植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじネタバレ!映画の結末と感想は?

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」は、ピュアな恋愛物語です。「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」の簡単なあらすじとして、不器用な生き方しか出来なかった河野さやかが犬のような男の子と不思議な出会いをし、男の子の影響で草花に触れ合いながら日常を自分らしく生きていきます。いつしか互いに惹かれ合い恋人になった2人ですが、日下部樹には恋人になった河野さやかにも言えない秘密があります。そんな2人の結末を深く、あらすじネタバレで紹介していきます。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじネタバレ!映画の結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじをネタバレ紹介!感想も紹介!
  2. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの映画キャストを紹介
  3. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじをネタバレ紹介!
  4. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの結末をネタバレ紹介!
  5. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの映画を観た人の感想や評価を紹介!
  6. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの原作小説とは?原作と映画には違いはある?
  7. 植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじネタバレまとめ!

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじをネタバレ紹介!感想も紹介!

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」は、ピュアなラブストーリーです。出会い方は不思議で現実では、まず有り得ないですし危ないです。簡単にネタバレありで、あらすじの話をするなら夢だと思っていたさやかは、見ず知らずの男の人を家に居れて泊めます。夢から覚めたさやかは、それが現実だと知って驚きます。泊まった男の人(樹)がお礼に食事を作ってくれたのですが、さやかにとっては涙するほど嬉しい出来事でした。

人の温もりに飢えていたので一晩で出て行こうとする樹を止めて同居生活を始めます。ここから先は、出会い方とか忘れて2人の不思議な関係性にキュンキュンします。この作品を観た人達の感想は、ほんわかするとか繰り返し観たいとか言われています。ただ植物図鑑の原作が好きなファンの評価は少し厳しいですが、そこまで凄くストーリーが変わるわけではありません。高畑充希さんの柔らかい雰囲気では、この人物像が良いと感じます。

原作のあらすじを読んだだけでも、もう少しサッパリしたような感じがしますが、高畑充希さんが演じる河野さやかも岩田剛典さんが演じる日下部樹もアリだと感じさせます。

2人の引き込まれる演技には評価や感想も沢山あります。この2人だからこそできた「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」を詳しくネタバレありで感想や評価も込みで、あらすじを紹介していきます。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの映画キャストを紹介

高畑充希/河野さやか役

河野さやか役を演じた高畑充希さんは、今や知らない人は居ないほどの有名な女優さんです。XJapanの紅をdocomoのCMで熱唱したり、NHKでは「ごちそうさん」「とと姉ちゃん」など連続テレビ小説の顔として活躍されて、民法初主演の「過保護のカホコ」では可愛い味のある役をされていました。またドラマで活躍する一方で「みつき」というアーティスト名で歌手デビューをされています。

ミュージカルで女優デビューをして芸能界に入り、ミュージカル「ピーターパン」で8代目ピーターパン役を6年間務めたりとしていたので、歌が上手なのは太鼓判です。高畑充希さんは舞台女優になるためにコーラスを習ったり声楽を学んでいたり、努力をして女優になった方です。頭も良くて中学まで暮らしていた大阪では進学校で、大学は法政大学を卒業している才女です。

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」では、岩田剛典さんと一緒に初主演を務めて数々の新人賞や新人女優賞を貰っています。高畑充希さんの演技に凄く上手で惹きこまれたとか、声が好きという評価や感想が沢山あったりします。高畑充希さんだから安心して「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」を観れたという人が評価や感想から多いように感じます。高畑充希さんの女優として更に飛躍した作品ではないでしょうか。

岩田剛典 /日下部 樹役

岩田剛典さんと言えば、俳優の前に三代目J Soul Brothers、EXILEのメンバーの一員でパフォーマーです。ダンスは素晴らしいものがありますが、ダンスを昔からやっていた訳でなく高校時代はラクロスで活躍しています。そのラクロスではU-19で日本代表候補に選出されたほどです。ダンスの方は、高校3年生の頃に映画『RIZE』に衝撃を受けてKRUMPを独学で勉強されて大学でダンスサークルに入っています。

