サクラダリセットの映画キャスト紹介！前編・後編のネタバレあらすじと感想は？

サクラダリセットは原作者河野裕さんによるライトノベル小説を前編・後編に分け、映画実写化したものです。主人公の浅井ケイを人気若手俳優の野村周平さん、春埼美空をこちらも人気若手女優の黒島結菜さんが演じました。2017年よりアニメ化もされているほどの大人気作です。今回は、そんな大注目の作品の実写映画化、サクラダリセットのキャストやあらすじについてまとめます。

サクラダリセットは不思議な特殊能力保持者の住む街咲良田を舞台としている青春ミステリー。原作は河野裕さんのライトノベルで角川書店より2009年から刊行され、全7刊の作品となっています。サクラダリセット原作のイラストを担当したのは椎名優さんです2017年にはアニメ化、そして同じく2017年春にサクラダリセット実写映画化され、公開さました。

サクラダリセット映画の主題歌を担当したのは大人気バンドflumpoolです。主題歌「ラストコール」という曲についてボーカルの山村隆太さんは、記憶保持の能力を持つ主人公、浅井ケイの悲しみの意味を探し未来にしかない答えを必死に探そうとする強さと脆さを歌に込め、サクラダリセットの映画を見る人たちに「今以上」の未来を求める勇気が伝わってほしいとコメントしています。

原作ファンも多いサクラダリセット。このサクラダリセットの映画実写化に前編・後編どのキャラクターを誰が演じているのか気になりませんか？ここからは、サクラダリセット映画主演の野村周平さんや黒島結菜さんをはじめとする今大注目の若手俳優が多数出演しているサクラダリセットの映画キャストについてまとめていきます。

サクラダリセット映画の主人公の浅井ケイを演じたのは野村周平さんです。野村周平さんは2009年「ＴＨＥＰＵＳＨＵ！～あなたの周りのイケてる子募集～」で約3000０人の応募者の中からグランプリを受賞し芸能界デビューを果たしました。芸能界デビュー前はスノーボーダーとして活躍してた過去があり、2010年の「新選組PEACEMAKER」で俳優デビューしました。以後、数々の作品に出演しており、代表作には「江ノ島プリズム」などがあります。

サクラダリセット映画のヒロインを演じたのは黒島結菜さんです。黒島結菜さんは、2011年の「ウィルコム沖縄」のイメージガールとして選ばれ、2012年より本格的に芸能活動を開始。翌年の「ひまわり～沖縄は忘れないあの日の空を～」で映画初出演、女優としてスタートをきりました。その後、2014年には連続テレビ小説「マッサン」で朝ドラに初主演、翌年の3月には初主演映画が公開されるなど大活躍の女優さんです。

サクラダリセット映画の咲良田に住む能力者の一人でどんな所へでも声を届けることができる少年、中村智樹を演じたのは伊藤健太郎さんです。伊藤健太郎さんは、雑誌や広告などを中心としたモデルとして活躍しており、2014年「昼顔～平日午後3時の恋人達～」で俳優デビュー。デビュー以降「健太郎」の芸名で活動をしてきましたが、2018年6月の自身の誕生日以降、本名の「伊藤健太郎」として活動をしています。

サクラダリセット映画で物を消すことができる能力をもつ少女、村瀬陽香を演じたのは玉城ティナさんです。玉城ティナさんは、アメリカ人の父と日本人の母をもつハーフです。2012年に講談社主催のオーディションでグランプリを獲得し、以降「VIVI」の専属モデルとして活躍してきました。2014年「ダークシステム恋の王座決定戦」でドラマ初出演、女優としてデビュー。翌年公開の「天の茶助」では映画初出演を果たしました。

サクラダリセット映画で他人のもつ能力を自由に操ることができる少女、岡絵里を演じたのは恒松祐里さんです。恒松祐里さんは、2005年に子役として「瑠璃の島」でデビューしました。2013年の「FNS27時間テレビ」にて、タレントの明石家さんまさんが、好きな女性として、当時14歳だった恒松祐里さんを選んだことで話題を呼び、2015年には連続テレビ小説「まれ」に出演しました。

