散歩する侵略者のあらすじをネタバレ!宇宙人の正体や結末の解釈・感想も考察

映画「散歩する侵略者」は2017年に公開された日本の映画です。劇団イキウメの劇作家・前田知大が書いた人気舞台作品でもありました。今回は「散歩する侵略者」のあらすじをネタバレするまで徹底解説していきます。宇宙人がテーマの映画ですが、果たしてどのような宇宙人でどのようなストーリーなのでしょうか、そのあらすじをネタバレ必至で覗いてみます。そして散歩する侵略者がどのような結末なのかも全て明かしていきましょう。

散歩する侵略者のあらすじをネタバレ!宇宙人の正体や結末の解釈・感想も考察のイメージ

目次

  1. 散歩する侵略者のあらすじをネタバレ紹介!結末や宇宙人についても考察!
  2. 散歩する侵略者とは?
  3. 散歩する侵略者のあらすじをネタバレ紹介!
  4. 散歩する侵略者の結末をネタバレ紹介!
  5. 散歩する侵略者の結末の意味は?残された謎をネタバレ考察!
  6. 散歩する侵略者の宇宙人の正体についてネタバレ考察!
  7. 散歩する侵略者を見た人の感想を紹介!
  8. 散歩する侵略者のあらすじネタバレまとめ!

散歩する侵略者のあらすじをネタバレ紹介!結末や宇宙人についても考察!

映画「散歩する侵略者」は2017年に公開されて話題をさらった日本映画です。劇団イキウメ主宰で人気劇作家の前田知大が書いた、元々は舞台だった作品です。

この「散歩する侵略者」のネタバレ解説を、ネタバレあらすじと共にみていくことにします。そして結末や観た方々の感想など色々な視点でこの散歩する侵略者の魅力をたっぷりと見ていきましょう。

映画『散歩する侵略者』公式サイト

散歩する侵略者とは?

映画「散歩する侵略者」はSF映画としても話題沸騰の作品だったそうです。宇宙人が突如地球に侵略しに来たですが、その侵略の方法がまた過去の侵略される映画に比べると異なものと言われているようで、そのあらすじや結末は人々の心に残るSF映画としてだけではなくダークなファンタジーでもあり、愛をテーマにしているようでもあるとのことです。そしてこれからそのネタバレなあらすじを紐解いてみる事にしてみましょう。

あらすじの前にキャストの紹介も!

映画「散歩する侵略者」ですが、ストーリーラインの評判もさることながら、そのストーリーを演じている役者陣も精鋭であることが間違いないとされています。まずは主演の二人である加瀬鳴海を演じる長澤まさみさんと、その夫を演じる松田龍平さん、奇妙な夫婦関係を見事に演じて、この奇妙なストーリーをしっかり表現した事によってカンヌ映画祭への正式出品の他、長澤まさみさんは主演女優賞を国内の映画祭で受賞したようです。

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散歩する侵略者のあらすじをネタバレ紹介!

さてここで映画「散歩する侵略者」のネタバレなあらすじを一気にみていきます。またネタバレな解説的な要素も含めて「散歩する侵略者」の映画の面白さをお伝えします。結末がいかなるものなのか、SF映画のよくある既存のエンディングなのか、あらすじを紐解いていきましょう。

散歩する侵略者のネタバレあらすじスタート!

映画は金魚すくいをしている映像からスタートします。お祭りなどのテキ屋の金魚すくいの主観映像で、そこで一匹の金魚をすくってお玉のなかに入れるのです。そして映像はその金魚をすくったのは一人の女子高生で女子高生が歩いて家に帰っていく様子が映し出されています。そして自宅は普通の一軒家であることがわかります。するとその女子高生が自宅へと入っていくのでした。

祖母の異様な行動

ネタバレはしっかり続きますが、映像がその女子高生のドアにフォーカスされて何も起こらないのですが、突然ドアが開き老婆が叫びながら外に出てくるのです。しかし出て来たと思いきや何者かに家の中へと引き戻されてしまいます。そして家のドアがパタンとしまり、そこから静寂に再び変わったのです。ネタバレなあらすじですが家の中で女子高生と、そして何かが変化を遂げたという事がわかるシーンでもあります。

