のぼうの城のネタバレあらすじとキャスト一覧!モデルとなった忍城と成田長親とは?

『のぼうの城』のネタバレあらすじとキャスト、モデルとなった史実について紹介しています。『のぼうの城』は2012年に公開された犬童一心・樋口真嗣共同監督による歴史映画です。史実をベースにした痛快な物語として、見た人の多くが好意的な感想を寄せています。この記事では『のぼうの城』のあらすじを結末で詳しくネタバレ紹介すると共に、モデルとなった史実と映画での描写の違いについて調べてまとめました。

のぼうの城のネタバレあらすじとキャスト一覧!モデルとなった忍城と成田長親とは?のイメージ

目次

  1. のぼうの城のあらすじとキャストまとめ!モデルとなった場所もネタバレ紹介!
  2. のぼうの城のあらすじをネタバレ紹介!
  3. のぼうの城の結末をネタバレ紹介!
  4. のぼうの城のキャストを紹介!
  5. のぼうの城のモデルとなった忍城と成田長親とは?
  6. のぼうの城はどこまで実話?
  7. のぼうの城を観た人の感想や評価を紹介!
  8. のぼうの城のあらすじとキャストまとめ!

のぼうの城のあらすじとキャストまとめ!モデルとなった場所もネタバレ紹介!

『のぼうの城』のネタバレあらすじとキャスト、モデルとなった場所についても紹介しています。『のぼうの城』は2012年に公開された映画です。監督を務めたのは『ジョゼと虎と魚たち』などで知られる犬童一心と、『ローレライ』などで知られる樋口真嗣の二人です。主演は狂言師としても活躍する野村萬斎が務めました。原作は『村上海賊の娘』などで知られる和田竜の小説です。

『のぼうの城』は実在した人物や城がモデルとなっています。しかし、小説や映画として脚色されている部分があるため、モデルとなった戦の史実とは違っている部分もあります。この記事ではネタバレあらすじはもちろん、モデルとなった人物や場所について解説すると共に、モデルとなった戦と映画の違いなども紹介しています。

のぼうの城 | アスミック・エース

のぼうの城のあらすじをネタバレ紹介!

『のぼうの城』のネタバレあらすじを紹介していきます。『のぼうの城』の簡単なあらすじは「2万の軍勢を率いる石田三成を、500人の武士しかない成田長親がどのように忍城を守り抜いたのか?」ということが描かれています。主人公である成田長親にはモデルとなった人物がいます。また、水攻めに耐えた忍城という城にもモデルがあります。

ただし、有名な武将である石田三成の行動など、モデルとなった人物の史実とは全く違うあらすじも展開されています。モデルとなった史実との大きな違いはネタバレあらすじの紹介後に詳しく解説します。まずは、『のぼうの城』の終盤までのネタバレあらすじを詳しくまとめたのでご覧ください。

秀吉の野望

まずは序盤のネタバレあらすじです。天正10年(1582年)。羽柴(豊臣)秀吉は信長の命によって毛利氏配下の備中高松城を攻略します。後に、備中高松城の戦いと呼ばれたその戦で、秀吉は豪快な水攻めを成功させました。その光景に家臣・石田三成は強い憧れを抱きます。本能寺の変を経て、秀吉は天下統一を目前に控えていました。最後の敵として残ったは小田原北条氏のみです。

北条氏は本拠地小田原城を始めとし、関東平野には20にも及ぶ支城がありました。のちに小田原征伐と呼ばれる大きな戦のため、秀吉の軍勢は準備を進めます。天正18年(1590年)。北条氏は各地の支城の城主に対して、小田原城への籠城に参加するように通達しました。それは支城のひとつである忍城の成田家のもとにも届きます。

一方、秀吉は小田原征伐に際して、石田三成に2万の軍勢を預けました。秀吉は三成に武勲を立てさせようと計らっていました。というのも、成田家の当主・成田氏長は北條家の支城を治めていながら、すでに秀吉と内通していたのです。しかし、内通していることを知らせないまま三成に戦を任せていました。

