予告犯のネタバレあらすじと映画キャストは?ラスト結末の評価・感想は賛否両論?

映画『予告犯』のネタバレあらすじをご紹介します!生田斗真さんや戸田恵梨香さんなど豪華キャストが出演したことで話題になった予告犯。ネット社会で法に裁かれない「悪」に制裁を加えるダークヒーローを描いた予告犯はいったいどのようなあらすじかご存知ですか?今回はあらすじや結末をネタバレ紹介していきます!また、映画版の予告犯の結末もネタバレし、映画を観た人のネタバレ感想もあわせてご紹介します。

予告犯のネタバレあらすじと映画キャストは?ラスト結末の評価・感想は賛否両論?のイメージ

目次

  1. 予告犯(映画)をあらすじから結末までネタバレ!感想やキャストもまとめて紹介
  2. 予告犯(映画)とは?
  3. 予告犯(映画)のあらすじをネタバレ解説!
  4. 予告犯(映画)の結末をネタバレ解説!
  5. 予告犯(映画)のキャスト一覧
  6. 予告犯(映画)の結末は賛否両論?感想・評価は?
  7. 予告犯(映画)のネタバレまとめ

予告犯(映画)をあらすじから結末までネタバレ!感想やキャストもまとめて紹介

予告犯は生田斗真さん主演の映画で、ネット社会で起こる事件という身近なテーマを描いたストーリーで注目を集めました。今回は予告犯のあらすじから結末までをネタバレ紹介します。また、原作と少し異なる結末となったこの予告犯。その結末に対する賛否両論のネタバレ感想や、映画に出演したキャストについてもまとめてネタバレ紹介していきます!

『予告犯』公式 (@yokokuhan2015) | Twitter

予告犯(映画)とは?

予告犯の原作は「ジャンプ改」で2年間連載された筒井哲也さんによる漫画で、2015年に生田斗真さんが主演の映画版が公開されました。生田さんの他には鈴木亮平さんや戸田恵梨香さんなど豪華なキャストが出演することでも話題になりました。

予告犯の映画は原作漫画をほぼ忠実に再現しており、ストーリーに大幅な変更はありません。カットされたエピソードはいくつかありますが、その代わりに登場人物の過去が掘り下げられ、よりキャラクターに感情移入できるように工夫されています。大きくカットされたのはシーガーディアンのサイバー攻撃事件です。サイバー犯罪対策課の吉野やヒョロの父親については原作よりも設定が細かくなりました。

予告犯の監督は中村義洋さん

中村義洋監督は『人間の屑』『仄暗い水の底から』などに脚本家として携わり、伊坂幸太郎さん原作の『アヒルと鴨のコインロッカー』で監督を務め、注目を浴びました。以降、『フィッシュストーリー』や『ゴールデンスランバー』などの伊坂作品の映画化に成功しています。多くのミステリーやホラー作品を作る一方で、ハートフルな作品も手掛けるなど、多彩な才能を発揮している監督です。

予告犯(映画)のあらすじをネタバレ解説!

ここからは予告犯のあらすじをネタバレ紹介していきます。予告犯はネット文化の問題点や食品メーカーの安全対策問題、バイトテロなど、現実の社会でも近年ニュースなどで報じられる身近な事案を題材にしています。いったいどんなあらすじの映画なのか、ネタバレ紹介をご覧ください。

予告犯のあらすじネタバレ①シンブンシを名乗る男

警視庁のサイバー犯罪対策課の班長を務める刑事「吉野絵里香」は、インターネット動画サイト"WEB STREAM"で話題となったとある予告動画を発見します。それはTシャツ姿に新聞紙で作られた覆面を被り自らを"シンブンシ"と名乗る男が、「警察や法に見過ごされ裁かれないままでいる悪人たちに制裁を加える」、といった衝撃的な内容のものでした。最初のターゲットは食品加工会社"アジサンフーズ"。

この食品加工会社は集団食中毒事件を起こして記者会見を開いたものの、「逆切れ謝罪会見」ともいえるもので誠意が感じられるものではありませんでした。そこシンブンシは食品を扱う自覚が足りないというこの会社に「火を通す」と予告します。そして実際に起こったアジサンフーズ工場での火災。火災現場の映像に映ったのは新聞紙を被った男の姿でした。

