思い出のマーニーのあらすじと結末は?マーニーの正体もネタバレ考察

2014年に公開されたジブリ映画「思い出のマー二―」のあらすじを結末をネタバレを含めて辿ってみましょう。また、「思い出のマー二―」のあらすじだけでなく、物語の主人公・杏奈と両親との関係や杏奈と共に過ごしたマー二―の正体もネタバレを含めて考察しています。このあらすじを読めば、一度映画を観たけどつまらないと感じていた方も、「思い出のマー二―」をもう一度観たくなるでしょう。

思い出のマーニーのあらすじと結末は?マーニーの正体もネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 思い出のマー二ーのあらすじ・結末をネタバレ!気になるマー二ーの正体とは?
  2. 思い出のマー二ーのあらすじをネタバレ!
  3. 思い出のマー二ーの結末をネタバレ!
  4. 思い出のマー二ーの疑問点を考察
  5. 思い出のマー二ーの声優キャストを紹介!
  6. 思い出のマー二ーを見た人の感想・評価を紹介!
  7. 思い出のマー二ーあらすじとネタバレまとめ!

思い出のマー二ーのあらすじ・結末をネタバレ!気になるマー二ーの正体とは?

「思い出のマー二―」は、米林宏昌が監督を務めたジブリ映画で、2014年7月19日に公開されました。日本中が感動したこの作品のあらすじと涙を流さずにはいられない物語の結末まで、ネタバレを含めて紹介します。また、「思い出のマー二―」の主人公の一人・マー二―の正体も、主人公・杏奈との関係を辿りながら探ってみましょう。

思い出のマー二ーのあらすじをネタバレ!

「思い出のマー二―」は、北海道札幌市に住む中学1年生・佐々木杏奈の目線で物語が始まります。幼い時に養子として佐々木夫妻に引き取られた青い目の杏奈は、喘息の療養のため親戚が住む田舎町へ向かいます。この章では、物語冒頭から杏奈・マー二―の出会いと別れをネタバレを含めて辿りましょう。

杏奈の性格の理由

「思い出のマー二―」の主人公・佐々木杏奈は、佐々木家の「養子」でした。たった一人の身寄りだった祖母を失い一時は孤児院へ入れられるも、子宝に恵まれなかった佐々木夫妻の養女として引き取られ、実子のように大事に育てられました。一方で、養父母の佐々木夫妻には自治体から養育費が支給されており、ある日、杏奈がその事実を知ってしまいます。

杏奈が給付金について知った時もその事実を隠しいつものように振舞う養母・頼子に対して不信感を抱き始め、「おばちゃん」と呼ぶようになりました。また、幼いころのトラウマ、周りの子たちと自分は違うという劣等感や外の世界に対する疎外感から、「自分はいらない子」と思い込み、周りの人間に心を閉ざしていました。

思い出のマー二―あらすじ:喘息の療養で親戚の家へ

暑さが厳しい公園で行われた写生にて杏奈は喘息の発作を起こします。その日は早退、家で療養することになりました。荷物を届けてくれたクラスメートの言動から、学校生活を心配した頼子と往診に来た山下医師の提案により、夏休みを親戚の暮らす田舎で療養することが決まります。そして、出発当日、杏奈は特急列車に乗り、療養先へ向かいます。

「思い出のマー二―」のメイン舞台となる町へ着くと、親戚のいる田舎の光景にも無関心な杏奈を大岩清正・セツ夫妻は温かく迎え入れてくれました。大岩家に来ても感情に乏しい杏奈でしたが、夫妻はそのようなことは気に留めずおおらかに接しました。そして、自然豊かな田舎町で、杏奈は趣味のスケッチに没頭します。

養母・頼子の心配症

大岩家に着いた杏奈の元に、分厚いハガキの束が送られてきました。どうやら、杏奈の容態を心配した養母・頼子が「何かあったら書いて出すように」と準備したものでした。頼子の過剰な心配ぶりにセツは呆れてしまいました。その日、杏奈は「おばちゃん」と呼ぶ頼子宛にハガキをしたためました。

