麒麟の翼をネタバレまとめ!トリック・犯人や映画のあらすじを結末まで紹介

2012年に公開された、映画「麒麟の翼」。大人気作家、東野圭吾の小説、「加賀恭一郎シリーズ」の1つです。このシリーズの人気は高く、2010年に連続ドラマ「新参者」、2011年にスペシャルドラマとして同シリーズの1つ、「赤い指」が放送されました。映画「麒麟の翼」は公開初日と翌日の2日だけで、観客動員数はなんと21万人以上。映画観客動員ランキングで初登場第2位となりました。そんな「麒麟の翼」を、ネタバレしながらあらすじやキャストなどご紹介いたします。ほんとにネタバレいっぱいです!

麒麟の翼をネタバレまとめ!トリック・犯人や映画のあらすじを結末まで紹介のイメージ

目次

  1. 麒麟の翼のトリックや犯人が気になる!
  2. 麒麟の翼などの加賀恭一郎シリーズについて
  3. 麒麟の翼の映画あらすじをネタバレ!
  4. 麒麟の翼の結末をネタバレ!犯人やトリックを解説!
  5. 麒麟の翼の映画キャストを紹介!向井理も出演?
  6. 麒麟の翼の映画を観た人の感想とは?
  7. 麒麟の翼の映画ネタバレまとめ!

麒麟の翼のトリックや犯人が気になる!

東野圭吾の大ヒット小説「加賀恭一郎シリーズ」の1つである、「麒麟の翼」。2012年に映画「麒麟の翼」となり公開されました。事件に隠された、父親から息子への愛情。そして事件の引き金となった、ある人物のある言葉。映画「麒麟の翼」の頭から結末までのあらすじ、キャスト、世間からの感想の声など、ネタバレ盛りだくさんで露わにしていきます。

麒麟の翼などの加賀恭一郎シリーズについて

「麒麟の翼」は、「加賀恭一郎シリーズ」の10作品の内、9作品目にあたります。1作品目の「卒業」では、まだ大学生の加賀が見事に殺人事件を解決。最後である10作品目の「祈りの幕が下りる時」は、映画化され2018年に公開されたので、記憶に新しい人も多いかもしれません。脱線して「祈り…」の薄いあらすじネタバレですが、昔失踪した加賀の母の真実が明らかになります。

麒麟の翼の映画あらすじをネタバレ!

ではいよいよ、惜しむことなくあらすじや犯人をネタバレしながら、映画「麒麟の翼」の全貌を追っていきます。でもネタバレの前に!予告動画も是非チェックをどうぞ。ナレーションをしているのは、「麒麟の翼」の本編には全く出てこない遠藤憲一、エンケンです。また映画「麒麟の翼」から脱線したネタバレですが、遠藤憲一は映画「マトリックス」の日本語版特別予告のナレーションも務めています。ナレーターとしても有名です。

日本橋の殺人事件と交通事故

ある日の夜、日本橋の麒麟の像の下で、腹をナイフで刺され血を流している男性が発見されます。男性は株式会社カネセキ金属の製造本部長、青柳武明(あおやぎたけあき)。病院に搬送されて間もなく、死亡が確認されました。刺された現場と思われるのは、日本橋から少し離れた地下道。そこから橋の麒麟像まで、瀕死の状態で青柳武明が自力でたどり着いたようでした。

その事件のすぐ後、近くである交通事故が起きていました。事故の被害者は八島冬樹。病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。一見関係のなさそうなこの殺人事件と交通事故ですが、すぐに繋がりが見つかりました。

実は八島冬樹は警察官に追われていたところ、事故に遭っています。彼が追われていた理由は、日本橋での事件のため緊急パトロールをしていた警察官に見つかり、逃走したため。八島が所持していた財布から青柳武明の免許証、近くから青柳の鞄も見つかり、八島は「交通事故の被害者」から一変、「殺人事件の犯人」かと疑われることになります。

