マグニフィセント・セブンは「荒野の七人」のリメイク?ネタバレあらすじと感想

1960年の西部劇『荒野の七人』のリメイクとして、50年以上の時を経て制作された2016年の映画『マグニフィセント・セブン』。デンゼル・ワシントンやクリス・プラットなど、豪華なキャストが出演する本格的な西部劇として話題になりました。この記事では『マグニフィセント・セブン』のあらすじのネタバレ紹介や、見た人の感想、キャストをまとめています。また、原案となった『荒野の七人』との違いについても解説しているので、ぜひご覧ください。

マグニフィセント・セブンは「荒野の七人」のリメイク?ネタバレあらすじと感想のイメージ

目次

  1. マグニフィセント・セブンのあらすじや感想に迫る!
  2. マグニフィセント・セブンは荒野の七人のリメイク?
  3. マグニフィセント・セブンと荒野の七人の違いとは?
  4. マグニフィセント・セブンのあらすじをネタバレ!
  5. マグニフィセント・セブンのキャストについて
  6. マグニフィセント・セブンのを観た人の感想や評価とは?
  7. マグニフィセント・セブンについてまとめ!

マグニフィセント・セブンのあらすじや感想に迫る!

この記事では『マグニフィセント・セブン』のネタバレあらすじやネタバレ感想について紹介しています。『マグニフィセント・セブン』は西部劇の傑作として知られる『荒野の七人』のリメイク作品です。監督を務めたのはアントワーン・フークア。『トレーニング デイ』や『イコライザー』シリーズでも監督と組んだデンゼル・ワシントンが主演を務め、クリス・プラットやイーサン・ホークも共演しています。

『マグニフィセント・セブン』は『荒野の七人』のリメイクであり、『荒野の七人』は『七人の侍』のリメイクでした。リメイク映画のリメイクという作品ですが、現代に合わせたアレンジが成されており、見た人の多くから「面白い!」や「カッコイイ!」と言った感想が寄せられています。この記事では、ネタバレあらすじや感想はもちろん、原案となった映画との違いについても紹介していきます。

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マグニフィセント・セブンは荒野の七人のリメイク?

『マグニフィセント・セブン』は2016年にアメリカで制作されたウエスタン・アクション映画です。完全にオリジナルの映画ではなく、1960年の西部劇映画『荒野の七人』のリメイクであることが明言されています。そして、もとになった『荒野の七人』自体も、日本映画『七人の侍』のリメイク作品だったのです。

荒野の七人とは?

『マグニフィセント・セブン』の元となった『荒野の七人』は1960年にアメリカで制作された映画です。数ある西部劇映画の中でもヒット作として知られており、『続・荒野の七人』、『新・荒野の七人 馬上の決闘』、『荒野の七人・真昼の決闘』といった続編が作られました。『荒野の七人』というタイトルは邦題であり、原題は『The Magnificent Seven』つまり2016年の『マグニフィセント・セブン』と同じタイトルです。

『荒野の七人』のあらすじは『マグニフィセント・セブン』でも変わっていません。悪党に虐げられた村人を救うため、6人のガンマンと1人のナイフの達人が僅かな報酬のために戦うというものです。これは、『荒野の七人』のもとになった『七人の侍』でも大枠は同じです。『荒野の七人』は黒澤明監督作品『七人の侍』のあらすじを舞台をアメリカに移して作られた正式なリメイクだからです。

元を辿れば、『マグニフィセント・セブン』も『荒野の七人』ではなく『七人の侍』まで辿り着きます。ただし、『荒野の七人』および『七人の侍』のヒットによって、多くの類似作品が作られた歴史があります。『地獄の7人』、『黄金の七人』、『宇宙の7人』といった作品があります。正式に許可を得ていないリメイク作品もありますが、『マグニフィセント・セブン』と『荒野の七人』は正式な許可を得た映画です。

『荒野の七人』ではユル・ブリンナーが主演を務め、スティーブ・マックイーン演じるガンマンが人気となりました。『マグニフィセント・セブン』ではそれぞれデンゼル・ワシントンとクリス・プラットが演じており、『荒野の七人』とは違ったキャラクター付けが好評となっています。

今でこそ名作西部劇として知られる『荒野の七人』ですが、実は公開当初はあまり話題となりませんでした。アメリカでの低調な滑り出しでしたが、ヨーロッパで人気が出たことを受けて、アメリカでも人気に火が付いた映画でした。

マグニフィセント・セブンと荒野の七人の違いとは?