杏奈のつまづき

杏奈が大岩家へ着たころ、街では夏祭りの準備で賑わっていました。気を利かせたセツの計らいで地元の子供達と一緒に夏祭りへ行くことになってしまいます。セツの前で断り切れなかったことに加え、一緒に連れて行ってくれた信子の過剰な世話焼きから口論になり、その場に居づらくなった杏奈は逃げ去ってしまいます。

思い出のマー二―あらすじ:湿っ地屋敷へ向かう

信子から逃げるように入り江へ逃げると、先には廃墟と化した湿っ地屋敷が見えました。入江にあったボートを漕いで杏奈は一人その廃墟へ向かいます。そして、向かった先で、1人の少女と出会いました。突然現れた金髪の少女は「マー二―」と言い、湿っ地屋敷に住んでいる13歳と話しました。そして、杏奈が大岩家へ帰る時、マー二―は、自分たちのことを「永久に二人だけの秘密」にすることを約束させます。

マー二―と過ごした日々

マー二―と過ごした日々は、杏奈にとってこれまで味わったことのない楽しい思い出となりました。ボートを漕いで自然豊な森へピクニック、湿っ地屋敷の庭でマー二―と踊ったり、杏奈は次第に感情を表にだすようになります。そして、療養に訪れてから数日がたったある日、マー二―の姿が見えなくなると同時に、湿っ地屋敷に東京から新たな住人が引っ越してきました。

日記と杏奈の空想

湿っ地屋敷の新たな住人・彩香は、部屋からマー二―の日記を見つけそれを訪れた杏奈に見せました。すると、日記には自分がマー二―と体験したことと同じ内容が書かれていました。そして、これまで夢の中にも表れていたことからマー二―は、自分が想像で作り上げた友達なのだと解釈するのでした。

お互いのトラウマを知る

日記の発見からマー二ーの正体を疑いつつも、いつものようにマー二―と過ごす杏奈は、自分は養子であること、自治体から養育費を支給されていることなど、を打ち明けます。そして、マー二―も、両親から放任状態にされていること、ばあやを始めとする使用人からいじめを受けていたことを打ち明けます。ある日、マー二―のトラウマを克服しようと二人は嵐の中、サイロへ向かいます。

サイロの中

嵐が打ち付けるサイロの中は、暗くて風の音が一層恐怖を掻き立てました。マー二―が使用人たちにサイロへ連れ込まれ、置き去りにされた時も、このような荒れた天気でした。恐怖と疲れから杏奈とマー二―は、サイロの中で寝てしまいます。そして、杏奈が目覚めると、そこにはマー二―の姿はありませんでした。

思い出のマー二―あらすじ:杏奈の怒りと悲しみ

自分を置いて先に帰ってしまったと考えた杏奈は、怒りや悲しみを抱きながらサイロから走り去っていきます。外は、まだ雨が降っておりずぶ濡れになりながら大岩家へ向かうも、体力が尽きて途中で倒れ込んでしまいます。すると、杏奈の様子を心配して探しに来てくれた彩香とその兄・武に発見され、大岩家へ届けてくれました。倒れ込んだ時、既に杏奈は高熱を発していました。

永遠の別れ

高熱にうなされながら、杏奈は夢の中でマー二―に出会いました。杏奈は、湿っ地屋敷のマー二―の部屋の窓をじっと見ていました。すると、窓越しにマー二―が表れ、杏奈は、サイロに自分を置き去りにしたことに対する怒りをぶつけます。すると、マー二―は、突然の分かれを告げると、許しをこいます。

杏奈は、マー二―のことが大好きでした。そして、彼女のことを許してあげると、杏奈はマー二―とある約束をします。それは、永久にマー二―の存在と、彼女と過ごした日々を忘れないと、そして、やさしく微笑んだマー二―は、白い光の中へ消えて行きました。

思い出のマー二ーの結末をネタバレ!