青柳と八島の関係

八島が同棲している恋人、中原香織の元に、日本橋署の刑事、加賀恭一郎と、警視庁捜査一課の刑事、松宮脩平が話を聞きにやってきます。実はこの2人はいとこ同士で、何度かコンビを組まされています。香織からは、八島はある工場で派遣として働いていたが、半年前にクビになり、就職活動をしていたということ、事件当日は就職面接に行っていたことを聞きました。

しかしそのクビになった工場というのが、青柳武明が勤めていた、あの「カネセキ金属」の工場でした。これにより、殺害された青柳と八島の間の関係性が発見されます。

青柳と八島は事件当日会っていた?

捜査が進む中、事件の夜、青柳武明は誰かと一緒にいたことが判明します。青柳が入ったカフェの店員によると、飲み物を「2つ」注文していたようでした。状況的に、その連れは八島の可能性があります。これにより、八島が当日行ったはずの面接先と、青柳に刺さっていた、犯人の指紋のふき取られたナイフが八島のものである裏付けの捜査も始まりました。

カネセキ金属の「労災隠し」

松宮は1人カネサキ金属の工場に、働いていた当時の八島のことを聞きに行きます。実は八島は雇用期間内にも関わらずクビになっていて、その理由は「単なる人員削減」とのこと。また、工場を案内されながら松宮が八島と親しかった人間がいるか聞くと、「聞いてみたが、そういう人間はいなかった」と言います。しかしそんな松宮の様子を伺うように見つめる、1人の青年がいました。
 

それに気づいた松宮は、こっそりその青年に話を聞きます。その青年によると、八島がクビになったのは、カネセキ金属の「労災隠し」によるものとのこと。八島は作業中ケガをし、労災であるにも関わらず、カネサキ金属が派遣会社に圧力をかけ、派遣会社が八島に「労災は届けない」と圧力をかけたようでした。お金もないため八島は病院に行けず、しかもそのままクビに。横田は「何もしてやれなかった」と後悔の念を滲ませます。

松宮は本部に戻り、すぐ「労災隠し」のことを報告。また、製造本部長であった青柳は工場には何度も来ていたため、八島は青柳の顔は知っていたはず、ということも報告しました。これにより、捜査線上に「八島が青柳武明を労災隠しで脅していた?」というセンが浮かびます。もしそうなら、ナイフが八島のものだと証明できれば、八島が意識不明のままでも書類送検できると、引き続き捜査が進みます。

青柳の謎の行動

松宮が労災隠しの情報を得る一方、加賀は青柳武明の「謎の行動」について捜査していました。謎の行動の1つは、青柳が最近、息子悠人が3年前まで通っていた中学校に電話をしていたこと。これについては、当時悠人が所属していた水泳部の顧問、糸川から『「最近息子と上手くいかなくて悩んでる」と電話があり、「今度話しましょう」と話した』と早い段階でわかりました。

もう1つは、青柳が日本橋当たりによく出かけていたことです。所持品から加賀がそのことを見つけ、日本橋で1人捜査をします。そして、半年ほど前から青柳は日本橋に来ていたようで、何か目的を持って歩きまわっていたようだったことがわかります。加賀はその「目的」を探り始めました。

 

労災隠しの公表

捜査が進む中、カネサキ金属の「労災隠し」がマスコミで報道されます。警察上層部によるリークでした。ニュース番組では、青柳の部下だった小竹という工場長が、青柳の指示だったと語ります。被害者に殺される理由があったように世間に印象付け、万一八島が死んでも「青柳は労災隠しを恨まれ八島に殺され、八島は運悪く交通事故で死んだ」など、どうとでも事件を片付けられる、上層部がそう踏んでのことでした。