ここでは『マグニフィセント・セブン』と『荒野の七人』および『七人の侍』との違いを解説します。『マグニフィセント・セブン』のあらすじの展開は原作と大きく変わっていません。しかし、キャラクターの設定や戦いの状況をアレンジしたことによって、時代に合った西部劇と呼べる作品となり、見た人からは好意的な感想が寄せられているようでした。以下に原作との違いを簡単にまとめました。

現代風にアレンジされている

『マグニフィセント・セブン』と『荒野の七人』の違いのひとつは現代風にアレンジされているということです。先述したように、『荒野の七人』では6人のガンマンと一人のナイフの達人が戦います。登場人物のほとんどが白人でした。しかし、『マグニフィセント・セブン』では主演を黒人俳優デンゼル・ワシントンが務め、他の登場人物もアジア系、ヒスパニック、インディアンとバリエーション豊かになっています。

武器は銃だけではなく、ナイフ、弓、斧など、登場人物の個性を演出する道具が使われており、7人の見分けがつきやすくなっています。さらに、女性キャストのヘイリー・ベネットも重要な役割を担っていました。『荒野の七人』や『七人の侍』でガンマンや侍が演じた役回りを女性が担当しています。人種や性別を分け隔てなく描いた点は現代風のアレンジがされたと捉えられています。

より厳しい戦いが描かれている

『マグニフィセント・セブン』では『荒野の七人』や『七人の侍』よりも厳しい戦いの状況が描かれていると言われます。『荒野の七人』などでは40名程度の敵しかいませんでした。しかし、『マグニフィセント・セブン』では100名を超える敵を相手にしなければいけません。腕利きのガンマンたちが集まってもかなり厳しい戦いになることが映画のセリフでも示されていました。

こうした状況の違いからか、『荒野の七人』や『七人の侍』に出てきた新米のキャラクターが『マグニフィセント・セブン』では出てきません。それぞれ戦闘スタイルは違いますが、熟練の戦士たちです。また、村人との交流シーンもほとんどありません。『荒野の七人』などでは新米と村娘の恋が描かれていますが、『マグニフィセント・セブン』にロマンスはありません。

犠牲を出しながらも主人公たちが勝利する点は共通しています。ただ、『荒野の七人』では新米が村に残る選択をしました。『マグニフィセント・セブン』では仲間の供養もそこそこに、あっさりと立ち去っていきます。『七人の侍』や『荒野の七人』に比べて、男たちがハードボイルドに描かれているという考察がありました。

マグニフィセント・セブンのあらすじをネタバレ!

ここからは『マグニフィセント・セブン』のあらすじをネタバレ解説します。『マグニフィセント・セブン』の簡単なネタバレあらすじは「悪い金持ちに虐げられる町を救うため、7人の用心棒と住民が力を合わせて戦い、打ち勝つ」というわかりやすい内容です。ディティールを変えることで『荒野の七人』よりも現代風のあらすじとなっていると評判です。

資本家に反抗する住民

まずは序盤のあらすじをネタバレ紹介します。1879年、南北戦争の終結後のアメリカでは資本家による西部開拓が進められていました。ローズ・クリークという小さな町も例外ではなく、資本家バーソロミュー・ボーグが金鉱山開発と土地買収を強引に進めていました。ボーグは少額と引き換えに住民たちを立ち退かせようとしています。そこで勇気ある男、マシュー・カレンがボーグに異を唱えました。

しかし、冷酷なボーグはマシューを殺害します。教会も燃やされ、夫も殺されたエマは町のために用心棒を雇うことを決めます。住民たちは態度をはっきりとさせないので、エマはお金をかき集めて自分で用心棒を探すために旅立ちました。住民のテディQもエマに同行します。

サム・チザムとの出会い

エマたちが辿り着いた町で、黒人の委任執行官サム・チザムは「パウダー・ダン」という賞金首を探していました。酒場を訪れてバーテンダーに情報を求めます。酒場の中は不穏な空気となり、客たちはチザムに銃を向けました。しかし、チザムの早撃ちで客たちは倒れていきます。そして、チザムの銃口はバーテンダーにも向けられてました。バーテンダーこそが「パウダー・ダン」だったからです。

