スーパーエイトのネタバレ・感想まとめ!映画あらすじを結末まで【スピルバーグ】

『スーパーエイト』のあらすじと感想をネタバレで紹介します。『スーパーエイト』は2011年に公開されたSF映画で、1979年に実際に起こった事件をもとに古き良きアメリカを舞台にした映画です。実はこの映画、ただのSF映画ではありません。なんと映画界の二大巨匠のJ・J・エイブラムスとのスピルバーグというがタッグを組んだ映画です。この二人の名前を聞いただけで、もうワクワクしてしまう方も多いのではないでしょうか?この記事では、『スーパーエイト』のあらすじと結末をネタバレも含めてご紹介します。

スーパーエイトのネタバレ・感想まとめ!映画あらすじを結末まで【スピルバーグ】のイメージ

目次

  1. スーパーエイトの感想やあらすじをネタバレ紹介!映画の結末も紹介!
  2. スーパーエイトの主要なキャストを紹介!
  3. スーパーエイトの映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. スーパーエイトの映画の結末をネタバレ紹介!
  5. スーパーエイトの映画を観た人の感想を紹介!
  6. スーパーエイトのネタバレや感想まとめ!

スーパーエイトの感想やあらすじをネタバレ紹介!映画の結末も紹介!

『M:i:III 』『スター・トレック』のJ・J・エイブラムスと『未知との遭遇』『E.T.』スティーヴン・スピルバーグが強力タッグを組んだSF超大作の『スーパーエイト』。8mm映画製作に挑戦する5人の少年と1人の美少女のどこか甘酸っぱい、それでいて壮大なこの映画の感想やあらすじをネタバレを含めて結末までご紹介していきます。

スーパーエイトの主要なキャストを紹介!

ジョー・ラム/ジョエル・コートニー

主人公のジョーは愛する母親を亡くしたばかりの模型作りが好きな内向的な少年です。『スーパーエイト』の中では要所要所で只ならぬ観察眼を発揮し、仲間を真実へ導きます。

アリス・デイナード/エル・ファニング

アリスは主人公達が制作する8mm映画のヒロインにスカウトされて、一緒に映画作りをするようになります。最初は主人公ジョーとの間にある理由で距離がありましたが、5人と一緒に映画を制作するうちに次第にジョーに惹かれていきます。

チャールズ・カズニック/ライリー・グリフィス

チャールズは主人公ジョー達が撮っている8mm映画の監督を務めています。見た目通り食べるのが何よりも好きで、お葬式の時や、正体不明のモンスターから逃げる合間でさえ飲み食いを欠かしません。けれど、映画に対する情熱は人一倍持っています。

マーティン/ガブリエル・バッソ

マーティンは主人公達が制作している8mm映画で主役を務めており、ヒロイン・アリスの夫役でもあります。5人の中では身長も一番高く、一番常識的な見識を持ち合わせており、仲間からもスマーティンと呼ばれています。

ケアリー/ライアン・リー

ケアリーは火薬が大好きで、あまり落ち着きがありません。撮影の間も間違って火薬を爆発させたりして、監督のマーティンを怒らせたりします。しかし、この火薬が後に仲間を救う鍵となります。『スーパーエイト』の役柄では歯の矯正器具をつけていますが、役柄と思いきや今もかなり出っ歯のようです。

プレストン/ザック・ミルズ

プレストンはとてもビビり屋です。物語では殆ど目立たない存在です。けれど、そのビビりが功を奏して最後に一回だけプレストンにも重要な役割が回ってきます。そちらはあらすじの方でご紹介します。

ジャクソン・ラム/ラムカイル・チャンドラー

ジャクソンは主人公ジョーの父親で、街の保安官補佐をしています。劇中ではジャックと呼ばれています。急な事故で妻を亡くしてから、ジョーとの二人暮らしに戸惑いつつも、なんとか頑張ろうとしていますが、まだ妻を亡くした傷からは癒えていません。

スーパーエイトの映画あらすじをネタバレ紹介!