そしてシーンは家の中へ入って行きます。壁が血で真っ赤に染まった部屋には倒れている人。見るからに既に死んでいる様子です。そしてさらに奥の部屋にも二人倒れていて、その前には先ほどの女子高生が立っているのです。血に染まった制服で血に染まった床には先ほどの一匹の金魚がピチピチと跳ねています。女の子は自分の手についた血を無表情で舐めてそしてシーンは変ります。

一人になったあきら

その女子高生がその後フラフラしながら道路の真ん中を歩きぎこちない様子である事がわかります。車も行き交う道ですが、女子高生は避けるそぶりもなくそのまま歩いています。すると後ろからダンプカーが迫って来て、クラクションを鳴らしているのですが一向に道を譲る気もなく、その後ダンプカーは横滑りをして、さらには対向から来た車とぶつかってしまうのです。そして女子高生は笑みを浮かべているでした。

さらに続く散歩する侵略者のさらなる深いネタバレあらすじ!

加瀬鳴海(長澤まさみ)と加瀬真治(松田龍平)が二人向き合っている様子が窺えます。そして鳴海は真治を見ながら難しい顔、怪訝な顔をしてるのです。そして旦那の真治の方は何やら雑誌を手に取っているようですが、天地が逆さまになっているのがわかります。そしてイラついている鳴海は逆さまの雑誌を強引に直すと真治はなるほどと頷き読むのですが、冗談はやめてと鳴海は話すが、冗談なんて言ってないと真治は素で返答します。

さらに鳴海はイラついて、何があったのかと不安もありつつ真治に聞くのですが、またも真治は質問が漠然としていてわからないと話し、時間を指定してくださいと敬語で自分の妻に話をしています。ネタバレなあらすじですが、既にこの時点で怪しさが溢れています。そしてその後自体はもっと怪しさを増してくるのです。医者はこの状態で道路で保護された言い、ショック性の記憶障害かアルツハイマーの症状かもしれないと言うのです。

つまりはあまり深刻にならない方がと鳴海に話すのですが、当の鳴海は自分の夫がまるで別人のようになっているから動転しています。ネタバレなあらすじですが、この夫婦にはちょっと亀裂が入っている状態であるようです。夫への不信感もあり、この状態が単なる病的なものではなくて、という疑いの眼差しも含まれている様子でもあります。そして二人は外へ帰る事になり車へと向かいますが、ここで夫・真治の動きに異変があります。

フラフラ歩く真治。明らかに様子がおかしく、履いてるスリッパまでも脱いでしまい、荷物も落として歩き続ける。しかしよろめいてついには倒れてしまう。それを見ている鳴海は仕方なく起き上がらせるのだがイラつている様子は変わらない。そして話す言葉が敬語の真治は鳴海にそれをやめてと話し、真治は敬語が長いから不便だと話し、ありがとうと言うのでした。

すると鳴海は過去に真治が会社の女性と浮気をして鳴海を裏切った事を話し、その事は再び追求します。今回のことも鳴海的にはなにかあるのではと勘ぐる様子であるようです。そしてフラつく真治をイラつきながら車に乗せる鳴海。ここでネタバレあらすじ的な要素ですが、真治は「真治」では無い様子、つまり何か別の誰かになっている様子なので、もちろん過去の不祥事は分かっていない真治ですが、でも夫婦だよねと鳴海に問います。

しかし鳴海はそんなのとっくに終わっているんだと荒々しくそして不満を真治にぶつけながら車は発車していきます。すると真治は自分の「ガイド」になってくれと話します。さらにネタバレなあらすじですが、この「ガイド」と言うのは侵略者である者達が地球のルールを理解するため、そしてとあるモノを奪っていくために必要な事だそうです。見ての通り、生まれたての子鹿のような歩き方でもあるので、全てにガイドが必要との事です。

別の日に、真治は天気予報を観ているのですが、ネタバレ的なあらすじではありますが、宇宙人であるからなのか人間の習慣を学ぶ為なのか、天気予報士の動きをコピーしている姿があります。その後鳴海が仕事をしている姿をじっと見つめているのをハッと鳴海が気がついて振り向くのですが、真治は散歩に出かけてくるといい家から出て行くだけでした。その後鳴海も仕事の件で遅れて家から出て行きます。

鳴海が会社に向かう道中、ふと道路に目をやるとサンダルが落ちていました。するとそれは真治のサンダルの片方で、サンダルの目の前には草むらがあるのですが、鳴海はその場所で真治の名前を呼び、自ら草むらの中へ入って行きます。すると草むらの中で真治が倒れているのを見つけるのでした。ここでネタバレあらすじな解説ですが、鳴海が真治を思う気持ちがまだ消えていないと思われるシーンでもあるようです。