青柳武明の七福神めぐり

そんな中、青柳の日本橋での行動について新たな事実が判明します。目撃者によると、青柳はある神社で、全部紫色の沢山の鶴を、さい銭箱の上に供えていたとのこと。そこから加賀は、青柳は「七福神めぐり」をしていたことを推測します。調べてみると、日本橋七福神めぐりの中に含まれる他の神社でも、次々と1色で折られた鶴を供える青柳の姿が目撃されていました。
 

七福神めぐりの中には、水天宮も含まれています。水天宮は安産祈願で有名です。しかしもう一つ、「水難除け」でも有名な神社でした。水難除けと関係があることといえば「水泳」。加賀は、青柳武明の息子、悠人が中学3年の時、その学校のプールで生徒が溺れる事故があったと、青柳の妻から聞いたことを思い出します。

八島の死亡・アリバイ発覚

そんな中、八島が死亡してしまいます。上層部は「護身用に持ってたナイフで殺したことにして、被疑者死亡で明日発表」と事を進めようとします。しかしその後、日本橋の防犯カメラに、思い悩んだように座り込む八島の姿が発見され、その時間は青柳がカフェにいた時間であることが確認されました。発表は取りやめとなります。

「東京のハナコさん」

青柳の水天宮参りは、3年前のプール事故と関係があると睨んだ加賀と松宮は、その事故に遭った「吉永友之」という生徒の家に向かいます。友之は今も意識が戻っていませんでした。その母親から、ブログに「東京のハナコさん」という人からメッセージが届いていたことを聞きます。その人は定期的に100羽の折り鶴の写真を送ってくるとのこと。そのブログの名前は、「キリンノツバサ」でした。
 

またその帰り、友之の母親からもらった資料の中に、加賀は1枚の写真を見つけます。そこには元気な頃の友之の姿がありました。その傍らに、同じく水泳部で先輩だった青柳悠人、杉野達也、黒沢翔太が載っていて、4人は大会のリレーメンバーだったことが記載されています。プール事故はこの大会の日に起きていたので、悠人達は無関係ではないと加賀は確信。急いで悠人達の元に向かいます。

青柳武明殺害の犯人

加賀と松宮は、運よく駅で悠人と黒沢に遭遇しましたが、後1人、杉野達也が現れません。胸騒ぎを覚えた加賀は、松宮と大至急で杉野を探します。そしてとうとう、松宮が駅のホームから自ら線路に落ちる杉野を発見。電車が目前に来ていたところ、間一髪で救出します。青柳武明殺害の犯人は、杉野達也でした。
 

プール事故の真相

3年前のプール事故の真相が明らかになります。悠人ら3人と吉永の4人は、吉永のフライングにより水泳大会で失格になってしまいます。その帰り、黒沢が「特訓」を提案し、4人は夜に勝手に学校のプールに忍び込みます。しかし偶然学校に残っていた、水泳部の顧問である糸川に見つかり悠人ら3人は逃げようとしますが、泳がされ続けた吉永は1人溺れてプールの底に沈んでしまいます。
 

急いで悠人らが救出し救急車が来るまでの間、糸川が悠人らにこんなことを言います。「このことは誰にも言うな。ここにはいなかったことにしろ」。糸川は、悠人ら3人の行為について隠蔽したのです。後日の警察からの聞き取りには、全員が嘘をつくことに。吉永が目覚めればすぐバレることですが、しかし生きてはいるものの吉永は目覚めませんでした。
 

「東京のハナコさん」の交代

事件から2年後、悠人は偶然「キリンノツバサ」のブログを知ります。そして「東京のハナコさん」として、折り鶴の写真などメッセージを送るようになりました。しかしある日、父親の武明にバレてしまい、悠人は全てを辞めてしまいました。父親はそのブログに載っていた男の子が、かつて悠人の後輩だったことはわかるものの、なぜ悠人が「東京のハナコさん」などと偽名でメッセージを送っているのかが気になりました。


