長したナカトミ商事が、1988年ナカトミビルで多くの人の命を救ったマクレーンに対し、30年を記念して表彰状を送るため彼を東京に招くというものである。2013年にブルース・ウィリスが興味を示したこともあり、それが『ダイハード6』の戦いの場所は「日本」だという話にもなったと言われている。
また『ダイハード6』が、第1話『ダイハード』で襲撃グループのボス、ハンス・グルーバー役を務めた、アラン・リックマン追悼映画として作られることもあり「ジャパンシナリオ」も一時期脚光を浴びたのは事実である。もちろんこの2つはあくまで「予測」であり、レン・ワイズマン監督も一切コメントしておらず単なる推測の域を出ないことは確かである。実際のシナリオは、前日譚になる点以外はその姿をほとんど見せていない。
戦う相手は誰か
次に、『ダイハード6』続編でブルースのマクレーンが戦う相手はどんな相手なのか、また若きマクレーンはダイハードのマクレーンのように誰かと戦う羽目になるのか、という点である。続編との兼ね合いで、若きマクレーンが戦う相手が居るのかいないのか、居るとすればどの様な相手に成るのかは、現時点では推測する術(すべ)を持たない。
続編に関しては、過去5作品の戦う相手が、テロリストを装った債権強盗(1988)→麻薬王奪還を狙う組織(1990)→復讐に見せかけた金塊強盗(1995)→サイバーテロ(2007)→濃縮ウラン密売(2013)となっており、1988は日米貿易戦争、2007はサイバー犯罪、2013はウラン拡散問題と世界情勢を色濃く反映している。今回は監督が4作目(2007)のワイズマン監督ということもあり、何らかの国際情勢を反映したものになると推測されている。
マクレーンの「家族愛=家族への思い」はどのように描かれる?
最後は横糸、『ダイハード6』続編で描かれる離婚したホリーとの再会がどんな再会になるのか、さらに息子、娘の登場はあるのか、また前日譚で描かれる、若きマクレーンと若きホリーの出会いはどんなものなのか、という点である。
息子ジャック・娘ルーシーの登場は?
今まで見てきたように、第5話までで、父ジョン・マクレーンと息子ジャック、娘ルーシーとの絆は非常に硬いものになっている。いままでの流れを踏襲するなら、『ダイハード6』ストーリー展開としてはジャックやルーシーが登場するのは自然の流れだろう。ただ、キャストとの兼ね合いがあり、実際に2人が登場するかどうかは脚本家とレン・ワイズマンの手腕に期待するしかないという声が多い。
別れたホリーとは、どんな再会が待っているのか。またその結末は?
最大の関心事は、夫マクレーンと離婚したホリーの再会とその結末がどのようなものになるかである。いったん回復した夫婦関係が再び離婚という形で壊れた経緯は今まで一切明らかにされていないこともあり、メディアの関心も非常に高い。難局を乗り越え最終的に2人がハッピーエンドを迎えるのか、それとも違う展開があるのか。何れにしても、『ダイハード6』ではファンをハラハラ・ドキドキさせる展開が行われると予想されている。
若きマクレーンと若きホリーの出会いの具体的な内容についても、現時点(2018.11)では全くと言っていいほど明らかにされていない。ここは『ダイハード6マクレーン』前日譚の大きな見どころとして大きな注目も浴びており、どんな出会いになるのか脚本家の手腕に大きな期待が寄せられている。
ダイハード6マクレーンの公開日を楽しみに待とう!
今回はダイハード6マクレーンの日本公開日がいつになるのかの考察や過去作のあらすじ、キャストなどを紹介したがいかがだっただろうか?
いままで見てきたように、新作『ダイハード6マクレーン』は、前日譚という新しい要素が加わり、それにより「若いマクレーン」「若いホリー」が登場するという、今までにない新鮮さが生れている。またタイトル「マクレーン」が物語るように、ブルース・ウィリスの「世界一ついていない」「不死身の男」マクレーンが、またまた見られるという点も非常に大きな期待が寄せられている。
そして、若きマクレーンや若きホリーのキャストは、いったい誰に成るのかにも関心が集まる。さらに、シリーズ最高の興行成績を残し、関係者の評価も極めて高かった『ダイハード4.0』のレン・ワイズマン氏が監督を務めるというのも期待を大いに高める要因となっている。『ダイハード6マクレーン』は、いったい公開日がいつになるのかとても気になるところだが、ここは首を長くして待つこととしよう。