ダンスサークルでは第18代目部長を務めた岩田剛典さんは、頭も良くて中学から大学まで慶應義塾一本です。大学卒業前には就職も大手企業の内定をもらっていたのですが辞退して三代目J Soul Brothersのパフォーマー候補者となります。パフォーマーとして食べていけるようになりたいとダンスに将来を掛けた岩田剛典さんは「植物図鑑」の日下部樹のように挑戦して掴み取った人生を楽しく生きているように見えます。

マイクを持たない立場であるパフォーマーは三代目J Soul Brothersの中や、それ以上の人数がいるEXILEで目立つには大変です。自分をもっと知ってもらいたい、目立つために当初自分が描くプランになかった俳優業もするようになったと以前テレビ番組で言われています。しかし、今はパフォーマーと違って一生続けていける職業だと大好きなダンスと同じように俳優という仕事を楽しんでいられるようです。

勉強は常にトップ、ラクロスではU-19の代表候補、ダンスは現在の三代目J Soul Brothersにと全てにおいてストイックに努力されたからの答えがある岩田剛典さん。「植物図鑑」では色々な感想や評価がありますが、「植物図鑑」のプロデューサーが樹に起用したのは子犬のような笑顔が決めてだったようです。ネタバレ注意ですが「植物図鑑」では、あの笑顔と本人の努力もあり数々の新人賞を受賞されています。

キャスト|映画『植物図鑑』公式サイト

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじをネタバレ紹介!

謎の青年との出会い

不動産屋に勤めている河野さやかは、待ち合わせ場所で待ち人が来ず会社に戻ります。会社に戻ると上司から怒られた河野さやかは、テンション下がったまま家路に着きます。誰も居ない家に独り寂しく帰り、夕ご飯のお弁当を食べても食欲がないさやかは、お酒を呑みます。呑んで寝たさやかですが、呑み足りなかったようで夢遊病のように買いに出掛けます。

雪が降ってきた帰り道急いでると駐輪場から音がします。見てみると男の人が倒れていて、ビックリしたさやかは声を掛けます。その声に目を開けた男は「おなかが空いてこれ以上一歩も動けません。お嬢さん良かったら俺を拾ってくれませんか?噛みません。しつけの出来た良い子です。」とさやかに言います。さやかは、その言葉に笑ってしまい家に招き入れます。

おなかが空いた男は、さやかが出してくれてたカップラーメンを3分も待たずに固いと言いながら笑顔で食べます。その姿をお酒を呑みながら見ていたさやかも笑顔です。食べ終わった男は、家を出て行こうとしますが髪が汚れていたので「シャワーでも浴びていく?」とさやかに言われてシャワーを浴びます。さやかは待っているうちにソファーで寝てしまいます。

朝さやかは「夢にニオイがあるなんて良い夢だな~なんていうか幸せな心が温まるような、そんな美味しいニオイがする」とベットで思いながら目が覚めます。さやかは、男との出来事は夢だと思っていたのです。慌ててベットから起きたさやかは、キッチンに向かい固まってしまいます。キッチンで料理をしている男に「おはよう。昨日のこと覚えてる?」と聞かれたさやかですが自信なく「たぶん」と答えます。

男は、家にあるもので朝食を作り、さやかと一緒に食べます。温かいみそ汁を飲んださやかは泣いてしまい「人の料理食べるの久々だな~」と、しどろもどろになってしまいます。さやかは、自分宅に材料があったのかと男に聞きながら久しぶりの手料理に笑顔になります。

朝食が終わり洗い物が終わると、男が荷造りをしているのに気づいて声を掛けます。さやかは、男に色々言って半ば強引に居候させて、お互いに初めて名乗ります。

不思議な同居生活

同居がスタートした日、樹が庭の草むしりを始めます。さやかは、樹に気を使わなくてよいと言いますが、気を使っていないと返されてしまいます。そんな樹にさやかは手伝うと一緒に草むしりを始めます。樹は、一緒に草むしりをするさやかを意外だと話します。嫌いじゃないの?と聞かれたさやかは、放置してたけど嫌いではないと答えます。その後さやかが「この雑草、凄い厄介なの。めちゃくちゃ臭くて」と樹に言います。

さやかが「名前なんかあるんだ」と言うと「雑草という草はない。草には全て名前があります。って昭和天皇はおっしゃったそうです。」と樹は答え、このヘクソカズラを見てから、さやかに「半年お世話になっていいですか?」と、お願いします。ビックリするさやかですが「とりあえずいいよ」という返事で、さやかと樹の同居は半年後のさやかの誕生日までとなります。