シーンが変わり、白い報道車のような車を運転している男・桜井(長谷川博巳)がホテルへと向かい、その場で誰かと電話をしている。ネタバレあらすじですが、桜井は報道ジャーナリストで何かをネタを追ってこの場所にいるようです。そして何かのネタをつかむことができないのか、電話の相手とは折り合いがつかず、再び車でとある現場に向かいます。そこは冒頭で女子高生が居た一軒の家で殺人事件として捜査されている場所でした。

桜井はその家の捜査線の周りをうろうろして警官に聞き込みをしますが、全く相手にされずに何も得ることができない様子でした。するとその桜井を見つけ一人の男が近づいてきました。そして男は立花あきらを探しているのかと尋ねます。ここでネタバレあらすじですが、その男・天野は女子高生の立花あきらとは仲間であると話し、二人は宇宙人である事を桜井に吐露します。

桜井は天野に色々と尋ねます。何のために地球へ来たのか、侵略とはどう言うことかなどを尋ねるのですが、ここでさらにネタバレなあらすじですが、彼らは人間の「概念」を奪うと言うことらしいのです。そして天野はそれが侵略であると言うこと。そして時間もないと話すのですが、それと同時に天野は桜井に「ガイド」になって欲しいとの事でした。桜井はそれに協力すると話し、二人は一緒に車で去って行くのでした。

シーンは変わってテレビを観ている真治。チャンネルを変えまくっている様子。それを観察している明日美(前田敦子)は鳴海の妹でこのような状況になった事を鳴海が明日美に話をしています。するとその中で明日美が家族の話をするのでした。真治はその家族と言う単語に引き寄せられて、明日美に質問をします。家族とは何か、その概念を知りたいと明日美に説明を乞うのです。そしてその概念が分かると真治はそれを奪います。

ここでネタバレなあらすじですが、真治が概念を説明されて奪う方法は、概念を相手が頭の中で強く思うことによって、言葉の表層だけでなく全てが理解できる形になるので、宇宙人側は指を相手の頭に当ててその概念を奪います。それによって奪われた概念は人間側には亡くなるので、その概念が消され流という構図になるそうです。つまり明日美には家族というものの概念が無くなったというシーンでもあるのです。

そしてさらに明日美の態度が変わるのでした。ネタバレあらすじな要素ですが、概念が無くなる事で、家族という意味が明日美の中で無くなるのです。すると鳴海が二階から下りて来て明日美に先程と同様に話しかけるのですが、触られると気持ち悪いだとか、急に帰ると言い出し、怪訝に思う鳴海は家の外まで明日美を追いかけるのですが、明日美の鳴海へと態度が一変して、冷たく、他人行儀な様子になってしまったのでした。

その後シーンは桜井が天野と一緒に天野の実家にいるところから始まります。するとそこには天野の両親が何かボーッとした様子で何も話さず、動かずに座っている状態であるところが見えます。これもネタバレ的なあらすじですが、結果として天野が「概念」を奪ったからこういう状態になっているという事でした。概念を奪うには、それぞれの言葉の元にある理解を奪う事であると天野は話します。ただ桜井はそれの最初に信じないのです。

桜井は、これは薬物ではないのかと天野に詰め寄ります。しかし天野はそんな事ではなくて、概念を奪うことが侵略であると話します。そして自由という概念を奪ったと天野は話します。そしてその後二人のシーンは立花あきらに会うというところまでストーリーは進んで行きます。一方の真治ですが、今度は再び散歩をしてとある日本家屋へと行きます。そこは丸尾という男(満島真之介)が住んでいる場所でした。

そこで真治は丸尾と会話をするのですが、これは誰の家かというところからのきっかけで、ネタバレあらすじに再びなりますが、丸尾が自分「の」家というところの言葉、「の」ということが真治がわからないのですが、所有の概念を丸尾から奪うことになるのです。その結果、丸尾は引きこもりである自分から抜け出すことができるようになります。そして丸尾は真治を慕うようになるのでした。

その後家にいない真治に呆れる鳴海ですが、その間真治は丸尾のところから川の橋桁の下で犬を見つけることになります。すると真治は犬に噛まれてしまい、結局それを鳴海が発見して二人で帰るのですが、破綻していた夫婦生活がちょっとほっこりするシーンにもなりました。真治ではない真治が鳴海が作るご飯はなんでも食べるという話をすると鳴海はふと感慨深くなるシーンでもあるようです。

