坂道のアポロンの映画あらすじネタバレ!原作の最終話の内容や感想は?

映画「坂道のアポロン」は2018年に公開された日本映画です。主演は知念侑李さん(Hey!say!JUMP)、小松菜奈さん、中川大志さんです。知念侑李単独初主演作品です。映画「坂道のアポロン」は漫画原作があり2012年に完結。番外編ともに大人気少女漫画の一つです。さてここから映画「坂道のアポロン」のあらすじやネタバレ、漫画とアニメ版のあらすじネタバレと感想を紹介します。是非ご覧ください。またBlu-ray&DVDも好評発売中です。

坂道のアポロンの映画あらすじネタバレ!原作の最終話の内容や感想は?のイメージ

目次

  1. 坂道のアポロンの映画あらすじをネタバレ紹介!原作の最終話や感想は?
  2. 坂道のアポロンとは? アニメと原作漫画でも話題!
  3. 映画「坂道のアポロン」のキャスト紹介
  4. 映画「坂道のアポロン」のあらすじから最終話まで紹介!
  5. 坂道のアポロン原作 漫画版の最終話をネタバレ紹介!
  6. 坂道のアポロンを見た人の感想は?
  7. 坂道のアポロンの映画あらすじをネタバレ!最終話や感想を紹介まとめ

坂道のアポロンの映画あらすじをネタバレ紹介!原作の最終話や感想は?

長崎県佐世保市が舞台となっている映画「坂道のアポロン」は漫画原作であり、アニメ化もされ人気となり2018年満を持して実写映画化されました。

主演の知念侑李をはじめ、中川大志、小松菜奈をメインキャストとして起用しその他豪華キャストを集めて制作されました。この記事では、大人気作品である、「坂道のアポロン」のキャストの一覧、ネタバレ、映画のあらすじなどを一覧にして紹介します。

映画「坂道のアポロン」公式サイト

坂道のアポロンとは? アニメと原作漫画でも話題!

ここではアニメ版「坂道のアポロン」と原作「坂道のアポロン」についてあらすじなどを紹介します。まずはアニメ版から紹介します。

アニメ版「坂道のアポロン」あらすじ紹介!

アニメ版は全12話。フジテレビ系列のネットのノイタミナ枠で放送されていました。放送期間は2012年4月から6月までの1クール。テレビアニメ「COWBOY BEBOP」を手がけた監督・渡辺信一郎と同作品の音楽を作った菅野よう子が久々にタッグを組んだ話題作です。最終話の第12話では、原作者の小玉ユキ自身が、原画に参加しました。

アニメ版は、西見 薫を声優の木村良平、川渕 千太郎を声優の細谷佳正、迎 律子を声優の南里侑香、深堀百合香役には遠藤綾、桂木 淳一役に 諏訪部順一など多数の豪華声優が共演しています。演奏や歌に音楽に彩られている今作は声優陣の演技に注目です。

アニメ版のあらすじ紹介!

1966年夏。西見 薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越しをします。 周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられるクラスメイトの川渕千太郎との出会いで彼は変わります。千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」 千太郎の幼なじみで心優しい律子、上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。長崎の町で友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春アニメです!

アニメ版「坂道のアポロン」が見たい!

アニメ版が気になった方はぜひ動画配信サイトの「FOD」で絶賛配信中なのでそちらでご覧ください。その他動画配信サイトHuluなどでも配信中です。

原作「坂道のアポロン」のあらすじ紹介!

「坂道のアポロン」は、月刊フラワーズの漫画雑誌で2007年11月~2012年3月まで連載されていました。全45話+番外編(BONUS TRACK)全5話。2012年5月~2012年9月まで番外編が連載されていました。番外編では淳一と百合香の話や最終話後の律子と薫について、律子父の過去の話などが描かれています。

映画「坂道のアポロン」のキャスト紹介

ここからは映画「坂道のアポロン」の主要キャスト紹介です。主な登場人物のみ紹介をさせていただきます。

西見 薫(にしみ かおる)役/知念侑李(Hey!Say!JUMP)

主人公で高校一年生。千太郎からは「ボン」と呼ばれるように。横浜から親戚のいる長崎の佐世保へ引っ越してきます。まじめな性格で人付き合いが苦手で転校を繰り返すうちに他人に話しかけられるとストレスで吐き気がするように。ピアノを習っておりクラッシックのみしか弾けなかったが千太郎と出会いジャズと向き合うことになります。無垢な笑顔で優しく話しかけてくれた律子に恋をします。