次の日起きると樹はキッチンに居て、さやかにお弁当を作り朝食も作ります。お弁当を喜んださやかは、仕事先で食事に誘われますが、断って足早に帰ります。樹は、バイトを早速見つけてきて入れ違いで初出勤します。樹は、バイトから帰ってきたら朝食とお弁当は準備しておくという約束通りさやかにお弁当を持たせてくれて、お弁当を美味しそうに食べてたさやかを同僚の男性は本人が作ったとお弁当だと勘違いされ褒められます。

お弁当を食べて仕事をこなしてたさやかですが、クレーマーっぽいお客さんに捕まり上司と交代させられます。お客さんの無理難題を応えようと頑張ってたさやかは落ち込みながら、家に帰ります。帰り道、元気のないさやかを見た樹は入浴剤を渡し「頑張れさやか!って入浴剤も言ってるぞ!」と応援します。慰めてもらったさやかは、入浴剤を使ってお風呂に入り樹の優しさが嬉しくなります。

休日の狩りが楽しみな2人

3月に入った朝さやかは、樹の初給料で買った自転車をプレゼントをされます。お揃いの自転車に喜んでいると一緒に自転車デートをします。樹に「内緒~」と言われながら連れて行かれたところは、川の土手です。そこで樹がカメラを持ってることを知り、野草を取ることを知ります。自宅に戻ると料理の出来ないさやかは、樹に習いながら料理作りを手伝います。つくし、せり、ふき、ふきのとうでの食卓に喜ぶさやかです。

さやかが「また連れて行って」という言葉に樹は「もちろん」と答え、さやかの幸せそうな笑顔を喜びます。その夜さやかは、なかなか寝付けず別の部屋で寝ている樹を覗きに行き「彼氏ではないんだよね。他人なんだよね」と自分に言い聞かせます。次の日さやかのお弁当は、前日の狩りのづくしでした。デスクで食べようとしていると同僚の男性につまみ食いされたことに怒ってしまい、屋上にお弁当を持って逃げます。

改めて食べようとすると手紙が入ってる事に気づき「カウントダウン開始。次の狩りまで後5日」という言葉に笑ってしまいます。次の狩りでは、のびる、いたどり、わらびを取ります。4月の狩りでは、花を楽しむことに決定という言葉を喜び、樹が「タンポポ」「シロツメグサ」と説明すると「知ってるよ」と笑います。「アカツメグサ」「知らない」「綺麗でしょ」と写真を撮りながら話し、さやかは小さい頃の思い出を話します。

思い出を聞いた樹は「花飾りを作ろう。ベースはシロツメグサの茎が柔らかいから」と、さやかに提案します。さやかが花飾り作りに夢中になっていると、樹が花飾りを作ってきて、さやかの頭に乗せ「笑顔」と言って写真を撮ります。自転車で帰る道、さやかは樹との会話で夏が近づくことが怖くなり、名字も知らない樹が春もいるのか不安になります。

いつものように営業に出てたさやかは、お客さんセクハラをなんとか回避して会社に戻ってきた時に上司にクレームがあったと一方的に怒られます。いつも上司が怒る時は、言いたいことを言えず黙っていたさやかですが「どうして、そうやって決めつけるんですか。話を聞く前に。あたしの話をちゃんと聞いてください」と上司に意見します。その帰りさやかは、本屋により植物図鑑を買います。

樹を仕事に送り出し、ベットの下に隠してあった植物図鑑を見て勉強をします。5月になった狩りでは、勉強の成果が出てアチコチ動き足を挫いてしまいます。挫いた足を樹に手当てしてもらいますが、樹から見慣れないハンカチを渡されて、さやかは動揺します。樹はバイト仲間にもらったと言ってましたが、さやかは渡した相手が気になりバイト先まで見に行ってしまいます。樹に見つかったさやかは逃げるように帰ります。

後を追っかけてきた樹に「なんで来たんだよ。こんな時間に外出るなんて」とさやかを怒ります。さやかは、自分が知らなかった名字をバイト先の人は知ってること、ハンカチをくれた相手が女性だったことの怒りで冷たい態度を取ります。しかし樹は、さやかに自分の自転車を渡し乗って帰るように伝えて見送ります。次の朝、さやかが目を覚ますと樹は部屋で寝ていて、いつものように朝食とお弁当を用意していました。

