2018年09月05日公開
2018年09月05日更新
アンタッチャブルの映画あらすじ・結末の感想!禁酒法時代の実話?
映画「アンタッチャブル」は1987年に公開されたアメリカ映画です。映画「アンタッチャブル」は禁酒法時代にアメリカのシカゴを牛耳っていた巨大マフィアのボスであるアル・カポネを追う4人の捜査官を描いた物語です。主人公のエリオット・ネスは実在の人物で映画「アンタッチャブル」はエリオットの自伝「アンタッチャブル」の実話を基に作られた映画です。今回は映画「アンタッチャブル」の基になった実話や映画「アンタッチャブル」のあらすじと結末のネタバレ、映画「アンタッチャブル」を見た人の感想をご紹介していきます。
目次
アンタッチャブルの映画あらすじをネタバレ!感想も紹介!
映画「アンタッチャブル」は1930年代前半の禁酒法時代にアメリカのシカゴで巨大勢力となっていたアル・カポネ率いるマフィアを逮捕するために奔走した、財務省の捜査官たちを描いた実話を基にした作品です。映画「アンタッチャブル」は元々は1959年に放映されたテレビドラマシリーズ「アンタッチャブル」をリメイクして公開されました。今回は映画「アンタッチャブル」の映画あらすじや感想をご紹介していきます。
実話を基にした映画アンタッチャブルとは?
映画アンタッチャブルとは?
映画「アンタッチャブル」は1987年にアメリカで公開された映画です。映画「アンタッチャブル」は「ミッション:インポッシブルで知られるブライアン・デ・パルマ監督の作品です。そしてハンニバルの脚本も書いている脚本家デヴィッド・マメット、そして俳優のケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリーなど豪華な演出・俳優陣が映画「アンタッチャブル」に集まったことでも話題になりました。
ケビン・コスナーは映画「アンタッチャブル」の演技が高評価されハリウッド・スターの仲間入りをし、映画「アンタッチャブル」で主人公を助ける老齢の警官役を務めたショーン・コネリーはアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。映画「アンタッチャブル」の舞台は禁酒法時代、アメリカのシカゴです。酒の密造や密輸入で儲けていたマフィアを逮捕するため奔走した4人の捜査官を描いたのが映画「アンタッチャブル」です。
映画アンタッチャブルは実話を基に作られた映画
映画「アンタッチャブル」は実話を基にした映画です。エリオット・ネスの自伝アンタッチャブル(著:オスカー・フレイリー)を基に映画「アンタッチャブル」は作られています。1957年に出版され1959年にテレビシリーズ化、1987年に映画「アンタッチャブル」が公開されました。エリオット本人はアンタッチャブルの出版直前に心臓発作で亡くなり映画「アンタッチャブル」を含め作品を手に取ることはできませんでした。
実話と映画「アンタッチャブル」のあらすじや内容は少し違っており、映画「アンタッチャブル」ではエリオットがマフィアを追い詰めていきますが、映画「アンタッチャブル」の基になった実話ではエリオットはアル・カポネの酒の密造や密輸入を暴くための調査や手入れが中心で、脱税の調査の囮であったと言われています。映画「アンタッチャブル」では描かれていませんがアル・カポネ逮捕後はエリオットは酒に溺れていく人生でした。
映画アンタッチャブルに出てくる禁酒法とは?
映画「アンタッチャブル」のキーとなっている禁酒法についてご紹介します。映画「アンタッチャブル」の中では詳しく触れられていませんでしたが、第一次大戦後、物資節約が必要だったことや酔って醜態を晒す悪魔の飲み物だという声が道徳を守ろうとしたキリスト教徒からあがったこと、第一次世界大戦の敵国ドイツが当時アメリカ国内のビール醸造に大きく関わっており経済的打撃を与える目的があったことなどが主な施行理由です。
禁酒法は映画「アンタッチャブル」にもあったように実際はほとんど守られていませんでした。映画のように種類の製造、販売、輸出入を禁止していましたが施行前に手元にある酒は飲んでも良いとされていたことが混乱を招きました。そして映画「アンタッチャブル」のように結果的にマフィアに莫大な利益をもたらすこととなり1933年に撤廃されました。ここから映画「アンタッチャブル」のあらすじをご紹介していきます。
アンタッチャブルの映画あらすじをネタバレ!
