サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじを解説!感想もネタバレ紹介

『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行監督の映画『サマータイムマシン・ブルース』は、大学生たちがタイムマシンを巡って繰り広げるSF青春コメディです。2005年に公開された映画作品ですが、2018年現在の売れっ子俳優が多数出演しており、何度見ても楽しめる作品と評判です。この記事では映画『サマータイムマシン・ブルース』のネタバレあらすじやキャスト一覧、見た人の感想をまとめて紹介します。

サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじを解説!感想もネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじや感想が知りたい!
  2. サマータイムマシン・ブルース映画作品情報
  3. サマータイムマシン・ブルース映画登場キャスト
  4. サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじネタバレ
  5. サマータイムマシン・ブルースの主題歌は名曲!
  6. サマータイムマシン・ブルースのロケ地を紹介
  7. サマータイムマシン・ブルースを観た感想は?
  8. サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじや感想まとめ

サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじや感想が知りたい!

『サマータイムマシン・ブルース』のネタバレあらすじやキャスト、感想についてまとめて紹介します。『サマータイムマシン・ブルース』はタイトルの通り、タイムマシンを巡って大学生たちが巻き起こす騒動を描いたSFコメディです。人気俳優の瑛太が初主演を務めた映画であり、様々な伏線が張られた何度見ても楽しめる作品と言われています。そんな『サマータイムマシン・ブルース』のネタバレあらすじなどを詳しく解説します。

第37回公演「サマータイムマシン・ブルース」/ 第38回公演「サマータイムマシン・ワンスモア」

サマータイムマシン・ブルース映画作品情報

ネタバレあらすじの紹介の前に、まずは『サマータイムマシン・ブルース』の基本的な情報を紹介します。映画『サマータイムマシン・ブルース』は2005年9月3日に公開された日本映画です。監督を務めたのは『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる本広克行です。また、原作は2001年8月に公演された劇団ヨーロッパ企画による演劇です。

映画版と戯曲版のあらすじや登場人物は概ね同じですが、映画版では特殊効果なども使ってタイムスリップの伏線が仕込まれています。BGMには本広克行監督の好きな作品とされるガンダムのBGMを使うなど、遊び心のある演出が加えられているようです。

サマータイムマシン・ブルース映画登場キャスト

ネタバレあらすじ紹介の前に『サマータイムマシン・ブルース』のキャスト一覧を紹介します。『サマータイムマシン・ブルース』には瑛太や上野樹里といった人気の高いキャストが多数出演しています。また、原作となった舞台に出演していたキャストも起用されていました。ここでは各キャストの経歴や代表作などをまとめて紹介します。

甲本拓馬/瑛太

『サマータイムマシン・ブルース』の主人公・甲本拓馬のキャストを務めたのは瑛太です。瑛太は歌手の木村カエラを妻に持ち、弟の永山絢斗も俳優として活躍していることが知られています。瑛太はモデルとして芸能活動をスタートさせ、2001年の田村正和主演ドラマ『さよなら、小津先生』で俳優デビューをしました。当時の芸名はEITAでした。後に現在の芸名に変更しています。

2003年の山田孝之主演ドラマ『WATER BOYS』に出演して注目を集めました。『サマータイムマシン・ブルース』は瑛太にとって初主演映画となりました。以降、さまざまなドラマや映画で活躍し、代表作には長澤まさみや上野樹里と共演したドラマ『ラスト・フレンズ』や、尾野真千子と共演した『最高の離婚』、映画では松田龍平とコンビを組んだ『まほろ駅前多田便利軒』シリーズがあります。

柴田春華/上野樹里

『サマータイムマシン・ブルース』のヒロイン・柴田春華のキャストを務めたのは上野樹里です。上野樹里は3姉妹の末っ子であり、姉ふたりは音楽活動をしています。上野樹里は10代の頃から芸能事務所に所属しており、2002年のドラマ『生存 愛する娘のために』にで女優デビューしました。2004年の主演映画『スウィングガールズ』で第28回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞して注目を集めました。   