でくのぼうの長親

続いて、序盤以降のネタバレあらすじを詳しく紹介していきます。当主・氏長の従兄弟である成田長親は「でくのぼう」の「のぼう様」と呼ばれる男です。農作業を好み、農民たちと一緒に農作業をするのですが、不器用なため役には立ちません。ただ、おおらかな人柄から、民に好かれる将の器を有していました。

長親がのんびりと農作業に参加していると、幼馴染の家臣・正木丹波守利英がやって来ます。北条家の使者が来ているということで、長親は城に戻りました。城に帰ると家老の柴崎和泉守敦英と、酒巻靱負詮稠と会います。和泉守は筋骨隆々の豪胆な大男です。一方、靱負は兵法を学んだ自信家ですが、実際に戦場に出た経験はありません。

北条家の使者が当主・氏長に小田原入城を命じると、氏長は素直に応じます。しかし、長親は北条にも豊臣にもつかない方法はないものかと発言し、父である成田泰季の怒りを買い、折檻されました。成田家の家臣はまだ内通の事を知りません。その場で泰季は突然苦しみだして倒れました。父が倒れたことに長親は取り乱します。

長親を慕う甲斐姫

泰季の見舞いに氏長の妻・珠と娘・甲斐姫が訪れます。甲斐姫は美しい姫ですが、武勇に優れており、過去に長親に救われた経験から長親を慕っていました。そんな甲斐姫に靱負は一目惚れしますが、和泉守に「惚れるなよ」と注意されます。

内通が農民に知られる

氏長は小田原へ発つ前に、秀吉と内通することを明かしました。長親たちには戦を避けてすみやかに忍城を開城するように伝えます。和泉守を始めとして家臣は戦いもせずに開城することに納得がいきません。しかし、成田家の武士は500人程度しかおらず、秀吉の軍には到底かなわないと、氏長は言い放つのでした。

忍城には籠城の準備を進められますが、和泉守は戦をしないのに兵糧を運び込むことが納得できず、作業を中断させようとします。靱負が腹を立てて刀を抜きますが、武技では和泉守に敵いません。農民が多くいる場で和泉守は内通のことを明かします。丹波守は氏長の身を危険に晒すことになった和泉守と靱負を叱りつけました。しかし、長親は「隠しても噂は広まるから全部話してしまえ」と丹波守に言いました。

開戦の決断

長親の狙い通り、内通が北条家に露見することはありませんでした。籠城の準備が進められる中、石田三成は軍を進めていきます。しかし、大した戦もしないまま城を明け渡す城主たちに落胆していました。一方、忍城の農民の中には、戦を恐れて逃げ出す、かぞうのような男もいました。

成田家の家臣たちは、三成の軍勢が近付いても酒を酌み交わしています。戦をせずに城を明け渡すことに苛立っていました。しかし、夜中に灯りをともした2万の大軍勢を見て圧倒されます。夜が明けると、三成は長束正家を使者に出しました。しかし、大谷吉継は「人選を誤った」と言います。戦を望む三成はわざと交渉事に不向きな長束を遣わしていました。

長親と面会した長束は不遜な態度で、降伏を迫りました。また、小田原攻めに協力するだけでなく、甲斐姫も差し出せと要求します。それを聞いた長親は激怒し、戦をすると返答しました。丹波守は慌てて長親を止めて説得しますが、長親の怒りはおさまりません。長親の主張を聞いた家老たちは心を打たれ、戦を決意します。成田家の決断に長束は呆れました。しかし、報告を聞いた三成は喜びます。

城代となる長親

泰季が亡くなったことで、長親は城代となり家臣一同は忠誠を示します。珠に促されて成田家一同は軍議を始めました。秀吉の2万の軍勢に対して、成田家は農民を合わせても3000人ほどです。丹波守は戦をすることを農民たちに告げて戦に参加するように強いました。農民は反発しますが、長親が戦を決断したと知ると、協力することになりました。