予告犯のあらすじネタバレ②制裁の予告動画

実は、このアジサンフーズへの動画は3件目の予告動画。吉野はシンブンシについて捜査をするにあたり、1件目と2件目の予告動画を遡って調べることになりました。まず1件目はバイト先の調理器具でゴキブリを揚げる画像をSNSにアップロードし、飲食店を休業に追い込んだアルバイトの男性への予告動画。このバイトテロに対してシンブンシは「同じものを食べさせる」という罰を与えました。

そして2件目は男に暴行された女性に対し「自業自得」とSNSで呟いた男性が弁護士を装った車に拉致され、同じように「暴行」された事件です。吉野はこれらシンブンシの犯罪を支持する世間の感想がだんだんと増え始めることを予想し、危惧します。

予告犯のあらすじネタバレ③止まらない予告動画

これまでの捜査で予告動画はとあるネットカフェから配信されていることを突き止めた吉野。そのネットカフェ"ピットボーイ"を訪れ調査すると、店ではワンタイムパスワードが採用されておりセキュリティは万全であることが分かります。そして記録されている利用者の名前は「ネルソン・カトー・リカルテ」。そんな中投稿された4件目の予告動画では、会社に面接に来た30代の求職者を小馬鹿にした面接官が標的となりました。

シンブンシが監禁したその男をバットで殴りつけるライブ中継は1万人を超える入場数となり、シンブンシの真似をして人殺しの予告をする模倣犯まで現れてしまいました。吉野たちは翻弄されながらも現場にたどり着きますが、シンブンシは既に立ち去った後でした。そして新たに配信された動画。その動画では「お前たちの自尊心を奪う奴は俺が必ず殺す。だから何もため込むな」というメッセージが視聴者に向けて送られました。

予告犯のあらすじネタバレ④シンブンシの正体

吉野はこれまでの動画からシンブンシが複数犯であると推理します。その推理通り、シンブンシは「ゲイツ」「カンサイ」「ノビタ」「メタボ」の4人のメンバーで構成されていたのです。4人は日雇い労働者の現場である不法投棄所で知り合いました。そしてもう一人「ヒョロ」ことネルソン・カトー・リカルテという仲間と知り合ったのもこの現場です。

ヒョロはその明るい笑顔で4人を結びつけた少年ですが、過酷な労働環境で体調を崩し、病院に行かせてもらえず死んでしまいます。無情にも「その遺体をその辺に埋めてこい」とスコップを投げてよこした現場監督に怒ったメタボは、そのスコップで監督を殴りつけました。それを「止めない」と言って同じように監督を殴った他の3人。共犯者となった4人はヒョロの遺体を埋葬し、現場を燃やして"シンブンシ"となったのでした。

予告犯のあらすじネタバレ⑤ゲイツを追う吉野

次にシンブンシの標的となったのは、「匿名掲示板を潰す」という大物政治家でした。ゲイツはその政治家を抹殺するという予告動画をアップロードしますが、ネットカフェに協力を仰いだ警察がその居場所を突き止めます。シンブンシに共感する店員が身代わりとなりその場は切り抜けたものの吉野に追跡され叱責を受けたゲイツは、「頑張りたくても頑張る場所がない人間もいる」と反論し、逃走しました。

予告どおり政治家への制裁を行ったシンブンシ。その内容は出演するイベントを混乱させ、事務所で政治家の発言を支持する書き込みをしている様子を撮影した映像を暴露するというものでした。政治家は世論操作をしていることを暴かれ失脚しますが、ネット上では「抹殺にいたらないので"予告失敗"だ」というコメントが多く書きこまれました。そしてシンブンシの4人の運命は、計画された結末へ向かっていきます。

予告犯(映画)の結末をネタバレ解説!

ここまでシンブンシたちの予告動画や制裁の内容、そしてそれぞれのメンバーがどのように出会ったかなどのあらすじをネタバレ紹介しました。政治家の制裁に失敗し世間から見放されたシンブンシたちはこの後どのような結末を迎えるのでしょうか?ここからはゲイツの本当の目的や、シンブンシを追う吉野がどうなったのか、予告犯の結末をネタバレ紹介していきます。

予告犯の結末ネタバレ①シンブンシ4人の死の予告

"予告失敗"をした4人はその責任をとるために、「最後の予告」として自分たちを抹殺するという動画を配信します。頭の新聞紙を脱ぎ捨てカメラの前で素顔をさらした4人はそのままカンサイが手に入れた青酸カリを飲み、そのまま死亡したかと思われました。しかし後に、実はゲイツ以外の3人が飲んだのは睡眠薬で、死を免れていたことがわかったのです。