あらすじ①物語のはじまり

この物語『スーパーエイト』は鉄骨の下敷きになって死んでしまった主人公ジョーの母親のお葬式から始まります。お葬式にはジョーの8mm映画製作仲間のチャールズ、ケアリー、マーティン、プレストンが参加しています。しかしながらまだ子供のためか「ジョーの母親はぐちゃぐちゃになって死んだんだってさ」などと、いささか無神経な噂をし、今後ジョーがゾンビ映画を撮り続ける事ができるかどうかを心配します。

あらすじ②4か月後

ジョーの母親のお葬式から4か月後、5人は8mm映画を作り続けていました。ある日、新メンバーとして5人の憧れの美少女アリスを監督チャールズがヒロインとして映画に誘ったことにより、5人の間に密かなざわめきが起こります。

ある夜、8mm映画を撮るために5人が集まります。そこへアリスが車に乗って現れます。アリスはジョーの顔を見た途端、急に怒り出してこう言います。「私、無免許なんだから。保安官代理の息子のジョーがいるなら(出演を)止める」実はこんな冷たい態度をと取ったのも理由がありました。アリスはジョーの母親を殺してしまった父親の娘であるという罪悪感からこんな言い方をしてしまったのです。

きつく言ってしまったことを後悔してか、アリスは渋々ジョーの参加を認め、映画の撮影に入ります。そんな中、監督チャールズが列車が近づいてくるのを発見し、「作品のクオリティアップだ」と言い、本番の撮影を行うためにカメラを回します。

あらすじ③列車に向ってトラックが暴走!果たして?

この一本の列車が彼らの運命を大きく変えました。ジョーが列車に向って走ってくる一台のトラックに気づき、仲間に警告します。トラックは崖を駆け下り、みるみるうちに列車に近づき、列車の進路を阻むように線路に降り立ちます。そしてとうとう列車とトラックは衝突し、大爆発が始まります。6人も事の重大さに気付き、機材を放り出してチリジリに逃げだします。

大爆発の後、お互いの生存を確かめ合う仲間たち。しかし、アリスが見当たりません。すると血痕の付いた破片が見つかります。一同は一瞬アリスの血かと勘違いして絶望しますが、それは撮影に使った血糊であることがわかり、アリスの無事も確認できたのでした。

あらすじ④謎の白いキューブ

6人は列車の爆発物の中に白いキューブを発見しますが、何に使うための物かさっぱり検討がつきません。ネタバレになりますが、実はこのキューブ、地球外生物の作ったものだったのです。ジョーはその一つを持ち帰ります。

あらすじ⑤トラックの運転手の正体は?衝突の目的は?

何とか難を逃れた6人はやがて、トラックの運転手の生存が気になり、トラックに向います。トラックを運転していたのは何を隠そう、彼らの学校のウッドワード先生でした。
彼らは列車のルートと思われる地図を発見します。

6人が地図を見ていると、死んだと思っていたウッドワード先生が急に起き上がり、銃で脅しながらこう言い放ちました。

「殺されるぞ。この事は誰にも言うな。言えば君らも、君らの親も死ぬぞ」そして、迫りくる大勢の軍に驚いた6人はなんとか機材を回収し、事故現場から逃げ去ったのでした。

あらすじ⑥事故列車は何を運んでいたのか?軍の隠蔽の始まり。

事故後、列車の事故現場を背景に映画を撮り続ける6人。そんな中、ジョーが事故に遭合った列車は空軍の列車であるということに気付きます。それはジョーが空軍の列車の模型を作っていたからこそ気づいた事実でした。しかし、チャールズはその事実を聞き、映画のクオリティを上げるためにジョーの模型を爆破したいと言い出します。

その日の夜、プルイット保安官が正体不明の生物に襲われて行方不明になります。また、街では車の部品や電子レンジが盗まれたり、街中の犬が行方不明になったりと次々と不思議な事件が起きます。ジャックは列車事故と空軍が関係があると直感し、ネレク大佐に詰め寄りますが、逆に拘束されてしまいます。

