ミッション:8ミニッツのネタバレ感想!あらすじ・ラストを分かりやすく解説

緊迫の展開の連続で目の離せないサスペンス映画の名作に、ミッション:8ミニッツがあります。ミッション:8ミニッツの魅力は、その複雑なストーリー展開です。物語冒頭からいったいどんなラストを迎えてしまうのかとハラハラしっぱなしになります。ここでは、人気のサスペンス映画ミッション:8ミニッツのあらすじを詳しくまとめ、ネタバレ感想をご紹介していきます。また、あらすじや感想と共に気になるラストまで詳しくネタバレします。

ミッション:8ミニッツのネタバレ感想!あらすじ・ラストを分かりやすく解説のイメージ

目次

  1. ミッション:8ミニッツの感想をネタバレ!あらすじとラストも紹介
  2. ミッション:8ミニッツとは?
  3. ミッション:8ミニッツのあらすじをネタバレ!
  4. ミッション:8ミニッツのラストを解説!
  5. ミッション:8ミニッツの感想をネタバレ!
  6. ミッション:8ミニッツの続編はある?
  7. ミッション:8ミニッツのネタバレ情報まとめ

ミッション:8ミニッツの感想をネタバレ!あらすじとラストも紹介

緊迫の展開が楽しめるサスペンス映画は数多く制作されています。そんな無数にあるサスペンス映画の中でも、特に面白いと話題を集めた映画が、ミッション:8ミニッツです。アクションサスペンスで驚きのラストシーンの映画が好きな人の人気を集めています。見終わると誰かにおすすめしたくなる良質な映画、ミッション:8ミニッツのあらすじをまとめてみました。

また、ミッション:8ミニッツのあらすじに加えて、気になるラストシーンまで詳しく解説します。また、見た人のネタバレ感想もご紹介しますので、是非参考にして気になった人はミッション:8ミニッツをチェックしてみましょう。

ミッション:8ミニッツとは?

ミッション:8ミニッツは、2011年のアメリカ合衆国の映画です。監督はダンカン・ジョーンズですが、ダンカン・ジョーンズ監督と言えば、「月に囚われた男」で人気を博しました。ミッション:8ミニッツは、ダンカン・ジョーンズ監督の、「月に囚われた男」に次ぐ作品です。ミッション:8ミニッツは、邦題であり、英語の原題は「SOURCE・CODE」です。

実はミッション:8ミニッツの監督であるダンカン・ジョーンズは、有名アーティストであるデヴィッド・ボウイの息子です。ダンカン・ジョーンズ監督作品は、第一作目である「月に囚われた男」から高い評価を得ており、父親から芸術のセンスを受け継いだと話題を集めています。

主演はジェイク・ジレンホールが務めています。ジェイク・ジレンホールと言えば数多くのヒット映画に出演している人気俳優で、「ブロークバック・マウンテン」や「デイ・アフター・トゥモロー」などが有名です。ミッション:8ミニッツでは、彼の緊迫感のある演技にも注目です。数多くの映画賞にもノミネートされる高い演技力が評価されています。

また、ミッション:8ミニッツでヒロインクリスティーナを演じている女優は、ミシェル・モナハンです。ミシェル・モナハンと言えば、ミッションインポッシブルの主人公イーサン・ハントの奥さん役として有名です。ミッション:8ミニッツでは同じシーンが繰り返し展開していきます。様々なパターンで同じセリフを言ったり、行動を起こしたりと難しい演技をこなしており、高い評価を得ています。

ジェイク・ジレンホールやミシェル・モナハン以外にも、ヴェラ・ファーミガやジェフリー・ライトなど演技派俳優たちが出演しています。ミッション:8ミニッツはほとんどが列車という密室で起こる出来事が描かれています。しかし、名優たちの演技によって緊迫感のある飽きの来ない映像体験をさせてくれるのです。

ミッション:8ミニッツのあらすじをネタバレ!

ミッション:8ミニッツは、次の展開が気になって目が離せないと評判のアクションサスペンスです。驚きの展開の連続なので、画面にくぎ付けになってしまうでしょう。ここでは、ミッション:8ミニッツの気になるストーリーのあらすじをご紹介していきます。あらすじを詳しく解説した後、ラストシーンもネタバレしていきます。

見知らぬ列車の中で目覚めたスティーブンス大尉

主人公スティーブンス大尉は、見知らぬ列車の中で目を覚まします。スティーブンス大尉は、アフガニスタンにて任務を遂行していたはずでした。覚えのない通勤列車の景色にスティーブンス大尉は、動揺します。列車はシカゴへ向かっているようです。向かいに座っているクリスティーナと名乗る女性が話しかけてきますが、スティーブンス大尉は彼女の顔に見覚えもありません。

