となりの怪物くんの映画あらすじをネタバレ!原作漫画の最終回とその後は?

「となりの怪物くん」の映画あらすじをネタバレしてご紹介します。「となりの怪物くん」はろびこによる少女漫画をもとにして制作された映画で、2018年4月27日に公開されています。映画を見て原作の最終回を知りたくなった方や、うろ覚えの方のために原作漫画の最終回とその後についてもまとめています。本記事には「となりの怪物くん」の映画や原作のあらすじ、最終回のネタバレが含まれるため注意してください。

となりの怪物くんの映画あらすじをネタバレ!原作漫画の最終回とその後は?のイメージ

目次

  1. となりの怪物くんのあらすじをネタバレ紹介!原作の最終回とその後は?
  2. となりの怪物くんとは?
  3. となりの怪物くんの映画あらすじをネタバレ解説!
  4. となりの怪物くんの原作漫画の最終回のあらすじをネタバレ紹介!
  5. となりの怪物くんの原作漫画のその後は?
  6. となりの怪物くんのキャスト一覧!
  7. となりの怪物くんのネタバレ感想を紹介!
  8. となりの怪物くんの映画あらすじのネタバレまとめ!

となりの怪物くんのあらすじをネタバレ紹介!原作の最終回とその後は?

ここでは、映画「となりの怪物くん」のあらすじをネタバレして詳しく紹介していきます。キャストや映画を見た人の感想も合わせてまとめています。また、原作漫画の最終回とその後についても紹介しています。

映画「となりの怪物くん」公式サイト

となりの怪物くんとは?

「となりの怪物くん」はろびこによる少女漫画で本編が2008年から2013年まで、番外編が2013年から2014年までデザートで連載されていました。全13巻刊行されており、累計発行部数は610万部を突破している大人気の作品です。

2012年にアニメ化もされており、2018年4月27日に映画「となりの怪物くん」が公開されました。若い女性に人気の高い西野カナが主題歌をつとめているほか、土屋太鳳、菅田将暉、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、佐野岳、古川雄輝など芸能界で活躍している俳優が出演していることで原作ファン以外にも注目されている映画です。

となりの怪物くんの映画あらすじをネタバレ解説!

あらすじネタバレ・同じクラスの問題児!

高校生の水谷雫(土屋太鳳)の同じクラスには、問題児の吉田春(菅田将暉)がいました。優等生の水谷雫とは正反対で入学早々、暴力沙汰を起こして停学になった人物です。クラスメイトからは「怪物くん」と呼ばれ、恐れられています。吉田春は停学が解除されたにもかかわらず、なぜか学校に来ていませんでした。そんな吉田春と水谷雫は同じクラスで隣の席同士でした。

あらすじネタバレ・プリントを届けて友達認定!

水谷雫は担任のサエコ先生から、吉田春にプリントを届けるように頼まれます。断るつもりでしたが無理やりプリントを押し付けられ、仕方なく届けに行きました。吉田春が居ると教えられたバッティングセンターに着いたものの、姿が見当たりません。水谷雫はプリントをバッティングセンターの店長で春の親戚・三沢満善(速水もこみち)に預けます。バッティングセンターからの帰り道に突然吉田春が現れました。

吉田春は今までクラスメイトがプリントを届けに来てくれることはなかったと話します。水谷雫は無邪気に喜んでいる吉田春から一方的に友達認定されました。水谷雫と吉田春はカフェに来ていました。吉田春は不良集団にお金を要求されても、言う通りに渡していました。吉田春は不良たちを友達だと信じている様子です。

水谷雫が不良たちはお金を目当てにしているだけで、そんなのは本当の友達とは呼べないと指摘します。吉田春が怒って頼んでいたドリンクを水谷雫にかけると、水谷雫もやり返してドリンクを吉田春にかけました。学校へ行くと同じクラスの佐々原宗平(佐野岳)が、吉田春の中学時代を教えてくれました。

吉田春は中学生のころも、いじめられている生徒を助けるために暴力をふるって学校に来なくなっていました。誰もが見て見ぬ振りをするなか、吉田春だけがいじめられている人に手を差し伸べていたのです。そのことを知った水谷雫は入学早々、暴力事件を起こした吉田春のことを思い出します。実はあの日も、いじめられていた生徒を助けていました。
 

あらすじネタバレ・突然の告白!