「思い出のマー二―」の結末は、マー二―との出会いを経て成長した杏奈の姿や、これまで謎とされていたマー二―の正体が明らかにされます。それでは「思い出のマー二ー」の結末をマー二―の正体やネタバレを含めて辿ってみましょう。

思い出のマー二―結末あらすじ:湿っ地屋敷の絵とHisako

杏奈は、サイロの出来事を覚えていませんでした。ある日、彩香から日記と共に湿っ地屋敷の絵、絵の裏にはマー二―の名と「Hisako」という名が書かれていました。その名を見た杏奈は、以前、杏奈が知り合った老婦人の画家「久子」ではないかと思い付きます。そして、久子に会った杏奈は、マー二―と湿っ地屋敷について聞き出します。そして、マー二―の真実が久子によって明かされ始めました。

思い出のマー二―結末あらすじ:マー二―の正体

マー二―は、かつて湿っ地屋敷に住む裕福な家庭のお嬢さまでした。しかし、仕事で家を空けることが多かった金髪碧眼の父と、遊行にふけっていた黒髪の母から放任されていました。また主人たちの冷たい態度を快く思っていなかったばあや・ねえやと呼ばれる使用人たちからいじめられており、ブラシで強く梳いたり、嵐の中、サイロに置き去りにしました。

嵐が吹き荒れる中、サイロに置き去りにされ悲しみに暮れるマー二―の元に、幼馴染の和彦が迎えに来てくれました。そして、札幌に移り住んだマー二―は成人し、和彦と結婚・娘の絵美里が生まれました。しかし、和彦が病気で亡くなり、そのショックから体を壊してしまったマー二―はサラトリウムに入るため、娘・絵美里を全寮制の学校へ入れました。

杏奈誕生のネタバレ

まだ、絵美里には母親の愛情が必要な頃でした。にも関わらず親の都合で全寮制へ入れられたことは、絵美里とマー二―に深い溝を生み出しました。13歳で全寮制から戻った絵美里はずっと母親を恨んでおり、その後、家を出ていき女の子を授かります。しかし、ほどなくして産まれた娘を残して両親ともに交通事故で死んでしまいました。

そして、残された孫娘は、マー二―に引き取られました。既に年老いたマー二―に残された時間はわずかでしたが、亡くなるその時まで、たくさんの愛情を注ぎ育てていきました。久子から聞かされたマー二―の過去を知った杏奈に、ある変化が訪れていました。

思い出のマー二―結末あらすじ:明るくなった杏奈

札幌から迎えに来た頼子の目の前に移る杏奈は、見違えるくらい明るい表情をしていました。そして頼子は、自治体から補助金をもらっていたことに対する罪悪感から、その事実を杏奈に隠していたことを打ち明けます。そして、お金をもらっていなくても杏奈は自分の子供として大切に思っていると伝え、「思い出のマー二―」終盤にて、ようやく二人は和解します。

杏奈の心境の変化

「思い出のマー二ー」は、杏奈を成長を辿った作品でもあります。それは、これまでの怒り・悲しみを受け入れたことによる心情の変化に見られます。療養へ向かった先でも無表情だった杏奈が、マー二―と出会ったことで表情が明るくなり、一度は「おばちゃん」と呼んでいた頼子を、実の母親のように慕うことができたこと、些細なことで口論となった信子にも謝罪の言葉をかけられました。

思い出のマー二―あらすじ:結末とネタバレ

「思い出のマー二―」の結末にて、入江で絵を描く久子を見かけた杏奈は、彼女に頼子を紹介します。「母親」と紹介された頼子は思わず涙ぐんでしまいます。そして、大岩家の車に乗り駅へ向かう途中、ふと湿っ地屋敷に視線が行きました。一瞬、窓からハンカチを振るマー二―の姿が見えましたが、気づいたときにはそれは風に揺らぐカーテンでした。

思い出のマー二ーの疑問点を考察

「思い出のマー二―」を視聴して、マー二―は杏奈の祖母だったのか、杏奈が出会ったマー二―は幽霊だったなどの疑問がささやかれています。そこで、「思い出のマー二―」のこれらの疑問点をあらすじを辿りながらネタバレを含めて考察してみましょう。

マー二ーが祖母だと示す伏線はあった?