そして立花あきらが捕らえられている病院の一室。そこには刑事(児嶋一哉)がおり、立花あきらから何かを概念を奪おうとされるのですが、刑事としての立場から偶然にも何も取られなかったのですが、ここで天野が桜井とようやく立花と会うシーンになります。そして天野と立花は刑事から「自分」という概念を奪います。すると刑事は座り込んで自分を失い、桜井はこの概念を奪った瞬間を目撃して驚きを隠せないようです。

その後桜井と天野は立花を乗せて車を走らせます。立花は自分がこの女子高生に「定着」するまでの流れを話します。ネタバレあらすじですが、女子高生に定着する前に金魚にも定着し、その後、あの事件があった家庭の人間に定着するのですが、自らの体を解剖して意識が遠のく瞬間にこの女子高生が現れてなんとか無事にここまで来れたと話をするのでした。そして桜井は宇宙人である二人に密着取材をさせてくれと頼むのでした。

そして天野と立花はもう一人の仲間がいることを告げます。そしてその後は通信機を使って仲間を呼び地球への侵略が開始されると話すのでした。そして場面は鳴海が会社で社長(光石研)にパワハラ的な対応をされているところに真治がきて、自分のガイドをいじめるやつは許せないと社長から「仕事」の概念を奪ってしまいます。するとたちまち社長は子どものような振る舞いになり、他の社員はそれを止めるのに必死な様子でした。

真治はその後、鳴海に自分が宇宙人であると告白します。そして目的は概念を奪う事で、鳴海にどういうことかと説明します。すると鳴海は明日美にしたことも同じことかと聞きますと真治は「家族」という概念を奪ったと話しひどいことをしたのねと鳴海は真治に話します。ここでネタバレ的なあらすじですが、真治は今「眠っている」状態だと話、これがいつどうなるかはまだわからないと鳴海に話すのでした。

シーンは桜井が通信機の材料を買い出しをしている場面に変わります。すると品川という男(笹野高史)が桜井の前に現れ自分は厚生省の人間だと話し、この一連が謎のウイルスであると告げます。そして桜井が一緒に行動している人間、立花のことを聞かれるが、桜井は嘘を言い、これから探すのだと話します。品川はその後怪しい黒いバンが迎えに来て去っていきます。厚生省にしては怪しい男たちだと桜井は怪訝に見ているのでした。

シーンが変わって街中に自衛隊や上空にヘリが飛んでいたりと物々しい状況になっている中にいる桜井。ジャーナリスト的な感で伝わるシーンでもあります。するとそこに著名な学者を乗せた車を発見。ここでさらにネタバレなあらすじですが、その学者が関わるという事はこの騒動が何かとてつもなく大きなことを含んでいるのではないかと察する桜井が窺えます。そして丸尾が演説をしているのがわかり、真治と丸尾が会うのでした。

丸尾は真治と出くわし真治に話します。ネタバレ的なあらすじですが、丸尾は今までの自分を捨てることが出来た事に真治に感謝をするのですが、そばにいた鳴海が真治が他人と接触するのを拒んでいるかのように避けて、その場所を後にします。するとそれを見ていた桜井が訝しげにその光景を見ているのでした。その後シーンは変わり、天野と立花がいる場所に戻る桜井。そして桜井は天野たちに「三人目」を見つけたと話します。

すると、天野はそろそろ侵略が開始されるであろうと話す。当初の目論見では3分ぐらいで侵略が完了すると思っていたらしいが、三日ぐらいはかかるのではと話す。桜井はその事に対して人間は抵抗をするぞと話すが、特に動じていない様子でもある。ネタバレ的なあらすじですが、桜井は自分が死にたくないと天野に吐露し、サンプルとして生き残る術がある事に再び懇願をしてなんとか生き延びることを伝えるのであります。

シーンはさらに変わり、立花が何かを探している様子。するとそこに警察官が巡回にやって来て、立花へと質問をします。すると警察官は立花であると認識をしてすぐに捕まえようとするのですが、立花は警察官の拳銃を奪って殺してしまうのです。すると桜井が銃声を聞いて飛び出して来てその状況を目の当たりにするのですが、ここで桜井は宇宙人である立花たちへの猜疑心が芽生え、また天野は逃げる選択を選ぶのでした。

