オリエント急行殺人事件の犯人をネタバレ解説！アガサ・クリスティー不朽の名作

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」は、世界中で有名なミステリー作家「アガサ・クリスティー」の小説「オリエント急行の殺人」が原作になっているだけでなく、豪華なキャストたちが出演しているという事で日本でもとても話題になった作品です。

この記事では、映画「オリエント急行殺人事件」のストーリーのあらすじや登場人物を演じた豪華なキャストだけでなく、衝撃的な結末で判明した犯人に関するネタバレなどを紹介していきます。

2017年に公開された「オリエント急行殺人事件」の原作の推理小説「オリエント急行の殺人」を描いた世界中で有名な作家は、たくさんの名作を生み出している「アガサ・クリスティー」さんです。アガサ・クリスティーさんは、イギリス出身の作家でミステリー小説の女王と呼ばれるほどたくさんの作品を生み出しています。

アガサ・クリスティーさんは、1976年に亡くなるまでの間にたくさんの作品と有名なキャラクターを生み出していて、日本でも愛されています。アガサ・クリスティーが生み出した小説の中でも有名な作品は、ポアロが活躍している「オリエント急行殺人事件」の原作「オリエント急行の殺人」や「ABC殺人事件」や名作「そして誰もいなくなった」などになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」のあらすじのネタバレでポアロは、エルサレムで朝食を待っていました。主人公の「エルキュール・ポアロ」は、とても几帳面な性格で朝食に同じ大きさの2つのゆで卵を食べると決めていましたが、中々同じ大きさの物がなく朝食を諦めました。エルサレムの教会から盗み出された物のせいで、3つの宗派が争いになってしまいそうだったのです。

ポアロは、嘆きの壁の前で推理をしながら杖を壁に突き刺します。初めに疑われていた3人の教祖たちは無罪で、犯人はポアロに依頼をしてきたフランスの警官だったのです。警官は逃げだしますが、ポアロの推理通りに杖にぶつかって捕まってしまいます。ポアロは次の依頼がつまっていましたが、少し休暇を取って絵画などを見る事に決めました。フェリーに乗り込んだポアロは、そこでメアリーと出会います。

メアリーは、ポアロの事を新聞で見たと言います。ポアロは、メアリーが家庭教師をしている事を言い当てました。駅に着いたポアロは、パン屋で均等な大きさのパンに感動します。すると、その場に昔馴染みのブ―クが現れました。楽しく会話をしていましたが、警察が現れ手紙をポアロに渡します。ポアロは、緊急の仕事が入りブ―クが管理している「オリエント急行」に乗り込む事になったのです。

オリエント急行に乗り込むと、ポアロにハバード夫人が話しかけてきました。ポアロは、軽くあしらいメアリーとも再会します。食事をしに行ったポアロは、ラチェットに話しをしようと誘われますが、断ってブ―クと席につきました。同じ大きさの卵に感動したポアロでしたが、大好きなディケンズを読んでいると前の席にラチェットが座ってきたのです。嫌がるポアロでしたが、スイーツと引き換えに話を聞きました。

ラチェットは、美術品を扱う商売をしているが、偽物をマフィアに売ってしまい命を狙われていると言います。護衛を頼まれたポアロでしたが、顔が嫌いだという理由でラチェットの依頼を断りました。夜に愛しのカトリーヌの写真を飾り、ディケンズを読んでいたポアロでしたが、雪崩で脱線を起してしまいます。列車でおとなしく待つ事になりますが、ラチェットが出てこず様子を見に行くと無数に刺され亡くなっていました。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじやネタバレで発覚した犯人は、衝撃的になっていて感想や評価でもコメントが多くなっていました。映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじと犯人のネタバレを紹介していきます。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレは、ポアロは乗り込んだ客全員の尋問を終えて愛しのカトリーヌの写真を眺めていました。カトリーヌの写真に向かってポアロは、いつも自信があったが犯人が全くわからず怖いと言います。次の日の朝に列車を線路に戻す為に全員に降りるように指示が出ますが、ポアロは列車にメアリーを呼び出し謎解きを手伝って欲しいと言いました。