黒髪の杏奈の瞳は、日本人離れした碧眼に設定されており、映画でも信子のセリフから確認することができます。また、物語後半から伸びた前髪を留めている紫色のヘアピンは、マー二―が生きていた頃、幼い杏奈に付けてあげたものではないかとも推測できます。そして、養母・頼子のセリフから、杏奈が施設から出る時に大切に握りしめていた写真からマー二―が祖母である証拠が語られています。

杏奈が佐々木家に引き取られる時に握り締めていた写真には、思い出の湿っ地屋敷が映されており、写真の裏には「私の大好きな家 マー二―」と書かれていました。このシーンからマー二―が杏奈の祖母であることを示す最大の伏線でしょう。よって、「思い出のマー二―」結末のシーンにおいてマー二―が杏奈の祖母であったことが確定できるでしょう。

杏奈と一緒に過ごしたマー二ーは幽霊だったのか?

「思い出のマー二―」にて、杏奈と一緒に過ごしたマー二―は、結末にて既に亡くなっていることが語られるので幽霊だったと考えられます。しかし、杏奈が出会ったマー二―が幽霊だったとしても、杏奈に大切なことを教えてくれた存在であり、また「これまでもこれからも杏奈を見守ってくれる存在」と捉えることもできるでしょう。

思い出のマー二ーで杏奈のスケッチが白黒の理由

「思い出のマー二―」では、美術の先生に褒められるほどの腕前を持つ杏奈が描く絵のほとんどは、白黒の風景画でした。この絵は、外から疎外されている自分を表しているのではと推測されます。また、杏奈が養育費支給を知った時、頼子はそのことを隠したまま杏奈に色鉛筆を与えました。白黒の絵には、杏奈と頼子との間にできた壁を表しているでしょう。

そして、物語の結末において、大岩家の車に乗り札幌へ戻る杏奈の荷物には、思い出のマー二―の顔が描かれていました。そして、その絵には、鮮やかな色彩も施されていました。これまで、人物画はもちろん、風景画ですら色彩を用いたスケッチを施したことがなかったのに、物語終盤に登場した色鮮やかな人物画から、杏奈の成長を伺うことができるシーンでしょう。

孤児院へ入った経緯と杏奈のトラウマのネタバレ

杏奈が養父母・佐々木夫妻の元に引き取られる前、孤児院へ入れられた経緯が作中で語られています。育ての親でもあった祖母・マー二―の葬式にて、杏奈の養育について親族同士でもめていました。一方では、杏奈と同じくらいの子供がいるから、もう一方では、子供を養えるほどの経済力が無いなど、理由を付けては面倒事を他人に押し付け合う大人の行動は、成長した杏奈に暗い影を落としました。

思い出のマー二ーの声優キャストを紹介!

思い出のマー二―に担当声優として出演した俳優を、担当したキャラクターと共にプロフィールを紹介します。「思い出のマー二―」に声優出演した俳優の中には、2017年に公開されたジブリ映画「アメリと魔法の花」の主人公の声を務めた杉咲花さんも含まれていました。

高月彩良(杏奈役)

「思い出のマー二―」主人公・杏奈役を務めた高月彩良さんは、神奈川県出身、芸能事務所のスカウトを経て2008年に女優デビューを果たします。ドラマ、映画、舞台に出演する一方、2015,2017年に東京ガールズコレクションに出演するなど、今後の活躍が期待される女優です。

有村架純(マー二ー役)

「思い出のマー二―」のもう一人の主人公・マー二―役を務めた有村架純さんは、兵庫県出身の女優で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にて、小泉今日子さんが演じた主人公の母親の若かりし頃の役を演じ、ブレイクしました。また、NHK2017年の連続テレビ小説「ひよっこ」の主演を始め、ドラマや映画で活躍する女優です。

松嶋菜々子(佐々木頼子)

杏奈の養母・佐々木頼子役を務めた松嶋菜々子さんは、神奈川県横浜市出身のモデル・女優です。2011年に主演を務めた「家政婦のミタ」は、平均視聴率25%、最高視聴率40%を記録し、社会現象を起こすとともに、社会で働く多くの女性の共感と支持を集めたヒットドラマでした。

寺島進(大岩清正役)