そして一方の鳴海と真治ですが、こちらは夜の繁華街を歩いています。すると鳴海は真治に「人に見られている」と殺気を感じるのです。すると周りにいる男たちが真治の方向に一斉に向かってくるのでした。二人で逃げるのですが、真治がちょっと話してくるといい一人で男たちの方へと向かうのでした。それを不安になり追い掛ける鳴海ですが、なかなか真治を探すことができません。そして徐々に鳴海は不安になっていきます。

その時に鳴海は焦燥感があふれる様子で探し続けるのですが品川とぶつかるシーンがあります。ネタバレ的なあらすじですが、その男たちも品川の部下のようで、真治が三人目の男であるという事を把握しているようです。そして真治はその後迫り来る男たちを蹴散らす事に成功して、鳴海とまた一緒になります。鳴海は心配した様子でずっとそばにいてほしいと話します。真治は大丈夫だよ、夫婦だからと鳴海に話すのでした。

鳴海は夫婦だからという言葉に、今までの真治との冷めきった関係以上の、以前の空気感を一瞬感じるのでしたが、ガイドでしょと真治にツッコミを入れます。そしてその後二人は歩きながら教会の前に差し掛かります。すると中で子ども達が賛美歌を歌っているのが見えます。真治はそして「愛」という概念を探る事になるのですが、子ども達に聞いても抽象的なイメージや、それぞれの答えが違う事に戸惑いを露わにします。

すると神父(東出昌大)が現れて真治の愛に対する概念を話します。ここでさらにネタバレ的なあらすじですが、神父の言葉は愛はあなたの内側にあり、そうでもないと話す。また寛容、親切、礼儀正しく、怒らず、不正を喜ばず、真理を喜ぶ。愛は全て我慢し、決して絶えることはない、と語ります。そしてその言葉たちに愛のげ概念が定まらず、真治は教会を後にします。その事を鳴海に話したら、愛を人から奪わないでと話すのでした。

一方の天野、立花、桜井の面々は、桜井が自分たちは犯罪者であると話し、若干のパニック感が窺える状況です。そしてそこに真治と同様に品川と品川の部下達がやってくるのです。ネタバレ的なあらすじ要素ですが、立花は一人車の外で男達を蹴散らし殺してしまいます。そしてなぜ居場所がわかったのかという話しを天野が問うのですが、それは桜井が品川から持たされたGPSのせいである事がわかるのでした。

シーンは変わり真治と鳴海が自宅で朝ごはんを食べているところです。今までの真治であれば食べなかったおかずを真治が食べるのを見て鳴海が真治に聞くのですが、美味しいからと鳴海に答えます。ネタバレ的なあらすじですが、以前の夫婦の様子に戻ったような錯覚なシーンでもあります。が、この二人の愛の形が結末になるにつれて重要になっていくと言われています。愛の形の宇宙人の指名。散歩する侵略者の大きなテーマのようです。

その後、一番最初のシーンのクリニックから連絡が来て、真治がウイルスに冒されていると言われクリニックに連れて行くのですが、そこには自衛隊や、狂気な人々などで溢れていて、さらには品川達も姿を登場します。鳴海はここにいては危険だと察知し真治を引っ張って自宅に戻ります。すると、そこに桜井と天野、立花が現れて、真治が三人目である事、概念のこと、侵略である事を話し、桜井が逃げてくれと鳴海に促すのでした。

散歩する侵略者の結末をネタバレ紹介!

いよいよ地球侵略の最終形態になるのですが、空から火の玉が降って来て、いよいよ滅亡なのかとなった時に、真治と鳴海は二人遠くに逃げます。そしてこんな事なら最後に私から愛の概念を奪ってくれと真治に頼みます。そしてとうとう愛を奪う真治ですが、愛を理解した事により、侵略がストップするという結末になるのです。愛は世界を救い、そして愛を失った鳴海は真治に手厚くケアされ、そして愛され続けるのでした。

散歩する侵略者の結末の意味は?残された謎をネタバレ考察!

ここで映画「散歩する侵略者」の結末の意味を紐解いていきます。謎多き宇宙人と侵略のその後をネタバレ的なあらすじ要素でもありますが、解析していきます。

ネタバレあらすじ!「君たちに話がある」というセリフの意味とは?