ジャニーズ事務所所属でHey!Say!JUMPの知念侑李。ドラマ「スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜」(2008年)や「必殺仕事人」(2014年~)に出演。映画「金メダル男」(2016年)や「未成年だけどコドモじゃない」(2017年)に出演。この作品で映画単独初主演を務めています。この映画のために撮影前からピアノの猛特訓しこの映画で演奏しているシーンはすべて本人が演じているものなので必見です。

川渕 千太郎(かわぶち せんたろう)役/中川大志

高校一年生。ジャズでドラムを担当。律子と幼馴染です。大柄な少年で喧嘩が強く学校では「札付きの悪」としてみんなから恐れられています。日本とアメリカ人のハーフ。母親に教会の前に捨てられていました。首に母親の形見であるロザリオをいつもつけています。現在は、叔父叔母の家で暮らしています。百合香に一目ぼれをします。

スターダストプロモーション所属 俳優の中川大志。2011年雑誌の「nicola」からメンズモデルとして登場。2017年3月に高校を卒業し、俳優一筋で仕事をしていくことを発表しドラマや映画などにも多数出演。ドラマ 花のち晴れ〜花男 Next Season〜(2018年)では 馳天馬 を演じ話題となりました。2018年秋にも映画が公開予定の今注目のイケメン俳優です。今回、映画「坂道のアポロン」の撮影ののためにドラムを猛特訓。

迎 律子(むかえ りつこ)役/小松菜奈

高校一年生。千太郎とは幼馴染。クラスの学級委員を務めるしっかり者。純粋で明るい性格であり、優しい。実家がレコード店「ムカエレコード」千太郎に密かに恋をしています。

スターダストプロモーション所属のファッションモデルでもあり女優の小松菜奈。2008年に「ニコ☆プチ」でデビュー「渇き。」(2014年)で演技初挑戦をしました。映画「溺れるナイフ」(206年)で初主演を務めました。演技の幅も広く注目の若手女優です。

迎 勉(むかえ つとむ)役/中村梅雀

律子の父。ムカエレコードの店主。地下に防音の練習スペースがある。いつも優しく3人を見守る優しいお父さんです。ジャズが大好きでウッドベース奏者です。

深堀 百合香(ふかほり ゆりか)役/真野恵里菜

ミステリアスな雰囲気を持つ美少女。美大生。薫・千太郎・律子が3人で海に遊びに行った時、不良に絡まれているところを千太郎に助けられます。淳一とは何かある様子の百合香です。

桂木 淳一(かつらぎ じゅんいち)役/ディーン・フジオカ

律子の隣人。千太郎からは「淳兄(じゅんにい)」と慕われています。トランペット奏者です。百合香と何かがある模様。トランペットと歌のシーンが見どころの一つです。

映画「坂道のアポロン」のあらすじから最終話まで紹介!

お待たせしました。映画「坂道のアポロン」のあらすじとネタバレなどを紹介します。映画の予告編と合わせてご覧ください。

映画「坂道のアポロン」あらすじとネタバレ 起 はじまり

あらすじを紹介します。東京の病院で医者として働いている薫。彼の机の上にはロザリオと一枚の写真があります。写真は女子高校生1人と男子高校生2人が映っています。入院している子供たちに「ピアノを弾いてほしい」と言われる薫でした。薫は「モーニン」を弾くのでした。彼はピアノを弾きながら高校生時代を思い出します。

映画「坂道のアポロン」あらすじとネタバレ 承 ジャズと出会う

横浜から長崎の叔母の家に引っ越しをしてきた西見 薫。クラスメイトには横浜から引っ越しをしてきたという理由から「お金持ちの坊ちゃま」「ボンボン」と噂をされます。クラス委員の迎 律子と出会います。優しくしてくれる律子に一目ぼれをする薫。律子に学校の案内をしてもらい、屋上にはいかない方がいいと言う律子を無視し薫は走って向かいます。屋上にはカギが掛かっていて扉の前で寝ていた千太郎と出会います。