横たわる4人の場所へたどり着いた吉野が発見したのは、ゲイツが吉野宛てに残した正真正銘最後の動画。ゲイツは吉野の苦労人だった過去を調べており、自分たちの願いを託すにふさわしいと判断してその動画を残したのです。事件を通してゲイツにどこか共感する部分があったのか、動画を見た吉野はゲイツの願いを叶えるために動き始めるのでした。

予告犯の結末ネタバレ②ヒョロの願い

ゲイツが残した最後の動画では、「他の3人は自分に脅されて犯行を行っていた」ことや「事件を起こしたのはヒョロの父親を探すため」だったことが語られていました。シンブンシが予告動画を流した本当の目的は世間の代弁者として制裁を加えることではなく、「ネルソン・カトー・リカルテ」という名前を使えば警察がヒョロについて調査し、血縁関係にある父親を探し当てるだろうと推測しての行動だったのです。

父親が日系人であることを知ったヒョロは、来日費用のために腎臓を売ってまで単身日本へやってきました。日雇い労働の仲間となった5人にはそれぞれ夢があり、それを語り合った日。「父さんに会いたい」というヒョロの夢を知ったゲイツはその願いを叶えるため事件を起こし、ヒョロの遺体の目印を残して吉野にその願いを託したのでした。

予告犯の結末ネタバレ④シンブンシ事件のその後

ゲイツの死後、他の3人は病室で目を覚ましました。ゲイツの意思を尊重し、3人は口裏を合わせ取り調べで「ゲイツに脅されて犯行に及んだ」と供述します。ゲイツひとりに罪を被せることをためらいながら事件について話すカンサイとノビタ。そして、はっきりと「あいつのせいです」と言いながら目に涙を浮かべるメタボ。警察は脅された証拠動画の存在もあり、ゲイツが主犯であると判断し3人は解放されました。

3人を脅していたと判断された動画は、メタボの誕生日祝いの様子をゲイツがさりげなく撮影していたものでした。ゲイツはわざと脅すような言葉を使いメタボを目隠ししてお祝いのクラッカーを鳴らします。生前、「大きなことでなくても、人は動くんです。それが誰かのためになると思えば」と話したゲイツ。そんなゲイツの「友達が欲しい」という夢が叶ったようにも思える場面で、予告犯は幕を閉じます。

予告犯(映画)のキャスト一覧

予告犯のキャストをネタバレ紹介①ゲイツ/ 生田斗真

本名「奥田宏明」、31歳。インターネット動画サイトに予告動画を流している、予告犯グループ"シンブンシ"の主犯格です。貧困家庭で育ちますが、本人の努力によりIT企業で契約社員として働き始めます。しかし不当解雇により職を失い、お金に困ったゲイツは日雇い労働者として違法投棄現場で働くことになってしまいました。

その現場で出会ったのが後に"シンブンシ"のメンバーとなる3人と、「ヒョロ」でした。ヒョロの身の上話を聞いたゲイツはその願いを叶えるためにネット上で騒ぎを起こし注目を集め、わざと警察にマークされるよう計画を練り上げます。ちなみに、ゲイツというあだ名は元IT企業の社員であったことからカンサイが名付けたものです。

ゲイツを演じた生田斗真さんはジャニーズ事務所所属の俳優で、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などテレビドラマに多数出演し、『脳男』『土竜の唄』で主演を務めるなど映画でも活躍しています。

予告犯のキャストをネタバレ紹介②カンサイ/鈴木亮平

本名「葛西智彦」。大阪出身で元バンドマンの、長身痩躯の男性です。自分のバンドでメジャーデビューする夢を持っていましたが叶わず、日雇い労働者として働き始めゲイツたちと出会いました。バンドを解散した日に自殺願望があったファンの女性から青酸カリが入ったペンダントを貰っており、これが事件の最後に使用されることになりました。

カンサイを演じた鈴木亮平さんは兵庫県出身の俳優で、テレビドラマや映画を中心に活動しており、大河ドラマ『西郷どん』では主役を務めました。鈴木さんは演じる役に合わせて大幅に体重を増減量するなど、驚異の肉体改造をすることでも話題となっています。