悠人がメッセージを送るのを止めない方がよかったかも、と今度は武明が折り鶴の写真を送ることを引き継ぎました。そんな時、ブログに偶然あの水泳大会の写真がアップされ、吉永と悠人が写っているのを見て、武明はプールの事故と悠人に関係があることを推測します。そこから武明は、まずリレーメンバーの1人だった杉野に連絡を取りカフェで会うのですが、その後、杉野に刺されてしまうのでした。

香織の旅立ち

八島は犯人ではなかったことが証明され、事件は終結。香織は故郷福島に旅立ちます。八島と上京してきた時に降り立った麒麟の像の前から、力強く歩き出して行きました。

麒麟の翼の結末をネタバレ!犯人やトリックを解説!

映画「麒麟の翼」のあらすじをネタバレしまくりでご紹介いたしました。ここからは、あらすじでネタバレした犯人の杉野が、具体的に殺人事件をどう起こしたのか、なぜそ起こしたのかをまたネタバレ紹介していきます。映画「麒麟の翼」における重要なメッセージが隠されていました。

事件は「どう」起こったのか、のネタバレ

青柳武明がまず杉野に連絡を取るのですが、この時、武明は「吉永友之の父です」と、嘘をつきます。電話口での杉野の反応を伺うためでした。しかしこれにより杉野は、「息子の復讐をされるのでは」と恐れ、ナイフを用意してしまうのです。実際に会ってから、武明は本当は悠人の父親だと話すのですが、その武明に対し、「プールの事件の時自分はいなかった、悠人が1人でやった」と、今度は杉野が嘘をつきます。

武明は杉野の話を聞き、息子悠人と警察に行くことを決意。焦った杉野は、「悠人が苦しんでいたのに、気づいてやれなかった」と武明の父親としての後悔を聞くどころではなく、あの地下道で凶行に及びました。その瞬間、武明は杉野もプールの事件に関わっていることを悟ります。しかし震える手で腹に刺さったナイフの指紋をネクタイでふき取り、杉野を守ろうとしました。

逃走した杉野はインターネットで、八島という男が捕まり意識不明であることを知り、「このままバレずにすむんじゃないか」と思っていました。しかし悠人から「警察が3年前のプール事故と殺人事件の関係に気づいている」と連絡があり、「もう死ぬしかない」と自殺決意。線路に落ちるという行動に出たのでした。

事件は「なぜ」起こったか、のネタバレ

3年前のプール事故について、悠人も杉野も黒沢も償おうとせず、隠し通そうとしました。悠人はその事故の真相に気づいた父親からの「話がしたい」というシグナルを全て無視し、事件と向き合おうとはしませんでした。杉野も、八島が死んだことで全てを封印しようとします。しかしなぜここまで2人が隠そうとするのか、それは水泳部顧問だった糸川が「間違ったこと」を教えたからです。

青柳武明から糸川へ電話があった時、その本当の内容は「3年前のプール事故について」でした。糸川は警察に嘘をつきました。事件後の聴取で糸川が加賀に話した、隠蔽した理由は「全て子供たちのため」「子供たちの将来のため」。これを聞いて加賀は怒り、「3年前の事故で、過ちを犯しても隠せばどうにかなると教えたから、杉野は殺人犯となり、青柳悠人は被害者遺族になった」と、糸川に「自分の過ち」を気づかせるのでした。

麒麟の翼の映画キャストを紹介!向井理も出演?

映画「麒麟の翼」のネタバレ満載あらすじ、いかがでしたでしょうか。あらすじの後は、「麒麟の翼」の主要キャストを紹介します。存在抜群の加賀恭一郎俳優から、今でこそ超人気若手俳優の更に若かりし頃まで、「麒麟の翼」ではキャストにも発見があります。キャストについてネタバレすると、実は向井理も出演しています、動かないし上半身だけ。どういうこと?と思った方、この章の最後にあるリンク先のBiBi内の記事をどうぞ。