夜、アリスがジョーの部屋に尋ねてきて、こう言います。「模型は爆破させない方がいい」最初は敵対心を剥き出しにしていたアリスですが、ジョーに少しずつ心を開いていました。そして、ジョーの母親の事故の原因は、自分の父親が酔っ払って工場を休んだ事が原因だと告白します。

あらすじ⑦正体不明の生物にさらわれるアリス

ジョーと別れて自宅に戻ったアリスは父親と言い争いになり、家を飛び出します。それを追いかけたアリスの父親はアリスが正体不明の生物に襲われ、誘拐されるのを目撃します。

あらすじ⑧8mmに写る謎の生物

次の日、ジョーはアリスが誘拐されたとも知らず、チャールズと事故の日に撮影した8mmを確認します。すると正体不明の生物が写っていることに気付きます。軍は列車事故で逃げ出した正体不明の生物を必死に捜索していましたが、なかなか見つからず、山火事を起こし、街の住民に避難命令を出します。避難所でジョーはアリスの父親に会い、正体不明の生物がアリスを誘拐した事実を知らされます。

アリスの危機を知った5人は、アリスを救うべくウッドワード先生のコンテナから正体不明の生物の正体を調べようとします。ここでちょっとネタバレなのですが、今まで5人で行動してきた彼らですが、ここからは段々と人数が減っていきます。まずはプレストンが避難所に残り、4人での行動となりました。ただ、プレストンがここに残ったのもちゃんと意味があったのです。

ウッドワード先生のコンテナから見つかった8mmを見て、4人は衝撃の事実を知る事となります。白いキューブは宇宙船の一部で、自由に形状を変えることができるのです。そして正体不明の生物はその船で飛来した地球外生物でした。彼は1958年に地球に墜落して以来、拘束され、拷問を受けて、人間を憎しむようになっていました。ウッドワード先生はそんな彼(地球外生物)を逃がそうとしていたのでした。

あらすじ⑨空軍に拘束される4人。果たして無事にアリスを救出できるのか?

突然、ネレク大佐率いる空軍がやってきて、4人は拘束されてしまいます。その頃一人避難所に残ったブレストンは、空軍からなんとか逃げ出したジョーの父親に彼(地球外生物)が写ったフィルムを渡します。

4人は移送途中に彼(地球外生物)の襲撃を受けますが、それを期に移送トラックから逃げ出します。途中、マーティンが怪我をしたため、ジョーはケアリーと2人で彼が地下生物であることをヒントに街の墓地に向い、物語は結末を迎えます。

スーパーエイトの映画の結末をネタバレ紹介!

地下墓地でジョーとケアリーは衝撃的な光景を目のあたりにします。それは街中から無くなったガラクタとプルイット保安官を始めとする大勢の人が逆さに吊るされていた光景でした。そして、その中にはアリスも居ました。

ジョーはケアリーの火薬を使ってアリスを救います。ジョーは逃げる途中に彼(地球外生物)に捕まってしまいますが、アリスから彼も苦しんでいることを聞き、「辛い事もあるよ。辛い事もあるよ。でも生きていける。」と彼を説得します。すると、今まで好戦的だった彼が急に攻撃をやめてジョーを離して去っていきます。

彼(地球外生物)は街中の鉄を引き寄せ、巨大な宇宙船を作り上げていきます。ケアリーがジョーに問いかけます。「あいつ何やっているんだ?」するとジョーが言いました。「模型作りだよ」

彼(地球外生物)は作り上げた巨大な宇宙船に乗り込みます。そして最後に事故で無くなった母親とジョーの写ったロケットさえも飲み込もうとします。手を離すのを躊躇したジョーですが、彼のためにと悟ったのでしょう。ロケットを手放します。そしてその瞬間、街中の金属でできた宇宙船は宇宙に飛び立って行くのでした。

スーパーエイトの映画を観た人の感想を紹介!