アンタッチャブルの映画は禁酒法時代が舞台
実話を基にした映画「アンタッチャブル」のあらすじをご紹介していきます。映画「アンタッチャブル」は1930年代前半、禁酒法時代のアメリカ・シカゴが舞台です。映画「アンタッチャブル」でも語られていたように禁酒法はあってないようなものでした。映画「アンタッチャブル」では酒類の密造や販売を行うマフィアの勢力が強いものとなっており、マフィアのボスであるアル・カポネは莫大な利益を上げていました。
しかし映画「アンタッチャブル」のようにマフィアの力が強くなるということは、同時に街に理不尽な暴力を持ち込む結果にもなっていました。映画「アンタッチャブル」では何の罪もない幼い少女が犠牲になります。アメリカ財務省の職員だったエリオット・ネスは映画「アンタッチャブル」の中で酒類の密造や暴力事件の解決を担当するよう命じられます。エリオットは潜入調査を行いますが警察から事前に情報が洩れ失敗に終わります。
マローンとの出会い
映画「アンタッチャブル」で手柄を上げることに意気込んでいたエリオットですが失敗を新聞に大々的に報じられてしまいます。そこへパトロールで通りかかった老齢の警官マローンに話しかけられ家族はいるのかと問われます。結婚をしていると答えるエリオットに「警官の心得は毎日生きて家に帰ること。授業は終わりだ」とマローンは説教とも励ましとも取れる言葉を残し立ち去ります。映画「アンタッチャブル」の物語が動き出します。
職場にもエリオットの失敗の話は広がってしまいますが、映画「アンタッチャブル」の冒頭で犠牲になった少女の母親がエリオットを訪ねてきます。マフィアの捜査に乗り出したエリオットに涙ながらに礼を言い、アル・カポネを必ず捕まえてほしいと伝えて帰ります。その一言に覚悟を決めたエリオットは映画「アンタッチャブル」のテーマでもある正義を忘れずに生きている警官マローンをどうにか説得し仲間にします。
映画「アンタッチャブル」の舞台である禁酒法時代は実話にもある通り法が意味を成しておらず酒の密造だけを潰していくのは現実的ではありませんでした。アメリカ本省の経理係ウォレスからアル・カポネの収入が数字上は0になっていることを聞いたエリオットは脱税の線からアル・カポネを追い詰める作戦を立てマローンに協力を仰ぎます。マローンは法を守ると自分自身に誓ったから、エリオットに協力をすると申し出ます。
4人のアンタッチャブル
映画「アンタッチャブル」の時代は警察や行政にもマフィアの力が及んでおり公的機関は汚職にまみれていました。腐ったリンゴが嫌なら箱の中からではなく木からもぐしかないと、エリオットとマローンは若手警察官が射撃の練習をしている訓練場に向かいます。そこで群を抜いて射撃の能力があり胆の座っているストーンを仲間に入れます。経理係のウォレスも仲間に引き入れ、4人はアル・カポネ逮捕のためにチームを組みます。
酒の密造の調査を始めると早速アル・カポネの息がかかった人間が4人に接触してきますが、賄賂を断固として受け取らない4人はアンタッチャブル(手の届かないやつら)と呼ばれ一躍有名になります。映画「アンタッチャブル」のタイトルの由来です。しかしアル・カポネの雇っている殺し屋ニッティにエリオットの家族が狙われ、エリオットたち4人だけではなく周りの人間の命も危険にさらされることになってしまいます。
やがてアメリカとカナダの国境で、大きな取引が行われることがアンタッチャブル4人の耳に入ってきます。ストーンが敵の銃弾を受けたものの、アンタッチャブル4人はアル・カポネの手下を1人捕まえアル・カポネの金の流れが記されている帳簿を確保します。捕らえた部下は裁判の証人にし、帳簿はアル・カポネの脱税に関する証拠になります。しかしそれを耳にしたアル・カポネは激怒し反撃に乗り出します。
アンタッチャブルが殺されていく