2006年には人気漫画原作のドラマ『のだめカンタービレ』の主人公を演じ、劇場版も制作されるなど代表作となります。この作品には瑛太も主要キャストとして出演していました。2011年には大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で主演を務めています。2016年にロックバンド・TRICERATOPSのボーカルである和田唱と結婚したことが発表されました。2018年は山崎賢人主演ドラマ『グッド・ドクター』などに出演しています。

新美優/与座嘉秋

『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会のひとり・新美優のキャストを務めたのは与座嘉秋です。与座嘉秋は俳優としても多くの作品に出演していますが、マセキ芸能社に所属するお笑いタレントでもあります。2010年に解散するまでは「ホーム・チーム」というコンビで活動していましたが、以降はピン芸人として活動しています。『UDON』や『曲がれ!スプーン』といった本広克行監督作品にも出演しています。

小泉俊介/川岡大次郎

『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会のひとり・小泉俊介のキャストを務めたのは川岡大次郎です。川岡大次郎は1997年の映画『タイム・リープ』で俳優デビューしました。2005年には人気医療ドラマシリーズ『救命病棟24時』に出演しています。2007年には「演劇集団スプートニク」を旗揚げし、以降さまざまなドラマや映画、舞台で活躍しています。

石松大悟/ムロツヨシ

『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会のひとり・石松大悟のキャストを務めたのはムロツヨシです。ムロツヨシは俳優、及びコメディアンとして活躍してます。大学進学後に役者を目指したというムロツヨシは長い下積みを経てブレイクしました。長年、舞台で活動していましたが、『サマータイムマシン・ブルース』への出演は映像作品へ活躍の場を広げるきっかけになった作品と言われます。

本広克行監督作品である『踊る大捜査線』シリーズにも出演しています。また福田雄一監督作品の常連となっており、代表作には『勇者ヨシヒコ』シリーズや、映画『銀魂』シリーズなどがあります。映像作品への出演機会が増えてからも舞台での活動を続けています。また、NHKのコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』のレビュラーキャストとしても活躍していました。

曽我淳/永野宗典

『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会のひとり・曽我淳のキャストを務めたのは永野宗典です。永野宗典は『サマータイムマシン・ブルース』の原作を公演した劇団「ヨーロッパ企画」に所属しています。映像作品にも出演していますが、劇団での活動を中心に、映画監督、脚本家、演出家、そしてラジオパーソナリティなど、幅広い活躍をしています。

田村明/本多力

『サマータイムマシン・ブルース』の未来のSF研究会のひとり・田村明のキャストを務めたのは本多力です。本多力も『サマータイムマシン・ブルース』の原作を公演した劇団「ヨーロッパ企画」に所属しています。劇団での活動を中心に、2016年の北川景子主演ドラマ『家売るオンナ』にレギュラー出演するなど、多くの映画やドラマに出演しています。2018年には土屋太鳳主演ドラマ『チア☆ダン』に出演していました。

伊藤唯/真木よう子

『サマータイムマシン・ブルース』でカメラクラブに所属している・伊藤唯のキャストを務めたのは真木よう子です。真木よう子は2006年の西川美和監督作品『ゆれる』での演技が高く評価されました。2007年には岡田准一主演ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』にレギュラー出演し、代表作のひとつとなります。2010年にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の妻、龍を演じました。

その他の出演作には2011年の映画『モテキ』や、2013年の映画『さよなら渓谷』、『そして父になる』、瑛太主演ドラマ『最高の離婚』などがあります。第37回日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞を同時受賞しており、演技力は高く評価されています。2018年には映画『孤狼の血』や『焼肉ドラゴン』といった出演作が公開されました。

保積光太郎/佐々木蔵之介

『サマータイムマシン・ブルース』でSF研究会の顧問・保積光太郎のキャストを務めたのは佐々木蔵之介です。佐々木蔵之介は会社員として働きながら劇団員として活動していましたが、後に退職。上京してからは映像作品へ出演するようになりました。2000年の連続テレビ小説『オードリー』に出演すると注目を集め、以降さまざま映画やドラマでバイプレーヤーとして活躍します。

2006年の映画『間宮兄弟』ではドランクドラゴンの塚地武雅と共に主演を務めました。2008年のドラマ『ギラギラ』ではゴールデンタイムの連続ドラマの主演を務めました。2009年からは主演ドラマ『ハンチョウ〜神南署安積班〜』が放送開始され、シリーズ化されています。2014年の映画『超高速!参勤交代』での演技が高く評価され、第38回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しています。

サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじネタバレ

ここからは『サマータイムマシン・ブルース』のネタバレあらすじを結末まで紹介します。『サマータイムマシン・ブルース』は2005年の8月19日と2005年の8月20日の2日間の出来事を中心としたあらすじとなっています。簡単なネタバレあらすじは「壊れたエアコンのリモコンを得るために、昨日にタイムスリップしますが、全てが消えてしまう可能性に気付いて慌てて事態を収束させる」というものです。

細かい演出や、セリフの食い違いにタイムスリップの影響が無数に隠されていますが、ここでは大まかなあらすじをネタバレ解説します。ただし、何度もタイムスリップが発生し、時間順や出来事の関連性が非常に複雑なあらすじです。そのため、ここでのネタバレあらすじ紹介は映画の流れに沿っています。結末までネタバレあらすじを解説しているので、まだ見ていない方はご注意ください。

2005年の8月19日

まずは序盤のネタバレあらすじの紹介です。2005年の8月19日、とある大学のSF研究会に所属する甲本拓馬とそのメンバーたちが野球の真似事をしていました。その様子をカメラクラブ所属の伊藤唯がカメラに収めます。野球を終えた後、甲本たちは行きつけの銭湯に向かいました。その帰り、甲本は仲間と一旦離れて映画のチケットを購入します。甲本はカメラクラブ所属の柴田春華に好意を抱いていました。

その後、部室に戻った甲本は何故か仲間から熱烈な歓迎を受けます。その時、唯一の後輩である曽我が持っていたアイスが石松の顔にかかったことを皮切りに、連鎖的なアクシデントが発生してエアコンのリモコンにコーラがかかって故障してしまいます。

2005年の8月20日

2005年の8月20日、エアコンが使えなくなったせいで部室は蒸し風呂のような状態になっていました。暑さに耐えかねた甲本たちは、SF研究会の顧問である保積光太郎にリモコンの修理を依頼します。しかし、保積はリモコンの修理どころか、完全に分解して使い物にならなくなりました。捨てられた扇風機があることを知ったSF研究会のメンバーは急いで回収しに行きます。

その頃、柴田とふたりきりになった甲本は、映画のチケットを口実にデートに誘います。しかし、柴田は彼女に悪いと言って断りました。甲本に彼女はいないので不思議に思います。昨日言っていたと柴田は言うのですが、甲本には全く身に覚えのないことでした。結局真相はよくわからないうちに伊藤が戻ってきて、デートの約束はうやむやになってしまいます。

突如現れるタイムマシン

結局まともな扇風機も見つからずにSF研究会の一同は部室に戻ります。すると、そこには見知らぬ男・田村がいました。挙動不審な田村はその場からすぐに立ち去ってしまいます。気味悪がるメンバーたちでしたが、田村がいた場所には奇妙な機械が置かれていました。調べてみると、機械にはダイヤルやスイッチ、そしてレバーがついていました。冗談半分に、タイムマシンだと騒ぎます。

悪ふざけのつもりで、後輩の曽我を機械に乗せます。そして、ダイヤルの日付を8月19日に合わせてレバーを引きました。すると、曽我と機械は消えてしまいます。慌てて曽我を探す一同ですが、すぐに曽我と機械は現れました。曽我は激しく動揺しながらも、昨日に行ってきたと説明します。伊藤が8月19日に撮った写真には確かに曽我がふたり写っていました。その機械は本当のタイムマシンだったのです。

リモコンを取りに行く

タイムマシンの力を認めたSF同好会一同はどうやって利用しようか話し合います。色々案を出した結果、昨日に行って壊れる前のリモコンを取ってくるということになりました。新美、小泉、石松の3人が代表して昨日へ行くことになります。タイムスリップに成功した3人は大はしゃぎして遊びまわります。リモコンの回収をしてもすぐに帰ろうとはしません。

3人の帰りを待っている甲本たちを、未来から来た田村が訪ねてきました。田村は2030年のSF研究会のメンバーだったのです。タイムマシンは田村が乗ってきたため部室にあったのでした。甲本たちは田村に2005年の街並みを案内します。その道中、田村の母親が近くにいるかもしれないという話になりました。しかし、未来が変わってしまうかもしれないから会わないほうがいいと考えます。時間について考えていると保積が現れました。