ある日、薫が「クラッシックのレコードがあるお店を教えてほしいと律子に頼むと「うちにあるからおいで」と律子に言われ戸惑う薫でしたが、律子の家はレコード店です。地下には父が造ったスタジオもあります。そのスタジオは秘密基地のようなものです。そこへ千太郎がやってきて薫は怯えますが、ドラムを弾き始めた千太郎を見て驚くのでした。

律子の父も千太郎とジャズの楽曲「モーニン」のセッションをはじめます。薫に「ピアノで参加しろ、早く」と誘います。しかし、薫はこのときジャズのセッションをしたことが無かったのでうまく入ることができませんでした。その日、薫は「モーニン」のレコード買い、必死にピアノを覚えたのでした。薫は毎日のようにムカエレコードの地下室に通います。律子は薫に「My Favorite song」が好きだと伝えます。

映画「坂道のアポロン」あらすじとネタバレ 転 友情

律子の家の地下室でセッションをする薫達。薫は音楽の楽しさを徐々に知ります。律子はいつも羨ましそうにその様子を見ていました。ジャズを通して千太郎と律子と仲良くなれた薫。

薫はある日千太郎の家へ遊びに行くことに。家族がたくさんいて楽しそうな千太郎を羨みます。ですが、千太郎はこの家の子ではないと薫に伝えたのです。薫も今住んでいる家に居場所がないと思っていましたが千太郎もそれは同じでした。

千太郎は生まれた時に母に教会の前に捨てられていたと語ります。叔父さん夫婦に引き取られますが、叔父夫婦に子供ができ千太郎はのけ者になってしまいます。周りの子からもアメリカ人とのハーフという理由から髪の毛の色や皮膚の色が違ったのでいじめられていました。ドラムがいつもそばにあり支えてくれたと言うのでした。

薫は夏休みに「図書館で勉強でも」と律子を誘います。教会での待ち合わせをしているとそこに千太郎もいたのです。勉強の予定でしたが薫は律子と千太郎と海へ行くことになりました。思いっきり遊ぶ3人。するとそこに不良に絡まれていた女性(百合香)を見て千太郎は助けに行くのでした。そして千太郎は百合香に一目ぼれしました。

百合香は千太郎に絵のモデルになってほしいと頼み喜ぶ千太郎。百合香は「音楽の神様のアポロンのようね」と千太郎に言いました。しかし、自分が慕っていた淳一と百合香は付き合っていて東京へ戻ることになったのです。薫は百合香と淳一が付き合っていることを知っていましたが中々千太郎へ伝えることができず2人は喧嘩をしてしまいます。

ー文化祭当日ー。喧嘩をしたまま仲直りができていなかった薫と千太郎。バンドのドラムとして出演していた千太郎はどこか浮かない様子です。突然停電しロックバンドの機材は使えなくなってしまいました。薫は急いで原因を調べますがすぐに復旧するのは難しいと判断しました。

学園祭の観客がブーイングを起こし出し、ピンチと思った薫はピアノを弾き始めるのです。千太郎は急いでドラムを叩き始めます。

2人のセッションで観客は盛り上がり無事仲直りができたのです。律子は二人のセッションを楽しそうに聞いていました。薫と千太郎は学校を飛び出し坂道を駆け下りるのでした。

映画「坂道のアポロン」あらすじとネタバレ 結 一生ものの絆

クリスマスも近づき教会でジャズのセッションが予定されてて3人で見に行くことに。千太郎は律子をバイクの後ろにのせ教会へ向かう途中に事故に遭ってしまいます。千太郎は軽い傷で済みましたが律子は何日も目を覚まさない日が続きます。

薫は教会に一人でいた千太郎のそばに寄り添います。千太郎は「オレは自分の大切な人を傷づけてしまう」と泣きました。律子が目を覚ましたのを確認して千太郎は二人の前からロザリオを残して姿を消しました。

月日は流れ、薫は東京で医者になっていました。薫を淳一と百合香が訪ねてきます。淳一と百合香は結婚をしもうすぐ子供も生まれます。百合香が写真を薫に渡します。その一枚の写真を手に薫は長崎の島を訪れました。律子は島で学校の先生になっていました。2人はここで再会します。2人で千太郎に会いに行くと、千太郎は教会の神父になっていました。

薫が教会のオルガンで「モーニン」を弾いていると千太郎がドラムで参加しました。そんな2人をほほ笑みながら見ていた律子でした。千太郎と薫が「律子も一緒に」とセッションに参加するよう促します。律子の大好きな曲「My Favorite song」で歌うように言われたのです。3人でセッションを始めるところで終わります。

坂道のアポロン原作 漫画版の最終話をネタバレ紹介!

