サイレンの映画あらすじと評価をネタバレ!結末のどんでん返しとは?

サイレンはゲームが原作となるホラー映画で、不気味な島で起こる出来事を描いています。主人公達が島に引っ越してくる事から始まるこの映画は、不可思議な展開と先の読めないストーリーでホラー映画としてヒットしました。映画サイレンのストーリーは結末もどんでん返しのラストになっていると話題も集めました。ここでは、人気ホラー映画のサイレンのあらすじネタバレや評価、結末をご紹介していきます。

サイレンの映画あらすじと評価をネタバレ!結末のどんでん返しとは?のイメージ

目次

  1. サイレンの映画あらすじと評価が気になる!
  2. サイレンとは?
  3. サイレンの映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. サイレン映画の結末どんでん返しとは?
  5. サイレンの映画評価を紹介
  6. サイレンの映画あらすじと評価のまとめ

サイレンの映画あらすじと評価が気になる!

サイレンは不気味な島を舞台に主人公が事件に巻き込まれ行く様を描いたホラー映画です。原作はゲームとなっており、ゲームの「サイレン」もヒットして人気を集めているため、ゲームファンなど数多くの人の注目を集めました。「サイレンが鳴ったら外に出てはいけない」という不気味なキャッチコピーが印象的で、ホラー映画としてヒットを記録しました。

ここでは、人気のホラー映画サイレンのあらすじを詳しくネタバレしていきます。物語の核心に迫るラストシーンもネタバレし、どんでん返しが訪れると話題の気になる結末まで、ネタバレして解説していきます。また、映画サイレンを見た人の感想や評価もまとめます。

サイレンとは?

原作はゲーム「SIREN」

映画サイレンは、2006年2月11日に公開されたジャパニーズホラー映画です。同名のゲーム「サイレン」を元としたストーリーとなっています。原作となるゲームは、プレイステーション2用ソフトとして発売されたホラーステルスゲームです。映画サイレンのストーリーのベースは、ゲームの「サイレン2」となっています。しかし、映画とゲームでは細かな設定は異なっており、ゲームの前作「サイレン」の要素も含まれています。

映画以外のメディア展開

映画サイレンは、プレイステーション2ゲーム版サイレン2が発売されるに伴い、メディア展開された作品です。また、映画サイレン以外のメディア展開作品としては、コミカライズなどもされています。映画サイレンにはサブタイトルとして「FORBIDDEN・SIREN」という言葉がついています。

サイレンが映画化される際、監督は堤幸彦です。数々の映画やテレビドラマの監督を務めており、有名な作品には「TRICK」、「ケイゾク」、「SPEC」などがあります。独特の演出方法でたくさんのヒット作を世に送り出しています。映画サイレンは、そんな堤幸彦が描くホラーストーリーだと公開当初から話題となりました。

キャストを紹介

映画サイレンには、豪華な出演キャストが揃っています。ホラー映画ではありますが、演技派の俳優を起用していることでも話題となりました。サイレンの独特の世界観や恐ろしさを表現した、出演キャストをご紹介していきます。

天本由貴役の市川由衣

映画サイレンの主人公の少女で、弟想いのお姉さんです。病気がちな弟の療養のため、父と弟の3人家族で夜美島へと引っ越してきました。異様な島の雰囲気や、父親の変異に危機感を覚え、弟を守るために奮闘します。主人公由貴を演じる市川由衣は、読者モデルや歌手など多彩な計レクのある人物で、女優業に専念してからはサイレンの他には、「NANA2」などにも出演しています。

天本真一役の森本レオ

主人公由貴の父親で雑誌のライターをしています。雑誌「アトランティス」はゲームシリーズでもおなじみの雑誌です。夜美島へは、息子英夫の療養の為と、島に伝わる伝説の取材のために訪れました。物語の中で一度行方が分からなくなり、様子がおかしくなってしまいます。天本真一を演じているのは、ナレーターや声優として有名な森本レオです。優しい風貌な森本レオですが、作中の演技が狂気じみているとして話題になりました。

南田豊役の田中直樹

夜美島唯一の医者です。主人公由貴の弟英夫の担当医となる医者で、島の住民の中で唯一様子がおかしくない正気を保ったままの人物です。南田を演じているのはお笑いコンビココリコの田中直樹です。田中直樹はお笑い芸人として活躍しながらも、映画やドラマにも出演しています。サイレンの作中で重要な登場人物、南田医師を演じています。

土田圭役の阿部寛

土田圭は、29年前の事件で発見され、その時点では発狂してしまっていた人物です。「3度目のサイレンが鳴ったら外に出てはいけない」という重要なワードを残します。演じているのは人気俳優阿部寛です。阿部寛と言えば、堤幸彦監督の人気作「TRICK」でも有名です。わずかなシーンにしか登場していない土田圭ですが、豪華な配役となっています。

天本英夫役の西山潤

天本英夫は、主人公由貴の弟で病弱な少年です。演じているのは西山潤で、子役として数多くのテレビドラマに出演しています。作中で英夫は言葉を発しないのですが、この演出も物語の結末に大きく関わっています。

サイレンの映画あらすじをネタバレ紹介!

