パコと魔法の絵本が泣ける!キャストやあらすじ・結末をネタバレ紹介

映画「パコと魔法の絵本」は、2008年公開の日本の映画です。2004年に公演された後藤ひろひと原作の舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人」を中島哲也監督が新たな解釈で映像化した映画で、主演は役所広司です。「子どもが大人に読んであげたい物語」というキャッチコピーの通り、大人が思わず泣けるような心温まるファンタジー映画となっています。この記事では、映画「パコと魔法の絵本」の泣けるあらすじをネタバレを含めた結末のあらすじまでと、豪華キャストを紹介していきます。

パコと魔法の絵本が泣ける!キャストやあらすじ・結末をネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. パコと魔法の絵本が泣けると話題に!
  2. パコと魔法の絵本の登場人物と映画キャストを紹介!
  3. パコと魔法の絵本の映画あらすじをネタバレ!
  4. パコと魔法の絵本の映画ラストをネタバレ!
  5. パコと魔法の絵本が泣けると話題に!評価や感想を紹介!
  6. パコと魔法の絵本のネタバレまとめ!

パコと魔法の絵本が泣けると話題に!

映画「パコと魔法の絵本」は、2008年9月公開の日本の映画です。一見カラフルで賑やかな映像と「絵本」というアイテムが子供向けの映画と思われそうですが、キャッチコピーは「子どもが大人に読んであげたい物語」です。監督は「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」などを手がけたCMディレクターでもある中島哲監督。日本国内の公開年度内最終収益は23.6億円に達し、 第32回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞しています。

原作は2004年に公演され、多くの感動の声を集めた後藤ひろひとの舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」。この原作の舞台を、長編日本映画としては初めて3DのフルCGと実写を駆使し、新たなあらすじ解釈で映像化したのが映画「パコと魔法の絵本」です。大人が思わず泣けると話題になった心温まるファンタジー映画となっています。

この記事では、映画「パコと魔法の絵本」の泣けるあらすじをネタバレを含めた結末のあらすじまでと、豪華キャストを紹介していきます。

パコと魔法の絵本の登場人物と映画キャストを紹介!

以下は、映画「パコと魔法の絵本」の豪華主要キャストを紹介していきます。括弧の中は扮装で誰が誰だか分からなくなってしまう映画「パコと魔法の絵本」の劇中劇・サマークリスマス会で演じたキャストの役名になります。一部あらすじのネタバレになっている部分もありますのでご了承ください。

キャスト:役所広司/大貫(ガマ王子役)

入院患者。浩一のおじで大会社ルワールの会長。傲慢で乱暴者。悪態をつき、意地悪ばかりしているため、他の入院患者からは「クソジジイ」と呼ばれている男・大貫を演じたのは役所広司です。1956年1月1日生まれ、長崎県出身。出演した映画・ドラマは数限りなく、CMでも活躍中のベテラン俳優です。この映画「パコと魔法の絵本」で第32回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。

キャスト:アヤカ・ウィルソン/パコ

入院患者。交通事故の後遺症で、1日しか記憶が保てない記憶障害を持つ少女・パコを演じたのはアヤカ・ウィルソンです。1997年8月3日生まれ、カナダオンタリオ州トロント出身。父親がカナダ人で母親が日本人の家庭に育ち、3歳よりモデルとして活動しています。この映画「パコと魔法の絵本」で日本アカデミー賞新人俳優賞を歴代最年少で受賞し、日本インターネット映画大賞日本映画部門新人賞も受賞しました。

キャスト:劇団ひとり/滝田(サカナ役)

入院患者。弱虫のくせに強い奴について喧嘩ばかりしていた人生を反省し、人命救助を生きがいにしている、消防車に轢かれて怪我を負った消防士・滝田を演じたのは劇団ひとりです。1977年2月2日生まれ、千葉県出身。一人芝居風のコントを行うお笑い芸人ですが、その演技力で様々な映画。ドラマに出演しています。バラエティ番組のMCや、小説家としても活動しています。

キャスト:山内圭哉/龍門寺(ミズスマシ君役)

入院患者。猿の順平が触った銃の暴発で怪我を負い、入院しているヤクザ・龍門寺を演じたのは山内圭哉です。1971年10月31日生まれ、大阪府出身。小さい時から児童劇団で役者としてのキャリアをスタートさせ、数多くの舞台、映画、ドラマに出演しています。映画「パコと魔法の絵本」の原作、舞台版の「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」にも、龍門寺役として出演しています。