混乱しながらもトイレへと言ったスティーブンス大尉は、鏡を見て自分の体が別人のものになっていることに驚きます。持ち物の中から身分証を発見して確認すると、身体はショーン・フェントレスという歴史教師のものでした。混乱しているスティーブンス大尉の乗った列車の中で、次の瞬間激しい爆発が起きます。

シュミレーション捜査に協力することに

次にスティーブンス大尉はカプセルのようになっている密室の中で目を覚まします。実はスティーブンス大尉はアフガニスタンの任務中に死亡しており、脳の一部が生きている状態だったのです。スティーブンス大尉が死亡した日、シカゴ行の列車にて爆弾テロが発生します。連続テロ事件の最初の事件がこの列車爆発事件でした。

スティーブンス大尉の意識は、爆発テロに巻き込まれて死亡した歴史教師ショーンの意識とつながれている状態です。ショーンの脳に残っている爆発が起きる前の8分間の記憶を繰り返し体験し、列車の中にいるであろうテロリストを見つける事が、スティーブンス大尉に与えられた指令です。

スティーブンス大尉のいる密室は「包囲された城」と呼ばれており、モニターの向こうには指令を与える女性・グッドウィン大尉がいます。また、このプログラムを開発した男性・ラトレッジ博士もいました。スティーブン大尉は捜査に協力することになり、爆発8分前の列車内に派遣されることになります。

列車で起きた爆発テロ事件の犯人を確保しないと、第二の爆発テロは大都市シカゴの街中で起きてしまいます。このテロ事件を未然に防ぐために、グッドウィン大尉はラトレッジ博士の考案したプログラム「ソース・コード」を使用してスティーブンス大尉の意識を利用し、犯人の特定を急いでいます。

繰り返す8分間でテロリストを探す

スティーブンス大尉は与えられた8分間の中で、なんとか列車内でテロリストを探し出そうとします。怪しそうな人物を取り押さえたり、爆弾を見つけ出してコードを解除しようとしたりしますが、失敗して何度も爆発巻き込まれてしまいます。失敗を繰り返しながらスティーブンス大尉は、少しずつ学習を重ねテロリストを特定していきます。

スティーブンス大尉は緊迫の8分間を繰り返しながら、何とか爆発を未然に防ごうとします。しかし、列車での爆発事件はすでに起きてしまった過去の出来事のため、記憶の中の世界のクリスティーナやショーン達、すでに爆発に巻き込まれた人々は死んでしまう事が決まっています。しかし、スティーブンス大尉は何とか任務を成功させるために奔走します。

ここまでは、ミッション:8ミニッツのあらすじを細かくネタバレ解説していきました。次からはミッション:8ミニッツのラストシーンをネタバレ解説していきます。

ミッション:8ミニッツのラストを解説!

ここまでは、ミッション:8ミニッツのあらすじをご紹介してきました。繰り返す時間の中で、事件を解決するために奔走するスティーブンス大尉から目が離せない展開でした。ここまで紹介してきた物語冒頭のあらすじに続いて、気になるラストの結末のシーンをネタバレ解説していきます。

爆発を未然に防いだ大尉

8回目の繰り返しの末に、スティーブンス大尉は爆弾犯デレク・フロストを見つけ出します。デレク・フロストは列車に爆弾を仕掛け、自分の財布を落として列車を降りることで、自分も死亡したように見せかけようとたくらんでいました。スティーブンス大尉はグッドウィン大尉に犯人の乗った車のナンバーを報告します。

犯人を特定することに成功したことで、現実の世界でも第二のテロ事件は未然に防がれました。スティーブンス大尉は脳死状態の自分の現状を知り、捜査に協力する事と引き換えに安楽死をさせてもらうように約束を取り付けていました。しかし、成功したことに気を良くしたラトレッジ博士は、スティーブンス大尉を生かしてさらに任務を与えようとします。

停止された生命維持装置

スティーブンス大尉を安楽死させつつもりがないラトレッジ博士博士でしたが、任務を通してスティーブンス大尉との間に絆を感じていたグッドウィン大尉は、指示に背いて生命維持装置を停止させます。スティーブンス大尉は最後に、安楽死と同時にもう一度爆発8分前の世界へと送って欲しいと頼んでいました。願いを聞き届けたグッドウィン大尉は、スティーブンス大尉のつながれている生命維持装置を停止させるのでした。

繰り返し体験した8分間の世界は、幻などではないと信じているスティーブンス大尉は、もう一度爆発8分前の世界へと移動します。そこで携帯電話で戦友のふりをして父親に電話をして会話します。また、クリスティーナをコーヒーに誘い、お笑い芸人の乗客に頼んで乗客の皆を笑わせます。クリスティーナに告白したスティーブンス大尉は、彼女とキスを交わします。

並行世界へ移動?