映画の中で最後のセリフでありますが、この意味には多くの感想が述べられているのですが、そこには鳴海への愛が根底にあり、君たちは人類であり、話があるというのは今後もし再び侵略が起こった時の事に備えるために真治がいるという意味と、鳴海は絶対に守るという二つの大きな愛の形が語られているのではないかと言われています。

ネタバレあらすじ!その後どうなったのか?

そして散歩する侵略者は、一旦は止まった侵略で、それぞれに概念を失った人々のリハビリなどのシーンが展開されます。結末としては侵略は止まり、人々の平和な様子が窺えるのですが、鳴海が唯一「愛」を失った被害者となり、愛を失った事をどうケアしていけばいいのかという課題をドクター達が話す様子が伺えます。そして真治は鳴海を絶対守って行くという思いで映画は幕を閉じるのです。

散歩する侵略者の宇宙人の正体についてネタバレ考察!

散歩する侵略者とは宇宙人のことでありますが、ネタバレあらすじでもありますが、宇宙人の目的などを紐解いて見ましょう。結末や感想も合わせて見る事によってこの映画の大きな概念をより深く理解できるかもしれません。

この作品においての宇宙人とは?

散歩する侵略者でこの宇宙人という定義は、結末や感想からもたくさんの声があるのですが、特に大きな定義がある訳でも無いようです。どこから来たのか、どこへ帰るのか、実態はいかなるものか等々、感想や結末からでは紐解けない様子でもあるようです。散歩する侵略者においては「概念」を奪う生命体という形でしか表されておらず、人から概念を奪う恐怖心という設定が宇宙である。そして謎多き存在として着地されているようです。

宇宙人の目的とは結局何だったのか?

散歩する侵略者、つまり宇宙人の目的とは、ネタバレ的なあらすじでも露呈されていますが、人間の「概念」を奪うことであるのですが、実際は人類滅亡という事が彼らの大きな目的でありました。そこで天野、立花、真治、この三人の体を借りた宇宙人が送り込まれたのです。概念を理解する事で人類を理解し、そこから侵略、つまりは人類滅亡を行うという用意周到な侵略方法であると言われているようです。

散歩する侵略者を見た人の感想を紹介!

それではここで映画「散歩する侵略者」の結末からの感想や、ネタバレ的あらすじ要素の感想など、反響を紐解いて見ましょう。散歩する侵略者は元は舞台でリバイバル公演も行われた作品ですので、たくさんの反響から映像化された作品でもありますので、それだけ多くの感想があると言われています。

不評な感想を紹介!

ネット上でよく言われているのは、B級SF映画、また低予算で作られたSF映画であると言われているようです。またSFも中途半端、愛が中途半端など、映画としてのクオリティが行き切っていないという感想も多く出ているらしいです。結末に向かっての愛の表現など、もうひと越え欲しいとの声もあるようです。また舞台の好評やあらすじを見て映画を観る方も多いようですが、舞台と映画の表現の違いもあり、そこに不評を思うようです。

好評な感想を紹介!

こちらの感想では人間としての概念を考えさせられるという映画の意図をより深く構想されているようです。このような映画の結末を感じて人としての概念など大きな意味での感想を述べる事も多いと言われているようです。

散歩する侵略者のテーマに愛がある事によって、鳴海と真治の二人の愛の形に共鳴するような感想が多く寄せられているようです。愛を簡単に奪えないというな真治の行動や結末の愛をようやく奪うことでの結果など、宇宙人の侵略の根底に愛の形というテーマが人々の涙を誘っている感想が多いようです。

こちらの感想も映画が好評であると述べているようです。宇宙人というフックの映画ではありますが、結末からの感想はやはりもっと壮大なスケールの人間の存在意義や定義、また先ほどから多く出ている愛についてなどが大きな感動であると感想が言われているようです。

こちらも好評の感想の一つですが、宇宙人のステレオタイプが逸脱された映画でもあるのではという感想も多いようです。あらすじやネタバレでもありますが、宇宙人の実態が明確化されていない所にも大きな面白さを含んでいると感想が多いとのことです。

散歩する侵略者のあらすじネタバレまとめ!

映画「散歩する侵略者」は宇宙人の単なる侵略というテーマでなく大きな愛のテーマが含まれた映画であるようです。単なるSFではない点と、大きな伏線が愛であること、改めてあらすじとネタバレ的な要素でこの映画の醍醐味を感じていただいて、再び大きなこの映画のテーマに触れるのはいかがでしょうか。

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