キャスト:國村隼/木之元(ガマ姫役)

入院患者。ジュディ・オングと噂話が好きなニューハーフ・木之元を演じたのは國村隼です。大貫には「賠償金を吊り上げるため入院を無理に延ばしている」と言われますが、実はもうじき結婚する娘がおり、式に出席できない悲しみを抱えていました。國村隼は1955年11月16日生まれ、大阪府出身。長い間映画を中心に活躍していましたが、数多くのドラマにも出演、ナレーションとしても活躍しています。

キャスト:妻夫木聡/室町(ザリガニ魔人役)

薬物依存症の入院患者。子供の頃は売れっこ子役で、大人の俳優になりきれないことを悩み、自殺願望が強く、その度に入退院を繰り返している男・室町を演じたのは妻夫木聡です。1980年12月13日生まれ、福岡県出身。2001年、映画「ウォーターボーイズ」の映画初主演で一躍注目を集め、第25回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞・新人俳優賞をW受賞しました。その後多くのドラマ・映画で活躍しています。

キャスト:阿部サダヲ/堀米(ヤゴ役)

なぜ入院しているのかは不明で神出鬼没、人間不信で大貫を揶揄うことを生きがいにしている掴み所のない謎の入院患者・堀米を演じたのは阿部サダヲです。映画「パコと魔法の絵本」の冒頭に、本作のストーリーテラーとして現れる謎の老人も堀米です。1970年4月23日生まれ、千葉県出身。数々の舞台作品での活躍で演技力への評価を高め、舞台を中心にテレビドラマ、映画と幅広く活躍しています。

キャスト:加瀬亮/浩一(アメンボ役)・浩二

看護師・雅美の夫でルワールに勤める大貫の甥・浩一と、映画「パコと魔法の絵本」冒頭で堀米が訪ねてくる屋敷に住んでいる、浩一と雅美の息子・浩二の2役を演じたのは加瀬亮です。1974年11月9日生まれ、神奈川県出身。映画「それでもボクはやってない」での演技により、ブルーリボン賞やキネマ旬報などの映画賞を多数受賞しています。日本をはじめ、海外でも活躍しています。

キャスト:小池栄子/雅美(沼エビの魔女役)

映画「パコと魔法の絵本」の中で、浩一の妻で、大貫の甥嫁。悪魔のような性格で、ことあるたびに夫に噛みつく癖がある看護師・雅美を演じたのは小池栄子です。1980年11月20日生まれ、東京都出身。元グラビアアイドルですが、数多くのドラマや映画で活躍しています。映画「八日目の蝉」では第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しています。

キャスト:土屋アンナ/タマ子(メダカちゃん役)

強面でピアスにタトゥー、悪魔のような不良看護師・タマ子を演じたのは土屋アンナです。しかし寂しい幼少時代を過ごした彼女は、子役スター・室町が演じる病気の子供に大泣きして、思わず看護師になってしまい、室町を立ち直らせようと必死です。土屋アンナは1984年3月11日生まれ、東京都出身。モデル出身で歌手でもあり女優でもあります。映画「下妻物語」で様々な賞を受賞後、多くの映画・CMで活躍しています。

キャスト:上川隆也/浅野医師(タニシ役)

映画「パコと魔法の絵本」の中で、変装好きで陽気な性格、ピーターパンになりたい医者・浅野医師を演じたのは上川隆也です。1965年5月7日生まれ、東京都出身。演劇集団キャラメルボックスの看板俳優として活躍し、NHKドラマ「大地の子」で注目を集め、映画「東京夜曲」で第21回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。以降、ドラマ・映画・舞台と数多く活躍しています。

パコと魔法の絵本の映画あらすじをネタバレ!

以下は、映画「パコと魔法の絵本」の泣けると話題のあらすじを結末直前まで、ネタバレを含んで紹介していきます。ネタバレを多く含む内容となりますのでご了承ください。

絵本『ガマ王子対ザリガニ魔人』

とある怪しげな洋館に、怪しげな男が訪ねて来るところから物語は始まります。男が用があるのはクローゼットの奥に押し込められた仏壇の主と、一冊のボロボロになった絵本。男はその絵本にまつわる物語を話しだします。

大貫とパコの出会い 『ガマの王子はわがまま王子』

それは変わった患者ばかりが入院している風変りな病院でのお話。みんなからクソじじいと呼ばれ嫌われている大貫という老人(役所広司)の口癖は「お前がわたしを知ってるってだけで、腹が立つ」。自分独りの力で会社を作り大企業に育てあげ、ある日心臓発作を起こした大貫は、毎日何もすることがない入院生活にイライラしていて、とにかく傲慢で乱暴者。誰彼構わず悪態をつきまくり、意地悪ばかりしていました。