クリスティーナに告白し、キスをした時点で8分が経過しました。現実世界ではグッドウィン大尉がスティーブンス大尉の生命維持装置を停止した時間です。現実世界では爆発が起きてすべてが終わってしまった列車の中ですが、何事もなかったかのように8分を経過し、スティーブンス大尉とクリスティーナは無事にシカゴユニオン駅に降り立ちます。

ラトレッジ博士の開発したプログラム「ソース・コード」によって、図らずも別のパラレルワールドが発生したのです。パラレルワールドではスティーブンス大尉はショーンとして、クリスティーナと共に新しい未来へと歩みだしました。並行世界でも存在しているグッドウィン大尉に、メールが届きます。

シカゴでの列車爆破テロが未然に防がれたとニュースで報じられている中、メールでは「自分とグッドウィン大尉の力で事件が防がれた」と伝えています。また、並行世界でまだ生命維持装置につながれているであろうスティーブンス大尉に、「きっとうまくいく」と伝えてほしいと頼んでいるのでした。

現実世界では死亡してしまったスティーブンス大尉ですが、生命維持装置を停止すればつなぎとめた意識も消えてしまいます。そんな悲観的な現状を受けとめ、結果的に列車の世界へ戻ってパラレルワールドへ移行したスティーブンス大尉は、現実世界で死亡したとしても報われるラストであったと言えるでしょう。ミッション:8ミニッツのあらすじをラストシーンまでネタバレしました。

ミッション:8ミニッツの感想をネタバレ!

ミッション:8ミニッツのあらすじと、ラストの詳しい展開をネタバレ紹介しました。ミッション:8ミニッツは怒涛の展開の連続で、緊迫感のあるサスペンス映画です。続いてミッション:8ミニッツを見た人の、様々な感想をご紹介します。

近年で最も質の高いループもの

一度過ぎた時間を巻き戻してもう一度再生するかのような、時間ループ物の作品は人気の高いジャンルです。ループ物は一度見ただけでは展開が難解であるため、一度見終わった後でもう一度見たくなる魅力にあふれています。物語の進行そのものが全て伏線となっているため、もう一度見返してみることで、違った要素が見えてきます。ミッション:8ミニッツを近年で最も質の高いループ物と評価する感想も多いです。

繰り返しにハラハラする

ミッション:8ミニッツでは、同じ時間を繰り返していきます。主人公スティーブンス大尉が、正面に座っているクリスティーナに声をかけられる場面をスタートとして、8分間の時間を繰り返すのです。この8分間は列車が爆破されてしまう前の8分間なので、犯人を突き止めないと爆発してバッドエンドを迎えてしまう!とハラハラドキドキさせられるのです。徐々に犯人を見つけ出すスティーブンス大尉に、手に汗を握ってしまいます。

物語を読み解くのが楽しい!

ミッション:8ミニッツは、8分間を繰り返すミッションをこなす様子を描いたサスペンス映画です。設定がSFなので、様々な考察も可能です。ミッション:8ミニッツの中で登場するパラレルワールドの存在なども、想像力を掻き立ててくれる要素の一つです。

ミッション:8ミニッツのラストシーンでは、スティーブンス大尉の意識はショーンとして生き続け、パラレルワールドでクリスティーナと生きていくというエンディングでしたが、他にも様々な読み解き方が出来るという感想も見られます。スティーブンス大尉の肉体は現実世界で死亡したため、ショーンの肉体に上書きされたとすれば、ショーンが可哀想でもあります。様々な解釈が出来るラストが感慨深かったという感想も多いです。

冒頭に引き込まれる

ミッション:8ミニッツのストーリーを紹介するときには、冒頭の部分程度しか説明できません。また、感想を述べるときも、ストーリー全てがネタバレになってしまうので、中々感想も言いづらい構成となっています。そんなミッション:8ミニッツの感想では冒頭のシーンから引き込まれると、物語序盤の面白さを挙げているものも多いです。

見知らぬ列車で目を覚まし、ある女性が親し気に話しかけてくる。いったいここはどこで、彼女は誰なのか?なぜ急に列車の中で目を覚ましたのか?主人公と同じく見ている人も理解が追い付かない中で、物語は容赦なくどんどん進行していきます。そんなスピード感も面白さのポイントだと評価する感想が見られます。

ジェイク・ジレンホールがカッコいい!