担任のサエコ先生から、またプリントを持っていくように頼まれた水谷雫はバッティングセンターに来ていました。そこへ、吉田春にお金を要求していた不良たちが現れます。水谷雫は思わず、「春と誠実につきあってほしい」と伝えます。そんな水谷雫を見ていた吉田春は「雫がいるなら学校に行く」と言います。怖がらずに優しく接してくれたのは水谷雫が初めてだと語り、好きかもしれないと告白しました。

 

クラスメイトは突然学校に来た吉田春を見て、驚いたり怖がったりしていました。吉田春は水谷雫になついて離れようとしません。どこへ行くにもついてくる吉田春をなだめます。友達も作らず、恋もせず、勉強しかしてこなかった水谷雫は「氷の女」と呼ばれています。美人で男にモテる夏目あさ子(池田エライザ)は女の子から避けられ、友達が1人もいませんでした。

夏目あさ子は期末テストで赤点を免れるために、勉強を教えてほしいと水谷雫に頼みます。水谷雫は自分の勉強に集中したいため、夏目あさ子の頼みを断りました。代わりに吉田春が夏目あさ子に勉強を教えることになりました。努力した結果、夏目あさ子は無事に赤点を免れました。しかし水谷雫は2位という結果に終わり、ショックを受けます。1位はなんと吉田春でした。

あらすじネタバレ・吉田優山登場!

吉田春が学校にニワトリを連れてきたため、ニワトリ小屋をみんなで作りました。吉田春には兄の吉田優山(古川雄輝)がいます。三沢満善から、吉田優山が来ると聞いた吉田春は家に帰りませんでした。水谷雫の家に行った吉田春は一緒にご飯を食べさせてもらいます。

水谷雫は幼いころから母親が仕事で忙しく、寂しさを感じていました。それ以来、勉強以外のことには期待しないようになったと語ります。水谷雫は頑張った分だけ返ってくるという理由で勉強一筋になったのです。

水谷雫、吉田春、夏目あさ子、佐々原宗平、山口賢二(山田裕貴)はみんなで夏休みを満喫していました。バーベキューで火傷した夏目あさ子を三沢満善が手当てしてくれます。夏目あさ子は優しくしてくれた三沢満善を好きになりました。水谷雫の前に吉田優山が現れます。父親の吉田泰造(佐野史郎)が厳しい人で、吉田春が家から追い出されていたことを聞きました。

文化祭当日、水谷雫と夏目あさ子はちょっとしたすれ違いから気まずい雰囲気になります。水谷雫は同じクラスの大島千づる(浜辺美波)が吉田春と話している姿を見て嫉妬しました。吉田春は文化祭に来た山口賢二と並んで歩く水谷雫を見て、嫉妬します。夏目あさ子は水谷雫と仲直りしたあと、勇気を出して三沢満善に告白しました。

あらすじネタバレ・バレンタインデー

水谷雫の誕生日はバレンタインデーでした。バレンタインデー当日、大島千づるは吉田春のことが好きで、チョコレートを渡そうとします。しかし、吉田春は水谷雫の誕生日プレゼントのことしか考えていませんでした。そんな吉田春の姿を見た大島千づるは誕生日プレゼントのアドバイスをして、吉田春を諦める決心をします。夏目あさ子がチョコレートを渡そうとすると、三沢満善は断りました。

水谷雫の誕生日会には仕事が忙しいため、母親は来ていませんでした。代わりに吉田春が祝ってくれることになります。プレゼントの万年筆を受け取った水谷雫は実用的な物をもらえて喜んでいました。吉田春は水谷雫に母親へ電話をかけるように後押ししてくれました。ついに水谷雫は吉田春に告白します。水谷雫は母親との電話で好きな人ができたと、吉田春のことを話します。
 