アンタッチャブルの4人はどうにか証拠を集めアル・カポネを告訴し裁判に召喚をかけるところまでこぎつけます。しかし裁判が開かれる前に、警察署内のエレベーターの中で証人とウォレスが射殺されてしまいます。エレベーターの壁にはタッチャブル(手が届くぞ)と血文字でアル・カポネ一味からの脅し文句が書かれていました。映画「アンタッチャブル」の中でも非常にショッキングなシーンとして知られています。
証人がいなくなってしまい告訴を取り下げるしかなくなってしまうエリオットですが、ここで諦めてはいけないとアル・カポネの帳簿係を探し出すことにします。映画「アンタッチャブル」の中では警察組織も腐敗しており、帳簿係の居場所を教えろと警察署長に詰め寄るマローンでしたが警察署長はこの件から手を引くように、の一点張りです。そして部屋に戻ったマローンは何者かに蜂の巣になるほどの銃弾を浴びせられます。
エリオットとストーンはマローンの部屋に駆けつけますが、マローンはすでに虫の息でした。帳簿係が乗る列車の時刻を突き止めていたマローンは最後の力で手がかりをエリオットに手渡し、打つ手を考えろと言い残し亡くなります。
エリオットとストーンはアル・カポネの帳簿係を捕まえるため駅へ向かいます。このときマローンが最後にエリオットにお守りを渡す場面は映画「アンタッチャブル」の中でも非常に切ないシーンとして話題になりました。
映画アンタッチャブルの有名なシーンとは?
駅でアル・カポネの帳簿係を待ち伏せするエリオットとストーンでしたが、駅の階段で乳母車に乗った赤ちゃんと大きな荷物を抱えている母親が気になって仕方ありません。エリオットがたまらず手助けをすると同時に、アル・カポネの手下たちが現れたちまち銃撃戦になります。
銃声に驚いた母親は乳母車を手放してしまい、乳母車は階段を下っていってしまいます。その緊迫感は映画「アンタッチャブル」の中でも1番の見どころとして評価されています。
撃ち合いになる銃弾をすり抜けて階段を落ちていく乳母車は、映画「アンタッチャブル」のあらすじの中でも非常に有名なシーンです。地面に乳母車が落ちる直前でストーンがキャッチし、同時にアル・カポネの手下も全員始末し無事に帳簿係の確保に成功します。そして裁判が始まります。ここまで映画「アンタッチャブル」のあらすじをご紹介しました。ここから映画「アンタッチャブル」の結末をご紹介していきます。
アンタッチャブルの映画結末をネタバレ!
映画「アンタッチャブル」のあらすじをご紹介しました。ここからは映画「アンタッチャブル」の結末をネタバレしていきます。裁判でもアル・カポネは余裕の表情で裁判中にも関わらずニッティからメモを受け取っています。エリオットはニッティの上着に銃があると廷吏に指摘し傍聴席から退出させます。ニッティの上着にマローンの住所が書かれたマッチを発見したエリオットはマローンを殺害したのがニッティであることに気づきます。
ニッティを追い詰めたエリオットでしたが、マローンを侮辱するニッティをエリオットは屋上から突き落とします。ニッティの上着から陪審員を買収していた証拠が見つかり、陪審員を総入れ替えして裁判をすることになり勝ち目がないと踏んだアル・カポネの弁護士は一転して有罪を認めます。アル・カポネにエリオットは「試合で大事なのは最後まで戦うこと。授業は終わりだ」と告げ、映画「アンタッチャブル」は幕を閉じます。
アンタッチャブルの映画を見た人の感想・評価を紹介!
映画アンタッチャブルを見た人の感想は?
実話を基にした映画「アンタッチャブル」のあらすじと映画「アンタッチャブル」の結末をご紹介しました。大事な仲間を失いながらも映画「アンタッチャブル」のテーマである正義を胸に巨大マフィアに立ち向かっていくアンタッチャブルたちの活躍がおわかり頂けたでしょう。ここからは映画「アンタッチャブル」を見た人の感想や評価をご紹介していきます。
映画アンタッチャブルはとにかくかっこいい!