メアリーは、ポアロの書いた謎のメモを見ます。声に出して読み上げたメアリーは、役には立てないと言いました。メアリーは、まだ出てきていない謎があるかもしれないと言います。その謎がわかれば、すぐにすべてが繋がるかもと助言しました。ポアロは、アンドレニ伯爵夫人を犯人にするのは簡単だと言います。理由は、事件のせいで亡くなった「ソニア・アームストロング」の妹だったからだとメアリーに言いました。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじでメアリーは、驚きます。ポアロは、アンドレニ伯爵夫人が無実のような気がすると言いますが、みんなが平気でウソをつくので混乱していると言いました。そして、メアリーがアメリカに行った事がないと言う事も嘘だと気づいていたのです。メアリーも本当は、家庭教師としてアームストロング家に務めていたのを隠していました。メアリーは、生活の為に隠していたと言います。

ポアロは、ラチェットを殺す作戦を考えたのはメアリーだと言います。ポアロは、ディジーを愛していたメアリーが、アームストロング家の事件の犯人「カセッティ」を殺したと推理しました。メアリーは、カセッティは死んで当然だったと怒ります。立ち上がったポアロを後ろからアーバスノットの撃ち、弾が肩をかすめました。アーバスノットにとって、アームストロングは親友で医学の道を進めてくれた恩人だったのです。

それにも関わらず、カセッティが全てを奪って行ったのです。悲しみの中でメアリーと知り合い恋に落ちますが、カセッティを見つけ警察につき出そうと思ったと言います。ですが、顔を見たら怒りがこみ上げ殺したと言いました。アーバスノットは、マックイーンにもメアリーにも犯人になって欲しくはなかったので、自分が責任を負うと言います。そして、ポアロに向き合いますが、列車が動き体制を崩してしまいました。

ブ―クがやってきて、ポアロを助けました。列車を線路に戻し、乗客たちを戻そうとしますが、ポアロは離れていろと指示します。乗客の待ってるトンネルへ向かって、真実を知っているのは「神とエルキュール・ポアロだ」と言いました。ポアロは、ドクターアーバスノットが「なぜ死なないんだ」と言ったのです。ポアロは、元軍人の狙撃兵が的を外すわけがなく、ポアロを殺す気がなかった事に気づいていました。

ポアロは、アーバスノットは人殺しではないからだと言った後に「乗客の全員が人殺しではない」と告げます。仮説を2つ述べると前置きをし、1つ目はラチェットの敵のマフィアが犯人で列車に乗り込んできて殺したと言いました。ですが、ブ―クはありえないと言い放ちます。ポアロは、人殺しを殺して利益を得る者は誰かとみんなに問いかけるように言いました。利益は、精神的なもので怒りを沈める事だと言います。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレで、ポアロは「この中に犯人がいる」と宣言します。そして、アーバスノットのアームストロングの親友で、心のよりどころは家庭教師をしていたメアリーだった。一方のメアリーは、殺されたデイジーの家庭教師で母親同然の存在だっただけでなく、年の近いアンドレニ伯爵夫人とも仲が良かったのです。

そして、デイジーの名付け親でハンカチの本当の持ち主は、ロシア語でHの頭文字になるドラゴミロフ公爵夫人だったのです。そして、ドラゴミロフのメイドもアームストロング家のシェフをしていた人物でした。宣教師のエストラバドスは、ナニーとして事件当夜デイジーと同じ部屋にいたのです。ですが、その夜にワインを飲みすぎ犯人のカセッティに反撃できなかったことを後悔し続けていました。

エストラバドスは、後悔を思い出し思わず泣き出してしまいます。ラチェットの執事をしていたマスターマンは、自分で昔のことを語りだしました。マスターマンは、アームストロングの軍人時代からの世話係で、軍を抜けた後も屋敷で世話をしていたと言います。そして、マルケスもアームストロング家の運転手をしていて、保証人になってもらったおかげで自動車を販売し成功を収めたのです。