さやかは、お弁当をボーっと食べながら同僚に飲み会の出席を聞かれ頷きます。飲み会が終わり家に帰ろうとするさやかを同僚の男性が半ば強引に送ります。一緒に最寄り駅につくと同僚の男性は、家までいこうとしますが駅で待っていた樹に追い帰されます。家に辿りついた2人は言い争いをします。その争いで、さやかは樹に自分の気持ちを伝えますが「酔っぱらって言ったことだから忘れてください」と言います。

その言葉を聞いた樹は都合よすぎと怒ります。「引き金引いといて」の言葉にさやかは反論します。さやかに対して持ってはいけない感情だと努力しているという樹の言葉に増々反論したさやかに対して「ここからは同居人なんて言わせない」と口づけをします。同じベットで寝ている樹と幸せな朝を迎えます。恋人になった2人は恋人として日々を過ごし8月を迎えます。ヘクソカズラが綺麗な花を咲かすことを樹に教わります。

恋人になった同居人が消える

自分の誕生日である8月15日を迎えた日の帰り道、さやかは樹が言っていた期限が今日なのを不安に思い焦って帰ります。不安が的中したかのように玄関入ると部屋が真っ暗なので、驚いて樹の名を呼びながら樹の部屋までいきます。荷物があることにホッとしてリビングを見ると誕生日ケーキがあり、急に電気が点いて「さやか誕生日おめでとう」と樹の声に誕生日を覚えてくれていたことを驚きます。

樹が自分の為に手作りケーキを作ってくれたことを涙ながらに嬉しがり、誕生日プレゼントの植物図鑑までもらって喜びます。誕生日の次の日さやかは幸せいっぱいで、お弁当を同僚の女性と食べます。いつも通り家に帰るとキッチンには樹の置手紙があり、樹が使ってた部屋からは荷物が消えています。家の中を探しても居ない樹をバイト先まで探しに行きますが、バイトを辞めていました。

樹の行方が分からなくなったさやかは意気消沈で家路に着き、泣き崩れます。笑顔だったランチの時間が無表情で、ただ食べるだけの姿に同僚の男性から具合が悪いのか?と気にされます。幸せな日々を知ったさやかは、ひとりの時間に戻る寂しさに耐えれずに樹がバイトをしていた時に樹にハンカチを送った女性を最寄り駅で見つけてからストーカーのように過ごします。

ハンカチの女性は交番に駆け込み、さやかは交番で事情聴取を受けることになります。彼女をつけてた理由を聞かれたさやかは、樹を探してて会いたかったと泣きながら警察官に答えます。警察官に家族に迎えが必要と言われた時さやかは再婚している母親に迷惑かけれないと頭を下げます。しかし母親が迎えに来て一緒にさやかの家に行きます。さやかの生活に母親は驚き、さやかの行動に母親は謝り正月は家に来るよう誘います。

仕事を精力的に頑張るさやかに同僚の男性は、ランチに誘います。ランチを食べながらさやかに告白しますが、さやかは好きな人がいると断ります。月日が流れて2月になり、さやかは庭のヘクソカズラを見て樹との日々を思い出し、樹が残したノートを読み、土手までフキを狩りに行きます。さやかは、樹との思い出の土手に行きながら樹が作っていた料理を作りながら、樹と別れた夏を迎えます。

消えた彼は有名人?

夏を迎えたさやかの元に樹より本が届きます。さやかは届いた本のことをネットで調べると、今日出版披露パーティーがあることを知り急いで会場に向かいます。会場で樹が有名な華道家の息子だと知り、樹の姿を見て会場を後にします。歩きながらの帰り道、ヘクソカズラを見て樹を思い出しながら家の玄関まで辿り着くと、出会った頃のように駐輪場に樹が座っていました。

「自転車ってまだある?」と聞いた樹と共に2人の思い出の土手に行きます。土手で、さやかは樹が居なくなってからの行動を話して、樹がカメラマンとして成功して遠い人になったことを打ち明けます。

その言葉を聞いた樹は、さやかがパーティーでの発表の言葉を最後まで聞いてないと知り、さやかに改めて伝えプロポーズをします。泣きながらプロポーズをOKしたさやかは樹と晴れて夫婦になり、幸せな結婚生活を過ごします。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの結末をネタバレ紹介!