タイムパラドックスの危険性

講義室に集められた甲本たちはタイムパラドックスについての講義を受けます。どう考えても矛盾は起こるという保積は「タイムマシンは無い」と結論付けます。しかし、実際に田村やタイムマシンは存在します。仮にタイムマシンが存在するとした場合どうなるのか追求すると、すべてが消えてしまうと保積は言いました。甲本たちは危険な事態を引き起こしているのだと感じて焦ります。

急いで部室に戻った甲本たちはタイムマシンを発見します。そこには「お前たちも来い」という張り紙がしてありました。石松たちは昨日の自分たちを尾行して遊んでいたからです。甲本は自らタイムスリップをして仲間を連れ戻すことにします。曽我も一緒に行くことになりました。

リモコンの行方

昨日に戻った甲本と曽我はさっそく昨日の柴田と伊藤に遭遇して戸惑います。そこへ浮かれた様子の20日の小泉と石松がやって来たので事態を収束させるために奔走します。新見は銭湯に行ったと聞いた甲本は連れ戻しに行きました。一方、曽我はなんとか小泉と石松を元の時代に帰らせます。その後、コーラで濡れないようにリモコンをラップで巻きました。すぐに小泉と石松が帰ってきて、なぜ田村もついて来ます。

その時、タイムマシンを用務員のおじさんに見られてしまいました。急いでタイムマシンを隠すため、曽我が99年前まで飛ばされます。用務員の気を逸らしているうちに、地域に伝わる河童様の伝承を聞くことになりました。それは過去に飛ばされた曽我のことです。そこへ甲本と新見がやって来ます。部室に戻った一行は曽我の帰りを待ちます。しかし、リモコンがなくなっていたため慌てて探します。

そこへ泥だらけになった曽我が帰ってきました。曽我は99年前の沼に落ちて溺れているところを河童に間違えられた上、リモコンを沼に落としていました。代わりのリモコンを用意しなければいけない状況です。甲本は壊れた20日のリモコンを取り戻そうとしますが、保積がへし折っているため使えません。そこで田村が思い立ち、2030年の未来の自分からリモコンを受け取ります。未来でも同じリモコンを使っていたのです。

置き去りにされる甲本

無事にリモコンを定位置に置いて一件落着です。しかし、急いで帰らないと甲本が帰ってくると言います。しかし、甲本は映画のチケットを買ってから帰ったのです。他のメンバーよりも遅れて帰ってくるはずでした。違和感を覚える甲本ですが、そこへ19日の新見たちが帰ってきます。タイムスリップしてきた一行は急いでタイムマシンに乗り込みました。しかし、甲本だけタイムマシンから落ちて20日に戻る事に失敗しました。

20日に戻った一行は、甲本を置き去りにしたことにすぐ気付きます。しかし、甲本はなぜか部室にいました。「帰れなかった」という甲本のその後が明かされます。19日に残された甲本はなんとか誤魔化そうとしますが、挙動不審な様子を仲間に疑われます。「女と会う」と小泉が邪推し、面倒になった甲本は彼女がいるということにしてその場を抜け出そうとしました。

しかし、しつこく引き留められた甲本は、柴田の前で彼女を紹介すると嘘の宣言をします。窓の外に彼女がいると言ってみんなの注意を引き離した甲本は、部室を出ようとしますが、そこへ19日の自分自身が帰ってきました。部屋から出られなくなった甲本はロッカーに身を潜めます。仲間たちは銭湯から帰ったばかりの甲本を先ほどまで話していた20日の甲本と勘違いします。そして、リモコンの故障事件が起こりました。

解き明かされる真相

ロッカーの中からすべてを見ていた甲本は、事件の一部始終を理解しました。そして、一日中ロッカーに隠れたまま過ごし、自分が最後にタイムスリップするまで潜んでいたということです。20日の保積や柴田に状況説明を終えると、石松たちが戻ってきました。甲本は石松たちにもタイムパラドックスの問題はないことを説明しました。