予告犯のキャストをネタバレ紹介③ノビタ/濱田岳

本名「木村浩一」。宮城出身の眼鏡をかけた気の弱そうな男性で、長年引きこもりをしていましたが父親が腎臓病で亡くなったのをきっかけに家を追い出されたという過去があります。「彼女が欲しい」という夢があったためか仲良くなったラーメン屋の女性に恋心を抱き、自分たちの犯行を警察に打ち明けようとしたり、全員での自殺の際に最後まで躊躇したりするという場面もありました。

ノビタを演じた濱田岳さんは子役として芸能界デビューを果たしたあと一時は役者としての仕事を休止しますが、『3年B組金八先生』への出演をきっかけに本格的に俳優として活動を始めます。『アヒルと鴨のコインロッカー』では国内の映画祭で最優秀主演男優賞を受賞しました。

予告犯のキャストをネタバレ紹介④メタボ/荒川良々

本名「寺原慎一」。福岡出身で、あだ名の通り小太りの男性です。ギャンブルにのめりこんで身を滅ぼし、家業を継ぐことを諦めて日雇い労働者になりました。現場監督に怒鳴られても飄々とした態度で受け流していたものの、ヒョロの死亡時に真っ先に怒りを表すなど、仲間思いの一面もあります。「回ってない寿司を腹いっぱい食べること」という夢があり、映画のラストシーンでその様子が描かれています。

メタボを演じた荒川良々さんは佐賀県出身の俳優で、『あまちゃん』『ピンポン』など、話題となった映画・ドラマ・舞台に出演しています。その独特な風貌から「個性派俳優」として知られています。

予告犯のキャストをネタバレ紹介⑤吉野絵里香/戸田恵梨香

若くして警部補に上り詰め、警視庁のサイバー犯罪対策課の班長に任命されたエリートの女性です。自分たちの境遇と憎しみを社会に責任転嫁しているとしてシンブンシの起こす事件を並々ならぬ執念で追跡していましたが、捜査の過程で彼らの生き様に理解を見せる様子もありました。父親を捜してヒョロの遺骨を送り届けることをゲイツから託され、その意思を受け継ぐことを決めました。

吉野絵里香を演じた戸田恵梨香さんは小学生で芸能活動を開始し、『デスノート』で映画初出演となりました。『SPECシリーズ』『LIAR GAMEシリーズ』『コード・ブルーシリーズ』など、多数の人気テレビドラマに出演しています。

予告犯のキャストをネタバレ紹介⑥ヒョロ/福山康平

本名「ネルソン・カトー・リカルテ」。フィリピン出身の日系人で、屈託のない明るい笑顔が印象的な15歳。同室でありながらもほとんど会話のなかったゲイツたちが結託するきっかけになった少年です。母親が死去する際に父親が日本人であることを聞かされ、父親を捜すために日本にやってきました。

しかし、来日費用を捻出するため腎臓を売っていたことが判明、毎日の過酷な肉体労働も重なり腎臓病になってしまいます。病院へ行かせてもらうこともできずにそのまま死亡してしまったヒョロ。その死と、彼が所持していたネットカフェのセキュリティキー"OTPトークン"の存在がシンブンシが結成されるきっかけとなりました。

ヒョロを演じた福山康平さんは東京都出身で、特技でもあるピアノの発表会で芸能界にスカウトされ俳優となりました。俳優デビューした作品はこの『予告犯』です。その後はスペシャルドラマ『坊っちゃん』や大河ドラマ『西郷どん』に出演しています。

予告犯(映画)の結末は賛否両論?感想・評価は?

ここまで予告犯のあらすじと結末をネタバレ解説してきましたが、映画を観た人はこの結末についてどのような感想を抱いたのでしょうか?ここからは原作漫画との違いなどにも触れながら感想をネタバレ紹介します!

予告犯の感想をネタバレ解説①原作好きは楽しめない

ストーリーは原作漫画にほぼ忠実に作られたにも関わらず、原作ファンからは少なからず不満の声が挙がる映画版の予告犯。社会風刺の側面もある原作漫画はゲイツたちの鬱屈した人生やネット社会の負の側面を、ドライで暗く、リアリティにあふれた描き方をしています。

それに比べ映画の予告犯ではシンブンシたちの犯行がどんどんエスカレートしていく部分がカットされていたり、唯一の「殺人事件」である現場監督襲撃シーンが4人の絆を強調するようウエットに描かれています。毒気のあるシーンを大幅になくし登場人物の悲惨な過去を付け足すなど、映画の観客を大きく意識した作りにかわっている部分がつまらないという感想が多く見られました。