サクラダリセット映画で浅井ケイと春埼美空が使った「リセット」によって命を落とすことになってしまった少女、相麻菫を演じたのは平祐奈さんです。平祐奈さんは、姉の平愛梨さん、兄の平慶翔さんと兄弟も芸能界で活躍しておりその影響で芸能界に興味をもつようになり、映画「奇跡」のオーディションをうけたのち合格、デビューを果たしました。2018年には「honey」でヒロイン役として主演を務めています。

サクラダリセット映画で能力をコピーする能力をもつ少年、坂上央介を演じたのは岩井拳士郎さんです。岩井拳士郎さんは、男性向けファッション誌「chokichoki」での活動をきっかけに芸能界デビュー。2013年「ダンダリン労働基準監督官」でドラマ初出演し2015年にNHK連続テレビ小説「まれ」に出演するなど活躍の場を広げている俳優さんです。今回サクラダリセット映画が岩井拳士郎さんにとって映画初出演作品となりました。

サクラダリセット映画後編に登場する、物体を思うがままに変形させることができる能力をもつ少女、宇川紗々音を演じたのは岡本玲さんです。岡本玲さんは、ティーン向けファッション雑誌「nicola」の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し芸能界デビューしました。その後2007年に「生徒諸君！」でドラマデビュー。2008年からはモデル業以外の仕事にも力を入れCDデビューもしているマルチな女優さんです。

サクラダリセット映画で咲良田の魔女（名前のないシステム）を演じたのは加賀まりこさんです。加賀まりこさんは明星学園高等学校在学中に、通学路でスカウトされ1960年ドラマ「東京タワーは知っている」でデビュー。その後1962年には「涙を、獅子のたて髪に」で映画初出演を果たしました。20歳の頃に芸能活動を一時休止するも復帰後は数々の作品に出演してきた大ベテラン女優さんです。

サクラダリセット映後編に登場する咲良田氏の能力者を管理している管理局の対策室長で、咲良田市から能力をなくそうともころんでいる浦地政宗を演じたのは及川光博さんです。及川光博さんは1996年に歌手デビュー。「王子」と自称し、ファンからは「ミッチー」の愛称で慕われており、女性に大人気のアイドル的存在でありながら、1998年には「WITHTLOVE」に出演。以降俳優としても活躍するようになりました。

これまで、サクラダリセット映画の出演しているキャストを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？魅力的なキャスト陣にサクラダリセットを見てみたい！という気持ちになりませんか？ここからは、サクラダリセットの映画あらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。

この映画の舞台になっているのは咲良田市という一つの街です。咲良田市に住む住人の半数は特殊な能力をもつ能力者で、能力者は咲良田市を出ると能力者であることを忘れてしまうという不思議な共通点がありました。主人公の浅井ケイ、春埼美空もまた能力保持者です。

浅井ケイは、経験したことを永遠に覚えていることができる「記憶保持」の能力をもっています。浅井ケイは幼い頃に「魔女」と名乗る謎の女性の助言を聞き、咲良田市に足を踏み入れ、それ以降親元を離れ一人で生活しています。いつでも冷静沈着で頭の回転が早く常に正しい判断をすることができます。

ヒロインの春埼美空はセーブした時間まで世界を最大3日巻き戻すことができる「リセット」の能力を持っていました。一度リセットをすると巻き戻った時間は全て忘れ去られてしまい、リセットを使った美空でさえもリセットしたことを忘れてしまいます。しかし、ケイは記憶保持の能力があるので忘れることはありません。リセットは、ケイと美空、二人でいることで有効に使うことができるのです。

ケイと美空は「奉仕クラブ」に所属しています。奉仕クラブは、咲良田に住む能力者の全ての能力を統括している組織、管理局の指示に従って能力を有効に使い人々を救済するボランティア活動をしています。顧問は津島信太郎先生です。津島先生は能力者ではありませんが管理局に所属しており、ケイや美空は津島先生からの指示で活動をしていました。

ある日、ケイは奪われてしまった能力を取り返してほしいという依頼の元、佐々野さんの元へ訪れます。佐々野さんは、自分の撮った写真のその場所で撮影した写真を破ると、写真の中に10分間はいることができる「再現写真」という能力を赤い目の女の子に奪われてしまったのだといいます。ケイには、その「赤い目の女の子」に心当たりがありました。佐々野さんの奪われてしまった能力を取り戻すため、ケイは動き始めました。

