去年の冬、きみと別れの映画あらすじ!キャストやラストの結末までネタバレ

去年の冬、きみと別れは、衝撃の結末と予想も出来ないストーリー展開で話題を集めたサスペンス映画です。原作はヒット小説を数多く世に送り出している中村文則の同名小説です。そのストーリー展開から、映画化するのは不可能だと言われていた去年の冬、きみと別れでしたが、驚きのストーリー構成で見事映画化されています。ここでは、予測不能の結末が楽しめる、映画去年の冬、きみと別れのストーリーをネタバレします。また、結末のネタバレやキャストの情報などもご紹介します。

去年の冬、きみと別れの映画あらすじ!キャストやラストの結末までネタバレのイメージ

目次

  1. 去年の冬、きみと別れの映画あらすじやラストが気になる!
  2. 去年の冬、きみと別れのキャストを紹介!
  3. 去年の冬、きみと別れの映画あらすじをネタバレ!
  4. 去年の冬、きみと別れの映画結末をネタバレ!
  5. 去年の冬、きみと別れの映画主題歌とは?
  6. 去年の冬、きみと別れの映画を観た人の感想や評価とは?
  7. 去年の冬、きみと別れのネタバレまとめ!

去年の冬、きみと別れの映画あらすじやラストが気になる!

映画去年の冬、きみと別れは、中村文則の同名小説が原作となっているサスペンススリラーです。中村文則は芥川賞も受賞しており、「教団X」「悪と仮面のルール」などの数多くのヒット作を生み出しています。読者を欺くミステリー小説作家として人気の中村文則ですが、去年の冬、きみと別れでは2014年本屋大賞にノミネートされています。

去年の冬、きみと別れは、その驚きのトリックと展開から映像化するのは不可能と言われてきました。映画去年の冬、きみと別れの演出は、「脳男」「グラスホッパー」などで知られている滝本智行監督が務めています。映画化困難と思われた去年の冬、きみと別れのストーリーを上手くまとめつつ、驚きの手法で見る人を引き込む、欺くと話題の映画に仕上げています。

映画去年の冬、きみと別れは、「すべての人がこの罠にハマる」というキャッチコピーの通り、観客を欺く罠がちりばめられた作品です。そんな映画去年の冬、きみと別れの気になるストーリーのあらすじと結末をネタバレしていきます。また、映画のキャストや見た人の感想などの情報を詳しくまとめていきます。

映画『去年の冬、きみと別れ』オフィシャルサイト

去年の冬、きみと別れのキャストを紹介!

映画去年の冬、きみと別れは、誰もが想像できないストーリー展開と驚きの結末で話題を集めましたが、他にもキャストの豪華さも注目されました。映画去年の冬、きみと別れを彩る、実力派のキャストたちをご紹介します。

岩田剛典/耶雲恭介

主人公耶雲恭介を演じたのは、ダンサーや俳優として活躍している岩田剛典です。岩田剛典は、J・SOUL・BROTHERSとEXILEのメンバーです。EXILEのメンバーとして人気を集めているダンサーですが、俳優業にも取り組むようになってからは、その演技力の高さを評価されるようになりました。俳優として注目を集めるようになってからは、数多くのドラマや映画に出演しています。

岩田剛典の出演作は、「HIGH&LOW」や「植物図鑑運命の恋、ひろいました」などが有名です。幅広い役柄に挑戦している岩田剛典は、去年の冬、きみと別れでは、異質なカメラマンに翻弄され、深みにはまってく主人公を好演しています。

山本美月/松田百合子

去年の冬、きみと別れのキャストで、主人公耶雲恭介の婚約者松田百合子を演じたのは、モデルとして人気を集めている山本美月です。人気女性ファッション雑誌「CANCAM」の専属モデルも務めていた彼女は、多くの女性ファンを獲得しているトップファッションモデルです。モデル業のほかにも、女優としての活躍も目覚ましく、多くのドラマや映画に出演しています。

山本美月の女優としてのキャリアでは、数多くのテレビドラマの他には、「桐島、部活やめるってよ」や「ピーチガール」などのヒット映画への出演も注目を集めました。映画「ピーチガール」では主演女優を務めています。

斎藤工/木原坂雄大

去年の冬、きみと別れのキャストで、異彩を放つカメラマン木原坂雄大役を演じたのは、人気俳優斎藤工です。様々なテレビドラマや映画、CMにも起用されている斎藤工は、どんな役柄でもこなすと定評のある俳優でもあります。去年の冬、きみと別れの主演を務めた岩田剛典とは、「HIGH&LOW」で共演しています。

浅見れいな/木原坂朱里

去年の冬、きみと別れのキャストで、カメラマン木原坂雄大の姉朱里を演じていたのが、浅見れいなです。ファッションモデルとして活躍している彼女は、女優としても高い評価を得ており、たくさんの人気作品に出演しています。去年の冬、きみと別れでは、弟であるカメラマン木原坂雄大との異常な関係性を見事に演じていました。

北村一輝/小林良樹

去年の冬、きみと別れのキャストで、ベテランライター役で事件に深く関わっている人物・小林良樹を演じていたのが、個性派俳優として人気の北村一輝です。突き詰められた役作りで知られている実力派俳優でもある北村一輝は、去年の冬、きみと別れでの演技も高く評価されました。

去年の冬、きみと別れの映画あらすじをネタバレ!