銃撃があったにも関わらず、動じない男が店内にいました。ギャンブラーのジョシュ・ファラデーです。ファラデーもまた凄腕のガンマンでした。ふたりは互いの顔を見て別れます。その後、チザムと会ったエマは町を救うように頼みます。チザムは「ボーグ」の名前に反応し、依頼を引き受けました。大勢を相手にするため仲間を集めることにします。最初に引き入れたのはチザムの実力を観ていたファラデーでした。

仲間集めのあらすじ

町を出た一行。ファラデーは別行動をとります。チザムとエマはメキシコ人の賞金首バスケスと出会いました。チザムはバスケスが手配されていることを知っていますが、仲間になれば追わないと取引を持ち掛けました。バスケスは半ば強引に仲間に加えられました。その後、マウンテンマンのジャック・ホーンと会い、仲間に誘いますが断られます。

一方、ファラデーはグッドナイト・ロビショーという人物を探していました。ロビショーは南北戦争でチザムに救われたことがあります。優秀な狙撃手でもありました。ファラデーが出会ったロビショーは東洋人の相棒ビリー・ロックスの早撃ちで観客から金を稼いでいました。ファラデーは違和感を覚えながらも、チザムからの伝言を伝え、ふたりを仲間に引き入れました。

合流した一行が仲間探しを続けていると、ネイティブアメリカンのレッドハーベストと出会いました。チザムが代表して話しかけると、レッドハーベストは獲物を腹を裂き、臓物を差し出します。チザムがそれを食べると、レッドハーベストは同行することになりました。その後、一行を追ってきたジャック・ホーンが仲間に加わり、7人の用心棒が集まります。

ローズ・クリークの町へ

ローズ・クリークの町へ到着した一行ですが、住民たちは家から出てきません。町はボーグの手下に牛耳られていました。チザムたちと戦闘になります。激しい銃撃戦ですが、チザムたちは精鋭の集まりなので敵を圧倒します。しかし、敵がひとり逃げ出しました。ファラデーは銃を構えたロビショーに敵を撃つようにいいますが、ロビショーは発砲することなく敵を逃がしてしまいます。

チザムはボーグへの挑発的なメッセージを敵の一人に託します。チザムの挑発に乗ったボーグは怒りました。チザムはボーグが大軍を引き連れて戻ってくることを予想し、住民たちに戦うための訓練をつけます。銃撃やナイフの使い方などを用心棒たちが教えました。同時に、町の周囲にロープや爆薬といった罠を仕掛けて決戦に備えます。

訓練を続けたある夜、用心棒たちは住民とも良好な関係を築いていました。しかし、決戦間近になって怖気づいたロビショーは町を去ってしまいます。ロビショーは南北戦争で死を多く見過ぎたせいで人を撃てなくなっていました。最初の戦闘で逃げる敵を撃てなかったのも、心に傷があったからです。ロビショーの脱走は仲間を落胆させましたが、エマは気丈にも自分がロビショーの代わりに戦うとチザムに告げました。

決戦のあらすじ

いよいよボーグが大軍を引き連れてローズ・クリークに戻ってきます。敵軍は一斉に町に押し寄せました。しかし、仕掛けておいた罠が功を奏して敵は大きく消耗します。隠れていた部隊の奇襲攻撃も上手くいきます。残った敵が町に入るといよいよ用心棒たちの本領発揮です。それぞれが実力を発揮して数的に不利な状況を覆していきます。戦いは上手く進んでいるように見えました。しかし、そこへロビショーが戻ってきます。

「ガトリングガンがある!」ロビショーが言った通り、ボーグは秘密兵器のガトリングガンを用意させていました。住民たちは急いで屋内に隠れます。しかし、ガトリングガンの掃射が始まると逃げ遅れた住民や、流れ弾に当たった住民が次々と倒れていきました。冷酷なボーグは味方を巻き込んでいることを意に介さず、容赦しません。そんな中、ボーグの配下であるネイティブアメリカンのデナリが町に入りました。

デナリは弓矢をホーンに浴びせて殺害します。7人の用心棒の中で最初の犠牲者が出ました。その後、エマを狙ってデナリが建物の中に入ります。絶体絶命の危機に陥ったエマですが、レッドハーベストが窮地を救います。デナリは同族であるレッドハーベストに倒されました。しかし、ガトリングガンをどうにかしなければチザムたちに勝ち目はありません。