ホラー映画サイレンは、様々な伏線が仕掛けられ衝撃のどんでん返しの結末へとつながっていきます。ここでは、サイレンのストーリーのあらすじをネタバレ解説していきます。

サイレンが鳴ったら

1590年のアメリカのある島で、島民全員が失踪するという不可思議な事件が起きます。事件はロアーク島という島で起き、117人もの島民が全員行方不明になったのでした。島には「CROATAN」という謎の文字が残されていました。1872年の大西洋上で、マリーセレスト号という船が漂流中に発見されました。乗組員の姿はなく、公開日誌は「12月4日、我が妻マリーが」という中途半端なところで終わっていました。

1976年、日本の夜美島という島が嵐に襲われます。災害救助に訪れた人たちが島の様子を見て回りますが、島民の姿が見当たりません。家々の中にはまだ温かい鍋が残されているなど、さっきまで人がいたような痕跡を残しています。島にはたった一人の生き残りがいました。保護されたその男は土田圭という男で、壁に「DOG・LIVE」とかかれた部屋の真ん中で座り込み、歌を歌っていました。

災害救助に訪れた人々は、土田に「他の島の住民はどこに行ったのか?」と尋ねますが、土田は「3度目のサイレンが鳴ったら外に出てはいけない」と繰り返し、半狂乱になってしまいました。

謎の手帳

夜美島の嵐の事件の29年後の2005年、島にある家族が引っ越してきます。雑誌のライターをしている天本真一と、その娘由貴と小学生の弟英夫です。一家は愛犬オスメントを連れて島に引っ越してきました。英夫は病弱で発作を起こす病を患っています。英夫のための転地療養として、夜美島へとやってきたのです。

夜美島は閉鎖的で異様な雰囲気が漂っています。他所からやってきた由貴たちを、島民たちはジロジロと眺めてきます。島民の様子に由貴は居心地の悪さを感じていました。フェリーで島に到着した一家を、英夫の担当医となる医師南田豊が迎えに来てくれました。島には至る所に日本語ではない言語が散見され、独特の雰囲気を醸し出しています。かつてこの島に異人が流れついたことにも関係しているだろうと南田医師は言います。

島には古くからの伝承も残っており独特の文化が根付いているようです。島民が昔から信仰しているものに、「森の鉄塔には危険な虫がいるので近づくな」「サイレンが鳴ったら家の外へ出てはいけない」などがあります。南田医師は由貴たちにそう助言しました。一家が住むことになる家は、とても古びていてあちこちに血痕のようなシミがあるような有様でした。

ある日弟英夫の姿が見えなくなり、心配した由貴は英夫を探して森の中に入っていきます。森の奥へとたどり着いた由貴は廃屋を発見しました。廃屋の壁には「DOG・LIVE」と赤い文字で書かれています。廃屋の中に会った鏡が割れ、中から赤い手帳が出てきます。「1976年取材メモ」と書かれていました。「サイレンの定義」「島民は犬をおそれる」「サイレンは鉄塔か?」といった言葉が箇条書きに書かれていました。

次々起こる異変

英夫を連れて帰った夜、父真一は島の写真を撮ると言って外出します。その夜に島は停電し、サイレンが鳴り始めます。また、愛犬のオスメントは吠えていました。父は結局朝になっても戻って来ませんでした。由貴は南田医師に相談し、一緒に父を探すことになります。南田医師と一緒に森を探索する由貴でしたが、途中で南田医師とはぐれてしまいます。

何かの気配を感じた由貴は、逃れるために走って逃げだし、島民が儀式を行っていた会館のところへとたどり着きます。会館の中に入っていくと、中央に奇妙な銅像が立っており、文字が刻まれています。由貴は地下へと行く階段を発見し、椅子に座ったまま死んでいる父の姿を発見します。驚いて逃げ出した由貴を南田医師が発見し、南田医師と巡査と一緒に戻って確かめることにします。しかし戻ったときには、父の姿は消えていました。