去年の冬、きみと別れは衝撃のどんでん返しの結末が話題となったサスペンス映画です。物語冒頭から先の読めないストーリーに、観客はどんなラストになるのだろうと引き込まれました。見る人の予想を覆す驚きの結末が話題を集めたヒット映画です。ここでは、映画去年の冬、きみと別れのストーリーをネタバレしていきます。また、結末まで詳しくネタバレ解説していきます。

去年の冬、きみと別れの主人公耶雲恭介は婚約者と結婚間近のフリーのライターです。恭介はベテランライターである小林良樹の元に、ある事件の記事を持ち込んできます。ある事件とは、異様な才能を発揮しているカメラマン、木原坂雄大が写真撮影中に火事が起き、モデルの女性が焼死したというものでした。しかし、この事件はすでに裁判で、木原坂雄大に過失致死として執行猶予の判決が下されていました。

すでに裁判で決着が付いている事件は記事には出来ないと断る小林でしたが、恭介は「結婚を控えているので自分の力を試したい」と訴えます。小林は仕方なく了承しました。恭介は警察の捜査や判断を疑っており、「木原坂雄大はあえてモデルを火事から助けなかった」「火事の時に撮影した写真が存在している」と主張していました。小林は「裏を取らないと記事に出来ない」と言い、恭介は木原坂雄大を詳しく調べていく事になります。

雄大を取材できることとなった恭介は、雄大のスタジオにも出入りするようになっていきます。小林はあまり雄大に固執しすぎないようにと忠告しますが、恭介は雄大の姉朱里など、周辺の人々への取材も進めていきます。雄大への取材を続けていくうち、知人から雄大と朱里の姉弟の父親が昔刺殺されていた事を知ります。二人は幼少期父親から虐待を受けていたのです。

父親の刺殺事件については、姉弟が犯人ではないかと説も浮上しました。しかし、父親の身体の刺し傷はとても子供が負わせられるようなものではありませんでした。第三者の関与の説も浮上しましたが、結局立証できないままとなっていました。恭介は雄大の取材に没頭するようになり、婚約者の百合子との関係も悪化し始めてしまいます。ある日百合子のバイト先の喫茶店で口論になってしまう程でした。

喫茶店で口論になった二人の様子を、窓の外から雄大が眺めていました。雄大も恭介に取材されていくうち、恭介に興味を持って近くをうろつくようになっていたのです。また、婚約者である百合子にも興味を持ち、近づこうとしていたのでした。そんな中、恭介と百合子の関係は更に悪化し、百合子が姿を消してしまいます。百合子の行方を探す恭介は、百合子のTwitterの裏アカウントを発見します。

Twitterで百合子が雄大のスタジオに居るという事を知った恭介は、雄大のスタジオに駆け付けます。スタジオから出てきた雄大は百合子の写真を見せ、百合子は自分の意思でここに来たと主張します。小林も恭介から連絡を受けてスタジオに駆け付けますが、その頃にはすでにスタジオは炎に包まれていました。恭介はスタジオの中に入り、百合子がいる部屋へとたどり着きます。

そこには狂ったようにシャッターを切り続ける雄大と、炎に包まれた百合子の姿がありました。百合子は焼死してしまい、雄大は殺人犯として逮捕されました。恭介は最愛の女性を守れなかった事に打ちのめされ、抜け殻のようになってしまいます。小林も自分の非力さに途方に暮れてしまいます。しかし、小林はこの事件の不自然な点に気づき、詳しく調べ始めます。

ここまでは、映画去年の冬、きみと別れのストーリーのあらすじをネタバレ解説してきました。続いて、驚きの結末を詳しくネタバレしていきます。映像化不可能と言われた去年の冬、きみと別れですが、結末まで見終わると何故そう言われているのかが理解できます。映画去年の冬、きみと別れの気になるラストシーンまでをネタバレ解説します。

去年の冬、きみと別れの映画結末をネタバレ!