農民たちが集まった場で、長親は戦になったことを詫び、父の死を嘆き悲しみました。丹波守たちは士気が下がることを懸念します。しかし、農民たちは自発的に鬨の声を上げて長親を奮い立たせました。忍城から上がる声を聞いた大谷吉継は、士気の高さに一抹の不安を覚えます。

戦の始まり

朝になり、忍城を取り囲んだ三成の軍勢が進軍を開始します。長束正家は鉄砲隊を前へ進めました。しかし、沼地に足を取られて進軍が捗りません。そこへ、丹波守を筆頭とする騎馬隊が現れます。慌てた長束正家の命令で、鉄砲隊の一斉射撃は失敗しました。逆に、丹波守の騎馬隊に相乗りした鉄砲兵たちが長束正家の部隊を撃ちます。

丹波守の部隊は善戦し、長束正家は取り乱していました。配下の山田帯刀は丹波守の名を聞いたことがあり、動転している主を見限って、丹波守に決闘を申し込みます。丹波守は誘いに乗り、両者は馬を走らせました。丹波守は槍で山田帯刀の首を落とします。丹波守が号令を下すと、農民部隊も戦に加わり、乱戦が始まりました。

一方、和泉守は大谷吉継率いる部隊と交戦していました。銃撃によって成田軍は次々と倒れ、扉が打ち破られそうになっていました。伝令の報告を聞いた靱負は救援に駆け付けます。門が破られると和泉守は単身で飛び出し、前野与左衛門を一撃で屠りました。大谷吉継の配下の兵は和泉守の迫力におののきます。

一本道の上、和泉守は圧倒的な力を見せます。進軍できない大谷吉継の軍は退き、投石による攻撃を開始します。空からの攻撃には和泉守も手足が出ません。そこで靱負が策を弄します。和泉守が一旦、門の中に入ると、大谷吉継の軍は突撃しました。しかし、そこには油が撒いてあり、靱負が火矢を放って敵を一掃します。大谷吉継は初戦の敗北を認め、撤退しました。

勝利を喜ぶ成田陣営

長束正家を退けた丹波守は、勝利を喜ぶ成田陣営に戻ります。和尚は死者を弔っていましたが、農民たちは勝利を讃え合っていました。士気の高さから、丹波守は戦に勝てると感じます。長親に報告すると緊張が解けた長親は倒れました。一方、初戦に全敗した三成は水攻めを行うことを決めます。しかし、水攻めは他の武将の手柄にならないため、反感を買いました。

三成は、水攻めを行うために金を使って農民たちに堰を作らせました。昼夜を問わず、28キロメートルにも及ぶ長大な堰を作る農民たちの中には、成田家から離れたかぞうの姿もありました。一方、忍城の初戦で成田家が勝利したことは、小田原城の成田氏長にも伝わります。内通の約束が反故になったことで氏長は、危うい立場になりました。

三成の水攻め

堰が完成すると、三成は決壊を命じます。濁流が成田家の領地を飲み込んでいきました。忍城は避難してきた農民で溢れていました。館に上がるように命じますが、泥だらけの姿を気にして誰も館に上がりません。長親は甲斐姫と一緒にわざと泥まみれなって見せ、遠慮していた農民たちを館に引き入れました。水攻めを成功させた三成は満足しています。

その晩、助かった農民たちは疲弊していました。田んぼを沈められたため、農民たちは怒りを感じています。そこへ、農民の女子供の遺体が流れて着いたという知らせが届きます。その遺体は三成の軍に下ったはずの農民たちですが、斬られていました。成田家の家臣は怒り、長親は水攻めを破るために悪人になると言います。

長親の田楽踊り

水攻めにされた領地を、長親は小舟で渡ります。堰に近付いた長親は敵兵や農民の前で田楽踊りを始めました。長親の滑稽な歌と踊りは敵味方問わず注目を集め、皆が笑います。しかし、甲斐姫は長親の狙いに気付きました。長親は自らが敵に殺されることで、忍城の士気を取り戻そうとしています。長親こそが総大将であると聞いた三成は驚きました。