あらすじネタバレ・春がいなくなる

学年が上がり、水谷雫は吉田春が進学しないことを知ります。吉田春は頭が良く才能もあるため、進学しないのはもったいないと考えていました。そこへ吉田優山が来て、自分の誕生日パーティーに来てほしいという相談をします。行く気がなかった吉田春も、水谷雫と一緒にパーティーに参加することになります。パーティー会場についた水谷雫は想像していたより大規模なパーティーで驚きました。

吉田春の父親は大物政治家で、テレビでよく見る人物でした。吉田優山の誕生日パーティーで、父親から後継者に任命された吉田春は会場を去りました。水谷雫は吉田春を追いかけて、望めば何でも手に入る才能があるのに、吉田優山に全てを押し付けるのかと聞いてしまいます。父親は兄である吉田優山よりも、頭が良くて何でもできる吉田春のほうを気に入っていました。

そのため、吉田優山は家に居場所がなくなり、吉田春とも仲が悪くなっていました。吉田春はその日以来、一度も学校に来ませんでした。吉田春が帰ってこないまま時は流れ、高校最後の年になりました。それぞれが受験勉強に励んでおり、水谷雫は同じ予備校に通っている山口賢二と以前よりも仲良くなりました。

水谷雫のことが好きな山口賢二は覚悟を決めて告白しました。しかし、水谷雫は吉田春への想いを口にします。水谷雫の吉田春に対する想いをよく知っている山口賢二は諦めることにします。今後、俺以上の男は現れないだろうから後悔するなと言い残しました。

あらすじネタバレ・卒業式

ついに吉田春は卒業式にも姿を現しませんでした。水谷雫は吉田春との楽しかった高校生活の日々を思い出して泣いていました。サエコ先生から強引に吉田春の荷物を届けるように頼まれた水谷雫はバッティングセンターへ行きます。

水谷雫がバッティングセンターでバットを振っていると、突然吉田春が現れました。メキシコ湾で船に乗っていたという吉田春。水谷雫は吉田春に抱きついてキスし、再会を喜びました。数年後、水谷雫と吉田春の結婚パーティーが開かれて高校時代の仲間が大勢集まり、2人は祝福されました。

となりの怪物くんの原作漫画の最終回のあらすじをネタバレ紹介!

ここでは、映画「となりの怪物くん」の原作漫画の最終回のあらすじをネタバレして紹介します。「となりの怪物くん」の映画とは細かい部分に違いがあるため、原作を読んだことがない方や、最終回をうろ覚えの方のために詳しくまとめています。

最終回あらすじ・研究で海外に!

それぞれが進路を決めるなか、吉田春の進路希望はまぐろ漁でした。水谷雫は桐谷先生のもとで働くか迷っている様子の吉田春に「思うように生きて」と伝えました。その直後、吉田春はニワトリの世話をよろしくと言い残して、海外へ研究の手伝いに行きました。1年間船の上で、帰ってこれるのは来年の春です。

そのことを知った水谷雫は急な話ではあるものの、吉田春らしいと考えました。小学生だった水谷隆也は中学生になり、水谷雫は高校3年生になりました。3年生のクラス発表で夏目あさ子は水谷雫と別のクラスになり、落ち込んでいました。5月には修学旅行で京都と奈良を満喫して、夏休みは海に行き、スイカを食べました。夏期講習では山口賢二と共に勉強に励みます。夏祭りでは夏目あさ子と佐々原宗平がいい雰囲気になりました。

文化祭では仮装して、山口伊代はミス女王に選ばれます。あっという間に時が流れてクリスマスや初詣が過ぎ、ついに受験が終わりました。水谷雫の誕生日と、受験お疲れ様パーティーが開催されました。1年間、なにも連絡をしてこなかった吉田春から手紙が届きます。吉田春は慣れない環境で楽しく過ごしているようでした。手紙にはみんなが元気にしているか気になっていることや、水谷雫のことが大好きだと書かれていました。

最終回あらすじ・卒業式!