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」の結末をネタバレで紹介します。さやかの元から急に消えた樹ですが、さやかの為に誇れる男になって成長して戻ってきます。あらすじにも書きましたが、さやかとの出会いは現実世界では有り得ない出会い方です。この出会い方は映画を見た方の評価も厳しいものとなっていますが、2人の同居生活は微笑ましいなどの感想をもらっていますが終盤はツッコミたくなる感じです。

樹が居なくなったことは、再婚した母親の幸せを壊すことは出来ないと甘えることなく1人孤独に暮らしていた時期に戻っただけと自身に言い聞かせます。しかし樹との同居で一緒に何かをする幸せを知ってしまったさやかには、樹が「ありがとう」だけで消えてしまったことは耐えれない孤独を生みます。ストーカー未遂までしてしまうさやかですが、樹との思い出のヘクソカズラを見て立ち直っていきます。

立ち直った頃に届く本で、出版披露まで行きますが樹が有名な華道家の息子だと知り、自分とは住む世界が違うと感じてトボトボ歩いてる町中で見かけるヘクソカズラがツラいものになってしまいます。でも、この所々に出てくるヘクソカズラが、「植物図鑑」のネタバレになるくらい大事なものになります。雑草好きな青年が、幸せに飢えてた少女と会うことで変わっていく未来は素敵なものがあります。

幸せは特別なものではなく、ごく自然にありふれた「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」を言える相手がいることなんだと「植物図鑑」では教えてくれているのではないでしょうか。ネタバレで、あらすじを読んだとしても、ありふれた言葉が言える関係のほんわかした雰囲気を味わえる「植物図鑑」は観てみる価値があります。繰り返し観たい作品という感想がありましたが、その通りの作品です。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの映画を観た人の感想や評価を紹介!

好評な感想を紹介!

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」では、高畑充希さんの演技が凄く良かったとか岩田剛典さんの演技が今ひとつとか評価が色々とありますが、2人の関係性がほんわかするなど良い感想が多い作品となっています。

「植物図鑑」のプロデューサーが岩田剛典さんに決めたという笑顔では、岩田剛典さんファン以外の映画ファンもキュン死しているという感想が多いもので、この笑顔なくしては「植物図鑑」の物語が始まりません。

不評な感想を紹介!

やはり「植物図鑑」の原作を知っている方々からするとネタバレになりますが酷評になっています。高畑充希さんが好きな方でも、今ひとつという感想をお持ちです。原作と映画は内容がところどころ違い「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」でもあります。ネタバレ気にしたとしても、映画は変わり過ぎてるので別物と思って構わないのがセオリーになっていますが胸キュン要素は、そのままではないでしょうか。

しかし、原作の期間を設けない同居生活、出会った時期の違い、植物図鑑を送るのでなく手紙に合いカギというように少しずつ変わっているので、原作が好きな人からすると映画の期間が決まった感じが評価に繋がっているのかもしれません。この一番肝心な同居する期間の不安定さが、期間を決めたことで、どう繋がっていくのか楽しみに待っていた方も居るようなのでネタバレで評価が厳しめになったのではないでしょうか。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの原作小説とは?原作と映画には違いはある?

植物図鑑の原作小説とは?

「植物図鑑」の原作は角川文庫より出版されている有川浩のライト文芸で、元は角川文庫の携帯サイトで連載されていたものです。携帯小説だったため改行が多く、本になっても読みやすかったので実際ここまで雑草のことが書かれてるとは気付かなかったという読者の感想があります。映画では、半年という同居期間が決まっていましたが原作では決まっていなく不安定さが余計に心理描写を見せるものとして原作の評価となっています。

作者の有川浩という名前を見て男性だと勘違いしそうですが、実際は女性で「浩」は親が喜ぶかもという気持ちで本名の一文字を抜出したそうです。最近では「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」以外に「阪急電車」が映画化されていますし「フリーター、家を買う。」はテレビドラマ化されています。心理描写を重きに置いた実世界が多くなっていて、余計に評価されやすくなっているのではないでしょうか。

デビュー当時はSFやミリタリーの小説を書いていたので、有川浩と言えば「図書館戦争」シリーズをイメージされる方も多いようです。作品の感想は多く見ますが、別の世界のものパラレルワールドという認識で見ているので映画になった時に世界観が表現できていないでの評価されている風に感じます。「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」でも原作でなかったストーカーシーンに評価というか酷評がついていました。

映画と原作の違いは?