そこへ、伝令兵から三成への書状が届きました。三成の水攻めを見学するために秀吉が訪れると書いてあります。焦った三成は長親を撃ち殺そうと雑賀衆を呼び寄せました。しかし、長親が人心を掴んでいることを感じた大谷吉継は、撃ってはならないと三成を止めます。同じことを丹波守も感じ、長親を救うために舟を進めます。

長親を撃たせまいと大谷吉継は雑賀衆から鉄砲を奪おうとしますが、取り押さえられます。そこで、成田家の内通の話を三成に明かしました。戦わなくても勝てると言われた三成は呆然とします。しかし、三成は「撃て」と命じました。弾は長親に当たります。それまで騒がしかった場が静まり返りました。大谷吉継は戦が泥沼になると呟きました。

戦の終わり

長親は一命を取り留めました。しかし、長親を慕う農民たちは弔い合戦をすると息巻いています。その怒りは堰を作った農民たちの中にもありました。かぞうたちは、こっそりと堰を崩壊させます。忍城を沈めていた水はひいていきました。「城外の百姓も我らの味方さ」と長親は笑いました。丹波守は更なる戦に備えて準備を急がせます。

翌朝、手ひどく痛めつけられたかぞうは、三成に「ざまぁみやがれ」と言い放ちます。しかし、三成はそれ以上かぞうを痛めることなく、縛を解かせました。そして、総がかりで忍城を攻めることを決めます。三成の大軍勢に囲まれると、農民たちは玉砕覚悟で戦おうとしますが、丹波守がそれを止めました。単騎で飛び出すと長束正家は慎重に銃を撃つタイミングを計ります。

しかし、そこへ伝令兵が飛び込んできます。兵は小田原城の落城を告げ、忍城の開城を命じました。戦の終わりです。長束正家は負けたまま戦が終わることを悔しがり、丹波守は呆然としていました。開城を決めた忍城に三成は自ら入城します。

のぼうの城の結末をネタバレ紹介!

ここからは『のぼうの城』のあらすじの結末を詳しくネタバレ紹介してきます。石田三成の水攻めにも耐え抜いた忍城でしたが、圧倒的な数の差は埋めることができず、玉砕覚悟の戦いが始まろうとしていました。そこへ現れた伝令兵によって北条家の敗北、つまり秀吉の天下統一が成ったことが知らされます。戦は終わり、長親たちは開城の条件を三成たちから告げられるのでした。

開城の条件

結末のネタバレあらすじです。長親と面会した三成は、開城の条件を告げます。長親は承諾しましたが、そこへ長束正家が口を挟みました。長束正家の加えた条件は成田家の者たちのことを考えない無慈悲なものです。長親は何か言い返そうとしていると、和泉守が「まだ戦が終わっておらんとでも言うつもりか」と言います。長親は「あ、それ」と和泉守の言葉で閃きました。

長親は「当主・氏長の命で開城したが、財を奪うというなら討ち死にするまで戦う」と言いました。長親に啖呵を切られた長束正家は発言を撤回します。しかし、長親はすでに戦を決めたと言います。そこで三成が開城さえすればそれ以上は奪わないと告げました。すると長親は開城の条件をふたつ突き付けます。

ひとつ目の条件は戦でまき散らした土俵を片付けろというもの。ふたつ目は、下った農民を切った者の首を取れというものでした。三成は両方とも承諾します。しかし、もうひとつ条件があったと、三成は言いました。「甲斐姫を秀吉に差し出すこと」その条件を長親は受け入れます。その話を聞いていた甲斐姫は動揺しました。