佐々野さんから詳しい話しを聞いたその夜、再び顧問の津島先生からケイに連絡がありました。管理局からケイと美空に呼び出しがあったとの内容で、翌日ケイと美空はさっそく管理局に指定された場所へと向かいます。そこでは加賀谷という男性が二人を出迎えます。加賀谷は対象物に触れることで対象物を「ロック」する能力を持っており、複雑に作られた管理局の建物内を加賀谷の能力を使い進んでいきました。

目的の部屋へたどり着くと、そこで待っていたのは「魔女」と名乗る女性でした。その魔女は、かつて幼いケイを咲良田に呼び寄せた謎の魔女です。魔女には未来を見ることができる「未来視」の能力があり、管理局は魔女の未來視の能力を使い、咲良田市の治安を守る為に魔女を「名前のないシステム」と称し、管理局に閉じ込めていたのでした。魔女はケイに自分の命があと10日であることを伝えました。

管理局を出ると、岡絵里と村瀬陽香が二人を待ち伏せていました。岡絵里は、赤いその瞳で相手を見つめることで記憶を自由に操作する能力があり、村瀬陽香には対象物を消す能力があります。二人は美空から「リセット」の能力を奪うと、美空の能力を返して欲しければ、ケイの記憶保持能力を使い管理局の中の構図を書けと命令しました。二人は管理局を敵視しており、管理局に乗り込み咲良田を支配しようと企んでいました。

美空の奪われてしまった「リセット」を取り戻すため調査をしていくうちに、佐々野さんからの「再現写真」の能力は奪われていないということがわかりました。佐々野さんは、岡絵里と、村瀬陽香を利用して管理局に入り、かつて恋人であった魔女との再会を試みようとしていたのです。ケイは美空の能力を取り戻す為に、岡絵里と村瀬陽香と手を組むことを決め、二人の為に管理局の内部の見取り図を鮮明に書きました。

ケイは、美空と友人でサウンドテレパシーの能力を持つ中村智樹、そして岡絵里、村瀬陽香、佐々野さんを連れて管理局へ乗り込みました。佐々野さんの能力を使い、管理局の写真を撮りながら進み、その写真を魔女へ渡すことで魔女は写真の中に入り込みながら外へ脱出することができました。奪われてしまった美空の能力もケイが自分の命と引き換えに取り戻し、取り戻せたリセットを使いケイの命も助かりました。

佐々野はケイにお礼と言って数枚の写真を渡していました。そこには、ケイと美空がリセットの能力を使った為に命を落としてしまった友人「相麻菫」が写っていました。ケイは村瀬陽香の能力を使えば、写真の中にいる相麻菫を現実世界に連れ出せると考えました。そして計画実行し２年前に亡くなってしまった相麻菫を蘇らせることに成功しました。そして菫は自分に未来予知能力があり、２代目の魔女であることを告げたのでした・・・。

魔女がいなくなってしまった咲良田市は、度々能力が暴走するようになってしまっていました。また、魔女がいなくなったことをきっかけに管理局対策室長の浦地正宗が咲良田市から能力を消し去る「サクラダリセット」を企み始めていました。この計画に協力させられていたのが、管理局でケイと美空を魔女の元へと案内したロックの能力を持つ加賀谷と、感情を色で見分けることができる能力を持つ索引さんです。

その昔咲良田には魔女、そして浦地の両親の３人しか能力者は存在しませんでした。浦地の母には能力を保持する能力があり、父には記憶を消す能力があったのですが、管理局から命令を受けた幼き頃の加賀谷がロックの力をつかい、浦地の両親を眠りにつかせてしまいました。その為、両親を奪われた浦地は能力を憎み、サクラダリセットをもころむようになりました。また、両親を奪ってしまった加賀谷には罪悪感がつきまとっていました。

相麻菫は浦地の計画をケイに伝えました。ケイは浦地の計画を阻止し咲良田を守る為に動き始めます。そして、相麻菫がなぜ2年前に自ら命を絶ったのか、菫の考えを見抜きました。菫は、自分が第二の「名前のないシステム」にならなければならないこと、そして2年後にリセットを使い自分が蘇ることも予知していました。菫は第二の魔女となる為、一度命を落とし自分のアイデンティティを捨てて蘇ることを予め決めていたのです。