ここでは原作「坂道のアポロン」の最終話のあらすじとネタバレを紹介します。漫画版と映画版のあらすじの違いが分かるのでご覧ください。

漫画「坂道のアポロン」最終話 あらすじとネタバレ

原作「坂道のアポロン」の最終話のネタバレの紹介を書きます。映画版とは少しばかり結末が異なっていますのでその違いを楽しんでください。

<最終話>薫は千太郎に会いに離島へ

千太郎は長崎の離島で神父の見習いをしていました。離島の子供たちと生活をしています。そこには楽しそうに生活をしている千太郎の姿がありました。そこへ聞こえてきた教会のオルガンの音。アート・ブレイキンの「モーニン」。千太郎は急いで教会へと走り出しました。

ピアノを弾いていたのは薫でした。再会できた千太郎と薫。にぎやかな教会のそこへ神父様が怒ってきたのです。千太郎は薫の手を引き、教会へと続く坂道を駆け下りるのでした。

<最終話>薫と律子の再会


そして薫は千太郎の妹(幸子)の結婚式で律子と会うのでした。大学生の時、薫が律子へ電話を掛けると男性が出てそこからずっと会えてなかった二人。大学生の時の勘違いがここでようやくわかるのでした。

千太郎「お前らの式は俺が面倒を見てやるけんな!」と言われ薫はほほ笑むのでした。薫は律子の手を引き余興へ加わります。薫がピアノを弾き、千太郎はドラムを演奏し、律子は歌うのでした。

<最終話>坂道へ続く

薫は医者になり島へ通っていました。今日も、教会へと続く坂道を上り、薫「全く忌々しい坂道だ・・・」とほほ笑えみました。

坂道のアポロンを見た人の感想は?

ここからは、ツイッターやネット上に書かれていた映画「坂道のアポロン」の感想を紹介していきます!。好評な感想や不評な感想どちらも併せて紹介します。映画で印象に残ったシーンなどの画像も紹介していきますので是非ご覧ください。

好評な感想 その①

漫画、アニメ、映画と自分の過ごした風景がよみがえるというような感想も多くありました。映画は実際に長崎県で撮影もされているので坂道のシーンがとても印象的だったようです。

好評な感想 その②

一生の財産を見つけることができた薫くんや千太郎、律子。学園祭でのセッションのシーンやあらすじに感動したという感想です。最初のシーンからジャズの音楽に包まれる迫力や音楽の良さがとても感じられる映画だったようです。

好評な感想 その③

映画「坂道のアポロン」に関する好評な評価がTwitterや各映画情報サイトでは数多く記入されていました。

知念くんのピアノ演奏の凄さにほんとに今まで弾いたことなかったのか??と思うくらいとても上手だと評判でした。出演者皆さんの演技にも注目です。

不評な感想

9巻ある作品を2時間ほどに収めるのは難しい、青春映画としては少し違和感を覚えたという感想もありました。しかし見ることが出来てよかったという感想もあるようです。

知念の演技が下手すぎる
スコアをマイナスしたいくらい下手で心底げんなりした
漫画に続いてアニメが素晴らしかっただけに、この実写版はぶち壊されて悲しい
中川大志、小松菜奈ちゃん、その他の方々は演技演奏ビジュアル全部がとってもよかったのに、知念のビジュアル・演技の違和感が凄すぎて本当に残念な作品になってしまった
演奏がとってもよかった点を加点してもこの程度です

アニメと原作が好きな方には少し残念だと思われた方もいるようです。ですが、演者の演奏がとても素晴らしくそういった点を踏まえるといい評価へとつながっているようです。

坂道のアポロンの映画あらすじをネタバレ!最終話や感想を紹介まとめ

映画「坂道のアポロン」についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。懐かしさを残しつつ現代のアレンジでとても素敵な仕上がりになっている曲たち。今まで一度もピアノ演奏やドラムを叩いたことなかった二人が映画を通して音楽と向き合う姿がこの映画で分かります。まとめ記事を読んで「坂道のアポロン」への興味をより一層深め、物語や役者たちの演技をお楽しみください。

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