小林が事件を詳しく調べていくと、衝撃の事実が浮かび上がってきます。耶雲恭介には記事の売込みではない別の目的があったのです。まず、耶雲恭介という名前も偽名で、フリーのライターだという事も嘘の肩書でした。恭介は最初のモデル焼死事件の被害者、吉岡亜希子の恋人だったのです。恭介の亜希子への想いが強すぎるために関係がこじれて別れてしまったのですが、彼女への想いは捨てきれずにいました。

そんな中、亜希子は雄大のスタジオに監禁され、焼死してしまいます。雄大は燃える人間に執着を持っており、そんな彼に最高の写真を撮らせるために、姉の朱里が亜希子に火をつけたのです。更には、実は小林も雄大と朱里の姉弟と関係があったのです。雄大と朱里の父親の教え子であった小林は、姉弟の異常な関係に惹かれるようになり、また朱里の魅力にも引き込まれ、父親の殺害に共犯として関与していたのです。

大人になった朱里と肉体関係を持った小林は、朱里に夢中になっていきました。恭介は亜希子の事件を追ううちにその事実を知ります。亜希子を殺された復讐を果たすため、恭介は雄大を殺人犯として逮捕させ死刑になるように追い込む計画を立て始めました。小百合は実はネット上で知り合った女性で、婚約者ではなかったのです。百合子に婚約者を演じさせ、雄大をおびき寄せる計画だったのです。

百合子は演技で恭介を喧嘩をし、雄大にわざと監禁されます。百合子は雄大に監禁されたスタジオから、一瞬のスキをついて逃げ出していました。恭介は朱里を睡眠薬で眠らせて誘拐しており、百合子と入れ替わるようにスタジオに連れて行きます。恭介は朱里に火をつけて燃やしますが、そこに戻ってきた雄大は燃えているのが異常な絆でつながった姉だとは知らず、夢中で写真を撮り続けていたのでした。

現場に駆け付けた小林も、燃えているのが小百合だと思い込んでいるため、自分が溺愛している女性だとは知らずただ見ているだけだったのでした。すべての事実を知った小林は、恭介に「狂っている、化け物だ」と言い泣き崩れます。恭介は、「復讐のためには今までの自分ではいられない」と言います。

最愛の恋人で会った亜希子が死んだのは秋でしたが、恭介にとっての本当の別れとは、化け物になると決めた去年の冬だったのです。去年の冬、亜希子が死んだ事件の真相を知り復讐を決意した恭介は、今は亡き亜希子に別れの手紙を書いたのでした。

映画去年の冬、きみと別れは、予測不能のストーリーで見る人を驚かせる構成になっています。主人公の恭介に感情移入しながらストーリーを追っていると、まさかのラストに衝撃を受けると評判です。他にも豪華なキャストや演出にも見どころがたくさんあると話題になり、ヒットを記録しました。ストーリーのネタバレに続いて、主題歌や感想などの映画情報をご紹介します。

去年の冬、きみと別れの映画主題歌とは?

映画主題歌はm-flo

映画去年の冬、きみと別れの主題歌は、m-floが担当しています。元々は3人組のユニットであったm-floですが、2002年に女性ボーカルlisaが脱退、ソロ活動を開始していました。去年の冬、きみと別れの主題歌「NEVER」は、15年ぶりにボーカルlisaを迎え、メンバー3人が揃った久しぶりのバラード曲となっています。

m-floは去年の冬、きみと別れの主題歌「NEVER」について、「一見関係なさそうに見えて、実は映画の内容とつながっている歌詞」であると紹介しています。また、主演の岩田剛典は学生時代よりm-floのファンであったと語っており、この曲を「映画の持つ儚さが多くの人に染み渡る楽曲」であるとコメントしています。

去年の冬、きみと別れの映画を観た人の感想や評価とは?

去年の冬、きみと別れを見た人の感想では、「見直したくなる」という感想が多くみられます。それは、最期の最期まで判明しない、隠された謎があるためで、ラストシーンまで見終わった後に、冒頭のシーンから見返したくなるためでしょう。もう一度見たいという感想が多い映画です。

この映画の感想で、主演の岩田剛典の演技をこう評価する感想も多いです。ダンサーとして人気を博した彼ですが、高い演技力も評価されています。岩田剛典以外にも豪華な出演キャストの見事な演技を評価する感想も多くみられています。

去年の冬、きみと別れは原作が人気ミステリー小説という事もあり、映画化した時の構成の巧みさを評価する感想も多いです。先に小説を読んでいても読んでいなくても、どちらでも見ごたえを感じることが出来る出来栄えとの感想も見られています。

去年の冬、きみと別れのネタバレまとめ!

映画去年の冬、きみと別れのストーリーのネタバレをご紹介しました。また、豪華な出演キャストや、映画を鑑賞した人の感想などの情報もまとめました。映像化不可能と言われた傑作ミステリーを驚きの手法で上手く映画化している、見る人の予想を必ず裏切る人気作品として高く評価されています。是非、去年の冬、きみと別れをチェックしてみましょう。

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