のぼうの城の結末

話を終えた三成たちは辞去します。丹波守は他にもちこたえた城について尋ねました。三成は、残ったのは忍城だけだったと告げ、「よき戦であった」と成田家の奮闘を讃えました。忍城を出て、三成は敗北と自信の軍才の無いことを笑いました。しかし、いずれ大きな戦を指揮してみせると言ってのけました。

後に、石田三成は徳川家康と天下分け目の大戦、関ケ原の戦いを指揮し、敗北します。甲斐姫は秀吉の寵愛を受けて暮らします。柴崎和泉守敦英と酒巻靱負詮稠はその後の記録がありません。正木丹波守利英は武士をやめ寺を開き、戦没者の供養に勤めました。成田長親は家臣の士官先を斡旋しました。その後、尾張に移り67歳まで生きました。

のぼうの城のキャストを紹介!

ここからは『のぼうの城』のキャスト一覧を紹介していきます。『のぼうの城』には狂言師の野村萬斎を筆頭に、個性的なキャストが集められています。ここでは各キャストの代表作や特徴的な経歴をまとめて紹介しています。

野村萬斎/成田長親

『のぼうの城』の主人公である成田長親のキャストは野村萬斎です。野村萬斎は狂言師として有名です。伝統芸能以外にも多くの映画やドラマなどに出演しており、代表作には『陰陽師』があります。また、ドラマ『オリエント急行殺人事件』と『黒井戸殺し』では勝呂武尊という日本版のエルキュール・ポアロ役を演じました。映画『シン・ゴジラ』ではゴジラのモーションアクターを務めて話題となりました。

榮倉奈々/甲斐姫

『のぼうの城』のヒロインである甲斐姫のキャストは榮倉奈々です。榮倉奈々は雑誌モデルとして活躍した後、女優として活躍するようになりました。ドラマでは『東京タラレバ娘』や『Nのために』と言った作品に出演し、実話をモデルとした映画『余命1ヶ月の花嫁』などへの出演でも知られます。2018年は連続ドラマ版『この世界の片隅に』などに出演しています。

佐藤浩市/正木丹波守利英

『のぼうの城』の長親の幼馴染・正木丹波守利英のキャストを務めたのは佐藤浩市です。佐藤浩市は父親が俳優・三國連太郎であることもよく知られています。『亡国のイージス』や『ホワイトアウト』、『64(ロクヨン)』といった映画への出演や、スペシャルドラマ『LEADERS リーダーズ』などが知られています。テレビのCMでイメージキャラクターを務めることも多くあります。

成宮寛貴/酒巻靭負

『のぼうの城』の成田家家臣のひとり、酒巻靭負のキャストを務めたのは成宮寛貴です。成宮寛貴はドラマ『ごくせん』や映画『あずみ』など、多くの映像作品に出演し人気を集めました。しかし、2016年で週刊誌に取り上げられたことをきっかけに、突如として芸能界を引退しました。

山口智充/柴崎和泉守

『のぼうの城』の成田家家臣のひとり、柴崎和泉守のキャストを務めたのは山口智充です。山口智充は「ぐっさん」の愛称で親しまれるお笑いタレントでもあります。俳優としてのキャリアも多く積んでおり、ドラマ『鈴木先生』やNHK大河ドラマ『新選組!』などに出演しています。

上地雄輔/石田三成

『のぼうの城』で成田家と敵対する石田三成のキャストを務めたのは上地雄輔です。上地雄輔はクイズバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』に出演し、「おバカタレント」として人気を得ました。アーティストとしても活動し、「遊助」名義で紅白歌合戦にも出場経験があります。

山田孝之/大谷吉継

『のぼうの城』で三成の参謀を務める大谷吉継のキャストを務めたのは山田孝之です。山田孝之は『電車男』や『クローズZERO』といった映画への出演や、『勇者ヨシヒコ』シリーズといったテレビドラマでの活躍も知られています。また、コカ・コーラの「ジョージア」や、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation®4」といったCMキャラクターとしても知られています。