ファラデーはガトリングガンへ決死の攻撃を決め、仲間に援護を求めました。チザムとバスケスは地上から援護射撃をし、ロビショーとロックスのコンビは塔の上から援護射撃をします。その間に弾の装填が終わったガトリングガンが再度、射撃を始めました。ロビショーとロックスのコンビは銃弾を浴びて死亡します。そして、ガトリングガンに接近したファラデーも重傷を負いました。

最期の一服を求めたファラデーはタバコに火をつけてもらいます。そのまま倒れ込むようにうつ伏せになりました。しかし、ファラデーはダイナマイトを隠し持っており、タバコの火を利用して導火線に点火します。ファラデーの決死の作戦によってガトリングガンは使い物にならなくなりました。

マグニフィセント・セブンの結末のネタバレ

ガトリングガンの脅威がなくなったことで町は静かになりました。高みの見物を決め込んでいたボーグは町にやって来ます。そこでチザムが現れます。ボーグはチザムの家族の命を奪った仇でした。真っ向勝負では敵うはずのないボーグはチザムの銃撃で傷を負います。じりじりと教会の中に追い詰められたボーグを怒りをあらわにしたチザムが痛めつけます。しかし、ボーグは銃を隠し持っていました。

ボーグはチザムの隙を伺います。そして、忍ばせていた小型拳銃を取り出しました。銃声がなります。驚くチザム。撃たれたのはボーグの方でした。教会の入り口には銃を構えたエマが立っています。エマは自らの手で夫の仇を取ったのでした。

戦いに勝利したローズ・クリークの町。チザム、バスケス、レッドハーベスト、生き残った用心棒たちは町を去っていきました。エマは戦死したホーン、ロビショー、ロックス、そしてファラデーの亡骸を手厚く葬ることを約束します。そして、町を救ってくれた勇敢な男たちのことを決して忘れないと誓うのでした。

マグニフィセント・セブンのキャストについて

ここからは『マグニフィセント・セブン』のキャストについて紹介します。『マグニフィセント・セブン』はガンマンたち7人はもちろん、敵役や村人にも豪華なキャストが集まっています。ここでは各キャストの経歴やその他の出演作を簡潔にまとめました。

デンゼル・ワシントン/サム・チゼム

『マグニフィセント・セブン』で黒人の委任執行官、サム・チゼムのキャストを務めたのはデンゼル・ワシントンです。デンゼル・ワシントンはアメリカでもっとも演技力を認められている黒人俳優のひとりです。1989年の『グローリー』でアカデミー助演男優賞を受賞し、2002年のアントワーン・フークア監督作品『トレーニング デイ』でアカデミー主演男優賞を受賞しました。アフリカ系アメリカ人では史上2人目の快挙です。

デンゼル・ワシントンは黒人俳優が演じがちだった、ステレオタイプな悪役や、コミカルなキャラクターを演じることを避けていたと言われます。そして、白人を主役にした映画が多く作られるハリウッドにおいて、独自のキャリアを築いていきました。他の代表作にはラッセル・クロウと共演した『アメリカン・ギャングスター』や、アントワーン・フークア監督作品の『イコライザー』シリーズなどがあります。

クリス・プラット/ジョシュ・ファラデー

『マグニフィセント・セブン』で二丁拳銃使いのギャンブラー、ジョシュ・ファラデーのキャストを務めたのはクリス・プラットです。クリス・プラットはセールスマンとして働いた後、ハワイでホームレス生活をしていたという異色の経歴を持つ俳優です。レストランで働いていた頃に映画関係者と出会い、俳優になりました。

『マネーボール』や『her/世界でひとつの彼女』といった作品に出演してキャリアを重ね、2014年にはジェームズ・ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主人公、スター・ロード役を務めました。マーベル作品のひとつであるため、同役で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演。『ジュラシック・ワールド』シリーズでも主演を務め、近年高い人気を集める俳優です。

イーサン・ホーク/グッドナイト・ロビショー

『マグニフィセント・セブン』で南北戦争で活躍した狙撃の達人、グッドナイト・ロビショーのキャストを務めたのはイーサン・ホークです。イーサン・ホークはロビン・ウィリアムズ主演の『いまを生きる』やカルト的な人気がある『ガタカ』などに出演しています。デンゼル・ワシントンとバディ役を演じた『トレーニング デイ』ではアカデミー助演男優賞にノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。