一同がほっとしていると、犬がリモコンを掘り出してきます。それは曽我がラップでくるんで99年前の沼に落としたリモコンでした。電池を入れ替えると無事にエアコンが起動して一同は喜びます。保積はそのがリモコンが99年前から2030年まで数奇な時間の旅をすることに気付いて感動しますが、誰も聞いていません。

サマータイムマシン・ブルースの結末

事態が解決したため田村は2030年に帰ることにしました。柴田は「また会えそうな気がする」と言います。伊藤は「時間の流れは変えられなかったのではないか」と考えます。「全ては神様とかに決められていた」と伊藤がが言うと、保積は「神様なんておられない」と笑いました。そんな保積はタイムマシンを作ってやろうと考えていました。

部室に戻った甲本と伊藤は、田村がカメラを忘れて行ったことに気付きます。それは柴田のカメラと同じものでした。そこへ田村がタイムスリップしてきます。田村はカメラを失くすとお母さんに怒られると言い、カメラは母親から譲り受けたと言い、さっさと未来に帰ります。甲本と伊藤は田村が柴田の息子であることに気付きました。同時に、甲本は旦那の名字が「田村」であることにショックを受けます。

そこへ柴田がやってきて、映画のデートの約束を承諾します。甲本は今回の騒動を思い返します。伊藤は時間の流れは変えられないと言いました。誰が作るのかはわかりませんが、タイムマシンはあることは間違いないので、それを作る男になると保積は言いました。柴田の息子が田村であることはわかっても、具体的に誰が父親かはまだわかりません。甲本は名字を変える方法を真面目に、仲間に尋ねました。

サマータイムマシン・ブルースの主題歌は名曲!

主題歌はTommy heavenly6が担当

名曲という声もある『サマータイムマシン・ブルース』の主題歌「LCDD」を担当したのはTommy heavenly6です。Tommy heavenly6はthe brilliant greenのボーカルである川瀬智子のソロプロジェクトのひとつです。曲のタイトルは「Like a Candy Day Dream」という歌詞の略称です。シングルカットはされておらず、ファーストアルバム『Tommy heavenly6』に収録されています。

サマータイムマシン・ブルースのロケ地を紹介

映画『サマータイムマシン・ブルース』は監督である本広克行監督縁の地で撮影されたことが知られています。本広克行は香川県丸亀市出身です。映画『UDON』を撮影していることからも、地元愛が深い監督として知られています。『サマータイムマシン・ブルース』の主なロケ地は善通寺市です。映画『曲がれ!スプーン』のロケ地としても知られています。以下、代表的な施設を紹介します。

善通寺

善通寺(ぜんつうじ)は『サマータイムマシン・ブルース』のロケ地のひとつです。映画では8月19日にタイムスリップした甲本が新見と再会して失われたヴィダルサスーンについてやり取りする場面で使われています。お遍路さんに扮した神様が「セーフ」とジェスチャーする場面です。善通寺は空海縁の地としても知られています。

1962年に設置された四国学院大学

四国学院大学は『サマータイムマシン・ブルース』の主要なロケ地のひとつです。映画ではSF研究会の部室のある建物としてホワイトハウスが使用されました。四国学院大学では学内にチャペルがあり、現在でも教員や牧師がキリスト教の説教を行なうキリスト教との関りの深い大学です。本広克行監督は客員教授を務めている他、映画『幕が上がる』の原作小説を書いた劇作家・平田オリザも、学長特別補佐と客員教授を務めています。

サマータイムマシン・ブルースを観た感想は?

ここからは映画『サマータイムマシン・ブルース』を見た人のネタバレ感想をまとめて紹介します。映画『サマータイムマシン・ブルース』には概ね好意的なネタバレ感想が寄せられていました。「何度見ても楽しめる伏線の張られたあらすじ」や、「豪華キャストの若いころの演技」、さらに「原作である戯曲と合わせておすすめ」というネタバレ感想があったので、それぞれ解説していきます。

何回見ても面白い

『サマータイムマシン・ブルース』を見た人のネタバレ感想には「何度観ても面白い」という意見が多くありました。『サマータイムマシン・ブルース』はタイムマシンを使って時間移動を繰り返すSF作品です。難しく考えると疲れるといわれるSF作品ですが、『サマータイムマシン・ブルース』はコミカルなシーンも多く、気軽に見ても笑って楽しめる作品というネタバレ感想が多くありました。