そんな大貫の前にパコ(アヤカ・ウィルソン)という少女が現れます。パコは大貫が意地悪をしても気にせずに、ニコニコしながら「ガマ王子対ザリガニ魔人」という絵本を読みます。『ゲロゲーロ!ゲロゲーロ!ガマの王子はわがまま王子。ミズスマシくんやアメンボ家来に今日も意地悪命令を出しています』。そこで大貫はわざと強いガマ王子だけが生き残る話を捏造してパコに読んで聞かせますが、パコの反応は笑顔の「ありがとう」。

パコに名前を尋ねられた大貫は「お前なんかに覚えられたくないよ」と言い捨てて、その場を後にします。ベンチには大貫が忘れていった金色のライターが残っていました。パコはその綺麗なライターを大貫に渡そうとしますが、もう大貫の姿は見えなくなっていたので、そのままそっとポケットにしまいます。

『意地悪ばかりのガマ王子。メダカの子供が大事に育てた水草の花を、全部むしゃむしゃ食べちゃった』

次の日、失くしたライターを捜して、イライラと花壇の花を荒らしていた大貫。今日もパコが座っていたベンチを取り上げ意地悪をします。しかし大貫のことを覚えていないというパコ。そして葉巻に火をつけようとした大貫に、ポケットにあった金色のライターを差し出します。パコがライターを盗んだと思い込んだ大貫はパコの頬を思いっきり叩き、パコは泣き出してしまいます。

パコは7歳の誕生日の前日、両親と共に山道のカーブで交通事故に遭っていました。パコだけが奇跡的に助かりますが、後遺症のため記憶が1日しか保てなくなってしまったのです。なのでパコは朝目が覚めると、いつも自分の7歳の誕生日で、ママが枕元に置いておいてくれた誕生日プレセントの絵本を毎日読むのです。

『意地悪ばかりのガマ王子。今日もいっぱい暴れたぞ。だけど全然楽しくない』

さらに次の日、やはり大貫のことを覚えていないパコは、無邪気に大貫のそばに寄ってきます。パコの病気のことを知った大貫は、思わずママに会いたかったと言う孤独なパコの頬に優しく触れます。するとパコが「昨日もパコのほっぺに触ったよね?」と言いました。昨日の記憶を保っていられないはずのパコが、大貫のことを僅かながらに覚えていたのです。と同時に、動揺する大貫。

その夜、大貫はパコのために何かをしてあげたいと悩みます。そして生れて初めて、大きな声を上げて泣くのでした。「お前がわたしを知ってるってだけで、腹が立つ」が口癖で、人の記憶に残るのを嫌っていた大貫が、パコの記憶と心に残りたいと願ったのです。

『不思議や不思議、あら不思議。王子のおなかが光ってる。光っているのはお花だよ』

それから毎日、大貫は「おじさんのこと知ってるか?」とパコに尋ねます。そして「知らない」と答えるパコの頬に手を当て、パコの「昨日」の記憶を蘇らせるのです。「おじさん、昨日もパコのほっぺに触ったよね?」「ああ。おじさんは大貫だ」。その後2人で楽しそうに絵本を読む。これが大貫とパコの「毎日」になります。

『どうしたんだろ、ガマ王子。涙がいっぱい出てきたよ。これまで自分がやったこと、壊したおうちに食べた花、どれもが悲しくなってきた』。『今までいっぱいひどいことをした、馬鹿で間抜けな僕だけど、何かみんなにしてあげたくて』『王子のおなかのお花が光ると、不思議と勇気が湧いてくる』。

パコと一緒にいると、自分が弱い生き物に思えると言う大貫。しかしそれは大貫にとって反って心が軽くなるように感じていました。しかし大貫は、しばしば心臓の発作で倒れてしまうことが多くなります。他の入院患者は、密かに病院の慰安室の準備がされているのは、大貫のためなのでは?と噂し合います。

『僕の心の片隅に、急に生まれたこの気持ち』

ある日大貫は、病院の毎年恒例・クリスマス会のお芝居で、パコの絵本を演ろうと言い出します。それは入院患者や病院の職員全員で演じ、たった一人の観客・パコに見せるための劇でした。他の人たちがやる気になる中、挫折中の俳優・室町(妻夫木聡)は窓から飛び降り自殺をしようとします。それを止めに入った滝田(劇団ひとり)が巻き込まれて怪我をし、主役のガマ王子は大貫がやることになります。