ネタバレになりますが「植物図鑑」の原作のあらすじと映画のあらすじは、最初の樹との出会いのシーンから違います。原作が大好きなファンからすると映画では、さやかがアルコール中毒ではないかと考えるような描写になっていますが原作は飲み会で帰ってきた時に出会うになっています。このシーンから、きつめの感想があったりします。さやかのバックステージが駄々洩れのところも評価が下がっている部分です。

泊めてもらった翌朝冷蔵庫の物で作った食事に胃袋を掴まれたさやかは、無理矢理引き留めるのは映画も同じですが原作では条件提示があるので、さやかとの利害一致があっての同居です。映画のように押し切られてとい感じではないですし、さやかが上司にパワハラというような感じで追い詰められて精神的に落ち込んでいく感じというよりは、原作では仕事でのミスが重なってしまって荒れていく感じです。

荒れたところを樹に誘われて散歩に行き雑草採取をします。それに樹のバイトは、映画では同居を開始してスグに決めてきたという猛スピードでしたが原作ではひと月ほど経ってからと原作の時間軸が違い過ぎるのは原作好きのファンからは評価を落とした点のようです。恋愛の部分でも、原作では別れを予感していたさやかは、バイト先に行くなど依存っぽいの行動はしません。

いつ戻るか分からない樹を狩りの習慣をこなしながら待ちます。映画ではストーカーっぽい行動をして原作にはない描写があるので、原作を知らない方もココは厳しめの感想を持たれています。あらすじだけを読んでも原作では、樹が出会った夜中に戻ってきて、さやかに全てを話してプロポーズをします。原作好きのファンからは、ネタバレでプロポーズをすると分かっていても、映画と原作は違うという感想は持っています。

やっぱりかという評価はあったとしても「植物図鑑」原作好きのファンがイメージするさやかではなくて、扱いが悪すぎることに怒って映画の評価は下がっています。原作のさやかのイメージが映画では違いすぎることに怒りの感想もあるようです。あらすじさえ違うの苦言がありますが原作のイメージを大事にするファンは、評価を見て映画を観なくて正解とネットで述べてたりします。

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのあらすじネタバレまとめ!

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」は、ネタバレ覚悟で言うならば、さやかの結婚するまでの話という事でしょうか。さやかにとって慣れていたはずの独りの時間が戻ってきます。その時間が物凄く耐えれず、以前にも増して空しくなるさやかはストーカーっぽくなります。しかし視点を変えたら樹との同居生活は、楽しく幸せな時間だったからこそ消えてしまったから、さやかが壊れかけてしまうのは仕方ないかもしれません。

会いたくて仕方ないのに樹という名前以外何も知らない事実は、さやかをストーカーっぽくさせてしまいます。さやかの行動を正当化はしませんが人間は強そうで実は弱かったりします。知らなければ欲が出なかったことでも知ってしまったから、失いたくないと抗うさやかが核家族と言われている現在の闇も見えるように感じます。有川浩さんの作品は心理戦が得意分野のように感じます。

さやかの素直に好きな人に会いたい、日常の言葉を言い合える幸せを噛みしめる生活は誰しも分かるのではないでしょうか。誰かがひいたレールの上を歩くは、実は簡単でラクで失敗したら文句も言いやすいけども、それではダメだと自分の道を歩き出した樹の気持ちも分かるのではないでしょうか。ネタバレ、ネタバレと沢山言っていますが、ネタバレしても「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」は胸キュンします。

「植物図鑑~運命の恋、ひろいました~」は原作とは違うという原作ファンの声がありますが、原作は原作の良さがあります。映画は映画で、岩田剛典さんと高畑充希さんが作り出す日下部樹と河野さやかという独特の雰囲気があります。アップが多い作品なので、自分が言われているような錯覚してしまう映画を原作とは別のものとして観てみるのも良いのではないでしょうか。

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