また、『サマータイムマシン・ブルース』には序盤から多くの伏線が張られており、後半に違和感の正体が明らかになっていくことが面白いと評されています。冒頭は野球の場面から始まりますが、タイムマシンが登場する前からタイムスリップしている人がいることを示す演出が随所に仕込まれています。初回の視聴では気付かない部分に、複数回見ているうちに気付く方も多いです。このように何度も楽しめる映画と言われています。

キャストが豪華

映画『サマータイムマシン・ブルース』を見た人のネタバレ感想には「とにかくキャストが豪華」という声が多くありました。『サマータイムマシン・ブルース』は2005年に公開された映画ですが、当時よりも2018年現在の方が人気の高いキャストも多く出演しており、人気キャストの若いころの演技が見られることに好意的なネタバレ感想が挙がっていました。以下、特に注目されているキャストを紹介します。

まずは主人公を演じた瑛太です。瑛太はモデル出身ということもあり、デビュー当時からイケメン俳優として注目されてきました。後に演技力が認められ、2018年にはドラマ『anone』でのシリアスなキャラクターから、大河ドラマへの出演、住友生命のCM「1UP」のコミカルな演技など、幅広く活躍しています。そんな瑛太の若い頃の演技は、初々しさがありつつ、当時からかっこいいという感想がありました。

続いてヒロインを演じた上野樹里についての感想を紹介します。上野樹里は『のだめカンタービレ』でののだめ役が当たり役となり、高い知名度と人気を獲得しました。大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』への出演以降、しばらく芸能活動が控えめになっていた時期がありましたが、2018年は『グッド・ドクター』などで活躍しています。そんな上野樹里の若いころの演技は「かわいい」という感想が多くありました。

続いてムロツヨシです。『サマータイムマシン・ブルース』が公開された頃はムロツヨシはまだあまりメジャーな役者ではありませんでした。しかし、2018年現在は、ドラマ・映画・バラエティ番組など、多くの作品に出演しており、SNSでファンを公言している方も非常に多くいます。そんなムロツヨシの若いころの姿は今ほどクセが弱めめという感想がある一方、現在と変わらない独特の雰囲気があるという感想もありました。

続いて真木よう子についての感想を紹介します。『サマータイムマシン・ブルース』で、真木よう子は学生の役を演じていますが、現在のファンからは意外なキャスティングに感じるようです。真木よう子は代表作である『SP 警視庁警備部警護課第四係』などから強い女性やセクシーなキャラクターのイメージが強いようです。『サマータイムマシン・ブルース』では純粋な学生役だったので、新鮮に感じる方もいるようです。

舞台版も面白い

映画『サマータイムマシン・ブルース』を見た人のネタバレ感想には「舞台版も面白い」という感想が多くありました。『サマータイムマシン・ブルース』はもともと舞台版の人気が非常に高かったため、映画よりも先に舞台版を知っていた方も多いようです。両方見た人からは「どちらも面白いため、両方見ることをおすすめする」という感想が多くありました。

また、映画『サマータイムマシン・ブルース』に続編はありませんが、舞台版には『サマータイムマシン・ワンスモア』という続編があります。『サマータイムマシン・ブルース』の15年後の作品であり、舞台版のファンはもちろん、映画のファンからも高い評価がありました。舞台版の『サマータイムマシン・ブルース』もDVD化されているため、映画が気に入った人にはおすすめの作品のようです。

サマータイムマシン・ブルースの映画あらすじや感想まとめ

『サマータイムマシン・ブルース』のネタバレあらすじやキャスト一覧、映画を見た人のネタバレ感想をまとめて紹介しました。『サマータイムマシン・ブルース』は人気戯曲を原作としたSFコメディでした。映画ならではの演出として様々な仕掛けが施されており、何度見ても楽しめると評判でした。キャストも豪華なため、現在の演技と比べてみるのも面白いようです。

このように、多くの見どころがあるとされ、ファンの多くがいる『サマータイムマシン・ブルース』。2018年には続編の舞台が公演されるなど、人気は根強いようです。まだ見ていないという方は、ぜひ一度ご覧ください。

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