2014年には『6才のボクが、大人になるまで。』で再度アカデミー助演男優賞にノミネートされました。俳優としてのキャリアも豊富ですが、映画監督としても活動しています。2001年の『チェルシーホテル』で監督デビューし、2004年の『ビフォア・サンセット』では脚本を手掛けてアカデミー脚色賞にノミネートされました。2006年の『痛いほどきみが好きなのに』では監督・原作・脚本を手掛けつつ、自身も出演しました。

イ・ビョンホン/ビリー・ロックス

『マグニフィセント・セブン』で東洋系のガンマン、ビリー・ロックスのキャストを務めたのはイ・ビョンホンです。イ・ビョンホンは韓国出身ですが、『マグニフィセント・セブン』では中国系移民の役を演じました。2009年の『G.I.ジョー』でハリウッドデビューし、続編となる『G.I.ジョー バック2リベンジ』や、2015年の映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などに出演しています。

日本での人気も高く、木村拓哉主演の人気ドラマの劇場版『HERO』にもゲスト出演して話題となりました。織田裕二主演のテレビドラマ『外交官 黒田康作』にも特別出演しています。また、日本のゲーム開発会社CAPCOMが手掛けた『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』にも主人公役で起用されました。韓国での代表作には映画『甘い人生』やドラマ『アイリス』などがあり、演技力は世界的に評価されています。

ヴィンセント・ドノフリオ/ジャック・ホーン

『マグニフィセント・セブン』でマウンテンマンのジャック・ホーンのキャストを務めたのはヴィンセント・ドノフリオです。ヴィンセント・ドノフリオは演劇を学び、ブロードウェイの舞台に立ったこともある俳優です。スタンリー・キューブリック監督作品『フルメタル・ジャケット』に出演したことで注目を集めました。その他の代表作には『メン・イン・ブラック』や、『セル』、『ジュラシックワールド』などがあります。

マヌエル・ガルシア・ルルフォ/バスケス

『マグニフィセント・セブン』で賞金首のメキシコ人、バスケスのキャストを務めたのはマヌエル・ガルシア=ルルフォです。マヌエル・ガルシア=ルルフォはメキシコ出身の俳優で2006年にデビューしています。2017年には『オリエント急行殺人事件』に出演。2018年には『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』が公開予定です。

マーティン・センズメアー/レッドハーベスト

『マグニフィセント・セブン』でネイティブアメリカンの戦士、レッドハーベストのキャストを務めたのはマーティン・センズメアーです。マーティン・センズメアーが演じたレッドハーベストはほとんど部族の言葉で話すため、英語でのセリフが極端に少ない役でした。マーティン・センズメアーはマーティン・センスマイヤーという表記もあり、2018年のジェレミー・レナー主演作『ウインド・リバー』にも出演しています。

ヘイリー・ベネット/エマ・カレン

『マグニフィセント・セブン』で夫を殺された村の女性、エマ・カレンのキャストを務めたのはヘイリー・ベネットです。ヘイリー・ベネットは2007年のヒュー・グラントとドリュー・バリモアの主演作『ラブソングができるまで』で映画デビューしました。2014年には『イコライザー』にも出演しています。2017年には『アメリカン・ソルジャー』にも出演し、注目を集めました。

ピーター・サースガード/バーソロミュー・ボーグ

『マグニフィセント・セブン』の敵役、バーソロミュー・ボーグのキャストを務めたのはピーター・サースガードです。ピーター・サースガードは2003年のヘイデン・クリステンセン主演作『ニュースの天才』で注目を集めました。2005年にはジョディ・フォスター主演作『フライトプラン』に出演。他にも、2009年のホラー映画『エスター』への出演などで知られています。

ルーク・グライムス/テディQ

『マグニフィセント・セブン』でエマと共にガンマンを探す村人、テディQのキャストを務めたのはルーク・グライムスです。ルーク・グライムスは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズのエリオット・グレイ役などで知られています。その他の出演作には    リーアム・ニーソン主演作『96時間/リベンジ』やクリント・イーストウッド監督作品『アメリカン・スナイパー』などがあります。

マット・ボマー/マシュー・カレン

『マグニフィセント・セブン』でエマの夫、マシュー・カレンのキャストを務めたのはマット・ボマーです。マット・ボマーは『トゥルー・コーリング』や『ホワイトカラー』といったテレビドラマシリーズで活躍しています。もちろん映画にも出演しており、2016年のラッセル・クロウとライアン・ゴズリングが主演を務めたコメディ『ナイスガイズ!』ではプロの殺し屋役を演じていました。

マグニフィセント・セブンのを観た人の感想や評価とは?