BSJapanでアンタッチャブル。
— 夏生 (@tokisugi) July 25, 2018
母がこの映画からケビン・コスナーのファンになって、ケビンちゃん、ケビンちゃん、言っていたのを思い出し。私はいちいちかっこいい場面が多いアンディ・ガルシアに惹かれた。今はショーン・コネリーの渋さが好きかな(笑)
映画らしい映画だなぁと。
階段のシーンとか。 pic.twitter.com/6Fwp5lNNaL
映画「アンタッチャブル」はとにかく俳優陣がかっこいいという感想が多く見られます。映画「アンタッチャブル」はケビン・コスナーやショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロと豪華な出演者が集まっています。そして映画「アンタッチャブル」の中で非常に有名な、乳母車が階段から落ちていくシーンを始め息をつかせぬ展開も見どころです。
#スーツ装備の色男画像を貼ってTLをスーツ祭りにする
— ami† (@amimin29) November 23, 2017
『アンタッチャブル』はキャストだけでなく衣装もアルマーニという贅沢さ。中でも殺し屋なのに白スーツを着こなすビリー・ドラゴがかっこいい。 pic.twitter.com/3kLUjC7xde
映画「アンタッチャブル」は俳優陣が豪華ですが、そのスーツ姿がかっこいいという感想もあります。映画「アンタッチャブル」の衣装はアルマーニが提供しており、その着こなしを見るという楽しみ方もできる映画です。映画「アンタッチャブル」では登場人物がスーツに合わせお洒落なハットをかぶっているのもポイントです。
映画アンタッチャブルは演出が素晴らしい!
『アンタッチャブル』1987(米)
— おけまる紅茶 (@SkyTea_77) July 7, 2018
個人的には最高の映画の一つ。物語、音楽、映像、演出どれをとっても上質な作品。特に音楽の導入や使い方が上手くすごくハラハラする。
アルカポネとエリオットネスの戦いをネス側から書いたもので、男の友情も描いていてラストは泣きながら観てた#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/3CyVQXIoha
映画「アンタッチャブル」は俳優陣と共に豪華な制作陣が集まっており演出が素晴らしいという感想もあります。映画「アンタッチャブル」の手に汗握る展開とともに、美しい映像や音楽がさらに映画「アンタッチャブル」を盛り上げています。また巨大なマフィアに立ち向かう男たちの友情も映画「アンタッチャブル」の重要なテーマです。
アンタッチャブル
— t@bi (@tabi58461737) July 5, 2018
禁酒法時代のシカゴ。違法な手段で巨額の富を得るカポネ一味と特捜チーム「アンタッチャブル」の戦いを描く。主人公ネスの自伝が元。周り全てが買収さた街で徐々に仲間を集め巨悪に立ち向かう。豪華な俳優陣に重厚な演出、分かりやすく痛快なストーリーと申し分なしのギャング映画😆 pic.twitter.com/M1oKaerbqz
映画「アンタッチャブル」では誰も守っていない禁酒法を掲げ巨大な敵に立ち向かっていくアンタッチャブルたちの姿が描かれています。映画「アンタッチャブル」の中で誰も味方をしてくれない状況でも映画「アンタッチャブル」のテーマでもある正義を胸に諦めずに戦うアンタッチャブルたちが悪に打ち勝つストーリーが痛快で面白い映画だという感想もあります。
アンタッチャブルの映画は素晴らしい映画だった!
今回は映画「アンタッチャブル」のあらすじや結末、感想をご紹介しました。映画「アンタッチャブル」は実話を基にした面白い映画であるという感想が多く見られました。豪華な俳優陣と演出、美しい映像や音楽など見どころの多い映画「アンタッチャブル」の魅力がおわかり頂けたと思います。ぜひ一度映画「アンタッチャブル」の素晴らしさに触れてみてはいかがでしょうか?