浦地は時間を巻き戻す能力を持っており、能力者の時間を能力が使えなかった頃まで戻していきました。美空も浦地に押しかけられ、リセットの存在や、ケイの存在まで記憶から消されてしまいます。美空の時間は、能力の使えなかった15歳まで戻ってしまったのです。ケイは佐々野さんからもらっていた写真の中に美空と共に入り込み、美空に今までのことを思いださせました。

無事に美空の記憶を取り戻したケイは、浦地の計画を阻止する為に能力者の友達を集めました。リセットができる美空、声を届ける中野智樹、特定したものを消す能力をもつ村瀬陽香、能力を奪うことができる記憶操作の岡絵里、能力をコピーする坂上央助、そして物体を自由に操作する能力をもつ宇川紗々音です。ケイはメンバーを集めると浦地を呼び出しました。

ケイは浦地の計画を阻止するため、美空達のいる隣の部屋に浦地を呼び出しました。浦地は加賀谷を使いケイをロックしようとします。しかし、陽香の力で壁に穴をあけており、その穴からこっそり坂上に絵里のもつ記憶操作の能力をコピーしてもらっていたので、加賀谷のロックの能力を忘れさせていました。隣の部屋に美空達いたことを知り浦地は激怒しましたが、紗々音が能力を発動し、津島先生の乗る車にケイと浦地を移動させました。

残された美空達は、加賀谷と索引さんに追いやられていました。ケイは、浦地に咲良田に住む人たちを守る方法を浦地に提案しますが、浦地はそんなことは綺麗事だと聞き入れません。しかし、ケイの本当の目的は浦地を説得することではありませんでした。ケイは、智樹のサウンドテレパシーを使い、美空や加賀谷に声を届けていました。ケイは、幼い頃から浦地の両親をロックしてしまった加賀谷を罪悪感から救い出したかったのです。

ケイと浦地の会話を聞いていた加賀谷はケイの思惑通りに、ケイ考えに賛同しました。ケイは自分が管理局のトップとなり、咲良田市の未來を守ることを宣言します。そして、浦地にも管理局の幹部として協力してほしいと話しました。浦地も最終的にケイの意見に従うこととなり、サクラダリセットは無事に防げることができました。菫はその後管理局に管理の元、魔女として人生を歩むことになりました。

問題が解決し、咲良田は平和を取り戻しました。美空は坂上にケイのもつ記憶をすべてコピーしてほしいとお願いします。ケイの全てを理解する為に自分がリセットで失った記憶を全て取り戻したいのだと言います。ケイは頷き、了承しました。二人はこれからもずっと二人で一つの「リセット」を使い咲良田市民を救っていくのです。

漫画がアニメが原作の作品となると気になるのが原作ファンの皆さんの声。サクラダリセットの原作ファンから見てこの映画はどうだったのでしょうか？今回のサクラダリセット映画では、登場人物の人物像が厳しすぎるのではないか、映画鑑賞者はキャストのファンばかりなのではないか、という厳しい意見があがっていました。

映画の主人公、浅井ケイの冷静沈着なキャラクターに加え、映画ヒロインの春埼美空も控えめな性格をしているキャラクターであり、ストーリーもシリアスな内容となっているため、暗い映画という印象をうけた方が多いようです。また、ストーリーが難しく内容がなかなか頭に入らなかったという声も。

不評な意見もありますあ、やはり好評な意見も多くみられます。一番多いのが、ハラハラドキドキして面白い！とう意見。また、過去に戻ったり現在だったり時間の流れなど難しいいという意見も多い一方で、だからこそ何度も見返すとおもしろい！という評価もあります。

サクラダリセット映画では、浅井ケイと春埼美空、相麻菫の恋模様も描かれており、イケメン、美女俳優のキャスト陣なだけに恋の行方にも大注目です！特に、浅井ケイと春埼美空の恋模様に思わずキュンキュンする！との声があがっていました。

以上、サクラダリセット映画のキャストやあらすじをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか？前編・後編と、とてもボリュームがあり見ごたえのある作品となっています。映画だけではなく、原作を見るとまた、ストーリーに入り込みやすくなることでしょう。とても魅力的なキャスト陣が揃っていることもまたこの映画の良さだと思います。ぜひ、気になった方はサクラダリセット映画の前編・後編と見てみてください。