オーストラリア人の教授のフリをしていた元警官の探偵ハードマンは、もう一人の犠牲者でフランス人のメイドの「スザンヌ」の恋人だったのです。アームストロング家の事件がきっかけで、警察を辞めたのでした。ハードマンは、スザンヌの事を愛しそうに話します。ポアロは、なぜ山のように証拠が出てきて、真冬に寝台列車が満室なのか、なぜ傷口がバラバラなのかと言った後、なぜ車掌が「ミシェル」なのかと言いました。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレでミシェルは、無実だったスザンヌの兄だったのです。そして、この中で一番の悲劇を味わったのは、かつて女優でソニアの母でデイジーの祖母「リンダ・アーデン」の正体「ハバード夫人」でした。舞台から身を引いたリンダ・アーデンは、最後の大舞台をオリエント急行にしたのです。ハバード夫人は、被っていたカツラを取り「恐ろしい程に頭がキレる人ね」と言いました。

ポアロは、ラチェットのせいで多くの人々の人生が壊れてしまい、彼らは正義を求めたと言います。ポアロは「この中で誰が実行した犯人なのか答えは」と言って、みんなを見渡しました。そして、誰もが一人ではできなかった、カセッティを殺せたのは「ここにいる全員だ」と言います。みんなは、雪崩や探偵のポアロが現れた事に動揺しつつも一丸となって、カセッティの殺害を実行しそれぞれの役を演じたのです。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじでハバード夫人は、自分がみんなを誘ってハードマンにカセッティを探しもらいマックイーンを送り込み、ミシェルが車掌をしている列車をマックイーンが予約したのです。全員で1刺しずつラチェットに刺していったので、刺し傷がバラバラで犯人がわからなくなったのでした。ハバード夫人は、時計を割り手紙を燃やしてラチェットのフリをして、ポアロに声を聴かせたのです。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじでハバード夫人は、立ち上がって「私がみんなを誘ったから、公死刑になるのは自分だけで良い」と言います。そして、単独犯だと警察に言うようにポアロに頼みました。娘のアンドレニ伯爵夫人に「幸せを祈っている」と言って、みんなに他の喜びを見つけてと告げ「彼らは人殺しではなく、善人よ」とポアロを見つめます。ポアロは、善と悪があり自分には裁けないと言いました。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレで、自由になりたいのならばもう一つ罪を犯すべきだと言いながら銃を差し出します。ブ―クは、殺される気なのかと言いました。ポアロは、死体を湖に沈めて罪なき人として立ち去れと言います。ポアロは、自分に嘘をつく事はできないと言いました。ハバード夫人は、ポアロに銃を向け「私はデイジーを死んだのよ」と言って、自分に向けて引き金を引こうとします。

映画「オリエント急行殺人事件」のあらすじのネタバレで娘のアンドレニ伯爵夫人は叫びますが、ハバード夫人は引き金を引きます。ですが、銃に弾は入っておらずハバード夫人は泣き出してしまいました。ポアロは、何も言わず列車に戻って行きます。外を眺めていたポアロの元へ、エストラバドスが来て「正義を見つけるのが仕事とおっしゃった」と言いました。ポアロは、ここでの正義とは何です？と尋ねます。

エストラバドスは、法律は時に不完全な物ですと言うと、ポアロは「罪の意識はどこに？」と問いかけます。すると、エストラバドスは「埋めました。デイジーと一緒に」と言って去って行きました。その言葉を聞いたポアロは、再び外を眺め悩みます。列車に戻ったポアロは、善と悪にさいなまれ葛藤していました。アンドレニ伯爵夫人は、飲んでいた薬を流して行きます。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレで駅にオリエント急行が到着し、ラチェットの死体は運び出されポアロは警察に話をしていました。ブ―クは、その様子を不安げに見つめます。ポアロは荷物を持ち、列車の中を歩きながらアームストロング氏への書けなかった手紙の返事を心の中で思い浮かべました。今回の事件の真相は、ポアロの心を大きくかき乱し砕けた魂のカケラや悲しみや憤りなどを知ります。