家に戻ると由貴よりも先に父が帰ってきていました。森の斜面を滑りおち、脛を怪我したと言います。翌朝愛犬の姿がなくなり、由貴はオスメントを探しに行きます。途中で父親のビデオカメラを発見し、父が何者かに襲われたのだという事を知りました。南田医師のところを訪れた由貴は、一昨日のサイレンの後に父の身に何かあったのだと伝えます。その後由貴は自宅へと戻りますが、父の姿がありません。

パソコンが電源を付けたままにされています。「ロアノーク島事件」「マリーセレスト号事件」などの記事が入っていました。ある記事の記述で赤い服を着たセイレーンの挿絵をみた由貴は、英夫が赤い服の少女といたことを思い出します。急いで英夫を探し出した由貴ですが、英夫は赤い服の少女の前で倒れてしまいます。サイレンが鳴り、山小屋へと逃げ込んだ由貴と英夫でしたが、ゾンビのように変化した島民に囲まれていました。

何とか家へと逃げ帰った由貴は島を脱出するために荷造りをします。そこで家の中に隠し部屋を発見し、何十年も前の島民の写真を発見しました。そこに写る島民は今と全く変わらない姿でした。3度目のサイレンが鳴り、変異して襲ってくる父親を躱して由貴は逃げ出します。

ここまでは、映画サイレンのあらすじを詳しくネタバレしました。あらすじのネタバレに続いて、結末も詳しくネタバレしていきます。どんでん返しが隠された驚きの結末を、細かく解説していきます。

サイレン映画の結末どんでん返しとは?

サイレンの音が聞こえているのは由貴だけ!?

由貴はサイレンを止めるために迫ってくる島民を躱しながら森の鉄塔を登っていきます。なんとか鉄塔を上った由貴は、サイレンの元凶と思われるスピーカーを破壊します。しかし、サイレンは鳴りやみません。南田医師が梯子を上ってきて由貴に「サイレンは君にしか聞こえていない」と言います。由貴の頭の中で今までの出来事がフラッシュバックします。

英夫はすでに亡くなっている

南田医師は「英夫君は半年前に亡くなっている」とも言います。実は英夫は発作が原因ですでに亡くなっており、責任を感じた由貴は急性ストレス障害を患い、幻覚を見ていたのです。一緒に過ごしていた英夫も由貴が作り出した幻覚でした。夜美島への引っ越しも、由貴の療養のためだったのです。すべてを思い出し理解した由貴は、鉄塔から身を投げるのでした。

場面は診療所に移り、奇跡的に助かった由貴はベッドで寝ています。父と南田医師が話しており、29年前の島民失踪も、発狂した土田の犯行だったことが明かされます。南田医師は由貴の持っていた手帳と自分が持っていた片割れとを合わせます。「4度目のサイレンで皆殺し」という言葉が現れます。頭の中で響く4度目のサイレンで目を覚ました由貴は、南田医師を背後からナイフで刺してしまいます。

映画サイレンのあらすじネタバレに続いて、結末のシーンも詳しくネタバレしました。主人公由貴がおかしくなっていたという衝撃の結末に、見る人は必ず驚いた仕掛けになっていました。この結末を見た後で、もう一度最初から見たくなる人が続出しています。

サイレンの映画評価を紹介

森本レオさんがとにかく怖い!

映画サイレンの見どころで森本レオの演技がとにかく怖かったという評価がよく見られます。穏やかな役柄が多く、作中も良き父親役だった森本レオが、屍人になって襲ってくるシーンが最も怖かったという評価も続出しました。

ゲームファンからは厳しい意見も

映画サイレンの評価は、ゲーム版が好きな人からは酷評となっています。ゲーム版の醍醐味である視界ジャックなどの重要な要素が反映されてないところが、辛口評価の原因となっています。ゲームを原作として捉えた場合、ゲームの要素があまり盛り込まれていないため、物足りないと低い評価になってしまうのでしょう。

サイレンの映画あらすじと評価のまとめ

映画サイレンは、人気ホラーゲームを原作とした作品です。原作となったゲームサイレンも怖すぎると人気を集めました。映画化される際には、出演キャストの豪華さも話題になりました。映画サイレンの物語のネタバレ、結末のネタバレを見てみると、驚きの展開がラストに隠されていた、どんでん返しのストーリーだったと分かります。

また、映画サイレンの評価では、普通のホラー映画として怖かったという意見もあるのですが、ゲームのファンからすると物足りなく低評価になっているようです。ここでは、映画サイレンのあらすじや結末のネタバレ、見た人の評価などの情報をまとめました。映画サイレンの情報を見て気になったという人は、是非人気ホラー映画サイレンをチェックしてみましょう。

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