水谷雫は一緒に入っていた、まぐろと吉田春の写真を部屋に飾りました。卒業式の日、水谷雫は卒業生代表で答辞を読みました。卒業生同士で写真を撮っているところへ、山口賢二の妹の伊代が花を渡しにきます。山口伊代は水谷雫や夏目あさ子の卒業が寂しいと言いました。

大島千づるは入学したころ、高校生活が楽しくなるとは予想していなかったと語ります。水谷雫がみんなの卒業を寂しがって泣いている山口伊代を抱きしめ、なだめていました。そんな姿を見た大島千づるは卒業式で水谷雫が誰かを抱きしめる姿を、出会ったときは想像もできなかったと言います。他人に期待せず、友達も作らずに勉強ばかりしていた水谷雫。今では吉田春との出会いによってたくさんの温かい人たちに囲まれています。

最終回あらすじ・佐々原宗平の恋

夏目あさ子は教室で1人、机の上に座って景色を眺めていました。そこへ、佐々原宗平が来ます。夏目あさ子はこれからみんながバラバラになることに寂しさを感じていました。吉田春のおかげで、こうしてみんなが仲良くなれたのに、肝心な本人がいないのは不思議だと言います。毎日が夢みたいで楽しかったと語り、特に親友の水谷雫と離れるのがつらい様子でした。

夏目あさ子は家からも水谷雫の通う大学からも近い専門学校へ進むことにしました。佐々原宗平に「3年間友達でいてくれてありがとう」と伝えます。佐々原宗平は夏目あさ子のことが好きで想いは伝えていましたが、いつも断られていました。佐々原宗平は夏目あさ子に、みんなはバラバラになるけど会いに行くと伝えました。夏目あさ子は教室から出ていく前に、佐々原宗平が通う大学からも専門学校が近いことを教えました。

最終回あらすじ・感動の再会!

水谷雫は担任のサエコ先生から大量にある、吉田春の荷物を届けるように頼まれました。サエコ先生は水谷雫や吉田春の成長を喜んでいました。水谷雫は一体何が入っているのかと文句を言いながら歩きます。中には馬の被り物や、変なメガネなど変わったものばかりでした。バッティングセンターに着いて三沢満善に荷物を預けました。水谷雫がバットを振っていると突然、背後から吉田春が現れました。

水谷雫は、嬉しくて反応に困りました。水谷雫が吉田春に飛びつき、「おかえり」と「ただいま」を言い合いました。卒業式のあと、みんなでもんじゃ焼きとお好み焼きのお店「てっちゃん」に集まりました。水谷雫の声がけで、山口賢二や山口伊代も来ていました。

誰もが水谷雫と共に姿を見せた吉田春に驚いていました。吉田春は卒業式に出るつもりが間に合わなかったと言います。それぞれが再会を喜び、吉田春は乾杯の挨拶を任されます。吉田春はみんなと過ごした2年はとても大きなもので、出会えたことに感謝していると伝えました。

となりの怪物くんの原作漫画のその後は?

映画「となりの怪物くん」の原作漫画は全13巻刊行されています。1巻から12巻に本編、13巻には番外編が収録されています。番外編の13巻では登場人物の高校生時代からその先まで描かれています。ここでは映画「となりの怪物くん」の原作漫画のその後についてネタバレして紹介していきます。

最終回のその後ネタバレ・夏目あさ子と佐々原宗平

夏目あさ子は人付き合いが上手くいくコツを佐々原宗平に聞いていました。佐々原宗平は落ち着いてやれば、大抵のことはできるはずだとアドバイスします。夏目あさ子はいつも高いところから私を見下しているのかと急に怒ります。佐々原宗平にとって夏目あさ子は、なにかとつっかかってくる、かわいいけど面倒な人という認識でした。
 