ここで、『スーパーエイト』を実際に見た方の感想をご紹介します。1979年というと、アメリカの大統領ではジミー・カーターで、オイルショックから6年後の時代です。『スーパーエイト』ではこの方のように劇中に登場する昔の懐かしいヒット商品を見つけるのも映画の楽しみ方のひとつだと話題です。

『スーパーエイト』で主人公ジョーの趣味の模型作りは、主人公の性格が内向的であることを表現するだけではありません。事故に合った列車が空軍の列車であることの判断や、地球外生物が宇宙船を作る様を模型作りに例えるなど、映画のちょっとしたアクセントになっています。こちらの感想を拝見すると、ジミーの模型はレアなコレクションだったことがわかります。

スーパーエイトのネタバレや感想まとめ!

映画のネタバレと感想①スーパーエイトのエイトって何?

そもそも、この映画のタイトルの『スーパーエイト』って何でしょうか?実は『スーパーエイト』とは1965年にコダックが個人映画向けに開発したムービーフィルムの規格なんです。ネレク大佐が拾い上げるフィルムの箱が確かにコダックですので、今から見る方は注目してご覧ください。

映画のネタバレと感想②過去の映画との関連(スタンド・バイ・ミー)

『スーパエイト』はよく、ロブ・ライナー監督の『スタンド・バイ・ミー』とスピルバーグ監督の『E・T』を合わせたような映画だったと感想を述べられる方が多いようです。『スタンド・バイ・ミー』は、普通の少年達が死体を発見するために線路沿いに冒険するという映画ですが、どことなく主人公達の風貌も似ています。

映画のネタバレと感想③過去の映画との関連(E・T)

しかし、『E・T』の方はどうでしょうか?こちらの要素は『スーパーエイト』では殆ど見当たりません。彼(地球外生物)の存在は劇中では殆ど恐ろしいモンスターの印象でした。唯一、『スーパーエイト』のあらすじに『E・T』的要素が入っているとしたら、ラストシーンで、主人公ジミーのロケットを彼(地球外生物)が取り上げる所が、『E・T』の指と指とを合わせるシーンに少し似ているという所でしょうか?

映画のネタバレと感想④過去の映画との関連(エイリアン)

どちらかと言うと『スーパーエイト』は『スタンド・バイ・ミー』とリドリー・スコット監督の『エイリアン』を合わせたような映画に近いという感想もありました。人間を捕食して食べてしまう時点で、『E・T』のように地球外生物との信頼関係は産まれないのではないでしょうか?また、『スーパーエイト』にて、ずっと街を包んでいたのは正体不明の生物への恐怖心でした。彼(地球外生物)の容姿もだいぶエイリアンに似ていると評判です。

映画のネタバレと感想⑤スピルバーグへのオマージュ?

元々この『スーパーエイト』はJ・J・エイブラムスがスピルバーグへのオマージュとして制作した映画とも言われているようです。確かに『未知との遭遇』や『宇宙戦争』にイメージが被るような描写も随所に見られます。

映画のネタバレと感想⑥エンドロールは必見です。

『スーパーエイト』ではエンドロールで子供達が撮影していた8mm映画が放映されています。本編を見てるときも、どんな映画を撮っているのだろうと思った方は多いのではないでしょうか?

ここからは『スーパーエイト』内で子供達が撮影していた8mm映画のあらすじとネタバレです。ゾンビ退治に使命を掛けて戦うマーティン。そんな中、ゾンビになった人間が元に戻るという薬が開発されます。妻役のアリスも一度ゾンビになってしまうのですが、ギリギリの所で薬のお陰で元に戻って、ハッピーエンドという映画になっています。

今回は『スーパーエイト』のあらすじや感想を紹介しましたがいかがだったでしょうか?一つの目的を通じて仲間と助け合い地球外生命体と相対する物語は多くの人に非常に影響を与えたようです。『スーパーエイト』に興味が出た方は是非『スーパーエイト』をご覧ください。

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