阿部寛/加賀恭一郎役

「加賀恭一郎といえばこの人!」というくらい、ぴったりハマった阿部寛。元々はモデルだったことでも有名です。大学1年生の時に「第3回ノンノボーイフレンド大賞」に選ばれ、その阿部寛がきっかけで「MEN'S NON-NO」という雑誌が作られたそう(谷原章介談)。日本人離れした顔つきに、189㎝という高身長。そのかっこよさで雑誌1つ創刊させたようです。その後は舞台、映画、ドラマ、と誰もが知る大活躍をしています。

溝端淳平/松宮脩平役

「ノンノ」の阿部寛に対し、溝端淳平は「第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ。しかも歴代最多となる40社の芸能事務所から勧誘を受けました。2007年のドラマ「生徒諸君!」で俳優デビュー。2008年にはドラマでも映画でも主演を務めるという、スピード出世しています。イケメン過ぎて何かの枠を超えたのか、2015年には蜷川幸雄演出による舞台、「ヴェローナの二紳士」で、女性役で主演を張りました。

中井貴一/青柳武明役

大学生だった1981年に映画「連合艦隊」でデビューし、その演技で第5回 日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得した中井貴一。その名が一気に知られた作品は、ドラマ「ふぞろいの林檎たち」でした。ここでの落ちこぼれ大学生役やNHK大河ドラマ「武田信玄」(1988)での信玄役など、様々な役をこなしています。2011年公開の映画「ステキな金縛り」では、見えない犬を相手にムツゴロウさん顔負けの可愛がり演技を披露しました。

Thumb麒麟の翼の豪華キャスト一覧!登場人物の相関図や向井理の出演シーンも考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

麒麟の翼の映画を観た人の感想とは?

多くの人が劇場に足を運んだ映画「麒麟の翼」。様々な感想がSNSでもつぶやかれました。その一部の声をご紹介いたします。

感想からもネタバレ!

映画「麒麟の翼」では、父親から息子への後悔と愛情が描かれました。あらすじで既にネタバレしましたが、悠人がしてしまった過去の大きな過ちに気づくも、その距離を最後まで縮められなかった父武明。縮めようとした矢先、自分が命を落とすことになろうとは、思っていなかったでしょう。映画冒頭で流れる、武明が麒麟の像までたどり着こうとする姿に込められた気持ちが最後にわかり、多くの人が涙しました。

原作通りの映画、阿部寛がぴったり

原作の話が、映画になると変わってる…というのは「映画化あるある」ですが、新参者シリーズはそういった心配があまりないことでも有名です。ちなみに「麒麟の翼」に続く、2018年公開の映画「祈りの幕が下りる時」でも、そういった感想が多数みられました。そしてやはり、阿部寛の「加賀恭一郎姿」。その体格の良さ、何より眼光の鋭さは、本物の刑事顔負けかもしれません。

いつも何気なく見てた麒麟像…

1603年に徳川家康が征夷大将軍となったのを機に建てたといわれる日本橋。その名前には、「日本の中心で、人が集まり繋がる場所になって欲しい」という願いが込められているそうです。今ある日本橋は明治時代に改修されたもの。

日本橋の麒麟(きりん)像-当館ホームページのロゴ画像について

その工事の時に、「麒麟の翼」のシンボルでもある麒麟像が載せられました。元々麒麟に羽はありませんが、「日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つ」という気持ちがこめられ、羽が生えたようです。

麒麟の翼の映画ネタバレまとめ!

映画「麒麟の翼」をご紹介いたしました。犯人は誰かまで含めた、ネタバレあらすじ、世間の感想の声などなど、いかがでしたでしょうか。映画「麒麟の翼」では、様々な「嘘」が描かれました。カネセキ金属の「嘘」、悠人と友人達の、後輩に対して犯してしまった罪を隠した「嘘」。何より、生徒を過った道に行かせ殺人事件の犯人にしてしまった教師、糸川の「嘘」。ある意味糸川の嘘が、最大であり最悪かもしれません。

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