さていよいよ、入院棟全部を舞台にした演劇「ガマ王子対ザリガニ魔人」が始まります。大貫から役をもらえなかった堀米(阿部サダヲ)も勝手にヤゴとして参加します。劇の後半、ワガママばかりで横暴なガマ王子が、ザリガニ魔人に仲間や家来を食べられ、ザリガニ魔人に戦いを挑みます。『だけど強いよザリガニ魔人、もうじき僕は死んじゃうよ』ところがクライマックスのシーンで大貫は、本当に発作を起こして倒れてしまいます。

「どうせ死ぬシーンだし」と言いながら、パコのために力を振り絞って最後まで演じようとする大貫。ついにザリガニ魔人を倒し「ガマ王子対ザリガニ魔人」はラストシーンを迎えます。『ガマ王子が死んだあと、雨がいっぱい降りました。お空のみんなが泣いているのか、雨がいっぱい降りました』。消防士の滝田がホースで降らせた大雨の中、そっとパコの頬に手を添えた大貫は静かにその目を閉じます。

パコと魔法の絵本の映画ラストをネタバレ!

以下は、映画「パコと魔法の絵本」の泣けると話題の結末のあらすじを、ネタバレを含んで紹介していきます。ネタバレを多く含む内容となりますのでご了承ください。

『大きな大きなお池で起こった、小さな小さなカエルのお話』

…が、本当にただの発作だった大貫は、少し休んだら回復してすぐに起き上がります。真実の最後は別にあったのです。

医療の限界も超えて具合が悪かったのは、実はパコの方でした。それからしばらくして、パコは危篤状態に陥ります。無菌カーテンに囲まれているパコの頬に触れてあげることのできない大貫。記憶のないはずのパコの手が大貫たちの方に伸ばされ、そしてパコの命は尽きました。大貫はパコと一緒に読まなくては意味がないと、絵本を破ります。

破られた絵本のページは、このことを忘れないようにその場に居合わせた人たちが1ページづつ持っていました。しかし大貫とパコのことは、既にみんなの心に残っていたので徐々にページが貼り合わせられ、今日、この怪しげな男・堀米が返しに来たのが最後のページでした。こうして「世界一幸せな絵本」は永遠にその時を刻むことになります。

パコと魔法の絵本が泣けると話題に!評価や感想を紹介!

以下は、泣けると話題の映画「パコと魔法の絵本」を実際に観た人の評価や感想を紹介していきます。内容に一部ネタバレや「パコと魔法の絵本」のあらすじが含まれることがありますので、ご了承ください。

とにかく泣けるという感想の多い映画「パコと魔法の絵本」。まさかこんなに泣かされるとは…という感想、とにかく終盤が泣けます。泣かせてきます!という感想、コメディたっぷりの中でしっかり涙も出る感動的なストーリー!という感想、公開当時見に行って泣きまくって帰りの車でも泣いてた映画という感想、優しく泣けるファンタジー絵本という評価や、大人が涙を流すための上質なファンタジー映画という評価もあります。

ただ、映画の冒頭は少しとっつきにくいという感想もあります。見始めて奇抜さに驚くという感想、見始めは思った以上にゴチャゴチャしていて、「なんだこのつまらなそうな映画は」という気持ちでしたという感想、お話や色彩といい、現実離れしがちなので好き嫌いは割れそうな作品ですという評価などがあります。しかし、話が進むにつれて映画「パコと魔法の絵本」のストーリーに引き込まれていったという感想が多くみられます。

他、映画「パコと魔法の絵本」の個性的な俳優陣にも様々な評価があります。映像は綺麗だし、話も分かりやすく、役者さん達の演技が凄すぎて良い舞台を観に行った気分という感想。大貫がクソジジイからいい人に切り替わった時の変わりようはすごいですが、その変化へも無理なく自然に感情移入できるのは役所さんの演技あってのことだと思いますという評価。個性的な役者たちの演技はすばらしいという感想が多くありました。

パコと魔法の絵本のネタバレまとめ!

泣けると話題の映画「パコと魔法の絵本」のネタバレを含めたあらすじと、その豪華キャストを紹介してきました。カラフルな映像と笑いと、そして大人が泣ける優しい物語。機会がありましたら、ぜひこのカラフルでファンタジーな世界「パコと魔法の絵本」で、思いっきり笑ったり泣いたりしてみてはいかがでしょうか。

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