平岳大/長束正家

『のぼうの城』で三成と共に行動する長束正家のキャストを務めたのは平岳大です。平岳大は両親が平幹二朗と佐久間良子であり、俳優一家に生まれています。多くの映画やドラマに出演していますが、2016年の大河ドラマ『真田丸』で演じた武田勝頼役は話題となりました。舞台俳優としても活躍しています。

前田吟/たへえ

『のぼうの城』で農民の代表的存在であるたへえのキャストを務めたのは前田吟です。前田吟は多くの映画やドラマに出演いているベテラン俳優です。特筆されるのは『男はつらいよ』シリーズの全48作品に出演しているという点です。俳優以外にも、歌手や司会者の経験があります。

西村雅彦/成田氏長

『のぼうの城』で成田家当主・成田氏長のキャストを務めたのは西村雅彦です。西村雅彦は公開当時の芸名であり、2017年からは西村まさ彦という芸名が正しい表記となります。『古畑任三郎』シリーズの今泉慎太郎役が良く知られており、以降はコミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じる俳優と知られています。

平泉成/成田泰季

『のぼうの城』で長親の父・成田泰季のキャストを務めたのは平泉成です。平泉成は多くの映画やドラマに出演するベテラン俳優です。刑事役を演じる機会が多く、特徴的な声をものまねのネタにされることも多い人気俳優です。シリアスな演技だけでなく、コント番組『サラリーマンNEO』への出演も知られています。

市村正親/豊臣秀吉

『のぼうの城』で豊臣秀吉のキャストを務めたのは市村正親です。市村正親は部隊での豊富なキャリアが知られています。また、バラエティ番組などに出演する時は気さくな姿を見せています。映像作品では映画『テルマエ・ロマエ』のハドリアヌス役などが知られています。

安住紳一郎/ナレーション

『のぼうの城』のナレーションのキャストを務めたのは安住紳一郎です。安住紳一郎はTBSのアナウンサーです。『のぼうの城』では声のみの出演でした。俳優としての活動はゲスト出演した作品がいくつかあります。

のぼうの城のモデルとなった忍城と成田長親とは?

ここでは『のぼうの城』のモデルとなった忍城や成田長親について紹介しています。調べてみると、忍城は古くに築城され、現在では撤去されているのの、博物館となって資料が展示されていることがわかりました。成田長親については詳しい情報は記録に残されていない、ということです。

のぼうの城のモデルとなった忍城とは?

『のぼうの城』のモデルとなった忍城や成田長親について紹介します。忍城は埼玉県行田市にあたる地にかつて存在した城です。室町時代に成田氏によって築城されたと言われ、戦国時代には関東七名城のひとつに数えられていました。水攻めにあっても落城しなかったことから「忍の浮き城」と呼ばれるようになりました。

徳川家康が関東に拠点を移すと、家康の四男である松平忠吉が治めるようになりました。その後、城主を変えながら存続していましたが、廃藩置県の後に廃城となります。後に撤去されました。1988年になると博物館が開館し、模造の御三階櫓がコンクリートで作られて、現在も見ることができます。

のぼうの城のモデルとなった成田長親とは?

『のぼうの城』の主人公のモデルである成田長親について紹介します。成田長親は史実にも名前の記されている人物です。ただし、大きな武勲を上げたという記録はありません。忍城を出た後に氏長と不仲になり、放浪したとも言われます。『のぼうの城』の最後では尾張で暮らしたと語られますが、史実にも出家して「自永斎」と名を変え、尾張国で隠居したと記されています。

のぼうの城はどこまで実話?