杏奈の療養先の親戚・大岩清正役を務めた寺島進さんは、東京都出身の俳優で、刑事ドラマをや映画を中心に活躍しています。一方で、「仮面ライダー電王」やスーパー戦隊シリーズ「動物戦隊ジュウオウジャー」にも出演を果たし、ジャンル問わず様々なドラマ・映画にて活躍する俳優です。

根岸季衣(大岩セツ役)

杏奈の療養先の明るくおおらかな大岩セツを務めた根岸季衣さんは、東京都出身の女優であり、ドラマ・映画・舞台で活躍しています。また、大林宣彦作品にも多数出演しており、世話好きなおばさん役から口うるさいい母親など、パワフルな女性役に定評のある女優です。

杉咲花(彩香役)

湿っ地屋敷の新しい住人で、杏奈と友達になった彩香役を演じた杉咲花さんは、東京都出身の女優で、2018年に放送されたTBSドラマ「花のち晴れ~花男Next Season」にて連ドラ初主演を果たしました。また、2017年に放映されたジブリ映画「メアリと魔法の花」では、主演・メアリの声も担当しました。

黒木瞳(久子役)

湿っ地屋敷とマー二―について知る老婦人・久子を務めた黒木瞳さんは、福岡県出身の女優・タレント・歌手・映画監督です。元宝塚歌劇団月組トップ娘役として活動、退団後は芸能界へ転身し、サスペンスドラマなどを中心に出演、2016年に映画「嫌な女」で監督デビューを果たします。同年にBSプレミアムで放送されたテレビドラマ版では主演を務めました。

安田顕(十一役)

潮が満ちて入江へ帰れなくなった杏奈をボートに乗せてくれた無口な老人・十一役を務めた安田顕さんは、北海道出身の俳優・タレントです。多くのテレビドラマやバラエティ番組で活躍する安田さんが担当した十一は、物語終盤まで台詞がほとんどなく、作中でも「10年に一度しか喋らない」と噂される一方、マー二―「かわいそうな少女」と言っており、彼女を知る人物の一人でした。

思い出のマー二ーを見た人の感想・評価を紹介!

主人公・杏奈の成長や家族愛を気づかせてくれた映画「思い出のマー二―」では、感動の結末に涙を流さずには見られなかったという視聴者も多かったでしょう。一方で、物語後半から明らかになったマー二―のネタバレや杏奈の結末まで、一度観ただけでは筋がつかめなかったことから、つまらない、との感想も見られました。

家族愛に泣いた

「思い出のマー二―」結末にて、杏奈はこれまで壁を作っていた頼子の愛を素直に受け入れ、おばちゃんから「お母さん」と呼べるようになりました。「お金は関係なく、杏奈を娘として大切に思っている」、頼子の言葉は、多様な親子関係に悩む親や子供達にも訴えかける台詞でしょう。

「思い出のマー二―」を観て、杏奈をと自分を重ねて見ていた視聴者の多く、困難に立ち向かい前向きに生きる杏奈と、波乱の生涯をたくましく生き抜いたマー二―の過去に思わず涙がこぼれてしまうこともあったでしょう。

話が単調でつまらないという意見も

多くの視聴者が感動・涙する一方で、内容が理解できない・つまらないとの意見も見かけます。「思い出のマー二―」は、結末に明かされる杏奈とマー二―の繋がりなど、一度観ただけでは理解しきれない箇所が多くあったからでしょう。

「思い出のマー二―」は、物語の内容だけでなく、予告からストーリーが予測しづらいことがあり、つまらないと思ってしまうのでしょう。そして、杏奈が抱えていた心の問題のように難しいテーマで描かれていることも、つまらないという意見が出た理由の一つではないでしょうか。

思い出のマー二ーあらすじとネタバレまとめ!

「思い出のマー二―」のネタバレや結末を含めたあらすじを辿ってきましたが、様々な悩み・困難に立ち向かう杏奈や波乱の生涯を送ったマー二―の姿から、ジブリ映画「思い出のマー二―」は、多くの視聴者の共感を呼んだ作品でしょう。この作品に感動した方も、一度観たけど話の筋がつかめずつまらないと思いの方も、もう一度、「思い出のマー二―」の世界を味わってみませんか。

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