ここでは、『マグニフィセント・セブン』を見た人のネタバレ感想や評価をまとめて紹介します。『マグニフィセント・セブン』はあらすじのわかりやすさと、出演キャストが魅力的というネタバレ感想が多く挙げられていました。具体的にどのような部分が良いと言われているのか、見た人のネタバレ感想をまとめました。

あらすじがわかりやすい

『マグニフィセント・セブン』を見た人のネタバレ感想には「王道のあらすじがわかりやすくて面白い!」という意見がありました。ネタバレあらすじで紹介したように、『マグニフィセント・セブン』は力の無い弱者が強い悪者に立ち向かって勝利を納めるという王道の物語です。

小難しく考える必要はなく、個性的な登場人物の活躍を見ているだけで楽しめる映画、といったネタバレ感想が多く挙げられていました。

出演しているキャストが良い

『マグニフィセント・セブン』を見た人のネタバレ感想には「出演しているキャストが素晴らしい」という意見が多くありました。出演しているキャストのリストを見て、視聴を決めたという人も多くいます。特に人気があるのはデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヘイリー・ベネットといったキャストでした。以下、各キャストへの詳しいネタバレ感想を紹介します。

用心棒のリーダー格、サム・チザムを演じたデンゼル・ワシントンは、これまでに数々の映画で主演を務めており、アクションから社会派映画までこなす名優と映画ファンからの評価が非常に高いです。アカデミー主演男優賞を取った『トレーニング デイ』では完全な悪役でしたが、善人を演じる機会が多いことも知られています。『マグニフィセント・セブン』では漆黒の衣装に身を包んだ姿がかっこいいという感想が挙がってました。

二丁拳銃を巧みに操るギャンブラー、ジョシュ・ファラデーを演じたクリス・プラットは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以降、非常に高い人気を集める俳優です。『マグニフィセント・セブン』のファラデーは、クリス・プラットのハマり役と考えているファンが多くいました。軽妙な語り口ですが、決めるところはしっかり決めるキャラクターがかっこいいという感想が多くありました。

狙撃の名手グッドナイト・ロビショーを演じたイーサン・ホークは、その演技力を高く評価する感想が多く挙がっていました。PTSDのような状態に陥っているロビショーは七人の用心棒の中でももっとも内面が描かれている人物であり、苦悩を表現したイーサン・ホークの演技は映画ファンから評価が高いようです。『トレーニング デイ』ではデンゼル・ワシントンと対立する役であったため、再共演を喜ぶ感想もありました。

ナイフの達人ビリー・ロックスを演じたイ・ビョンホンには、アジアを代表する俳優のひとりとして、その存在感や演技力を称賛する感想が多くありました。監督であるアントワーン・フークアも『甘い人生』の頃からイ・ビョンホンに注目していたと語っており、『マグニフィセント・セブン』をきっかけに幅広い役柄をこなすイ・ビョンホン出演作に興味を持ったという感想も挙がっていました。

町の住民であり、作中唯一の女性のメインキャラクター、エマ・カレンを演じたヘイリー・ベネットにはその美貌の虜になった視聴者も多くいたようです。『マグニフィセント・セブン』は男性キャストの活躍がメインとなっているあらすじですが、ヘイリー・ベネットが演じたエマは守られるだけの存在ではなく、戦う女性でした。原案となった映画には登場しないタイプのキャラクターであり、見た人の印象に強く残ったようです。

マグニフィセント・セブンについてまとめ!

『マグニフィセント・セブン』のネタバレあらすじや、キャスト、ネタバレ感想や原案との違いについてまとめました。『マグニフィセント・セブン』は有名な『荒野の七人』のリメイクでありながら、現代風のアレンジが上手くなされた王道のアクション映画と受け入れられているようです。キャストの活躍や、派手な戦闘を楽しんだ人が多くいるようでした。まだ見ていないという方は、ぜひ一度ご覧ください。

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