予告犯の感想をネタバレ解説②物語にかみ合わない吉野のキャラクター

予告犯の感想でもう一つ低評価の対象となっているのが、警察関係者についてです。特に吉野は、予告犯の原作では準主役の立ち位置でストーリーに登場し「冷静沈着でインテリジェンスに富み、優秀な頭脳の持ち主」として描かれています。しかし映画版の予告犯ではそのような特徴よりも、傍若無人でヒステリックな面が強調されているという部分があります。

またその吉野の部下たちも、黙って指示に従うだけで吉野の言動に対する突っ込みが薄く、「無茶な行動で部下を振り回しつつも尊敬されている」という構図が出来上がらず、吉野の独り相撲のような面が目立ってしまいました。予告犯原作のような警察vsシンブンシの「頭脳戦」を期待していた人は、これが見られなかったのが残念だったという感想のようです。

予告犯の感想をネタバレ解説③結末については賛否両論

予告犯の結末は原作と映画では異なります。原作ではゲイツが死亡し、吉野がゲイツの遺言動画を発見するまでは同じですが、ゲイツの意思を受け継いだ吉野のモノローグで物語は締めくくられます。そして、他のシンブンシのメンバーもしっかりと懲役を科され、罪を償って新しい一歩を踏み出すというような終わり方となっています。

それに対して、映画版の結末はゲイツたちシンブンシの絆に比重をおき、もの悲しさの中にもメンバーの仲間意識が垣間見られるようなラストシーンになっています。この終わり方に関しては賛否両論のようです。原作のようなケジメのついた終わり方が良かったという人もいれば、映画版ならではの結末に涙したという感想も見受けられました。

予告犯の感想をネタバレ解説④散りばめられた伏線

予告犯のラストの少し前のネタバレですが、メタボが仲間たちに「俺だけ生き残ったらどうしよう」と冗談を言うシーンがあります。それに対して仲間は「じゃあ死んだやつに全部なすりつけちゃえ」とこれまた笑いながら冗談を返すのですが、これが拘置所のシーンに繋がっています。自分たちを守るため犠牲となって死んだゲイツの想いを汲み取り、罪をなすりつけながらも我慢できずに一粒涙が零す荒川さんの演技は絶賛されています。

また、吉野が調査したネットカフェのセキュリティについてですが、ゲイツがこのセキュリティを突破して動画を配信できたのは"OTPトークン"を所持していたためです。これは日雇い労働者の頃、ヒョロが「数字が揃えばラッキー」と魔法のアイテムのように大事にしていたものだということが後に分かります。いわばヒョロの形見ともいえるトークンを使って事件を起こしていく様子は、ゲイツの仲間を想う気持ちがよく表れています。

予告犯の感想をネタバレ解説⑤社会問題の描写がリアル

予告犯では、SNS炎上やパワハラなど現実でも社会問題として連日ニュースで取り上げられているような事案がモチーフとなっています。映画の中でシンブンシが動画を投稿するシーンや、それらへのネット上の反応などがとてもリアルに描かれており、普段実際にインターネットを利用している人なら違和感なく物語に入り込める、といった感想がありました。

ゲイツやシンブンシのメンバーの過去のエピソードで描かれた、日雇い労働者の労働環境の悪さや派遣先でのいじめも、見ていて胸が痛くなるほどリアル!という声もあります。こうして苦労して生きてきたゲイツたちが、仲間のためにと事件を起こす姿やその動機が丁寧に描かれているため共感を呼び、映画版のラストでゲイツたちの夢や願いが少し報われる結末となったことに感動したという人が多いのかもしれません。

予告犯(映画)のネタバレまとめ

予告犯のあらすじや結末をネタバレ紹介してきましたが、いかがでしたか?映画の結末については賛否両論となっており好みの分かれる作品となったこの予告犯ですが、実際に起こりうる社会問題をモチーフにしてリアルに描いた内容を高く評価する人も多くいます。

また、映画ならではの追加エピソードによって、ゲイツたちシンブンシの境遇をより身近に感じられる演出も多くなっているこの予告犯。原作とはまた違った視点で深く考えさせられる作品となっていますので、このネタバレ解説を読んで興味を持った方は、俳優陣の名演にも注目しながらぜひ予告犯をご覧ください。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