ポアロの心の寄りどころは、人間の理性や希望だったのです。ですが、その拠り所を今は忘れて自分の心の声に従う事にしました。食堂車に集まっている人にポアロは、今回の事件で善と悪の天秤が釣り合う事がなかったが、例外としてこのアンバランスを受け入れると言います。そして、この中に殺人を犯した犯人はおらず、この列車には傷を癒すべき人々が乗っていると言いました。

ポアロは、警察に第一の推理を披露したのです。ポアロは、この駅でオリエント急行を降りて事件は幕を下ろすと言いました。去り際に「すべての心に平穏が訪れるように」と言って降ります。ポアロが列車を降りると、警察がポアロを探していると言いました。ポアロは、彼は休暇中だと言います。警察は、エジプトのナイル川で事件があったと告げると、ポアロは「ネクタイを直してください。」と言いました。

映画「オリエント急行殺人事件」の結末のあらすじのネタバレで警察を先に行かせてポアロは、オリエント急行が発車するのを眺めます。そして、列車を見送ってから警察の待っている車の方へと向かって行きました。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」のあらすじで、魅力的な登場人物を演じた豪華なキャストを紹介していきます。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、美術商をしている「ラチェット」役を演じたキャストは、たくさんの映画で活躍している日本でも有名なハリウッドスターの「ジョニー・デップ」さんです。ジョニー・デップさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「チャーリーとチョコレート工場」や「ブロウ」や「チャーリーモルデカイ」や「ツーリスト」や「ラムダイアリー」などになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、元刑事の名探偵「エルキュール・ポアロ」役を演じたキャストは、たくさんのドラマや映画で活躍している「ケネス・ブラナー」さんです。ケネス・ブラナーさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「シンデレラ」や「ヘンリー五世」や「フランケンシュタイン」や「エージェント・ライアン」や「愛と死の間で」や「マリリン7日間の恋」などになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、未亡人の「ハバード夫人」役を演じたキャストは、たくさんの映画で活躍している女優「ミシェル・ファイファー」さんです。ミシェル・ファイファーさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「アントマン・ワスプ」や「スカーフェイス」や「バットマン」や「マザー！」や「スターダスト」や「グリース2」や「ホワット・ライズ・ビニーズ」などになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、犬を連れている「ドラゴミロフ公爵夫人」役を演じたキャストは、たくさんの映画で活躍している女優「ジュディ・デンチ」さんです。ジュディ・デンチさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「ミス・ぺリグリンと奇妙な子供たち」や「嘆きの王冠」や「007」シリーズや「プライドと偏見」や「マリーゴールドホテルで会いましょう」などになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、家庭教師の「メアリー・デブナム」役を演じたキャストは、たくさんの映画やドラマで活躍している女優「デイジー・リドリー」さんです。デイジー・リドリーさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「ピーターラビット」や「スターウォーズ」シリーズなどになっています。

2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」で、教授をしている「ハードマン」役を演じたキャストは、たくさんの映画で活躍している俳優「ウィレム・デフォー」さんです。ウィレム・デフォーさんが出演している作品の中でも有名なのが、映画「スパイダーマン」シリーズや「ハンター」や「オッド・トーマス」や「グランド・ブダペスト・ホテル」や「きっと、星のせいじゃない」や「モラル」などになっています。

この記事では、2017年に公開された映画「オリエント急行殺人事件」のストーリーのあらすじや登場人物を演じた豪華なキャストの情報だけでなく、衝撃的な結末で判明する犯人についてのネタバレなどを紹介していきました。映画「オリエント急行殺人事件」は映画や小説だけでなく、日本ではドラマ化もされ色々な楽しみ方ができるので、2017年に公開された映画版と一緒に他のバージョンも是非チェックしてみてください