ここでは『のぼうの城』で描かれた忍城の戦いがどこまで実話なのかを解説しています。モデルとなった忍城は実在し、三成が行った水攻めにもモデルがあります。しかし、映画で描かれた大迫力の水攻めや、水攻めを強引に推し進めた三成の人物像は、モデルとなった史実とは大きく違うようです。モデルと映画との間にどのような違いがあったのかをまとめました。

水攻めは津波のようなものではなかった

『のぼうの城』では石田三成が命じた水攻めによって、成田家は甚大な被害を受けました。しかし、史実ではそれほど驚異的な被害が発生したわけではないようです。『のぼうの城』の中では、石田三成が決壊を命じた途端、濁流が津波のように農民たちを飲み込んいきました。しかし、忍城があるのは平地です。そのため、津波が二の丸を飲み込むような描写は史実とは違うと言われています。

実際には水攻めによって、徐々に水位が上がっていくというほうが正しいようです。大雨が降ったこともあって、一時は忍城の本丸が沈みかけたそうですが、堰が壊れたことにより、三成の軍に被害が出たと言われます。『のぼうの城』では農民が堰をを破壊しましたが、史実では、「自然決壊した」という説や、「本庄泰展という人物の配下が壊した」という説が有力とされているようです。

水攻めを命じたのは秀吉

『のぼうの城』では、秀吉の高松城の水攻めに倣って石田三成が水攻めを主導したことになっています。しかし、これは明らかにフィクションであると言われています。実際には、秀吉が「水攻めをしろ」と命じた書状がありました。秀吉は殲滅戦を望んでいたとされ、細かな注意点などを記した書状を三成に送りました。そのため、実質的な水攻めの主導者は秀吉と言えます。

石田三成は忍城を攻め落とせなかったこともあり、「戦下手」のイメージがついて回るようになりました。しかし、実際には水攻めには反対しており、積極的な攻撃を望んでいました。止む無く、水攻めを行うことになった三成は米と金を農民たちにばら撒き、わずか4、5日足らずで28キロメートルに及ぶ長大な堤防を気付きました。堤防は石田堤と言われ、その一部が現在も埼玉県鴻巣市に残っています。

のぼうの城を観た人の感想や評価を紹介!

ここでは『のぼうの城』を見た人のネタバレ感想や評価を紹介していきます。『のぼうの城』は映画公開時から興行的な成功を納めた映画であり、見た人からは概ね好意的な感想が寄せれています。また、「何度観ても面白い」という感想を述べる人が多くいました。ここでは、見た人が感じた面白いポイントを絞ってネタバレ感想を紹介します。

あらすじがわかりやすくて面白い!

『のぼうの城』を見た人のネタバレ感想には「あらすじがわかりやすくて面白い」という意見が多くありました。『のぼうの城』は兵力で劣る成田家一同が、成田長親を中心に農民まで巻き込んで一致団結し、強大な力を持つ石田三成たち豊臣軍に抗うというあらすじでした。力に屈せず、人を惹きつける成田長親のキャラクターに対して多くの視聴者は好意的な感想を寄せていました。

キャストの演技が素晴らしい

『のぼうの城』を見た人のネタバレ感想には「キャストの演技が素晴らしい」という意見がありました。主演の野村萬斎は田楽踊りのシーンなど、狂言師としてのキャリアを活かした演技が絶賛されています。また、ベテラン俳優佐藤浩市の安定感や、山口智充、成宮寛貴が演じた個性的な家臣たちの演技も評判です。敵役ではあるものの上地雄介、山田孝之、平岳大の演技にも好意的な感想が多く寄せられていました。

映像がスゴイ

『のぼうの城』を見た人のネタバレ感想には「VFXを使った映像が凄い!」という意見が多くありました。『のぼうの城』では水攻めや戦のシーンでふんだんにVFXが使われています。特に水攻めのシーンは迫力のある映像になっているという好意的な感想が多く寄せられています。東日本大震災の被害に配慮して公開が延期されるほどの仕上がりでした。

のぼうの城のあらすじとキャストまとめ!

『のぼうの城』のネタバレあらすじやキャスト一覧、モデルとなった史実などをまとめて紹介しました。『のぼうの城』は史実とは大きく違う部分はあるものの、見た人の多くが満足できる面白い映画と言われています。まだ見たことがないという人は、ぜひ一度『のぼうの城』をご覧ください。

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