学校中の誰もが口を揃えて美人と褒める夏目あさ子ですが、佐々原宗平はただの友達だと考えており、それ以上や以下の気持ちはありませんでした。バレンタインデーの1週間後、家でゴロゴロしていた佐々原宗平のもとへ夏目あさ子が訪ねてきます。佐々原宗平の兄たちは夏目あさ子を弟の彼女だと勘違いしていました。

夏目あさ子は佐々原宗平にバレンタインデーのチョコレートを誰かに貰ったか聞きます。佐々原宗平は野球部のマネージャーや、クラスの人にもらったと答えました。夏目あさ子は好きな人、三沢満善にバレンタインデーにチョコレートを渡していました。押してダメなら引いてみると決めた夏目あさ子でしたが、様子が気になってソワソワしていました。

水谷雫や吉田春はいないため、代わりに佐々原宗平とバッティングセンターに行こうと考えます。夏目あさ子は好きになる前は理由がなくても会いに行けたのに、好きになってからは理由がないと会えないと落ち込んでいました。

山口賢二の妹・伊代は佐々原宗平に夏目あさ子のことが好きなのか聞きました。佐々原宗平は自分でもまだ分からないため、内緒にしてほしいと伝えました。佐々原宗平は三沢満善にフラれて落ち込んでいる夏目あさ子を元気づけます。

佐々原宗平には中学時代、ケンカ別れした友達の新城がいました。久しぶりに新城と会って悩んでいると、夏目あさ子は話を聞いて思いっきり笑いました。夏目あさ子は、佐々原宗平にとって新城が大切な友達だったことが分かると言います。自分にはケンカできる友達がいなかったことを語り、きっと新城も佐々原宗平に感謝しているはずだと元気づけてくれました。

最終回のその後ネタバレ・山口伊代と山口賢二

運命の恋がしたいと常々考えている山口伊代は理想の恋人が現れず、がっかりしていました。兄の山口賢二は仲の良い男友達と合コンばかりの日々を送っています。山口伊代が考え事をしながら歩いていると、吉田優山とぶつかります。吉田優山に一目惚れした山口伊代は結婚を前提に交際を申し込みました。

吉田優山は見た目とは違って全くモテませんでした。せっかくのチャンスを逃したくないものの、1人では話せる自信がない吉田優山を見かねて吉田家の運転手・安藤が同席することになります。いい雰囲気になったところで、通りがかった山口賢二が止めに入りました。運命の恋がしたい山口伊代は兄に怒りました。
 

山口伊代はかつて兄に好きな人がいたと気づきます。山口伊代は運命の人がいると信じていて、出会えたら奇跡だと考えました。帰り道、山口賢二は女は自分以上に自分のことを好きな人と付き合うほうがいいと言います。妹から男の人の幸せは何かと聞かれ、「好きな女が幸せそうにしていること」だと答えました。山口伊代はお互い頑張ろうと兄に伝えました。

最終回のその後ネタバレ・吉田優山の未来

吉田優山は安藤、三沢満善と一緒にいました。車の中で少し眠り、夢を見ていました。母親が飴をあげるからあっちに行ってと幼いころの吉田優山に声をかける内容でした。吉田優山はこの先の将来に漠然とした不安を感じていました。父親のあとを継ぐ、本当にこれで良いのかと考えます。それでも今更、全てを投げ出すことはできませんでした。

幼いころから家にいるために生きてきた吉田優山は、他の道がないことを理解していました。吉田優山の母親は気まぐれでわがままで、少女のような人でした。散々母親に振り回されてきて、期待しても無駄でした。ベンチに座って饅頭を食べていると、水谷雫の弟・隆也が現れます。吉田優山は世間話をしたあと、水谷雫が吉田春を好きになってくれて良かったと伝えました。

水谷隆也は以前、吉田春に母親がいなくて寂しいと感じていたか聞かれたことがありました。姉がいたから寂しくなかったと答えると、吉田春は俺もだよと言っていました。それを聞いた吉田優山は長い髪をばっさりと切り、頑張っていこうと決心しました。