ジェイク・ジレンホールは人気のイケメン俳優です。甘いマスクも持ちながら、演技派で知られる彼は数多くの様々なジャンルの映画に出演しています。ミッション:8ミニッツもそんなジェイク・ジレンホール主演の名作映画の一つです。ミッション:8ミニッツは、ジェイク・ジレンホールのカッコよさが存分に詰まった、ジェイクファンにはたまらない仕上がりになっている映画です。

様々な役柄をこなして高い評価を得るジェイク・ジレンホールですが、ミッション:8ミニッツのスティーブンス大尉役が特にカッコいいと話題です。緊迫感のある演技とテロ防止のために奔走する正義漢な姿が、とてもイケメンで引き付けられます。軍人の役であるという事もあり、鍛え上げられた体つきも、ジェイク・ジレンホールの魅力です。

体感型スリラーとしておすすめ!

ミッション:8ミニッツでは、観客の視点が主人公よりに設定されています。冒頭から謎を呼ぶ展開で、主人公と一緒に観客も混乱し、よく考えながら鑑賞することになります。脳みそをフル回転させながらミッション:8ミニッツを見ていると、まるで主人公と一緒に翻弄されているような体感型の楽しみ方が出来ます。ストーリーの展開もスピード感があり、ぐいぐい引き込まれてしまいます。

ミッション:8ミニッツでのSF設定は細部まで作りこまれているため、展開を理解しようとかなり頭を使うことになります。複雑に入り組んだ世界観にどっぷりハマって、主人公に感情移入しながらハラハラドキドキできます。ミッション:8ミニッツは90分程度の比較的短い映画なのですが、それでも見終わった後十分な満足感があります。

感想を共有したくなる映画!

ミッション:8ミニッツは、見終わった後に感想を誰かと語り合いたくなるような映画です。訳が分からない中で物語がどんどん進行していくため、情報量が少ない前半部分は伏線を理解できず違和感を感じるでしょう。しかし、見終わるまでにどんどんと伏線が回収されていき、それが気持ちいいという感想も多いです。伏線も複雑に散りばめられているため、回収されていく様には感動すら覚えます。

ラストに泣ける!

ミッション:8ミニッツのラストは色々な捉え方があります。並行世界へ移行してクリスティーナと一緒に歩きだすスティーブンス大尉に、新しい未来が待っているハッピーエンドとして捉える人もいます。また、あくまで現実世界のスティーブンス大尉は死亡しているため、夢の中で生きているだけという切ないバッドエンドとして捉えている人もいます。どちらのエンドに感じたとしても、感動で涙が出てしまうという感想は多いです。

また、ラストシーンに感動が詰まっているという感想もたくさん上げられます。ラストシーンでもう一度8分前の世界へ戻ったスティーブンス大尉は、残された時間で出来るだけの事をします。そして、ヒロインクリスティーナとキスをしたところでちょうど8分が経過します。空中を浮遊するような美しい映像が流れ、また時が流れ出します。このシーンで感動で涙が流れたという人は多いです。

ミッション:8ミニッツの続編はある?

本編は続編を匂わすラストではない

良質な名作映画に出会った時、映画の世界観をもっと見ていたくて続編を希望するファンの声が多く聞かれます。ミッション:8ミニッツの続編はあるかどうかという事ですが、ミッション:8ミニッツのラストシーンを見てみると、続編を匂わすようなラストではないです。主人公スティーブンス大尉の意識は並行世界へ移行し、ヒロインクリスティーナと一緒に歩きだすラストとなっています。

時間ループものの作品や、主人公が死亡して時間が巻き戻る設定の作品はたくさんあります。しかし、主人公がラストで死んでしまうと、続編を作るのは困難だと思われます。高い評価を得て興行収入の面でも成功を収めたヒット映画は、続編を待望する声が多く聞かれますが、ミッション:8ミニッツの続編となると、設定を大きく変更する可能性も出てくるでしょう。

2014年に続編制作の発表

ミッション:8ミニッツのラストは、続編を匂わすラストではありませんでした。しかし、2014年にはミッション:8ミニッツの続編の企画が指導していることが報じられています。ただ、まだ配給会社やキャストなどの詳しい情報は決まっていません。綺麗に終息したようにも取れるミッション:8ミニッツの物語の続編が、どのように制作されていくのか注目を集めています。

ミッション:8ミニッツのネタバレ情報まとめ

ミッション:8ミニッツのあらすじをご紹介しました。また、見た人のネタバレ感想もご紹介してみましたが、見る人によって様々な解釈の仕方もある面白い映画という事がわかります。ネタバレあらすじでも詳しく解説しましたが、目の離せない怒涛の展開の連続で、高い評価を得るのも納得できます。

ミッション:8ミニッツは、あらすじを読んでみると分かるように、難解なストーリーのループものです。同じ時間を繰り返すループものは映画だけでなく様々な作品でみられる、人気の設定です。そのループものの中でも、ミッション:8ミニッツは特に面白いと評価の高い作品です。あらすじをやネタバレ感想を見て気になったという人は、是非ミッション:8ミニッツを鑑賞してみてください。

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