最終回のその後ネタバレ・水谷隆也と大島千づる

水谷雫が結婚することになって両親は喜んでいるものの、弟の隆也は複雑な気持ちでした。吉田春が家族になる実感が湧きませんでした。水谷家に大島千づるが結婚式の招待状を直接持ってきます。教師を目指していた大島千づるは1年前に水谷隆也の通う学校へ教育実習にきていました。水谷隆也にとって大島千づるは5つ歳が離れている初恋の相手でした。

初恋から5年経って先生と生徒として再会し、水谷隆也は身長も大島千づるより大きくなり、ようやく追いつけたと考えていました。しかし、水谷隆也は年下の男の子としか見てもらえず、どんなに手を伸ばしても届きませんでした。大島千づるが身につけていた時計は2年付き合っている彼氏からのプレゼントでした。

彼氏がいることを知らなかった水谷隆也は5年経っても、大島千づるにも同じ時が流れているため、追いつけないと落ち込みました。あれから1年経った今、2人は歩きながら水谷雫と吉田春の結婚について話をします。水谷隆也は結婚式に憧れるという大島千づるにそんな相手がいるのかと聞きます。顔を覗き込む水谷隆也に失礼だと注意すると、姉も大島千づるの顔も今はかがまないと見えないと言われます。

水谷隆也は大島千づるに、追いつくことはできなくても追いかけ続けると伝えました。水谷雫と吉田春の結婚式では夏目あさ子が新婦友人のスピーチをカンペなしでやり遂げようと必死に練習していました。吉田春はかつて学校で飼育していたニワトリを担いでいます。水谷隆也はウェディングドレスを着た姉を見て、幸せになってほしいと願いました。

水谷隆也は大島千づるの腕に時計があれば、告白を諦めるつもりでいたことを話します。気持ち以外の理由で逃げるのはやめてほしいと伝えました。ずっと好きだったことをもう一度伝え、これから好きになってもらえるよう頑張ると言います。大島千づるは驚いていました。

最終回のその後ネタバレ・数年後!

研究室に寝泊まりして家にも帰っていない吉田春のもとへ水谷雫が叩き起こしにきます。その日は弁護士を目指す水谷雫の、司法試験合格のお祝いパーティーでした。これから1年間司法修習があるため、留守の間のニワトリの世話を吉田春に任せました。吉田春は水谷雫に司法修習から帰ってきたら結婚しようと伝えました。

水谷雫は吉田春に指輪をもらって喜んでいました。凛々しい水谷雫には鉄甲が似合うと考えていた吉田春でしたが、周りに全力でやめたほうがいいと止められて普通の指輪を渡しました。水谷雫は吉田春の趣味で選ばれなかったため、ほっとします。2人で幸せになろうと誓って、水谷雫は吉田春にキスしました。

最終回のその後ネタバレ・結婚式

結婚式のあと、新郎友人のスピーチを山口賢二が読んだことに納得がいかない夏目あさ子がぎゃーぎゃー騒いでいました。水谷雫と吉田春は挨拶回りで、合流できていません。山口賢二は明日の仕事が朝早いため、先に帰ります。帰り際、電話で水谷雫に「お幸せに」と伝えました。

となりの怪物くんのキャスト一覧!

水谷雫役・土屋太鳳

映画「となりの怪物くん」で水谷雫役をつとめたのは「orange」「兄に愛されすぎて困ってます」などに出演した土屋太鳳です。土屋太鳳は1995年2月3日生まれで現在23歳です。出身地は東京都で、ソニー・ミュージックアーティスツ所属の女優です。2015年3月30日から9月26日まで放送された連続テレビ小説「まれ」で注目を浴びました。

2016年に「orange」で第39回日本アカデミー賞・新人俳優賞、2017年に「PとJK」「兄に愛されすぎて困ってます」「金メダル男」「トリガール!」で第9回TAMA映画賞・最優秀新進女優賞、2018年に「8年越しの花嫁-奇跡の実話-」で第41回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞など数々の受賞歴があります。

ロングヘアをばっさりカットしたり、滑舌を良くするために舌の一部を除去する手術をするなど役作りにストイックで、真面目な女優として知られています。映画「となりの怪物くん」では水谷雫役で、勉強一筋の真面目な少女を演じました。

吉田春役・菅田将暉

映画「となりの怪物くん」で吉田春役をつとめたのは「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「溺れるナイフ」などに出演した菅田将暉です。菅田将暉は1993年2月21日生まれで現在25歳です。出身地は大阪府でトップコート所属の俳優です。役に合わせて15kgの増量や10kgの減量をしており、ストイックな俳優です。漫画原作の映画やドラマに出演することが多く、演技派として知られている人物です。

2017年には「キセキ -あの日のソビト-」で共演した横浜流星、成田凌、杉野遥亮の4人で「グリーンボーイズ」というユニットを結成し、CDデビューを果たしました。その後、ソロ歌手としてデビューします。2018年には山崎賢人が主演をつとめ、2018年1月7日から3月11日まで放送されたドラマ「トドメの接吻」の主題歌「さよならエレジー」を発表しました。

2013年に「共喰い」で第37回日本アカデミー賞・新人俳優賞、2014年に「闇金ウシジマくんPart2」「男子高校生の日常」「陽だまりの彼女」「そこのみにて光輝く」で第6回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞など数々の受賞歴を持っています。映画「となりの怪物くん」では吉田春役で、イケメンなのに変人な高校生を演じました。

山口賢二役・山田裕貴

映画「となりの怪物くん」で山口賢二役をつとめたのは「HiGH&LOW」「僕たちがやりました」などに出演した山田裕貴です。山田裕貴は1990年9月18日生まれで現在28歳です。出身地は愛知県で、ワタナベエンターテインメント所属の俳優です。ワタナベエンターテインメント所属の俳優集団、D-BOYS、D2のメンバーです。

特技の野球は小、中学生までやっていました。演技力も高く、振り幅のある役を見事に演じているため、カメレオン俳優だと評価されています。2017年には12作品もの映画に出演しています。映画「となりの怪物くん」では山口賢二役で、お金持ちの高校生で水谷雫に恋する少年を演じました。

となりの怪物くんのネタバレ感想を紹介!

ここでは、「となりの怪物くん」を見た人の感想を紹介します。「となりの怪物くん」を見るか迷っている方は、キャストの演技の評価や、原作ファンによる映画の感想を参考にしてみてください。

キャストの演技

「となりの怪物くん」で水谷雫役を演じた土屋太鳳は高校生役をつとめることも多く、制服姿は見飽きているという声もあるようです。しかし、役作りにストイックな土屋太鳳は水谷雫に寄せて演じています。土屋太鳳の真面目な性格は水谷雫と通じるものがあるようです。

「となりの怪物くん」で吉田春役を演じた菅田将暉の演技は、高評価でした。W主演をつとめた土屋太鳳と菅田将暉は演技力があり、ストイックな俳優という共通点があります。「となりの怪物くん」ではそんな2人が演じたことでより、素晴らしい映画になっているようです。

原作ファンの感想

「となりの怪物くん」の原作ファンで、映画を見るか迷っている方もいるのではないでしょうか?映画「となりの怪物くん」は原作の世界観が大切にされているため、原作ファンの方にも見てほしいという感想がありました。

となりの怪物くんの映画あらすじのネタバレまとめ!

また、「となりの怪物くん」のファンブックは単行本未収録漫画、キャラ設定集、アニメ用資料、店頭宣伝物、特典フリーペーパー、ファンブック特別描き下ろしなど内容が盛りだくさんです。映画化に伴って愛蔵版も発売されているため、原作も集めやすくなっています。

映画「となりの怪物くん」Photo&StoryBookには土屋太鳳、菅田将暉のインタビューやオフショットが載っているため、ファンの方は必見です。本記事では、映画「となりの怪物くん」のあらすじをネタバレして紹介しました。いかがでしたでしょうか?原作の最終回とその後についてもご理解頂けたのではないでしょうか?

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